JPH07109359A - 水性ポリオレフィン組成物及びその製造方法 - Google Patents

水性ポリオレフィン組成物及びその製造方法

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JPH07109359A
JPH07109359A JP5280127A JP28012793A JPH07109359A JP H07109359 A JPH07109359 A JP H07109359A JP 5280127 A JP5280127 A JP 5280127A JP 28012793 A JP28012793 A JP 28012793A JP H07109359 A JPH07109359 A JP H07109359A
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謙一 藤野
Hiroaki Nanba
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポリオレフィン及び/又は変性ポリオレフィ
ンを水性化するにあたり、絶対圧 1.1kg/cm2 〜 101kg
/cm2 の範囲の加圧下で原料樹脂を溶融させ界面活性剤
及び/又はアルコール類、塩基性物質を混合した後、同
加圧下に攪拌しながら水を徐々に滴下して相転移を起こ
させることによって、樹脂成分、液状の水、他の成分を
100℃以上 300℃以下の範囲で共存させながら水性化す
ることを特徴とする水性ポリオレフィン組成物及びその
製造方法。 【効果】 本発明の水性ポリオレフィン組成物の製造法
を用いることによって、その水性化工程での反応液粘度
の上昇を低減して攪拌効率を上げ、従来法よりも収率を
向上させ、水性樹脂の平均粒径を減少させることができ
る。また、水性化物の粒径を下げることにより二次凝集
が起こりにくくなり、ブツの発生を抑制し、経時安定性
を向上させる効果があった。従って、本発明の製造法を
用いて調製された水性ポリオレフィン組成物を塗装の際
のプライマーや水性インキのバインダーとして用いた場
合、塗膜の表面性を向上させることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリオレフィン及び変
性ポリオレフィンを水性化するにあたり、加圧下、水を
添加することによって相転移の後、水性化する水性ポリ
オレフィン組成物の製造法及びその水性ポリオレフィン
組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレン、ポリエチレン、及びプ
ロピレン、エチレンとα−オレフィンの共重合体等のポ
リオレフィンを不飽和カルボン酸又は酸無水物で変性し
た変性ポリオレフィン組成物や、更にそれらを塩素化し
た酸変性塩素化ポリオレフィンを製造するにあたり、溶
解性パラメーター(SP値)が7以上12以下であるとこ
ろのポリアルキレンオキサイド誘導体を使用することに
より、アルコール類、低分子量グリコール類、他の界面
活性成分を使用した場合に比べ、より少ない量で効果的
に安定で耐水性に優れた水性樹脂組成物を調製できるこ
とを本発明者らは見いだし既に特許出願している(特願
平5-64874 号)。
【0003】この水性樹脂組成物の製造法としては転相
乳化法が用いられていたが、温水添加の際の温度低下に
基づく樹脂溶融粘度の上昇と相転移時の粘度上昇によっ
て攪拌効率が著しく低下し、水性化物中に未分散樹脂分
が残留するという収率低下の問題を抱えていた。更に、
得られる水性樹脂組成物の平均粒径が大きくなるため
に、塗装の際のプライマーや水性インキのバインダーと
して用いた場合に塗膜の表面性低下を招く欠点もあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は当該樹脂水性
化工程での反応液粘度の上昇を低減して攪拌効率を上
げ、収率を向上させると同時に、水性樹脂の平均粒径を
減少させることにより経時安定性を向上させ、大径の2
次凝集物の生成を抑制することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記目的を
