JPH07104915B2 - カラ−画像処理装置 - Google Patents
カラ−画像処理装置Info
- Publication number
- JPH07104915B2 JPH07104915B2 JP19003586A JP19003586A JPH07104915B2 JP H07104915 B2 JPH07104915 B2 JP H07104915B2 JP 19003586 A JP19003586 A JP 19003586A JP 19003586 A JP19003586 A JP 19003586A JP H07104915 B2 JPH07104915 B2 JP H07104915B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
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- color
- image
- color image
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はカラー画像処理装置に関する。
<従来の技術> 従来からオリジナルカラー画像の一部を切り出し、他の
画像と合成する処理を行なう場合の画像抽出方法として
特定の色相を背景色として認識して、合成する画像を背
景から抽出するクロマキー方式があった。
画像と合成する処理を行なう場合の画像抽出方法として
特定の色相を背景色として認識して、合成する画像を背
景から抽出するクロマキー方式があった。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら上述のクロマキー方式では色相を用いて背
景を抽出するため、抽出する画像に前記特定色と同等の
色相が含まれている場合、抽出する画像に含まれる特定
色と同等の色相部までも背景として誤認識してしまうと
いう問題があった。
景を抽出するため、抽出する画像に前記特定色と同等の
色相が含まれている場合、抽出する画像に含まれる特定
色と同等の色相部までも背景として誤認識してしまうと
いう問題があった。
<課題を解決するための手段> 本発明は上述の課題を解決するべくなされたもので、特
定色の背景と所定領域を有するカラー画像から所定領域
を抽出するカラー画像処理装置であって、前記特定色を
用いて抽出された前記カラー画像上の背景の領域を記憶
する第1の記憶手段(本実施例では図1、80に相当)、
前記所定領域に含まれる領域であって、前記特定色の領
域を記憶する第2の記憶手段(本実施例では図1、60に
相当)、 前記第1の記憶手段及び第2の記憶手段の記憶結果を用
いて前記所定領域を抽出する制御手段(本実施例では図
1、100に相当)とを有することを特徴とする。
定色の背景と所定領域を有するカラー画像から所定領域
を抽出するカラー画像処理装置であって、前記特定色を
用いて抽出された前記カラー画像上の背景の領域を記憶
する第1の記憶手段(本実施例では図1、80に相当)、
前記所定領域に含まれる領域であって、前記特定色の領
域を記憶する第2の記憶手段(本実施例では図1、60に
相当)、 前記第1の記憶手段及び第2の記憶手段の記憶結果を用
いて前記所定領域を抽出する制御手段(本実施例では図
1、100に相当)とを有することを特徴とする。
<実施例> 第1図は本発明の実施例で、従来のフレームメモリ及び
画像処理CPUに領域指定メモリ及び背景色メモリという
2つのメモリが付加された形となっている。以下簡単に
全体の説明を行うと、入力された画像信号はA/D変換器1
0でデジタル信号に変換されフレームメモリA20に入力さ
れる。フレームメモリA20に格納されている画像及び領
域指定メモリ60で指定された領域はオーバーラツプさ
れ、タイミングコントローラ30により常時D/Aコンバー
タ40に送られモニターデイスプレイ50に表示されてい
る。これらの画像データはビデオバスVBを通じて転送さ
れる。
画像処理CPUに領域指定メモリ及び背景色メモリという
2つのメモリが付加された形となっている。以下簡単に
全体の説明を行うと、入力された画像信号はA/D変換器1
0でデジタル信号に変換されフレームメモリA20に入力さ
れる。フレームメモリA20に格納されている画像及び領
域指定メモリ60で指定された領域はオーバーラツプさ
れ、タイミングコントローラ30により常時D/Aコンバー
タ40に送られモニターデイスプレイ50に表示されてい
る。これらの画像データはビデオバスVBを通じて転送さ
れる。
一方、合成しようとするもう一つの画像はフレームメモ
リB70に格納されていて、フレームメモリA20及びB70の
間のデータは、システムバスSBを経由して画像処理コン
トローラ100により自由に読込、書込、転送が行える様
になっている。さらにシステムバスSB上には背景色メモ
リ80が接続されている。
リB70に格納されていて、フレームメモリA20及びB70の
間のデータは、システムバスSBを経由して画像処理コン
トローラ100により自由に読込、書込、転送が行える様
になっている。さらにシステムバスSB上には背景色メモ
リ80が接続されている。
フレームメモリA20,B70は横640×縦480ドツトR,G,B各8
ビツトのフルカラーの画像メモリで、領域指定メモリ60
も縦横サイズは同一で深さ8ビツトのメモリとする。こ
の8ビツトのうち1ビツトは合成領域指定、1ビツトは
背景領域指定に使われ、他はワーク用である。
ビツトのフルカラーの画像メモリで、領域指定メモリ60
も縦横サイズは同一で深さ8ビツトのメモリとする。こ
の8ビツトのうち1ビツトは合成領域指定、1ビツトは
背景領域指定に使われ、他はワーク用である。
