JP2687525B2 - 冷蔵機能付電子レンジ - Google Patents

冷蔵機能付電子レンジ

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JP2687525B2
JP2687525B2 JP63326586A JP32658688A JP2687525B2 JP 2687525 B2 JP2687525 B2 JP 2687525B2 JP 63326586 A JP63326586 A JP 63326586A JP 32658688 A JP32658688 A JP 32658688A JP 2687525 B2 JP2687525 B2 JP 2687525B2
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和男 藤下
浩 宇野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子レンジに冷蔵機能を付加した加熱・冷
蔵・攪拌装置に関するものである。
従来の技術 従来この種の装置として、電子レンジの庫内を活用し
たもので一体型に複合したものは無く、すべて単体であ
った。即ち、加熱装置としての電子レンジは第3図に示
すように、マグネトロン1とこのマグネトロン1よりの
高周波を導入する導波口2を有する庫内3の底部にモー
タ4とギア5,ギヤ6にて回転させる軸C7を設けている。
また、庫内3には前記軸C7にかみ合うように設計された
ターンテーブル8を備え、ターンテーブル8と庫内3の
底面上に設けた滑車9に接合している。これにより、運
転開始すれば、モータ4の駆動にてターンテーブル8が
滑車9を利用し乍ら回転し、ターンテーブル8の上に乗
った被加熱体10′内がマグネトロン1よりの高周波にて
均一よく加熱されるものとなる。
一方、冷蔵装置としては第4図に示すように、圧縮器
18,凝縮器19,キャピラリーチューブ20,蒸発器21からな
る冷蔵原理構成と、蒸発器21よりの冷気を取入れる冷気
送入口26と冷気リターン口27を有する冷蔵室3′より構
成され、冷気にて冷蔵するものである。
これらの加熱装置(電子レンジの例)と冷蔵装置(冷
蔵庫の例)が単体であり、複合したものは無い。
発明が解決しようとする課題 従来技術では、当然のこと乍ら、電子レンジにて冷蔵
又は冷調理がしたくてもできなく、冷蔵庫では加熱調理
ができないものである。
とくに、冷調理において、アイスクリーム,冷水,透
明な氷を作ることができない。
本発明は上記課題を解決するもので(1)ターンテー
ブルと庫内底部の蒸発器にて均一な加熱調理と冷調理が
できること、(2)冷調理のための構成が簡単であると
ともに、アイスクリームづくりに手間がかからないこ
と、(3)冷却能力の大容量化および速い冷却を可能と
すること、などを目的としたものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、マグネトロンに
て庫内を加熱する加熱部と、庫内底部に別途設けたドー
ナツ型のフラットなプレート形状の蒸発器と、前記蒸発
器の中央開口に同心円状に位置しモータにより回転され
る回転軸とを備え、前記回転軸に着脱自在に嵌合して回
転する羽根車を内部に設け且つ底面をフラット型とし受
熱面積を大きくした被冷却体容器とターンテーブルを前
記蒸発器に当接するように配置し、この被冷却体容器と
ターンテーブルとを切り替え使用して加熱と冷却の両機
能を可能とした構成である。
この際、加熱時に用いるターンテーブル取りはずし、
同心円にて回転する羽根車を内部に有する被冷却体容器
を用い、この羽根車の軸Bがターンテーブルを回転させ
る軸Cにはめ合う構成とし、回転攪拌冷却することによ
り、被冷却体容器内にてアイスクリーム・透明な氷を得
るようにしたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、加熱時は庫内のター
ンテーブル上の被加熱体をマグネトロンにて加熱するこ
とになる。一方、冷蔵時は、庫内底部に備えた蒸発器
(冷却用の熱交換器)と当接するように配設した金属の
被冷却体容器とが熱伝導を主体とした熱伝達により、被
冷却体容器内容物が、攪拌し乍ら冷却されることにな
り、アイスクリーム・透明な氷が得られる。これらの加
熱,冷却が一台にて実現するものであり、従来の課題が
解決されるものである。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。なお、従来例と同一部材には同一番号を付してい
る。第1図,第2図において、本体17には、加熱装置と
して電子レンジ15,冷蔵装置16が備えられている。
電子レンジ15は、マグネトロン1とマグネトロン1よ
りの高周波を導入する導波口2を有する庫内3の底部に
モータ4とギア5,ギア6にて回転させる軸C7を設けてい
る。庫内3には、前記軸C7にかみ合うように設計された
ターンテーブル8を備えている。ターンテーブル8は中
心より外径の方に滑車9を複数個備えている。そして、
ターンテーブル8を前記軸C7にかみ合わせた時は、ター
ンテーブル8の底面と蒸発器21のプレート22とが当接す
るとともに、庫内底部23と当接している。さらに、滑車
9は庫内底部23と当接しているものである。また、11の
窓は、電波を通し冷気を通さない材料にて構成し導波口
2をカバーしている。
一方、冷蔵装置16は、電子レンジ15に接合されたもの
で、内部に圧縮器18,凝縮器19,キャピラリーチューブ2
0,蒸発器21を設けている。
また、被冷却体容器10は内部に同心円状に羽根車12を
設けるとともに、羽根車12と同心円状に軸A13,軸B14を
