JPH07108075B2 - モ−タ装置 - Google Patents

モ−タ装置

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JPH07108075B2
JPH07108075B2 JP61159358A JP15935886A JPH07108075B2 JP H07108075 B2 JPH07108075 B2 JP H07108075B2 JP 61159358 A JP61159358 A JP 61159358A JP 15935886 A JP15935886 A JP 15935886A JP H07108075 B2 JPH07108075 B2 JP H07108075B2
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motor
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control circuit
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JP61159358A
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Inventor
亘 望月
Original Assignee
株式会社三ツ葉電機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、モータ装置に関する。
<従来の技術> 近年自動車には、使用性、快適性などの向上のために各
種電動機器が用いられるようになっており、特に手動に
て行なっていた動作を自動化するためにモータ装置の数
も増加し、その制御回路部分の設置場所の確保が困難と
なる傾向にある。そこでモータ装置毎に制御回路をユニ
ット化し、インストルメントパネルの裏、或いはシート
の下部などの空スペースにそれを取付けることが一般に
行なわれている。
しかしながら、モータ装置の数の増加、及び制御方法の
多様化などにより、制御回路部分をモータから隔置する
とモータ装置の機械部分に接続するワイヤハーネスの数
量も増えるため、車輌重量の増大を招くばかりでなく、
その組付性及び整備性などに対する影響も問題となる。
従って、機械部分と制御回路部分とを一体的に構成する
ことが好ましいものと考えられる。
一方、制御方法の多様化に伴って制御回路が複雑化する
と、従来のリレーを用いた駆動回路では制御回路部分が
より一層大型化するため、厚膜、薄膜の膜回路を絶縁基
板上に形成することによって半導体、モノシリックIC、
LCR部品などを搭載してパッケージングした所謂ハイブ
リッドICによる回路構成を用いることにより、制御回路
部分の小型軽量化が計られるようになっている。
<発明が解決しようとする問題点> しかるに、制御回路にハイブリッドICを用いる場合に
は、これらの発熱の影響を考慮せねばならず、また、制
御回路部分をモータ装置の機械部分と一体化すること
は、回路素子にとっては好ましくない環境に置かざるを
得ない状況となることもあり得るため、これらが油脂あ
るいは雨水などの浸入による悪影響を受けずに済むよう
にせねばならない。ところが、回路素子を完全密封する
と放熱性が阻害され、別途放熱板などを設けると回路部
分が大型化しがちとなる、といった不都合が生じること
を余儀無くされ、回路素子の完全密封と放熱性との両立
は極めて困難であった。
本発明は、このような従来技術の問題点を解消すべくな
されたものであり、その主な目的は、モータ装置の機械
部分に制御回路部分を一体的に組込んだうえに、制御回
路部分の密封性並びに放熱性を充分に確保し得るように
構成されたモータ装置を提供することにある。
<問題点を解決するための手段> このような目的は、本発明によれば、減速装置付きモー
タの駆動を制御する制御回路をハイブリッドICで構成
し、前記ハイブリッドICの回路基板を当該減速装置の金
属製ケースに直接的に固着し、かつ合成樹脂材にてモー
ルドした構成のモータ装置を提供することによって達成
される。
<作用> このように、ハイブリッドICの回路基板を減速装置付き
モータ装置の金属製ケースに直接的に固着するものとす
れば、モータ装置に於ける機械部分と制御回路部分との
間を接続するためのワイヤハーネスの量が著しく削減さ
れる。またハイブリッドICの基板を合成樹脂材にてモー
ルドすることにより、これらを油脂や雨水などから保護
することができ、しかも減速装置の金属製ケースはモー
タのコイル部の発熱による影響を直接的に受けることが
なく、かつ熱発生源がないものであることから、回路素
子の自己発熱が金属製ケースから充分に放熱されるた
め、回路素子の異常発熱やモールド材との熱膨張差に起
因する機械的ストレスの発生をも回避し得る。
<実施例> 以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。
第1図は、本発明が適用されたモータ装置であるワイパ
モータ装置1の取付状態を示す斜視図である。自動車の
前部には、フロントガラス2に付着した雨水などを払拭
し得るように、ワイパ3が設けられている。そしてこの
ワイパ3を駆動するためのワイパモータ装置1は、エン
ジンルーム4内に固定されており、ワイパモータ装置1