またデジタイザ・タブレツト等のポインテイングデバイ
ス90が画像処理コントローラ100に接続されていて、モ
ニターデイスプレイ50に現在位置が表示されている。
ス90が画像処理コントローラ100に接続されていて、モ
ニターデイスプレイ50に現在位置が表示されている。
さて、今フレームメモリA20には第2図の様な人物画が
入っており、フレームメモリB70には第3図の様な風景
画が入っているとする。人物画の背景は壁であるが、多
少シエーディングがかかっていて、一様ではない。また
壁の色と同一色相と思われる丸印の模様が洋服中に含ま
れているとする。この様なフレームメモリA,Bの画像を
第4図に示す様な画像に合成したい。これを行うには、
合成させたい人物のみを切り出してもできるが、輪郭を
忠実にトレースするのは難しく、また髪の毛の一本一本
の様な細い部分は不可能である。そこでまず背景色と混
同しやすい部分あるいは合成したい部分の内側を大まか
な部分を切り出す。切り出し方はデジタイザ・タブレツ
ト等のポインテイングデバイス90を用い、A画面にカー
ソルを表示させながら、その領域をぬりつぶす方法で行
う。この領域を合成領域とする。
入っており、フレームメモリB70には第3図の様な風景
画が入っているとする。人物画の背景は壁であるが、多
少シエーディングがかかっていて、一様ではない。また
壁の色と同一色相と思われる丸印の模様が洋服中に含ま
れているとする。この様なフレームメモリA,Bの画像を
第4図に示す様な画像に合成したい。これを行うには、
合成させたい人物のみを切り出してもできるが、輪郭を
忠実にトレースするのは難しく、また髪の毛の一本一本
の様な細い部分は不可能である。そこでまず背景色と混
同しやすい部分あるいは合成したい部分の内側を大まか
な部分を切り出す。切り出し方はデジタイザ・タブレツ
ト等のポインテイングデバイス90を用い、A画面にカー
ソルを表示させながら、その領域をぬりつぶす方法で行
う。この領域を合成領域とする。
第5図はモニターに表示される画面でその切り出した部
分を横線で示してある。逆に第2図中に除去したい部分
がある時は、その外側の大きな部分を同様な方法で指定
する。この領域を背景領域とする。合成領域と背景領域
はモニター上では別々の色でぬりつぶされ表示される
が、あくまで領域指定メモリのみを変化させているだけ
で、元の画像は影響を受けない。
分を横線で示してある。逆に第2図中に除去したい部分
がある時は、その外側の大きな部分を同様な方法で指定
する。この領域を背景領域とする。合成領域と背景領域
はモニター上では別々の色でぬりつぶされ表示される
が、あくまで領域指定メモリのみを変化させているだけ
で、元の画像は影響を受けない。
以上の様に、領域指定メモリには、切り出したい領域お
よび除去したい領域が手動により大まかに指定される。
次に背景色の除去であるが、背景色の指定は、カーソル
で代表的な場所を何点か入力し指定されたポイントの色
相をR−G−Bにある上下巾を設定し、背景色メモリの
ビツトをたて背景色とする。例えばR−G−Bが50−10
0−200の値の時は上下巾を±10とすると、〜式をす
べて 40≦R≦60 …… 90≦G≦110 …… 190≦B≦210 …… 満たす様なR−G−Bの領域のビツトを立てる。これを
入力したポイント数くり返す。
よび除去したい領域が手動により大まかに指定される。
次に背景色の除去であるが、背景色の指定は、カーソル
で代表的な場所を何点か入力し指定されたポイントの色
相をR−G−Bにある上下巾を設定し、背景色メモリの
ビツトをたて背景色とする。例えばR−G−Bが50−10
0−200の値の時は上下巾を±10とすると、〜式をす
べて 40≦R≦60 …… 90≦G≦110 …… 190≦B≦210 …… 満たす様なR−G−Bの領域のビツトを立てる。これを
入力したポイント数くり返す。
このメモリの大きさはR,G,B各8ビツトとすると28×28
×28=224=16Mビツトと膨大な量であるが、上下巾を持
たせる事を考えれば、各5ビツトで十分と考えられ、そ
の時は25×25×25=215=32Kビツトと小容量のRAMで実
現できる。以上の様に領域指定メモリは画面の平面方向
を制御し、背景色メモリは一点一点の色相という深さ方
向を制御する。
×28=224=16Mビツトと膨大な量であるが、上下巾を持
たせる事を考えれば、各5ビツトで十分と考えられ、そ
の時は25×25×25=215=32Kビツトと小容量のRAMで実
現できる。以上の様に領域指定メモリは画面の平面方向
を制御し、背景色メモリは一点一点の色相という深さ方
向を制御する。
実際の合成は画像処理コントローラが画面を水平,垂直
方向に一点一点スキヤニングさせながら領域指定メモリ
で合成領域と指定されている時は画面Aの画素を画面B
に置き換え、背景領域と指定されている時は何もせず、
どちらも指定されていない時は背景色メモリを参照し、
背景ビツトが立っていない時は画面Aの画素を画面Bの
と置き換えながら画面全体について行う。
方向に一点一点スキヤニングさせながら領域指定メモリ
で合成領域と指定されている時は画面Aの画素を画面B
に置き換え、背景領域と指定されている時は何もせず、
どちらも指定されていない時は背景色メモリを参照し、
背景ビツトが立っていない時は画面Aの画素を画面Bの
と置き換えながら画面全体について行う。
以上説明した様に、本実施例に依り、合成しようとする
画像の背景がシエーデイングがかかった様な均一でなく
とも何点かポイントし、背景とみなすことができ、また
背景色と同一の色相があってもマスクビツトをたてるこ
とにより背景と混同されることもなく、また背景中の不