達成するため検討を重ねた結果本発明に至った。すなわ
ち本発明は、ポリオレフィン及び/又は変性ポリオレフ
ィンを水性化するにあたり、絶対圧 1.1kg/cm2 〜 101
kg/cm2 の範囲の加圧下で原料樹脂を加熱溶融させ界面
活性剤及び/又はアルコール類、塩基性物質を混合した
後、同加圧下に攪拌しながら水を徐々に滴下して相転移
を起こさせることによって、樹脂成分、液状の水、他の
成分を 100℃以上 300以下の範囲で共存させながら水性
化することを特徴とする水性ポリオレフィン組成物の製
造方法であり、またポリアルキレンオキサイド構造を持
ち溶解度パラメーター(SP値)7以上12以下の物質を
0.001 重量%以上50重量%以下の割合で構成成分として
含むポリオレフィン及び/又は変性ポリオレフィンを水
性化するにあたり、絶対圧 1.1kg/cm2 〜 101kg/cm2
の範囲の加圧下で原料樹脂を溶融させ界面活性剤及び/
又はアルコール類、塩基性物質を混合した後、同加圧下
に攪拌しながら水を徐々に滴下して相転移を起こさせる
ことによって、樹脂成分、液状の水、他の成分を 100℃
以上 300℃以下の範囲で共存させながら水性化すること
を特徴とする水性ポリオレフィン組成物の製造方法であ
り、更に上記水性ポリオレフィン組成物の製造方法にお
いて、ポリアルキレンオキサイド構造をもつ物質として
下記一般式[I]で示されるところのポリオキシアルキ
レンジオールを用いた水性ポリオレフィン組成物の製造
方法、下記一般式[II]で示されるところの脂肪族アル
コールエチレンオキサイドプロピレンオキサイド付加体
を用いた水性ポリオレフィン組成物の製造方法、下記一
般式[III] で示されるところの脂肪族アミンエチレンオ
キサイドプロピレンオキサイド付加体を用いた水性ポリ
オレフィン組成物の製造方法、下記一般式[IV]に示さ
れるポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル構造
を持つ界面活性成分、一般式[I]、[II]、又は[II
I] で表される物質の少なくとも1種類を他のポリオキ
シアルキレン構造を持つ物質と1対200 〜200 対1の割
合で併用することを特徴とする水性ポリオレフィン組成
物の製造方法である。
【0006】一般式[I] HO−[(PO)n /(EO)m ]−H [I] 但しE;−CH2 CH2 n,m;0以上 100以下の整数、4≦n+m≦100 /はランダム共重合又はブロック共重合した構造である
ことを示すが、n,mのどちらかが0の場合にはホモポ
リマーを示す。
【0007】一般式[II] RO−[(PO)m /(EO)n ]−H [II] 但しR;炭素数1〜50の脂肪族炭化水素からなる基 E;−CH2 CH2 n,m;0以上50以下の整数、2≦n+m≦100 /はランダム共重合又はブロック共重合した構造である
ことを示すが、n,mのどちらかが0の場合にはホモポ
リマーを示す。
【0008】一般式[III] 但しR;炭素数1〜50の脂肪族炭化水素からなる基 E;−CH2 CH2 n,m;0以上50以下の整数、2≦n+m≦100 l,k;0以上50以下の整数、2≦l+k≦100 /はランダム共重合又はブロック共重合した構造である
ことを示すが、n,mのどちらかが0の場合、又はl,
kのどちらかが0の場合にはホモポリマーを示す。
【0009】一般式[IV] 但しR;低級アルキル基 X;水素原子、又は低級アルキル基、又はノニオン又は
アニオン型の親水基 n;0から50までの整数 Y;水素原子、又は−CH2 −O−CH2 −CH=CH
2 Z;水素原子、又は−CH=CH−CH3 但しYとZ同時に2重結合を持つことはない
【0010】以下に本発明を詳細に説明する。本発明に
用いるポリオレフィンとしてはエチレンもしくはプロピ
レンの単独重合体、又はエチレンもしくはプロピレンと
その他のコモノマー例えばブテン−1、ペンテン−1、
ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1などの炭素
数2以上、好ましくは2〜6のα−オレフィンコモノマ
ーとのランダム共重合体又はブロック共重合体又はこれ
らコモノマーの2種類以上の共重合体が使用される。ポ
