JPH07108643B2 - ドリップチャンネル用ウエザーストリップ - Google Patents
ドリップチャンネル用ウエザーストリップInfo
- Publication number
- JPH07108643B2 JPH07108643B2 JP1109479A JP10947989A JPH07108643B2 JP H07108643 B2 JPH07108643 B2 JP H07108643B2 JP 1109479 A JP1109479 A JP 1109479A JP 10947989 A JP10947989 A JP 10947989A JP H07108643 B2 JPH07108643 B2 JP H07108643B2
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- Japan
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- weather strip
- drip channel
- terminal clip
- open end
- drip
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/80—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors
- B60J10/84—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors arranged on the vehicle body
- B60J10/85—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors arranged on the vehicle body with additional seals on the body side
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/30—Sealing arrangements characterised by the fastening means
- B60J10/32—Sealing arrangements characterised by the fastening means using integral U-shaped retainers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車の車体開口部とドアサッシュとの間をシ
ールするドリップチャンネル用ウエザーストリップに関
するものである。
ールするドリップチャンネル用ウエザーストリップに関
するものである。
従来の技術 従来から自動車の外観及び空力特性を向上させるため
に、第９図及び第10図に示したように、自動車１のドア
サッシュ２の前縁部2aをフロントピラー３の側方に回り
込むように延設するとともに、端末部2bをフロントピラ
ー３側のコーナー部3aに所定の間隙を保持して対向さ
せ、ドアサッシュ２の前縁部2aの外郭面とフロントピラ
ー３の外郭面との間に凹凸が生じないようにした構造が
知られている。そしてドアサッシュ２とフロントピラー
３間のシール性を高めるために、該フロントピラー３の
側面にドリップチャンネル５を介してウエザーストリッ
プ６を固着し、このウエザーストリップ６のシールリッ
プ７をドアサッシュ２の内側面に弾接させている。更に
フロントピラーアウタ８とフトロンピラーインナ９との
接合フランジ部９に別のウエザーストリップ11を固着し
てドアサッシュ２とフロントピラー３間に二重シールを
形成している。
に、第９図及び第10図に示したように、自動車１のドア
サッシュ２の前縁部2aをフロントピラー３の側方に回り
込むように延設するとともに、端末部2bをフロントピラ
ー３側のコーナー部3aに所定の間隙を保持して対向さ
せ、ドアサッシュ２の前縁部2aの外郭面とフロントピラ
ー３の外郭面との間に凹凸が生じないようにした構造が
知られている。そしてドアサッシュ２とフロントピラー
３間のシール性を高めるために、該フロントピラー３の
側面にドリップチャンネル５を介してウエザーストリッ
プ６を固着し、このウエザーストリップ６のシールリッ
プ７をドアサッシュ２の内側面に弾接させている。更に
フロントピラーアウタ８とフトロンピラーインナ９との
