JP2708861B2 - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、燃料電池等の直流電源の電圧を直流−直流
変換回路で昇圧又は降圧し、この直流電圧を直流−交流
変換回路で交流に変換して負荷に供給するようにした電
力変換装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種電力変換装置としては、例えば第2図に
示すものがよく知られている。
同図において、(1)は燃料電池等の直流電源、
(2)は直流電源(1)の電源電圧を昇圧する直流−直
流変換回路としてのチョッパ回路であり、直流リアクト
ル(3),スイッチング用トランジスタ(4),整流用
ダイオード(5)及び電解コンデンサ(6)からなる。
(7)はチョッパ回路(2)の出力電圧(以下この出
力電圧を特に中間回路電圧という)を交流に変換する直
流−交流変換回路としてのインバータ回路であり、スイ
ッチング素子,例えばトランジスタのブリッジ回路によ
り構成されている。
(8)及び(9)はフィルタ回路を構成する交流リア
クトル及び交流コンデンサ、(10)は負荷である。
(11)はチョッパ回路(2)におけるトランジスタ
(4)のオンオフ比を制御するチョッパ用パルス幅制御
回路、(12)はチョッパ回路(2)の中間回路電圧,す
なわち電解コンデンサ(6)の電圧を検出する電圧検出
器、(13)は中間回路電圧の目標値(中間回路基準電
圧)を設定する基準電圧発生器であり、供給電圧Vrefを
抵抗分圧して出力する構成である。(14)は発生器(1
3)からの基準電圧と検出器(12)からの中間回路電圧
とを比較する誤差増幅器であり、この誤差信号が制御回
路(11)に入力される。
ここで、中間回路電圧VOUTは、直流電源(1)の電源
電圧をVIN,トランジスタ(4)のオンオフの1周期時
間及びオフ時間をそれぞれT,Toffとすると、VOUT=VIN
・T/Toffで決定され、前記誤差信号に応じてトランジス
タ(4)のオンオフ比を調整することにより、中間回路
電圧が予め設定された基準電圧になるよう制御される。
(15)はインバータ回路(7)におけるトランジスタ
をパルス幅制御するインバータ用パルス幅制御回路、
(16)はインバータ回路(7)の出力電圧を設定する出
力電圧設定器、(17)は交流周波数(例えば60Hz)の交
流基準信号を出力する交流基準信号発生器、(18)は発
生器(17)からの交流基準信号と設定器(16)からの設
定値とを演算する乗算器、(19)はコンデンサ電流検出
器、(20)は乗算器(18)の演算出力と電流検出器(1
9)からの検出信号とを比較する誤差増幅器であり、こ
の誤差信号が制御回路(15)に入力される。
そして、制御回路(15)では、入力された誤差信号を
電流指令値としてインバータ回路(7)の各トランジス
タをパルス幅制御し、インバータ回路(7)より所定周
波数の交流電力が得られることになる。
ところで、前述したような電力変換装置では、インバ
ータ回路(7)の出力電圧の最大値が中間回路電圧,す
なわちインバータ回路(7)の入力電圧によつて制限さ
れるため、前記基準電圧発生器(13)の目標値は、イン
バータ回路(7)より最大出力電圧が出力可能な中間回
路電圧に予め設定されている。
尚、前述と同様に、インバータの入力電圧を検出して
インバータへの入力を制御するものとして、特公昭63−
4430号公報(H02M 7/521)に示されたものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の電力変換装置にあつては、チョッパ回路(2)
の中間回路電圧が、インバータ回路(7)から最大出力
電圧を出力できる値に設定されているため、例えばイン
バータ出力電圧がAC110〔V〕±10%の設定範囲であれ
ば、中間回路電圧の目標値は、 必要になる。尚、8〔V〕はトランジスタ(4)のオン
時の電圧降下とその余裕分との和である。
つまり、インバータ出力電圧がAC110〔V〕の場合、
このときの中間回路電圧としては約164〔V〕でよいに
も拘わらず、実際には約180〔V〕まで昇圧することに
なる。
一方、チョッパ回路(2)では、その昇圧比が大きく
なると、直流リアクトル(3),トランジスタ(4)及
びダイオード(5)を流れる電流ピーク値が増大し、各
部での損失が増加する。
従つて、従来では、インバータ最大出力電圧を得るた
めにチョッパ回路(2)の中間回路電圧を過度に昇圧す
