JPH07107947A - うなぎまんじゅうの製造方法 - Google Patents

うなぎまんじゅうの製造方法

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JPH07107947A
JPH07107947A JP5287202A JP28720293A JPH07107947A JP H07107947 A JPH07107947 A JP H07107947A JP 5287202 A JP5287202 A JP 5287202A JP 28720293 A JP28720293 A JP 28720293A JP H07107947 A JPH07107947 A JP H07107947A
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JP
Japan
Prior art keywords
eel
contents
sauce
bun
broiled
Prior art date
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Pending
Application number
JP5287202A
Other languages
English (en)
Inventor
Asamaru Kikuchi
朝丸 菊地
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】うなぎの生臭さのためうなぎ蒲焼きを食べられ
ない人のため、うなぎの生臭さのないうなぎの味と香り
のするうなぎまんじゅうを得ること。 【構成】うなぎを白焼きした後、これを30分以上蒸
し、つぎに蒸したうなぎ白焼きにタレをつけて焼上げた
後、小塊に刻み、このうなぎ蒲焼きの小塊3と別にはす
4、ごぼう5、椎茸6を混ぜて煮込み、ふくませたもの
を合わせて中味を作り、皮1に包んだ後、皮ごと蒸す、
うなぎまんじゅうの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】うなぎを主成分として含む中味を
皮で包んだうなぎまんじゅうの製造方法。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】うなぎの味と香りのす
るうなぎまんじゅうを得るとともにうなぎの生臭さを除
くこと。
【0003】
【技術的手段】うなぎを白焼きした後、これを30分以
上蒸し、つぎに蒸したうなぎ白焼きにタレをつけて焼上
げた後、小塊に刻み、このうなぎ蒲焼きの小塊と別には
す、ごぼう、推茸を混ぜて煮込み、ふくませたものを合
わせて中味を作り、皮に包んだ後、皮ごと蒸す、うなぎ
まんじゅうの製造方法。
【0004】
【作用】うなぎを白焼きした後、30分以上これを蒸
し、さらに蒸したうなぎ白焼きを蒲焼きとして焼き上げ
るので、うなぎの生臭さが完全に抜け、しかもうなぎの
味と香りが残り、さっぱりした美味のうなぎまんじゅう
を得る。
【0005】
【構成の説明】本発明うなぎまんじゅうの製法は次の通
りである。
【0006】皮の作り方:図1に皮の作り方を示す。 a.小麦粉の強力粉、薄力粉をよく混ぜ合わせる。 b.ドライイーストに砂糖、温湯を加えて醗酵させる。 c.aの小麦粉にbの醗酵したドライイーストを入れ、
牛乳、温湯を加えてこねる。
【0007】d.cのこねた生地を醗酵させる。 e.醗酵した生地にベーキングパウダーを加え、こね合
せる。 f.eのこね合せた生地をだんご状にした後、平たく延
ばして皮を形成する。
【0008】中味の作り方:中味はうなぎ蒲焼き、は
す、ごぼう、もどした干し推茸で作られる。その製法は
次の通りである。図2に中味の作り方を示す。 a.うなぎ蒲焼きの作り方:うなぎの生臭さを無くすた
めに、串打ちしたうなぎを肉の部分、皮の部分を充分に
白焼きして焼上げる。この焼上げ、串打ちしたうなぎを
蒸す。この蒸す時間は30分以上を必要とする。30分
以下だとうなぎの生臭さが抜けない。蒸したうなぎにタ
レをつけてさらに両面を数回焼く。つぎにこの数回焼上
げたうなぎを約5mm角に刻む。
【0009】b.その他の材料との混合:はす、ごぼ
う、もどした干し推茸を5mm角に刻み、干し椎茸、は
す、ごぼうの順に時間をずらして鍋に入れて煮込む。つ
ぎに、1時間ふくませて煮汁を切り、これを5mm角に
刻んだうなぎを併せて中味が完成する。
【0010】c.うなぎまんじゅうの完成:bの中味を
aの皮で包み、蒸して求むるうなぎまんじゅうを得る。
図3にうなぎまんじゅうの断面図を示す。1は皮、2は
中味、3はうなぎ小塊、4ははす小塊、5はごぼう小
塊、6は推茸小塊である。
【0011】なお、本発明のうなぎまんじゅうと、従来
の豚肉を用いた肉まんとを比べてパネラー3人について
得た、パネル試験の結果は次の通りであった。
【0012】パネラーA 肉まんよりうなぎの香りと味があって、美味しい。また
うなぎの生臭さが消えさっぱりした味がする。
【0013】パネラーB はす、ごぼう、干し椎茸と、うなぎの味が混合し、野菜
本来の蛋白な味がさっばりしたうなぎの味を引立てる。
肉まんより油っこさが無く、うなぎの蒲焼きよりさっぱ
りして食べ易い。
【0014】パネラーC 肉まんに比べ味が高級でうなぎの香りが食欲をそそる。
肉まんの味は単調にすぎるが、うなぎまんじゅうはさっ
ぱりしているがうなぎらしいうまさがある。うなぎの蒲
焼きより油っこくなくて食べ易い。
【0015】つぎにうなぎの蒲焼きと本発明のうなぎま
んじゅうとを比べたパネル試験は次の通りであった。
