JPH07105247B2 - 一体成形ハウジングを有する密封コネクタ - Google Patents
一体成形ハウジングを有する密封コネクタInfo
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- JPH07105247B2 JPH07105247B2 JP62169576A JP16957687A JPH07105247B2 JP H07105247 B2 JPH07105247 B2 JP H07105247B2 JP 62169576 A JP62169576 A JP 62169576A JP 16957687 A JP16957687 A JP 16957687A JP H07105247 B2 JPH07105247 B2 JP H07105247B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R9/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
- H01R13/5219—Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複数の導体をそれぞれ外部から密封接続する電
気コネクタ、特に一体的絶縁ハウジング中に剛性部分と
変形可能のシール部分とを有する密封コネクタに関す
る。
気コネクタ、特に一体的絶縁ハウジング中に剛性部分と
変形可能のシール部分とを有する密封コネクタに関す
る。
先行技術と問題点 一方のコネクタ半体が嵌合する相手方コネクタ半体の剛
性の絶縁性突起を受入れる寸法の複数の空洞を有する電
気コネクタは、通常複数の別々の電線又は導体を相互接
続するのに用いられる。そのような電気コネクタの一例
が米国特許第4,443,048号明細書に開示されており、一
方の端子が一方のハウジングの空洞内に保持され、相手
方の端子が他方のハウジング内に設けた突起を貫通する
孔内に保持される。前記空洞は比較的剛性のハウジング
に固定されて複数の導体間にシールなしの電気接続をす
るための効果的な手段を与える。しかし、この米国特許
第4,443,048号明細書にはシール構造が開示されていな
い。
性の絶縁性突起を受入れる寸法の複数の空洞を有する電
気コネクタは、通常複数の別々の電線又は導体を相互接
続するのに用いられる。そのような電気コネクタの一例
が米国特許第4,443,048号明細書に開示されており、一
方の端子が一方のハウジングの空洞内に保持され、相手
方の端子が他方のハウジング内に設けた突起を貫通する
孔内に保持される。前記空洞は比較的剛性のハウジング
に固定されて複数の導体間にシールなしの電気接続をす
るための効果的な手段を与える。しかし、この米国特許
第4,443,048号明細書にはシール構造が開示されていな
い。
米国特許第4,640,567号明細書は、複数の電線を相互接
続するとともに個々の端子又は回路を別の回路に対して
別々にシールし絶縁するに好適な多端子シールコネクタ
を開示している。従って、単一の回路の完全なシール
は、他の回路や電線に対するシールに影響しない。特定
の端子をコネクタのハウジングから取出しても、残りの
端子や電線はシールされたままである。この米国特許に
示されたコネクタにおいては、導体に対する完全なシー
ルと、別個のコネクタ半体の接合面において完全なシー
ルとを維持するために個別のシールを採用しており、一
方のコネクタ半体の複数の突起は相手方のコネクタ半体
の空洞内に受入れられている。しかし、この電気コネク
タは各コネクタ半体自体にシール機能がなく、別個のシ
ールを設ける必要がある。さらに米国特許第4,311,355
号明細書にも個別のシールを使用した電気コネクタが開
示されている。
続するとともに個々の端子又は回路を別の回路に対して
別々にシールし絶縁するに好適な多端子シールコネクタ
を開示している。従って、単一の回路の完全なシール
は、他の回路や電線に対するシールに影響しない。特定
の端子をコネクタのハウジングから取出しても、残りの
端子や電線はシールされたままである。この米国特許に
示されたコネクタにおいては、導体に対する完全なシー
ルと、別個のコネクタ半体の接合面において完全なシー
ルとを維持するために個別のシールを採用しており、一
方のコネクタ半体の複数の突起は相手方のコネクタ半体
の空洞内に受入れられている。しかし、この電気コネク
タは各コネクタ半体自体にシール機能がなく、別個のシ
ールを設ける必要がある。さらに米国特許第4,311,355
号明細書にも個別のシールを使用した電気コネクタが開
示されている。
米国特許第4,640,567号明細書に示すような個別のシー
ルの採用は、製品の組立て時にそれぞれのシールに傷を
つけないように取扱いに十分な注意を払わねばならず、
また、時間がかかることを意味する。各電気コネクタの
構成部品の個数の多いことは組立てのコストが増すこと
になる。
ルの採用は、製品の組立て時にそれぞれのシールに傷を
つけないように取扱いに十分な注意を払わねばならず、
また、時間がかかることを意味する。各電気コネクタの
構成部品の個数の多いことは組立てのコストが増すこと
になる。
シールされたコネクタの構成部品の個数を制限する手法
が1986年5月13日に出願された米国特許第4,895,529号
明細書に開示されている。この明細書に開示されている
電気コネクタは一体成形のコネクタであって、脱着自在
の電気コネクタに通常用いられる型式の電気端子を保持
しかつ分離するのに好適な型式のより剛性的材料に、可
撓性のシール材料を化学的に接合させている。又、一体
状のハウジングは2重成形によって成形され、先づ一方
の材料を型内に射出注入してからコアピン又はスリーブ
を運動させて1個又はそれ以上の接合用空洞を形成し、
該空洞中に第2の材料を射出注入している。しかし、こ
こに開示されたシールは正確にコネクタ同士が位置決め
されないと、シールを正しく圧縮することができない欠
点がある。
が1986年5月13日に出願された米国特許第4,895,529号
明細書に開示されている。この明細書に開示されている
