JPH07106067B2 - Pam方式インバ−タのチヨツパ回路 - Google Patents

Pam方式インバ−タのチヨツパ回路

Info

Publication number
JPH07106067B2
JPH07106067B2 JP61109227A JP10922786A JPH07106067B2 JP H07106067 B2 JPH07106067 B2 JP H07106067B2 JP 61109227 A JP61109227 A JP 61109227A JP 10922786 A JP10922786 A JP 10922786A JP H07106067 B2 JPH07106067 B2 JP H07106067B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
output
switching
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61109227A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62268367A (ja
Inventor
伊藤  豊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP61109227A priority Critical patent/JPH07106067B2/ja
Publication of JPS62268367A publication Critical patent/JPS62268367A/ja
Publication of JPH07106067B2 publication Critical patent/JPH07106067B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は交流を整流しその出力をスイッチング制御す
ることにより可変直流電圧を得るインバータ用チョッパ
回路に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来のこの種インバータの直流電圧可変制御手段は、第
3図にその回路図を示すものが知られている。すなわち
交流入力は整流回路1に加えられ、その出力は整流出力
平滑コンデンサ2で平滑され、平滑された直流出力は前
記コンデンサ2の正極側に設けられたスイッチング素子
5とそれに並列のフリーホイールダイオード8より成る
整流出力スイッチング回路に加えられる。このスイッチ
ング回路出力は平滑リアクトル4を経由して平滑コンデ
ンサ3を充電する。このコンデンサ3はチョッパ回路の
可変直流電圧の出力段コンデンサでもあり、その端子電
圧は次段の直流−交流変換部の電源電圧となる。整流出
力スイッチング回路出力側にはフリーホイールタイオー
ド7を設けている。チョッパ制御回路9はスイッチング
素子5に対する開閉制御信号を与えるものであり、チョ
ッパ回路の直流出力電圧すなわちコンデンサ3の端子電
圧VC2とその設定値VSとの差(Vs−Vc2)の極性と大きさ
に応じて通流率を指定した一定周波数のチョッピング信
号すなわちスイッチング素子5に対す開閉制御信号生成
回路である。
しかしながらこの方法では直流出力電圧を決定するコン
デンサ3の電荷に関して、直流電圧昇圧指令時の電荷増
加の応答性については問題はないが、直流電圧降圧指令
時の電荷放電について、整流出力スイッチング素子5を
開路してコンデンサ3への充電を停止すると共にその既
存電荷をインバータ負荷を通して放電させる方法がとら
れており、従って直流出力電圧の降圧応答性は電荷の負
荷を通して放電特性に依存することになり、応答性に限
界があると共に制御性に問題があった。またインバータ
負荷がモータの場合、モータ側からのエネルギー回生を
受けるとコンデンサ3の電圧が上昇するため前記電圧効
果指令に対する出力電圧応答は益々悪化し、更にこの応
答性を積極的に制御することが出来ないために、電圧と
周波数の比を一定に保持してのインバータによるモータ
の急減速制御を困難していた。
〔発明の目的〕
この発明は、上記に鑑み従来方法に比してインバータの
直流電圧降圧特性の応答性と制御性を大巾に改善し得る
回路を簡単且つ安価に提供することを目的とする。
〔発明の要点〕
この発明は前記目的を達成するために、交流入力の整流
回路と、整流出力平滑コンデンサと、整流出力スイッチ
ング回路と、スイッチング出力用フリーホイールダイオ
ードと、スイッチング出力平滑用リアクトル及びコンデ
ンサより成るPAM方式インバータの可変直流電圧発生用
チョッパ回路において、前記フリーホイールダイオード
に並列に前記スイッチング出力平滑用コンデンサの電荷