リオレフィンの平均分子量は通常2000〜100000である。
公知の方法で得られたものでよいが一旦高分子量に合成
したものをラジカル、酸素や熱によって減成したものも
使用される。
【0011】変性ポリオレフィンとは上記ポリオレフィ
ンを公知の方法で塩素化したもの、あるいはα,β−不
飽和カルボン酸又はその酸無水物でグラフト反応により
変性を行ったポリオレフィンである。更に塩素化及び酸
変性を組み合わせて変性した変性ポリオレフィンも使用
される。また、上記のポリオレフィン系樹脂に反応性界
面活性剤をラジカル反応開始剤で反応させて水性変性さ
れたポリオレフィン樹脂も水性化原料として用いられ
る。
【0012】ポリオレフィンの変性に用いられる、α,
β−不飽和カルボン酸又はその酸無水物としては、例え
ばマレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸、
アリルコハク酸、メサコン酸、アコニット酸、及びこれ
らの酸無水物等が挙げられる。α,β−不飽和カルボン
酸又はその酸無水物をグラフト共重合する量は1ないし
20重量%が好ましく、1重量%以下では水に分散させた
ときの安定性が悪くなり、20重量%以上ではグラフト効
率が悪くなって不経済である。特に好ましくは2ないし
15重量%である。
【0013】また、α,β−不飽和カルボン酸またはそ
の酸無水物をグラフト共重合した樹脂の数平均分子量は
3000ないし 40000が好ましく、3000以下では凝集力が不
足してポリオレフィン樹脂に対する密着力が悪くなり、
40000以上では水に分散させるときの操作性が悪くなっ
て好ましくない。分子量をこの範囲にするためには、原
料の分子量やグラフト反応を行うときの条件を選択する
ことで可能であり、また一旦原料の分子量を落とした後
グラフト反応を行うという方法でも可能である。なお、
数平均分子量はGPC(ゲルパーミエーションクロマト
グラフィー)で測定することができる。
【0014】本発明において用いられるポリアルキレン
オキサイド構造を持ち溶解度パラメーター(SP値)7
以上12以下の界面活性成分としては一般式[I]、[I
I]、[III] 、[IV]の化合物を含めポリオキシエチレ
ンジオール、ポリオキシプロピレンジオール、ポリオキ
シテトラエチレングリコール、エチレンオキサイドとプ
ロピレンオキサイドの共重合物、ポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンブロックポリマー、脂肪族アルコー
ルポリアルキレンオキサイド付加体(ポリオキシエチレ
ン脂肪族アルキルエーテル等)、2級アルコールポリア
ルキレンオキサイド付加体(ポリオキシエチレン2級ア
ルコールエーテル等)、アルキルアミンポリアルキレン
オキサイド付加体、アルキルアミドポリアルキレンオキ
サイド付加体、ポリオキシアルキレンアルキルフェニル
エーテル(ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンドデシルフェニルエーテル
等)、ポリオキシアルキレンステロールエーテル、ポリ
オキシアルキレンラノリン誘導体、アルキルフェノール
ホルマリン縮合物の酸化アルキレン誘導体、ポリオキシ
アルキレングリセリン脂肪酸エステル(ポリオキシエチ
レングリセリン脂肪酸エステル等)、ポリオキシアルキ
レンソルビトール脂肪酸エステル(ポリオキシエチレン
ソルビトール脂肪酸エステル等)、ポリオキシアルキレ
ングリコール脂肪酸エステル(ポリオキシエチレン脂肪
酸エステル等)、ポリオキシアルキレン脂肪酸アミド
(ポリオキシエチレン脂肪酸アミド)、ポリオキシアル
キレンアルキルアミン(ポリオキシエチレンアルキルア
ミン、アルキルアルカノールアミンのエチレンオキサイ
ドプロピレンオキサイド重合体付加物等)等が用いられ
る。ポリアルキレンオキサイド構造を持つ物質とはエチ
レンオキサイド、プロピレンオキサイド等のアルキレン
オキサイドの単独重合又は共重合(ブロック共重合、ラ
ンダム共重合、グラフト共重合等)によって生成するオ
リゴマー、又はポリマーからなる化学構造を有する物質
である。
【0015】平均分子量は 200以上5000以下、好ましく