電気コネクタは一体成形のコネクタであって、脱着自在
の電気コネクタに通常用いられる型式の電気端子を保持
しかつ分離するのに好適な型式のより剛性的材料に、可
撓性のシール材料を化学的に接合させている。又、一体
状のハウジングは2重成形によって成形され、先づ一方
の材料を型内に射出注入してからコアピン又はスリーブ
を運動させて1個又はそれ以上の接合用空洞を形成し、
該空洞中に第2の材料を射出注入している。しかし、こ
こに開示されたシールは正確にコネクタ同士が位置決め
されないと、シールを正しく圧縮することができない欠
点がある。
米国特許第4,601,528号明細書にも比較的剛性の部分と
比較的変形可能な部分とを有する一体形ハウジングを用
いた電気コネクタが開示されている。このシール構造も
同様に正確なコネクタ同士の位置合せを必要とする。
比較的変形可能な部分とを有する一体形ハウジングを用
いた電気コネクタが開示されている。このシール構造も
同様に正確なコネクタ同士の位置合せを必要とする。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、一方の端子を保持する少なくとも1個
の略円筒部分を有する第1ハウジングと、前記略円筒部
分内に挿入可能であり且つ環状傾斜部を外周に有する他
の略円周部分の中に前記一方の端子に対応する他方の端
子を保持する第2ハウジングとを具え、前記第1ハウジ
ングの前記略円筒部分は前記一方の端子を保持する比較
的剛性の第1絶縁材料からなる端子保持部分と、該端子
保持部分の前端にこれと一体に成形された比較的弾性の
第2絶縁材料からなるシール部分から成り、嵌合時に前
記両略円筒部分同士が密着して前記両端子をシールす
る、一体成形ハウジングを有する密封コネクタにおい
て、 前記シール部分の先端部を、前記環状傾斜部に沿って拡
張可能な唇状としかつその内面を少なくとも二つの環状
縁部を有する段付き面に形成したことを特徴とする一体
成形ハウジングを有する密封コネクタが得られる。
の略円筒部分を有する第1ハウジングと、前記略円筒部
分内に挿入可能であり且つ環状傾斜部を外周に有する他
の略円周部分の中に前記一方の端子に対応する他方の端
子を保持する第2ハウジングとを具え、前記第1ハウジ
ングの前記略円筒部分は前記一方の端子を保持する比較
的剛性の第1絶縁材料からなる端子保持部分と、該端子
保持部分の前端にこれと一体に成形された比較的弾性の
第2絶縁材料からなるシール部分から成り、嵌合時に前
記両略円筒部分同士が密着して前記両端子をシールす
る、一体成形ハウジングを有する密封コネクタにおい
て、 前記シール部分の先端部を、前記環状傾斜部に沿って拡
張可能な唇状としかつその内面を少なくとも二つの環状
縁部を有する段付き面に形成したことを特徴とする一体
成形ハウジングを有する密封コネクタが得られる。
本発明によれば、複数の端子を一方のハウジング中の略
円筒部分内に保持し、前記端子に対応する他方の複数の
端子を他方のハウジングの略円筒部分内に保持して保護
することにより、個別のシールを附加することによる附
加的な組立作業をすることなしに、各回路に対してシー
ル接続する端子およびハウジングの形状を与える。略円
筒部分を取囲んでシールするシール部分を用いることに
よって、単に両方のハウジングを嵌合するだけで良好に
シールし、従来のように許容差問題で両方のハウジング
が正確な位置でシールを正しく圧縮できないということ
がなくなる。
円筒部分内に保持し、前記端子に対応する他方の複数の
端子を他方のハウジングの略円筒部分内に保持して保護
することにより、個別のシールを附加することによる附
加的な組立作業をすることなしに、各回路に対してシー
ル接続する端子およびハウジングの形状を与える。略円
筒部分を取囲んでシールするシール部分を用いることに
よって、単に両方のハウジングを嵌合するだけで良好に
シールし、従来のように許容差問題で両方のハウジング
が正確な位置でシールを正しく圧縮できないということ
がなくなる。
本発明の好適な実施例としてのシールされたコネクタに
おいては、互いに嵌合する第1ハウジングと第2ハウジ
ングは各々一体に成形されたハウジングを構成する。し
かしながら、各ハウジングは異なる材料を同一の型内で
成形し互いに接着した別々の部分から形成される。シー
ル部分は剛性部分と比較すると変形可能であり、第1ハ
ウジングと第2ハウジング内に挿入されたそれぞれの導
体および互いに嵌合する第1ハウジングと第2ハウジン
グとの間に完全なシールが得られる。第2ハウジングは
第1ハウジングの略円筒部分内に挿入できる1個又はそ
れ以上のサイロ状の略円筒部分を有する。前記シール部
分は第1ハウジング内で略円筒部分の周りにあって、前
記第2ハウジングの略円筒部分はこのシール部分に貫通
挿入される。第2ハウジングの各略円筒部分の基部の円
錐面はシール部分と係合し、第1ハウジングと第2ハウ
ジングとが十分に嵌合する時にシール部分を半径方向外
方に拡張させる。個々のピン端子およびソケット端子は
前記各略円筒部分内に位置し、シール部分は嵌合したピ
ン端子およびソケット端子によって形成される各回路の
電流通路を個別にシールする。
おいては、互いに嵌合する第1ハウジングと第2ハウジ
ングは各々一体に成形されたハウジングを構成する。し
かしながら、各ハウジングは異なる材料を同一の型内で
成形し互いに接着した別々の部分から形成される。シー
ル部分は剛性部分と比較すると変形可能であり、第1ハ
ウジングと第2ハウジング内に挿入されたそれぞれの導
体および互いに嵌合する第1ハウジングと第2ハウジン
グとの間に完全なシールが得られる。第2ハウジングは
第1ハウジングの略円筒部分内に挿入できる1個又はそ
れ以上のサイロ状の略円筒部分を有する。前記シール部
分は第1ハウジング内で略円筒部分の周りにあって、前
記第2ハウジングの略円筒部分はこのシール部分に貫通
挿入される。第2ハウジングの各略円筒部分の基部の円
錐面はシール部分と係合し、第1ハウジングと第2ハウ
ジングとが十分に嵌合する時にシール部分を半径方向外
方に拡張させる。個々のピン端子およびソケット端子は
