JP2582561B2 - 放射線画像情報読取方法および装置 - Google Patents
放射線画像情報読取方法および装置Info
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V10/00—Arrangements for image or video recognition or understanding
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- G06V10/22—Image preprocessing by selection of a specific region containing or referencing a pattern; Locating or processing of specific regions to guide the detection or recognition
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、放射線画像情報が記録されている蓄積性蛍
光体シート等の記録媒体から可視像再生のための画像信
号を得る本読みを行ない、この本読みによって得られた
本読み画像信号を処理する際の画像処理条件を該本読み
画像信号に基づいて決定し、この画像処理条件に従って
前記本読み画像信号を画像処理する放射線画像情報読取
方法であって、特に分割撮影によって前記放射線画像情
報の記録がなされている場合において前記画像処理条件
を適正に決定できるようにした方法と、該方法を実施す
るための装置に関する。
光体シート等の記録媒体から可視像再生のための画像信
号を得る本読みを行ない、この本読みによって得られた
本読み画像信号を処理する際の画像処理条件を該本読み
画像信号に基づいて決定し、この画像処理条件に従って
前記本読み画像信号を画像処理する放射線画像情報読取
方法であって、特に分割撮影によって前記放射線画像情
報の記録がなされている場合において前記画像処理条件
を適正に決定できるようにした方法と、該方法を実施す
るための装置に関する。
(従来の技術) ある種の蛍光体に放射線(X線、α線、β線、γ線、
電子線、紫外線等)を照射すると、この放射線エネルギ
ーの一部が蛍光体中に蓄積され、この蛍光体に可視光等
の励起光を照射すると、蓄積されたエネルギーに応じて
蛍光体が輝尽発光を示すことが知られており、このよう
な性質を示す蛍光体は蓄積性蛍光体と呼ばれる。
電子線、紫外線等)を照射すると、この放射線エネルギ
ーの一部が蛍光体中に蓄積され、この蛍光体に可視光等
の励起光を照射すると、蓄積されたエネルギーに応じて
蛍光体が輝尽発光を示すことが知られており、このよう
な性質を示す蛍光体は蓄積性蛍光体と呼ばれる。
この蓄積性蛍光体を利用して、人体等の被写体の放射
線画像情報を一旦シート状の蓄積性蛍光体に記録(撮
影)し、その後、その蓄積性蛍光体シートをレーザ光等
の励起光で走査して輝尽発光光を生ぜしめ、この輝尽発
光光を光電的に読み取って可視像再生のための本読み画
像信号を得、この本読み画像信号に画像処理を施し、こ
の画像処理が施された本読み画像信号に基づき被写体の
放射線画像を写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示
装置に可視像として出力させる放射線画像情報記録再生
システムが本出願人によりすでに提案されている。(特
開昭55−12429号、同56−11395号など。) なお、本明細書では上記可視像再生のための画像信号
の読み取りを本読みと称し、この本読みによって得られ
た画像信号を本読み画像信号と称す。また、この本読み
および本読み画像信号という語は、記録媒体が蓄積性蛍
光体シート以外の場合においても同様の意味で用いられ
る。
線画像情報を一旦シート状の蓄積性蛍光体に記録(撮
影)し、その後、その蓄積性蛍光体シートをレーザ光等
の励起光で走査して輝尽発光光を生ぜしめ、この輝尽発
光光を光電的に読み取って可視像再生のための本読み画
像信号を得、この本読み画像信号に画像処理を施し、こ
の画像処理が施された本読み画像信号に基づき被写体の
放射線画像を写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示
装置に可視像として出力させる放射線画像情報記録再生
システムが本出願人によりすでに提案されている。(特
開昭55−12429号、同56−11395号など。) なお、本明細書では上記可視像再生のための画像信号
の読み取りを本読みと称し、この本読みによって得られ
た画像信号を本読み画像信号と称す。また、この本読み
および本読み画像信号という語は、記録媒体が蓄積性蛍
光体シート以外の場合においても同様の意味で用いられ
る。
上記システムにおける画像処理は個々の画像に対して
診断目的に適した可視像が得られるようにその撮影部位
や撮影方法に基づいて決定された画像処理条件に基づい
て行なわれるのが一般的であるが、例えば上記撮影部位
や撮影方法ではなく上記本読み画像信号(例えば本読み
画像信号のヒストグラム等)に基づいてあるいは本読み
画像信号と上記撮影部位・撮影方法との双方に基づいて
決定することも考えられる。
診断目的に適した可視像が得られるようにその撮影部位
や撮影方法に基づいて決定された画像処理条件に基づい
て行なわれるのが一般的であるが、例えば上記撮影部位
や撮影方法ではなく上記本読み画像信号(例えば本読み
画像信号のヒストグラム等)に基づいてあるいは本読み
画像信号と上記撮影部位・撮影方法との双方に基づいて
決定することも考えられる。
この様に個々の画像の性質を直接的に担持する本読み
画像信号に基づいて決定した画像処理条件に従って画像
処理を行なうことにより、例えば個々の画像の撮影にお
いて被写体や撮影部位の変動あるいは放射線被ばく量の
変動等に基づく前記シートに蓄積記録された放射線エネ
ルギーレベル範囲の変動があっても、常に観察読影適正
の優れた、即ち常に必要な被写体画像情報が観察読影に
好適な濃度範囲に表示された可視像を得ることができ
る。
画像信号に基づいて決定した画像処理条件に従って画像
処理を行なうことにより、例えば個々の画像の撮影にお
いて被写体や撮影部位の変動あるいは放射線被ばく量の
変動等に基づく前記シートに蓄積記録された放射線エネ
ルギーレベル範囲の変動があっても、常に観察読影適正
の優れた、即ち常に必要な被写体画像情報が観察読影に
好適な濃度範囲に表示された可視像を得ることができ
る。
ところで、以上述べた蓄積性蛍光体シートに放射線画
像情報を蓄積記録(撮影)する場合、いわゆる分割撮影
がなされることも多い。この分割撮影とは、蓄積性蛍光