接合フランジ部９に別のウエザーストリップ11を固着し
てドアサッシュ２とフロントピラー３間に二重シールを
形成している。
このような構成において、前記フロントピラー３の側面
にドリップチャンネル５を介して固着されたウエザース
トリップ６の下方端末部分には、型成形手段等による端
末成形を施すか又はゴム等で成るエンドキャップを装着
して、ドアを解放した際の外観を高めるようにした工夫
がなされているのが通例である。上記端末成形の形状例
としては、ウエザーストリップ６を解放端を一体に固着
して平板状にする方法が一般的である。又、エンドキャ
ップとしては第11図，第12図に示したようにウエザース
トリップ６の解放端にゴム等で成るキャップ12を装着し
て閉止する手段，もしくは第13図，第14図に示したよう
にウエザーストリップ６の解放端に樹脂材料の注入成形
層13を形成する手段か知られている。
にドリップチャンネル５を介して固着されたウエザース
トリップ６の下方端末部分には、型成形手段等による端
末成形を施すか又はゴム等で成るエンドキャップを装着
して、ドアを解放した際の外観を高めるようにした工夫
がなされているのが通例である。上記端末成形の形状例
としては、ウエザーストリップ６を解放端を一体に固着
して平板状にする方法が一般的である。又、エンドキャ
ップとしては第11図，第12図に示したようにウエザース
トリップ６の解放端にゴム等で成るキャップ12を装着し
て閉止する手段，もしくは第13図，第14図に示したよう
にウエザーストリップ６の解放端に樹脂材料の注入成形
層13を形成する手段か知られている。
発明が解決しようとする課題 しかしながらこのように従来のウエザーストリップ６の
構成にあっては、該ウエザーストリップ６の端末部を型
成形手段による端末成形処理を施すか、もしくはエンド
キャップ等による閉止手段等が実施されているため、こ
の型成形手段の場合は余分な工程を必要として、作業が
繁雑化してしまうとともにコストアップを招来してしま
うという課題があった。更に前記エンドキャップを装着
する手段の場合、ウエザーストリップに対するエンドキ
ャップの保持力が極めて弱いため、ウエザーストリップ
の解放端に応力が集中した際に該エンドキャップが抜け
てしまうことがあるという問題点を有している。
構成にあっては、該ウエザーストリップ６の端末部を型
成形手段による端末成形処理を施すか、もしくはエンド
キャップ等による閉止手段等が実施されているため、こ
の型成形手段の場合は余分な工程を必要として、作業が
繁雑化してしまうとともにコストアップを招来してしま
うという課題があった。更に前記エンドキャップを装着
する手段の場合、ウエザーストリップに対するエンドキ
ャップの保持力が極めて弱いため、ウエザーストリップ
の解放端に応力が集中した際に該エンドキャップが抜け
てしまうことがあるという問題点を有している。
そこで本発明はこのような従来のウエザーストリップの
端末処理手段が有している課題を解消して、簡易な操作
によって端末処理を実施することができるドリップチャ
ンネル用ウエザーストリップを提供することを目的とす
るものである。
端末処理手段が有している課題を解消して、簡易な操作
によって端末処理を実施することができるドリップチャ
ンネル用ウエザーストリップを提供することを目的とす
るものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記の目的を達成するために、車体開口部の側
面にドリップチャンネルを介してウエザーストリップを
固着し、このウエザーストリップのシールリップをドア
サッシュの内側面に弾接したウエザーストリップにおい
て、上記ウエザーストリップの解放端に、該ウエザース
トリップの一部を覆蓋するとともに、少なくとも前記シ
ールリップの衝接を避けるためのスリットが形成された
端末クリップを装填したドリップチャンネル用ウエザー
ストリップの構成にしてあり、更に上記ウエザーストリ
ップの解放端に、少なくとも該ウエザーストリップ内に
配置されたドリップチャンネルを両面から挟む挾持部を
有する端末クリップを装填したドリップチャンネル用ウ
エザーストリップの構成にしてある。
面にドリップチャンネルを介してウエザーストリップを
固着し、このウエザーストリップのシールリップをドア
サッシュの内側面に弾接したウエザーストリップにおい
て、上記ウエザーストリップの解放端に、該ウエザース
トリップの一部を覆蓋するとともに、少なくとも前記シ
