JPH07108648B2 - 自動車用安全ベルト拘束システムのためのベルト引込装置 - Google Patents

自動車用安全ベルト拘束システムのためのベルト引込装置

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JPH07108648B2
JPH07108648B2 JP1076408A JP7640889A JPH07108648B2 JP H07108648 B2 JPH07108648 B2 JP H07108648B2 JP 1076408 A JP1076408 A JP 1076408A JP 7640889 A JP7640889 A JP 7640889A JP H07108648 B2 JPH07108648 B2 JP H07108648B2
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フェール アルツル
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テイーアールダブリュ レパ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツンク
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/36Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
    • B60R22/405Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency responsive to belt movement and vehicle movement

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野 本発明は自動車用安全ベルト拘束ないし緊締システムの
ためのベルト引込装置にして、ハウジングに固定された
ラチエツト歯と、ベルト巻軸に対して偏心してその側面
に枢動可能に取付けられたロツク爪であつて前記ラチエ
ツト歯と係合しないようにその休止位置に圧力ばねによ
つて偏圧されており、そして前記ベルト巻軸に相対して
回転可能であり自動車速度変化感知(以下では、『車両
感知』という)式センサにより駆動され得る制御爪と協
働する制御歯をその外周縁に設けられた制御デイスク上
のカムによつて前記ラチエツト歯とロツク係合するよう
に自動車速度変化に応じて(以下では、『車両感知様式
で』という)枢動され得るものとを有する車両感知式且
つウエッビングの急激な引出し感知(以下では、『ウエ
ッビング感知』という)式のロツク機構を備えたベルト
引込装置に係る。
ロ.従来の技術 この方式のベルト引込装置は非常に多くの異なる構造で
知られている。ベルト引込装置の開発は、振子または同
様のものによつてロツク爪の直接係合を行う簡単なロツ
ク機構から、車両とウエツビングの双方に対し感知能力
を有する複雑ないわゆる間接係合ロツク機構へ移行し
た。これら機構はロツク爪とラチエツト歯との歯先が互
いに当接するとき歯の跳ね返りを防ぐことによつて低応
答閾値及び確実機能に関する厳格な要求を満たす。その
ような間接係合ロツク機構においては、パイロツトレバ
ーがベルトリールに相対して回転されるときその歯に対
してカムを介して中間爪をカツプリング係合させ、それ
により主ロツク爪を係合させる制御デイスクが設けられ
る。前記相対回転は、制御デイスクがその回転運動間に
慣性センサによつて制御デイスクの外周縁上の制御歯の
軌道内に駆動される制御爪によつて止められることによ
り、車両に応答して生じる。ウエツビングに応答する場
合、前記相対回転は、制御デイスクが同時に慣性デイス
クとして構成されまたは慣性デイスクに固定的に組付け
られ、その結果、ベルト巻軸の急激な加速時に制御デイ
スクがベルト巻軸に対し遅延することにより生じる。
ハ.発明が解決しようとする問題点 そのようなベルト引込装置はそれらに対する要求をすべ
て満たしそしてまた量産技術によつて経済的に生産され
得るが、本発明はさらに二つの点においてそれらを改良
するという問題に基づいている。即ち、第1に、ロツク
機能の作動の発端からロツク作用の開始までのベルト巻