前記各略円筒部分内に位置し、シール部分は嵌合したピ
ン端子およびソケット端子によって形成される各回路の
電流通路を個別にシールする。
次に本発明を実施例について図面を参照して説明する。
実施例 第1図は2個の互いに嵌合するプラグハウジング(第1
ハウジング)(10)、およびレセプタクルハウジング
(第2ハウジング)(12)を整列した分解状態で示す。
第1図の好適な実施例は4極電気コネクタを示すもの
で、両方のハウジングの導体を受入れる後端部の各位置
において独立に導体をシールする手段と、 嵌合部において各端子を個別にシール係合させる手段と
を有する。
ハウジング)(10)、およびレセプタクルハウジング
(第2ハウジング)(12)を整列した分解状態で示す。
第1図の好適な実施例は4極電気コネクタを示すもの
で、両方のハウジングの導体を受入れる後端部の各位置
において独立に導体をシールする手段と、 嵌合部において各端子を個別にシール係合させる手段と
を有する。
第1図に示すプラグハウジング(10)は絶縁性の材料か
ら成形した成形部材からなり、比較的剛性の、端子保持
部分(20)と、これと嵌合する端部と後端部とにそれぞ
れ位置する2つの比較的変形可能の可撓性シール部分
(22),(24)から成る。端子保持部分(20)は打抜き
成形された個々のピン端子(一方の端子)(70)および
ソケット端子(他方の端子)(80)をハウジング内に固
定するとともに最初から係合可能位置に保持しかつこれ
ら端子(70),(80)の嵌合力に十分耐えうる剛性を有
する。この剛性部分(20)を製作するのに多くの在来の
プラスチック材料を使用できる。この剛性部分(20)の
製作に好適な材料(第1絶縁材料)は難燃性ポリプロピ
レンである。端子保持部分(20)すなわち剛性部分(2
0)の製作に用いて好適な材料は先に引用した、米国特
許第4,895,529号明細書に記載されている。剛性部分(2
0)の両側にあるラッチ(26)は該剛性部分(20)と同
じプラスチック材料で一体に成形したものである。この
ラッチ(26)は十分に細長くて片持レバーのような動き
をするもので、このラッチの自由端を先づ外方へ移動さ
せてレセプタクルコネクタと係合させ、ついで内方へ移
動させてレセプタクルコネクタをプラグコネクタに鎖錠
する。プラグコネクタハウジング(10)はさらに中央の
剛性部分(20)の両端部に一体成形のシール部分(円筒
部分)(22),(24)を有する。プラグハウジング(1
0)は異なる材料による互いに異なる区分からなってい
るが、実際には単一の成形部材からなり別々の部材の集
合体ではない。比較的変形可能な可撓性のシール部分
(22),(24)は中央の剛性部分(20)との連結面にお
いて、該シール部分が、該剛性部分に対して示す化学的
親和力によって剛性部分(20)に固着される。この化学
的親和力の正確な性状は先に引用した米国特許第4,895,
529号明細書に詳細に記載されている。変形可能のシー
ル部材(22),(24)の製作に好適な材料(第2絶縁材
料)としてはサントプレン(商標)の各種組成の中の一
つがある。このサントプレンはポリプロピレンの母体の
中にエチレン・プロピレン・ジエン・モノマー(EPDM)
ゴムの粒子を分散させたものである。サントプレンはモ
ンサント・ポリマー・プロダクト会社から入手できる。
ら成形した成形部材からなり、比較的剛性の、端子保持
部分(20)と、これと嵌合する端部と後端部とにそれぞ
れ位置する2つの比較的変形可能の可撓性シール部分
(22),(24)から成る。端子保持部分(20)は打抜き
成形された個々のピン端子(一方の端子)(70)および
ソケット端子(他方の端子)(80)をハウジング内に固
定するとともに最初から係合可能位置に保持しかつこれ
ら端子(70),(80)の嵌合力に十分耐えうる剛性を有
する。この剛性部分(20)を製作するのに多くの在来の
プラスチック材料を使用できる。この剛性部分(20)の
製作に好適な材料(第1絶縁材料)は難燃性ポリプロピ
レンである。端子保持部分(20)すなわち剛性部分(2
0)の製作に用いて好適な材料は先に引用した、米国特
許第4,895,529号明細書に記載されている。剛性部分(2
0)の両側にあるラッチ(26)は該剛性部分(20)と同
じプラスチック材料で一体に成形したものである。この
ラッチ(26)は十分に細長くて片持レバーのような動き
をするもので、このラッチの自由端を先づ外方へ移動さ
せてレセプタクルコネクタと係合させ、ついで内方へ移
動させてレセプタクルコネクタをプラグコネクタに鎖錠
する。プラグコネクタハウジング(10)はさらに中央の
剛性部分(20)の両端部に一体成形のシール部分(円筒
部分)(22),(24)を有する。プラグハウジング(1
0)は異なる材料による互いに異なる区分からなってい
るが、実際には単一の成形部材からなり別々の部材の集
合体ではない。比較的変形可能な可撓性のシール部分
(22),(24)は中央の剛性部分(20)との連結面にお
いて、該シール部分が、該剛性部分に対して示す化学的
親和力によって剛性部分(20)に固着される。この化学
的親和力の正確な性状は先に引用した米国特許第4,895,
529号明細書に詳細に記載されている。変形可能のシー
ル部材(22),(24)の製作に好適な材料(第2絶縁材
料)としてはサントプレン(商標)の各種組成の中の一
つがある。このサントプレンはポリプロピレンの母体の
中にエチレン・プロピレン・ジエン・モノマー(EPDM)
ゴムの粒子を分散させたものである。サントプレンはモ
ンサント・ポリマー・プロダクト会社から入手できる。
本発明の好適な実施例においては、先に引用した米国特
許第4,895,529号明細書に記載したようにシリコーンを
潤滑剤としてサントプレンに混入したものを用いる。こ
の材料は可撓性のエラストマを構成し、変形時に剛性表
面又は導体を取囲む絶縁体との間に連結面を形成する。
許第4,895,529号明細書に記載したようにシリコーンを
潤滑剤としてサントプレンに混入したものを用いる。こ
の材料は可撓性のエラストマを構成し、変形時に剛性表