るため、チョッパ回路(2)の効率低下を招く結果とな
つている。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に留
意してなされたものであり、その目的とするところは、
定格運転時の効率を高めることのできる電力変換装置を
提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明の電力変換装置に
おいては、直流電源電圧を昇圧又は降圧する直流−直流
変換回路の出力電圧が目標値になるよう当該変換回路を
制御する直流変換制御装置と、前記直流−直流変換回路
の出力を交流に変換する直流−交流変換回路の出力電圧
設定手段と、前記直流−交流変換回路の出力電圧が前記
設定手段の設定値になるよう当該変換回路を制御する交
流変換制御装置とを備え、かつ、前記目標値を前記設定
値に連動して変更するようにしたことを特徴とするもの
である。
〔作用〕
前述のように構成された電力変換装置においては、直
流−交流変換回路の出力電圧を設定する出力電圧設定手
段の設定値に連動して直流−直流変換回路の出力電圧の
目標値が設定されるため、直流−直流変換回路の出力電
圧が直流−交流変換回路の設定電圧を得るための必要最
低電圧に制御されるようになる。
〔実施例〕
実施例につき第1図を用いて説明する。
同図において、前記と同一記号は同一もしくは対応す
るものを示すものとし、異なる点は、出力電圧設定器
(16)からの出力電圧をバッファ(21)を通して基準電
圧発生器(13)に入力し、直流−直流変換回路となる昇
圧チョッパ回路(2)の出力電圧目標値を、直流−交流
変換回路となるインバータ回路(7)の出力電圧設定値
に連動した値に設定するようにした点である。
例えば、出力電圧設定器(16)よりインバータ回路
(7)の出力電圧をAC110〔A〕に設定するような設定
値を出力した場合、これに連動して基準電圧発生器(1
3)よりチョッパ回路(2)の出力電圧(中間回路電
圧)を にするような目標値が出力される。
そして、直流変換制御装置となるチョッパ用パルス幅
制御回路(11)では、電圧検出器(12)で検出された中
間回路電圧が基準電圧発生器(13)からの目標値になる
よう、トランジスタ(4)のオンオフ比をパルス幅制御
するため、直流電源(1)からの電源電圧を過度に昇圧
することなく目標電圧がチョッパ回路(2)より出力さ
れる。
この結果、チョッパ回路(2)の直流リアクトル
(3)やトランジスタ(4),ダイオード(5)を流れ
る電流のピーク値が従来のものより減少し、各部での損
失が減少する。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように構成されているため、
次に記載する効果を奏する。
直流電源電圧を昇圧又は降圧する直流−直流変換回路
の出力電圧の目標値を、この出力電圧を交流に変換する
直流−交流変換回路の出力電圧の設定値に連動して変更
するようにしたので、直流−直流変換回路の出力電圧を
直流−交流変換回路の出力電圧を得るための必要最低電
圧に制御することができ、直流−直流変換回路において
過度に変圧する必要がなく、効率アップが図れるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面はそれぞれ電力変換装置の回路図を示し、第1図は
本発明の1実施例、第2図は従来例である。 (1)…直流電源、(2)…チョッパ回路、(7)…イ
ンバータ回路、(11)…チョッパ用パルス幅制御回路、
(12)…電圧検出器、(13)…基準電圧発生器、(15)
…インバータ用パルス幅制御回路、(16)…出力電圧設
定器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源電圧を直流−直流変換回路により
    昇圧又は降圧した後,直流−交流変換回路により交流に
    変換する電力変換装置において、 前記直流−直流変換回路の出力電圧が目標値になるよう
    当該変換回路を制御する直流変換制御装置と、前記直流
    −交流変換回路の出力電圧を設定する出力電圧設定手段
    と、前記直流−交流変換回路の出力電圧が前記設定手段
    の設定値になるよう当該変換回路を制御する交流変換制
    御装置とを備え、かつ、前記目標値を前記設定値に連動
    して変更するようにしたことを特徴とする電力変換装
    置。
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