JP2829211B2 - 合せずれ測定方法 - Google Patents

合せずれ測定方法

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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、半導体装置や
液晶装置の製造の際にマスクやレチクルの合せずれを自
動的に測定する合せずれ測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体装置や液晶装置等の製造
においては、複数のマスクやレチクルを用いて順次回路
パタ−ンが形成される。回路パタ−ン形成の各工程にお
いてマスク(或いはレチクル)が所定の精度で位置合せ
されていなければ、形成された回路が十分に機能せず、
不良品が生じる。そこで、一般には、十字マ−クやバ−
ニアパタ−ンを用いて、目視による合せずれ測定・検査
が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に十字マ−クを重ね合せる合せずれ測定方法は合せずれ
の限界を調べるための方法であり、ずれ量の定量値を求
めることはできない。
【0004】また、十字マ−クを利用した測定方法は、
人が目視によりOK/NGの判定を下すのであれば有効
であるが、例えば互いに比較される複数のマ−ク(パタ
−ン)の像を撮像素子に入力して自動的に合せずれ測定
を行う自動測定には向いていない。つまり、マ−クの境
界位置が不明確になり易く、ずれ量が限界値付近である
場合にはOK/NGの判断が難しい。
【0005】さらに、バ−ニアパタ−ンを基にして合せ
ずれを自動測定する場合には、ずれ量の定量値は求まる
が、パタ−ンの形状が複雑すぎるため、十分な信頼性を
得ることが難しい。
【0006】また、本出願人により図4に示すような自
動検査用パタ−ン1…が開示されている(例えば、特願
平3−286256号明細書)。しかし、この自動検査
用パタ−ン1…を用いた合せずれ測定方法においては、
各製造工程(PEP)毎にどのパタ−ンが検査に用いら
れているのか明らかではなく、また、検査すべきパタ−
ンを捜し出すことも困難である。本発明の目的とすると
ころは、所望のパタ−ンを自動的に且つ正確に求めるこ
とが可能な合せずれ測定方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本発明は、検査パターンを形成し、この検
査パターンを基に合せずれを測定する合せずれ測定方法
において、検査パターンよりも長い直線部分を有する位
置判断用パターンを利用して検査パターンの位置を判断
する過程を備えたことを特徴とすることにある。また、
位置判断パターンの直線部分の方向に画素列を加算して
前記位置判断パターンの位置を特定する過程を備えたこ
とを特徴とすることにある。こうすることによって本発
明は、所望の検査パタ−ンを自動的に且つ正確に求めら
れるようにしたことにある。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0009】図1〜図3は本発明の一実施例を示してお
り、図1の符号11〜18は検査パタ−ンである。各検
査パタ−ン11〜18は2つずつのL字状パタ−ン19
a、19b及び直線状パタ−ン20…、21…を要素と
して構成されている。各検査パタ−ン11〜18は4つ
を一纏めとして所定位置に配置されており、合計8つの
検査パタ−ン11〜18により2つのパタ−ン群22、
23が形成されている。
【0010】そして、一方(図中の左側)のパタ−ン群
22には第1〜第3PEP(Photo Engraving Process)
に順に対応した検査パタ−ン11〜13が形成されてお
り、他方(図中の右側)のパタ−ン群23には第4〜第
6PEPに順に対応した検査パタ−ン15〜17が形成
されている。
【0011】また、各検査パタ−ン11〜18を構成す
るL字状パタ−ン19…及び直線状パタ−ン22…、2
3…の線幅、及び、間隔は、光学系の分解能を考慮し
て、例えば少なくとも2μm以上に設定されている。
【0012】ここで、本実施例においては、8つの検査
パタ−ン11〜18のうち6つの検査パタ−ン(第1〜
第3の検査パタ−ン11〜13、及び、第4〜第6の検
査パタ−ン15〜17)のみが合せずれ測定に利用され
る。そして、利用される検査パタ−ンの数や組合せ等
は、製造対象物の種類(半導体装置や液晶装置など)に
よって異なる。
【0013】さらに、図1中に符号24で示すのは位置
判断用パタ−ンである。この位置判断用パタ−ン24は
直線部分としての3つの直線状パタ−ン25、26、2
7により構成されている。そして、これらのうち1つの
直線状パタ−ン25は2つのパタ−ン群22、23の中
心を通過しており、他の2つの直線状パタ−ン26、2
7は共に前記直線状パタ−ン25に垂直に交わりながら
各パタ−ン群22、23の中心をそれぞれ通過してい
る。そして、各パタ−ン群22、23において、位置判
断用パタ−ン24が各検査パタ−ン11〜14、15〜
18の間を略均等に区画している。
【0014】また、位置判断用パタ−ン24を構成する
直線状パタ−ン25、26、27の幅、及び、各直線状
パタ−ン25、26、27と各検査パタ−ン11〜18
との間隔は、例えば少なくとも2μm以上に設定されて
いる。
【0015】前述の各パタ−ンのうち、第1PEPにお
いては、図1中に斜線が記された部分、即ち位置判断用
パタ−ン24、第1PEP用の検査パタ−ン11と、他
の各検査パタ−ン12〜18の1つのL字状パタ−ン1
9a…とが形成される。そして、第2PEP以降におい
ては、各PEPに対応する検査パタ−ンのうち、1つの
L字状パタ−ン19a…を除いた他のL字状パタ−ン1
9b…、及び、直線状パタ−ン20…が形成されて、各
検査パタ−ン12、13、15〜17が順に完成する。
つぎに、合せずれ測定の手順を説明する。
