JPH07104944B2 - 放射線画像分割パターン認識正誤判定方法 - Google Patents

放射線画像分割パターン認識正誤判定方法

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JPH07104944B2
JPH07104944B2 JP63251617A JP25161788A JPH07104944B2 JP H07104944 B2 JPH07104944 B2 JP H07104944B2 JP 63251617 A JP63251617 A JP 63251617A JP 25161788 A JP25161788 A JP 25161788A JP H07104944 B2 JPH07104944 B2 JP H07104944B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/0002Inspection of images, e.g. flaw detection
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30004Biomedical image processing

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、放射線画像が記録された記録シートから得ら
れた多数の画像データに基づいて、該記録シートが複数
の領域に分割されて該各領域毎に撮影が行なわれた場合
の分割パターンを認識した後、該分割パターンの正誤を
判定する放射線画像分割パターン認識正誤判定方法に関
するものである。
(従来の技術) 記録された放射線画像を読み取って画像データを得、こ
の画像データに適切な画像処理を施した後、画像を再生
記録することは種々の分野で行なわれている。たとえ
ば、後の画像処理に適合するように設計されたガンマ値
の低いX線フイルムを用いてX線画像を記録し、このX
線画像が記録されたフイルムからX線画像を読み取って
電気信号に変換し、この電気信号(画像データ)に画像
処理を施した後コピー写真等に可視像として再生するこ
とにより、コントラスト,シャープネス,粒状性等の画
質性能の良好な再生画像を得ることのできるシステムが
開発されている(特公昭61-5193号公報参照)。
また本願出願人により、放射線(X線,α線,β線,γ
線,電子線,紫外線等)を照射するとこの放射線エネル
ギーの一部が蓄積され、その後可視光等の励起光を照射
すると蓄積されたエネルギーに応じて輝尽発光を示す蓄
積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、人体等の被写
体の放射線画像を一旦シート状の蓄積性蛍光体に撮影記
録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザー光等の励起光
で走査して輝尽発光光を生ぜしめ、得られた輝尽発光光
を光電的に読み取って画像データを得、この画像データ
に基づき被写体の放射線画像を写真感光材料等の記録材
料、CRT等に可視像として出力させる放射線画像記録再
生システムがすでに提案されている(特開昭55-12429
号,同56-11395号,同55-163472号,同56-104645号,同
55-116340号等)。
このシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真シ
ステムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって画
像を記録しうるという実用的な利点を有している。すな
わち、蓄積性蛍光体においては、放射線露光量に対して
蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光の光量が極め
て広い範囲にわたって比例することが認められており、
従って種々の撮影条件により放射線露光量がかなり大幅
に変動しても、蓄積性蛍光体シートより放射される輝尽
発光光の光量を読取ゲインを適当な値に設定して光電変
換手段により読み取って電気信号に変換し、この電気信
号を用いて写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示装
