JPH07107910B2 - パタ−ン継ぎ合せ精度の評価方法 - Google Patents

パタ−ン継ぎ合せ精度の評価方法

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JPH07107910B2
JPH07107910B2 JP61003492A JP349286A JPH07107910B2 JP H07107910 B2 JPH07107910 B2 JP H07107910B2 JP 61003492 A JP61003492 A JP 61003492A JP 349286 A JP349286 A JP 349286A JP H07107910 B2 JPH07107910 B2 JP H07107910B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ラスター型電子ビーム露光装置の露光フイー
ルド間のパターン継ぎ合せ精度の評価方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
電子ビーム露光装置により半導体チツプを露光する場
合、チツプサイズが装置の露光領域より大きいと、チツ
プパターンを複数のフイールド単位に分割し、1フイー
ルドを露光する毎にステージを移動させて隣接するフイ
ールドを露光し、これを繰り返すことにより1チツプの
露光を行うようにしている。ここにおいて、露光フイー
ルド間のパターン継ぎ合せ精度は、素子のパターン接続
精度,配列精度等に影響を及ぼす為、プロセス評価の上
で重要となる。
以下、第3図に基き従来例を説明する。同図(a)にお
いて、1は接続精度を測定しようとする隣接したフイー
ルドFLとFRとの境界である。そして露光時には、まず左
側のフイールドFLに、境界1に対し45゜をなす主尺目盛
線2を露光すると共に、更にこの主尺目盛線2と90゜を
なす(境界1とは135゜をなす)主尺目盛線3を露光す
る。なお図中C,Cは、夫々主尺目盛線2,3において、識別
し易いように他の線より長く描画された中央の線であ
る。
次にステージを移動させて、右側のフイールドFRの左端
に、上記主尺目盛線2と対をなす副尺目盛線4を、その
中央の線CSが主尺目盛線2の中央の線Cと一直線になる
ように露光すると共に、上記主尺目盛線3と対をなす副
尺目盛線5を、その中央の線CSが主尺目盛線3の中央の
線Cと一直線になるように露光する。なお、これら副尺
目盛線4,5の方向は、夫々が対をなす主尺目盛線2,3の方
向と一致するように露光する。
さて、これら目盛線は、境界1に対して45゜(または13
5゜)の角度を有している。従つて同図(b)に示す如
く、フイールドFLに対してフイールドFRのパターンが境
界1に対して垂直な方向にbだけずれたとすると、副尺
目盛線Pは同図から明らかなように、ずれが全くない場
合のパターン位置P′と比較して、あたかもフイールド
FRのパターンが境界1と平行に(上方に)bだけずれた
時に観測されるような位置に見える。一方副尺目盛線q
は、ずれが全くない場合の位置q′と比較して、あたか
もフイールドFRのパターンが境界1と平行に(下方に)
−bだけずれた時に観測されるような位置に見える。
従つて、フイールドFRがフイールドFLに対して境界1と
平行な方向にa、垂直な方向にbだけずれたとすると、
主尺目盛線2及び副尺目盛線4によるずれ量の読み値M
はa+bであり、一方主尺目盛線3及び副尺目盛線5に
よるずれ量の読み値Nはa−bである。そこで露光終了
後に、上記ずれ量M,Nを夫々読み取り、上述した関係か
ら逆に境界1に平行な方向のずれ量aをa=M+N/2か
ら求めると共に、垂直な方向のずれ量bをb=M−N/2
から求めることができる。
この従来例によれば、2重露光後の目盛線位置を読み取
つて簡単な計算をする事により、フイールドの境界1に
おける平行方向、及び垂直方向に対する接続精度を求め
る事ができる(特開昭57−148347号公報参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来例においては、フイールド間の
接続精度評価用のパターンが斜めパターンである為、成
形ビーム方式には適するが、例えばY軸方向に電子ビー
ムをスキヤンニングさせながらX,Y両軸方向にステージ