は 300以上3000以下が用いられる。分子量が 200以下で
は分散性能が低く顕著な効果が現れない。また分子量が
5000以上でも樹脂分散能が低下する。また、これらを2
種類以上組み合わせて用いてもよい。上記界面活性成分
は水性化原料樹脂 100部に対し 0.001部から50部、好ま
しくは 0.5部から20部使用される。
【0016】溶解度パラメーターはそれぞれ物質の化学
組成からFedors等の方法によって算出した。
【0017】上記界面活性成分と併用することのできる
界面活性剤には反応性界面活性剤と非反応性界面活性剤
がある。
【0018】反応性界面活性剤としては一般的に反応性
界面活性剤又は反応性乳化剤として用いられるものでも
よいが、疎水性基としてアルキルフェニル基、ノニオン
性親水基としてポリオキシエチレン基を持つものが好ま
しい。例えば特開平4-53802号公報、特開平4-50204 号
公報に示されるアルキルプロペニルフェノールポリエチ
レンオキサイド付加体、アルキルジプロペニルフェノー
ルポリエチレンオキサイド付加体及びそれらの硫酸エス
テルの塩が使用される。
【0019】その中でもアルキルプロペニルフェノール
エチレンオキサイド20モル付加体、同30モル付加体、同
50モル付加体、及びアルキルプロペニルフェノールポリ
エチレンオキサイド10モル付加体の硫酸エステルアンモ
ニウム塩、同20モル付加体の硫酸エステルアンモニウム
塩が好ましい。また、1−アルキルフェノキシ−3−
(2−プロペニル)オキシプロパン−2−オールエチレ
ンオキサイド付加体又はその硫酸エステルは樹脂分散能
に優れ、更にα,β−不飽和二重結合を持つことにより
重合性も高く好ましい。これらの反応性界面活性剤は公
知の方法によりラジカル反応開始剤によって水性化樹脂
原料と反応させ樹脂に固定化させることができる。
【0020】反応性界面活性剤の使用量としては水性化
原料樹脂である変性ポリオレフィン100 部に対して 0.0
01部〜50部であり、好ましくは 0.001部〜30部である。
その使用量は他の親水性成分である非反応性界面活性剤
等の添加量によって適宜変えることができる。反応性界
面活性剤を使用する場合には反応開始剤が添加される。
この反応性界面活性剤は水性化原料に前もって反応させ
ておいてもよいし水性化工程中に添加してもよい。反応
開始剤は公知のものを用いることができる。
【0021】非反応性界面活性剤としてはプロピレング
リコールエステスル、しょ糖エステル、ソルビタンアル
キルエステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセ
リンエステル、脂肪酸アルカノールアミド、脂肪酸モノ
グリセリド、アルキルアミンオキサイドなどのノニオン
型界面活性剤、アルキル硫酸エステル塩、アルキルフェ
ノールスルホン酸塩、スルホコハク酸エステル塩などの
ほかカルボン酸塩、リン酸エステル塩なども例示するこ
とのできるアニオン型界面活性剤、アルキルベタイン、
アルキルイミダゾリンなどの両性界面活性剤など及びこ
れらを2種類以上混合したものを使用できる。
【0022】上記非反応性界面活性剤の使用量としては
水性化原料樹脂である変性ポリオレフィン 100部に対し
て0.0001部〜 100部であり好ましくは0.0001部〜20部で
ある。ポリオキシアルキレン構造を待たない界面活性剤
を併用する場合にはその全添加量を水性化原料樹脂 100
部に対して 0.001部〜50部、好ましくは 0.001部〜10部
にとどめることが望ましい。
【0023】また、酸変性されたポリオレフィン等の水
性化工程において塩基性物質を添加し樹脂を中和して親
水性基をイオン化することによって樹脂の水に対する分
散性をコントロールすることができる。更に、水性化物
のpHを塩基性物質の添加によってコトンロールするこ
ともできる。これらの塩基性物質は樹脂溶融攪拌中に添
加することもできるし、水性化物に添加することもでき
る。
【0024】塩基性物質としては水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、炭
酸カリウム、アンモニア、メチルアミン、エチルアミ
ン、プロピルアミン、ブチルアミン、ヘキシルアミン、
