JPH07110205B2 - アイスクリーム製造装置 - Google Patents
アイスクリーム製造装置Info
- Publication number
- JPH07110205B2 JPH07110205B2 JP63254073A JP25407388A JPH07110205B2 JP H07110205 B2 JPH07110205 B2 JP H07110205B2 JP 63254073 A JP63254073 A JP 63254073A JP 25407388 A JP25407388 A JP 25407388A JP H07110205 B2 JPH07110205 B2 JP H07110205B2
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- Japan
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- ice cream
- heat exchanger
- cooking container
- cooling heat
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアイスクリームの生地作りに加熱処理機能を持
つアイスクリーム製造装置に関する。
つアイスクリーム製造装置に関する。
従来の技術 従来のこの種のアイスクリーム製造装置は第2図に示す
ように、圧縮機1,凝縮器2,キャピラリー3,蒸発器4から
なる冷凍サイクル5と、蒸発器4を側面に取付け、側面
形状はテーパ状である冷却熱交換器6と、この冷却熱交
換器6と脱着自在に接触かん合し、側面が冷却熱交換器
6で冷却される調理容器7と、高さ位置調節バネ8によ
り調理容器7の底面と脱着自在に接触し、この底面を加
熱するヒータ9と、調理容器7内でアイスクリーム材料
をかくはんするかくはん羽根10と、このかくはん羽根10
を駆動するモータ11とから構成されていた。アイスクリ
ーム製作時の動作としては、まずモータ11とヒータ9に
通電することにより、かくはん羽根10がアイスクリーム
材料をかくはんし、ヒータ9が調理容器7の底面から加
熱をする。所定温度まで到達すれば、ヒータ9の通電を
停止し、冷凍サイクル5を運転する。そこで、冷却熱交
換器6が調理容器7の側面から冷却する。そしてアイス
クリーム材料はかくはんされながら、冷却,凍結するた
め、アイスクリームが出来上ることになる。
ように、圧縮機1,凝縮器2,キャピラリー3,蒸発器4から
なる冷凍サイクル5と、蒸発器4を側面に取付け、側面
形状はテーパ状である冷却熱交換器6と、この冷却熱交
換器6と脱着自在に接触かん合し、側面が冷却熱交換器
6で冷却される調理容器7と、高さ位置調節バネ8によ
り調理容器7の底面と脱着自在に接触し、この底面を加
熱するヒータ9と、調理容器7内でアイスクリーム材料
をかくはんするかくはん羽根10と、このかくはん羽根10
を駆動するモータ11とから構成されていた。アイスクリ
ーム製作時の動作としては、まずモータ11とヒータ9に
通電することにより、かくはん羽根10がアイスクリーム
材料をかくはんし、ヒータ9が調理容器7の底面から加
熱をする。所定温度まで到達すれば、ヒータ9の通電を
停止し、冷凍サイクル5を運転する。そこで、冷却熱交
換器6が調理容器7の側面から冷却する。そしてアイス
クリーム材料はかくはんされながら、冷却,凍結するた
め、アイスクリームが出来上ることになる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、調理容器7の側面
を冷却、底面を加熱する構成としているため、次のよう
な課題を有していた。すなわち、アイスクリーム材料の
量は作る場合毎に、必要に応じて変動するため、調理容
器7内でのアイスクリーム材料の側面との接触面積も変
動する。そこで、アイスクリーム材料が少ない場合に
は、接触面積が減少して、蒸発器4の負荷が少なくな
り、冷媒が完全に蒸発せず、液状態で圧縮機1へ戻るた
め、信頼性を損なうなどの課題がある。また、量が少な
いにもかかわらず、接触面積も減少するため、アイスク
リーム出来上り時間が短縮しない課題もある。また、調
理容器7の側面で冷却熱交換器6と接触させるには、形
状をテーパ状にするなどの工夫が必要であり、そのた
め、加工が複雑になるなどの課題を有していた。
を冷却、底面を加熱する構成としているため、次のよう
な課題を有していた。すなわち、アイスクリーム材料の
量は作る場合毎に、必要に応じて変動するため、調理容
器7内でのアイスクリーム材料の側面との接触面積も変
動する。そこで、アイスクリーム材料が少ない場合に
は、接触面積が減少して、蒸発器4の負荷が少なくな
り、冷媒が完全に蒸発せず、液状態で圧縮機1へ戻るた
め、信頼性を損なうなどの課題がある。また、量が少な
いにもかかわらず、接触面積も減少するため、アイスク
リーム出来上り時間が短縮しない課題もある。また、調
理容器7の側面で冷却熱交換器6と接触させるには、形
状をテーパ状にするなどの工夫が必要であり、そのた
め、加工が複雑になるなどの課題を有していた。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、アイスク
リームの量が少ないときは量に比例して出来上り時間を
短縮し、かつ、冷凍サイクルの信頼性も確保し、さら
に、冷却熱交換器の加工性も向上させることを目的とす
る。
リームの量が少ないときは量に比例して出来上り時間を