を移動させることによりマスク上にパターンを描画する
ラスター方式の場合には適せず、この為精度良く評価で
きないという問題がある。
また、パターン位置のずれ量の測定を目視で行うように
している為、再現性に難があるという問題もある。
更に、フイールドの境界に対する平行方向と垂直方向の
ずれ量の測定は直接測定でない為、上述した精度の点に
ついての他に、計算ミス等を誘き易いという問題もあ
る。
従つて本発明は、以上述べた諸問題を解消し、再現性に
優れ、しかも精度の高い測定に基くパターン継ぎ合せ精
度評価方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係るパターン継ぎ合せ精度評価方法は、まず隣
接する2つの露光フィールド(露光領域)の境界線に対
する平行方向については、1つの露光フイールドに収ま
り、隣接する2つの露光フイールドの境界に対し線対称
の第1のラインを境界に対する平行方向に多数配する第
1のパターンと、隣接する2つの露光フイールドにまた
がり、境界に対し線対称で上記第1のラインと交互に多
数配される第2のラインから成る第2のパターンの境界
から半分のパターンとの合成パターンを露光し、次に上
記第2のパターンの残りを重ね露光し、この重ね露光に
より得られるパターンのずれ量を寸法測長機で逐次測定
することにより行う。
そして境界線に対する垂直方向については、1つの露光
フイールドに収まると共に境界に対する垂直方向に一定
のひらきを有する第1のセグメント対を境界に対する平
行方向に多数配した第3のパターンと、上記第1のセグ
メント対と同一のひらきを有する第2のセグメント対を
境界をはさんで上記第3のパターンと平行に多数配した
第4のパターンとを1露光フイールド分露光し、次いで
次の露光フイールドに残りの第4パターンを重ね露光
し、第1のセグメント対と、継ぎ合わされた第2のセグ
メント対のひらきを寸法測長機で逐次測定することによ
り行う。
〔作 用〕
以上述べたように、本発明では評価用パターンに境界に
対する平行方向、境界に対する垂直方向と平行なパター
ンを用いている為、ラスター方式にも適用できる。
また境界に対する平行方向、境界に対する垂直方向のず
れ量の測定は、夫々個別測定であり、しかも寸法測長機
による多数個所についての直接測定である為、測定誤
差、再現性の低下を抑制でき、信頼性を高めることがで
きる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図に基いて詳
細に説明する。なおこれらの図において、露光フイール
ドの境界3との平行方向をX軸方向とし、その直交する
方向をY軸方向とする。
最初、X軸方向に対する継ぎ合せ精度の評価方法につい
て説明する。第2図は、その評価用パターンを示すもの
である。即ち同図(a)は、1つの露光フイールド1に
収まると共に、露光時には隣接する2つの露光フイール
ド1,2の境界3に対し線対称となる、等幅の第1のライ
ン4をX軸方向に多数、等間隔に配した第1のパターン
5を示している。また同図(b)は、露光時において隣
接する2つの露光フイールド1,2にまたがると共に上記
第1のライン4と交互に描画される、等幅の第2のライ
ン6をX軸方向に多数、等間隔に配した第2のパターン
7を示している。
ここにおいて、ステージ(図示せず)を図の左方(負の
X軸方向)に移動させながら電子ビームをY軸方向にス
キヤンニングしてゆくと、第1図(a)に示す如く、隣
接する2つの露光フイールド1,2間の境界3に対し線対
称な第1のライン4と、境界3から上半分の第2のライ
ン6とが交互に描画され、これを1露光フイールド分ま
で繰り返すと同図(b)のような合成パターンが得られ
る。次にステージを元の位置に戻して重ね露光すると、
第2のパターン7の下半分が描画され、同図(c)に示
すような継ぎ合せのパターンが形成される。
そして上述した重ね露光の際に、ステージ移動手段(図
示せず)の歯車のあそび、ガタ等によりX軸方向にMだ
け第2のパターン7の継ぎ合せにずれが生ずると、この
ずれ量は、同図(d)からも明らかなように によつて求めることができる。なお、a,bは重ね露光後
の第1及び第2のライン4,6間の左右の寸法であり、c,d
は合成パターンにおける第1及び第2のライン4,6間の
左右の寸法である。