軸の回転角度に相当するいわゆるロツク運動行程の短縮
であり、第2に、かくのごとき機能改良と簡単化された
設計との組合わせによる生産コストの引き下げである。
ニ.問題点を解決するための手段 前記問題は、本発明に従えば、前文に記載されたベルト
引込装置において、ロツク爪がその重心において取り付
けられそしてウエツビング感知ロツク運動が専ら慣性力
の作用下で生じることによつて解決される。本発明はウ
エツビング感知ロツク作用のためには制御デイスクの協
働は必要でないという概念に基づく。制御デイスクのカ
ムを介するロツク爪のウエツビング感知係合において
は、上に定義されたごときロツク運動行程は、カムの完
全制御行程を遂行するため要求されるベルト巻軸に対す
る制御デイスクの相対回転の回転角度にとりわけ依存す
る。ウエツビング感知式ロツク運動の場合、本発明に基
づくベルト引込装置の構造によつて相当より短いロツク
運動行程が達成され得る。何故ならば、ロツク爪はベル
ト巻軸の急激な加速時にその位置に止どまりそしてベル
ト巻軸の回転によつて必然的にラチエツト歯と直ちにロ
ツク係合するように枢動されるからである。もう一つの
利点はデイスクの簡単化と重量の節減であり、従つてウ
エツピング感知係合のための慣性デイスクまたはそれに
類するもののごとき慣性質量体を設けられることを要し
ない。この利点は、慣性デイスクと組合わされた制御デ
イスクに極度に高い応力を緊張作用時に及ぼす緊張装置
をベルト引込装置が装備される場合、特に重要な意味を
有する。本発明に基づくベルト引込装置が緊張装置と組
合わされる場合、もう一つの利点は、緊張作用の完了
後、ロツク状態への即時的係合が生じることである。緊
張作用の完了直後、極高張力がベルトシステムに蓄積さ
れそしてベルト引込装置のベルト巻軸を高回転加速度を
以てベルト後退方向に回転させる傾向を発揮する。ベル
ト巻軸のこのようなもどり回転はロツク機構によつて阻
止されなくてはならず、ロツク機構は従つて極度に急速
に応動しなくてはならない。このような要求は本発明に
基づいて構成されるロツク機構によつて満たされる。何
故ならば、ロツク爪がラチエツト歯内に直ちに係合して
緊張作用の完了直後にベルト巻軸の高回転加速度に対し
応動するからである。
テチエツト歯に対するロツク爪のウエツビング感知係合
において、ロツク爪の歯先とラチエツト爪の歯先とが互
いに接するときロツク爪が跳ね返し恐れはほとんど無
い。何故ならば、それらの係合はベルト巻軸が高回転速
度に達する以前に生じるからである。しかし、そのよう
な跳ね返りが生じた場合においてすらロツク作用が生じ
ることを保証するために、本発明の有利なもう一つの発
展形式に従つて、第2のロツク爪がベルト巻軸の軸方向
端部に偏心枢着されそしてハウジング固定ラチエツト歯
のピッチの大きさの一部分に相当する角度だけ周方向に
相互にズレて位置するように構成されているかくして、
一方のロツク爪がその歯先を以てラチエツト歯の歯先に
当接するとき、他方のロツク爪の歯先は確実に歯溝内に
係合する。従つて、歯のいかなる跳ね返りも有害な効果
を全く有しない。
2個のロツク爪は全く同じに、好ましくは平面図におい
てロツク歯の歯先を形成する鋭角コーナーを有する平行
四辺形の形状で、形成されることが特に有利であり、そ
して2個のロツク爪は互いに対し概ね正反対に対向して
配列されることが有利である。これは、高度に機械的に
応力を生じさせられ得るロツク爪は、ラチエツト歯を担
持するリングの幅に対応する高さを有する概ね円筒形の
容積内に収容され得るから、可使空間の最適利用を実現
し得る。低負荷下ではロツク作用は単に1個のロツク爪
によつて生じさせられるのに反して、ラチエツト歯及び
ロツク爪の若干の変形が生じる極度に高い偶発応力下で
は、もし周方向における2個のロツク爪の互いに対する
片寄り度が十分に小さくされるならば、負荷は概ね均一
に2個のロツク爪によつて吸収され得る。
本発明のさらに幾つかの有利な実施例は従属特許請求の
範囲に記載されている。
本発明のさらにその他の特徴並びに利点は、一好適実施
例に関し以下記述する説明及び参照される諸国面から明
らかになるであろう。
ホ.実施例 第1図において、ベルト引込装置はそのハウジングキヤ
ツプが取外されそして分離された状態においてロツク機
構の側から示される。全体として10において表されるベ
