JPH0710612B2 - リボン送り装置 - Google Patents

リボン送り装置

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JPH0710612B2
JPH0710612B2 JP2360886A JP2360886A JPH0710612B2 JP H0710612 B2 JPH0710612 B2 JP H0710612B2 JP 2360886 A JP2360886 A JP 2360886A JP 2360886 A JP2360886 A JP 2360886A JP H0710612 B2 JPH0710612 B2 JP H0710612B2
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JP
Japan
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ribbon
gear
carrier
driven wheel
drive
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JP2360886A
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JPS62181174A (ja
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英和 石井
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Tec Corp
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Tec Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、プリンタに使用するリボン送り装置に関す
る。
従来の技術 第3図に示すように、キヤリア(図示せず)を移動させ
るベルト31が巻回されてキヤリアの往復動作を回転運動
に変換する駆動輪体32と、ギヤ33とを同軸上に配列し、
駆動輪体32とギヤ33とに形成したボス34,35にコイルス
プリング36を巻回してワンウエイクラツチ37を形成し、
ギヤ33に噛合するギヤ38を有するリボン駆動軸39を設
け、キヤリアの一方向への動作をワンウエイクラツチ37
を介してリボン駆動軸39に伝達するようにしたリボン送
り装置が存する。
また、第4図に示すように、キヤリアの往復動作を回転
運動に変換する駆動ギヤ40に接触してその摩擦抵抗によ
り追従するアーム41を設け、このアーム41に駆動ギヤ40
と噛合するアイドラギヤ42を回転自在に設け、駆動ギヤ
40が反時計方向へ回転したときにアーム41を追従させ、
駆動ギヤ40の回転をアイドラギヤ42とギヤ43,44とを介
してリボン駆動ギヤ45に伝達し、駆動ギヤ40が時計方向
へ回転したときにアーム41を追従させ、駆動ギヤ40の回
転をアイドラギヤ42とギヤ46とを介してリボン駆動ギヤ
45に伝達し、キヤリアが何れの方向へ移動してもリボン
駆動ギヤ45を一定方向へ回転するようにしたものがあ
る。
発明が解決しようとする問題点 第3図に示したものは、キヤリアが一方向へ移動すると
きにのみリボンを送り、キヤリアが他方向へ移動すると
きはリボンを送らない。しかし、リボンを送らいと云う
ことはリボンに付与される張力が低下し、この状態でキ
ヤリアを移動させると、リボンはキヤリアに搭載された
印字ヘツドとプラテンとの間で擦られて一方向へ引き出
される。したがつて、キヤリアの動作方向を切替えて印
字動作に移行したときにリボンが弛み、鮮明な印字を行
うことができない。とくに多色リボンの場合は、リボン
を上下させても弛みのために所望の色を印字位置にシフ
トすることができず混色を生ずる。このため、キヤリア
を印字方向へ移動させる毎に、キヤリアを短距離の範囲
で往復動させ、この間にリボンに張力を付与している。
このため、印字時間が増大する欠点を有している。
また、第4図に示したものは、キヤリアが何れの方向へ
移動する場合でもリボン送りを行うが、キヤリアの移動
方向を切替えるときにアーム41の追従速度が遅いため、
キヤリアが移動する初期はリボンが送られない。したが
つて、第3図に示したもの程ではないにしても同様の欠
点が残る。また、ギヤの数も多く構造及び組立作業が複
雑化する。
この発明はこのような点に鑑みなされたもので、リボン
の弛みを防止し、また、構造を簡略化しうるリボン送り
装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 駆動輪体と、リボン駆動軸を有する従動輪体とを同軸上
に配列して両者をワンウエイクラツチにより連結し、駆
動輪体と従動輪体とが対向する内周面と外周面とにギヤ
を形成するとともにこれらのギヤに遊星ギヤを噛合さ
せ、キヤリアの動作により回転する駆動輪体の一方向の
回転をワンウエイクラツチにより従動輪体に伝達し、駆
動輪体の他方向の回転を遊星ギヤにより従動輪体に伝達
する 作用 したがつて、キヤリアの動作方向を切替えた瞬間に動力
伝達経路が確立される。
実施例 この発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて説明
する。1は駆動輪体である。この駆動輪体1はプリンタ
の一側に位置し、外周面にはキヤリアを移動させるベル
トが巻回される巻回部2とギヤ3とが形成されている。
この駆動輪体1の中心には、リボン駆動軸4を有する従
動輪体5に固定された軸6が回動自在に嵌合されてい
る。駆動輪体1と従動輪体5とに形成されたアーバ7に
コイルスプリング8を巻付けることによりワンウエイク
ラツチ9が形成されている。また、従動輪体5の内周面
にはギヤ3に対向するギヤ10が形成され、アーバ7に保
持されたアーム11にはギヤ3,10に噛合された遊星ギヤ12
が回転自在に設けられている。
このような構成において、キヤリアの往復動により駆動
輪体1が回転する。駆動輪体1の一方向の回転はワンウ
エイクラツチ9により従動輪体5に伝達される。このと
き、アーム11と遊星ギヤ12とは軸6を中心として公転す
る。駆動輪体1の他方向の回転は遊星ギヤ12を介して従
動輪体5に伝達される。これにより、キヤリアが何れの
方向へ移動してもリボン送りが可能である。ギヤの使用
枚数も少なく、構造及び組立作業を簡略化することもで
きる。
また、ワンウエイクラツチ9は駆動輪体1の一方向の回
転に限り従動輪体5に速やかに伝達し、遊星ギヤ12も常
時ギヤ3,10に噛合されているため駆動輪体1の他方向の
回転を従動輪体5に速やかに伝達する。したがつて、キ
ヤリアが移動するときは常にリボンに張力が付与され、
多色リボンの場合でも弛みが生じないのでリボン切替を
確実に行いうる。
発明の効果 この発明は上述のように構成したので、キヤリアの動作
に連動する駆動輪体の一方向の回転をワンウエイクラツ
チにより速やかに従動輪体に伝達することができ、駆動
輪体と従動輪体とのギヤに常時噛合する遊星ギヤにより
駆動輪体の回転を従動輪体に速やかに伝達することがで
き、したがつて、キヤリアが何れの方向へ移動しても、
全行程にわたりリボンに張力を付与することができ、し
かも、使用するギヤの枚数を少なくし、構造及び組立作
業を簡略化することができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の一実施例を示すもので、
第1図は縦断側面図、第2図は分解斜視図、第3図は従
来例を示す縦断側面図、第4図は従来の他の例を示す平
面図である。 1……駆動輪体、3……ギヤ、4……リボン駆動軸、5
……従動輪体、9……ワンウエイクラツチ、10……ギ
ヤ、12……遊星ギヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キヤリアの往復動作を回転運動に変換する
    駆動輪体と、リボン駆動軸を有する従動輪体とを同軸上
    に配列して両者をワンウエイクラツチにより連結し、前
    記駆動輪体と前記従動輪体とが対向する内周面と外周面
    とにギヤを形成するとともにこれらのギヤに遊星ギヤを
    噛合させたことを特徴とするリボン送り装置。
JP2360886A 1986-02-05 1986-02-05 リボン送り装置 Expired - Lifetime JPH0710612B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2360886A JPH0710612B2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05 リボン送り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2360886A JPH0710612B2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05 リボン送り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62181174A JPS62181174A (ja) 1987-08-08
JPH0710612B2 true JPH0710612B2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=12115325

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2360886A Expired - Lifetime JPH0710612B2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05 リボン送り装置

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JPS62181174A (ja) 1987-08-08

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