JPH07106631A - 半導体発光素子 - Google Patents
半導体発光素子Info
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- JPH07106631A JPH07106631A JP26573293A JP26573293A JPH07106631A JP H07106631 A JPH07106631 A JP H07106631A JP 26573293 A JP26573293 A JP 26573293A JP 26573293 A JP26573293 A JP 26573293A JP H07106631 A JPH07106631 A JP H07106631A
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- region
- semiconductor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高輝度の発光ダイオードを得ること及び取付
けの安定性の良い発光ダイオードを提供することを目的
とする。 【構成】 n型基板11とエピタキシャル成長層から成
るn型領域12及びp型領域13とから成る半導体基板
のp型領域13側の主面に環状の溝17を設け、p型領
域12の中央部分と周辺部分とを電気的に分離して中央
の電流密度を高める。溝17の絶縁膜23は光反射膜と
して機能する。
けの安定性の良い発光ダイオードを提供することを目的
とする。 【構成】 n型基板11とエピタキシャル成長層から成
るn型領域12及びp型領域13とから成る半導体基板
のp型領域13側の主面に環状の溝17を設け、p型領
域12の中央部分と周辺部分とを電気的に分離して中央
の電流密度を高める。溝17の絶縁膜23は光反射膜と
して機能する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、GaP発光ダイオード
等の半導体発光素子に関する。
等の半導体発光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】n型半導体基板側即ちカソード電極が設
けられた側を上面にして実装するに適したGaP発光ダ
イオードチップ構造として、本願出願人は先に特願平5
−52884号で図10に示すような半導体発光素子を
提案した。この半導体発光素子は、n型GaP基板1a
とエピタキシャル成長層から成るn型半導体領域1bと
p型半導体領域2とp+ 型の半導体領域3を有する。n
型領域1bとp型領域2との間のpn接合4aは主面に
対して平行に延びているが、n型領域1bとp+型領域
3との間のpn接合4bはチップの底面から遠ざかるよ
うに延びている。チップの下面には絶縁膜5が形成さ
れ、この中央の開口を通してアノード電極6がp型半導
体領域2に接続されている。アノード電極6は導電性支
持体7に対する接続を確実に達成するために絶縁膜5の
上に延在し、半田8によって支持体7に固着されてい
る。チップの上面には環状にカソード電極9が設けら
れ、光を取り出すためのウインドウ領域10が生じてい
る。この発光素子は半田8のpn接合への付着が生じな
い利点、及びpn接合の中心領域の電流密度を大きくし
て高輝度が図れる利点を有する。
けられた側を上面にして実装するに適したGaP発光ダ
イオードチップ構造として、本願出願人は先に特願平5
−52884号で図10に示すような半導体発光素子を
提案した。この半導体発光素子は、n型GaP基板1a
とエピタキシャル成長層から成るn型半導体領域1bと
p型半導体領域2とp+ 型の半導体領域3を有する。n
型領域1bとp型領域2との間のpn接合4aは主面に
対して平行に延びているが、n型領域1bとp+型領域
3との間のpn接合4bはチップの底面から遠ざかるよ
うに延びている。チップの下面には絶縁膜5が形成さ
れ、この中央の開口を通してアノード電極6がp型半導
体領域2に接続されている。アノード電極6は導電性支
持体7に対する接続を確実に達成するために絶縁膜5の
上に延在し、半田8によって支持体7に固着されてい
る。チップの上面には環状にカソード電極9が設けら
れ、光を取り出すためのウインドウ領域10が生じてい
る。この発光素子は半田8のpn接合への付着が生じな
い利点、及びpn接合の中心領域の電流密度を大きくし
て高輝度が図れる利点を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、発光
