JPH0710934Y2 - 自動定速走行装置 - Google Patents
自動定速走行装置Info
- Publication number
- JPH0710934Y2 JPH0710934Y2 JP2594588U JP2594588U JPH0710934Y2 JP H0710934 Y2 JPH0710934 Y2 JP H0710934Y2 JP 2594588 U JP2594588 U JP 2594588U JP 2594588 U JP2594588 U JP 2594588U JP H0710934 Y2 JPH0710934 Y2 JP H0710934Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- speed traveling
- constant
- constant speed
- reset
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、車両の自動定速走行装置に関する。
[従来の技術] 運転中に希望の車速をセットすると、アクセルペダルを
踏まなくても一定車速で走行できる自動定速走行装置は
従来から知られており、この装置に関し、例えば実開昭
56−101036号公報、実開昭55−28796号公報や実開昭59
−85345号公報にはその改良が提案されている。
踏まなくても一定車速で走行できる自動定速走行装置は
従来から知られており、この装置に関し、例えば実開昭
56−101036号公報、実開昭55−28796号公報や実開昭59
−85345号公報にはその改良が提案されている。
[考案が解決しようとする課題] 近時、オートマチック車の暴走現象に関連し、アクセル
を直接操作する自動定速走行装置に異常が発生すると、
ドライバの意志に反してアクセルが吹かされて暴走に走
るという考え方がある。すなわち、車両としては、たと
え定速段であっても、ブレーキ力は牽引力よりも大き
く、前記の異常発生時にブレーキを踏むことにより車両
を停止させることは可能であるが、ブレーキを解除する
と再び定速走行になり、牽引力で車両が加速され、再び
暴走に至ると考えられる。
を直接操作する自動定速走行装置に異常が発生すると、
ドライバの意志に反してアクセルが吹かされて暴走に走
るという考え方がある。すなわち、車両としては、たと
え定速段であっても、ブレーキ力は牽引力よりも大き
く、前記の異常発生時にブレーキを踏むことにより車両
を停止させることは可能であるが、ブレーキを解除する
と再び定速走行になり、牽引力で車両が加速され、再び
暴走に至ると考えられる。
この暴走事故の防止に関し、実公昭61−40930号公報に
は、自動車用定速走行装置の出力トランジスタ保護回路
が示されているが、しかし、定速走行装置の異常発生を
絶無にすることは困難である。
は、自動車用定速走行装置の出力トランジスタ保護回路
が示されているが、しかし、定速走行装置の異常発生を
絶無にすることは困難である。
本考案は、異常の発生時に確実に定速走行を解除するこ
とができる自動定速走行装置を提供することを目的とし
ている。
とができる自動定速走行装置を提供することを目的とし
ている。
[課題を解決するための手段] 本考案は、定速走行時に異常が発生したとき、ドライバ
の停止したい気持は、まず、ブレーキペダルを踏む動作
に表れるという点に着目してなされたものである。
の停止したい気持は、まず、ブレーキペダルを踏む動作
に表れるという点に着目してなされたものである。
従って本考案によれば、車速信号および各種のセット、
リセット信号に基づきエンジンの燃料供給装置を制御し
て定速走行を行うオートクルーズコントローラを備えた
車両において、ブレーキペダル信号に基づいて定速走行
解除信号を出力し、その後に前記オートクルーズコント
ローラの定速走行制御信号を入力し、該制御信号が解除
になっているときは前記定速走行解除信号をリセット
し、解除になっていないときは該定速走行解除信号の出
力を継続するオートクルーズリセットコントローラを設
けている。
リセット信号に基づきエンジンの燃料供給装置を制御し
て定速走行を行うオートクルーズコントローラを備えた
車両において、ブレーキペダル信号に基づいて定速走行
解除信号を出力し、その後に前記オートクルーズコント
ローラの定速走行制御信号を入力し、該制御信号が解除
になっているときは前記定速走行解除信号をリセット
し、解除になっていないときは該定速走行解除信号の出
力を継続するオートクルーズリセットコントローラを設
けている。
上記において、定速走行制御信号をアクセルレバーのワ
イヤケーブルに設けたアクセルアクチュエータを駆動す
るサーボモータへのモータ制御信号とし、該信号を送信
する回路に常閉のリレーを設け定速走行解除信号により
該リレーを開くように構成するのが好ましい。
イヤケーブルに設けたアクセルアクチュエータを駆動す
るサーボモータへのモータ制御信号とし、該信号を送信
する回路に常閉のリレーを設け定速走行解除信号により