移行用のスイッチング回路を設け、チョッパ回路の直流
出力電圧がその設定値より高い場合に限り、前記整流出
力スイッチング回路を開路させると共に前記電荷移行用
のスイッチング回路に対し、前記設定電圧と直流出力電
圧との差電圧と、所要の電圧応答性と、回路制約条件等
により決定される最適の周波数およびその通流率制御に
よるチョッピング動作を行わせることによりインバータ
チョッパ回路のスイッチング出力平滑用コンデンサ、す
なわち直流出力段コンデンサから電源側の整流出力平滑
コンデンサへの急速な電荷移行制御を行い、その結果と
して直流出力電圧降圧制御時の即応制御を行うものであ
る。
すなわち、整流出力スイッチング回路出力側のフリーホ
イールダイオードに並列に入れた前記電荷移行用スイッ
チング回路により整流出力スイッチング回路出力側の平
滑リアクトルと平滑コンデンサから成る断続可能な閉回
路を形成し、直流電圧降圧指令時にはこの閉回路への前
段整流出力スイッチング回路からの充電入力を断つと共
に前記新設のスイッチング回路を前記の周波数及び通流
率で開閉させると、直流出力段コンデンサ電荷は放電電
流となって前記閉回路中を断続させながら還流する。こ
の還流放電電流が断状態となる瞬間に前記平滑リアクト
ル部にはこの還流を継続させる方向に電流の時間変化率
に比例する逆起電力が発生する。しかし同時に前記閉回
路は開路されるため還流放電電流は元の閉回路を流れ得
ず、前記平滑リアクトルの逆起電力によりこの閉回路前
段の整流出力平滑コンデンサ回路へ転流させられる。す
なわちコンデンサ間の電荷移行が行はれる。
コンデンサ端子電圧はその蓄積電荷量に比例するため電
荷放出側コンデンサ、すなわち直流出力段コンデンサ端
子電圧は低下する。この場合の電荷移行量は前記電荷移
行用スイッチング回路のチョッピング周波数及び通流率
の2つのパラメータに依存するが何れも制御可能であ
る。更にこの場合、電荷移行原動力がリアクトルの逆起
電力であるために、電荷放出側コンデンサ電圧が電荷受
入側コンデンサ電圧より高い必要はなく、従って直流回
路における低圧側コンデンサから高圧側コンデンサへの
電荷移行が可能となる。
この発明は前述の動作原理に基いたコンデンサ間電荷の
移行制御により直流回路コンデンサの端子電圧降圧制御
を行うものであり、インバータのチョッパ回路直流出力
電圧の昇降圧制御特性の不平衡を解消し、総合的な電圧
制御性の大巾な向上を可能とするものである。
〔発明の実施例〕
以下この発明の実施例を図面により説明する。
第1図はこの発明の実施例を示す回路図、第2図は第1
図に対応する回路各部の動作を示す波形図である。また
第1図では、第3図に示す従来技術の実施例の場合と同
一機能の構成要素に対しては同一の表示番号を附してい
る。
第1図は第3図のフリーホイールダイオード7に並列に
スイッチング回路6を追加する共に、チョッパ制御回路
9の機能を拡大し、前記スイッチング回路6に対しスイ
ッチング回路5の動作と関連した開閉制御信号を与える
ようにしたものである。なお第1図はスイッチング回路
5及び6に対して同一のチョッピング周波数を適用した
場合を示す。
すなわち第1図において、チョッパ制御回路9はチョッ
パ回路の直流出力電圧である平滑コンデンサ3の端子電
圧Vc2とその設定値Vsその差電圧(Vs−Vc2)を演算い、
その極性が正の場合はスイッチング回路5に対し10KHz
のチョッピング信号Sig−Aを与え、また負の場合はス
イッチング回路6に対し同く10KHzのチョッピング信号S
ig−Bを与えると共に、これら両信号によりスイッチン
グ回路5及び6それぞれに対して前記電圧差の絶対値|V
s−Vc2|の大きさに応じたチョッピングの通流率指定を
行い、且つスイッチング回路5及び6の同時閉路による
電源短絡を避けるように前記両信号Sig−A及びSig−B
の相互インターロックを行うものである。
第2図は第1図に示す回路において、ある定常状態から
電圧設定値Vcを下げた場合の回路各部の動作波形を示す
ものである。
以下第1図の回路動作を第2図に従って説明する。なお
前記Vs及びVc2について第2図のモード(1)及びモー
ド(2)に対応して添字1及び2を附す。
第2図においてモード(1)の期間は出力電圧(Vc21
=設定電圧(Vs1)の定常状態である。モード(2)の
期間は時刻t1において電圧設定値をモード(1)の場合
の1/2、すなわちVs=Vs2=Vs1/2に下げた場合の応答模
様である。この変更の瞬間電圧差(Vs−Vc2)はVs2−Vc
22=Vs1/2−Vc21<0となるためスイッチング回路5に
対するSig−Aは開路継続信号となり、またスイッチン
グ回路6に対する信号Sig−Bは電圧差|Vs2−Vc22|の大