置に放射線画像を可視像として出力させることによっ
て、放射線露光量の変動に影響されない放射線画像を得
ることができる。
上記システムにおいて、蓄積性蛍光体シートに照射され
た放射線の線量等に応じて最適な読取条件で読み取って
画像データを得る前に、予め低レベルの光ビームにより
蓄積性蛍光体シートを走査してこのシートに記録された
放射線画像の概略を読み取る先読みを行ない、この先読
みにより得られた先読画像データを分析し、その後上記
シートに上記先読みの際の光ビームよりも高レベルの光
ビームを照射して走査し、この放射線画像に最適な読取
条件で読み取って画像データを得る本読みを行なうよう
に構成されたシステムもある(特開昭58-67240号,同58
-67241号,同58-67242号等)。
ここで読取条件とは、読取りにおける輝尽発光光の光量
と読取装置の出力との関係に影響を与える各種の条件を
総称するものであり、例えば入出力の関係を定める読取
ゲイン,スケールファクタあるいは、読取りにおける励
起光のパワー等を意味するものである。
また、光ビームの高レベル/低レベルとは、それぞれ、
上記シートの単位面積当りに照射される光ビームの強度
の大/小、もしくは上記シートから発せられる輝尽発光
光の強度が上記光ビームの波長に依存する(波長感度分
布を有する)場合は、上記シートの単位面積当りに照射
された光ビームの強度を上記波長感度で重みづけした後
の重みづけ強度の大/小をいい、光ビームのレベルを変
える方法としては、異なる波長の光ビームを用いる方
法、レーザ光源等から発せられる光ビームの強度そのも
のを変える方法、光ビームの光路上にNDフィルター等を
挿入,除去することにより光ビームの強度を変える方
法、光ビームのビーム径を変えて走査密度を変える方
法、走査速度を変える方法等、公知の種々の方法を用い
ることができる。
また、この先読みを行なうシステムか先読みを行なわな
いシステムかによらず、得られた画像データ(先読画像
データを含む)を分析し、画像データに画像処理を施す
際の最適な画像処理条件を決定するようにしたシステム
もある。この画像データに基づいて最適な画像処理条件
を決定する方法は、蓄積性蛍光体シートを用いるシステ
ムに限られず、たとえば従来のX線フイルム等の記録シ
ートに記録された放射線画像から画像データを得るシス
テムにも適用されている。
また、記録シートに放射線画像を撮影記録するに際して
は、被写体の観察に必要の無い部分に放射線を照射しな
いようにするため、あるいは観察に不要な部分に放射線
を照射するとその部分から観察に必要な部分に散乱線が
入り画質性能が低下するため、放射線が被写体の必要な
部分および記録シートの一部にのみ照射されるように放
射線の照射域を制限する照射野絞りを使用して撮影を行
なうことも多い。前述のようにして画像データを分析し
て読取条件,画像処理条件を求めるにあたって、分析に
用いた画像データが、照射野絞りを用いて撮影した記録
シートから得られた画像データである場合、この照射野
の存在を無視して画像データを分析しても撮影記録され
た放射線画像が正しく把握されず、誤った読取条件、画
像処理条件が求められ観察適正の優れた放射線画像が再
生記録されない場合が生ずる。これを解決するために
は、読取条件,画像処理条件を求める前に、照射野を認
識し、照射野内の画像データに基づいて読取条件,画像
処理条件を求める必要がある。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記各システムにおいて、一枚の記録シート
(蓄積性蛍光体シート,X線フイルム等)上の分割された
複数の領域にひとつずつ異なる放射線画像を撮影記録す
ることがある。この場合、たとえば先読みで得られた先
読画像データに基づいて分割パターンを認識することに
より、分割された各領域毎に最適な読取条件を求め、本
読み時にこれらの読取条件をほぼ満足するような平均的
な読取条件で読み取られる。ところが、実際には分割さ
れていないにもかかわらず、記録シートに直接放射線が
照射された直接放射線部と被写体が記録された被写体部
との境界では画像データに急激な変化があるため、この
境界を分割パターンの境界であると誤認してしまうこと
がある。本来は分割されていない画像として、該画像か
ら被写体部を認識して該被写体部に対応する先読画像デ