ルト引込装置はU形フレームの形式にされたハウジング
12を有し、ハウジング12の側板間にはベルト巻軸18が回
転自在に取付けられ、ベルト巻軸18にはウエツビング14
が巻かれる。ベルト巻軸18はハウジング12の外方へベル
ト巻軸18の側面から突出する巻軸延長部16を有する。ハ
ウジング12の側板20にはリング部材22が取付けられ、リ
ング部材22は内歯を設けられ、内歯はハウジング12に対
し固定されたラチエツト歯24を構成する。さらに、ハウ
ジング12の側板20には、制御爪28のための開放された軸
受ハウジング26が取付けられる。制御爪28は軸受ハウジ
ング26の内部に枢動自在に取付けられる。制御爪28は軸
受ハウジング26内に保持されて慣性センサを構成する金
属の玉30上に位置する。
巻軸延長部16には制御デイスク32が回転可能に取付けら
れる。制御デイスク32は、星状に制御歯34がそれから突
出する軸受ハブと、軸受ハブ上に形成されたカム36とか
ら構成される。ベルト巻軸18の側面には、平面図におい
て概ね平行四辺形である2個のロツク爪38,40が、それ
ぞれベルト巻軸18に回転自在に取付けられた軸(第6図
参照)の端42,44に結合されることによつて、枢動自在
に取付けられている。
第1図において分離図示されるハウジングキヤツプ50は
その内側に軸受ブシユ52を設けられる。軸受ブツシユ52
内には巻軸延長部16の端部が容易に回転するように据付
けられる。ハウジングキヤツプ50はねじ54によつてハウ
ジング12の側板20に固定される。通常の態様でベルト引
込装置10の巻取ばねを収容する組立体56は、ハウジング
12の他方の側板に対して同様の様式で固定される。
ベルト引込装置10のロツク機構が対照的に配列されるこ
とは、第6図に示される縦断面から明らかである。ベル
ト巻軸18の片側におけるラチエツト歯24及びロツク爪3
8,40に加えて、対応するラチエツト歯24A及び2個のロ
ツク爪38A,40Aが反対側に設けられる。ロツク爪38,38A
は軸60によつて互いに固定的に結合される。軸60はベル
ト巻軸18の軸方向の孔62内に回転可能に据付けられる。
ロツク爪38,38Aは軸60の両端においてフオームロツキッ
グ方式で据付けられそして例えばコーキングによつてそ
こに固定される。同様の方式で2個のロツク爪40,40Aが
軸によつて互いに固定的に結合される。ラチエツト歯2
4,24Aとロツク爪38,38A並びに40,40Aはそれぞれ整合関
係に配列される。
本発明に従うベルト引込装置10におけるロツク機構の特
徴は、以下第2図−第5図を参照して説明されるであろ
う。
ロツク爪38,38A及び40,40Aのおのおのはその重心におい
て取付けられている。前記ロツク爪のおのおのは平面図
において平行四辺形であり、そして該平行四辺形の鋭角
コーナーによつて形成される歯先Zを有する。圧力ばね
70,72はそれぞれの一端を以てラチエツト歯24から遠い
側において各ロツク爪38,40を押圧し、そして前記圧力
ばねの他端は、ベルト巻軸18の側方に取付けられそして
同時に隣接するロツク爪40,38のためのストツパとして
働く支台片74,76にそれぞれ当接する。圧力ばね70,72は
ロツク爪38,40をラチエツト歯24と係合しないように支
台片74,76によつて画定されるそれらの休止位置に反発
可能に確保する。
第2図は休止位置に在るロツク爪38,40を示す。反対側
の対応ロツク爪38A,40Aは同様の休止位置に在る。
ロツク爪38,40[及び38A,40A]は単に概ね互いに正反対
に対向して位置する。第2図には二つの直径線D1及びD2
が示され、直径線D1は巻軸延長部16の軸線と支持ピン42
の軸線とを通つて延び、一方、直径線D2は巻線延長部16
の軸線と支持ピン44の軸線とを通つて延びる。これら二
つの直径線D1,D2には互いに対してラチエツト歯24のピ
ツチの一部分に相当する角度αを成すように片寄つて位
置される。従つて、ロツク爪38,40及び38A,40Aの歯先Z
はベルト巻軸18の周方向にラチエツト歯24のピツチの一
部分に相当する角度によつて互いに対し片寄つて位置さ
れる。
第3図はロツク爪40をラチエツト歯24とロツク係合する
ように運動させることによる車両感知ロツク作用を示
す。第2図−第5図に示される制御デイスク32のカム36
