JPH07106293A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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Publication number
JPH07106293A
JPH07106293A JP25034193A JP25034193A JPH07106293A JP H07106293 A JPH07106293 A JP H07106293A JP 25034193 A JP25034193 A JP 25034193A JP 25034193 A JP25034193 A JP 25034193A JP H07106293 A JPH07106293 A JP H07106293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peeling
processing
substrate
liquid
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP25034193A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuyuki Hayashi
徳幸 林
Akihiko Hidaka
昭彦 日高
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP25034193A priority Critical patent/JPH07106293A/ja
Publication of JPH07106293A publication Critical patent/JPH07106293A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易に処理性能を向上させる。 【構成】 基板処理装置は、複数の基板Wを剥離液に浸
漬して剥離処理する装置であって、剥離槽1と多孔板6
aと剥離液吐出部7aと剥離液供給配管10aとを備え
ている。剥離槽1では、基板Wが剥離液に浸漬される。
多孔板6aは、基板Wが配置される剥離処理部8aと、
剥離液が供給される剥離液供給部9aとに剥離槽1を区
分けする。剥離液吐出部7aは、剥離処理部8aに配置
され、下方から基板Wに向けて処理液を吐出する。剥離
液供給配管10aは、剥離液供給部9aに剥離液を供給
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板処理装置、特に、
複数の基板を処理液に浸漬して一括処理する基板処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】半導体や液晶表示装置の製
造工程では、エッチングや、エッチング後のフォトレジ
ストの剥離処理や、剥離後の基板の洗浄処理等の処理液
による基板処理工程が不可欠である。この種の基板処理
工程に用いられる基板処理装置として、特公平4−13
850号公報に開示された装置が知られている。この基
板処理装置は、複数の基板を一括して処理するバッチ式
のものであり、複数の基板を処理液に浸漬する処理槽
と、処理槽内で処理液を吐出する処理液吐出配管と、処
理液吐出配管から流出した処理液を基板表面に一様に流
すための多孔板とを備えている。
【0003】この基板処理装置では、処理液吐出配管か
らの処理液は、多孔板の多数の孔から処理槽内を上方に
流れ、カセット内の基板の表面に一様に処理液が流れ
る。前記従来の構成では、多孔板の多数の孔から基板処
理槽へと処理液を流出させているので、基板処理槽内で
の流速が不足するという問題が生じる。処理液の流速が
不足すると、処理性能が劣化し、あるいは処理に長時間
を要することになる。
【0004】一方、多孔板を用いる代わりに、多数のノ
ズルを基板に向けて配置した処理液吐出部を有する基板
処理装置が知られている。この基板処理装置では、処理
液吐出部の多数のノズルから基板に向けて処理液が吐出
されるので高い流速が得られる。しかし、この構成で
は、処理槽内において処理液の渦が発生し、基板から剥
離したパーティクル等が渦内に停滞することがある。処
理液中にパーティクルが停滞すると、それが基板に再付
着して基板を再汚染する。
【0005】本発明の目的は、簡易に処理性能を向上さ
せることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る基板処理装
置は、複数の基板を処理液に浸漬して一括処理する装置
であって、処理槽と多孔板と処理液吐出部と処理液供給
部とを備えている。処理槽は、複数の基板を処理液に浸
漬するものである。多孔板は、処理槽を基板が配置され
る上部室と処理液が供給される下部室とに区分けする。
処理液吐出部は、上部室に配置され、下方から基板に向
けて処理液を吐出する。処理液供給部は、下部室に処理
液を供給する。
【0007】
【作用】本発明に係る基板処理装置では、複数の基板が
処理槽の上部室に配置される。この状態で、処理液供給
部が下部室に処理液を供給すると、供給された処理液は
多孔板を通って一様に上方に流れる。それとともに、処