ータに基づいて本読み時の読取条件を求めるところが、
被写体部と直接放射線部とが互いに独立した画像である
と誤認されることにより、各分割領域毎に読取条件を求
め、その平均的な読取条件で本読みを行なう結果、本読
みの読取条件を求める際に直接放射線部も大きく寄与す
ることとなり、求められる読取条件は、本来適正な画像
データを得たい被写体部に対する適切な読取条件から大
きく外れてしまう結果となってしまう。
本発明は、上記事情に鑑み、より適正な読取条件及び/
又は画像処理条件を求めることができるように、一旦認
識した分割パターンの正誤を判定する方法を提供するこ
とを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の放射線画像分割パターン認識正誤判定方法は、
放射線画像が記録された記録シートから得られた多数の
画像データに基づいて、前記記録シートが複数の領域に
分割されて該各領域毎に撮影が行なわれた場合の分割パ
ターンを認識し、各分割領域毎に該領域に対応する画像
データの特性値を求め、該特性値を所定値と比較し、前
記各分割領域毎の該特性値と該所定値との大小により認
識された前記分割パターンの正誤を判定することを特徴
とするものである。
ここで、上記「画像データの特性値」とは、上記直接放
射線部は放射線が被写体を経由(透過又は反射)せずに
直接に記録シート上に照射された領域であるため、記録
シート上のその他の領域、たとえば被写体部や照射野外
の領域等と比較して、放射線の照射量が高いこと、及び
/又は、画像が平坦であり変化が少ないこと、を利用し
て直接放射線部であるか否かを区別する演算処理に基づ
く値を指すものであって、具体的には、たとえば領域内
の画像データの平均値、メジアン値、(最大値+最小
値)/2、領域内の画像データのうち所定のしきい値Th1
以下である画像データの数を計数した計数値を該領域内
の画像データの全数で除した値、領域内の画像データの
分散値、微分値の平均値、微分値の分散値、領域内の画
像データの微分値のうち所定のしきい値Th2以下である
画像データの数を計数した計数値を該領域内の画像デー
タの全数で除した値等をいう。
また、上記「画像データ」は、放射線照射量と比例する
画像データ、反比例する画像データ、放射線照射量の対
数値と比例する画像データ、又は該対数値と反比例する
画像データ等のいずれでもよい。
(作用) 直接放射線部は、前述したように放射線が被写体を経由
(透過又は反射)せずに直接記録シートに照射された領
域であるため、この領域から得られた画像データは、た
とえばこの画像データが放射線照射量と比例する画像デ
ータである場合に画像データの値が大きく、また、各隣
接した画素の画像データ同士に大きな変化がない(略一
様である)という特徴を有する。
一方、被写体像が撮影記録された領域は、放射線が被写
体を経由した後に記録シートに照射された領域であるた
め、直接放射線部と比べ放射線の平均照射量は小さく、
また被写体の組織に応じて画像データの変化(画像の濃
淡の変化)が激しいという特徴を有する。
本発明は上記観点からなされたものであり、分割パター
ンを認識した後、各分割領域毎に該領域に対応する画像
データの特性値を求め、該特性値を所定値と比較し、各
分割領域毎の該特性値と該所定値との大小に応じて、認
識された分割パターンの正誤を判定することにより、分
割パターンが誤りと判定されたときには、たとえばさら
に精密な分割パターン認識方法を採用すること等により
正確な分割パターンを求め、被写体部に対応する画像デ
ータを抽出して、より適切な読取条件、画像処理条件を
求めることができる。
(実施例) 以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明す
る。
第6図は、本発明の分割パターン認識正誤判定方法の一
例を用いた放射線画像読取装置の一実施例を示した斜視
図である。この実施例は蓄積性蛍光体シートを用い、先
読みを行なうシステムである。
放射線画像が記録された蓄積性蛍光体シート11は、まず
弱い光ビームで走査してこのシート11に蓄積された放射
線エネルギーの一部のみを放出させて先読みを行なう先
読手段100の所定位置にセットされる。この所定位置に
セットされた蓄積性蛍光体シート11は、モータ12により
駆動されるエンドレスベルト等のシート搬送手段13によ