該リレーを開くように構成するのが好ましい。
[作用] 上記のように構成された自動定速走行装置において、定
速走行中に異常が発生したとき、ブレーキペダルを踏む
と、オートクルーズリセットコントローラは定速走行解
除信号を出力し、リレーを開いてオートクルーズコント
ローラからのモータ制御信号をカットし、定速走行を解
除する。その後、オートクルーズリセットコントローラ
はモータ制御信号を入力し、該信号が解除になっていれ
ば正常として定速走行解除信号をリセットし、解除にな
っていなければ異常として定速走行解除信号の出力を継
続する。
速走行中に異常が発生したとき、ブレーキペダルを踏む
と、オートクルーズリセットコントローラは定速走行解
除信号を出力し、リレーを開いてオートクルーズコント
ローラからのモータ制御信号をカットし、定速走行を解
除する。その後、オートクルーズリセットコントローラ
はモータ制御信号を入力し、該信号が解除になっていれ
ば正常として定速走行解除信号をリセットし、解除にな
っていなければ異常として定速走行解除信号の出力を継
続する。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図において、アクセルペダル1はリンク2を介して
レバー3の一端に連結され、レバー3の他端はワイヤケ
ーブル4により燃料供給装置である燃料噴射ポンプ6の
アクセルレバー5の端部に連結され、そのアクセルレバ
ー5はリターンスプリング7によりアイドル位置側(図
中反時計方向)に付勢されている。そして、ケーブル4
の途中には、サーボモータ9により駆動される公知技術
によるアクセルアクチュエータ8が設けられている。
レバー3の一端に連結され、レバー3の他端はワイヤケ
ーブル4により燃料供給装置である燃料噴射ポンプ6の
アクセルレバー5の端部に連結され、そのアクセルレバ
ー5はリターンスプリング7によりアイドル位置側(図
中反時計方向)に付勢されている。そして、ケーブル4
の途中には、サーボモータ9により駆動される公知技術
によるアクセルアクチュエータ8が設けられている。
他方、オートクルーズコントローラ10が設けられ、この
コントローラ10は車速信号A、希望車速をセットするセ
ットスイッチ信号B、車速を微調整するリジュームスイ
ッチ信号C、リセットスイッチ信号D、ブレーキペダル
12の踏み込みを検出するブレーキペダルスイッチ13から
のブレーキ信号、定速機のニュートラル信号E、クラッ
チペダル踏込み時のクラッチ信号F等を入力し、回路L1
からモータ制御信号をサーボモータ9に出力し、アクセ
ルアクチュエータ8を駆動して車両の定速走行を行う、
また、定速走行を解除し、モニタランプ信号を出力して
モニタランプ14に定速走行のON、OFFを表示するように
なっているのは、公知技術と同様である。
コントローラ10は車速信号A、希望車速をセットするセ
ットスイッチ信号B、車速を微調整するリジュームスイ
ッチ信号C、リセットスイッチ信号D、ブレーキペダル
12の踏み込みを検出するブレーキペダルスイッチ13から
のブレーキ信号、定速機のニュートラル信号E、クラッ
チペダル踏込み時のクラッチ信号F等を入力し、回路L1
からモータ制御信号をサーボモータ9に出力し、アクセ
ルアクチュエータ8を駆動して車両の定速走行を行う、
また、定速走行を解除し、モニタランプ信号を出力して
モニタランプ14に定速走行のON、OFFを表示するように
なっているのは、公知技術と同様である。
本考案ではオートクルーズコントローラ10とは別にオー
トクルーズリセットコントローラ11が設けられている。
このコントローラ11には回路L2により回路L1を介してオ
ートクルーズコントローラ10が接続され、回路L3により
ブレーキペダルスイッチ13が接続され、回路L4により回
路L1に介装された常閉リレー15のコイルが接続され、ま
たモニタランプ14が接続されている。
トクルーズリセットコントローラ11が設けられている。
このコントローラ11には回路L2により回路L1を介してオ
ートクルーズコントローラ10が接続され、回路L3により
ブレーキペダルスイッチ13が接続され、回路L4により回
路L1に介装された常閉リレー15のコイルが接続され、ま
たモニタランプ14が接続されている。
従って、定速走行中に、ブレーキペダル12を踏み、ブレ
ーキペダルスイッチ13からブレーキ信号が出力される
と、第2図に示すように、オートクルーズリセットコン
トローラ11はブレーキ信号に基づき、オートクルーズ解
除信号を出力し、オートクルーズコントローラ10からの
モータ制御信号を遮断して定速走行を強制的に解除する
(ステップS1)。次いで、オートクルーズコントローラ
10からのモータ制御信号を検知し(ステップS2)、モー
タ制御信号が解除になっているか否かを判断し(ステッ
プS3)、YESだったら、正常であるとしてオートクルー
ズ解除信号をリセットし、リレー15を閉じて(ステップ
S4)、制御を終り、NOの場合は、異常であるとしてオー
トクルーズ解除信号を継続し、モニタランプ14に表示し
て(ステップS5)、制御を終るようになっている。
