JPS62278409A - インクリボン形記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （産業上の利用分野） 本発明は、インクリボン形記録装買に関するものであり
、詳しくは、インクリボン送り機構の改良にｇＯするも
のである。

（従来の技術） インクリボン形記録装置の一種に、記録紙の送り方向と
直交する方向に往復移動するキャリッジに、インクリボ
ン送り軸の回転に応じて一部が記８紙と対向した状態で
送り出されるインクリボンが収納されたインクリボンカ
セットとインクリボンを記録信号に従って選択的に記録
紙に押し付けてドツト記録を行う記録ヘッドユニットと
が搭載されたものがある。

第４図および第５図は、従来のこのようなインクリボン
形記録ｖ４置の一例の要部を示す構成説明図である。こ
れら図面において、１０はインクリボンユニット、２０
は記録ヘッドユニット、３０は２１３紙、４０は回転に
より記録紙３ｏを移動させる記録払込り軸を兼りたプラ
テン、５０はキャリッジである。インクリボンユニット
１０は、長手方向に沿って帯状に多色に染め分けられた
インクリボン１１、一部が記録紙３ｏと対向するように
してインクリボン１１を収納するインクリボンカセット
１２、回転によりインクリボン１１を移動させるインク
リボン送り軸１３などで構成されている。記録ヘッドユ
ニット２０は、インクリボン１１の各色帯に対応するよ
うにキャリッジ５０の移動方向に沿って？！数個配列さ
れている。これら記録ヘッドユニット２０は、ワイヤハ
ンマ２１、ワイヤハンマ２１を記録信号に応じて選択的
に駆動する駆動機構２２などで構成されている。そして
、これらインクリボンユニット１０および記録ヘッドユ
ニット２ｏは、インクリボン１１を介してワイヤハンマ
２１が記録紙３０と対向するようにキャリッジ５０に設
けられている。なお、インクリボン送り軸１３は、キャ
リッジ５ｏに搭載されたモータ５１および減速ギヤ列５
２で回転駆動するように構成されている。

このような構成において、キャリッジ５０は記録紙３０
の送り方向と直交する方向に記録紙３゜のゼロ、スパン
を含む範囲を往復移動しながら記録信号の大きさに応じ
た位置で停止する。そして、キャリッジが停止している
間にワイヤハンマ２１を記録信号に従って選択駆動させ
、対応したインクリボンの色帯を記録紙３０に押し付Ｇ
プでカラートッド記録を行わせる。ここで、インクリボ
ン１１はキャリッジが移動している間に記録紙３０を停
止させた状態でインクリボン送り＠１３をワイヤハンマ
２１の駆動に従ってモータ５１および減速ギヤ列５２に
より一方向に一定量ずつ回転させることにより一定量ず
つ送り出され、記録１３０はキャリッジ５０が折り返し
位置で停止している間に記録紙送り軸４０を一方向に所
定出ずつ回転させることにより所定ｍずつ送り出される
。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、このような従来の構成によれば、キャリッジ５
０にはインクリボンユニット１０．記録ヘッドユニット
２０の他モータ５１および減速ギヤ列５２も設けられて
いることから、モータ５１への給°澄配線も含めてキャ
リッジ全体の構造が複相になり、キャリッジ全体の重重
も比較的重くなる。そして、このようなキャリッジ５０
を高速でＩｉ’ｉａ移動させるためには、キャリッジ５
０を移動さぜるモータとして比較的大型で消費電力ら大
きいモータが必要になる。

また、キャリッジ５０に搭載されているモータ５１の発
熱によって記録ヘッドユニット２０の温度が上着し、コ
イルの抵抗値が高くなって安定な動作が阻害されること
がある。

本発明は、これらの点に着目してなされたものであり、
その目的は、キャリッジ全体の構造の簡単化Ｊｊよびｍ
ｆｆ１の１ｆｆｉ化が図れ、外部からの湿度の影響を受
けることなく安定な記録動作を行うインクリボン形記録
装置を提供することにある。

（問題点を解決するための手段） このような目的を達成する本発明は、記録紙の送り方向
と直交する方向に往復移動するキャリッジに、インクリ
ボン送り軸の回転に応じて一部が記録紙と対向した状態
で送り出されるインクリボンが収納されたインクリボン
カセットとインクリボンを記録信号に従って選択的に記
録紙に押し付けてドツト記録を行う記録ヘッドユニット
とが搭載されたインクリボン形記録装置において、非円
形の断面形状を有しキャリッジの移動方向に沿って配置
された回転軸と、この回転軸の一端側に配置され回転軸
を回転駆動するモータと、外周が円形に形成され前記回
転軸とともに回転するように回転軸に嵌め合わされキャ
リッジの一部が回転可能に係合されたブツシュと、前記
回転軸の回転をインクリボンカセットのインクリボン送
り１＋ｉｈに伝達する回転伝達機構とを設けたことを特
ｉ敗とする。

（実施例） 以下、図面を用いて詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例の要部を示す構成説明図であ
って、第４図および第５図と同房部分には同一符号を付
けている。第１図において、６０はキャリッジであり、
側板６１’、６２間に互いに平１テに配置された主軸６
３および回転＠６４に回転可能に係合されている。なお
、回転軸６４は、断面形状が非円形に形成されている。