体シートの記録領域を複数の区画に分割し各区画毎に前
記蓄積記録のための放射線を照射するようにした撮影法
である。この分割撮影によれば、例えば大きな蓄積性蛍
光体シートに小さな部位を撮影するような場合、1枚の
蓄積性蛍光体シートに複数部位の記録が可能となって経
済的であるし、また放射線画像情報記録および読取りの
処理速度も向上する。
像情報を蓄積記録(撮影)する場合、いわゆる分割撮影
がなされることも多い。この分割撮影とは、蓄積性蛍光
体シートの記録領域を複数の区画に分割し各区画毎に前
記蓄積記録のための放射線を照射するようにした撮影法
である。この分割撮影によれば、例えば大きな蓄積性蛍
光体シートに小さな部位を撮影するような場合、1枚の
蓄積性蛍光体シートに複数部位の記録が可能となって経
済的であるし、また放射線画像情報記録および読取りの
処理速度も向上する。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記のような分割撮影がなされた場合には
上記本読み画像情報が実際に撮影された画像の性質を正
確に担持していない場合がある。つまり分割撮影がなさ
れる場合、例えば第2図に示すように分割された区画の
数(本例では4)に対して、実際に撮影がなされた区画
数(本例では3)が少ないと、本読み画像信号は撮影が
なされなかった区画からの読取信号も含むものとなるの
で、上記画像(蓄積記録情報)の性質を把握するために
用いられるこの本読み画像信号例えばそのヒストグラム
等は、実際に撮影されている画像の性質を正しく反映な
いものとなってしまうのである。
上記本読み画像情報が実際に撮影された画像の性質を正
確に担持していない場合がある。つまり分割撮影がなさ
れる場合、例えば第2図に示すように分割された区画の
数(本例では4)に対して、実際に撮影がなされた区画
数(本例では3)が少ないと、本読み画像信号は撮影が
なされなかった区画からの読取信号も含むものとなるの
で、上記画像(蓄積記録情報)の性質を把握するために
用いられるこの本読み画像信号例えばそのヒストグラム
等は、実際に撮影されている画像の性質を正しく反映な
いものとなってしまうのである。
この様な場合には、せっかく本読み画像信号に基づい
て画像処理条件を決定しても最適な画像処理条件を決定
することは困難である。
て画像処理条件を決定しても最適な画像処理条件を決定
することは困難である。
この様な画像処理条件を決定する場合の問題は、上記
蓄積性蛍光体シートを利用した撮影の場合のみでなく、
一般に記録媒体に分割撮影により放射線画像情報が記録
されている場合において生じ得るものである。
蓄積性蛍光体シートを利用した撮影の場合のみでなく、
一般に記録媒体に分割撮影により放射線画像情報が記録
されている場合において生じ得るものである。
なお、上記画像処理条件とは、画像処理手段における
入力と出力との関係に影響を及ぼす各種の条件を総称す
るものであり、例えば階調処理条件や空間周波数処理条
件等を意味する。
入力と出力との関係に影響を及ぼす各種の条件を総称す
るものであり、例えば階調処理条件や空間周波数処理条
件等を意味する。
そこで本発明は、上記の問題を解決することができる
放射線画像情報読取方法、およびその方法を実施する放
射線画像情報読取装置を提供することを目的とするもの
である。
放射線画像情報読取方法、およびその方法を実施する放
射線画像情報読取装置を提供することを目的とするもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本発明の放射線画像情報読取方法は、記録媒体から可
視像再生のための画像信号を読み取る本読みを行ない、
この本読みにより得られた本読み画像信号を処理する際
の画像処理条件を決定し、その画像処理条件に従って前
記本読み画像信号を画像処理するようにした放射線画像
情報読取方法において、 先に述べたような分割撮影がなされている場合、 前記本読みによって得られた本読み画像信号から、分
割撮影に関する情報に基づいて、放射線が照射されなか
った区画に関する画像信号を除外し、撮影領域の本読み
画像信号に基づいて前記画像処理条件を決定するように
したことを特徴とするものである。
視像再生のための画像信号を読み取る本読みを行ない、
この本読みにより得られた本読み画像信号を処理する際
の画像処理条件を決定し、その画像処理条件に従って前
記本読み画像信号を画像処理するようにした放射線画像
情報読取方法において、 先に述べたような分割撮影がなされている場合、 前記本読みによって得られた本読み画像信号から、分
割撮影に関する情報に基づいて、放射線が照射されなか
った区画に関する画像信号を除外し、撮影領域の本読み
画像信号に基づいて前記画像処理条件を決定するように
したことを特徴とするものである。
また上記方法を実施する本発明の放射線画像情報読取
装置は、 被写体の放射線画像情報が蓄積記録されている記録媒
体から可視像再生のための本読み画像信号を読み取る本
読み読取手段と、 前記記録媒体に放射線画像情報の蓄積記録を行なう際
の分割撮影に関する情報が入力され、この入力された情
報に基づいて蓄積記録がなされなかった未撮影区画の領
域を求め、この領域を示す領域指示信号を出力する未撮
影領域認識手段と、 前記本読み読取手段が終力する本読み画像信号および
上記領域指示信号が入力され、この本読み画像信号から
該領域指示信号が示す領域に関する画像信号を除外し、
撮影領域の本読み画像信号のみを出力する信号抽出手段
と、 前記信号抽出手段から出力された撮影領域の本読み画
像信号に基づいて前記本読み読取手段が出力する本読み
画像信号を画像処理する際の画像処理条件を決定する制
御手段と、 前記制御手段によって決定された画像処理条件にした
がって前記本読み読取手段が出力する本読み画像信号を
画像処理する信号処理手段とを備えて成ることを特徴と
するものである。
装置は、 被写体の放射線画像情報が蓄積記録されている記録媒
体から可視像再生のための本読み画像信号を読み取る本
読み読取手段と、 前記記録媒体に放射線画像情報の蓄積記録を行なう際
の分割撮影に関する情報が入力され、この入力された情
報に基づいて蓄積記録がなされなかった未撮影区画の領
域を求め、この領域を示す領域指示信号を出力する未撮
影領域認識手段と、 前記本読み読取手段が終力する本読み画像信号および
上記領域指示信号が入力され、この本読み画像信号から
該領域指示信号が示す領域に関する画像信号を除外し、
撮影領域の本読み画像信号のみを出力する信号抽出手段
と、 前記信号抽出手段から出力された撮影領域の本読み画
像信号に基づいて前記本読み読取手段が出力する本読み