短縮し、かつ、冷凍サイクルの信頼性も確保し、さら
に、冷却熱交換器の加工性も向上させることを目的とす
る。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明のアイスクリーム製
造装置は、有底で上部が開口した略円筒状の調理容器
と、この調理容器の底面と着脱自在に接触し、これを冷
却する冷却熱交換器と、この冷却熱交換器の外周囲で円
環状に配置され、高さ位置調節用バネをもち、前記調理
容器の底面と着脱自在に接触し加熱するヒータと、前記
調理容器内で回転するかくはん羽根と、このかくはん羽
根を回転させるモータと、前記冷却熱交換器と接続され
た冷凍サイクルとから構成した。
造装置は、有底で上部が開口した略円筒状の調理容器
と、この調理容器の底面と着脱自在に接触し、これを冷
却する冷却熱交換器と、この冷却熱交換器の外周囲で円
環状に配置され、高さ位置調節用バネをもち、前記調理
容器の底面と着脱自在に接触し加熱するヒータと、前記
調理容器内で回転するかくはん羽根と、このかくはん羽
根を回転させるモータと、前記冷却熱交換器と接続され
た冷凍サイクルとから構成した。
作用 本発明は上記した構成によって、冷却熱交換器は調理容
器の底面を冷却するため、アイスクリーム材料の量に関
係なく、接触面積は一定になる。そこで、出来上り時間
は量に比例することになる。また、冷凍サイクルの冷媒
も安定して蒸発し、信頼性も確保できる。そして、冷却
熱交換器は従来の側面形状がテーパ状から平板状になる
ため、複雑な加工を必要とせず、加工性が向上するとい
う効果がある。
器の底面を冷却するため、アイスクリーム材料の量に関
係なく、接触面積は一定になる。そこで、出来上り時間
は量に比例することになる。また、冷凍サイクルの冷媒
も安定して蒸発し、信頼性も確保できる。そして、冷却
熱交換器は従来の側面形状がテーパ状から平板状になる
ため、複雑な加工を必要とせず、加工性が向上するとい
う効果がある。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。なお、第2図と同一部品については同一番号を付し
ている。
る。なお、第2図と同一部品については同一番号を付し
ている。
第1図において、冷却熱交換器6は調理容器7の底面と
脱着自在に接触するように設けられている。8はヒータ
9の高さ位置調節バネであり、これの反発力で冷却熱交
換器の外周囲で円環状に配置され、調理容器の底面に適
切に切触している。10はかくはん羽根、11はモータ、12
は歯車回転案内、13はモータの回転を伝える複数個の歯
車から成る減速機構、14は大歯車で歯車回転案内12に設
けられ、これに案内されて減速機構13により回転させら
れる。また、この大歯車にかくはん羽根10が設置され
る。
脱着自在に接触するように設けられている。8はヒータ
9の高さ位置調節バネであり、これの反発力で冷却熱交
換器の外周囲で円環状に配置され、調理容器の底面に適
切に切触している。10はかくはん羽根、11はモータ、12
は歯車回転案内、13はモータの回転を伝える複数個の歯
車から成る減速機構、14は大歯車で歯車回転案内12に設
けられ、これに案内されて減速機構13により回転させら
れる。また、この大歯車にかくはん羽根10が設置され
る。
上記構成において、アイスクリームを製作する場合は、
まず調理容器7を上方から下降させて冷却熱交換器6及
びヒータ9に接触させて設置する。この場合は固定部材
を用いているが図示していない。次にかくはん羽根10を
大歯車14に取り付ける。そしてアイスクリーム材料を投
入し、モータ11に通電すると減速機構13を介して大歯車
14が歯車回転案内12に案内されて回転する。大歯車14の
回転によりかくはん羽根10も回転する。加熱する場合、
ヒータ9は高さ位置調節バネ8の反発力により、冷却熱
交換器の外周囲で円環状に配置され、調理容器の底面と
接触して加熱を行なう。ヒータ9はその単位面積あたり
の熱出力を考慮すると、通常、高さは大きく必要でな
く、アイスクリーム材料が少ない場合にも、アイスクリ
ーム材料の占める高さ内で加熱が行なわれる。冷却熱交
換器6は調理容器7の底面と接触しているため、アイス
クリーム材料の量に関係なく、接触面積は一定になって
冷却が行なわれる。そこで、アイスクリーム材料の量が
少ない場合にも十分な熱交換が行なわれ、冷媒が液状態
で圧縮機1へ戻ることを防止出来、信頼性を確保され
る。また、出来上り時間は量に比例し、少ないときには
短縮できるという効果がある。
まず調理容器7を上方から下降させて冷却熱交換器6及
びヒータ9に接触させて設置する。この場合は固定部材
を用いているが図示していない。次にかくはん羽根10を
大歯車14に取り付ける。そしてアイスクリーム材料を投
入し、モータ11に通電すると減速機構13を介して大歯車
14が歯車回転案内12に案内されて回転する。大歯車14の
回転によりかくはん羽根10も回転する。加熱する場合、
ヒータ9は高さ位置調節バネ8の反発力により、冷却熱
交換器の外周囲で円環状に配置され、調理容器の底面と
接触して加熱を行なう。ヒータ9はその単位面積あたり
の熱出力を考慮すると、通常、高さは大きく必要でな
く、アイスクリーム材料が少ない場合にも、アイスクリ
ーム材料の占める高さ内で加熱が行なわれる。冷却熱交
換器6は調理容器7の底面と接触しているため、アイス
クリーム材料の量に関係なく、接触面積は一定になって
冷却が行なわれる。そこで、アイスクリーム材料の量が