ールリップの衝接を避けるためのスリットが形成された
端末クリップを装填したドリップチャンネル用ウエザー
ストリップの構成にしてあり、更に上記ウエザーストリ
ップの解放端に、少なくとも該ウエザーストリップ内に
配置されたドリップチャンネルを両面から挟む挾持部を
有する端末クリップを装填したドリップチャンネル用ウ
エザーストリップの構成にしてある。
作用 かかる構成によれば、ウエザーストリップの解放端に少
なくともシールリップの衝接を避けるスリットが形成さ
れた端末クリップを覆蓋した状態に装填するだけの操作
を実施するのみでウエザーストリップの端末処理を終了
することができて、しかも該ウエザーストリップのシー
ルリップのシール性が損なわれることがないという作用
がもたらされる。
なくともシールリップの衝接を避けるスリットが形成さ
れた端末クリップを覆蓋した状態に装填するだけの操作
を実施するのみでウエザーストリップの端末処理を終了
することができて、しかも該ウエザーストリップのシー
ルリップのシール性が損なわれることがないという作用
がもたらされる。
更にウエザーストリップの解放端に少なくとも該ウエザ
ーストリップ内に配置されたドリップチャンネルを両面
から挟む挾持部を有する端末クリップを装填することに
より、上記把持爪がドリップチャンネルを両面から挟み
こんだ状態としてウエザーストリップ内に挿入されて、
該端末クリップの抜けが防止されるという作用が得られ
る。
ーストリップ内に配置されたドリップチャンネルを両面
から挟む挾持部を有する端末クリップを装填することに
より、上記把持爪がドリップチャンネルを両面から挟み
こんだ状態としてウエザーストリップ内に挿入されて、
該端末クリップの抜けが防止されるという作用が得られ
る。
実施例 以下本発明にかかるドリップチャンネル用ウエザースト
リップの一実施例を、前記従来の構成と同一の構成部分
に同一の符号を付して詳述する。
リップの一実施例を、前記従来の構成と同一の構成部分
に同一の符号を付して詳述する。
第１図，第２図は本発明の第１実施例を示しており、図
中６は車体開口部とドアサッシュ間のシール性を高める
ために、該車体開口部の側面にドリップチャンネル５を
介して固着されたウエザーストリップであり、このウエ
ザーストリップ６は、ウエルト部6aと、該ウエルト部6a
の外面に突設されたシールリップ6b,6cと、前記ウエル
ト部6aの内側に突設されてドリップチャンネル５を挾持
するシールリップ6d,6dとを具備している。前記シール
リップ6bが図外のドアサッシュの内側面に弾接されてい
る。一方15は本発明で採用した端末クリップであって、
この端末クリップ15は全体的にキャップ状を呈している
とともに周壁部15aに、該端末クリップ15をウエザース
トリップ６に覆蓋した際に前記シールリップ6b,6c及び
ドリップチャンネル５への衝接を避けるためのスリット
16a,16b,16cが形成されている。第２図は上記端末クリ
ップ15をウエザーストリップ６の一部を覆蓋した状態を
示す要部断面図である。
中６は車体開口部とドアサッシュ間のシール性を高める
ために、該車体開口部の側面にドリップチャンネル５を
介して固着されたウエザーストリップであり、このウエ
ザーストリップ６は、ウエルト部6aと、該ウエルト部6a
の外面に突設されたシールリップ6b,6cと、前記ウエル
ト部6aの内側に突設されてドリップチャンネル５を挾持
するシールリップ6d,6dとを具備している。前記シール
リップ6bが図外のドアサッシュの内側面に弾接されてい
る。一方15は本発明で採用した端末クリップであって、
この端末クリップ15は全体的にキャップ状を呈している
とともに周壁部15aに、該端末クリップ15をウエザース
トリップ６に覆蓋した際に前記シールリップ6b,6c及び
ドリップチャンネル５への衝接を避けるためのスリット
16a,16b,16cが形成されている。第２図は上記端末クリ
ップ15をウエザーストリップ６の一部を覆蓋した状態を
示す要部断面図である。
このような端末クリップ15の構成によれば、第１図の矢
印Ａに示したように該端末クリップ15をウエザーストリ
ップ６の解放端に覆蓋した状態に装填するだけの操作を
実施するのみでウエザーストリップ６の端末処理を終了
することができる上、シールリップ6b,6cのシール性が
損なわれることがないという作用がもたらされる。
印Ａに示したように該端末クリップ15をウエザーストリ