画像信号を画像処理する際の画像処理条件を決定する制
御手段と、 前記制御手段によって決定された画像処理条件にした
がって前記本読み読取手段が出力する本読み画像信号を
画像処理する信号処理手段とを備えて成ることを特徴と
するものである。
なお、上記における「記録媒体」とは、放射線画像情
報を記録し得るものを意味し、具体例として前記の蓄積
性蛍光体シートを挙げることができるが、必ずしもそれ
に限定されるものではない。
報を記録し得るものを意味し、具体例として前記の蓄積
性蛍光体シートを挙げることができるが、必ずしもそれ
に限定されるものではない。
また、上記「本読み画像信号」とは、前述の如く記録
媒体から読み取った可視像再生のための画像信号をい
い、本発明において画像処理条件決定の際に用いられる
本読み画像信号は画像処理に供される画像信号と同じも
のである。
媒体から読み取った可視像再生のための画像信号をい
い、本発明において画像処理条件決定の際に用いられる
本読み画像信号は画像処理に供される画像信号と同じも
のである。
また、上記「撮影領域の本読み画像信号に基づいて画
像処理条件を決定する」とは、その様な画像信号のみに
基づいて結成する場合の他、その様な画像信号と他のも
の、例えば前述の撮影部位や撮影方法等とに基づいて設
定する場合も含む意味である。
像処理条件を決定する」とは、その様な画像信号のみに
基づいて結成する場合の他、その様な画像信号と他のも
の、例えば前述の撮影部位や撮影方法等とに基づいて設
定する場合も含む意味である。
また、上記画像処理条件の決定は上記撮影領域の本読
み画像信号に基づいて、つまり該画像信号を利用して行
なうものであればどの様なものでも良く、その具体的方
法は何ら限定されるものではない。
み画像信号に基づいて、つまり該画像信号を利用して行
なうものであればどの様なものでも良く、その具体的方
法は何ら限定されるものではない。
さらに、決定される画像処理条件も、階調処理条件を
典型的なものとして挙げることができるが、必ずしもそ
れに限定されるものではない。
典型的なものとして挙げることができるが、必ずしもそ
れに限定されるものではない。
(実 施 例) 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は本発明に係る放射線画像情報読取方法および
装置の一実施例を採用した放射線画像情報記録再生シス
テムの一例を示すものである。この放射線画像情報記録
再生システムは基本的に、放射線画像撮影部20、本読み
用読取部30、および画像再生部40から構成されている。
放射線画像撮影部20においては、例えばX線管球等の放
射線源100から被写体(被検者)101に向けて、放射線10
2が照射される。この被写体101を透過した放射線102が
照射される位置には、放射線エネルギーを蓄積する蓄積
性蛍光体シート103が配置され、この蓄積性蛍光体シー
ト103に被写体101の透過放射線画像情報が蓄積記録され
る。
装置の一実施例を採用した放射線画像情報記録再生シス
テムの一例を示すものである。この放射線画像情報記録
再生システムは基本的に、放射線画像撮影部20、本読み
用読取部30、および画像再生部40から構成されている。
放射線画像撮影部20においては、例えばX線管球等の放
射線源100から被写体(被検者)101に向けて、放射線10
2が照射される。この被写体101を透過した放射線102が
照射される位置には、放射線エネルギーを蓄積する蓄積
性蛍光体シート103が配置され、この蓄積性蛍光体シー
ト103に被写体101の透過放射線画像情報が蓄積記録され
る。
このようにして被写体101の放射線画像情報が記録さ
れた蓄積性蛍光体シート103は、移送ローラ等のシート
移送手段110により、本読み用読取部30に送られる。本
読み用読取部30において本読み用レーザ光源301から発
せられたレーザ光302は、このレーザ302の励起によって
蓄積性蛍光体シート103から発せられる輝尽発光光の波
長領域をカットするフィルター303を透過した後、ビー
ムエクスパンダー304によりビーム径の大きさが厳密に
調整され、ガルバノメータミラー等の光偏向器305によ
って直線的に偏向され、平面反射鏡306を介して蓄積性
蛍光体シート103上に入射する。ここでレーザ光源301
は、励起光としてのレーザ光302の波長域が、蓄積性蛍
光体シート103が発する輝尽発光光の波長域と重複しな
いように選択されている。光偏向器305と平面反射鏡306
との間にはfθレンズ307が配され、蓄積性蛍光体シー
ト103上を走査するレーザ光302のビーム径が均一となる
ようにされている。他方、蓄積性蛍光体シート103は移
送ローラなどのシート移送手段320により矢印308の方向
に移送されて副捜査がなされ、その結果、蓄積性蛍光体
シート103の全面にわたってレーザ光が照射される。こ
のようにレーザ光302が照射されると、蓄積性蛍光体シ
ート103はそれに蓄積記録されている放射線エネルギー
に対応した光量の輝尽発光光を発し、この発光光は本読
み用光ガイド309に入射する。本読み光ガイド309の中を
全反射を繰返しつつ導かれた輝尽発光光はその射出面か
ら射出され、フォトマルチプライヤー等の光検出器310
によって受光される。光検出器310の受光面には、輝尽
発光光の波長域のみを選択的に透過するフィルターが貼
着され、光検出器310が輝尽発光光のみを検出するよう
になっている。
れた蓄積性蛍光体シート103は、移送ローラ等のシート
移送手段110により、本読み用読取部30に送られる。本
読み用読取部30において本読み用レーザ光源301から発
せられたレーザ光302は、このレーザ302の励起によって
蓄積性蛍光体シート103から発せられる輝尽発光光の波
長領域をカットするフィルター303を透過した後、ビー
ムエクスパンダー304によりビーム径の大きさが厳密に
調整され、ガルバノメータミラー等の光偏向器305によ
って直線的に偏向され、平面反射鏡306を介して蓄積性
蛍光体シート103上に入射する。ここでレーザ光源301
は、励起光としてのレーザ光302の波長域が、蓄積性蛍
光体シート103が発する輝尽発光光の波長域と重複しな
いように選択されている。光偏向器305と平面反射鏡306
との間にはfθレンズ307が配され、蓄積性蛍光体シー
ト103上を走査するレーザ光302のビーム径が均一となる
ようにされている。他方、蓄積性蛍光体シート103は移
送ローラなどのシート移送手段320により矢印308の方向
に移送されて副捜査がなされ、その結果、蓄積性蛍光体
シート103の全面にわたってレーザ光が照射される。こ
のようにレーザ光302が照射されると、蓄積性蛍光体シ