【0016】まず、例えば光学式の測定顕微鏡が用いら
れ、測定顕微鏡の視野内に検査パタ−ン11〜18及び
位置判断用パタ−ン24がおさめられる。このとき、測
定顕微鏡の視野内にパタ−ン群22、23の両方をおさ
めてもよく、また、いずれか一方をおさめてもよい。
【0017】ここで、現在が何PEP目であるかという
ことは予め判っている。そして、どちらのパタ−ン群2
2、23が測定顕微鏡の視野内におさめられるかという
ことはPEP数に応じて決められ、その時の工程に合っ
たパタ−ン群が測定顕微鏡の視野内におさめられる。
【0018】ここでは、図2(a)に示すように、第1
〜第3PEPに対応した検査パタ−ン11〜13を有す
るパタ−ン群22のみが測定顕微鏡の視野内におさめら
れる。
【0019】測定用顕微鏡にはCCDカメラが取付けら
れており、CCDカメラは情報処理装置に接続されてい
る。そして、図2(a)中に示すように測定用顕微鏡の
視野内に収められた画像がCCDカメラにより取込まれ
て情報処理装置へ送られる。情報処理装置においては、
目的の検査パタ−ンの位置が位置判断用パタ−ン25を
利用して求められる。
【0020】すなわち、測定用顕微鏡の視野内に収めら
れた像の縦方向或いは横方向についてそれぞれ周辺分布
演算が行われ、一列毎にその列を構成する画素が加算さ
れる。本実施例においては、先ず図2(a)の像の縦方
向に列が設定されており、各列の加算値が上記像の横方
向に対応するよう並べられて、図2(b)に示すような
加算値のグラフが得られる。
【0021】図2(b)に示すように、加算値は測定顕
微鏡の視野内におさめられた像に応じて変化しており、
検査パタ−ン11〜14及び位置判断用パタ−ン24の
輪郭線28a、28bと対応する列の加算値は、他の列
の加算値よりも大きくなる。さらに、検査パタ−ン11
〜14及び位置判断用パタ−ン24において、直線部分
が長ければ長い程その部分に対応する列の加算値は大と
なる。
【0022】測定顕微鏡の視野内におさめられた像には
位置判断用パタ−ン24の直線状パタ−ン26が含まれ
ており、この直線状パタ−ン26は上記視野内を列方向
に一直線に通過している。このため、直線状パタ−ン2
6は、検査パタ−ン11〜14が有するいずれの直線部
分よりも長い。
【0023】したがって、図2(b)の周辺分布演算の
結果を示すグラフにおいて、直線状パタ−ン26の輪郭
線28a、28bに対応する画素列の加算値が最も大き
くなり、グラフ中に、直線状パタ−ン26の輪郭28
a、28bが明確に表される。そして、この周辺分布演
算の結果を示すグラフから、位置判断用パタ−ン25の
直線状パタ−ン26の位置を知ることができる。
【0024】つぎに、測定顕微鏡の視野内におさめられ
た像の横方向(行方向)について同様に周辺分布演算が
行われ、位置判断用パタ−ン24の他方の直線状パタ−
ン25の位置が求められる。そして、図3中に示すよう
にX0 軸、Y0 軸が設定され、中心位置(X0 ,Y0
が求められる。
【0025】こののち、実際に測定すべきパタ−ン(こ
こでは第1PEPのための検査パタ−ン11)の位置
が、中心位置(X0 ,Y0 )、工程番号、及び、工程番
号に対応して予め決められている検査パタ−ン位置を基
にして求められ、図3中に示すように測定領域29が所
望の検査パタ−ン11を囲うように設定される。そし
て、複数の検査パタ−ン11〜14から選ばれた所望の
検査パタ−ン11に対して所定の検査処理が実行され、
合せずれが測定される。
【0026】上述のように本実施例においては、各検査
パタ−ン11〜18よりも長い直線状パタ−ン25、2
6を有する位置判断用パタ−ン24が用いられており、
位置判断用パタ−ン24の大きさや形状が、混在する他
のパタ−ンと比べて大きく異なっているので、位置判断
用パタ−ン24が他のパタ−ンに対して明確に差別化さ
れる。そして、この位置判断用パタ−ン24を基準にし
て各検査パタ−ン11〜18の位置が求められる。
【0027】したがって、所望の検査パタ−ンを間違い
なく、且つ、容易に探し出すことができる。そして、合
せずれ測定の自動化が可能になり、自動検査を実現でき
る。なお、本発明は、要旨を逸脱しない範囲で種々に変
形することが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では所望の
検査パターンの位置を自動的に且つ正確に求められると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の各検査パタ−ンを示す説明
図。
【図2】(a)は測定用顕微鏡の視野内に納められた像
を示す説明図、(b)は(a)中の像の縦方向について
行われた周辺分布演算の結果を示すグラフ。
【図3】座標軸及び測定領域の設定を示す説明図。
【図4】従来の検査パタ−ンを示す説明図。
【符号の説明】
11〜18…検査パタ−ン、24…位置判断用パタ−
ン、25、26、27…直線状パタ−ン。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 1/00 - 1/16 G03F 7/20 - 9/02 H01L 21/30 G01B 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査パターンを形成し、この検査パター
    ンを基に合せずれを測定する合せずれ測定方法におい
    て、上記検査パターンよりも長い直線部分を有する位置
    判断パターンを利用して上記検査パターンの位置を判断
    する過程を備えたことを特徴とする合せずれ測定方法。
  2. 【請求項2】 位置判断パターンの直線部分の方向に画
    素列を加算して前記位置判断パターンの位置を特定する
    過程を備えたことを特徴とする請求項1記載の合せずれ
    測定方法。
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