素子の輝度を更に高めることが要求されている。この要
求に応えるために、本件出願人は、図10の構造の発光
素子のチップ面積を小さくして中心領域での電流密度の
向上を試みた。しかし、支持体に対して安定的に固着す
ることが困難になるのみでなく、光の周辺方向(横方
向)への拡散やカソード電極9による遮光のために期待
通りの高輝度化は達成されなかった。
素子の輝度を更に高めることが要求されている。この要
求に応えるために、本件出願人は、図10の構造の発光
素子のチップ面積を小さくして中心領域での電流密度の
向上を試みた。しかし、支持体に対して安定的に固着す
ることが困難になるのみでなく、光の周辺方向(横方
向)への拡散やカソード電極9による遮光のために期待
通りの高輝度化は達成されなかった。
【0004】そこで、本発明の目的は、支持体への安定
的な取付けが可能であると共に高輝度化が可能な半導体
発光素子を提供することにある。
的な取付けが可能であると共に高輝度化が可能な半導体
発光素子を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、第1導電型の第1の半導体領域と、pn接
合を形成するように前記第1の半導体領域に隣接してい
る第2導電型の第2の半導体領域とを有する半導体基体
と、前記半導体基体の一方の主面において前記第1の半
導体領域に接続された第1の電極と、前記半導体基体の
他方の主面において前記第2の半導体領域に接続された
第2の電極とを備え、前記第2の電極を支持体に接続す
るように構成された半導体発光素子において、前記半導
体基体の他方の主面を開口を有して被覆する絶縁膜が設
けられ、前記開口は前記第2の半導体領域の中央部分に
配置され、前記第2の電極は前記開口を介して前記第2
の半導体領域に接続されていると共に前記絶縁膜の上に
も設けられており、前記第2の半導体領域の中央部分と
周縁部分との間に電気的分離領域が設けられていること
を特徴とする半導体発光素子に係わるものである。な
お、請求項2に示すように分離領域を溝とすることが望
ましい。また、請求項3に示すように第3の半導体領域
を設けることが望ましい。また、請求項4に示すように
第1の電極を、平面透視的に見て絶縁膜の開口を包囲す
るように環状に形成することが望ましい。
の本発明は、第1導電型の第1の半導体領域と、pn接
合を形成するように前記第1の半導体領域に隣接してい
る第2導電型の第2の半導体領域とを有する半導体基体
と、前記半導体基体の一方の主面において前記第1の半
導体領域に接続された第1の電極と、前記半導体基体の
他方の主面において前記第2の半導体領域に接続された
第2の電極とを備え、前記第2の電極を支持体に接続す
るように構成された半導体発光素子において、前記半導
体基体の他方の主面を開口を有して被覆する絶縁膜が設
けられ、前記開口は前記第2の半導体領域の中央部分に
配置され、前記第2の電極は前記開口を介して前記第2
の半導体領域に接続されていると共に前記絶縁膜の上に
も設けられており、前記第2の半導体領域の中央部分と
周縁部分との間に電気的分離領域が設けられていること
を特徴とする半導体発光素子に係わるものである。な
お、請求項2に示すように分離領域を溝とすることが望
ましい。また、請求項3に示すように第3の半導体領域
を設けることが望ましい。また、請求項4に示すように
第1の電極を、平面透視的に見て絶縁膜の開口を包囲す
るように環状に形成することが望ましい。
【0006】
【発明の作用及び効果】本発明における第2の半導体領
域の中央部分と周辺部分との間の電気的分離領域は、電
流の周辺部分への広がりを制限する働きを有し、中央部
分の電流密度の向上に寄与し、高輝度化が達成される。
また、第2の半導体領域の周辺部分は絶縁膜及び第2の
電極を介して支持体への取付け領域としての機能を有す
るので、支持体への安定的な取付けが可能になる。ま
た、請求項2の発明によれば、溝によって電気的分離領
域を容易に得ることができる。請求項3の発明によれ
ば、半導体基体の側面に露出するpn接合の位置を支持
体から遠ざけることができ、支持体に対する固着が容易
になる。請求項4の発明によれば、光の取り出しを良好
に達成できる。
域の中央部分と周辺部分との間の電気的分離領域は、電
流の周辺部分への広がりを制限する働きを有し、中央部
分の電流密度の向上に寄与し、高輝度化が達成される。
また、第2の半導体領域の周辺部分は絶縁膜及び第2の