面又は導体を取囲む絶縁体との間に連結面を形成する。
本発明の好適な実施例においては、前方の接合シール部
分(22)は変形可能な材料からなる。図示の4極シール
コネクタでは、剛性部分(20)との連結面近くに共通の
ベース(22b)が形成される。複数の円筒形唇状部分(2
2a)が共通のベース(22b)から上方へ伸びると共に、
シール部分(22)、すなわち円筒部分の先端部において
その内面は階段状に形成されている。この唇状部分(22
a)は自由起立端を有し、外方へ変形可能である。この
ように変形可能の唇状部分(22a)はプラグハウジング
(10)が相手方のレセプタクルハウジング(12)と嵌合
する端面(28))に向って外方に延び、プラグハウジン
グ(10)が相手片のレセプタクルハウジング(12)と嵌
合する時にレセプタクルハウジング(12)の円筒部分
(60)の環状傾斜部(60c)に密接に係合する。剛性部
分(20)と変形可能なシール部分(22)との連結面は表
面(42),(43),(44)によって三次元的非平面の形
状を形成する。この三次元的非平面形状によってシール
部分(22)と剛性部分(20)との間の連結面の表面積が
大きくなり、これによってシール部分(22)の剛性部分
(20)への固着性が増大する。
分(22)は変形可能な材料からなる。図示の4極シール
コネクタでは、剛性部分(20)との連結面近くに共通の
ベース(22b)が形成される。複数の円筒形唇状部分(2
2a)が共通のベース(22b)から上方へ伸びると共に、
シール部分(22)、すなわち円筒部分の先端部において
その内面は階段状に形成されている。この唇状部分(22
a)は自由起立端を有し、外方へ変形可能である。この
ように変形可能の唇状部分(22a)はプラグハウジング
(10)が相手方のレセプタクルハウジング(12)と嵌合
する端面(28))に向って外方に延び、プラグハウジン
グ(10)が相手片のレセプタクルハウジング(12)と嵌
合する時にレセプタクルハウジング(12)の円筒部分
(60)の環状傾斜部(60c)に密接に係合する。剛性部
分(20)と変形可能なシール部分(22)との連結面は表
面(42),(43),(44)によって三次元的非平面の形
状を形成する。この三次元的非平面形状によってシール
部分(22)と剛性部分(20)との間の連結面の表面積が
大きくなり、これによってシール部分(22)の剛性部分
(20)への固着性が増大する。
変形可能のシール部分(24)はプラグハウジング(10)
の後端部において導体用シールを形成するとともに複数
の貫通空洞(30)を有し、この空洞(30)は剛性部分
(20)内の空洞(32)と整列する。変形可能のシール部
分(24)は変形可能な単一の材料からなり、4個の大体
において円筒形の導体シール(24a)がこれらの導体シ
ール(24a)間に延びる帯状部分(24b)で互いに連結さ
れる。
の後端部において導体用シールを形成するとともに複数
の貫通空洞(30)を有し、この空洞(30)は剛性部分
(20)内の空洞(32)と整列する。変形可能のシール部
分(24)は変形可能な単一の材料からなり、4個の大体
において円筒形の導体シール(24a)がこれらの導体シ
ール(24a)間に延びる帯状部分(24b)で互いに連結さ
れる。
導体シール(24a)の内面にはシール用リブ(24c),
(24d)が形成され空洞(30)内に突出する。シール用
リブ(24c),(24d)を貫通して導体を挿入するとこれ
らのリブが半径方向外方に変形して導体の周囲を同時に
シールする。シール部分(24)はシール部分(22)と同
じ材料で形成され、端子がリブ(24c),(24d)を貫通
して剛性部分(20)の空洞(32)内に進入しうる程度に
十分変形可能である。
(24d)が形成され空洞(30)内に突出する。シール用
リブ(24c),(24d)を貫通して導体を挿入するとこれ
らのリブが半径方向外方に変形して導体の周囲を同時に
シールする。シール部分(24)はシール部分(22)と同
じ材料で形成され、端子がリブ(24c),(24d)を貫通
して剛性部分(20)の空洞(32)内に進入しうる程度に
十分変形可能である。
プラグハウジング(10)と嵌合するレセプタクルハウジ
ング(12)にも比較的剛性の本体部分(50),(54)
と、レセプタクルハウジング(12)の後部の導体受入れ
端部に位置する比較的変形可能のシール部分(52)とが
形成されている。レセプタクルハウジング(12)の比較
的剛性の部分と比較的変形可能の部分とを構成する材料
はプラグハウジング(10)のものと同じにすることがで
きる。剛性部分は中央のフランジ(56)によって2つの
区分に分けられている。両方の剛性部分(50),(54)
は同一の成形作業により同じ材料によって形成される。
プラグハウジング(10)の場合と同様に、比較的剛性の
部分(50),(54)と比較的変形可能のシール部分(5
2)とは剛性の部分(54)と変形可能のシール部分(5
2)との間の連結面に沿う化学的親和力によって一体的
に成形される。すべての点でシール部分(52)はプラグ
ハウジング(10)のシール部分(24)と似ている。
ング(12)にも比較的剛性の本体部分(50),(54)
と、レセプタクルハウジング(12)の後部の導体受入れ
端部に位置する比較的変形可能のシール部分(52)とが
形成されている。レセプタクルハウジング(12)の比較
的剛性の部分と比較的変形可能の部分とを構成する材料
はプラグハウジング(10)のものと同じにすることがで
きる。剛性部分は中央のフランジ(56)によって2つの
区分に分けられている。両方の剛性部分(50),(54)
は同一の成形作業により同じ材料によって形成される。
プラグハウジング(10)の場合と同様に、比較的剛性の
部分(50),(54)と比較的変形可能のシール部分(5
2)とは剛性の部分(54)と変形可能のシール部分(5
2)との間の連結面に沿う化学的親和力によって一体的
に成形される。すべての点でシール部分(52)はプラグ
ハウジング(10)のシール部分(24)と似ている。
中央のフランジ(56)は剛性部分の周囲にある。導体シ
