JPH07107896A - クロワッサン生地の折り曲げ装置 - Google Patents
クロワッサン生地の折り曲げ装置Info
- Publication number
- JPH07107896A JPH07107896A JP5277584A JP27758493A JPH07107896A JP H07107896 A JPH07107896 A JP H07107896A JP 5277584 A JP5277584 A JP 5277584A JP 27758493 A JP27758493 A JP 27758493A JP H07107896 A JPH07107896 A JP H07107896A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- croissant dough
- roller
- folding
- dough
- conveyor
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A21—BAKING; EDIBLE DOUGHS
- A21C—MACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
- A21C3/00—Machines or apparatus for shaping batches of dough before subdivision
- A21C3/06—Machines for coiling sheets of dough, e.g. for producing rolls
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A21—BAKING; EDIBLE DOUGHS
- A21C—MACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
- A21C9/00—Other apparatus for handling dough or dough pieces
- A21C9/08—Depositing, arranging and conveying apparatus for handling pieces, e.g. sheets of dough
- A21C9/088—Folding or bending discrete dough pieces or dough strips
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 紡錘形状のパン生地例えば巻き上げられたク
ロワッサン生地を折り曲げるための、折り曲げ装置を提
供する。 【構成】 巻き上げられたクロワッサン生地を搬送する
コンベアと、このコンベアの進行線に対して対称の一対
の折り曲げ用ベルトを設け、この折り曲げ用ベルトの中
間位置にクロワッサン生地を押し込む折り曲げ部材を設
けた。 【効果】 クロワッサン生地を搬送しながら折り曲げ、
生地表面の皺や型崩れを無くした。
ロワッサン生地を折り曲げるための、折り曲げ装置を提
供する。 【構成】 巻き上げられたクロワッサン生地を搬送する
コンベアと、このコンベアの進行線に対して対称の一対
の折り曲げ用ベルトを設け、この折り曲げ用ベルトの中
間位置にクロワッサン生地を押し込む折り曲げ部材を設
けた。 【効果】 クロワッサン生地を搬送しながら折り曲げ、
生地表面の皺や型崩れを無くした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紡錘形状のパン生地例
えば巻き上げられたクロワッサン生地を、搬送の途中で
その中心より折り曲げて下流の工程に移送することに関
するん。
えば巻き上げられたクロワッサン生地を、搬送の途中で
その中心より折り曲げて下流の工程に移送することに関
するん。
【0002】
【従来の技術】従来のクロワッサンは湾曲されたり、折
り曲げられたりした形状の製品が一般的であり、これら
の形状の成形品を得るために種々の成形装置が提案され
ている。 例えばオランダ特許出願第8800402 号、ドイ
ツ特許出願第P4039793.9号のようなものがあり、搬送す
るコンベア上で巻き上げられたクロワッサン生地を両端
より曲げるものがある。
り曲げられたりした形状の製品が一般的であり、これら
の形状の成形品を得るために種々の成形装置が提案され
ている。 例えばオランダ特許出願第8800402 号、ドイ
ツ特許出願第P4039793.9号のようなものがあり、搬送す
るコンベア上で巻き上げられたクロワッサン生地を両端