ート103はそれに蓄積記録されている放射線エネルギー
に対応した光量の輝尽発光光を発し、この発光光は本読
み用光ガイド309に入射する。本読み光ガイド309の中を
全反射を繰返しつつ導かれた輝尽発光光はその射出面か
ら射出され、フォトマルチプライヤー等の光検出器310
によって受光される。光検出器310の受光面には、輝尽
発光光の波長域のみを選択的に透過するフィルターが貼
着され、光検出器310が輝尽発光光のみを検出するよう
になっている。
蓄積性蛍光体シート103に記録されている放射線画像
を示す輝尽発光光を光電的に検出した光検出器310の出
力は、適宜に決定された読取ゲインaに基づいて増幅器
311により適正レベルの電気信号に増幅される。増幅さ
れた電気信号はA/D変換器312に入力され、適宜に決定さ
れた収録スケールファクターbに基づいて適切な信号レ
ベル幅のディジタル信号に変換されて出力される。この
A/D変換器312からの出力、即ち本読み画像信号Spはフレ
ームメモリ等の記録回路313に記憶せしめられると共に
信号抽出回路314に入力される。この信号抽出回路314
は、必要に応じて該本読み画像信号Spから所定の画像信
号Sp′を抽出し(この画像信号抽出については後に詳述
する)、この抽出した本読み画像信号Sp′を制御回路31
5に入力する。この制御回路315は、上記本読み画像信号
Sp′が示す蓄積記録情報に基づいて、例えばヒストグラ
ム解析等により、画像処理条件の1つである階調処理条
件cを決定する。しかる後、前記記憶回路313に記憶さ
れていた画像信号Spが読み出されて信号処理回路316に
入力される。この画像信号Spは、この信号処理回路316
において、観察読影適性の優れた放射線画像が得られる
ように前記制御回路315によって決定された階調処理条
件cに基づいて信号処理(画像処理)され、出力され
る。
を示す輝尽発光光を光電的に検出した光検出器310の出
力は、適宜に決定された読取ゲインaに基づいて増幅器
311により適正レベルの電気信号に増幅される。増幅さ
れた電気信号はA/D変換器312に入力され、適宜に決定さ
れた収録スケールファクターbに基づいて適切な信号レ
ベル幅のディジタル信号に変換されて出力される。この
A/D変換器312からの出力、即ち本読み画像信号Spはフレ
ームメモリ等の記録回路313に記憶せしめられると共に
信号抽出回路314に入力される。この信号抽出回路314
は、必要に応じて該本読み画像信号Spから所定の画像信
号Sp′を抽出し(この画像信号抽出については後に詳述
する)、この抽出した本読み画像信号Sp′を制御回路31
5に入力する。この制御回路315は、上記本読み画像信号
Sp′が示す蓄積記録情報に基づいて、例えばヒストグラ
ム解析等により、画像処理条件の1つである階調処理条
件cを決定する。しかる後、前記記憶回路313に記憶さ
れていた画像信号Spが読み出されて信号処理回路316に
入力される。この画像信号Spは、この信号処理回路316
において、観察読影適性の優れた放射線画像が得られる
ように前記制御回路315によって決定された階調処理条
件cに基づいて信号処理(画像処理)され、出力され
る。
信号処理回路316から出力された画像信号(本読み画
像信号)Soは、画像再生部40の光変調器401に入力され
る。この画像再生部40においては、記録用レーザ光源40
2からのレーザ光403が光変調器401により、上記信号処
理回路316から入力される本読み画像信号Soに基づいて
変調され、走査ミラー404によって偏向されて写真フィ
ルム等の感光材料405上を走査する。そして感光材料405
が上記走査の方向と直行する方向(矢印406方向)に走
査と同期して移送され、感光材料405上に、上記本読み
画像信号Soに基づく放射線画像が出力される放射線画像
を再生する方法としては、このような方法の他、前述し
たCRTによる表示等、種々の方法を採用することができ
る。
像信号)Soは、画像再生部40の光変調器401に入力され
る。この画像再生部40においては、記録用レーザ光源40
2からのレーザ光403が光変調器401により、上記信号処
理回路316から入力される本読み画像信号Soに基づいて
変調され、走査ミラー404によって偏向されて写真フィ
ルム等の感光材料405上を走査する。そして感光材料405
が上記走査の方向と直行する方向(矢印406方向)に走
査と同期して移送され、感光材料405上に、上記本読み
画像信号Soに基づく放射線画像が出力される放射線画像
を再生する方法としては、このような方法の他、前述し
たCRTによる表示等、種々の方法を採用することができ
る。
次に前記信号抽出回路314による信号抽出について詳
しく説明する。この信号抽出回路314には、未撮影領域
認識回路317から未撮影領域指示信号Stが入力される。
また上記未撮影領域認識回路317には、一例としてマニ
ュアル操作により、分割撮影情報Sdが入力されるように
なっている。前記放射線画像撮影部20においては蓄積性
蛍光体シート103に、第2図に示したような分割撮影が
なされることがあり、上記分割撮影情報Sdは一例とし
て、この分割撮影における分割区画数、およびこれらの
区画のうち実際に撮影がなされた区画を示す情報であ
る。例えば第2図に示す例において、4つの区画それぞ
れに図示のような個有の区画識別番号が与えられている
とすると、この図示の例のように分割撮影がなされたと
きには、分割区画数「4」、撮影区画「1」、「2」、
「3」を示す分割撮影情報Sdが未撮影領域認識回路317
に入力される。
しく説明する。この信号抽出回路314には、未撮影領域
認識回路317から未撮影領域指示信号Stが入力される。
また上記未撮影領域認識回路317には、一例としてマニ
ュアル操作により、分割撮影情報Sdが入力されるように
なっている。前記放射線画像撮影部20においては蓄積性
蛍光体シート103に、第2図に示したような分割撮影が
なされることがあり、上記分割撮影情報Sdは一例とし
て、この分割撮影における分割区画数、およびこれらの
区画のうち実際に撮影がなされた区画を示す情報であ
る。例えば第2図に示す例において、4つの区画それぞ
れに図示のような個有の区画識別番号が与えられている
とすると、この図示の例のように分割撮影がなされたと
きには、分割区画数「4」、撮影区画「1」、「2」、
「3」を示す分割撮影情報Sdが未撮影領域認識回路317
に入力される。
未撮影領域認識回路317はこの分割撮影情報Sdを受け
ると該情報Sdに基づいて、蓄積性蛍光体シート103上に
未撮影区画(第2図の例では区画「4」)の領域を示す
未撮影領域指示信号Stを出力する。すなわち前記分割撮
影は所定のフォーマットに従って行なわれるようになっ