電極を介して支持体への取付け領域としての機能を有す
るので、支持体への安定的な取付けが可能になる。ま
た、請求項2の発明によれば、溝によって電気的分離領
域を容易に得ることができる。請求項3の発明によれ
ば、半導体基体の側面に露出するpn接合の位置を支持
体から遠ざけることができ、支持体に対する固着が容易
になる。請求項4の発明によれば、光の取り出しを良好
に達成できる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例に係わる緑色GaP
発光素子即ち緑色発光ダイオード(LED)及びその製
造方法について図1〜図9を参照して説明する。まず、
図1に示すように、n型GaP(ガリウム・リン)半導
体基板(以下、n型基板と呼ぶ)11の上に液相エピタ
キシャル成長法でn型GaP半導体領域12を形成し、
更にこの上にエピタキシャル成長法でp型GaP半導体
領域13を形成した半導体ウエハ14を用意する。な
お、pn接合15を形成するn型半導体領域12には導
電型決定不純物としてのTe(テルル)の他に窒素がド
ープされ、p型半導体領域13には導電型決定不純物と
してのZn(亜鉛)の他に窒素がドープされている。ま
た、n型及びp型半導体領域12、13の厚さはn型基
板11の厚さに比べて大幅に薄い。n型基板11とn型
半導体領域12が第1の半導体領域として機能し、p型
半導体領域13が第2の半導体領域として機能する。
発光素子即ち緑色発光ダイオード(LED)及びその製
造方法について図1〜図9を参照して説明する。まず、
図1に示すように、n型GaP(ガリウム・リン)半導
体基板(以下、n型基板と呼ぶ)11の上に液相エピタ
キシャル成長法でn型GaP半導体領域12を形成し、
更にこの上にエピタキシャル成長法でp型GaP半導体
領域13を形成した半導体ウエハ14を用意する。な
お、pn接合15を形成するn型半導体領域12には導
電型決定不純物としてのTe(テルル)の他に窒素がド
ープされ、p型半導体領域13には導電型決定不純物と
してのZn(亜鉛)の他に窒素がドープされている。ま
た、n型及びp型半導体領域12、13の厚さはn型基
板11の厚さに比べて大幅に薄い。n型基板11とn型
半導体領域12が第1の半導体領域として機能し、p型
半導体領域13が第2の半導体領域として機能する。
【0008】次に、図2に示すようにウエハ14のp型
半導体領域13側の表面からダイシングを施して相対的
に深い第1の溝16とこれよりも浅い第2の溝17を形
成する。第1及び第2の溝16、17は図8に示すよう
に碁盤の目状に形成されており、4本の第1の溝16に
よって包囲された平面四角形の中に4本の第2の溝17
によって包囲された平面四角形が収まっている。第1の
溝16で区画された領域18、19等がそれぞれ1素子
となる。
半導体領域13側の表面からダイシングを施して相対的
に深い第1の溝16とこれよりも浅い第2の溝17を形
成する。第1及び第2の溝16、17は図8に示すよう
に碁盤の目状に形成されており、4本の第1の溝16に
よって包囲された平面四角形の中に4本の第2の溝17
によって包囲された平面四角形が収まっている。第1の
溝16で区画された領域18、19等がそれぞれ1素子
となる。
【0009】次に、図2に示すウエハ14にエッチング
を施して、図3に示すように第1及び第2の溝16、1
7の側壁を傾斜させてその開口幅を拡げる。第1及び第
2の溝16、17はいずれもpn接合15を越えてn型
半導体領域12に達する深さで形成される。なお、第1
及び第2の溝16、17は図3のエッチング工程におい
てpn接合15よりも深く形成されるようにしてもよ
い。本実施例では、第2の溝17もpn接合15を越え
る深さで形成しているが、第2の溝17は必ずしもpn
接合15よりも深く形成する必要はなく、p型半導体領
域13を分離できるようにpn接合15に到達していれ
ばよい。また、図2のダイシング工程を省略してエッチ
ングのみで図3のウエハを得ることもできる。
を施して、図3に示すように第1及び第2の溝16、1
7の側壁を傾斜させてその開口幅を拡げる。第1及び第
2の溝16、17はいずれもpn接合15を越えてn型
半導体領域12に達する深さで形成される。なお、第1
及び第2の溝16、17は図3のエッチング工程におい
てpn接合15よりも深く形成されるようにしてもよ
い。本実施例では、第2の溝17もpn接合15を越え
る深さで形成しているが、第2の溝17は必ずしもpn