り、矢印Y方向に搬送(副走査)される。一方、レーザ
ー光源14から発せられた弱い光ビーム15はモータ23によ
り駆動され矢印方向に高速回転する回転多面鏡16によっ
て反射偏向され、fθレンズ等の集束レンズ17を通過し
た後、ミラー18により光路を変えて前記シート11に入射
し副走査の方向(矢印Y方向)と略垂直な矢印X方向に
主走査する。この光ビーム15が照射されたシート11の箇
所からは、蓄積記録されている放射線画像情報に応じた
光量の輝尽発光光19が発散され、この輝尽発光光19は光
ガイド20によって導かれ、フォトマルチプライヤ(光電
子増倍管)21によって光電的に検出される。上記光ガイ
ド20はアクリル板等の導光性材料を成形して作られたも
のであり、直線状をなす入射端面20aが蓄積性蛍光体シ
ート11上の主走査線に沿って延びるように配され、円環
状に形成された出射端面20bに上記フォトマルチプライ
ヤ21の受光面が結合されている。上記入射端面20aから
光ガイド20内に入射した輝尽発光光19は、該光ガイド20
の内部を全反射を繰り返して進み、出射端面20bから出
射してフォトマルチプライヤ21に受光され、放射線画像
を表わす輝尽発光光19の光量がフォトマルチプライヤ21
によって電気信号に変換される。
フォトマルチプライヤ21から出力されたアナログ出力信
号Sは対数増幅器26で対数的に増幅され、A/D変換器27
でディジタル化され、先読画像データSpが得られる。こ
の先読画像データSpは輝尽発光光の光量の対数と比例し
た値を有するデータである。
上記先読みにおいては、蓄積性蛍光体シート11に蓄積さ
れた放射線エネルギーの広い領域にわたって読み取るこ
とができるように、フォトマルチプライヤ21に印加する
電圧値や対数増幅器26の増幅率等の読取条件が定められ
ている。
得られた先読画像データSpは、記録手段28に入力され、
一旦記憶される。その後、記憶手段28に記憶された先読
画像データSpが読み出されて演算手段29に入力され、演
算手段29では、入力された先読画像データSpに基づい
て、まず蓄積性蛍光体シート11上が複数の領域に分割さ
れて該各領域毎に撮影が行なわれた場合の分割パターン
が認識され、次に該分割パターンの正誤の判定が行なわ
れ、被写体部の所望とする領域の先読画像データSpに基
づいて本読みの際の読取条件G1、たとえばフォトマルチ
プライヤ21′に印加する電圧や増幅器26′の増幅率等が
求められる。
先読みの終了した蓄積性蛍光体シート11′は、本読手段
100′の所定位置にセットされ、上記先読みに使用した
光ビームより強い光ビーム15′によりシート11′が走査
され、前述のようにして定められた読取条件G1により画
像データが得られるが、本読手段100′の構成は上記先
読手段100の構成と略同一であるため、先読手段100の各
構成要素と対応する構成要素には先読手段100で用いた
番号にダッシュを付して示し、説明は省略する。
A/D変換器27′でディジタル化されることにより得られ
た画像データSQは、画像処理手段50に送られる。画像処
理手段50では画像データSQに適切な画像処理が施され
る。この画像処理の施された画像データは再生装置60に
送られ、この画像データに基づく放射線画像が再生表示
される。
ここで、演算手段29で先読画像データSpに基づいて分割
パターンを認識し、次いで該分割パターンの正誤を判定
する方法について説明する。
分割パターン認識方法としては、本発明では特定の方法
に限定されるものではないが、たとえば以下に示す方法
が考えられる(本出願人による特願昭62-092759号参
照)。
第1図は、放射線画像の一例と、この放射線画像を読み
取って得た先読画像信号Spと、その微分値ΔSpとを表わ
した図である。
蓄積性蛍光体シート11全面に、人体の腹部側面の放射線
画像が一画像だけ撮影記録されている。該放射線画像は
人体腹部の種々の組織が撮影記録された被写体部2と被
写体を経由せずにシート11に直接放射線が照射された直
接放射線部3から形成されている。
上記放射線画像は、上記のように、シート11全面に記録
された一つの放射線画像であるが、この実施例のシステ
ムにおいては、一枚のシート11上に放射線画像を形成す
るパターンとして、上記のようにシート11全面に一つの
画像を形成する場合、左右に並んだ2つの独立した放射