ップ６の解放端に覆蓋した状態に装填するだけの操作を
実施するのみでウエザーストリップ６の端末処理を終了
することができる上、シールリップ6b,6cのシール性が
損なわれることがないという作用がもたらされる。
第３図は本発明の第２実施例を示しており、本例の場
合、端末クリップ18が側面視略コ字状を呈していて、該
端末クリップ18の一端上下部には把持爪19a,19bで成る
挾持部19が形成されており、且つ端末クリップ18の上面
に係止爪20a,20bが突設されている。
合、端末クリップ18が側面視略コ字状を呈していて、該
端末クリップ18の一端上下部には把持爪19a,19bで成る
挾持部19が形成されており、且つ端末クリップ18の上面
に係止爪20a,20bが突設されている。
このような端末クリップ18の構成によれば、第３図の矢
印Ｂに示したように該端末クリップ18をウエザーストリ
ップ６の解放端内方に挿入することによって、上記挾持
部19の把持爪19a,19bがドリップチャネル５を両面から
挟みこみ、且つ係止爪20a,20bがウエザーストリップ６
の内壁上面に係止されて、端末クリップ18の抜けが防止
されるという作用をもたらすことができる。
印Ｂに示したように該端末クリップ18をウエザーストリ
ップ６の解放端内方に挿入することによって、上記挾持
部19の把持爪19a,19bがドリップチャネル５を両面から
挟みこみ、且つ係止爪20a,20bがウエザーストリップ６
の内壁上面に係止されて、端末クリップ18の抜けが防止
されるという作用をもたらすことができる。
第４図は本発明の第３実施例を示しており、本例の場
合、基本的な構成は前記第２実施例と略同一であって、
且つ同一の符号を付して表示してある。この第３実施例
では、端末クリップ21が前記例と同様に側面視略コ字状
を呈しているとともに、該端末クリップ21の一端上下部
には把持爪19a,19bで成る挾持部19が形成されており、
且つ端末クリップ21の一側端面に頭部21aが付設されて
いる。
合、基本的な構成は前記第２実施例と略同一であって、
且つ同一の符号を付して表示してある。この第３実施例
では、端末クリップ21が前記例と同様に側面視略コ字状
を呈しているとともに、該端末クリップ21の一端上下部
には把持爪19a,19bで成る挾持部19が形成されており、
且つ端末クリップ21の一側端面に頭部21aが付設されて
いる。
このような端末クリップ21の構成によれば、該端末クリ
ップ21を矢印Ｂに示したようにウエザーストリップ６の
解放端内方に挿入することによって、上記挾持部19の把
持爪19a,19bがドリップチャンネル５を両面から挟みこ
み、且つ頭部21aが該ウエザーストリップ６の解放端を
完全に閉止して、外部からの水分等の浸入が防止される
という作用が得られる。
ップ21を矢印Ｂに示したようにウエザーストリップ６の
解放端内方に挿入することによって、上記挾持部19の把
持爪19a,19bがドリップチャンネル５を両面から挟みこ
み、且つ頭部21aが該ウエザーストリップ６の解放端を
完全に閉止して、外部からの水分等の浸入が防止される
という作用が得られる。
第５図は本発明の第４実施例を示しており、本例の場合
の端末クリップ23は前記第１実施例と同様に全体的キャ
ップ状を呈しているとともに周壁部23aにウエザースト
リップ６のシールリップ6b,6c及びドリップチャンネル
５への衝接を避けるためのスリット23b,23cが形成され
ており、且つ該周壁部23aの内部に前記第３実施例と同
様に側面視略コ字状を有し、且つ一端上下部に前記と同
様な把持爪24a,24bから成る挾持部24が設けられてい
る。
の端末クリップ23は前記第１実施例と同様に全体的キャ
ップ状を呈しているとともに周壁部23aにウエザースト
リップ６のシールリップ6b,6c及びドリップチャンネル
５への衝接を避けるためのスリット23b,23cが形成され
ており、且つ該周壁部23aの内部に前記第３実施例と同
様に側面視略コ字状を有し、且つ一端上下部に前記と同
様な把持爪24a,24bから成る挾持部24が設けられてい
る。
このような端末クリップ23の構成によれば、該端末クリ
ップ23を矢印Ｄに示したようにウエザーストリップ６の
解放端内方に挿入することによって、上記挾持部24の把
持爪24a,24bがドリップチャンネル５を両面から挟みこ
み、且つ周壁部23aに形成されたスリット23b,23c,23dの
作用によってウエザーストリップ６のシールリップ6b,6