は、ベルト巻軸18と比較されるとき数度制御デイスク32
と共に回転されるに過ぎない。何故ならば、玉30の上方
に持上げられそして制御歯34の前に落ちる制御爪28によ
つて制御デイスク32がその回転運動を停止させるからで
ある。ベルト巻軸18と制御デイスク32との間の相対回転
によつてカム36はその休止位置を画定するストツパから
離脱するとともにロツク爪40を半径方向外方へ押圧し、
その結果、ロツク爪40は枢動されそしてその歯先Zを以
てラチエツト歯24の歯溝内に駆動される。ロツク爪38は
依然その休止位置に止どまる。
第4図はラチエツト歯24に対するロツク爪40のウエツト
ビング感知係合を示す。このために必要とされるロツク
爪40の枢動歯、それがその重心において取付けられてい
るがためにその慣性の作用下で生じる。ベルト巻軸18の
急激な回転加速時、ロツク爪40は空間におけるその位置
を保持する傾向を発揮し、従つてベルト巻軸18がさらに
回転するときロツク爪40は所望方向に枢動され得る。ロ
ツク爪38も同様に枢動される。しかし、ロツク爪40はそ
の歯先Zを以てラチエツト歯24の2個の隣接する歯の間
の歯溝の底に落ちるが、ロツク爪38はその歯先Zを以て
ラチエツト歯24の2個の隣接する歯の間の実質的に中央
に当接することになる。
第5図に示される作用状態において、ロツク爪40の歯先
Zはラチエツト歯24の歯先にまさに接触している。しか
し、ロツク爪40のいかなる跳ね返りもロツク作用の即座
確立を妨害しない。何故ならば、これと同時にロツク爪
38がその歯先Zを以てラチエツト歯24の2個の隣接する
歯間の歯溝内に運動しそしてベルト巻軸18とラチエツト
歯24との間の爾後の僅か数度の相対回転によつてロツク
爪38はラチエツト歯24に対してロツク係合するように落
込むからである。
説明された実施例において、ロツク爪38,40及び38A,40A
は互いから独立して運動し得る。図面には示されないも
う一つの発展形式に従えば、ロツク爪の運動は好適な連
結手段によつて互いに同期化される。
周方向への2個のロツク爪38,40及び38A,40Aの互いに対
する片寄り度は、第1にもし2個の歯先が互いに衝接す
るならばそれぞれの他方のロツク爪の歯先は同様に歯先
に絶対に衝接せず、そして第2に一方のロツク爪の跳ね
返りの時他方のロツク爪が歯溝内に係合する前の回転角
度は可能な限り小さいように、歯のジオメトリーに従つ
て決定される。ロツク機構の負荷が極度に高いときに
は、ロツク機構の機能部品の塑性変形が生じるから、ブ
ロツキング荷重は両ロツク爪によつて吸収される。
第7図−第10図に示される実施例においては、2対のロ
ツク爪38,38A及び40,40Aが設けられている。これらロツ
ク爪はおのおのそれらの重心において取付けられそして
ベルト巻軸18の円形外周縁輪郭80内に受容される円形外
周縁を有する。各ロツク爪38,38A,40,40Aはベルト巻軸1
8の平面図上概ね扇形の2個の軸方向延長部82,84の間に
画成された自由空間内に配列される。軸方向延長部82,8
4の外周縁はベルト巻軸18の円形外周縁輪郭80内に受容
される。軸方向延長部82,84はそれらが、各場合におい
て、ハイジングに固定されたラチエツト歯24よりも外方
へ突出するように寸法を決定される。第7図はロツク爪
38,40をそれらの休止位置、即ちそれらがそれぞれ板ば
ね86または88によつて弾圧される位置、において示す。
前記板ばね86,88はばね薄板部分85から折曲げられそし
てそれぞれ隣接軸方向延長部82または84に固定されてい
る。第8図はロツク爪38,40をそれらの作動位置、即ち
ラチエツト歯24の方向へ偏向された位置、において示
す。ロツク爪38,40の休止位置は、ベルト巻軸18のさら
に別の軸方向延長部90,92によつて画定され、該位置に
おいて相隣するロツク爪40,38はそれぞれ跳ね返り可能
に係合確保される。制御デイスク32はハブに2個の概ね
正反対に対向位置された制御カム94,96を担持し、制御
爪28が制御デイスク32の制御歯34内に落込むとき車両感
知様式で第1の制御カム94はロツク爪40を作動させ、第
2の制御カムはロツク爪38を作動させる。ロツク爪38,3
8A及び40,40Aは、ベルト巻軸18の軸方向の孔62内に据付
けられた軸60によつて、互いに対として固定的に結合さ