より曲げるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来技術はク
ロワッサン生地を折り曲げる際にその生地の中心より曲
げることがむずかしく、曲げられた生地は左右対称とは
ならず製品価値として低い欠点がある。
ロワッサン生地を折り曲げる際にその生地の中心より曲
げることがむずかしく、曲げられた生地は左右対称とは
ならず製品価値として低い欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来技術と
はことなり、クロワッサン生地を搬送の途中で正確に折
り曲げることができるものであり、その構成は巻き上げ
られたクロワッサン生地を搬送するコンベアと、このコ
ンベアの進行線に対して対称に一対の折り曲げ用ベルト
を設け、この折り曲げ用ベルトの対向する面を下流に傾
斜させて揺動可能に設けるとともに、この一対の折り曲
げ用ベルトの中間位置で、クロワッサン生地を進行方向
に押し込む折り曲げ部材を設けておこなうものであり、
更に前記折り曲げ部材はクロワッサン生地に折り曲げ溝
を形成するためのフランジを有することにより折り曲げ
を行うものである。
はことなり、クロワッサン生地を搬送の途中で正確に折
り曲げることができるものであり、その構成は巻き上げ
られたクロワッサン生地を搬送するコンベアと、このコ
ンベアの進行線に対して対称に一対の折り曲げ用ベルト
を設け、この折り曲げ用ベルトの対向する面を下流に傾
斜させて揺動可能に設けるとともに、この一対の折り曲
げ用ベルトの中間位置で、クロワッサン生地を進行方向
に押し込む折り曲げ部材を設けておこなうものであり、
更に前記折り曲げ部材はクロワッサン生地に折り曲げ溝
を形成するためのフランジを有することにより折り曲げ
を行うものである。
【0005】
【実施例】以下実施例にもとづき説明すると、巻き上げ
られたクロワッサン生地1を搬送する上方コンベア2と
その下流下方に下方コンベア3を設けている。この上方
コンベア2と下方コンベア3との間にあって、上方コン
ベア2に隣接して一対の鼓形ローラー4をその軸線を水
平にかつ対向して設けている。この鼓形ローラー4はロ
ーラー軸41に軸着されていて、ローラー軸41はアーム42
に支持され、またアーム42は中間軸43に支持されてい
る。ローラー軸41、中間軸43ともそれぞれ一対を対向し
て設けている。ローラー4は同様にローラー軸41に軸着
して対向して設けられている。中間軸43にはそれぞれギ
ヤ44が軸着し互いにかみ合っている。アーム42にはエア
シリンダー45のロッド46が付設されているのでエアシリ
ンダ45の作動でアーム42が引かれるとギヤ44を経由して
一方のアーム42´が反対方向に中間軸43を中心に揺動
し、ローラ4の互いの間隔が拡がる。ローラ軸41の端部
にはプーリー47が軸着され、モーター48と中間軸43のプ
ーリー49を介してベルトによりつながっている。この鼓
形ローラー4の下方に隣接して板状のシャッター5を設
けている。一対の対向するシャッター5は中央よりが下
に向かって傾斜して設けられており、揺動軸51を中心に
アクチュエーター52の作動によって揺動し、シャッター
の先端53の間隔が拡がるようになっている。またシャッ
ター先端53の中央には互いにV字の切り欠き部54を設け
ている。
られたクロワッサン生地1を搬送する上方コンベア2と
その下流下方に下方コンベア3を設けている。この上方
コンベア2と下方コンベア3との間にあって、上方コン
ベア2に隣接して一対の鼓形ローラー4をその軸線を水
平にかつ対向して設けている。この鼓形ローラー4はロ
ーラー軸41に軸着されていて、ローラー軸41はアーム42
に支持され、またアーム42は中間軸43に支持されてい
る。ローラー軸41、中間軸43ともそれぞれ一対を対向し
て設けている。ローラー4は同様にローラー軸41に軸着
して対向して設けられている。中間軸43にはそれぞれギ
ヤ44が軸着し互いにかみ合っている。アーム42にはエア
シリンダー45のロッド46が付設されているのでエアシリ
ンダ45の作動でアーム42が引かれるとギヤ44を経由して
一方のアーム42´が反対方向に中間軸43を中心に揺動
し、ローラ4の互いの間隔が拡がる。ローラ軸41の端部
にはプーリー47が軸着され、モーター48と中間軸43のプ
ーリー49を介してベルトによりつながっている。この鼓
形ローラー4の下方に隣接して板状のシャッター5を設
けている。一対の対向するシャッター5は中央よりが下
に向かって傾斜して設けられており、揺動軸51を中心に