オクチルアミン、エタノールアミン、プロパノールアミ
ン、ジエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミ
ン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミ
ン、N,N−ジメチルエタノールアミン、2−ジメチル
アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−
2−メチル−1−プロパノール、モルホリン等を例示す
ることができる。使用する塩基性物質の添加量は水性化
原料樹脂によって異なるが0.01〜25部である。
【0025】反応系の圧力、温度はそれぞれ絶対圧 1.1
kg/cm2 〜 101kg/cm2 、 100℃〜300 ℃の範囲内で、
好ましくは絶対圧 1.5kg/cm2 〜51kg/cm2 、温度は 1
10℃〜 250℃の範囲内であり、用いる水性化原料樹脂の
軟化温度、界面活性剤の曇点等により適宜設定する。高
温であるほど樹脂溶融粘度が低下し好ましいが、用いる
水性化原料樹脂、界面活性剤等の分解温度以下でなけれ
ばならない。
【0026】このような方法を用いて水性化を行った場
合、従来の大気圧下の転相法よりも原料樹脂粘度が下が
るため攪拌効率が増し、収率が顕著に向上する。更に、
従来法よりも平均粒径の小さい水性樹脂を得ることがで
きる為二次凝集粒子の生成が抑制され貯蔵安定性が改善
される。
【0027】
【実施例】次に本発明を実施例により更に詳細に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0028】(試作例)攪拌機、冷却管、温度計及び滴
下ロートを取り付けた4つ口フラスコ中で、プロピレン
−α−オレフィン共重合体(プロピレン成分75モル%、
エチレン成分20モル%、1−ブテン成分5モル%、数平
均分子量25,000) 300gをトルエン 700gに加熱溶解さ
せた後、系の温度を115 ℃に保って攪拌しながら無水マ
レイン酸13gとラジカル発生剤としてジ−t−ブチルパ
ーオキシド12gをそれぞれ2時間かけて滴下させその後
3時間熟成を行った。反応後室温まで冷却した後反応物
を20Lのアセトン中に投入して精製しグラフト量 2.1重
量%の無水マレイン酸グラフト共重合体(平均分子量 1
8500)を得た。
【0029】平均分子量の測定においては東ソー製HP
LC−8020にカラムTSK−GELを付け、試料を
THF(テトラヒドロフラン)に溶解し、40℃で測定を
行い、ポリスチレン標準試料で作成した検量線から分子
量を求めた。
【0030】(実施例−1)試作例で得られた変性ポリ
オレフィン樹脂 100部を攪拌機、温度計、圧力計、更に
加圧定量ポンプを取り付けた 1.5L容オートクレーブに
仕込み 130℃で加熱溶融させた後、攪拌しながら塩基性
物質としてモルホリン10部を添加し更に界面活性成分と
してポリエチレンオキサイド(平均分子量1000)20部を
添加した。均一になるまで攪拌した後、 1.6kg/cm2
圧下で約90℃の温水 400部を逐添して転相法により水性
化物を得た。水性化物はpHを6〜8に調整後更にろ過
により粒径 100μm以上の凝集物を取り除き水性ポリオ
レフィン組成物を得た。
【0031】凝集物は 130℃、24時間乾燥して重量を測
定し、収率を求めた。また、水性化物の平均粒径をレー
ザー回折式粒度分析計で測定した。更に、40℃で2週間
水性化物を静置し、ブツの生成状況、相分離等を目視に
て観察し経時安定性の指標とした。
【0032】(実施例−2)界面活性成分をポリプロピ
レンオキサイド(平均分子量 400)10部、ポリオキシエ
チレンノニルフェニルエーテル(日本油脂製、ノニオン
NS−208.5)5部に置き換えて、実施例−1と同
様の操作を行い水性化物を得た。実施例−1と同様な操
作で収率、水性化物の平均粒径、経時安定性を測定し
た。
【0033】(比較例−1)試作例で得られた変性ポリ
オレフィン樹脂 100部を攪拌機、温度計、圧力計、更に
加圧定量ポンプを取り付けた 1.5L容オートクレーブに
仕込み 130℃で加熱溶融させた後、塩基性物質としてモ