れる。撥ね返り可能に後退する軸受ブシユ100が各孔62
の軸方向端のおのおのに挿入される。各軸60の取付けの
後退可能性は、ロツク爪38,38Aの係合面Zが周縁方向に
ラチエツト歯24のピツチの一部分によつてロツク爪40,4
0Aの係合面Zに対して片寄つて位置されていても、ロツ
ク荷重下でロツク爪の両対が、ハウジングに固定された
ラチエツト歯24の歯溝内にロツク態様で係合するように
設計される。ロツク作動において最初に単に2個のロツ
ク爪38,38Aまたは40,40Aがラチエツト歯24内にロツク駆
動されても、続いてロツク荷重が漸増するに伴つて、軸
受ブシユ100が周縁方向に変形され、その結果、他方の
対のロツク爪もハウジングに固定されたラチエツト歯24
内にロツク荷重を導く(第8図)。この実施例のもう一
つの特異点は、高ロツク荷重下においてロツク爪はそれ
ぞれの係合面から遠いそれらの後面によつてそれぞれ軸
方向延長部82または84の隣接する肩82Aまたは84Aに衝接
することに存する。ベルト巻軸18の軸方向延長部82,84
に対する高ロツク荷重下のロツク爪のこのような衝接に
よつて、2対のロツク爪の取付けは楽にされそして特に
極度の荷重から保護され、それにより、ロツク爪は高偶
発荷重の後ですら、関連板ばね86,88によつて休止位置
へ戻るように動かされるのに依然として十分運動自在に
取付けられ得る。
説明された実施例のもう一つの特異点は第9図及び第10
図に開示される。それはベルト巻軸18の取付けに関す
る。制御デイスク32の側において、ベルト巻軸18はその
軸方向端に軸受ピン102を設けられており、軸受ピン102
はハウジングカバー104に一体的に形成された軸受ブシ
ユ106内に回転自在に据付けられる。軸受ブシユ106は二
重同心ビード108によつて包囲される。二重同心ビード1
08はハウジングカバー104内に同様に一体的に形成され
ており、そしてそれにより軸受ブシユ106は半径方向に
後退可能に確保される。
反対側においてベルト巻軸108は軸受延長部110によつて
軸受ブシユ112内に取付けられ、軸受ブシユ112は引込ば
ね114を包囲するハウジングカバー116によつて確保さ
れ、ハウジングカバー116は半径方向に変位可能であり
そしてハウジング12の隣接側板に跳ね戻り自在に取付け
られる。ハウジングカバー116はそのハウジング12に面
する側に一体的に形成された複数の弾性可撓ピン102で
あつておのおのそれらの自由端を以てハウジング12の側
板の関連孔内に差込まれるものを有する。さらに、ハウ
ジングカバー116はその外周縁にフランジ状の延長部116
Aであつて半径方向に指向された複数のスロツトが形成
されたものを設けられ、ハウジング12に固定されたカラ
ーピン122が前記スロツトに挿通結合されてハウジング
カバー116を半径方向に変位自在にハウジング12に取付
ける。かくしてベルト巻軸18は荷重下で跳ね返り自在に
後退し得る簡易に機能する精密な据付手段を装備され、
それにより、ベルト巻軸18は、その軸方向延長部82,84
を介してそしてロツク爪38,38A及び40,40Aを介して、ハ
ウジング12に固定されたラチエツト歯24を押圧し、従つ
てラチエツト歯24を粗軸受として働く。この状態、即ち
2対のロツク爪がロツク荷重をラチエツト歯24に導きそ
してベルト巻軸18がその外周縁を以てハウジング12に固
定されたラチエツト歯24を押圧する状態、が第8図に図
解されている。
第11図から明らかなように、安全ベルト引込装置の様々
な構成要素は、底板を内方へ曲げられて側板を傾斜させ
られ、予めその構成要素を組付けられたベルト巻軸の半
径方向挿入を可能にされたハウジング12内に据付けら
れ、その後、ハウジング12を直立させそしてその底板を
まつすぐにすることによつて側板を平行にされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は分割して図示されたベルト引込装置の概略斜視
図、第2図は休止状態におけるベルト引込装置のロツク
爪の概略側断面、第3図は第2図のベルト引込装置のロ
ツク爪の車両感知式ロツク作用を示す概略側面図、第4
図は第2図のベルト引込装置のロツク爪のウエツビング
感知式ロツク作用の示す概略側面図、第5図は第2図の
ベルト引込装置の1対のロツク爪の作用間における相互