を駆動することにより、図示されないクランクアーム及
びリンク機構を介してワイパ3が図中矢印Aの向きに往
復運動し、フロントガラスに付着した雨水などを払拭す
ることができるようになっている。
ワイパモータ装置1は、第2図に示されるように、直流
モータ5と、ギヤを組合せてなる減速装置6とから構成
されており、モータ5の出力軸側には、減速装置6を収
容するハウジング7が、モータ5のケース5aと一体的に
形成されている。そして減速装置6の出力軸8に固着さ
れる図示されないクランクアームを介してワイパ3が往
復駆動されるようになっている。
ハウジング7は、減速装置6を収容すると共に、ワイパ
モータ装置1全体を支持可能なる脚部を有した箱型状に
鋳造成形されており、金属製の薄板をプレス加工してな
るカバー9をその開放端面にビス止めにて固着すること
により、ハウジング7とカバー9とによって減速装置6
のケース6aが形成されるようになっている。
カバー9は、第2図に良く示されるように、平坦面を有
する窪みがその内側に凹設された形状をなしており、そ
の平坦部9aには、モータ5の駆動制御回路用素子として
のハイブリッドICからなる基板11と、所定の作動位置に
てスイッチング信号を発生するスイッチとしてのオート
スイッチ19とが固着されている。そして基板11の全体と
オートスイッチ19の基部とには、これらを水滴や油脂な
どから保護するために、合成樹脂材によるモールドMが
施されている。尚、ハイブリッドICとは、絶縁基板上に
厚膜、薄膜の膜回路を形成し、半導体、モノシリックI
C、LCR部品などを搭載し、パッケージングしたものであ
る。
基板11の入出力端子に接続されたケーブル12が、カバー
9より外に延出されている。このケーブル12は、モータ
5及び後記する操作スイッチ13にコネクタ14を介して接
続されるようになっている。尚、カバー9は、図示され
ないガスケットなどを介してハウジング7に固着され、
その内部への水及び塵埃などの浸入をより一層確実に防
止し得るようになっている。
このようにしてカバー9内面には、第3図に模式的に示
された公知のトランジスタ回路からなる間欠停止タイマ
15、ウォッシャタイマ16及びモータ駆動回路17などがプ
リント基板上に実装された半導体素子などのチップにて
構成されたハウブリッドICからなる基板11と、オートス
イッチ19とからなる制御回路が設けられている。
基板11には、操作スイッチ13及びモータ5と連動するオ
ートスイッチ19と、バイブリッドICとの間を接続する信
号線18a〜18dが接続されている。また、モータ5には、
電源線21が接続され、モータの二次側には、操作スイッ
チ13への接続線22が接続されている。そして電源線21
は、操作スイッチ13と接続されると共に、分岐されてオ
ートスイッチ19の一方の接点S1とも接続されている。
尚、オートスイッチ19の他方の接点S2及び基板11には、
アース線23が接続されている。そして間欠停止タイマ15
及びウォッシャタイマ16の出力がOR回路25に入力されて
おり、そのOR回路25に出力によってトランジスタT1を導
通させることにより、モータ駆動回路17が動作するよう
になっている。
このように構成されたワイパモータ装置1の回路に於
て、操作スイッチ13によって間欠モード(INT)が選択
された際には、電源線21と信号線18aとが導通して間欠
停止タイマ15が動作し、OR回路25を介してトランジスタ
T1を導通させる。また、操作スイッチ13の間欠モード
(INT)にあっては、モータ5の二次側の接続線22と信
号線18cとが導通しており、更にトランジスタT1の導通
によってモータ駆動回路17が動作し、信号線18cがモー
タ駆動回路17のアース線26と導通してモータ5が回転を
始める。
第2図に示されるように、減速装置6の出力軸8に一体
的に固設された可動部としての出力ギヤ20のカバー9側
の端面には、所定角度範囲にわたる電極板20aが設けら
れており、出力ギヤ20の回転に伴い、電極板20aとの接
触状態によって所定の回転位置でオートスイッチ19がオ
ン/オフするようになっている。
ここでモータ5が回転し、所定の回転位置でオートスイ
ッチ19が接点S2側に切換わると、間欠停止タイマ15のリ
セット端子と接続されている信号線27がアースされ、間
欠停止タイマ15がリセットされる。間欠停止タイマ15が
リセットされると、トランジスタT1が導通しなくなって
モータ駆動回路17が初期状態に切換わり、オートスイッ
チ19を介してアースされている信号線18dと信号線18cと
が導通するため、モータ5が回転を続行することとな
る。
モータ5の回転にてワイパ2が1往復した後には、オー
トスイッチ19が接点S1側に切換わるため、接続線22、信
号線18c、モータ駆動回路17、信号線18d及びオートスイ
ッチ19によってモータ5の回路に閉ループ回路が形成さ
れるため、モータ5が発電制動して停止する。そして間
欠停止タイマ15がリセットされた後に設定時間経過後タ
イムアップすると、再度間欠タイマ15が出力信号を出力
し、上記動作を繰返すこととなる。
次に、第3図に想像線にて示されるウォッシャモード28
が選択された場合には、停止モード(OFF)或いは間欠
モード(INT)に拘らず電源線21と信号線18bとが導通
し、ウォッシャタイマ16が動作する。これによってOR回
路25を介してトランジスタT1を導通させることとなる。