接合15よりも深く形成する必要はなく、p型半導体領
域13を分離できるようにpn接合15に到達していれ
ばよい。また、図2のダイシング工程を省略してエッチ
ングのみで図3のウエハを得ることもできる。
【0010】次に、第2の溝17で包囲されたp型半導
体領域13の表面にマスク図(図示せず)を形成し、ウ
エハ14の上面側に選択的にp型不純物を導入して図4
に示すようにp型の第3の半導体領域としてp+ 型半導
体領域20を形成する。p型半導体領域13よりも不純
物濃度の高いp+ 型半導体領域20は、図3において第
1及び第2の溝16、17に露出していたn型及びp型
半導体領域12、13のpn接合を覆うように形成さ
れ、n型半導体領域12との間に新しいpn接合21が
生じている。なお、基板11側にマスクを形成せずに不
純物拡散を行った結果、基板11に反転層が生じた時に
は、研摩又はエッチングによってこの反転層を除去す
る。また、p+ 型半導体領域20をウエハ上面の全面に
わたって形成した後に、第2の溝17に包囲されたp型
半導体領域13に形成されたp+ 型半導体領域20をエ
ッチング除去してp型半導体領域13をウエハ上面に露
出させてもよい。
体領域13の表面にマスク図(図示せず)を形成し、ウ
エハ14の上面側に選択的にp型不純物を導入して図4
に示すようにp型の第3の半導体領域としてp+ 型半導
体領域20を形成する。p型半導体領域13よりも不純
物濃度の高いp+ 型半導体領域20は、図3において第
1及び第2の溝16、17に露出していたn型及びp型
半導体領域12、13のpn接合を覆うように形成さ
れ、n型半導体領域12との間に新しいpn接合21が
生じている。なお、基板11側にマスクを形成せずに不
純物拡散を行った結果、基板11に反転層が生じた時に
は、研摩又はエッチングによってこの反転層を除去す
る。また、p+ 型半導体領域20をウエハ上面の全面に
わたって形成した後に、第2の溝17に包囲されたp型
半導体領域13に形成されたp+ 型半導体領域20をエ
ッチング除去してp型半導体領域13をウエハ上面に露
出させてもよい。
【0011】次に、ウエハ14の上面全体にシリコン酸
化膜を形成した後に選択的にこれにエッチングを施し、
図5に示すように第2の溝17に包囲されたp型半導体
領域13の中央部分の表面を露出させる開口22を有す
る絶縁膜23を形成する。
化膜を形成した後に選択的にこれにエッチングを施し、
図5に示すように第2の溝17に包囲されたp型半導体
領域13の中央部分の表面を露出させる開口22を有す
る絶縁膜23を形成する。
【0012】次に、ウエハ14の上面全体にAu(金)
を真空蒸着して開口22を通じてp型半導体領域13に
オーミックコンタクトするアノード電極(第2の電極)
24を形成する。また、ウエハ14の下面にもAuを真
空蒸着して基板11にオーミックコンタクトするカソー
ド電極(第1の電極)25を形成する。カソード電極2
5はウエハ14の下面に平面環状形状に形成されてお
り、平面透視的に見てアノード電極24とp型半導体領
域13とのオーミックコンタクト面26を離間して包囲
する。本実施例では、カソード電極25を第2の溝17
に対向させている。後に、第1の溝16に沿うラインL
でウエハ14を切断分離することで、図7に示す個別化
した発光ダイオードチップが完成する。チップには図3
の第1の溝16に対応する傾斜側面部16aと第2の溝
17に対応する溝17aが生じる。
を真空蒸着して開口22を通じてp型半導体領域13に
オーミックコンタクトするアノード電極(第2の電極)
24を形成する。また、ウエハ14の下面にもAuを真
空蒸着して基板11にオーミックコンタクトするカソー
ド電極(第1の電極)25を形成する。カソード電極2
5はウエハ14の下面に平面環状形状に形成されてお
り、平面透視的に見てアノード電極24とp型半導体領
域13とのオーミックコンタクト面26を離間して包囲
する。本実施例では、カソード電極25を第2の溝17
に対向させている。後に、第1の溝16に沿うラインL
でウエハ14を切断分離することで、図7に示す個別化
した発光ダイオードチップが完成する。チップには図3
の第1の溝16に対応する傾斜側面部16aと第2の溝
17に対応する溝17aが生じる。
【0013】図7は本実施例で形成された発光ダイオー
ドチップをカソード電極25が設けられた側を上にして
支持体27に半田28で固着したところを示す。
ドチップをカソード電極25が設けられた側を上にして