きさに応じて通流率の変化する10KHzのチョッピング信
号となる。信号Sig−Aによりスイッチング回路5が開
路し、信号Sig−Bによりスイッチング回路6が閉路す
ると、平滑リアクトル4を通過する電流iLは、スイッチ
ング回路5を通過していた電流の急激な消滅に伴う平滑
リアクトル4の逆起電力の減少と共にコンデンサ3の充
電々圧によりその方向を反転し、コンデンサ3の正極か
ら平滑リアクトル4及びスイッチング回路6を通りコン
デンサ3の負極へと還流する。次に信号Sig−Bの通流
時間指定によりスイッチング回路6が開路すると、その
瞬間平滑リアクトル4には前記iLの還流を継続する方向
に逆起電力を発生するのが同時に還流回路も開路するた
めiLの還流は元の回路を流れ得ず、フリーオイールダイ
オード8を通り電源側の整流出力平滑コンデンサ2に至
る回路に転流する。これによりコンデンサ3の電荷エネ
ルギーはコンデンサ2へと移行、すなわち回生される。
この時の電荷移行量に従ってコンデンサ3の端子電圧Vc
2は低下する。
スイッチング回路6は信号Sig−Bの10KHzチョッピング
信号により開閉動作を繰り返すために、前記のコンデン
サ間電荷移行も回路チョッピングのたびに繰り返され、
その結果直流出力電圧Vc22は新設定値Vs2に急速に近付
くことになる。モード(3)はモード(2)における電
圧変更制御が完了しVc22=Vs2となった状態に対応し、
信号Sig−Bは開路信号となりスイッチング回路6はチ
ョッピング動作を中止して開路継続状態に入る。
上記の場合と反対に電圧設定値Vsを上げるかまたはイン
バータ負荷変動による直流出力電圧Vc2が低下した場合
にはVs−Vc2>0となり、スイッチング回路5は信号Sig
−Aによる10KHzのチョッピング状態に入り、スイッチ
ング回路6は信号Sig−Bにより開路継続状態に入り、
その結果直流出力電圧は上昇し急速に設定値に近付くこ
とになる。
上記のように制御信号Sig−Aによるスイッチング回路
5の動作は主として出力電圧Vc2昇圧に係り、同様にSig
−Bによるスイッチング回路6の動作はその降圧に係る
ものである。両者の併用による直流出力電圧Vc2の昇降
圧制御性の向上は、電圧設定値の変更時のみでなく、設
定値一定でインバータ負荷変動に基く直流出力電圧変動
時にも全く同様に行われる。
〔発明の効果〕
上記のようにこの発明では、インバータチョッパ回路に
おける直流コンデンサ間電荷移行用スイッチング回路を
設けたことにより、その直流出力電圧降圧特性の制御可
能な状態での即応化が簡易に実現できると共に前記チョ
ッパ回路の直流出力電圧可変制御に関して、従来方式に
おける電圧昇降圧制御性の不平衡を大巾に改善できる。
またインバータによるモータ制御の場合には電圧と周波
数の比率一定の関係を保ちながらモータの急減速制御を
行い得る最良の方法を提供できる。
更にこの回路にモータ制動抵抗を接続する場合、従来方
式では電圧が低圧から大巾に変動する直流出力段コンデ
ンサすなわちスイッチング出力平滑用コンデンサに並列
に接続せざるを得なかったが、この発明によりコンデン
サ間電荷の急速移行は可能になったため直流出力段コン
デンサ電圧に比して全般的に高電圧であり且つ比較的安
定している電源側の整流出力平滑コンデンサに並列に接
続可能となり、より大きな制動トルクを簡易に得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す回路図、第2図は第1
図に対応する回路各部の動作波形を示す説明図、第3図
は従来技術を示す回路図である。 1……整流回路、2,3……平滑コンデンサ、4……平滑
リアクトル、5,6……スイッチング回路、7,8……フリー
ホイールダイオード、9……チョッパ制御回路、10……
電圧設定器、11……モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流入力の整流回路と、整流出力平滑コン
    デンサと、整流出力スイッチング回路と、スイッチング
    出力用フリーホイールダイオードとスイッチング出力平
    滑用リアクトル及びコンデンサより成るPAM方式インバ
    ータの可変直流電圧発生用チョッパ回路において、前記
    フリーホイールダイオードに並列に前記スイッチング出
    力平滑用コンデンサの電荷移行用のスイッチング回路を
    設け、チョッパ回路の直流出力電圧がその設定電圧より
    高り場合に限り、前記整流出力スイッチング回路を開路
    させると共に前記電荷移行用のスイッチング回路に対
    し、前記設定電圧と直流出力電圧との差電圧と、所要の
    電圧応答性と、回路制約条件等により決定される最適の
    周波数およびその通流率制御によるチョッピング動作を