線画像を撮影記録するように、図に示す線分Aに沿って
左右二つに分割する場合、同様に図に示す線分Bに沿っ
て上下に二分割する場合、および線分A,Bの2本で分割
される4つの領域に分ける場合の4通りがある。そこで
ここでは分割の最大限である4つの領域11a〜11dのそれ
ぞれについて照射野認識が行なわれる。照射野認識方法
としては、本実施例では以下の方法が用いられる(特願
昭62-93633号参照)。
ここでは領域11cと領域11dの照射野認識について説明す
る。各領域11c,11dの中心Cc,Cdから放射状に延びる複数
の線分5c,5dの各々に沿って、各線分5c,5d上の各画素に
対応する先読画像データSpに微分演算が施され、先読画
像データSpの値が急に下がった点が照射野と考えられる
領域の輪郭点として求められる。
以下、上記複数の線分5c,5dのうち、ξ軸に沿った線分
上の輪郭点を求める場合について説明する。
グラフIは、ξ軸に沿う各画素から得られた先読画像デ
ータSpの値を表わすグラフである。
照射野2内の、放射線が蓄積性蛍光体シート11に直接照
射された直接放射線部3の先読画像データSpの値が高
く、被写体部2の先読画像データSpの値はそれよりも低
い。
グラフIIは、グラフAに示す先読画像データSpを、各領
域の中心Cc,Cdからξの負方向(図の左方向)、ξの正
方向(図の右方向)に微分して得られたグラフである。
領域11cについて、中心Ccからξ軸の負の方向に向かう
線分上には、下方に突出した主なピークはC1であり、ピ
ークはC1の位置(すなわちシート11の縁)が輪郭点とし
て定められる。領域11cの中心Ccからξ軸の正の方向に
向かう線分上には下方に突出したピークC2があり、ピー
クC2の位置が輪郭点として定められる。このピークC2
位置は、実際は輪郭点ではなく一つの画像内の変化点で
あるが、照射野の輪郭と同様に下方に凸の大きなピーク
を生じ、このように誤認されることがある。
また、領域11dについては中心Cdからξ軸の負の方向に
向かう線分上には下方に凸の大きなピークは領域11dの
縁まで一つもなく、また中心Cdからξ軸の正方向に向か
う線分上にはシート11の縁でピークd2が存在し、これら
の場合、いずれも該領域の縁まで照射野が続いていると
認識される。
以上のようにして、中心Cc,Cdと領域11c,11dの端部とを
結ぶ複数の線分5c,5dの各々について輪郭点cl,dl(lは
正の整数;第1図の実施例ではl=1〜8まで図示され
ている。)が求められる。これら輪郭点cl,dlが求めら
れた後、これらの輪郭点cl,dlに沿った線を求めれば、
その線が照射野の輪郭となる。
第2A図〜第2C図は、第1図に示した放射線画像からは離
れて、上記方法により認識される種々の照射野の各例を
示した図である。
第2A図のように照射野4a〜4dが各領域11a〜11d内に互い
に離れて存在するときは、4分割であると認識される。
また第2B図,第2C図に示すように照射野4a′,4b′また
は照射野4a″が線分A,Bに跨って連続した領域を形成す
るときは、分割パターンは、第3A図に示す場合は左右2
分割、第3図の場合は分割なしと認識される。
第3図は、第1図に示した放射線画像の、上記方法によ
り認識された分割パターンを示した図である。
領域11aについては直線D上に輪郭点(誤認された輪郭
点)が並ぶため、照射野外である一部領域11a′を含
み、領域11bとは線分Aで仕切られた領域であると認識
される。同様に領域11cについても、線分Aで領域11dと
は仕切られた、照射野外11c′を含む領域であると認識
される。
また、領域11aと領域11cについては、それらの照射野
(直接放射線部)が連続しているため線分Bでは仕切ら
れていない一つの領域であると認識される。また領域11
bと領域11dは、全領域が照射野であると認識され、やは
り連続した一つの領域であると認識される。すなわち、
シート11はより左の領域11Aと右の領域11Bとに分割され
た分割パターンであると認識される。
以上のようにして分割パターンが認識された後、以下の
ようにして、該分割パターンの正誤の判定が行なわれ
る。
本実施例では、この判定を行なうための先読画像データ
Spの特性値として、上記領域11A,11Bのそれぞれについ
て各領域11A,11B内の画像データの微分値ΔSpのうち、