ていて(例えば4分割の際には第2図に示すような田型
の4等分区画にそれぞれ撮影がなされる)、未撮影領域
認識回路317は各分割フォーマット毎に各区画の領域を
記憶しており、上記分割撮影情報Sdが示す分割区画数と
撮影区画に基づいて未撮影区間の領域を求め、その領域
を示す未撮影領域指示信号Stを出力する。つまり、上記
の例では、区画数「4」、撮影区画「1」、「2」、
「3」より、区画「4」は未撮影であると判断し、この
区画「4」の領域すなわち蓄積性蛍光体シート103の右
下1/4の領域を示す未撮影領域指示信号Stを出力する。
ると該情報Sdに基づいて、蓄積性蛍光体シート103上に
未撮影区画(第2図の例では区画「4」)の領域を示す
未撮影領域指示信号Stを出力する。すなわち前記分割撮
影は所定のフォーマットに従って行なわれるようになっ
ていて(例えば4分割の際には第2図に示すような田型
の4等分区画にそれぞれ撮影がなされる)、未撮影領域
認識回路317は各分割フォーマット毎に各区画の領域を
記憶しており、上記分割撮影情報Sdが示す分割区画数と
撮影区画に基づいて未撮影区間の領域を求め、その領域
を示す未撮影領域指示信号Stを出力する。つまり、上記
の例では、区画数「4」、撮影区画「1」、「2」、
「3」より、区画「4」は未撮影であると判断し、この
区画「4」の領域すなわち蓄積性蛍光体シート103の右
下1/4の領域を示す未撮影領域指示信号Stを出力する。
信号抽出回路314は上記未撮影領域指示信号Stを受け
ると、蓄積性蛍光体シート103全域に関する本読み画像
信号Spから、該未撮影領域指示信号Stが示す領域につい
ての画像信号を除外し、残りの本読み画像信号Sp′のみ
を制御回路315に送る。したがってこの制御回路315は、
実際に放射線が照射されて蓄積記録がなされている撮影
領域(上記例では区画「1」、「2」、「3」の領域)
からの本読み画像信号Sp′のみに基づいて、前記階調処
理条件cを決定することになるので、この階調処理条件
cは、実際に蓄積性蛍光体シート103に蓄積記録されて
いる放射線画像情報に対して最適なものとなる。
ると、蓄積性蛍光体シート103全域に関する本読み画像
信号Spから、該未撮影領域指示信号Stが示す領域につい
ての画像信号を除外し、残りの本読み画像信号Sp′のみ
を制御回路315に送る。したがってこの制御回路315は、
実際に放射線が照射されて蓄積記録がなされている撮影
領域(上記例では区画「1」、「2」、「3」の領域)
からの本読み画像信号Sp′のみに基づいて、前記階調処
理条件cを決定することになるので、この階調処理条件
cは、実際に蓄積性蛍光体シート103に蓄積記録されて
いる放射線画像情報に対して最適なものとなる。
ここで、上記放射線画像撮影部20と本読み用読取部30
とが前記シート移送手段110等を介して連結されてい
て、各蓄積性蛍光体シート103が撮影順に本読み用読取
部30に移送されて来る場合には、上記未撮影領域認識回
路317に単に撮影順に分割撮影情報Sdを入力すればよ
い。つまり例えば未撮影領域認識回路317に、各シート1
03に関する未撮影領域指示信号Stを順次記憶する記憶手
段を設けるとともに、該記憶手段からの未撮影領域指示
信号Stの読出しおよび信号抽出回路314への出力が、本
読みと同期して記憶順になされるようにしておけば、各
未撮影領域指示信号Stは各蓄積性蛍光体シート103と正
しく対応して前記信号抽出のために利用されるようにな
る。
とが前記シート移送手段110等を介して連結されてい
て、各蓄積性蛍光体シート103が撮影順に本読み用読取
部30に移送されて来る場合には、上記未撮影領域認識回
路317に単に撮影順に分割撮影情報Sdを入力すればよ
い。つまり例えば未撮影領域認識回路317に、各シート1
03に関する未撮影領域指示信号Stを順次記憶する記憶手
段を設けるとともに、該記憶手段からの未撮影領域指示
信号Stの読出しおよび信号抽出回路314への出力が、本
読みと同期して記憶順になされるようにしておけば、各
未撮影領域指示信号Stは各蓄積性蛍光体シート103と正
しく対応して前記信号抽出のために利用されるようにな
る。
一方放射線画像撮影部20と本読み用読取部30とが互い
に独立していて、蓄積性蛍光体シート103が撮影順に本
読みにかけられると限らない場合には、各蓄積性蛍光体
シート103個有の認識コード(例えばバーコード等)を
分割撮影情報Sdとともに未撮影未撮影領域認識回路317
に入力し、ここで求められた未撮影領域指示信号Stを上
記認識コードと対応付けて記憶手段に記憶しておき、本
読みの際に蓄積性蛍光体シート103から上記認識コード
を読み取り、そのコードに対応する未撮影領域指示信号
Stを上記記憶手段から読み出して信号抽出回路314に入
力させればよい。
に独立していて、蓄積性蛍光体シート103が撮影順に本
読みにかけられると限らない場合には、各蓄積性蛍光体
シート103個有の認識コード(例えばバーコード等)を
分割撮影情報Sdとともに未撮影未撮影領域認識回路317
に入力し、ここで求められた未撮影領域指示信号Stを上
記認識コードと対応付けて記憶手段に記憶しておき、本
読みの際に蓄積性蛍光体シート103から上記認識コード
を読み取り、そのコードに対応する未撮影領域指示信号
Stを上記記憶手段から読み出して信号抽出回路314に入
力させればよい。
なお当然ながら、記録領域全体に1つの放射線画像情
報が蓄積記録された蓄積性蛍光体シート103に関して
は、信号抽出回路314において前述の信号抽出が行なわ
れないようにする。そのためには例えば、このようなシ
ート103については分割区画数「1」、撮影区画「1」
を示す分割撮影情報Sdを未撮影領域認識回路317に入力
させたり、あるいは分割撮影情報Sdを入力しないように
するとともに、その際には信号抽出回路314を機能停止
(全本読み画像信号Spを透過させる)させればよい。
報が蓄積記録された蓄積性蛍光体シート103に関して
は、信号抽出回路314において前述の信号抽出が行なわ
れないようにする。そのためには例えば、このようなシ
ート103については分割区画数「1」、撮影区画「1」
を示す分割撮影情報Sdを未撮影領域認識回路317に入力
させたり、あるいは分割撮影情報Sdを入力しないように
するとともに、その際には信号抽出回路314を機能停止
(全本読み画像信号Spを透過させる)させればよい。
また未撮影領域認識回路317に分割影情報Sdを入力す
る端末装置は放射線画像撮影部20の近傍に設置しておい
て、放射線分割とともに該端末装置から分割撮影情報Sd
を入力するようにするのが好ましい。
る端末装置は放射線画像撮影部20の近傍に設置しておい