【0016】パネラーD 今まではうなぎ蒲焼きは生臭くて食べられなかったが、
うなぎまんじゅうは生臭みが無いので抵抗なく食べられ
た。そしてうなぎの味と香りがそのまま味わえた。
【0017】パネラーE 今までうなぎ蒲焼きは生臭くて食べられなかったが、は
す、ごぼう、椎茸にうなぎの味と香りが沁み込んで、あ
っさりしたうなぎの味が味わえた。
【0018】
【実施例】本発明方法の実施例について述べる。
【0019】皮の作り方:うなぎまんじゅう10個分の
皮の材料は次の通りである。強力粉、薄力粉各カップ1
杯、ドライイースト、砂糖小さじ1杯、温湯カップ1/
2杯、牛乳カップ1/4杯、ベーキングパウダー小さじ
1杯 皮の作り方の順序 うなぎまんじゅう10個分の皮の作り方について述べ
る。 a.まづボールに篩いをかけた強力粉、薄力粉を入れ、
よく混ぜ合せる。 b.ドライイースト小さじ1杯、砂糖小さじ1杯、温湯
1/4カップを加えて、8分間醗酵させる。
【0020】c.aの小麦粉にbの醗酵させたドライイ
ーストを入れ、温湯カップ1/4杯と牛乳カップ1/4
杯を加えてこねる。 d.cのこねた生地を20℃の温度を保つようにして、
1時間20分醗酵させる。
【0021】e.dの醗酵した生地を、打ち粉した板の
上にヘラを用いて取り出し、ベーキングパウダー小さじ
1杯を加えて充分にこね合せる。 f.eのこねた生地を10個に等分に別け、それぞれを
だんごにし、このだんごをめん棒で直径8cm大に伸ば
し、さらに中心部を厚目に周囲を薄目に延ばす。
【0022】中味の作り方 中味10個の材料は次の通りである。うなぎ1串、はす
40g、ごぼう中位のもの1/2本、干ししいたけ3
枚、だし半カップ、醤油大さじ2杯、砂糖小さじ1杯、
みりん大さじ2杯
【0023】作り方の順序 a.うなぎ蒲焼きの作り方:うなぎの生臭さを無くすた
め、特に次の方法で蒲焼きを作る。串打ちしたうなぎを
白焼きする場合に、肉の部分と皮の部分の両方を特に良
く焼き上げる。
【0024】この焼き上げた白焼きしたうなぎを蒸し器
で100℃の温度を保つようにして30分間蒸す。つぎ
に蒸した串打ちうなぎを醤油対みりん8:9の割合で混
ぜ合せたタレをつけて、両面を焼く。この両面を焼くこ
とを2回繰り返し焼き上げる。このとき、それぞれの回
においてタレはつけ直す。つぎに焼上げた串焼きうなぎ
の串を抜き、5mm角に刻む。
【0025】b.その他の材料:はす、ごぼう、干し椎
茸のもどしたものをそれぞれ5mm角に刻んでおく。 中味の完成:焼き上げたうなぎ蒲焼きをう5mm角に刻
んでおく。うなぎとは別に5mm角に刻んだはす、ごぼ
う、もどした干し推茸を鍋に入れ、調味料、だしで味つ
けして、7分間煮込む。つぎに1時間ふくませ、煮汁を
切る。かくして中味が完成する。
【0026】うなぎまんじゅうの完成:準備した皮1枚
を取り上げ、中味の材料を鍋から1/10量を皮の上に
載せ、ひだをとって包む。中味を包んだ皮を、ひだを上
にして100℃に沸騰した器の中に並べ、13分間蒸
す。かくして本発明うなぎまんじゅうは出来上がる。
【0027】
【発明の効果】中味はうなぎの蒲焼きを焼上げた後、蒸
すので、うなぎの生臭さが抜け、さっぱりした味にな
る。しかも、うなぎの味と香りが残りうなぎらしい味わ
いが出る。
【0028】またはす、ごぼう、椎茸を混合するので、
うなぎの生臭さを吸収するので、完全にうなぎの生臭さ
が消える。また、はす、ごぼう、椎茸と一体に煮込んだ
根菜類とうなぎの味が調和し、さっぱりした味わいを形
成できる。
【0029】さらに椎茸を加えるのでうなぎと共に健康
食として注目されるものと考えられる。またうなぎの蒲
焼きが生臭さくて食べられない人も、うなぎを美味しく
食べることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 皮の作り方の順序を示す。
【図2】 中味の作り方の順序を示す。
【図3】 うなぎまんじゅうの断面図、
【符号の説明】
1:皮、2:中味、3:うなぎ小塊、4:はす小塊、
5:ごぼう小塊、6:椎茸小塊。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 うなぎ蒲焼きを白焼き化した後、100
    ℃で20〜40分好ましくは30〜35分蒸し、さらに
    蒸したうなぎ白焼きを蒲焼きに焼上げたものを、小塊と
    して中身を含ませて皮に包む、ことを特徴とするうなぎ
    まんじゅうの製造方法。
  2. 【請求項2】 中味にはす、ごぼう、干し推茸を含有す
    る請求項1記載のうなぎまんじゅうの製造方法。
JP5287202A 1993-10-13 1993-10-13 うなぎまんじゅうの製造方法 Pending JPH07107947A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5287202A JPH07107947A (ja) 1993-10-13 1993-10-13 うなぎまんじゅうの製造方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101038715B1 (ko) * 2009-02-26 2011-06-02 영우냉동식품 주식회사 미꾸라지 만두소
JP2014176331A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Kenetsu Nakamura 寿司用の具材

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