所定のしきい値+Th1,−Th2以内にある微分画像データ
ΔSpの数を計数した計数値を、各領域11A,11B内の画像
データの全数(該各領域11A,11Bの面積)で除した正規
化計数値が採用され、この正規化計数値が所定値Th2以
上(以下「H」と呼ぶ)のときが該領域の少なくとも大
半が直接放射線部、所定値Th2未満(以下「L」と呼
ぶ)のときが該領域に有効な被写体部が存在していると
判断される。
第1図を用いて、この演算方法について説明する。第1
図において各領域11A,11B内の画像データSpの微分値ΔS
pが、たとえばξ軸と平行な多数の線分に沿って求めら
れるが、ここではξ軸上の先読画像データSpの微分値Δ
Spについて説明する。領域11A(グラフIIにおいて2点
e,f間)内の微分値ΔSpは、点dにおいてノイズ的なピ
ークが見られるほかほとんどピークはない。したがって
しきい値+Th1と−Th1とで狭まれる微分画像データΔSp
の個数を領域11Aの全体にわたって計数した計数値を領
域11Aの全画像データSpの数で除した正規化計数値F
は、F=1−α(αは微小数)となる。したがって、こ
の値Fを所定値Th2(たとえば0.85)と比較すると、F
>Th2、すなわちHとなる。
第1図に示した放射線画像については領域11AはH、領
域11BはLと判断され、したがって上記分割パターンは
誤りであり、両領域11A,11Bは分割された2つの放射線
画像が記録されているものではなく、両領域11A,11Bに
跨った一つの放射線画像が記録されているものであると
認識される。
尚、上記実施例では画像データの特性値として、上記正
規化計数値を用いているが、本発明で用いることのでき
る画像データの特性値としては、該正規化計数値に限ら
れるものではない。たとえば、各領域11A,11B内のほぼ
全域にわたる多数の線分上の微分画像データΔSpの最高
値を各線分毎に抽出し、これらの最高値のメジアン値を
求め、該メジアン値を所定値と比較してもよい。単に各
領域11A,11B内の全微分画像データΔSpの最高値を抽出
してその最高値を所定値と比較してもよいが、上記のよ
うに多数の線分毎の最高値を抽出してそのメジアン値を
求めるとノイズ等の影響を避けることができ大変に有効
である。
また、各領域毎のヒストグラムを求め、該ヒストグラム
から特性値を抽出してもよい。
第4図は、シート11の全先読画像データSpのヒストグラ
ム11′と各領域11A,11Bの先読画像データSpのヒストグ
ラム11A′,11B′を表わした図である。
たとえば各ヒストグラム11A′,11B′について頻度が最
高となる先読画像データの値SAmax,SBmaxを求める。領
域11Aは直接放射線部を広く含んでいるため、頻度が最
高となる先読画像データの値SAmaxは領域11Bの値SBmax
よりも大きな値となる。したがって各値SAmax,SBmax
所定値Th3と比較することにより分割パターンの正誤を
判定することができる。
このように本発明では種々の特性値を採用することがで
きる。
第1図に示す放射線画像が左右に分割された2つの放射
線画像ではなく一つの放射線画像であると認識されたた
め、次に被写体部2に対応する先読画像信号Spが抽出さ
れ、該先読画像信号Spに基づいて本読みの読取条件P
(第6図参照)が求められる。したがって本読みでは被
写体部が最適の条件で読み取られる。
被写体部2に対応する先読画像信号Spの抽出は、たとえ
ば、第4図に示した画像全体に対応するヒストグラム1
1′のくびれ点Pを検出することにより、直接放射線部
に対応する先読画像データ(領域J)と被写体部に対応
する先読画像データ(領域K)とを分離し、領域K内の
先読画像データを抽出することにより行なわれる。
第5A図〜第5C図は上記のように、分割パターンを認識し
た後、特性値と所定値とを比較した結果のH,Lを該分割
パターン上に表わした図である。
第5A図は、第1図の放射線画像に対応するものである。
左右2分割のパターンと認識されたが、領域11AがH,領
域11BはLと判定されたため、領域11Aと領域11Bは互い
に独立した画像ではなく合わせて1つの画像とされる。
第5B図は第5A図とは逆に領域11AがL,領域11BがHと判定
された場合を示している。この場合も各領域11A,11Bは