ルホリン10部、界面活性成分としてポリプロピレンオキ
サイド(平均分子量 400)10部、ポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテル(日本油脂製、ノニオンNS−2
08.5)5部、更に約90℃の温水400 部を添加した。
1.6kg/cm2 加圧下で1時間攪拌し、強制乳化法により
水性化物を得た。実施例−1と同様な操作で収率、水性
化物の平均粒径、経時安定性を測定した。
【0034】(比較例−2)試作例で得られた変性ポリ
オレフィン樹脂 100部を攪拌機、温度計、冷却管、滴下
ロートをつけた反応器に仕込み 120℃で加熱溶融させた
後、攪拌しながら塩基性物質としてモルホリン10部を添
加し更に界面活性成分としてポリプロピレンオキサイド
(平均分子量 400)10部、ポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテル(日本油脂製、ノニオンNS−208.
5)5部を添加した。均一になるまで攪拌した後、水 4
00部を少量ずつ添加して転相法により水性化物を得た。
実施例−1と同様な操作で収率、水性化物の平均粒径、
経時安定性を測定した。
【0035】実施例−1、2、比較例−1、2の収率、
水性化物の平均粒径、経時安定性の測定結果を表1に示
した。
【0036】
【表1】
【0037】
【発明の効果】本発明の水性ポリオレフィン組成物の製
造法を用いることによって、その水性化工程での反応液
粘度の上昇を低減して攪拌効率を上げ、従来法よりも収
率を向上させ、水性樹脂の平均粒径を減少させることが
できる。また水性化物の粒径を下げることにより二次凝
集が起こりにくくなり、ブツの発生を抑制し、経時安定
性を向上させる効果があった。従って、本発明の製造法
を用いて調製された水性ポリオレフィン組成物を塗装の
際のプライマーや水性インキのバインダーとして用いた
場合、塗膜の表面性を向上させることもできる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレン、ポリエチレン、及びプ
ロピレン、エチレンとα−オレフィンの共重合体等のポ
リオレフィンを不飽和カルボン酸又は酸無水物で変性し
た変性ポリオレフィン組成物や、更にそれらを塩素化し
た酸変性塩素化ポリオレフィンを製造するにあたり、溶
解性パラメーター(sp値)7cal1/2cm
−3/2以上12cal1/2cm−3/2以下である
ところのポリアルキレンオキサイド誘導体を使用するこ
とにより、アルコール類、低分子量グリコール類、他の
界面活性成分を使用した場合に比べ、より少ない量で効
果的に安定で耐水性に優れた水性樹脂組成物を調製でき
ることを本発明者らは見いだし既に特許出願している
(特願平5−64874号)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】木発明者らは前記目的を
達成するため検討を重ねた結果本発明に至った。すなわ
ち本発明は、ポリオレフィン及び/又は変性ポリオレフ
ィンを水性化するにあたり、絶対圧1.1kg/cm
〜101kg/cmの範囲の加圧下で原料樹脂を加熱
溶融させ界面活性剤及び/又はアルコール類、塩基性物
質を混合した後、同加圧下に攪拌しながら水を徐々に滴
下して相転移を起こさせることによって、樹脂成分、液
状の水、他の成分を100℃以上300℃以下の範囲で
共存させながら水性化することを特徴とする水性ポリオ
レフィン組成物の製造方法であり、またポリアルキレン
オキサイド構造を持ち溶解度パラメーター(sp値)7
cal1/2cm−3/2以上12cal1/2cm
−3/2以下の物質を0.001重量%以上50重量%
以下の割合で構成成分として含むポリオレフィン及び/
又は変性ポリオレフィンを水性化するにあたり、絶対圧
1.1kg/cm〜101kg/cmの範囲の加圧
下で原料樹脂を溶融させ界面活性剤及び/又はアルコー
ル類、塩基性物質を混合した後、同加圧下に攪拌しなが
ら水を徐々に滴下して相転移を起こさせることによっ
て、樹脂成分、液状の水、他の成分を100℃以上30
0℃以下の範囲で共存させながら水性化することを特徴
とする水性ポリオレフィン組成物の製造方法であり、更