ールおよび連結面シールを形成するのと同様にしてシー
ル用ガスケット(58)がフランジ(56)に固着されてい
る。このガスケット(58)は一体成形のコネクタハウジ
ングの一部を形成する。シール用ガスケット(58)はフ
ランジ(56)と同時には形成されないが、ガスケット
(58)のシール面とフランジ(56)の界面とは成形金型
の同一面によって形成される。本発明の好適な実施例で
は、フランジ(56)の周囲に隆起部(57)を形成し、成
形金型の同一面によって同一形状の隆起部(59)が形成
され、レセプタクルハウジング(12)を隔壁、壁又は仕
切板にねじ等で取付けた時のシールを完全にする。
ールおよび連結面シールを形成するのと同様にしてシー
ル用ガスケット(58)がフランジ(56)に固着されてい
る。このガスケット(58)は一体成形のコネクタハウジ
ングの一部を形成する。シール用ガスケット(58)はフ
ランジ(56)と同時には形成されないが、ガスケット
(58)のシール面とフランジ(56)の界面とは成形金型
の同一面によって形成される。本発明の好適な実施例で
は、フランジ(56)の周囲に隆起部(57)を形成し、成
形金型の同一面によって同一形状の隆起部(59)が形成
され、レセプタクルハウジング(12)を隔壁、壁又は仕
切板にねじ等で取付けた時のシールを完全にする。
レセプタクルハウジング(12)の嵌合端部(51)は剛性
部分(54)の近くの基部から複数の円筒形の突起(他の
円筒部分)(60)が延びている。各突起(60)は自由端
(60a)を有し孔(60d)が円筒部分(60b)によって形
成される。突起(60)の円筒部分(60b)の基部は半径
方向外方に拡張した円錐部分(環状傾斜部)(60c)を
形成する。この円錐部分(60c)は円筒部分(60b)の全
周を連続的に取巻いている。突起の孔(60d)は剛性部
分(54)の貫通空洞およびシール部分(52)内の導体
(18)を受入れる室を供するシール用孔の各々と連通し
ている。
部分(54)の近くの基部から複数の円筒形の突起(他の
円筒部分)(60)が延びている。各突起(60)は自由端
(60a)を有し孔(60d)が円筒部分(60b)によって形
成される。突起(60)の円筒部分(60b)の基部は半径
方向外方に拡張した円錐部分(環状傾斜部)(60c)を
形成する。この円錐部分(60c)は円筒部分(60b)の全
周を連続的に取巻いている。突起の孔(60d)は剛性部
分(54)の貫通空洞およびシール部分(52)内の導体
(18)を受入れる室を供するシール用孔の各々と連通し
ている。
プラグハウジング(10)およびレセプタクルハウジング
(12)に用いる端子は通常の形式のものである。端子
(70)はピン状前端部(70a)を有する圧着付きピンコ
ンタクトからなり、部分(70d)で剥離導体(18)に通
常の方法で圧着される。ピン端子(70)は外方突出ラン
ス(70b)と、外方突出肩部(70c)とを有する。ランス
(70b)は内方に撓んでピン端子の空洞(32)への導入
を可能にする。ランス(70b)と肩部(70c)とはプラグ
ハウジング(10)の剛性部分内に形成された空洞(32)
内に設けた縮径部(36),(33)に当接する。ランス
(70b)と肩部(70c)とはシール用リブ(24c),(24
d)を著しく傷つけることなしにシール部分(24)に挿
入できる。
(12)に用いる端子は通常の形式のものである。端子
(70)はピン状前端部(70a)を有する圧着付きピンコ
ンタクトからなり、部分(70d)で剥離導体(18)に通
常の方法で圧着される。ピン端子(70)は外方突出ラン
ス(70b)と、外方突出肩部(70c)とを有する。ランス
(70b)は内方に撓んでピン端子の空洞(32)への導入
を可能にする。ランス(70b)と肩部(70c)とはプラグ
ハウジング(10)の剛性部分内に形成された空洞(32)
内に設けた縮径部(36),(33)に当接する。ランス
(70b)と肩部(70c)とはシール用リブ(24c),(24
d)を著しく傷つけることなしにシール部分(24)に挿
入できる。
レセプタクルハウジング(12)内に取付けたソケット端
子(80)はピン端子(70)と嵌合するようになってい
る。ソケット端子の円筒形ソケット部分(80a)が、第
3図に示すように、ピン端子のピン部分(70a)と係合
して各ハウジングの後端に延入する両方の導体(18)が
安定して電気的に接続される。ソケット端子(80)は外
方突出ランス(80b)と肩部(80c)とを有し、これらは
ピン端子(70)のランス(70b)と肩部(70c)と同じ働
きをする。通常の構成の圧着部分(80d)によってソケ
ット端子(80)を剥離導体(18)に通常の方法で接続す
る。本発明の他の実施例として、レセプタクルハウジン
グにピン端子を設け、プラグハウジングにソケット端子
を設けても良い。
子(80)はピン端子(70)と嵌合するようになってい
る。ソケット端子の円筒形ソケット部分(80a)が、第
3図に示すように、ピン端子のピン部分(70a)と係合
して各ハウジングの後端に延入する両方の導体(18)が
安定して電気的に接続される。ソケット端子(80)は外
方突出ランス(80b)と肩部(80c)とを有し、これらは
ピン端子(70)のランス(70b)と肩部(70c)と同じ働
きをする。通常の構成の圧着部分(80d)によってソケ
ット端子(80)を剥離導体(18)に通常の方法で接続す
る。本発明の他の実施例として、レセプタクルハウジン
グにピン端子を設け、プラグハウジングにソケット端子
を設けても良い。
第3図および第8図は、プラグハウジング(10)とレセ
プタクルハウジング(12)のそれぞれの導体(18)間の
シール接続を形成する方法、およびプラグハウジング
(10)の嵌合面とレセプタクルハウジング(12)の嵌合
面とに近接してシール嵌合する方法を示す。プラグハウ
ジング(10)とレセプタクルハウジング(12)とを嵌合
した時に外方に変形可能なシール用唇状部分(22a)は
環状傾斜部(60c)と係合する。第7図および第8図に
示すように、各突起(60)はプラグハウジング(10)内