有している。被冷却体容器10の底部は蒸発器21のプレー
ト22と当接するとともに、庫内底部の23にも当接するよ
うに構成している。
上記構成において作用について述べる。
まず、第1図,第2図において電子レンジ15機能とし
て加熱する場合は、運転開始と同時にモータ4が駆動し
ギア5,ギア6により庫内3底部のターンテーブル8を回
転しターンテーブル8の上に乗せた被加熱体10′に電波
が印加され加熱される。この時、冷蔵装置16が運転して
いない。従って、電波が冷蔵装置16系に侵入しないよう
に、ターンテーブル8の底面が庫内底面の23と当接する
構成にしている。これにより、冷蔵装置16の蒸発器21内
部系路中の熱媒体としてのフレオンガスの過熱を防止し
ている。
次に冷蔵時のアイスクリーム・透明な氷を作る場合に
ついて述べる。まず、加熱時に用いるターンテーブル8
を取りはずし、被冷却体容器10を用いる。アイスクリー
ムを作る場合には、容器10内にクリーム,牛乳,たま
ご,砂糖などを予じめ少し攪拌した状態にて入れてお
く。そして、庫内の軸C7と被冷却体容器10の軸B14をは
め合せセットする。次に、アイスクリーム運転ボタン
(図示せず)を押すと、冷蔵装置16が始動する。冷却系
路内の冷却されたフレオンガスは蒸発器21のプレート22
の部分にて被冷却体容器10と熱交換することになり、順
次容器10内を冷却することになる。
一方、モータ4が始動し、ギア5,6にて軸C7が回転す
ることにより、軸A13,軸B14を介して、被冷却体容器10
内の羽根車12が回転することになる。時間経過とともに
被冷却体容器10内の調理材(アイスクリーム材料)が回
転攪拌され乍ち冷却されてゆくことになる。しかる後に
マイナス4〜6℃にてアイスクリームができ上り運転を
停止することになる。
尚、透明な氷とか、冷水を得る場合においても冷却温
度が異なるだけで攪拌冷却することによって得られるも
のである。
また、以上までに被冷却体容器10を用いてアイスクリ
ーム,氷,冷水を作る場合についてのみ述べてきたが、
本発明の構成においては、攪拌加熱ができるものであ
る。
即ち、この時、被冷却体容器10は加熱容器となる。容
器内にシチュー用の材料,カレー材料などの煮込み調理
材を入れておき、アイスクリーム時の冷却と違って今度
は電子レンジにて加熱し乍ら攪拌加熱するものである。
これにより、今までできなかった攪拌加熱調理が実現す
るものである。
発明の効果 以上のように、電子レンジの庫内底部に設けた冷蔵装
置の蒸発器と当接するように被冷却体容器を備え、回転
攪拌冷却することでアイスクリームなどの冷調理ができ
るとともに、被冷却体容器を取り外し、ターンテーブル
を配設し、電波にてターンテーブル上の被加熱体を加熱
調理することができる一体型の冷蔵機能付電子レンジに
より次の効果が得られる。
(1)庫内底部にドーナル型のフラットなプレート形状
の蒸発器を別途設け、この蒸発器の中央開口に同心円状
にモータにより回転される回転軸を備えた構成により、
ターンテーブルと庫内底部の蒸発器にて均一な加熱調理
と冷調理が効率よくできるとともに冷調理時の冷却効果
も高いものとなる。
(2)庫内底部に設けた蒸発器と同心円状にモータによ
り回転される回転軸を備え、前記回転軸に着脱自在に嵌
合して回転する羽根車を内部に設けた被冷却体容器を前
記蒸発器の上に載置するだけであり、且つ羽根車を廻し
て攪拌冷却するものであるから、冷調理のための構成が
簡単であるとともに、アイスクリームづくりに手間がか
からず、しかも羽根車を回転させるものであるからその
回転トルクも少なくてよくターンテーブルを回転させる
小さなモータをそのまま使用できる。
(3)冷却能力に対応した冷却用伝熱面積を有するフラ
ットな蒸発器とし、容器の底面がフラットな受熱面積の
大きい熱交換効率を高めた被冷却体容器の形状にするこ
とにより、大容量の冷却が可能となるとともに速い冷却
が可能となる。
このように本発明は簡単の構成で、かつ効率のよい冷
・熱調理を可能とした実用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示した冷蔵機能付電子レ
ンジの加熱時の要部縦断面図、第2図は同冷却時の要部
縦断面図、第3図は従来の電子レンジの要部縦断面図、
第4図は従来の冷蔵装置の要部縦断面図である。 7……軸C、8……ターンテーブル、10……被冷却体容
器、10′……被加熱体、11……窓、12……羽根車、13…
…軸A、14……軸B、15……電子レンジ、16……冷蔵装
置、17……本発明品本体、21……蒸発器、22……プレー
ト。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マグネトロンにて庫内を加熱する加熱部
    と、庫内底部に別途設けたドーナツ型のフラットなプレ
    ート形状の蒸発器と、前記蒸発器の中央開口に同心円状
    に位置しモータにより回転される回転軸とを備え、前記
    回転軸に着脱自在に嵌合して回転する羽根車を内部に設
    け且つ底面をフラット型とし受熱面積を大きくした被冷
    却体容器とターンテーブルを前記蒸発器に当接するよう
    に配置し、前記ターンテーブルと前記被冷却体容器とを
    切り替え使用して加熱と冷却の両機能を可能とした冷蔵
    機能付電子レンジ。
JP63326586A 1988-12-23 1988-12-23 冷蔵機能付電子レンジ Expired - Lifetime JP2687525B2 (ja)

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