合わせて1つの画像であると認識される。第5C図は4つ
の領域11a〜11dに分割されていると認識された場合の一
例である。図に示すようにH,Lが判定されると、各領域1
1a〜11dは独立した領域ではないことは判定できる。し
かしこれのみでは縦に2分割されているか横に2分割さ
れているかは不明である。この場合には、たとえば、他
の分割パターン認識方法を用いて再度分割パターンの認
識を行なう、境界線A,B付近での先読画像データSpの変
化を調べて上下二分割か左右二分割かを判断する、一律
にたとえば左右二分割とする等種々の方法により各領域
を統合することができる。強制的に左右二分割とされて
も、新たな分割領域のそれぞれについて前述したように
して被写体部に対応する先読画像信号Spの抽出が行なわ
れるため大きな問題は生じない。
また、未露光領域も直接放射線部と同様に該領域内の先
読画像データSpに変化が少ないという性質を有する。し
たがって特性値の選び方によっては、たとえば第5A図の
領域11Aが未露光領域であって、領域11Bのみに画像が記
録されている場合に両領域11A,11Bが互いに独立した領
域ではなく、1つの画像であると判断されることもあ
る。しかし、このような状況が生じたとしても、この
後、前述したような被写体部に対応する先読画像データ
Spの抽出が行なわれるため、やはり大きな問題は生じな
い。
このように、一旦分割パターンを認識した後、該分割パ
ターンの正誤を判定するようにしたため、より正確な分
割パターンを求めることができ、適切な読取条件G1を求
めることができる。
尚、第6図に示す上記実施例では、先読手段100と本読
手段100′とが別々に構成されているが、前述したよう
に先読手段100と本読手段100′の構成は略同一であるた
め、先読手段100と本読手段100′とを一体にして兼用し
てもよい。この場合、先読みを行なった後、蓄積性蛍光
体シート11を一回バックさせ、再度走査して本読みを行
なうようにすればよい。
先読手段と本読手段とを兼用した場合、先読みの場合と
本読みの場合とで光ビームの強度を切替える必要がある
が、この切替えの方法としては、前述したように、レー
ザー光源からの光強度そのものを切替える方法等、種々
の方法を用いることができる。
また、上記実施例では、演算手段29で本読みの際の読取
条件を求める場合について説明したが、本読みの際は、
先読画像データSpにかかわらず所定の読取条件で読取る
こととし、演算手段29では、先読画像データSpに基づい
て、画像処理手段50において画像データSQに画像処理を
施す際の画像処理条件G2を求め、第6図に破線で示すよ
うに演算手段29で求めた画像処理条件を画像処理手段50
に入力するようにしてもよく、また、演算手段29で上記
読取条件と画像処理条件の双方を求めるようにしてもよ
い。
さらに、上記実施例は、先読みを行なう放射線画像読取
装置の例であるが、本発明は先読みを行なわずにいきな
り上記本読みに相当する読取りを行なう放射線画像読取
装置にも適用することができる。この場合、読取りの際
は所定の読取条件で読み取られて画像データが得られ、
この画像データに基づいて、演算手段により画像処理条
件が求められ、この求められた画像処理条件は画像デー
タに画像処理を施す際に考慮される。
また、本発明は、蓄積性蛍光体シートを用いる装置のほ
か、従来のX線フイルムを用いる装置等にも用いること
ができる。
第7図は、X線フイルムに記録されたX線画像を読み取
るX線画像読取装置の一実施例の斜視図である。
所定位置にセットされた、X線画像が記録されたX線フ
イルム30がフイルム搬送手段31により、図に示す矢印
Y″方向に搬送される。
また、一次元的に長く延びた光源32から発せられた読取
光33は、シリンドリカルレンズ34により収束され、X線
フイルム上を矢印Y″方向と略直角なX″方向に直線状
に照射する。読取光33が照射されたX線フイルム30の下
方には、X線フイルム30を透過し、X線フイルム30に記
録されたX線画像により強度変調された読取光33を受光
する位置に、上記X線画像のX″方向の各画素間隔に対
応した多数の固体光電変換素子が直線状に配置されたMO
Sセンサ35が設けられている。このMOSセンサ35は、X線
フイルム30が読取光33により照射されながら矢印Y″方
向に搬送される間、X線フイルム30を透過した読取光を