c及びドリップチャンネル５との衝接を防止しながら該
周壁部23aがウエザーストリップ６の解放端を覆蓋する
ことができる。
ップ23を矢印Ｄに示したようにウエザーストリップ６の
解放端内方に挿入することによって、上記挾持部24の把
持爪24a,24bがドリップチャンネル５を両面から挟みこ
み、且つ周壁部23aに形成されたスリット23b,23c,23dの
作用によってウエザーストリップ６のシールリップ6b,6
c及びドリップチャンネル５との衝接を防止しながら該
周壁部23aがウエザーストリップ６の解放端を覆蓋する
ことができる。
第６図は本発明の第５実施例を示しており、本例の場
合、端末クリップ27が頭部27aと、該頭部27aから突出す
る挾持部27bとを具備して成り、且つこの挾持部27bにウ
エザーストリップ６のウエルト部6aの形状に適合する曲
面形状27cが付された構成にしてある。従って該端末ク
リップ27を矢印Ｅに示したようにウエザーストリップ６
の解放端内方に挿入することによって、上記挾持部27b
がドリップチャンネル５の両面から挟みつけて、ウエザ
ーストリップ６の解放端を覆蓋することができる。
合、端末クリップ27が頭部27aと、該頭部27aから突出す
る挾持部27bとを具備して成り、且つこの挾持部27bにウ
エザーストリップ６のウエルト部6aの形状に適合する曲
面形状27cが付された構成にしてある。従って該端末ク
リップ27を矢印Ｅに示したようにウエザーストリップ６
の解放端内方に挿入することによって、上記挾持部27b
がドリップチャンネル５の両面から挟みつけて、ウエザ
ーストリップ６の解放端を覆蓋することができる。
第７図は本発明の第６実施例を示しており、本例の場
合、端末クリップ29が前記第１実施例と同様に全体的に
キャップ状を呈しているとともに周壁部29aにウエザー
ストリップ６のシールリップ6b,6c及びドリップチャン
ネル５への衝接を避けるためのスリット29b,29c,29eが
形成されており、該周壁部29aの内部にウエザーストリ
ップ６のウエルト部6aの形状に適合する曲面形状29dが
付された挾持部30を具備した構成にしてある。
合、端末クリップ29が前記第１実施例と同様に全体的に
キャップ状を呈しているとともに周壁部29aにウエザー
ストリップ６のシールリップ6b,6c及びドリップチャン
ネル５への衝接を避けるためのスリット29b,29c,29eが
形成されており、該周壁部29aの内部にウエザーストリ
ップ６のウエルト部6aの形状に適合する曲面形状29dが
付された挾持部30を具備した構成にしてある。
かかる構成によれば、端末クリップ29を矢印Ｆに示した
ようにウエザーストリップ６の解放端内方に挿入するこ
とによって、組付後の断面図である第８図に示したよう
に上記挾持部30がドリップチャンネル５の両面から挟み
つけて、且つ周壁部29aに形成されたスリット29b,29c,2
9eの作用によってウエザーストリップ６のシールリップ
6b,6c及びドリップチャンネル５との衝接を防止しなが
ら該周壁部29aがウエザーストリップ６の解放端を覆蓋
することができる。
ようにウエザーストリップ６の解放端内方に挿入するこ
とによって、組付後の断面図である第８図に示したよう
に上記挾持部30がドリップチャンネル５の両面から挟み
つけて、且つ周壁部29aに形成されたスリット29b,29c,2
9eの作用によってウエザーストリップ６のシールリップ
6b,6c及びドリップチャンネル５との衝接を防止しなが
ら該周壁部29aがウエザーストリップ６の解放端を覆蓋
することができる。
発明の効果 以上詳細に説明した如く、本発明にかかるドリップチャ
ンネル用ウエザーストリップの構成によれば、車体開口
部の側面にドリップチャンネルを介してウエザーストリ
ップを固着し、このウエザーストリップのシールリップ
をドアサッシュの内側面に弾接したウエザーストリップ
において、上記ウエザーストリップの解放端に、該ウエ
ザーストリップの一部を覆蓋するとともに、少なくとも
前記シールリップの衝接を避けるためのスリット形成さ
れた端末クリップを装填したドリップチャンネル用ウエ
ザーストリップの構成にしてあり、更に上記ウエザース
トリップの解放端に、少なくとも該ウエザーストリップ
内に配置されたドリップチャンネルを両面から挟む挾持
部を有する端末クリップを装填したドリップチャンネル
用ウエザーストリップの構成にしたので、以下に記す作
用効果がもたらされる。即ち、ウエザーストリップの解