て、放射線分割とともに該端末装置から分割撮影情報Sd
を入力するようにするのが好ましい。
次に第3図に示される本発明の第2実施例装置につい
て説明する。なおこの第3図において、前記第1図中の
要素と同等の要素には同番号を付し、それらについての
説明は省略する。この第3図の装置においては、信号抽
出回路314から出力された本読み画像信号Sp′はさらに
第2の信号抽出回路318を通して制御回路315に入力され
るようになっている。そして放射線画像撮影部20におい
て、放射線源100と被写体101との間には、放射線102の
照射野を絞る絞り104が配設されている。
て説明する。なおこの第3図において、前記第1図中の
要素と同等の要素には同番号を付し、それらについての
説明は省略する。この第3図の装置においては、信号抽
出回路314から出力された本読み画像信号Sp′はさらに
第2の信号抽出回路318を通して制御回路315に入力され
るようになっている。そして放射線画像撮影部20におい
て、放射線源100と被写体101との間には、放射線102の
照射野を絞る絞り104が配設されている。
上記絞り104によって放射線照射野を絞った上で分割
撮影を行なうと、蓄積性蛍光体シート103における蓄積
記録の状態は例えば第4図に示すようなものとなる。す
なわちこの例では、区画「1」、「2」において、放射
線照射野103Aが記録可能領域よりも小さく絞られてい
る。上記放射線照射野103Aの外側の領域103Bは、絞り10
4によって放射線102の照射が妨げられた部分であるか
ら、撮影に利用されなかった区画「4」と本質的に同じ
であり、したがってこの領域103Bからの読取画像信号も
含む本読み画像信号Sp′に基づいて階調処理条件cを決
定すると、区画「4」からの読取画像信号も含む本読み
画像信号Spに基づいて上記階調処理条件cを決定する場
合と同様の不具合が生じる。
撮影を行なうと、蓄積性蛍光体シート103における蓄積
記録の状態は例えば第4図に示すようなものとなる。す
なわちこの例では、区画「1」、「2」において、放射
線照射野103Aが記録可能領域よりも小さく絞られてい
る。上記放射線照射野103Aの外側の領域103Bは、絞り10
4によって放射線102の照射が妨げられた部分であるか
ら、撮影に利用されなかった区画「4」と本質的に同じ
であり、したがってこの領域103Bからの読取画像信号も
含む本読み画像信号Sp′に基づいて階調処理条件cを決
定すると、区画「4」からの読取画像信号も含む本読み
画像信号Spに基づいて上記階調処理条件cを決定する場
合と同様の不具合が生じる。
そこで前記本読み画像信号Sp′と分割撮影情報Sdとが
入力される照射野認識回路319が設けられており、該照
射野認識回路319は分割撮影情報Sdに基づいて分割撮影
がなされた区画を求めるとともに、これらの各区画内
で、本読み画像信号Sp′を利用して照射野認識を行な
う。なおこの照射野認識回路319としては、例えば本出
願人が特開昭61−39039号で提案したような方法を実施
する装置が採用可能である。照射野認識回路319は、各
区画内において放射線照射野と認識した領域を示す信号
Sgを前記第2の信号抽出回路318に送る。第2の信号抽
出回路318は本読み画像信号Sp′から、この信号Sgが示
す領域に関する画像信号を抽出し、その抽出された本読
み画像信号Sp″を制御回路315に送る。したがって階調
処理条件cは、蓄積性蛍光体シート103の、実際に放射
線が照射されて蓄積記録がなされている撮影領域部分に
ついての本読み画像信号Sp″のみに基づいて、最適に設
定されるようになる。
入力される照射野認識回路319が設けられており、該照
射野認識回路319は分割撮影情報Sdに基づいて分割撮影
がなされた区画を求めるとともに、これらの各区画内
で、本読み画像信号Sp′を利用して照射野認識を行な
う。なおこの照射野認識回路319としては、例えば本出
願人が特開昭61−39039号で提案したような方法を実施
する装置が採用可能である。照射野認識回路319は、各
区画内において放射線照射野と認識した領域を示す信号
Sgを前記第2の信号抽出回路318に送る。第2の信号抽
出回路318は本読み画像信号Sp′から、この信号Sgが示
す領域に関する画像信号を抽出し、その抽出された本読
み画像信号Sp″を制御回路315に送る。したがって階調
処理条件cは、蓄積性蛍光体シート103の、実際に放射
線が照射されて蓄積記録がなされている撮影領域部分に
ついての本読み画像信号Sp″のみに基づいて、最適に設
定されるようになる。
次に、制御回路315において階調処理条件を決定する
方法の一例を、第5図を参照しながら具体的に説明す
る。
方法の一例を、第5図を参照しながら具体的に説明す
る。
この方法においては、まず制御回路315に入力せしめ
られた本読み画像信号(第1図の場合はSp′、第2図の
場合はSp″)のヒストグラム(画像信号レベルのヒスト
グラム)を作成する。そして、そのヒストグラムから適
当な方法によって、例えば撮影部位や撮影方法等を参考
にして所望画像信号範囲Jを定め、該範囲の最大画像信
号レベルPmaxと最小画像信号レベルPminとを求める。
られた本読み画像信号(第1図の場合はSp′、第2図の
場合はSp″)のヒストグラム(画像信号レベルのヒスト
グラム)を作成する。そして、そのヒストグラムから適
当な方法によって、例えば撮影部位や撮影方法等を参考
にして所望画像信号範囲Jを定め、該範囲の最大画像信
号レベルPmaxと最小画像信号レベルPminとを求める。
一方、放射線画像情報記録再生システムにおいては、
通常前述の如く光電読取手段により輝尽発光光から本読
み画像信号を得、この信号に対して画像処理手段により
階調処理その他の信号処理を施し、この信号を画像再生
手段により写真感光材料等に可視出力画像として再生記
録する。この出力画像においては観察読影に適した濃度
範囲が存在し、一般にこの適性濃度範囲(Dmax〜Dmin)
は予め定められており、かつ前記画像再生手段における
再生条件(再生手段への入力と該手段からの出力との関
係を定める条件)も所定の条件が予め定められるので、
前記適正濃度範囲(Dmax〜Dmin)に対応する前記画像再
生手段への入力信号レベル範囲(Rmax〜Rmin)は、この
画像再生条件に従って一義的に定まる。
通常前述の如く光電読取手段により輝尽発光光から本読
み画像信号を得、この信号に対して画像処理手段により
階調処理その他の信号処理を施し、この信号を画像再生
手段により写真感光材料等に可視出力画像として再生記
録する。この出力画像においては観察読影に適した濃度
範囲が存在し、一般にこの適性濃度範囲(Dmax〜Dmin)