支持体27に半田28で固着したところを示す。
【0014】本実施例の発光ダイオードチップは次の作
用効果を有する。 (1) 第2の溝17がpn接合15を分断しており、
pn接合15のうち第2の溝17によって包囲された領
域のみが電流径路となる。結果として、pn接合15の
中心側における電流密度を増大させ、輝度を高めること
ができる。 (2) 傾斜溝17内のシリコン酸化膜から成る光反射
性を有する絶縁膜23が反射膜として機能するから、p
n接合15の中心側で発生した光をここでの反射で素子
の上方のウインドウ領域29に効率良く導くことができ
る。 (3) n型基板11とn型半導体領域12とp型半導
体領域13とp+ 型半導体領域20とから成る半導体基
体(チップ)の平面サイズをあまり小さくせずにpn接
合15の面積を小さくできるので、発光量が大きいpn
接合15の中心側上方に比較的大きい面積でウインドウ
領域29を設けることができる。このため、光を外部に
効率良く取り出すことができる。 (4) 第1の溝16と第2の溝17の間の突出部分が
素子の支持脚として機能するから、p型領域13とアノ
ード電極24とのコンタクト面積は小さくなっているが
素子の安定性は向上している。なお、上記(1)〜
(3)項の作用が相俟って高輝度化が達成される。 (5) 第2の溝17がp型半導体領域13を環状に囲
む部分のみに設けられず、素子の囲縁に至るように延び
ているので、半田28による支持体27に対する固着時
に溶融半田が溝17aを通って良好に流れ、残留気泡の
少ない良好な半田付が達成される。
用効果を有する。 (1) 第2の溝17がpn接合15を分断しており、
pn接合15のうち第2の溝17によって包囲された領
域のみが電流径路となる。結果として、pn接合15の
中心側における電流密度を増大させ、輝度を高めること
ができる。 (2) 傾斜溝17内のシリコン酸化膜から成る光反射
性を有する絶縁膜23が反射膜として機能するから、p
n接合15の中心側で発生した光をここでの反射で素子
の上方のウインドウ領域29に効率良く導くことができ
る。 (3) n型基板11とn型半導体領域12とp型半導
体領域13とp+ 型半導体領域20とから成る半導体基
体(チップ)の平面サイズをあまり小さくせずにpn接
合15の面積を小さくできるので、発光量が大きいpn
接合15の中心側上方に比較的大きい面積でウインドウ
領域29を設けることができる。このため、光を外部に
効率良く取り出すことができる。 (4) 第1の溝16と第2の溝17の間の突出部分が
素子の支持脚として機能するから、p型領域13とアノ
ード電極24とのコンタクト面積は小さくなっているが
素子の安定性は向上している。なお、上記(1)〜
(3)項の作用が相俟って高輝度化が達成される。 (5) 第2の溝17がp型半導体領域13を環状に囲
む部分のみに設けられず、素子の囲縁に至るように延び
ているので、半田28による支持体27に対する固着時
に溶融半田が溝17aを通って良好に流れ、残留気泡の
少ない良好な半田付が達成される。
【0015】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 図7のチップからp+ 型半導体領域20を省い
て図11に示すように構成してもよい。p+ 型半導体領
域20は発光に寄与しない漏れ電流を減少させるために
形成した方が望ましいが、必ずしも設ける必要はない。
なお、図11において図7と共通する部分には同一の符
号が付されている。 (2) 開口22及びウインドウ領域29を円形にする
ことができる。 (3) 半田28を別の導電性接合材にすることができ
る。 (4) 溝17を埋めるように光反射性絶縁層を形成す
ることができる。 (5) 4本の第2の溝17で包囲された四角形と4本
の第1の溝16で包囲された四角形との間を結ぶように
半田の流れを助けるための溝を更に追加して設けてもよ
い。即ち、水平及び/又は垂直方向に延びる第1及び第
2の溝16、17の相互間に更に溝を設けても良い。 (6) 第1の溝16と第2の溝17のいずれか一方又
は両方をエッチングで形成することができる。第2の溝
17をエッチングによって形成する場合には4本の第2
の溝17によって四角形のみを形成し、この四角形から
第1の溝16に延在する第2の溝17を省くことができ
る。
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 図7のチップからp+ 型半導体領域20を省い
