JPH07107774B2 - デジタルピークレベル位置検出装置 - Google Patents

デジタルピークレベル位置検出装置

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JPH07107774B2
JPH07107774B2 JP22350287A JP22350287A JPH07107774B2 JP H07107774 B2 JPH07107774 B2 JP H07107774B2 JP 22350287 A JP22350287 A JP 22350287A JP 22350287 A JP22350287 A JP 22350287A JP H07107774 B2 JPH07107774 B2 JP H07107774B2
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digital music
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士 山▲崎▼
二郎 山田
耕造 田中
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光学式ディスク再生装置におけるデジタルピー
クレベル位置検出装置に関するものである。
従来の技術 近年、光学式ディスク再生装置はその操作性が高いこと
から、幅広い分野で利用されている。
以下図面を参照しながら、上述した従来の光学式ディス
ク再生装置におけるデジタルピークレベル位置検出装置
の一例について説明する。
第3図は従来の光学式ディスク再生装置のデジタルピー
クレベル位置検出装置のブロック図を示すものである。
第3図において、10はディスクに記録された信号を取り
出す光学ピックアップ装置であり、11は前記光学ピック
アップ装置の再生信号を処理して現在位置情報とデジタ
ル音楽信号を取り出す信号処理装置であり、12は今回の
デジタル音楽信号と前回のデジタル音楽信号の最大値と
を比較し、大きい値の方を記憶する最大値記憶装置であ
り、13は前記デジタル音楽信号の最大の時のピックアッ
プの位置情報を記憶する最大値位置記憶装置である。
以上のように構成されたデジタルピークレベル位置検出
装置について、以下その動作について説明する。
まず、ディスクに記録された信号を光学ピックアップ10
により取り出し、その信号を信号処理装置11により処理
して現在位置情報とデジタル音楽信号を取り出す。最大
値記憶装置12は今回のデジタル音楽信号と前回デジタル
音楽信号の最大値とを比較し大きい値の方を記憶し、そ
の時最大値位置記憶装置13は前記現在位置情報を記憶す
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では次の2点の問題を有
していた。
第1に外来雑音等などによってデジタル音楽信号に誤り
を生じその結果デジタル音楽信号が非常に大きな値とな
った場合に、その値がデジタル音楽信号の最大値と判定
し、その現在位置情報を記憶してしまう。
第2にテープレコーダー等に録音する場合において突発
的なデジタル音楽信号の最大値よりも平均的にデジタル
音楽信号レベルの高い所を最大値とした方が正しい。
本発明は上記従来の問題点を解決するためになされたも
ので外来雑音等によって誤ったピークレベル位置を検出
することなく、また突発的なデジタル音楽信号の最大値
の所ではなく平均的なデジタル音楽信号の高い所を検出
することが出来るデジタルピークレベル位置検出装置を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のデジタルピークレ
ベル位置検出装置は、ディスクに記録された信号を取り
出す光学ピックアップ装置と、前記光学ピックアップ装
置の再生信号を処理して現在位置情報とデジタル音楽信
号を取り出す信号処理装置と、そのデジタル音楽信号の
サンプル数を計数して一定のサンプル時間を作るサンプ
ルカウンタと、前記デジタル音楽信号と前回のデジタル
音楽信号の最大値より計算したしきい値との大小判別を
行うしきい値判別装置と、前記しきい値判別装置の出力
を計数するしきい値カウンタと、前記サンプルカウンタ
によって得られる一定のサンプル時間の間のデジタル音
楽信号の最大値を記憶するサンプル時間内最大値記憶装
置と、しきい値カウンタの値によってサンプル時間内最
大値記憶装置の値と前回のデジタル音楽信号の最大値と
を比較し、大きい値の方を記憶しその値を元にしきい値
を計算ししきい値判別装置へ出力する最大値記憶装置
と、そのデジタル音楽信号の最大の時のピックアップの
位置情報を記憶する最大位置記憶装置という構成を備え
たものである。
作用 本発明は上記した構成によって外来雑音等によって誤っ
たピークレベル位置を検出することなく、また突発的な
デジタル音楽信号の最大値の所ではなく平均的にデジタ
ル音楽信号レベルの高い所を検出することが出来る。
実施例 以下本発明の一実施例のデジタルピークレベル位置検出
装置について、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例におけるデジタルピーク
レベル位置検出装置のブロック図を示すものである。第
1図において、1はディスクに記録された信号を取り出
す光学ピックアップ装置、2は前記光学ピックアップ装
置の再生信号を処理して現在位置情報とデジタル音楽信
号とを取り出す信号処理装置、4は前記デジタル音楽信
号のサンプル数を計数して一定のサンプル時間を作るサ
ンプルカウンタ、5は前記デジタル音楽信号と前回のデ
ジタル音楽信号の最大値より計算したしきい値との大小
判別を行うしきい値判別装置、6は前記しきい値判別装
置の出力を計数するしきい値カウンタ、7は前記サンプ
ルカウンタによって得られる一定のサンプル時間の間の
デジタル音楽信号の最大値を記憶するサンプル時間内最
大値記憶装置、3は前記しきい値カウンタの値によっ
て、サンプル時間内最大値記憶装置の値と前回のデジタ