理液吐出部によって基板に向けて下方から処理液が吐出
される。
【0008】ここでは、処理液吐出部から吐出された高
流速の処理液により基板が処理される。また、上部室内
の処理液は、下部室から多孔板を介して流出した処理液
の流れにより全体的に押し出され、上部室内におけるパ
ーティクルの停滞を防止できる。この結果、簡易な構成
で処理性能が向上する。
【0009】
【実施例】図1において、本発明の一実施例による基板
処理装置は、エッチング処理された基板からフォトレジ
ストを剥離し、剥離後に洗浄を行う装置である。この基
板処理装置は、エッチング後の角型基板WをカセットC
に収容した状態で剥離処理する剥離槽1と、剥離処理さ
れた基板Wを洗浄する2つの洗浄槽2とを備えている。
これらの槽1,2は、1列に配置されている。また、基
板処理装置は、これらの槽1,2の間でカセットCを搬
送するカセット搬送部3を備えている。
【0010】剥離槽1は、図2に示すように、たとえば
ステンレス製の槽本体4aと、槽本体4aの周囲に配置
されたオーバーフロー槽5aと、槽本体4a内において
底部よりやや上方に水平に配置された、多数の孔を有す
る多孔板6aと、多孔板6aの側方で互いに平行に配置
された1対の剥離液吐出部7aとを有している。槽本体
4aは、多孔板6aにより、カセットCが配置される剥
離処理部8aと、底部から剥離液が供給される剥離液供
給部9aとに区分けされている。
【0011】剥離液吐出部7aは、図3に示すように、
基板Wの並設方向に長い吐出部本体15aと、吐出部本
体15aの長手方向に並設された多数のノズル16aと
を有している。このノズル16aは、基板Wの間に剥離
液を吐出するように吐出口が斜め上方に向けられて配置
されている。なお、ノズル16aに代えて、吐出部本体
15aに多数のスリットを穿設してもよい。
【0012】剥離液吐出部7a及び剥離液供給部9aに
は、図2のように剥離液供給配管10aが接続されてい
る。また、オーバーフロー槽5aの底面には、剥離液戻
し配管11aが接続されている。剥離液戻し配管11a
と剥離液供給配管10aとの間には、ポンプ12aが配
置されている。また、剥離液戻し配管11aにはフィル
タ13aが配置されており、フィルタ13aとポンプ1
2aとの間には廃液用のバルブ14aが配置されてい
る。
【0013】水洗槽2は、図4に示すように、たとえば
ポリ塩化ビニル(PVC)製の槽本体4bと、槽本体4
bの周囲に配置された第1オーバーフロー槽5bと、第
1オーバーフロー槽5bの周囲に配置された第2オーバ
ーフロー槽5cと、槽本体4bにおいて底部よりやや上
方に水平に配置された多孔板6bと、多孔板6bの側方
で互いに平行に配置された1対の洗浄液吐出部7bとを
有している。槽本体4bは、多孔板6bにより、カセッ
トCが配置される洗浄処理部8bと、底部から純水が供
給される純水供給部9bとに区分けされている。
【0014】純水供給部9bの底部には純水供給配管1
7が接続されており、そこから洗浄液としての新鮮な純
水が供給される。また、洗浄液吐出部7bには洗浄液供
給配管10bが接続されており、洗浄液供給配管10b
からの洗浄液が供給される。オーバーフロー槽5bに
は、洗浄液戻し配管11bが接続されている。洗浄液供
給配管10bと洗浄液戻し配管11bとの間にはポンプ
12bが配置されている。また、洗浄液戻し配管11b
にはフィルタ13bが配置されており、フィルタ13b
とポンプ12aとの間には廃液用のバルブ14bが配置
されている。
【0015】洗浄液吐出部7bは、図5に示すように、
吐出部本体15bと多数のノズル16bとを有してお
り、前述した剥離液吐出部7aと同様の構成である。カ
セット搬送ロボット3は、図1に示すように、水平に突
出する2本のアーム20と、アーム20の先端にそれぞ
れ配置された1対のカセット保持部21とを有してい
る。アーム20は、上下フレーム22に基端が取り付け
られている。上下フレーム22は、槽1,2の並設方向
に移動する水平フレーム23に上下移動可能に支持され
ている。水平フレーム23は、本体フレーム24に水平
移動可能に支持されている。カセット保持部21は、先
端でカセットCを保持できる。
【0016】次に、前述した実施例の動作について説明
する。カセットCがエッチング装置(図示せず)から基
板処理装置に送られると、カセット搬送部3がそれを受
け取り、剥離槽1に浸漬する。カセットCに収納された
基板Wが剥離槽1に浸漬されると、ポンプ12aが駆動
され、剥離液供給配管10aから、剥離液供給部9aと
剥離液吐出部7aとに剥離液が供給される。剥離液供給
部9aに供給された剥離液は、多孔板6aの孔を下から
上に通過し、基板Wに向かって流れる。また、剥離液吐
出部7aに供給された剥離液は、ノズル16aから並置
された基板Wの間に向かって斜め上方に流れる。そし
て、これらの流れが合流して、図6(b)に示すよう
な、渦のない高速流が形成される。
【0017】ここで、剥離液吐出部7aから基板Wに向
かって剥離液を吐出するだけであると、図6(a)の左
側に示すようにその一部が槽本体4a内において渦にな
り、剥離液で剥離されたパーティクルがその渦の中に停