アクチュエーター52の作動によって揺動し、シャッター
の先端53の間隔が拡がるようになっている。またシャッ
ター先端53の中央には互いにV字の切り欠き部54を設け
ている。
【0006】下方コンベア3上には一対の自由に回転す
る傾斜ローラー6を設けており、この傾斜ローラー6は
向き合う中央が下流方向に傾斜させるとともに、傾斜ロ
ーラー6と下方コンベア3の搬送面とは平行にしてい
る。また傾斜ローラー6はアーム61の軸に遊嵌されてい
て自由に回転する。そしてアーム61はアクチュエーター
62の作動によって、上方に揺動する。この傾斜ローラー
6の下流に隣接して、押さえベルト7を設けている。押
さえベルト7は二本の細いベルトを平行にエンドレスに
張架されており、エンドレスの軌道の下側には直線部分
72を設けて搬送面と平行にしている。また直線部分72の
途中に押さえローラー73を設けている。押さえローラー
73はローラーの両側にフランジ74を有している。このベ
ルト7 および押さえローラー73は駆動装置( 図示せず)
により下方コンベア3の搬送と同じ速度で動いている。
押さえベルト7の下流にはクロワッサン生地1を折り曲
げるための折り曲げ部材8を設けている。折り曲げ部材
8の構成はフランジ82のあるローラー81とローラー81を
下方に降下させるためのエアシリンダー83およびエアシ
リンダー83を支持するフレームをコンベアの進行方向に
移動するためのエアシリンダー84を設けている。85はク
ロワッサン生地1の通過を検出する光電管85である。こ
の構成によってローラー81は光電管85からの検出信号を
うけて、下流に隣接される折り曲げ用ベルト9の間にク
ロワッサン生地1を押し込みながら入り込むようになっ
ている。
る傾斜ローラー6を設けており、この傾斜ローラー6は
向き合う中央が下流方向に傾斜させるとともに、傾斜ロ
ーラー6と下方コンベア3の搬送面とは平行にしてい
る。また傾斜ローラー6はアーム61の軸に遊嵌されてい
て自由に回転する。そしてアーム61はアクチュエーター
62の作動によって、上方に揺動する。この傾斜ローラー
6の下流に隣接して、押さえベルト7を設けている。押
さえベルト7は二本の細いベルトを平行にエンドレスに
張架されており、エンドレスの軌道の下側には直線部分
72を設けて搬送面と平行にしている。また直線部分72の
途中に押さえローラー73を設けている。押さえローラー
73はローラーの両側にフランジ74を有している。このベ
ルト7 および押さえローラー73は駆動装置( 図示せず)
により下方コンベア3の搬送と同じ速度で動いている。
押さえベルト7の下流にはクロワッサン生地1を折り曲
げるための折り曲げ部材8を設けている。折り曲げ部材
8の構成はフランジ82のあるローラー81とローラー81を
下方に降下させるためのエアシリンダー83およびエアシ
リンダー83を支持するフレームをコンベアの進行方向に
移動するためのエアシリンダー84を設けている。85はク
ロワッサン生地1の通過を検出する光電管85である。こ
の構成によってローラー81は光電管85からの検出信号を
うけて、下流に隣接される折り曲げ用ベルト9の間にク
ロワッサン生地1を押し込みながら入り込むようになっ
ている。
【0007】折り曲げ用ベルト9は駆動ローラ91と従動
ローラー92とに張架された無端ベルト93よりなり、駆動
軸を中心に内側に揺動する。折り曲げ用ベルト9の下流
に隣接して挟圧ベルト10を下方コンベア3の進行に沿っ
て対称に設けている。挟圧ベルト10は無端ベルト101 と
ローラー102 、103 よりなり対向するベルト101 の向き
合う面を生地の通路としている。挟圧ベルト10の入口部
には引き込みローラー12を設けている、ここに入ってく
る生地を下流に引き込む。11は挟圧ローラーであり、ロ
ーラーを内側に回転させ対向して設けている。13は下方
コンベア3の下流端に隣接する反転装置である。反転装
置13には供給される折り曲げた生地1を受取り、それを
挟持するアーム131 を有している。上方コンベア2の終
端付近に検出装置21を設けている。この検出装置21は生
地の検出信号をシーケンサを有する制御盤22に発信し、
制御盤22に設定された所定の時間経過後にエアシリンダ
ー45に作動信号を発信し、鼓形ローラー4の間隔を拡げ
るようになっている。また同様にシャッター5の開閉動
作も検出信号に基づき制御盤22によって制御されてい
る。
ローラー92とに張架された無端ベルト93よりなり、駆動
軸を中心に内側に揺動する。折り曲げ用ベルト9の下流
に隣接して挟圧ベルト10を下方コンベア3の進行に沿っ
て対称に設けている。挟圧ベルト10は無端ベルト101 と