は予め定められており、かつ前記画像再生手段における
再生条件(再生手段への入力と該手段からの出力との関
係を定める条件)も所定の条件が予め定められるので、
前記適正濃度範囲(Dmax〜Dmin)に対応する前記画像再
生手段への入力信号レベル範囲(Rmax〜Rmin)は、この
画像再生条件に従って一義的に定まる。
そこで、上記の如くして求めたPmax及びPminが、上記
の如くして決定されたRmax及びRminに対応するように前
記階調処理における階調処理条件を決定する。
の如くして決定されたRmax及びRminに対応するように前
記階調処理における階調処理条件を決定する。
階調処理は画像処理手段(階調処理手段)に入力され
る各画像信号を一定の条件に従ってそのレベルを変換し
た上で出力せしめる処理であり、その一定の条件が階調
処理条件と称され、通常は非線形な階調曲線によって表
わされる。
る各画像信号を一定の条件に従ってそのレベルを変換し
た上で出力せしめる処理であり、その一定の条件が階調
処理条件と称され、通常は非線形な階調曲線によって表
わされる。
かかる階調処理は、頭部,胸部等の撮影部位や単純,
造影等の撮影方法等の撮影条件に応じて診断目的に適し
た好ましい可視出力画像を得ることを目的とするもので
あり、従って、一般的には、各撮影条件に対して最も好
ましいパターンを有する非線形な階調処理条件の基本形
を予め定めておき、各画像の階調処理の際にはその画像
の撮影条件に応じて適切な階調処理条件の基本形を選出
し、その基本形を用いて階調処理を行なうのが好まし
い。
造影等の撮影方法等の撮影条件に応じて診断目的に適し
た好ましい可視出力画像を得ることを目的とするもので
あり、従って、一般的には、各撮影条件に対して最も好
ましいパターンを有する非線形な階調処理条件の基本形
を予め定めておき、各画像の階調処理の際にはその画像
の撮影条件に応じて適切な階調処理条件の基本形を選出
し、その基本形を用いて階調処理を行なうのが好まし
い。
本実施例においても、この様にして画像の撮影条件に
応じて予め定められている階調処理条件の基本形の中か
ら適切なものを選出し、それを撮影領域内画像信号に基
づいて修正して、つまりその基本形を、第5図に示され
ている様に、上下方向にシフトさせたり、所定の中心線
Oを中心として回転させたりしてPmax,Pmin等がRmax,Rm
inに対応するように位置決めして使用すべき階調処理条
件が決定される。
応じて予め定められている階調処理条件の基本形の中か
ら適切なものを選出し、それを撮影領域内画像信号に基
づいて修正して、つまりその基本形を、第5図に示され
ている様に、上下方向にシフトさせたり、所定の中心線
Oを中心として回転させたりしてPmax,Pmin等がRmax,Rm
inに対応するように位置決めして使用すべき階調処理条
件が決定される。
なお、階調処理条件としては前述の如き撮影条件によ
って定められる非線形のものに限らず直線的なものが使
用される場合も考えられ、その場合は予め決められた1
つの直線を上記の場合と同様に回転もしくはシフトさせ
てPmax,Pmin等がRmax,Rminに対応するように位置決めす
ることにより使用すべき階調処理条件が決定される。こ
の方法による階調処理条件の決定は、前者の如く撮影部
位や撮影方法には基づかないで、撮影領域内の画像信号
にのみ基づいて行なうものである。
って定められる非線形のものに限らず直線的なものが使
用される場合も考えられ、その場合は予め決められた1
つの直線を上記の場合と同様に回転もしくはシフトさせ
てPmax,Pmin等がRmax,Rminに対応するように位置決めす
ることにより使用すべき階調処理条件が決定される。こ
の方法による階調処理条件の決定は、前者の如く撮影部
位や撮影方法には基づかないで、撮影領域内の画像信号
にのみ基づいて行なうものである。
この様に本読み画像信号例えばそのヒストグラムに基
づいて階調処理条件を決定する場合、そのヒストグラム
中に未撮影領域や照射野外の領域である非撮影領域にお
ける画像信号(ノイズ)が含まれていると以下の様な不
都合がある。
づいて階調処理条件を決定する場合、そのヒストグラム
中に未撮影領域や照射野外の領域である非撮影領域にお
ける画像信号(ノイズ)が含まれていると以下の様な不
都合がある。
即ち、それらの領域から読み出される画像信号は散乱
線等に基づくものであり、その信号レベルの多くは極め
て小さいものであるが中には撮影領域内の画像信号レベ
ルより大きくなるものもあるので両者を含んだヒストグ
ラムからはその両者の区別を行なうことは困難である。
従って、前述のようにヒストグラムからPmax,Pminを求
め、これから階調処理条件を決定する場合に、実際に撮
影が行なわれた撮影領域内の画像信号レベルの最小値が
Pminとされるべきところ非撮影領域内の散乱線等による
画像信号レベルの最小値がPminとされる場合が生じ得
る。そして、この様に非撮影領域の画像信号レベルの最
小値がPminとされた場合、一般にその値は撮影領域内の
画像信号レベルの最小値よりも低いので、可視像再生の
際診断に不要な散乱線等を低濃度域に表示することとな
り、従って診断に必要な部分の画像の濃度が高くなり過
ぎ、その結果コントラストが低下して満足な診断が困難
となる。
線等に基づくものであり、その信号レベルの多くは極め
て小さいものであるが中には撮影領域内の画像信号レベ
ルより大きくなるものもあるので両者を含んだヒストグ
ラムからはその両者の区別を行なうことは困難である。
従って、前述のようにヒストグラムからPmax,Pminを求
め、これから階調処理条件を決定する場合に、実際に撮
影が行なわれた撮影領域内の画像信号レベルの最小値が
Pminとされるべきところ非撮影領域内の散乱線等による
画像信号レベルの最小値がPminとされる場合が生じ得
る。そして、この様に非撮影領域の画像信号レベルの最
小値がPminとされた場合、一般にその値は撮影領域内の
画像信号レベルの最小値よりも低いので、可視像再生の
際診断に不要な散乱線等を低濃度域に表示することとな
り、従って診断に必要な部分の画像の濃度が高くなり過
ぎ、その結果コントラストが低下して満足な診断が困難
となる。
上記実施例によれば、予め非撮影領域における画像信
号を除いた本読み画像信号ヒストグラムに基づいてPma
x,Pminを決定するのでその様な不都合を排除できる。
号を除いた本読み画像信号ヒストグラムに基づいてPma
x,Pminを決定するのでその様な不都合を排除できる。
即ち、一般に画像信号の階調処理を個々の撮影画像の
画像信号ヒストグラムに応じて設定された階調処理条件
に従って行なうようにすれば、例えば個々の画像の撮影