本実施例では、上記ずれ量を寸法測長機を用いて、継ぎ
合せのパターンにおいて逐次測定し、その平均値を以つ
て継ぎ合わせ精度の評価を行うようにしている。
次に、Y軸方向に対する評価方向について説明する。評
価用パターンは、1つの露光フイールド1内に収まると
共にY軸方向に寸法a1のひらき間隔を以つた第1のセグ
メント対10を、X軸方向に多数、等間隔に配した第3の
パターン11と、露光時において隣接する2つの露光フイ
ールド1,2の境界3を同一のひらき間隔を以つてはさむ
第2のセグメント対12を、X軸方向に多数、等間隔(第
1のセグメント対10と同一間隔)に配した第4のパター
ン13とから構成されている。
そして最初の露光の際には、同図(e)に示す如く、露
光フイールド1内において中央線8をはさんだ第3のパ
ターン11と、第4のパターン13の下半分が描画される。
次に、ステージを1露光フイールド分だけ図の下方(負
のY軸方向)に移動させて重ね露光を行うと、次の隣接
露光フイールド2内には上記第4のパターン13の上半分
が描画される。なお、9は露光フイールド2の中央線で
ある。
今、重ね露光において継ぎ合せにずれが生じ、継ぎ合わ
された第4のパターン13のセグメント対のひらき間隔が
b1になつたとすれば、ずれ量NはN=a1−b1から算出さ
れる。このY軸方向の継ぎ合せ精度も、上述したX軸の
場合と同様、寸法測定機を用いて第1,第2のセグメント
対10,12の夫々のひらき間隔を測定してずれ量を求め、
その平均値で評価する。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば、X軸,Y軸
両方向の評価の場合とも、1露光フイールドに収まるパ
ターン(第1,第3のパターン)と隣接する2つの露光フ
イールドにまたがるパターン(第2,第4のパターン)と
を組み合せたパターンを評価用パターンとして用い、重
ね露光後に最初露光されたパターンの寸法を基準とし
て、継ぎ合されたパターンの寸法を比較し、多数個所の
ずれ量をX軸,Y軸方向とを個別に寸法測長機を用いて直
接測定するものである。
従つて、パターンの継ぎ合せの測定誤差,寸法の読み取
り誤差等を抑制でき、再現性並びに測定精度を向上する
ことができるという効果がある。
また、斜めパターンと異なるX軸,Y軸方向に平行なパタ
ーンを評価用パターンとして用いて重ね露光を行う為、
ラスター方式を始めとする各種露光方式の露光装置に幅
広く適用できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の説明図、第2図は本発明の
X軸方向に対する評価用パターンの組み合せの説明図、
第3図は従来例の説明図である。 1……露光フイールド、2……隣接露光フイールド、3
……境界、4……第1のライン、5……第1のパター
ン、6……第2のライン、7……第2のパターン、10…
…第1のセグメント対、11……第3のパターン、12……
第2のセグメント対、13……第4のパターン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の間隔で互いに平行に配置される複数
    のラインからなる第1のパターンと、前記ライン間であ
    って、且つ前記第1のラインと平行に延在する第2のパ
    ターンのこの延在方向の一部とを形成する工程と、 前記第2のパターンの残りを形成する工程とを含み、 前記第1のパターンと前記第2のパターンの前記一部と
    の間隔と、前記第1のパターンと前記第2のパターンの
    前記残りとの間隔とを比較することを特徴とするパター
    ン継ぎ合せ精度評価方法。
JP61003492A 1986-01-13 1986-01-13 パタ−ン継ぎ合せ精度の評価方法 Expired - Fee Related JPH07107910B2 (ja)

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JP5649467B2 (ja) * 2011-01-19 2015-01-07 株式会社ニューフレアテクノロジー 荷電粒子ビーム描画装置および荷電粒子ビーム描画装置の評価方法

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