ローラー102 、103 よりなり対向するベルト101 の向き
合う面を生地の通路としている。挟圧ベルト10の入口部
には引き込みローラー12を設けている、ここに入ってく
る生地を下流に引き込む。11は挟圧ローラーであり、ロ
ーラーを内側に回転させ対向して設けている。13は下方
コンベア3の下流端に隣接する反転装置である。反転装
置13には供給される折り曲げた生地1を受取り、それを
挟持するアーム131 を有している。上方コンベア2の終
端付近に検出装置21を設けている。この検出装置21は生
地の検出信号をシーケンサを有する制御盤22に発信し、
制御盤22に設定された所定の時間経過後にエアシリンダ
ー45に作動信号を発信し、鼓形ローラー4の間隔を拡げ
るようになっている。また同様にシャッター5の開閉動
作も検出信号に基づき制御盤22によって制御されてい
る。
【0008】
【作用】次に本発明の作用について説明する。周知の巻
き上げ手段により巻き上げられたクロワッサン生地1が
上方コンベア2上を搬送される。上方コンベア2から鼓
形ローラー4にクロワッサン生地1が移載されるが、こ
の時点では鼓形ローラー4の間隔は狭く、同方向に回転
し生地は強制的に回転しながらローラー4の中央部分に
移動する。これは鼓形ローラー4の直径が中間部に向け
て小さくなっており、対向するローラー4の隙間が中央
でひろがっているから、たとえ供給されるクロワッサン
生地1が進行線cから外れ、心がずれていても、クロワ
ッサン生地1の紡錘形状と前記ローラー4の隙間が合致
するように、回転しながら進行線cの位置と生地1の心
が調心される。次いで鼓形ローラー4の隙間が拡がるこ
とによって、クロワッサン生地1は下方に落下し、シャ
ッター5に受け止められる。シャッター5は回転してい
るクロワッサン生地1の回転を止めて、次にこれを下方
コンベア3に載置するものである。またシャッター5に
は切り欠き54を設けているのでシャッター5内に落下し
たクロワッサン生地1の紡錘形の太い部分はこの切り欠
き54に入り、シャッター内で安定し、その後シャッター
を開いて、下方コンベア3上でのクロワッサン生地1の
載置の際の座りを安定させるものである。これは鼓形ロ
ーラー4によって調心されたクロワッサン生地1をロー
ラーの開閉によって直接下方コンベア3に載せる場合
を、さらに正確な下方コンベア3上の心(進行線c)の
位置に載置することができる。鼓形ローラー4とシャッ
ター5の動作手順を以下に示す。 検出装置21がクロワッサン生地1の検出し、制御盤
22に信号を発信する。 前記クロワッサン生地1の検出後、所定時間経過後
に制御盤22の信号によって間隔が狭い鼓形ローラー4が
拡がり、その後ただちに戻る。 制御盤22の信号によってシャッター5が開きただち
に閉じる。 これらの動作はシーケンサ等によって正確に制御される
ものであるから、クロワッサン生地の供給が連続、不連
続に関係なく正確に調心動作を行うことができる。
き上げ手段により巻き上げられたクロワッサン生地1が
上方コンベア2上を搬送される。上方コンベア2から鼓
形ローラー4にクロワッサン生地1が移載されるが、こ
の時点では鼓形ローラー4の間隔は狭く、同方向に回転
し生地は強制的に回転しながらローラー4の中央部分に
移動する。これは鼓形ローラー4の直径が中間部に向け
て小さくなっており、対向するローラー4の隙間が中央
でひろがっているから、たとえ供給されるクロワッサン
生地1が進行線cから外れ、心がずれていても、クロワ
ッサン生地1の紡錘形状と前記ローラー4の隙間が合致
するように、回転しながら進行線cの位置と生地1の心
が調心される。次いで鼓形ローラー4の隙間が拡がるこ
とによって、クロワッサン生地1は下方に落下し、シャ
ッター5に受け止められる。シャッター5は回転してい
るクロワッサン生地1の回転を止めて、次にこれを下方
コンベア3に載置するものである。またシャッター5に
は切り欠き54を設けているのでシャッター5内に落下し
たクロワッサン生地1の紡錘形の太い部分はこの切り欠
き54に入り、シャッター内で安定し、その後シャッター
を開いて、下方コンベア3上でのクロワッサン生地1の
載置の際の座りを安定させるものである。これは鼓形ロ
ーラー4によって調心されたクロワッサン生地1をロー
ラーの開閉によって直接下方コンベア3に載せる場合
を、さらに正確な下方コンベア3上の心(進行線c)の
位置に載置することができる。鼓形ローラー4とシャッ
ター5の動作手順を以下に示す。 検出装置21がクロワッサン生地1の検出し、制御盤
22に信号を発信する。 前記クロワッサン生地1の検出後、所定時間経過後