    行わせることを特徴とするPAM方式インバータのチョッ
    パ回路。
JP61109227A 1986-05-13 1986-05-13 Pam方式インバ−タのチヨツパ回路 Expired - Lifetime JPH07106067B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61109227A JPH07106067B2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13 Pam方式インバ−タのチヨツパ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61109227A JPH07106067B2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13 Pam方式インバ−タのチヨツパ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62268367A JPS62268367A (ja) 1987-11-20
JPH07106067B2 true JPH07106067B2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=14504829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61109227A Expired - Lifetime JPH07106067B2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13 Pam方式インバ−タのチヨツパ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07106067B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6966498B2 (ja) 2019-03-05 2021-11-17 ファナック株式会社 電源装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6117892U (ja) * 1984-07-04 1986-02-01 株式会社東芝 インバ−タ装置の回生電力放電装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62268367A (ja) 1987-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4742535A (en) Inverter type X-ray apparatus
EP0500789B1 (en) An uninterrupted power supply system having improved power factor correction circuit
US5373196A (en) Combination static/dynamic inverter
JP4125855B2 (ja) 蓄電池用充放電装置
JPH0575669B2 (ja)
US4866591A (en) Regulated transformer rectifier unit
JPH06270695A (ja) 電力供給装置
JP2000262072A (ja) 電力回生型充放電装置
JP3934982B2 (ja) 電源装置
JPH07106067B2 (ja) Pam方式インバ−タのチヨツパ回路
JP2820564B2 (ja) 電気車制御装置
JPH07250493A (ja) 電源回路の制御装置
JP3568666B2 (ja) 直流電源装置
JPS6122556B2 (ja)
JP3369754B2 (ja) 高入力力率電源回路およびこの電源回路の過電流保護回路
JPH1014222A (ja) 電源回生対応降圧形dc−dcコンバータ
JP2570705B2 (ja) Pam方式インバ−タ装置の電流制御回路
JP3263962B2 (ja) 直流制動方式
JPH0732607B2 (ja) 電気車用電力変換器の制御装置
JPS60162480A (ja) 順変換装置
JP2708861B2 (ja) 電力変換装置
JP2000125565A (ja) 電源装置
JP2000005874A (ja) アーク加工用電源装置
JP3219359B2 (ja) 三相高力率コンバータ
JP3306290B2 (ja) 電力変換装置とこれを用いた電動機駆動装置及び空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term