に上記水性ポリオレフィン組成物の製造方法において、
ポリアルキレンオキサイド構造をもつ物質として下記一
般式[1]で示されるところのポリオキシアルキレンジ
オールを用いた水性ポリオレフィン組成物の製造方法、
下記一般式[II]で示されるところの脂肪族アルコー
ルエチレンオキサイドプロピレンオキサイド付加体を用
いた水性ポリオレフィン組成物の製造方法、下記一般式
[III]で示されるところの脂肪族アミンエチレンオ
キサイドプロピレンオキサイド付加体を用いた水性ポリ
オレフィン組成物の製造方法、下記一般式[IV]に示
されるポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル構
造を持つ界面活性成分、一般式[I]、[II]、又は
[III]で表される物質の少なくとも1種類を他のポ
リオキシアルキレン構造を持つ物質と1対200〜20
0対1の割合で併用することを特徴とする水性ポリオレ
フィン組成物の製造方法である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】本発明において用いられるポリアルキレン
オキサイド構造を持ち溶解度パラメーター(sp値)7
cal1/2cm−3/2以上12cal1/2cm
−3/2以下の界面活性成分としては一般式[I]、
[II]、[III]、[IV]の化合物を含めポリオ
キシエチレンジオール、ポリオキシプロピレンジオー
ル、ポリオキシテトラエチレングリコール、エチレンオ
キサイドとプロピレンオキサイドの共重合物、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、脂
肪族アルコールポリアルキレンオキサイド付加体(ポリ
オキシエチレン脂肪族アルキルエーテル等)、2級アル
コールポリアルキレンオキサイド付加体(ポリオキシエ
チレン2級アルコールエーテル等)、アルキルアミンポ
リアルキレンオキサイド付加体、アルキルアミドポリア
ルキレンオキサイド付加体、ポリオキシアルキレンアル
キルフェニルエーテル(ポリオキシエチレンノニルフェ
ニルエーテル、ポリオキシエチレンドデシルフェニルエ
ーテル等)、ポリオキシアルキレンステロールエーテ
ル、ポリオキシアルキレンラノリン誘導体、アルキルフ
ェノールホルマリン縮合物の酸化アルキレン誘導体、ポ
リオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステル(ポリオ
キシエチレングリセリン脂肪酸エステル等)、ポリオキ
シアルキレンソルビトール脂肪酸エステル(ポリオキシ
エチレンソルビトール脂肪酸エステル等)、ポリオキシ
アルキレングリコール脂肪酸エステル(ポリオキシエチ
レン脂肪酸エステル等)、ポリオキシアルキレン脂肪酸
アミド(ポリオキシエチレン脂肪酸アミド)、ポリオキ
シアルキレンアルキルアミン(ポリオキシエチレンアル
キルアミン、アルキルアルカノールアミンのエチレンオ
キサイドプロピレンオキサイド重合体付加物等)等が用
いられる。ポリアルキレンオキサイド構造を持つ物質と
はエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド等のアル
キレンオキサイドの単独重合又は共重合(ブロック共重
合、ランダム共重合、グラフト共重合等)によって生成
するオリゴマー、又はポリマーからなる化学構造を有す
る物質である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C08L 23/00 71:02)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオレフィン及び/又は変性ポリオレ
    フィンを水性化するにあたり、絶対圧 1.1kg/cm2 〜 1
    01kg/cm2 の範囲の加圧下で原料樹脂を溶融させ界面活
    性剤及び/又はアルコール類と塩基性物質を混合した
    後、同加圧下に攪拌しながら水を徐々に滴下して相転移
    を起こさせることによって、樹脂成分、液状の水、他の
    成分を 100℃以上 300℃以下の範囲で共存させながら水