に制御盤22の信号によって間隔が狭い鼓形ローラー4が
拡がり、その後ただちに戻る。 制御盤22の信号によってシャッター5が開きただち
に閉じる。 これらの動作はシーケンサ等によって正確に制御される
ものであるから、クロワッサン生地の供給が連続、不連
続に関係なく正確に調心動作を行うことができる。
【0009】次に下方コンベア3に載置されたクロワッ
サン生地1は、傾斜ローラー6に受け止められるが、こ
の傾斜ローラー6は自由に回転しクロワッサン生地1を
回転させる。このときクロワッサン生地1が進行線cに
対して、多少のずれがある場合には、この傾斜ローラー
6によって、修正することができる。次に下方コンベア
と同速度で搬送する押さえベルト72によって進行線cに
そって下流に搬送されるが、その途中に設けた押さえロ
ーラー73のフランジ74によって、クロワッサン生地1の
表面に二本の折り曲げ溝が形成され、後に行われるクロ
ワッサン生地1の折り曲げに有効となる。次にクロワッ
サン生地1が折り曲げ用ベルト9に到着したときにはそ
れを光電管85によって検出し、その信号によって折り曲
げ部材8が作動するよう、エアシリンダー83、84の駆動
によってローラー81がクロワッサン生地1中央のフラン
ジ74で成形された前記二本の折り曲げ溝に押し込まれ、
且つ折り曲げ用ベルト9の揺動によって、クロワッサン
生地1を中央から折り曲げることができる。この折り曲
げ動作は下方コンベア3上で停止することなく進行線c
に沿っておこなわれるので、下方コンベア3のと間でク
ロワッサン生地1の表面に皺がよったりすることがな
い。次いで折り曲げの後ただちに引き込みローラー12に
よって下流の挟圧ベルト10に引き込まれる。 挟圧ベル
ト10は折り曲げられたクロワッサン生地1を挟持しなが
ら下流に送りさらに挟圧ローラー11によって挟まれ排出
される。挟圧ベルト10、挟圧ローラー11はいずれも折り
曲げられたクロワッサン生地1の戻りを防止しようとす
るものである。反転装置13は排出されたクロワッサン生
地1を受けた後、方向を反転して下流に搬送するもので
ある。
サン生地1は、傾斜ローラー6に受け止められるが、こ
の傾斜ローラー6は自由に回転しクロワッサン生地1を
回転させる。このときクロワッサン生地1が進行線cに
対して、多少のずれがある場合には、この傾斜ローラー
6によって、修正することができる。次に下方コンベア
と同速度で搬送する押さえベルト72によって進行線cに
そって下流に搬送されるが、その途中に設けた押さえロ
ーラー73のフランジ74によって、クロワッサン生地1の
表面に二本の折り曲げ溝が形成され、後に行われるクロ
ワッサン生地1の折り曲げに有効となる。次にクロワッ
サン生地1が折り曲げ用ベルト9に到着したときにはそ
れを光電管85によって検出し、その信号によって折り曲
げ部材8が作動するよう、エアシリンダー83、84の駆動
によってローラー81がクロワッサン生地1中央のフラン
ジ74で成形された前記二本の折り曲げ溝に押し込まれ、
且つ折り曲げ用ベルト9の揺動によって、クロワッサン
生地1を中央から折り曲げることができる。この折り曲
げ動作は下方コンベア3上で停止することなく進行線c
に沿っておこなわれるので、下方コンベア3のと間でク
ロワッサン生地1の表面に皺がよったりすることがな
い。次いで折り曲げの後ただちに引き込みローラー12に
よって下流の挟圧ベルト10に引き込まれる。 挟圧ベル
ト10は折り曲げられたクロワッサン生地1を挟持しなが
ら下流に送りさらに挟圧ローラー11によって挟まれ排出
される。挟圧ベルト10、挟圧ローラー11はいずれも折り
曲げられたクロワッサン生地1の戻りを防止しようとす
るものである。反転装置13は排出されたクロワッサン生
地1を受けた後、方向を反転して下流に搬送するもので
ある。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように巻き上げられたクロ
ワッサン生地を搬送するコンベアとコンベアの進行線に
対して対称に設けて一対の折り曲げ用ベルトと、この折
り曲げ用ベルトの中間位置で、クロワッサン生地を進行
方向に押し込む折り曲げ部材を設けたことにより、ベル
トに搬送されながらクロワッサン生地を折り曲げるもの
であるから、生地表面に皺等が発生がなく折り曲げるこ
とができる。また、折り曲げ部材にはフランジが設けら
れ、クロワッサン生地に折り曲げ溝を形成し、その折り
曲げ溝にそって正確が折り曲げをおこなえるものであ
る。このように、クロワッサン生地の搬送の向きや位置
が不定であっても、またクロワッサン生地の供給間隔が