放端に少なくともシールリップの衝接を避けるスリット
が形成された端末クリップを覆蓋した状態に装填するだ
けの操作を実施するのみでウエザーストリップの端末処
理を終了することができて、作業が簡易化されるととも
に従来の型成形のように余分な工程を不要として、しか
もウエザーストリップのシール性が損なわれることがな
く、コストを低廉化することができる。
ンネル用ウエザーストリップの構成によれば、車体開口
部の側面にドリップチャンネルを介してウエザーストリ
ップを固着し、このウエザーストリップのシールリップ
をドアサッシュの内側面に弾接したウエザーストリップ
において、上記ウエザーストリップの解放端に、該ウエ
ザーストリップの一部を覆蓋するとともに、少なくとも
前記シールリップの衝接を避けるためのスリット形成さ
れた端末クリップを装填したドリップチャンネル用ウエ
ザーストリップの構成にしてあり、更に上記ウエザース
トリップの解放端に、少なくとも該ウエザーストリップ
内に配置されたドリップチャンネルを両面から挟む挾持
部を有する端末クリップを装填したドリップチャンネル
用ウエザーストリップの構成にしたので、以下に記す作
用効果がもたらされる。即ち、ウエザーストリップの解
放端に少なくともシールリップの衝接を避けるスリット
が形成された端末クリップを覆蓋した状態に装填するだ
けの操作を実施するのみでウエザーストリップの端末処
理を終了することができて、作業が簡易化されるととも
に従来の型成形のように余分な工程を不要として、しか
もウエザーストリップのシール性が損なわれることがな
く、コストを低廉化することができる。
更にウエザーストリップの解放端に少なくとも該ウエザ
ーストリップ内に配置されたドリップチャンネルを両面
から挟む挾持部を有する端末クリップを充填することに
より、上記挾持部がドリップチャンネルを両面から挟み
こんだ状態としてウエザーストリップ内に挿入されるの
で、該端末クリップの保持力が極めて強くなり、ウエザ
ーストリップの解放端に応力が集中した際にあっても該
端末クリップが抜けてしまうことがなく、取付強度が高
められるという大きな効果がもたらされる。
ーストリップ内に配置されたドリップチャンネルを両面
から挟む挾持部を有する端末クリップを充填することに
より、上記挾持部がドリップチャンネルを両面から挟み
こんだ状態としてウエザーストリップ内に挿入されるの
で、該端末クリップの保持力が極めて強くなり、ウエザ
ーストリップの解放端に応力が集中した際にあっても該
端末クリップが抜けてしまうことがなく、取付強度が高
められるという大きな効果がもたらされる。
第１図は本発明の第１図を示す要部斜視図、第２図は同
組付時における第１図のII−II線に沿う断面図、第３図
は本発明の第２実施例を示す要部分解斜視図、第４図は
本発明の第３実施例を示す要部分解斜視図、第５図は本
発明の第４実施例を示す要部分解斜視図、第６図は本発
明の第５実施例を示す要部分解斜視図、第７図は本発明
の第６実施例を示す要部分解斜視図、第８図は同組付時
の状態を示す要部断面図、第９図は自動車を示す側面
図、第10図は第９図のＸ−Ｘ線に沿う断面図、第11図は
従来の端末処理の一例を示す部分的斜視図、第12図は第
11図のXII−XII線に沿う断面図、第13図は従来の他の端
末処理の一例を示す部分的斜視図、第14図は第13図のXI
V−XIV線に沿う断面図である。 ２……ドアサッシュ、３……フロントピラー（車体開口
部）、５……ドリップチャンネル、６……ウエザースト
リップ、15,18,21,23,27,29……端末クリップ、16a,16
b,16c,23b,23c,23d,29b,29c,29e……スリット、15a,23
a,29a……周壁部、19a,19b,24a,24b……把持爪、21a,27
a……頭部、19,24,27b,30……挾持部、
組付時における第１図のII−II線に沿う断面図、第３図
は本発明の第２実施例を示す要部分解斜視図、第４図は
本発明の第３実施例を示す要部分解斜視図、第５図は本
発明の第４実施例を示す要部分解斜視図、第６図は本発
明の第５実施例を示す要部分解斜視図、第７図は本発明
の第６実施例を示す要部分解斜視図、第８図は同組付時
の状態を示す要部断面図、第９図は自動車を示す側面
図、第10図は第９図のＸ−Ｘ線に沿う断面図、第11図は
従来の端末処理の一例を示す部分的斜視図、第12図は第
11図のXII−XII線に沿う断面図、第13図は従来の他の端