６５は回転軸６４を回転駆動するモータであり、回転軸
６４の一端が回転可能に支持された側板６１に取り付け
られ、その出力軸は減速ギヤ列６６を今して回転４１Ｉ
ｌ１６４に連結されている。６７はブツシュであり、第
２図にその拡大図を示している。このブツシュ６７は回
転軸６４とともに回転するように回転＠６４に嵌め合わ
され、外周は円形に形成されてキャリッジ６ｏの一部が
回転可能に係合されている。また、ブツシュ６７の一端
の外周には、回転＠６４の回転をインクリボンカセット
１２のインクリボン送り軸１３に伝達するための歯付き
プーリー６８が設けられている。この歯付きプーリー６
８は、歯付きベルト６９を介してキャリッジ６ｏに設け
られているギヤ列７０に連結されている。

これにより、インクリボンカセット１２に収納されてい
るインクリボン１１は、モータ６５→減速ギヤ列６６→
回転軸６４→ブツシュ６７→歯付きプーリー６８→ベル
ト６９→ギヤ列７０→インクリボン送り軸１３よりなる
伝達系で伝達される回転力に従って送り出されることに
なる。

このように構成することにより、キャリッジ６０にモー
タが搭載されないことからモータへの給電配線が不要に
なることも含めてキャリッジ全体の構造が簡単になり、
キャリッジ全体を軽量にできる。この結果、このような
キャリッジ６ｏを高速で往復移動させるためのモータと
しては従来に比べて比較的小型で消費電力の小さなもの
を用いることができる。

また、キャリッジ６０に搭載されている記録ヘッドユニ
ット２０の温度上界は記録ヘッドユニット２ｏ自体に基
因するもののみとなることがらコイルの抵抗値の変化を
小さくすることができ、従来に比べて安定な動作が１ｑ
られる。

なお、上記実施例では、インクリボンを記録紙の送り方
向に沿って移動させる例についてＳ２明したが、キャリ
ッジの移動方向に沿って移動させるようにしてもよい。

また、インクリボンは長手方向に沿って帯状に多色に染
め分けられたものに限るものではなく、ψ色であっても
よい。

また、ブツシュとインクリボン送り軸とをギヤ列で連結
してもよい。

また、回転軸の断面形状は、実施例のような小判形に限
るものではなく、多角形や溝付きであってもよい。

また、上記実施例では、インクリボン１１と記録紙３０
をそれぞれ個別のモータで移動させる例を示したが、正
逆回転が可能なモータと一方面クラッチを用いることに
より、１１ＩＩのモータでインクリボン１１と記ｊ［３
０をそれぞれ所定の方向に移動させることができる。第
３図はこのような構成例を示す嚢成説明図であり、第１
図と同一部分には同−ｉｖ号を付けている。第３図にお
いて、７１は正逆回転が可能なモータである。７２はモ
ータ７１の回転出力の内破線で示された反時計方向の回
転は伝達するが実線で示された時計方向の回転は伝達し
ない一方面クラッチを有するギヤであり、このギヤ７２
はギヤ７３を介して回転軸６４に連結されている。７４
はモータ７１の回転出力の内破線で示された反時計方向
の回転は伝達しないが実線で示された時計方向の回転は
伝達する一方面クラッチを有するギヤであり、このギヤ
７４はベルト７５を介してプラテン４０に連結されてい
る。このような構成において、モータ７１を反時計方向
に回転させることにより記録紙３０を破線で示す方向に
送ることができ、モータ７１を時計方向に回転させるこ
とによりインクリボンを所定の方向に送ることができる
。これにより、第１図の構成に比べてモータを１個減ら
すことができ、装置全体の小形化、軽量化および低コス
ト化が図れる。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、キャリッジ全体
の構造のＩ！Ｉ単化および型出の軽量化が図れ、外部か
らの温度の影響を受ける口となく安定な記録動作を行う
インクリボン形記録菰買が実部でき、実用上の効果は大
きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の要部の構成説明図、第２図
は第１図の要部の拡大説明図、第３図は本発明の他の実
施例を示す構成説明図、第４図および第５図は従来のイ
ンクリボン形記録装置の一例の要部を示す構成説明図で
ある。 １２・・・インクリボンカセット、２０・・・記録ヘッ
ドユニット、３０・・・記録紙、４０・・・プラテン、
６０・・・キャリッジ、６１．６２・・・側板、６３・
・・主軸、６４・・・回転軸、６５・・・モータ、６６
・・・減速ギヤ列、６７・・・ブツシュ、６８・・・歯
付きプーリー、６９・・・歯付ぎベルト、７０・・・ギ
ヤ列、７１・・・モータ、７２．７４・・・一方向クラ
ッチを有するギヤ、７３・・・ギヤ、７５・・・ベルト
。 児２図 Ｍ３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録紙の送り方向と直交する方向に往復移動するキャリ
   ッジに、インクリボン送り軸の回転に応じて一部が記録
   紙と対向した状態で送り出されるインクリボンが収納さ
   れたインクリボンカセットとインクリボンを記録信号に
   従って選択的に記録紙に押し付けてドット記録を行う記
   録ヘッドユニットとが搭載されたインクリボン形記録装
   置において、非円形の断面形状を有しキャリッジの移動
   方向に沿って配置された回転軸と、この回転軸の一端側
   に配置され回転軸を回転駆動するモータと、外周が円形
   に形成され前記回転軸とともに回転するように回転軸に
   嵌め合わされキャリッジの一部が回転可能に係合された
   ブッシュと、前記回転軸の回転をインクリボンカセット
   のインクリボン送り軸に伝達する回転伝達機構とを設け
   たことを特徴とするインクリボン形記録装置。