    性化することを特徴とする水性ポリオレフィン組成物の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 ポリアルキレンオキサイド構造を持ち溶
    解度パラメーター(SP値)7以上12以下の物質を 0.0
    01重量%以上50重量%以下の割合で構成成分として含む
    ポリオレフィン及び/又は変性ポリオレフィンを水性化
    するにあたり、絶対圧 1.1kg/cm2 〜 101kg/cm2 の範
    囲の加圧下で原料樹脂を溶融させ界面活性剤及び/又は
    アルコール類と塩基性物質を混合した後、同加圧下に攪
    拌しながら水を徐々に滴下して相転移を起こさせること
    によって、樹脂成分、液状の水、他の成分を 100℃以上
    300℃以下の範囲で共存させながら水性化することを特
    徴とする水性ポリオレフィン組成物の製造方法。
  3. 【請求項3】 ポリアルキレンオキサイド構造をもつ物
    質として下記一般式[I]で示されるところのポリオキ
    シアルキレンジオールを用いた請求項2記載の水性ポリ
    オレフィン組成物の製造方法。 一般式[I] HO−[(PO)n /(EO)m ]−H [I] 但しE;−CH2 CH2 n,m;0以上 100以下の整数、4≦n+m≦100 /はランダム共重合又はブロック共重合した構造である
    ことを示すが、n,mのどちらかが0の場合にはホモポ
    リマーを示す。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のポリアルキレンオキサイ
    ド構造をもつ物質として下記一般式[II]で示されると
    ころの脂肪族アルコールエチレンオキサイドプロピレン
    オキサイド付加体を用いた水性ポリオレフィン組成物の
    製造方法。 一般式[II] RO−[(PO)m /(EO)n ]−H [II] 但しR;炭素数1〜50の脂肪族炭化水素からなる基 E;−CH2 CH2 n,m;0以上50以下の整数、2≦n+m≦100 /はランダム共重合又はブロック共重合した構造である
    ことを示すが、n,mのどちらかが0の場合にはホモポ
    リマーを示す。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のポリアルキレンオキサイ
    ド構造をもつ物質として下記一般式[III] で示されると
    ころの脂肪族アミンエチレンオキサイドプロピレンオキ
    サイド付加体を用いた水性ポリオレフィン組成物の製造
    方法。 一般式[III] 但しR;炭素数1〜50の脂肪族炭化水素からなる基 E;−CH2 CH2 n,m;0以上50以下の整数、2≦n+m≦100 l,k;0以上50以下の整数、2≦l+k≦100 /はランダム共重合又はブロック共重合した構造である
    ことを示すが、n,mのどちらかが0の場合、又はl,
    kのどちらかが0の場合にはホモポリマーを示す。
  6. 【請求項6】 請求項2、3、4、5のいずれか1項記
    載の製造方法において、下記一般式[IV]に示されるポ
    リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル構造を持つ
    界面活性成分、一般式[I]、[II]、又は[III] で表
    される物質の少なくとも1種類を他のポリオキシアルキ
    レン構造を持つ物質と1対200 〜 200対1の割合で併用
    することを特徴とする水性ポリオレフィン組成物の製造
    方法。 一般式[IV] 但しR;低級アルキル基 X;水素原子、又は低級アルキル基、又はノニオン又は
    アニオン型の親水基 n;0から50までの整数 Y;水素原子、又は−CH2 −O−CH2 −CH=CH
    2 Z;水素原子、又は−CH=CH−CH3 但しYとZ同時に2重結合を持つことはない
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項記載の製造
    法で得られる水性ポリオレフィン組成物。
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