ーキペダルスイッチ13からブレーキ信号が出力される
と、第2図に示すように、オートクルーズリセットコン
トローラ11はブレーキ信号に基づき、オートクルーズ解
除信号を出力し、オートクルーズコントローラ10からの
モータ制御信号を遮断して定速走行を強制的に解除する
(ステップS1)。次いで、オートクルーズコントローラ
10からのモータ制御信号を検知し(ステップS2)、モー
タ制御信号が解除になっているか否かを判断し(ステッ
プS3)、YESだったら、正常であるとしてオートクルー
ズ解除信号をリセットし、リレー15を閉じて(ステップ
S4)、制御を終り、NOの場合は、異常であるとしてオー
トクルーズ解除信号を継続し、モニタランプ14に表示し
て(ステップS5)、制御を終るようになっている。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されているので、定
速走行中に異常が発生したとき、ブレーキペダルを踏む
と、定速走行が確実に解除され、その結果、暴走現象が
防止される。
速走行中に異常が発生したとき、ブレーキペダルを踏む
と、定速走行が確実に解除され、その結果、暴走現象が
防止される。
第1図は本考案の一実施例を示す全体構成図、第2図は
制御フローチャート図である。 6…燃料噴射ポンプ、8…アクセルアクチュエータ、9
…サーボモータ、10…オートクルーズコントローラ、11
…オートクルーズリセットコントローラ、13…ブレーキ
ペダルスイッチ、15…常閉リレー
制御フローチャート図である。 6…燃料噴射ポンプ、8…アクセルアクチュエータ、9
…サーボモータ、10…オートクルーズコントローラ、11
…オートクルーズリセットコントローラ、13…ブレーキ
ペダルスイッチ、15…常閉リレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 北村 文章 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 (72)考案者 新村 恵一 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 (72)考案者 中村 秀一 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】車速信号および各種のセット、リセット信
号に基づきエンジンの燃料供給装置を制御して定速走行
を行うオートクルーズコントローラを備えた車両におい
て、ブレーキペダル信号に基づいて定速走行解除信号を
出力し、その後に前記オートクルーズコントローラの定
速走行制御信号を入力し、該制御信号が解除になってい
るときは前記定速走行解除信号をリセットし、解除にな
っていないときは該定速走行解除信号の出力を継続する
オートクルーズリセットコントローラを設けたことを特
徴とする自動定速走行装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2594588U JPH0710934Y2 (ja) | 1988-03-01 | 1988-03-01 | 自動定速走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2594588U JPH0710934Y2 (ja) | 1988-03-01 | 1988-03-01 | 自動定速走行装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01133038U JPH01133038U (ja) | 1989-09-11 |
JPH0710934Y2 true JPH0710934Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=31247120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2594588U Expired - Lifetime JPH0710934Y2 (ja) | 1988-03-01 | 1988-03-01 | 自動定速走行装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710934Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0740761A (ja) * | 1993-07-29 | 1995-02-10 | Fuji Heavy Ind Ltd | クルーズコントロールセット信号線のフェイル検出制御装置 |
-
1988
- 1988-03-01 JP JP2594588U patent/JPH0710934Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01133038U (ja) | 1989-09-11 |
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