ル音楽信号の最大値とを比較して大きい値の方を記憶
し、その値を元にしきい値を計算してしきい値判別装置
へ出力する最大値記憶装置、8は前記デジタル音楽信号
の最大の時のピックアップの位置情報を記憶する最大値
位置記憶装置である。
第2図は第1図の実施例の動作を示す要部フローチャー
トで、ステップ1で光学ピックアップ装置1によりディ
スクに記録された信号を取り出し、信号処理装置2によ
り前記光学ピックアップ装置の再生信号を処理して現在
位置情報とデジタル音楽信号とを取出す。ステップ2で
は前記信号処理装置2のデジタル音楽信号が得られるた
びにサンプルカウンタ4のカウンタ値を1ずつ増やす。
ステップ3はしきい値判別装置5の比較動作で最大値記
憶装置3が前回のデジタル音楽信号の最大値より演算し
て求めたしきい値と信号処理装置2の前記デジタル音楽
信号とを比較し信号処理装置2のデジタル音楽信号の方
が大きければ、ステップ4によってしきい値カウンタ6
のカウンタ値を1つ増やす。ステップ5,6はサンプル時
間内最大値記憶装置7の動作を示しサンプルカウンタ4
が0からある値になるまでのサンプル時間内において前
回記憶した最大のデジタル音楽信号の保持レベルと今回
のレベルとを比較し大きければその値を新しい保持レベ
ルとして記憶し同時に信号処理装置2より得られる現在
位置情報も記憶する。ステップ7でサンプルカウンタ4
の値がある値以上ならばサンプル時間オーバーと判断し
なおかつステップ8でしきい値カウンタ6の値がある値
以上ならばステップ9において、前回記憶したデジタル
音楽信号のピークレベルと前記サンプル時間内最大値記
憶装置7より得られるサンプル時間内最大のデジタル音
楽信号の保持レベルを比較して、サンプル時間内最大値
記憶装置の保持レベルが大きければステップ10で新しい
デジタル音楽信号のピークレベルとして最大値記憶装置
3に記憶する。同時にステップ11でサンプル時間内最大
値記憶装置7より保持レベル書き換え時に記憶した現在
位置情報を最大値位置記憶装置8へ記憶し、ステップ12
でピークレベルよりしきい値を演算して新しいしきい値
としてしきい値判別装置5へ出力する。ピークレベル位
置をサーチする範囲であるかをステップ13のように判断
して、もしまだ範囲内であるならば以上の動作をくり返
す。
以上のように本実施例によれば、ある一定サンプル時間
内にあるしきい値以上のデジタル音楽信号レベルがある
数以上あった場合にのみ最大値レベルを書き換えるので
外来雑音等によってデジタル音楽信号が誤った場合にも
ピークレベル位置を正しく検出出来る。また前回のデジ
タル音楽信号の最大値よりしきい値を演算しているた
め、比較的デジタル音楽信号レベルが高い曲の場合はし
きい値が高く設定され、レベルが低い曲の場合はしきい
値が低く設定されるため曲の中の平均的にデジタル音楽
信号レベルの高い所を検出出来る。
発明の効果 以上のように本発明は一定サンプル時間を作るサンプル
カウンタとしきい値判別装置およびしきい値判別装置の
出力を計数するしきい値カウンタを設けることにより、
外来雑音等によって誤ったピークレベル位置を検出する
ことなく、また突発的なデジタル音楽信号の最大値の所
ではなく平均的にデジタル音楽信号レベルの高い所を検
出することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるデジタルピーク
レベル位置検出装置のブロック図、第2図は同デジタル
ピークレベル位置検出装置の動作を示すフローチャー
ト、第3図は従来のデジタルピークレベル位置検出装置
のブロック図である。 1,10……光学ピックアップ装置、2,11……信号処理装
置、3,12……最大値記憶装置、8,13……最大値位置記憶
装置、4……サンプルカウンタ、5……しきい値判別装
置、6……しきい値カウンタ、7……サンプル時間内最
大値記憶装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクに記録された信号を取り出す光学
    ピックアップ装置と、前記光学ピックアップ装置の再生
    信号を処理して現在位置情報とデジタル音楽信号を取り
    出す信号処理装置と、そのデジタル音楽信号のサンプル
    数を計数して一定のサンプル時間を作るサンプルカウン
    タと、前記デジタル音楽信号と前回のデジタル音楽信号
    の最大値より計算したしきい値との大小判別を行うしき
    い値判別装置と、前記しきい値判別装置の出力を計数す
    るしきい値カウンタと、前記サンプルカウンタによって
    得られる一定のサンプル時間の間のデジタル音楽信号の
    最大値を記憶するサンプル時間内最大値記憶装置と、し
    きい値カウンタの値によってサンプル時間内最大値記憶
    装置の値と前回のデジタル音楽信号の最大値とを比較
    し、大きい値の方を記憶しその値をもとにしきい値を計
    算ししきい値判別装置へ出力する最大値記憶装置と、そ
    のデジタル音楽信号の最大の時のピックアップの位置情
    報を記憶する最大値位置記憶装置とを備えたことを特徴
    とするデジタルピークレベル位置検出装置。
JP22350287A 1987-09-07 1987-09-07 デジタルピークレベル位置検出装置 Expired - Lifetime JPH07107774B2 (ja)

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JPS6466870A JPS6466870A (en) 1989-03-13
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JP2840764B2 (ja) * 1989-08-18 1998-12-24 ソニー株式会社 ディスクプレーヤ及びピーク値検出方法

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