において被写体や撮影部位あるいは放射線照射量等が変
動し、それによって各撮影済シートに蓄積記録された放
射線エネルギレベル範囲が変動しても、該変動に拘らず
いずれの可視出力画像においても、常に必要な被写体画
像情報が観察読影に好適な適性濃度範囲に表示されるよ
うにすることができるので好都合であるが、特に本発明
によれば非撮影領域における画像信号(ノイズ)を含ま
ない本読み画像信号に基づいて決定できるので、上記必
要な被写体画像情報が適正濃度範囲に表示されるという
効果がより顕著に奏される。
画像信号ヒストグラムに応じて設定された階調処理条件
に従って行なうようにすれば、例えば個々の画像の撮影
において被写体や撮影部位あるいは放射線照射量等が変
動し、それによって各撮影済シートに蓄積記録された放
射線エネルギレベル範囲が変動しても、該変動に拘らず
いずれの可視出力画像においても、常に必要な被写体画
像情報が観察読影に好適な適性濃度範囲に表示されるよ
うにすることができるので好都合であるが、特に本発明
によれば非撮影領域における画像信号(ノイズ)を含ま
ない本読み画像信号に基づいて決定できるので、上記必
要な被写体画像情報が適正濃度範囲に表示されるという
効果がより顕著に奏される。
この様な階調処理条件の決定方法は、特に上述の如き
個々の撮影における記録された放射線エネルギレベル範
囲の変動を考慮することなく決定された読取条件に基づ
いて読み取られた画像信号を処理する場合に利用すれば
有益である。
個々の撮影における記録された放射線エネルギレベル範
囲の変動を考慮することなく決定された読取条件に基づ
いて読み取られた画像信号を処理する場合に利用すれば
有益である。
(発明の効果) 以上詳細に説明した通り本発明によれば、本読み画像
信号に基づいて画像処理条件を決定する際に、分割撮影
において蓄積性蛍光体シートの放射線撮影がなされなか
った未撮影領域部分からの読取画像信号の影響を排除し
て、被写体に関する蓄積記録情報を正しく把握し、画像
処理条件を適正に設定することができる。したがって本
発明によれば、常に観察読影適性の優れた放射線画像を
再生することがで可能となる。
信号に基づいて画像処理条件を決定する際に、分割撮影
において蓄積性蛍光体シートの放射線撮影がなされなか
った未撮影領域部分からの読取画像信号の影響を排除し
て、被写体に関する蓄積記録情報を正しく把握し、画像
処理条件を適正に設定することができる。したがって本
発明によれば、常に観察読影適性の優れた放射線画像を
再生することがで可能となる。
第1図は本発明の第1実施例装置によって放射線画像情
報の読取りを行なう放射線画像情報記録再生システムの
概略構成図、 第2図は本発明に係る蓄積性蛍光体シートへの放射線画
像情報記録状態を示す説明図、 第3図は本発明の第2実施例装置によって放射線画像情
報の読取りを行なう放射線画像情報記録再生システムの
概略構成図、 第4図は本発明に係る蓄積性蛍光体シートへの放射線画
像情報記録状態を示す説明図、 第5図は本発明に係る階調処理条件を決定する方法の一
例を説明する説明図である。 20……放射線画像撮影部、30……本読み用読取部 100……放射線源、101……被写体 102……放射線 103……蓄積性蛍光体シート 104……絞り 301……本読み用レーザ光源 302……本読み用レーザ光 305……本読み用光偏向器 310……本読み用光検出器、311……増幅器 312……A/D変換器 314、318……信号抽出回路 315……制御回路、316……信号処理回路 317……未撮影領域認識回路 320……本読み用シート移送手段 c……画像処理条件 Sp……本読み画像信号、Sd……分割撮影情報
報の読取りを行なう放射線画像情報記録再生システムの
概略構成図、 第2図は本発明に係る蓄積性蛍光体シートへの放射線画
像情報記録状態を示す説明図、 第3図は本発明の第2実施例装置によって放射線画像情
報の読取りを行なう放射線画像情報記録再生システムの
概略構成図、 第4図は本発明に係る蓄積性蛍光体シートへの放射線画
像情報記録状態を示す説明図、 第5図は本発明に係る階調処理条件を決定する方法の一
例を説明する説明図である。 20……放射線画像撮影部、30……本読み用読取部 100……放射線源、101……被写体 102……放射線 103……蓄積性蛍光体シート 104……絞り 301……本読み用レーザ光源 302……本読み用レーザ光 305……本読み用光偏向器 310……本読み用光検出器、311……増幅器 312……A/D変換器 314、318……信号抽出回路 315……制御回路、316……信号処理回路 317……未撮影領域認識回路 320……本読み用シート移送手段 c……画像処理条件 Sp……本読み画像信号、Sd……分割撮影情報
Claims (2)
- 【請求項1】被写体の放射線画像情報が蓄積記録された
記録媒体から可視像再生のための画像信号を読み取り本
読みを行ない、この本読みにより得られた本読み画像信
号を処理する際の画像処理条件を決定し、この画像処理
条件にしたがって前記本読み画像信号を画像処理する放
射線画像情報読取方法において、 前記放射線画像情報を蓄積記録する際に複数の区画毎に
放射線を照射して分割撮影がなされている場合、 前記本読みによって得られた本読み画像信号から、前記
分割撮影に関する情報に基づいて、放射線が照射されな
かった区画に関する画像信号を除外し、撮影領域の本読
み画像信号に基づいて前記画像処理条件を決定するよう
にしたことを特徴とする放射線画像処理情報読取方法。 - 【請求項2】被写体の放射線画像情報が蓄積記録されて
いる記録媒体から可視像再生のための本読み画像信号を
読み取る本読み読取手段と、 前記記録媒体に前記放射線画像情報の蓄積記録を行なう
際の分割撮影に関する情報が入力され、この入力された
情報に基づいて前記蓄積記録がなされなかった未撮影区
画の領域を求め、この領域を示す領域指示信号を出力す
る未撮影領域認識手段と、 前記本読み読取手段が出力する本読み画像信号および前
記領域指示信号が入力され、この本読み画像信号から該
領域指示信号が示す領域に関する画像信号を除外し、撮
影領域の本読み画像信号のみを出力する信号抽出手段
と、 前記信号抽出手段から出力された撮影領域の本読み画像
信号に基づいて前記本読み読取手段が出力する本読み画
像信号を画像処理する際の画像処理条件を決定する制御
手段と、 前記制御手段によって決定された画像処理条件にしたが
って前記本読み読取手段が出力する本読み画像信号を画
像処理する信号処理条件とを備えて成ることを特徴とす
る放射線画像情報読取装置。
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