の空洞内に挿入可能であり、また、この突起(60)は円
筒形のシール用唇状部分(22a)の孔内にも挿入可能で
ある。このシール用唇状部分(22a)には、その内面(2
2i)から自由端部に向かって,シール面(22c),(22
d)、及び(22e)が段付き形状に形成されており、内面
(22i)とシール面(22c)が交差して稜線、すなわち環
状縁部(22g)が形成され、シール面(22d)と(22e)
が交差して稜線、すなわち環状縁部(22h)が形成され
ている。これら二つの環状縁部を有する段付き面と環状
傾斜部(60c)との係合によって2つの別個のシール接
触が形成される。第8図はこのシール係合を略示する。
シール用唇状部分(22a)が外方に拡張していることに
注目されたい。シールの変形によって各突起(60)の周
りに適切なシールが形成される。外方に撓んだ円筒形の
シール用唇状部分(22a)による完全なシールはこの唇
状部分(22a)の軸線方向の位置が環状傾斜部(60c)に
対して正確かどうかによって決まるものではない。シー
ル用唇状部分(22a)の内面が環状傾斜部(60c)に係合
した直後にシール状態となり、プラグハウジング(10)
をレセプタクルハウジング(12)に対してさらに軸線方
向に移動させると円筒形の唇状部分(22a)が環状傾斜
部(60c)の面に沿って連続的に拡張される。このシー
ルが円筒形状であることによって軸線方向の運動が比較
的大きくなり、ハウジングの他の諸部材の許容誤差に過
度の厳しさが要求されない。例えば、ラッチ(26)およ
びラッチ用耳片(66)に対して非現実的な厳しい許容誤
差が要求されない。何故ならば、シール用唇状部分(22
a)と円錐形基部(60c)との正確な相対位置は肝要では
ないからである。
プタクルハウジング(12)のそれぞれの導体(18)間の
シール接続を形成する方法、およびプラグハウジング
(10)の嵌合面とレセプタクルハウジング(12)の嵌合
面とに近接してシール嵌合する方法を示す。プラグハウ
ジング(10)とレセプタクルハウジング(12)とを嵌合
した時に外方に変形可能なシール用唇状部分(22a)は
環状傾斜部(60c)と係合する。第7図および第8図に
示すように、各突起(60)はプラグハウジング(10)内
の空洞内に挿入可能であり、また、この突起(60)は円
筒形のシール用唇状部分(22a)の孔内にも挿入可能で
ある。このシール用唇状部分(22a)には、その内面(2
2i)から自由端部に向かって,シール面(22c),(22
d)、及び(22e)が段付き形状に形成されており、内面
(22i)とシール面(22c)が交差して稜線、すなわち環
状縁部(22g)が形成され、シール面(22d)と(22e)
が交差して稜線、すなわち環状縁部(22h)が形成され
ている。これら二つの環状縁部を有する段付き面と環状
傾斜部(60c)との係合によって2つの別個のシール接
触が形成される。第8図はこのシール係合を略示する。
シール用唇状部分(22a)が外方に拡張していることに
注目されたい。シールの変形によって各突起(60)の周
りに適切なシールが形成される。外方に撓んだ円筒形の
シール用唇状部分(22a)による完全なシールはこの唇
状部分(22a)の軸線方向の位置が環状傾斜部(60c)に
対して正確かどうかによって決まるものではない。シー
ル用唇状部分(22a)の内面が環状傾斜部(60c)に係合
した直後にシール状態となり、プラグハウジング(10)
をレセプタクルハウジング(12)に対してさらに軸線方
向に移動させると円筒形の唇状部分(22a)が環状傾斜
部(60c)の面に沿って連続的に拡張される。このシー
ルが円筒形状であることによって軸線方向の運動が比較
的大きくなり、ハウジングの他の諸部材の許容誤差に過
度の厳しさが要求されない。例えば、ラッチ(26)およ
びラッチ用耳片(66)に対して非現実的な厳しい許容誤
差が要求されない。何故ならば、シール用唇状部分(22
a)と円錐形基部(60c)との正確な相対位置は肝要では
ないからである。
第9図ないし第11図は2種類の異なる材料を用いてプラ
グハウジング(10)を2回の形成作業により一体的な絶
縁体に成形する方法を示す。第9図に示すように、比較
的剛性の材料を金型内に射出注入してラッチ(26)を含
む剛性部分(20)を形成する。ついで軸線方向に移動可
能なスリーブ(100),(102)およびピン(104)を引
抜いて剛性部分の両端部に空洞を作る。ついでエラスト
マ材料をこの空洞内に射出注入して剛性部分(20)と変
形可能なシール部分(22),(24)との間の連結面に化
学的親和力を与える。この親和力が得られる時に剛性部
分(20)とシール部分(22),(24)の温度を上昇させ
る。シール部分(22)はその形状が円筒形であるので、
真直ぐに引抜けるコアピンを用いて形成することがで
き、複雑なコアを用いて側方突出唇状部分を形成する必
要がない。これによって、本発明のコネクタの基本的シ
ール機構として前記突起の円錐形基部(60c)と係合し
た時に外側へ変形する円筒形唇状部分を必要とするシー
ル部分(22)の製作および構成が簡単になる。円筒形の
シール用唇状部分(22a)の自由端は剛性部分(20)と
変形可能なシール部分(22)との連結面と同じ形状とな
ることに注目されたい。シール面(22c),(22d)およ
び(22e)によって形成される三次元的な非平面すなわ
ち段付き形状は面(42),(43),(44)によって形成
される三次元的な非平面形状と同じである。この同一性
は各形状が同一のコアピンによって形成されることによ
るものである。この段付き形状はハウジングの剛性部分
と変形可能なシール部分との連結面の表面積を増大させ
るばかりでなく、円錐形基部(60c)と係合する2つの
別個のシール用唇状部分をも形成する。第11図は剛性部
分(20)を貫通する空洞を形成するのに用いたコアピン
(108),(110)を引抜いた状態を示す。リブ(24
c),(24d)は十分に可撓性で、これらリブ(24c),
(24d)を形成するのに用いた縮径部を有するコアピン
を引抜いた時に、変形することに注目されたい。