X線画像のY″方向の各画素間隔に対応した所定の時間
間隔で受光する。
第8図は、上記MOSセンサ35の等価回路を示した回路図
である。
多数の固体光電変換素子36に読取光33が当たって発生す
るフォトキャリアによる信号は、固体光電変換素子36内
のキャパシタCi(i=1,2,……,n)に蓄積される。蓄積
されたフォトキャリアの信号は、シフトレジスタ37によ
って制御されるスイッチ部38の順次開閉により順次読み
出され、これにより時系列化された画像信号が得られ
る。この画像信号(画像データ)は、その後増幅器39で
増幅されてその出力端子40から出力される。
出力されたアナログの画像データはサンプリングされて
ディジタルの画像データに変換され、その後、該画像デ
ータに基づいて、前述した実施例と同様にして分割パタ
ーンが認識され、該分割パターンの正誤が判定される。
尚、本実施例において、MOSセンサ35の代わりにCCD,CPD
(Charge Priming Device)等を用いることができるこ
とはいうまでもない。またX線フイルムの読取りにおい
て、前述した蓄積性蛍光体シートの読取りと同様に光ビ
ームで2次元的に走査して読取りを行なってもよいこと
ももちろんである。また上記実施例ではX線フイルム30
を透過した光を受光しているが、X線フイルム30から反
射した光を受光するように構成することができることも
もちろんである。
このように、本発明の分割パターン認識正誤判定方法
は、一旦認識された分割パターンの正誤を判定する際に
広く適用できるものである。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明の放射線画像分割パ
ターン正誤判定方法は、分割パターンを認識した後、各
分割領域毎に該領域に対応する画像データの特性値を求
め、該特性値を所定値と比較し、各分割領域毎の該特性
値と該所定値との大小により認識された分割パターンの
正誤を判定するようにしたため、分割パターンが誤りと
判定されたときには、たとえば、より信頼性の高い分割
パターンに再編成すること等により、分割パターンの認
識の誤りにより不適切な読取条件,画像処理条件が求め
られるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、放射線画像の一例と、この放射線画像から得
られた先読画像データおよびその微分値のグラフを表わ
した図、 第2A図〜第2C図は、認識された照射野の種々の例を示し
た図、 第3図は、第1図に示した放射線画像の、認識された分
割パターンを示した図、 第4図は、全先読画像データのヒストグラムと各領域毎
の先読画像データのヒストグラムを表わした図、 第5A図〜第5C図は、分割パターンを認識した後、特性値
と所定値とを比較した結果を該分割パターン上に表わし
た図、 第6図は、本発明の分割パターン認識正誤判定方法の一
例を使用した、放射線画像読取装置の一実施例の斜視
図、 第7図は、X線フイルムに記録されたX線画像を読み取
るX線画像読取装置の一実施例の斜視図、 第8図は、MOSセンサの等価回路を示した回路図であ
る。 2……被写体部、3……直接放射線部 5c,5d……線分 11,11′……蓄積性蛍光体シート 19,19′……輝尽発光光 21,21′……フォトマルチプライヤ 26,26′……対数増幅器 27,27′……A/D変換器 28……記録手段、29……演算手段 30……X線フイルム、35……MOSセンサ 50……画像処理手段、60……再生装置 100……先読手段、100′……本読手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射線画像が記録された記録シートから得
    られた多数の画像データに基づいて、前記記録シートが
    複数の領域に分割されて該各領域毎に撮影が行なわれた
    場合の分割パターンを認識し、各分割領域毎に該領域に
    対応する画像データの特性値を求め、該特性値を所定値
    と比較し、前記各分割領域毎の該特性値と該所定値との
    大小により認識された前記分割パターンの正誤を判定す
    ることを特徴とする放射線画像分割パターン認識正誤判
    定方法。
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