関係を示す概略側面図、第6図は第1図に示したベルト
引込装置の縦断面図、第7図は休止位置に在るベルト引
込装置の他の一実施例の側面図、第8図は作動位置に在
る第7図のベルト引込装置の同様側面図、第9図は第7
図のIX−IX線に沿う軸方向断面図、第10図は第7図のX
−X線に沿う軸方向部分断面図、第11図は第7図から第
10図に示された実施例の分解部品斜視配列図である。 図面上、10……ベルト引込装置、12……ハウジング、14
……ウエツビング、16……巻軸延長部、18……ベルト巻
軸、20……側板、22……リング部材、24……ラチエツト
歯、28……制御爪、30……玉、32……制御デイスク、34
……制御歯、36……カム、38,38A,40,40A……ロツク
爪、42,44……支持ピン、72……圧力ばね、Z……歯
先、82,84……軸方向延長部、86,88……板ばね。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車用安全ベルト拘束システムのための
    ベルト引込装置にして、 ハウジングに固定されたラチェット歯と、 ベルト巻軸に対して偏心して該ベルト巻軸の側面に枢動
    可能に取り付けられ、前記ラチェット歯に対向した少な
    くとも2つのロック爪であって、前記ラチェット歯と非
    係合になる休止位置に弾力的に偏圧されており、自動車
    速度変化感知式センサにより駆動され得る制御爪と協働
    する制御歯を外周に有しベルト巻取軸に対して回転可能
    な制御ディスク上のそれぞれのカムによって前記ラチェ
    ット歯とロック係合するように自動車速度変化に応じて
    枢動され得るものと を具備するロック機構を備えた自動車速度変化感知式で
    ウエッビングの急激な引出し感知式のベルト引込装置に
    おいて、 ロック爪(38,40,38A,40A)がそれぞれの重心の少なく
    とも近傍において取り付けられており、ウエッビングの
    急激な引出しに応じたラッチェト歯(24)に対するロッ
    ク爪(38,40,38A,40A)の相対移動に起因するロック作
    用が、もっぱら慣性力の作用下で生じるように構成さ
    れ、 バルト巻軸(18)の前記側面上のロック爪(38,40,38A,
    40A)の係合面(Z)が、ハウジングに固定されたラチ
    ェット歯(24)のピッチの大きさの一部分に相当する角
    度だけ周方向に相互にズレて位置するように構成されて
    いる ことを特徴とする自動車用安全ベルト拘束システムのた
    めのベルト引込装置。
  2. 【請求項2】ロック爪(38,40,38A,40A)が平面図で見
    て平行四辺形の形状を有し、該平行四辺形の鋭角のコー
    ナーがロック歯の歯先(Z)を形成している請求項1に
    記載のベルト引込装置。
  3. 【請求項3】ロック爪(38,40,38A,40A)が概ね直径方
    向にみて互いに反対のところに配置されている請求項1
    に記載のベルト引込装置。
  4. 【請求項4】ロック爪(38,40,38A,40A)が互いに同一
    に形成されている請求項1から3までのいずれか一つの
    項に記載のベルト引込装置。
  5. 【請求項5】各ロック爪(38,40,38A,40A)が圧力ばね
    (70,72)によってその休止位置に偏圧されており、前
    記圧力ばねは、その一端が関連ロック爪(38,40)に押
    し付けられその他端が支台片(74,76)に押し付けられ
    ており、該支台片が、ベルト巻軸の側面に固定されてい
    ると共に隣接ロック爪(38,40)のためのストッパとし
    て働いて、前記ハウジングに固定されたラチェット歯
    (24)に対して非係合状態になる前記休止位置を規定し
    ている請求項1から4までのいずれか一つの項に記載の
    ベルト引込装置。
  6. 【請求項6】2つのロック爪(38,40,38A,40A)が強さ
    の互いに異なる戻りばね(70,72)によってそれぞれの
    休止位置へ偏圧されている請求項1から5までのいずれ
    か一つの項に記載のベルト引込装置。
  7. 【請求項7】前記ロック機構が、ベルト巻軸(18)の両
    側に、ハウジングに固定されたラチェット歯(24,24A)