グハウジング(10)を2回の形成作業により一体的な絶
縁体に成形する方法を示す。第9図に示すように、比較
的剛性の材料を金型内に射出注入してラッチ(26)を含
む剛性部分(20)を形成する。ついで軸線方向に移動可
能なスリーブ(100),(102)およびピン(104)を引
抜いて剛性部分の両端部に空洞を作る。ついでエラスト
マ材料をこの空洞内に射出注入して剛性部分(20)と変
形可能なシール部分(22),(24)との間の連結面に化
学的親和力を与える。この親和力が得られる時に剛性部
分(20)とシール部分(22),(24)の温度を上昇させ
る。シール部分(22)はその形状が円筒形であるので、
真直ぐに引抜けるコアピンを用いて形成することがで
き、複雑なコアを用いて側方突出唇状部分を形成する必
要がない。これによって、本発明のコネクタの基本的シ
ール機構として前記突起の円錐形基部(60c)と係合し
た時に外側へ変形する円筒形唇状部分を必要とするシー
ル部分(22)の製作および構成が簡単になる。円筒形の
シール用唇状部分(22a)の自由端は剛性部分(20)と
変形可能なシール部分(22)との連結面と同じ形状とな
ることに注目されたい。シール面(22c),(22d)およ
び(22e)によって形成される三次元的な非平面すなわ
ち段付き形状は面(42),(43),(44)によって形成
される三次元的な非平面形状と同じである。この同一性
は各形状が同一のコアピンによって形成されることによ
るものである。この段付き形状はハウジングの剛性部分
と変形可能なシール部分との連結面の表面積を増大させ
るばかりでなく、円錐形基部(60c)と係合する2つの
別個のシール用唇状部分をも形成する。第11図は剛性部
分(20)を貫通する空洞を形成するのに用いたコアピン
(108),(110)を引抜いた状態を示す。リブ(24
c),(24d)は十分に可撓性で、これらリブ(24c),
(24d)を形成するのに用いた縮径部を有するコアピン
を引抜いた時に、変形することに注目されたい。
第12図および第13図は、第9図ないし第11図に示したも
のよりもっと簡単な成形金型を用いて作ることのできる
本発明の別の実施例を示す。ダッシュをつけた参照数字
は第1図ないし第11図に示した部品と大体において同様
なものに対応する。第12図は連結シール部分(22′)で
剛性部分(20′)に係合した一体型のプラグハウジング
(10′)の嵌合用端部を示す。第1図ないし第11図の実
施例で説明されたのと同様に、一片状のシール部分(2
2′)に変形可能なシール用唇状部分(22a′)が形成さ
れている。変形可能なシール部分(22′)と、比較的剛
性の部分(20′)との連結形状は先の実施例のものと異
なっている。先の実施例では設けてなかった突出したリ
ブ(22f′)が第13図に示されている。シール部分(2
2′)突出リブ(22f′)は剛性部分(20′)の対応する
凹所内へ延入する。この実施例の特徴は、シール部分
(22′)の外端部形状がシール部分(22′)と剛性部分
(20′)との連結形状に整合していることである。ま
た、これらの対応する形状は可動コアピン組立体上の同
一面によってプラグハウジングの各面を引続いて成形し
ていることである。このコアピン組立体は円筒形のスリ
ーブ(100′)と中央部分(104′)とからなる。第1図
ないし第11図の実施例に用いた成形金型と異なり、中央
部分(104′)は円筒形のスリーブ(100′)に対して不
動である。このコアピン組立体は同時に動くものであ
り、単一の金属材料で作ることが好ましい。コアピン
(108′)は先の実施例で述べたのと同時にスリーブ(1
00′)内に挿入される。
のよりもっと簡単な成形金型を用いて作ることのできる
本発明の別の実施例を示す。ダッシュをつけた参照数字
は第1図ないし第11図に示した部品と大体において同様
なものに対応する。第12図は連結シール部分(22′)で
剛性部分(20′)に係合した一体型のプラグハウジング
(10′)の嵌合用端部を示す。第1図ないし第11図の実
施例で説明されたのと同様に、一片状のシール部分(2
2′)に変形可能なシール用唇状部分(22a′)が形成さ
れている。変形可能なシール部分(22′)と、比較的剛
性の部分(20′)との連結形状は先の実施例のものと異
なっている。先の実施例では設けてなかった突出したリ
ブ(22f′)が第13図に示されている。シール部分(2
2′)突出リブ(22f′)は剛性部分(20′)の対応する
凹所内へ延入する。この実施例の特徴は、シール部分
(22′)の外端部形状がシール部分(22′)と剛性部分
(20′)との連結形状に整合していることである。ま
た、これらの対応する形状は可動コアピン組立体上の同
一面によってプラグハウジングの各面を引続いて成形し
ていることである。このコアピン組立体は円筒形のスリ
ーブ(100′)と中央部分(104′)とからなる。第1図
ないし第11図の実施例に用いた成形金型と異なり、中央
部分(104′)は円筒形のスリーブ(100′)に対して不
動である。このコアピン組立体は同時に動くものであ
り、単一の金属材料で作ることが好ましい。コアピン
(108′)は先の実施例で述べたのと同時にスリーブ(1
00′)内に挿入される。
シール部分(22′)と剛性部分(20′)との接合面積は
リブ(22f′)によって増大する。しかしながら、この
特徴は二次的なものであって、リブ(22f′)を形成し
た本来の理由はその自由端が4個の独立に拡張できるシ
ール用唇状部分(22a′)を形成する形状にすることが
好ましい点にある。これら唇状部分(22a′)の間に間
隙を設けねばならず、このためには中央部分(104′)
を成形金型の円筒形スリーブ(100′)から突出させる
必要のあることは当業者により容易に理解されよう。
リブ(22f′)によって増大する。しかしながら、この
特徴は二次的なものであって、リブ(22f′)を形成し
た本来の理由はその自由端が4個の独立に拡張できるシ
ール用唇状部分(22a′)を形成する形状にすることが
好ましい点にある。これら唇状部分(22a′)の間に間
隙を設けねばならず、このためには中央部分(104′)