少ない場合にも十分な熱交換が行なわれ、冷媒が液状態
で圧縮機1へ戻ることを防止出来、信頼性を確保され
る。また、出来上り時間は量に比例し、少ないときには
短縮できるという効果がある。
発明の効果 以上のように本発明のアイスクリーム製造装置によれ
ば、冷却熱交換器は調理容器の底面と接触するように設
け、ヒータは冷却熱交換器の外周囲で円環状に配置さ
れ、高さ位置調節バネにより、調理容器の底面と着脱自
在に接触するように構成したことにより、アイスクリー
ム材料の量の多少にかかわらず、冷却熱交換器の接触面
積は一定になり、冷媒が完全に蒸発するため、従来のよ
うに量が少ない場合、液相状態で圧縮機へ戻り信頼性が
損なわれることを防止できる。またアイスクリームの出
来上り時間もアイスクリーム材料の量に比例し、少ない
ときには短縮できるという効果もある。また、冷却熱交
換器は調理容器の底面と接触するため、平面形状にな
り、加工性も向上するという効果もある。
ば、冷却熱交換器は調理容器の底面と接触するように設
け、ヒータは冷却熱交換器の外周囲で円環状に配置さ
れ、高さ位置調節バネにより、調理容器の底面と着脱自
在に接触するように構成したことにより、アイスクリー
ム材料の量の多少にかかわらず、冷却熱交換器の接触面
積は一定になり、冷媒が完全に蒸発するため、従来のよ
うに量が少ない場合、液相状態で圧縮機へ戻り信頼性が
損なわれることを防止できる。またアイスクリームの出
来上り時間もアイスクリーム材料の量に比例し、少ない
ときには短縮できるという効果もある。また、冷却熱交
換器は調理容器の底面と接触するため、平面形状にな
り、加工性も向上するという効果もある。
第1図は本発明の一実施例を示すアイスクリーム製造装
置の断面図、第2図は従来のアイスクリーム製造装置の
断面図である。 5……冷凍サイクル、6……冷却熱交換器、7……調理
容器、6……高さ位置調節バネ、9……ヒータ、10……
モータ、12……歯車回転案内、13……減速機構、14……
大歯車
置の断面図、第2図は従来のアイスクリーム製造装置の
断面図である。 5……冷凍サイクル、6……冷却熱交換器、7……調理
容器、6……高さ位置調節バネ、9……ヒータ、10……
モータ、12……歯車回転案内、13……減速機構、14……
大歯車
Claims (1)
- 【請求項1】有底で上部が開口した略円筒状の調理容器
と、この調理容器の底面と着脱自在に接触しこれを冷却
する冷却熱交換器と、この冷却熱交換器の外周囲で円環
状に配置され、高さ位置調節用バネをもち、前記調理容
器の底面と着脱自在に接触し加熱するヒータと、前記調
理容器内で回転するかくはん羽根と、このかくはん羽根
を回転させるモータと、前記冷却熱交換器と接続された
冷凍サイクルとから構成されたアイスクリーム製造装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63254073A JPH07110205B2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | アイスクリーム製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63254073A JPH07110205B2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | アイスクリーム製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02100634A JPH02100634A (ja) | 1990-04-12 |
JPH07110205B2 true JPH07110205B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=17259846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63254073A Expired - Fee Related JPH07110205B2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | アイスクリーム製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07110205B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITUD20020190A1 (it) | 2002-09-09 | 2004-03-10 | De Longhi Spa | Dispositivo per la produzione di gelato |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54182690U (ja) * | 1978-06-14 | 1979-12-25 | ||
JPH0714379B2 (ja) * | 1986-12-19 | 1995-02-22 | 松下電器産業株式会社 | 調理器 |
-
1988
- 1988-10-07 JP JP63254073A patent/JPH07110205B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02100634A (ja) | 1990-04-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |