JPH0430255B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0430255B2
JPH0430255B2 JP61083651A JP8365186A JPH0430255B2 JP H0430255 B2 JPH0430255 B2 JP H0430255B2 JP 61083651 A JP61083651 A JP 61083651A JP 8365186 A JP8365186 A JP 8365186A JP H0430255 B2 JPH0430255 B2 JP H0430255B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyance
belt
pressure roller
roller
dough
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61083651A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62239938A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP61083651A priority Critical patent/JPS62239938A/ja
Publication of JPS62239938A publication Critical patent/JPS62239938A/ja
Publication of JPH0430255B2 publication Critical patent/JPH0430255B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
  • Noodles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、日本そば、うどん、きしめん、中
華そば等の麺類の生地を自動的に圧延(引き伸ば
し)する装置において、往復移動しながら次第に
圧延されてゆく生地の垂れ下りや切断を防ぐこと
ができる製麺装置に関する。
<従来の技術> 従来の製麺装置として例えば第3図に示したも
のがある。この装置は上下位置関係で所定間隔を
おいて平行に配設された一対の搬送ローラ1,2
と該上下一対の搬送ローラ1,2の中間の高さ位
置でしかも両ローラの先方側(図面左側)に配設
された駆動ローラ3と、搬送ローラ1,2及び駆
動ローラ3間に無終端状に張設された搬送ベルト
4と、2つの搬送ローラ1,2間に位置し搬送ベ
ルト4を介して該搬送ローラ1,2の外周面と圧
接する加圧ローラ5と、作業台6とを有する。各
搬送ローラ1,2に対して加圧ローラ5が圧接す
る位置A、Bと、搬送ベルト4が加圧ローラ5に
巻掛けられている区域7は、生地の圧延搬送経路
8を形成している。搬送ローラ1及び2と、加圧
ローラ5との間の距離は、各搬送ローラ1,2の
回転軸1a,2aと加圧ローラ5の軸5aとの距
離lを離間・接近自在に構成することによつて調
節可能である。例えば、符号10は軸1aと軸5
aとの軸間距離調整機構であり、軸1aを常時圧
接方向へ付勢するコイルバネ11と、バネ11の
一端を固定するとともにバネの圧接力の調節を行
うボルト等12から成る。他の搬送ローラ2につ
いても図示しない調整機構が設けられている。
以上の構成において、作業台6上に載置された
混練生地9を圧接位置Bから圧延搬送経路8内へ
供給するとともに搬送ベルト4を実線矢印で示す
正方向へ回転させると、生地9は経路8内を位置
Aへ向けて圧延搬送される(往路)。往路におけ
る一回目の圧延を終了した生地の先端が位置Aか
ら排出されるとき、生地の垂れ下りによつて生地
が伸びたり切断したりすることを防ぐために人手
によつて生地が支持される。生地が位置Aから完
全に排出されると、今度は搬送ベルト4を逆転さ
せて位置Aから経路8内に向けて生地を供給させ
る(復路)。このとき、人手によつて生地の繰出
しが行われる。位置Bから生地の端部が作業台6
上に排出されるときには、人手によつて生地を作
台大6の後方(図面右側)へ引つ張りながら案内
する。このように搬送ベルト4を正逆2方向へ交
互に往復走行させることによつて、圧延搬送経路
8の生地は徐々に圧延されてゆく。この工程中に
おける生地の支持と、繰出しは人手によつて行わ
れる。なお、人手による支持及び繰出し作業とし
ては、素手で行うものの他に、麺棒による巻取
り、繰出し作業も行われている。
<発明が解決しようとする問題点> 上記のような従来の装置によれば、生地が圧延
されることによつて次第に伸びて行つて圧延搬送
経路8の長さを越えて位置A或はBから出た場合
には、出た部分の支持と繰出しを人手によつて行
つていたため、各位置A、Bにそれぞれ一人づつ
作業員を配する必要があつた。このため、生産性
の向上と、低コスト化に限度があつた。
<問題点を解決するための手段> 以上の問題点を解消するための本発明の装置は
所定の間隔をおいて上下位置関係で平行に配設さ
れた少なくとも2つの搬送ローラと、これら少な
くとも2つの搬送ローラ間に無終端状に張設され
て往復駆動される搬送ベルトと、該搬送ベルトを
介して該2つの搬送ローラの外周面と圧接するよ
うに該2つの搬送ローラ間に配置された加圧ロー
ラと、該上下一対の搬送ローラと該加圧ローラと
の各圧接位置後方にそれぞれ配設された生地案内
用の案内ベルト手段とから成り、該搬送ベルトと
該加圧ローラの外周面とが並行して走行する区域
には圧延搬送経路が形成されていることを特徴と
している。
<作用> 本発明の装置においては、搬送ベルト4と加圧
ローラ5によつて狭まれて往復搬送される生地9
は、往復移動の過程で加圧ローラ5によつて次第
に圧延されてゆくが、圧延によつて長くなつた生
地が圧接位置A、Bから垂れ下がることを防止す
るために、各圧接位置A、Bの後方位置に支持ベ
ルト16及び搬送ベルト4の延長部である案内区
域4a(案内ベルト手段)を配置している。この
支持ベルト16及び案内区域4aの存在によつ
て、往復圧延工程において位置A、Bから排出さ
れた圧延生地は水平に支持されながら後方へ引き
出されたり、圧延搬送経路8内に進入してゆくこ
とができる。このため、生地の垂れ下がりを防止
することができる。
<実施例> 第1図は本発明の製麺装置の一実施例の原理図
であり、この製麺装置は所定幅をおいた上下位置
関係で正逆転自在に軸支された第1の搬送ローラ
1及び第2の搬送ローラ2と、該上下一対の搬送
ローラ1,2の中間の高さ位置でしかも両ローラ
の先方側(図面左側)に配設された第3の搬送ロ
ーラ3と、一方の搬送ローラ2の後方水平位置に
配置された正逆転自在の第4の搬送ローラ15
と、搬送ローラ1,2,3及び15間に無終端状
に張設された搬送ベルト4と、第1及び第2の搬
送ローラ1,2間に位置し搬送ベルト4を介して
該搬送ローラ1,2の外周面と圧接する加圧ロー
ラ5と、加圧ローラ5との間で支持ベルト16を
無終端状に張設支持する支持ローラ17と、第4
の搬送ローラ15及び支持ローラ17の先方位置
にそれぞれ前後方向へ起伏自在に支持された麺棒
支持アーム18,19とを有する。搬送ベルト4
及び支持ベルト16は一定幅のゴム又は樹脂等の
弾力性のある一定幅のエンドレスベルトによつて
構成される。搬送ローラ1,2,3,15のうち
のいずれかはモータ等の駆動部と接続された駆動
ローラである。また、加圧ローラ5と支持ローラ
17は、搬送ローラと同一或は別の駆動部により
搬送ローラと同期して可逆点駆動させてもよい。
第1及び第2の搬送ローラ1,2の回転軸1a,
2aは、それぞれ加圧ローラとの間の軸間距離l
を可変に構成され、バネ11とボルト12とから
成る軸間距離調整機構10によつて圧接力を調節
可能に構成されている。軸間距離調整機構10と
しては、図示のものの他にもカム等によつて軸間
距離lを調節するものも考えられる。加圧ローラ
5と第4の搬送ローラ15との間に位置する搬送
ベルト部分は、案内区域4aを構成する。支持ベ
ルト16と案内区域4aは、いずれも各圧接位置
A、Bから排出された生地を水平に後方へ引き出
したり、各圧接位置へ送り込むためののもので、
これらを案内ベルト手段と称する。この各案内ベ
ルト手段4a,16のうち、案内区域4aはベル
ト4とは独立したエンドレスベルトで構成しても
よい。
麺棒支持アーム18,19は先端部が二股に分
岐したY字形棒状体から成り、その下端部を本体
の両側面によつて前後方向へ回転自在に支持され
るとともに、先端の二股部で各麺棒20,21を
転動自在に支持できるように構成されている。
第1図においては下方のアーム18の先端に支
持された麺棒20は圧延生地の一端を既に巻取つ
た状態にあり、上方のアーム19の前方において
支持ベルト16上に位置している麺棒21は麺棒
20から繰り出された生地を巻取る体勢にある。
次に上記のように構成される製麺装置による製
麺作業、特に日本そばの製麺につき説明すると、
先ず装置の作動は図示しないモータ等の駆動部を
連続的または間欠的に正逆方向に回転させて搬送
ベルト4及び支持ベルト16が正逆回転するよう
に作動せしめ、第2の搬送ローラ2と第4搬送ロ
ーラ15間を走行する搬送ベルト4の上面に混練
した生地の塊9を載せる。このときベルト4及び
16の速度は例えば2、5〜4、0m/minとす
る。
このとき生地の量と性質に応じ、加圧ローラ5
と第1及び第2の搬送ローラ1,2との間隔を調
整機構10(ローラ2側は図示されていない)に
よつて調整しておく。
搬送ベルト4が実線矢印方向へ走行を開始する
と、搬送ベルト4上の生地9はベルト4とともに
圧接位置Bから搬送ローラ2と加圧ローラ5との
間(ベルト4と16との間)に引き込まれて圧延
搬送経路8内を圧接位置Aへ向つて行く。生地は
搬送ローラ2と加圧ローラ5との間、ベルト4と
加圧ローラ5との間、そして加圧ローラ5を搬送
ローラ1との間で徐々に圧延されてゆく。位置A
から排出された生地は支持ローラ16によつて後
方(図面左側)へ水平に引き出されてゆく。
次に、ベルト4が点線矢印方向へ反転すると、
生地9は位置Aから圧延搬送経路8内に引き込ま
れてゆき、位置Bから出た後はローラ2と15と
の間搬送ベルト圧4部分(案内区域4a)上面に
よつて後方へ水平に引き出される。このような往
復延工程を順次繰返すことによつて、生地9は加
圧ローラ5と搬送ローラ1,2との間及びベルト
4と6との間で強い押圧と接触摩擦を受けて混練
を繰り返され、麺類に必要な粘りが付与され且つ
維持される。
次いで加圧ローラ5と搬送ローラ1,2の間隙
を順次狭めるように調整機構10によつて調整を
行い、ベルト4及び16の往復動を続けながら生
地9の荒伸ばしを行つて薄く圧延する。この際搬
送ベルト4及び支持ベルト16の各後方長さより
生地が長くなるときは(ローラ15,17を越え
る時は)、圧延生地9の端部を一端では順次前記
麺棒21,20で巻取り、他端では麺棒20,2
1で繰出しする。これらの巻取り、繰出しは第4
の搬送ローラ15と、支持ローラ17付近に位置
する巻取り、繰出し用のアーム18,19を用い
て機械的に行うことができる。
即ち、麺棒に生地を巻取る場合は、第1図のよ
うに麺棒21を立てられたアーム19の前部に転
動自在に配置しておき、生地を巻取つた麺棒から
生地を繰出す場合は、麺棒20のように立てたア
ーム18の二股の先端部に転動自在に支持させて
おく。
上記圧延により生地が一定厚みになると、最後
の厚みを揃えるめに、加圧ローラ5と第1及び第
2の搬送ローラ1,2間の間隔を一定にして、調
整機構10をロックする。
調整機構10をロックしてさらに生地を圧延す
ると、生地は1mm〜5mm程度の所望の厚みに揃え
られ、後は生地を所定幅と所定の長さに切断して
生麺が完成する。
次に第2図は本発明の第2の実施例であり、第
1図と同一の部分は同一の符号で表わし、重複し
た説明は省略するが、支持ベルト16を加圧ロー
ラ5と支持ローラとの間に張設する代りに、加圧
ローラ5とは別個に一対の支持ローラ17a,1
7bを設け、この支持ローラ17a、17b間に
支持ベルト16を張設して位置Aより排出された
生地を水平に引き出すようにした点において前記
実施例と相違している。操作手順等の点において
は、前記実施例と変るところがない。
<発明の効果> 以上の如く構成される本発明によれば、上下位
置に対向して配設された一対の搬送ローラの間に
加圧ローラを圧接状態で配設するとともに各搬送
ローラと加圧ローラとの各圧接位置の後方位値に
それぞれ生地を水平に案内する案内ベルト手段を
配設したため、生地の垂れ下がりを起こすことな
く、円滑且つ迅速に自動的な圧延作業を行うこと
ができる。このため、生産性の向上と、生産コス
トの低下を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は製麺装置の一実施例の原理図、第2図
は他の実施例の原理図、第3図は従来の製麺装置
の原理図。 符号、1,2,3,4:搬送ローラ、1a,2
a,5a:軸心、4a:案内区域(案内ベルト手
段)、5:加圧ローラ、6:作業台、7:区域、
8:圧延搬送経路、9:生地、10:軸間距離調
整機構、11:バネ、12:ボルト、15:搬送
ローラ、16:支持ベルト(案内ベルト手段)、
17:支持ローラ、18,19:麺棒支持アー
ム、20,21:麺棒。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定の間隔をおいて上下位置関係で平行に配
    設された少なくとも2つの搬送ローラと、これら
    少なくとも2つの搬送ローラ間に無終端状に張設
    されて往復駆動される搬送ベルトと、該搬送ベル
    トを介して該2つの搬送ローラの外周面と圧接す
    るように該2つの搬送ローラ間に配置された加圧
    ローラと、該上下一対の搬送ローラ該加圧ローラ