これと同時に図示されないウォッシャポンプも動作して
ウォッシャ液が噴射される。そして間欠モード(INT)
と同様にモータ5を回転させ、ウォッシャタイマ16がタ
イムアップするまでワイパ2が動作する。
尚、上記実施例に於ては、間欠及びウォッシャ機能につ
いてのみ説明したが、本回路はこれらの機能に限るもの
ではなく、例えば通常のワイパ機能、すなわち低速及び
高速機能の回路を含めて構成し得るものである。
<発明の効果> このように、本発明に於ては、ハイブリッドICにてモー
タの制御回路を構成し、これらを減速装置の金属製のケ
ースに直接的に固着するものとしたことから、制御回路
モータ装置の機械部分に一体化することができる。従っ
て、モータ装置における機械部分と制御回路部分と接続
するワイヤハーネスを削減し得ると共に、制御回路と操
作スイッチとを接続するワイヤハーネスをも削減し得る
ため、組付性の向上はもとより、車輌重量に低減に効果
的であり、加えて制御回路を個別に組付ける必要がない
ため、制御装置の組付工数を削減し得る。また、回路素
子を合成樹脂材にてモールドすることによって耐水性・
耐油性の著しい向上を得ることができると共に、ケース
を放熱板として用いることができることから、回路基板
の充分な放熱性を得ることができる。従って、回路素子
の密封性と放熱性との両立を達成することができ、しか
も金属性ケースからの回路素子の放熱効果の向上によっ
てモールド材との間の熱膨張差に起因する機械的ストレ
スをも解消し得るため、導通不良などの発生を防止し得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が適用されたワイパモータ装置の取付
け状態を示す斜視図である。 第2図は、本発明が適用されたワイパモータ装置の分解
斜視図である。 第3図は本発明が適用されたワイパモータ装置の回路を
示す模式図である。 1……ワイパモータ装置、2……フロントガラス 3……ワイパ、4……エンジンルーム 5……モータ、5a……ケース 6……減速装置、6a……ケース 7……ハウジング、7a……開放端面 8……出力軸、9……カバー 9a……平坦部、11……基板 12……ケーブル、13……操作スイッチ 14……コネクタ、15……間欠停止タイマ 16……ウォッシャタイマ 17……リレー回路、18a〜18d……信号線 19……オートスイッチ、21……電源線 22……接続線、23……アース線 25……OR回路、26……アース線 27……信号線、28……ウォッシャモード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータと、前記モータの出力を減速して出
    力するべく前記モータに連結された減速装置と、前記モ
    ータの駆動を制御する制御回路とを有するモータ装置で
    あって、 前記制御回路が、ハイブリッドICで構成されており、 前記ハイブリッドICの回路基板が、前記減速装置の金属
    製ケースに直接的に固着されたうえで合成樹脂材にてモ
    ールドされていることを特徴とするモータ装置。
JP61159358A 1986-07-07 1986-07-07 モ−タ装置 Expired - Lifetime JPH07108075B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61159358A JPH07108075B2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07 モ−タ装置
US07/069,970 US4857812A (en) 1986-07-07 1987-07-06 Electric motor system for automobiles
DE8787109748T DE3783274T2 (de) 1986-07-07 1987-07-07 System mit elektrischem motor fuer kraftfahrzeuge.
EP87109748A EP0252481B1 (en) 1986-07-07 1987-07-07 Electric motor system for automobiles

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JPS6315650A JPS6315650A (ja) 1988-01-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55125082U (ja) * 1979-02-23 1980-09-04
DE2912802C2 (de) * 1979-03-30 1983-11-10 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Anordnung zum Verschalten der Wicklungsenden der Statorwicklung mit einem äußeren Anschlußkabel in einem Außenläufermotor
JPH0139092Y2 (ja) * 1981-06-19 1989-11-22

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