滞する。また、多孔板6aからだけ剥離液を供給する
と、図6(a)の右側に示すように一様な流れを形成す
ることができるが、その流速が遅くなり、処理能力が低
下する。
【0018】ところがこの実施例では、図6(a)の2
つの流れが図6(b)に示すように合成され、渦が形成
されにくい高速流が得られる。このため、パーティクル
の停滞を防止でき、処理能力が向上する。剥離処理部8
a内を上昇した剥離液は、槽本体4aからオーバーフロ
ーし、オーバーフロー槽5a、フィルタ13aを含む循
環経路を流れる。
【0019】この剥離槽1では、たとえば、剥離液を7
5℃〜110℃の間の適当な温度に調整し、処理時間を
2〜50分間の間の適当な時間に調整して行う。これに
より、基板Wに残留したフォトレジストを剥離できる。
なおこのときのポンプの循環流量は、たとえば40リッ
トル/分である。剥離処理が終了すると、カセット搬送
部3により、カセットCを水洗槽2に搬送する。水洗槽
2では、10分間水洗処理を行う。この際には、始めの
7分で、ポンプ12bによる洗浄液の循環と、純水供給
配管17からの純水の供給とを並行して行う。そして最
後の3分間では、純水供給配管17から純水だけを供給
する。ここでも、最初の7分において、図6(b)に示
すような流れが形成されるので、迅速に基板Wを洗浄で
きる。このときのポンプ12bの流量は、たとえば46
リットル/分であり、純水供給配管17から供給する純
水流量は約20リットル/分である。
【0020】続いて、カセット搬送ロボット3により次
の水洗槽2にカセットCを搬送する。ここでも先程の水
洗槽2と同様な水洗処理を施す。なおこのときの循環流
量は48リットル/分であり、純水供給量は20リット
ル/分である。2回の水洗工程が完了すれば、次の乾燥
処理工程に基板が搬送される。 〔他の実施例〕 (a) 角型基板処理装置に代えて、半導体ウエハ等の
円型基板処理装置にも本発明を適用できる。 (b) 基板洗浄装置や剥離装置に代えて、エッチング
装置等の他の浸漬型の基板処理装置にも本発明を適用で
きる。 (c) 斜め上方に吐出する代わりに、基板の直下にお
いて上方に処理液を吐出するように処理液吐出部を構成
してもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る基板処理装置では、多孔板
を介して処理液を流出させるとともに、基板に向けて処
理液を吐出する処理液吐出部を上部室内に設けたので、
上部室内での滞留を防止できるとともに、処理液の流速
を高く維持できる。このため、簡易に処理能力が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による基板処理装置の一部切
欠き斜視図。
【図2】剥離槽の縦断面模式図。
【図3】図2のIII −III 断面図。
【図4】水洗槽の縦断面模式図。
【図5】図4のV−V断面図。
【図6】処理液の流れを示す模式図。
【符号の説明】 1 剥離槽 2 水洗槽 6a,6b 多孔板 7a 剥離液吐出部 7b 洗浄液吐出部 8a 剥離処理部 8b 洗浄処理部 9a 剥離液供給部 9b 洗浄液供給部 10a 剥離液供給配管 10b 洗浄液供給配管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の基板を処理液に浸漬して一括処理す
    る基板処理装置であって、 前記複数の基板を前記処理液に浸漬する処理槽と、 前記処理槽を前記基板が配置される上部室と、前記処理
    液が供給される下部室とに区分けする多孔板と、 前記上部室に配置され、下方から前記基板に向けて前記
    処理液を吐出する処理液吐出部と、 前記下部室に前記処理液を供給する処理液供給部と、を
    備えた基板処理装置。
JP25034193A 1993-10-06 1993-10-06 基板処理装置 Pending JPH07106293A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25034193A JPH07106293A (ja) 1993-10-06 1993-10-06 基板処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25034193A JPH07106293A (ja) 1993-10-06 1993-10-06 基板処理装置

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JPH07106293A true JPH07106293A (ja) 1995-04-21

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ID=17206482

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JP25034193A Pending JPH07106293A (ja) 1993-10-06 1993-10-06 基板処理装置

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