を成形金型の円筒形スリーブ(100′)から突出させる
必要のあることは当業者により容易に理解されよう。
発明の効果 本発明の一体成形ハウジングを有する密封コネクタはそ
の第1ハウジングのシール部分の先端部を、第2ハウジ
ングの環状傾斜部に沿って拡張可能な唇状とし、かつそ
の内面を二つの環状縁部を有する段付き面に形成したの
で次の効果を生じる。
の第1ハウジングのシール部分の先端部を、第2ハウジ
ングの環状傾斜部に沿って拡張可能な唇状とし、かつそ
の内面を二つの環状縁部を有する段付き面に形成したの
で次の効果を生じる。
第2ハウジングの環状傾斜部と少なくとも二つのシール
接触が可能、すなわち、シール部分の内面に、弾性を有
する少なくとも二つの環状の縁部が形成され、この部分
が第2ハウジングを第1ハウジングに挿入する際、環状
傾斜部に弾力的に密着係合し、確実なシール接触が得ら
れ防水効果を発揮する。換言すれば環状の複数箇所でシ
ール部が構成されるのでシール性が極めてよい。ハウジ
ング同士の寸法許容誤差による軸線方向の位置ずれが吸
収され許容誤差の大きい部材でもシール性が維持され
る。
接触が可能、すなわち、シール部分の内面に、弾性を有
する少なくとも二つの環状の縁部が形成され、この部分
が第2ハウジングを第1ハウジングに挿入する際、環状
傾斜部に弾力的に密着係合し、確実なシール接触が得ら
れ防水効果を発揮する。換言すれば環状の複数箇所でシ
ール部が構成されるのでシール性が極めてよい。ハウジ
ング同士の寸法許容誤差による軸線方向の位置ずれが吸
収され許容誤差の大きい部材でもシール性が維持され
る。
第1図は2つの互いに嵌合する部分からなる電気コネク
タ組立体の分解斜視図、第2図は第1図の2−2線に沿
う断面図で、対応する端子が二つの別体のハウジングの
嵌合部分内に位置し、ハウジングは嵌合前の整列した状
態にあり、第3図は第2図と同様な図面であるが対応す
る端子およびハウジングが互いに嵌合するとともに、一
方のハウジングの連結シール部分が他方のハウジングに
係合しており、第4図はプラグハウジングの後方導体受
入れ端部の端面図で、レセプタクルハウジングの後方導
体受入れ端部と類似したものであり、第5図はプラグハ
ウジングの連結シール部分を示す端面図、第6図は第1
図の6−6線から見たレセプタクルハウジングの端面
図、第7図は相手方との嵌合前の連結シール部分の部分
断面拡大斜視図、第8図は連結シール部分と相手方の突
起との嵌合を示す拡大斜視図、第9図はプラグハウジン
グの剛性部分の成形過程を示す部分断面図、第10図はハ
ウジング両端部の比較的変形可能なシール部分の成形過
程を示す部分断面図、第11図はハウジングの空洞内から
コアピンを引抜いた部分断面図、第12図は連結シール部
分とこれを製作する金型の別の実施例の概略図、第13図
は、第12図の13−13線に沿う断面図で、前記別の実施例
のシール部分と剛性部分との連結面の形状を示す図面で
ある。 10……第1ハウジング 12……第2ハウジング 20……端子保持部分 22……シール部材 60……他の略円筒部分 60c……環状傾斜部 70……一方の端子 80……他方の端子
タ組立体の分解斜視図、第2図は第1図の2−2線に沿
う断面図で、対応する端子が二つの別体のハウジングの
嵌合部分内に位置し、ハウジングは嵌合前の整列した状
態にあり、第3図は第2図と同様な図面であるが対応す
る端子およびハウジングが互いに嵌合するとともに、一
方のハウジングの連結シール部分が他方のハウジングに
係合しており、第4図はプラグハウジングの後方導体受
入れ端部の端面図で、レセプタクルハウジングの後方導
体受入れ端部と類似したものであり、第5図はプラグハ
ウジングの連結シール部分を示す端面図、第6図は第1
図の6−6線から見たレセプタクルハウジングの端面
図、第7図は相手方との嵌合前の連結シール部分の部分
断面拡大斜視図、第8図は連結シール部分と相手方の突
起との嵌合を示す拡大斜視図、第9図はプラグハウジン
グの剛性部分の成形過程を示す部分断面図、第10図はハ
ウジング両端部の比較的変形可能なシール部分の成形過
程を示す部分断面図、第11図はハウジングの空洞内から
コアピンを引抜いた部分断面図、第12図は連結シール部
分とこれを製作する金型の別の実施例の概略図、第13図
は、第12図の13−13線に沿う断面図で、前記別の実施例
のシール部分と剛性部分との連結面の形状を示す図面で
ある。 10……第1ハウジング 12……第2ハウジング 20……端子保持部分 22……シール部材 60……他の略円筒部分 60c……環状傾斜部 70……一方の端子 80……他方の端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−57276(JP,A) 特開 昭59−138083(JP,A) 実開 昭49−98791(JP,U) 特公 昭55−8793(JP,B2) 実公 昭58−31343(JP,Y2) 実公 昭57−26301(JP,Y2) 実公 昭53−10552(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】一方の端子を保持する少なくとも1個の略
円筒部分を有する第1ハウジングと、前記略円筒部分内
に挿入可能であり且つ環状傾斜部を外周に有する他の略
円筒部分の中に前記一方の端子に対応する他方の端子を
保持する第2ハウジングとを具え、前記第1ハウジング
の前記略円筒部分は前記一方の端子を保持する比較的剛
性の第1絶縁材料からなる端子保持部分と、該端子保持
部分の前端にこれと一体に成形された比較的弾性の第2
絶縁材料からなるシール部分から成り、嵌合時に前記両
略円筒部分同士が密着して前記両端子をシールする、一
体成形ハウジングを有する密封コネクタにおいて、 前記シール部分の先端部を、前記環状傾斜部に沿って拡
張可能な唇状としかつその内面を少なくとも二つの環状
縁部を有する段付き面に形成したことを特徴とする一体
成形ハウジングを有する密封コネクタ。
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