    及びそれらと協働する2つのロック爪(38,40,38A,40
    A)を有し、ベルト巻軸(18)の一方及び他方の側に整
    合配置された前記ロック爪(38,40,38A,40A)の各対
    が、ベルト巻取軸(18)の軸方向の孔(62)に回転可能
    に挿設された軸(60)によって互いに固定的に結合され
    ている請求項1から6までのいずれか一つの項に記載の
    ベルト引込装置。
  8. 【請求項8】ベルト巻軸(18)の両側に配置された対応
    する2つのロック爪(38,40,38A,40A)を互いに固定的
    に結合するように構成された各軸(60))は、少なくと
    もロック時の荷重の作用下では、ラチェット歯(24)の
    ピッチに関して周方向にズレた状態でベルト巻軸(18)
    の同じ側に配置された2つのロック爪(38,40,38A,40
    A)が両方共回転の阻止に寄与すべくラチェット歯(2
    4)と係合状態になり得る程度に変位可能である請求項
    7に記載のベルト引込装置。
  9. 【請求項9】各軸(60)が弾性変形可能な少なくとも一
    つのブッシュ(100)を介してベルト巻軸(18)の軸方
    向孔(62)に挿設されており、各ロック爪(38,40,38A,
    40A)が、ラチェット歯(24)の少なくとも軸方向外側
    境界まで延在したベルト巻軸(18)の2つの軸方向延長
    部(82,84)の間で周方向に位置しベルト巻軸(18)の
    側方に在る自由空間内に取付けられており、前記軸方向
    延長部(82,84)がベルト巻軸(18)の外周縁(80)の
    内に位置しており、各ロック爪(38,40,38A,40A)が、
    軸(60)の変位可能な挿設の故にロック時の荷重作用下
    で、ベルト巻軸(18)の隣接軸方向延長部(82,84)の
    ぴったり合うように形成された支持肩(82A,84A)と係
    合する後面を、該ロック爪(38,40,38A,40A)の前記係
    合面(Z)から遠い側に有しており、ロック爪(38,40,
    38A,40A)の外縁がベルト巻軸(18)の円形の外周縁輪
    郭(80)の内に位置している請求項8に記載のベルト引
    込装置。
  10. 【請求項10】ベルト巻軸(18)がその軸方向の2端の
    各々において荷重下で半径方向に後退可能な精密軸受
    (102,106,110,112)に据付けられている請求項1から
    9までの何れか一つの項に記載のベルト引込装置。
  11. 【請求項11】ベルト巻軸(18)の一軸方向側に、自動
    車速度変化感知式センサと制御ディスクとを包囲するハ
    ウジングカバー(104)が設けられており、前記ハウジ
    ングカバー(104)には、ベルト巻軸(18)の軸受ピン
    (102)用に半径方向に後退可能に保持された軸受ブッ
    シュ(106)が設けられている請求項10に記載のベルト
    引込装置。
  12. 【請求項12】軸受ブッシュ(106)が該ブッシュ(10
    6)を同心状に包囲するハウジングカバー(104)のビー
    ド(108)内に保持されている請求項11に記載のベルト
    引込装置。
  13. 【請求項13】引込ばね(114)がハウジングカバー(1
    16)内に配置されており、ハウジングカバー(116)に
    は、ベルト巻軸(18)の隣接軸受延長部(110)用の軸
    受ブッシュ(112)が取付けられており、ハウジングカ
    バー(116)がベルト引込装置のハウジング(12)の隣
    接側壁に半径方向変位可能に取付けられている請求項10
    から12までのいずれか一つの項に記載のベルト引込装
    置。
  14. 【請求項14】ハウジングカバー(116)に一体的に形
    成された軸方向内側へ向いた複数の弾性可撓ピン(12
    0)であって各々の自由端がベルト引込装置のハウジン
    グ(12)の側壁に関連孔内に挿入されたもの(120)を
    更に有する請求項13に記載のベルト引込装置。
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