    との各圧接位置後方にそれぞれ配設された生地案
    内用の案内ベルト手段とから成り、該搬送ベルト
    と該加圧ローラの外周面とが並行して走行する区
    域には生地の圧延搬送経路が形成されていること
    を特徴とする製麺装置。
JP61083651A 1986-04-11 1986-04-11 製麺装置 Granted JPS62239938A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61083651A JPS62239938A (ja) 1986-04-11 1986-04-11 製麺装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61083651A JPS62239938A (ja) 1986-04-11 1986-04-11 製麺装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62239938A JPS62239938A (ja) 1987-10-20
JPH0430255B2 true JPH0430255B2 (ja) 1992-05-21

Family

ID=13808353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61083651A Granted JPS62239938A (ja) 1986-04-11 1986-04-11 製麺装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62239938A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103349036B (zh) * 2013-06-20 2015-09-02 深圳市涛金科技有限公司 一种压面装置
CN108812746B (zh) * 2018-08-03 2020-12-25 瑞安市金砖工业产品设计有限公司 一种自动化面条机

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62239938A (ja) 1987-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6352858B2 (ja)
US4025384A (en) Apparatus for splicing rubber coated cord fabric sections
JPH07107896A (ja) クロワッサン生地の折り曲げ装置
JPH05132222A (ja) 輪転印刷機の折り装置の搬送装置
US1906847A (en) Dough twisting or braiding machine
US5601223A (en) Cable transporting and turning device
JPH0430255B2 (ja)
US2547157A (en) Cutoff mechanism
US4221627A (en) Device for connecting together steel cord inserts for vehicle tires
JPH01148429A (ja) 連続ストリップを打抜き機械に送るための送り装置
CN208146748U (zh) 带状板材的滚冲成型一体机
JPH0615482U (ja) 製麺装置
US1924067A (en) Method of and machine for building belts
US4411083A (en) Laundry spreader
JPH0463537A (ja) 包丁切断機に於ける麺帯の押圧方法とこれに用いる装置
US2272343A (en) Manufacture of rubber tubing
JPS6352727A (ja) 組合せばね製造装置
US568508A (en) Island
US3140868A (en) Edge alignment apparatus
JP2001206630A (ja) 線形折り装置および線形折り方法
US3616081A (en) Method of and apparatus for handling and splicing strips of rubber plastic and the like
JPH0331196Y2 (ja)
JP5914730B2 (ja) 生地シートの折り畳み積層装置および方法
JPH0225533Y2 (ja)
JP2938536B2 (ja) 研磨設備