末処理の一例を示す部分的斜視図、第14図は第13図のXI
V−XIV線に沿う断面図である。 ２……ドアサッシュ、３……フロントピラー（車体開口
部）、５……ドリップチャンネル、６……ウエザースト
リップ、15,18,21,23,27,29……端末クリップ、16a,16
b,16c,23b,23c,23d,29b,29c,29e……スリット、15a,23
a,29a……周壁部、19a,19b,24a,24b……把持爪、21a,27
a……頭部、19,24,27b,30……挾持部、
Claims (2)
- 【請求項１】車体開口部の側面にドリップチャンネルを
介してウエザーストリップを固着し、このウエザースト
リップのシールリップをドアサッシュの内側面に弾接し
たウエザーストリップにおいて、 上記ウエザーストリップの解放端に、該ウエザーストリ
ップの一部を覆蓋するとともに、少なくとも前記シール
リップの衝接を避けるためのストリップが形成された端
末クリップを装填したことを特徴とするドリップチャン
ネル用ウエザーストリップ。 - 【請求項２】車体開口部の側面にドリップチャンネルを
介してウエザーストリップを固着し、このウエザースト
リップのシールリップをドアサッシュの内側面に弾接し
たウエザーストリップにおいて、 上記ウエザーストリップの解放端に、少なくとも該ウエ
ザーストリップ内に配置されたドリップチャンネルを両
面から挟む挾持部を有する端末クリップを装填したこと
を特徴とするドリップチャンネル用ウエザーストリッ
プ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1109479A JPH07108643B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | ドリップチャンネル用ウエザーストリップ |
| US07/515,624 US5054240A (en) | 1989-04-28 | 1990-04-27 | End member for sealing open end of vehicle weatherstrip |
| EP90304644A EP0395444B1 (en) | 1989-04-28 | 1990-04-27 | End member for sealing open end of vehicle weatherstrip |
| DE69011936T DE69011936T2 (de) | 1989-04-28 | 1990-04-27 | Endstück zum Verschliessen des offenen Endes einer Fahrzeugdichtung. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1109479A JPH07108643B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | ドリップチャンネル用ウエザーストリップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02286444A JPH02286444A (ja) | 1990-11-26 |
| JPH07108643B2 true JPH07108643B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=14511286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1109479A Expired - Lifetime JPH07108643B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | ドリップチャンネル用ウエザーストリップ |
Country Status (4)
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-
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- 1990-04-27 DE DE69011936T patent/DE69011936T2/de not_active Expired - Fee Related
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