て図11に示すように構成してもよい。p+ 型半導体領
域20は発光に寄与しない漏れ電流を減少させるために
形成した方が望ましいが、必ずしも設ける必要はない。
なお、図11において図7と共通する部分には同一の符
号が付されている。 (2) 開口22及びウインドウ領域29を円形にする
ことができる。 (3) 半田28を別の導電性接合材にすることができ
る。 (4) 溝17を埋めるように光反射性絶縁層を形成す
ることができる。 (5) 4本の第2の溝17で包囲された四角形と4本
の第1の溝16で包囲された四角形との間を結ぶように
半田の流れを助けるための溝を更に追加して設けてもよ
い。即ち、水平及び/又は垂直方向に延びる第1及び第
2の溝16、17の相互間に更に溝を設けても良い。 (6) 第1の溝16と第2の溝17のいずれか一方又
は両方をエッチングで形成することができる。第2の溝
17をエッチングによって形成する場合には4本の第2
の溝17によって四角形のみを形成し、この四角形から
第1の溝16に延在する第2の溝17を省くことができ
る。
【図1】本発明の実施例の発光ダイオードを作るための
ウエハを示す断面図である。
ウエハを示す断面図である。
【図2】第1及び第2の溝を形成したウエハを示す断面
図である。
図である。
【図3】図2の溝をエッチングした後のウエハを示す断
面図である。
面図である。
【図4】p+ 型半導体領域を形成したウエハを示す断面
図である。
図である。
【図5】絶縁膜を形成したウエハを示す断面図である。
【図6】カソード電極及びアノード電極を形成したウエ
ハを示す断面図である。
ハを示す断面図である。
【図7】発光ダイオードを支持体に固着した状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図8】図2のウエハの平面図である。
【図9】図7の発光ダイオードをアノード側から見た平
面図である。
面図である。
【図10】従来の発光ダイオードを支持体に取付けた状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図11】変形例の発光ダイオードを支持体に取付けた
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
12 n型半導体領域 13 p型半導体領域 16 第1の溝 17 第2の溝 23 絶縁膜 24 アノード電極 25 カソード電極
Claims (4)
- 【請求項1】 第1導電型の第1の半導体領域と、pn
接合を形成するように前記第1の半導体領域に隣接して
いる第2導電型の第2の半導体領域とを有する半導体基
体と、 前記半導体基体の一方の主面において前記第1の半導体
領域に接続された第1の電極と、 前記半導体基体の他方の主面において前記第2の半導体
領域に接続された第2の電極とを備え、前記第2の電極
を支持体に接続するように構成された半導体発光素子に
おいて、 前記半導体基体の他方の主面を開口を有して被覆する絶
縁膜が設けられ、 前記開口は前記第2の半導体領域の中央部分に配置さ
れ、 前記第2の電極は前記開口を介して前記第2の半導体領
域に接続されていると共に前記絶縁膜の上にも設けられ
ており、 前記第2の半導体領域の中央部分と周縁部分との間に電
気的分離領域が設けられていることを特徴とする半導体
発光素子。 - 【請求項2】 前記電気的分離領域は前記半導体基体の
他方の主面から一方の主面に向って延びる溝であり、こ
の溝は前記第1の半導体領域にも至るように形成されて
いることを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。 - 【請求項3】 前記第2の半導体領域と同一の第2の導
電型を有し且つ前記第2の半導体領域よりも高い不純物
濃度を有する第3の半導体領域が前記半導体基体の前記
他方の主面の中央領域を除く周辺領域に設けられ、 前記第1の半導体領域と前記第2の半導体領域との間の
pn接合面の周縁よりも前記半導体基体の一方の主面側
まで前記第3の半導体領域が延在していることを特徴と
する請求項1又は請求項2記載の半導体発光素子。 - 【請求項4】 前記第1の電極は平面透視的に見て前記
開口を包囲するように環状に形成されていることを特徴
とする請求項1又は2又は3記載の半導体発光素子。
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