連続、不連続に関係なく、調心を行い下流に整然とした
搬送がおこなわれ、本発明の折り曲げ装置によって折り
曲げが正確におこなえることができ、従来技術にくらべ
てより生産効率の高い、高品質の製品をうることが可能
となった。
ワッサン生地を搬送するコンベアとコンベアの進行線に
対して対称に設けて一対の折り曲げ用ベルトと、この折
り曲げ用ベルトの中間位置で、クロワッサン生地を進行
方向に押し込む折り曲げ部材を設けたことにより、ベル
トに搬送されながらクロワッサン生地を折り曲げるもの
であるから、生地表面に皺等が発生がなく折り曲げるこ
とができる。また、折り曲げ部材にはフランジが設けら
れ、クロワッサン生地に折り曲げ溝を形成し、その折り
曲げ溝にそって正確が折り曲げをおこなえるものであ
る。このように、クロワッサン生地の搬送の向きや位置
が不定であっても、またクロワッサン生地の供給間隔が
連続、不連続に関係なく、調心を行い下流に整然とした
搬送がおこなわれ、本発明の折り曲げ装置によって折り
曲げが正確におこなえることができ、従来技術にくらべ
てより生産効率の高い、高品質の製品をうることが可能
となった。
【図1】本発明の実施例の全体平面図である。
【図2】本発明の実施例の全体側面図である。
【図3】本発明の調心装置の断面正面図である。
【図4】本発明の調心装置の一部側面図である。
1 クロワッサン生地1 2 上方コンベア 3 下方コンベア 4 鼓形ローラー 5 シャッター 6 傾斜ローラー 7 押さえベルト 8 折り曲げ部材 9 折り曲げ用ベルト 10 挟圧ベルト 11 挟圧ローラー 12 引き込みローラー
Claims (2)
- 【請求項1】巻き上げられたクロワッサン生地を搬送す
るコンベアと、このコンベアの進行線に対して対称に一
対の折り曲げ用ベルトを設け、この折り曲げ用ベルトの
対向する面を下流に傾斜させて揺動可能に設けるととも
に、この一対の折り曲げ用ベルトの中間位置で、クロワ
ッサン生地を進行方向に押し込む折り曲げ部材を設けた
ことを特徴とするクロワッサン生地の折り曲げ装置。 - 【請求項2】前記折り曲げ部材はクロワッサン生地に折
り曲げ溝を形成するためのフランジを有することを特徴
とする請求項1記載のクロワッサン生地の折り曲げ装
置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5277584A JP2747778B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | クロワッサン生地の折り曲げ装置 |
US08/319,260 US5440974A (en) | 1993-10-08 | 1994-10-06 | Croissant dough-piece bending apparatus |
EP94307411A EP0647404B1 (en) | 1993-10-08 | 1994-10-10 | Croissant dough-piece bending apparatus |
ES94307411T ES2121158T3 (es) | 1993-10-08 | 1994-10-10 | Aparato para doblar piezas de masa de cruasan. |
AT94307411T ATE170042T1 (de) | 1993-10-08 | 1994-10-10 | Vorrichtung zur biegung von hörnchen |
DE69412743T DE69412743T2 (de) | 1993-10-08 | 1994-10-10 | Vorrichtung zur Biegung von Hörnchen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5277584A JP2747778B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | クロワッサン生地の折り曲げ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07107896A true JPH07107896A (ja) | 1995-04-25 |
JP2747778B2 JP2747778B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17585507
Family Applications (1)
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