要な領域は予め指定することにより背景とみなすことが
でき、良好な画像の切り出し及び合成が可能である。
画像の背景がシエーデイングがかかった様な均一でなく
とも何点かポイントし、背景とみなすことができ、また
背景色と同一の色相があってもマスクビツトをたてるこ
とにより背景と混同されることもなく、また背景中の不
要な領域は予め指定することにより背景とみなすことが
でき、良好な画像の切り出し及び合成が可能である。
<発明の効果> 以上のように本発明によれば、特定色の背景と所定領域
を有するカラー画像から所定領域を抽出する場合に、精
度のよい抽出が可能になる。
を有するカラー画像から所定領域を抽出する場合に、精
度のよい抽出が可能になる。
第1図は本実施例の処理ブロツク図、第2図はフレーム
メモリA内の画像を示す図、第3図はフレームメモリB
内の画像を示す図、第4図は合成画像を示す図、第5図
は第2図の切り出し部分を示す図である。
メモリA内の画像を示す図、第3図はフレームメモリB
内の画像を示す図、第4図は合成画像を示す図、第5図
は第2図の切り出し部分を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】特定色の背景と所定領域を有するカラー画
像から所定領域を抽出するカラー画像処理装置であっ
て、 前記特定色を用いて抽出された前記カラー画像上の背景
の領域を記憶する第1の記憶手段、 前記所定領域に含まれる領域であって、前記特定色の領
域を記憶する第2の記憶手段、前記第1の記憶手段及び
第2の記憶手段の記憶結果を用いて前記所定領域を抽出
する制御手段とを有することを特徴とするカラー画像処
理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19003586A JPH07104915B2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | カラ−画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19003586A JPH07104915B2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | カラ−画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6346573A JPS6346573A (ja) | 1988-02-27 |
JPH07104915B2 true JPH07104915B2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=16251276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19003586A Expired - Lifetime JPH07104915B2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | カラ−画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07104915B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10275087B1 (en) | 2011-08-05 | 2019-04-30 | P4tents1, LLC | Devices, methods, and graphical user interfaces for manipulating user interface objects with visual and/or haptic feedback |
-
1986
- 1986-08-13 JP JP19003586A patent/JPH07104915B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10275087B1 (en) | 2011-08-05 | 2019-04-30 | P4tents1, LLC | Devices, methods, and graphical user interfaces for manipulating user interface objects with visual and/or haptic feedback |
US10338736B1 (en) | 2011-08-05 | 2019-07-02 | P4tents1, LLC | Devices, methods, and graphical user interfaces for manipulating user interface objects with visual and/or haptic feedback |
US10345961B1 (en) | 2011-08-05 | 2019-07-09 | P4tents1, LLC | Devices and methods for navigating between user interfaces |
US10365758B1 (en) | 2011-08-05 | 2019-07-30 | P4tents1, LLC | Devices, methods, and graphical user interfaces for manipulating user interface objects with visual and/or haptic feedback |
US10386960B1 (en) | 2011-08-05 | 2019-08-20 | P4tents1, LLC | Devices, methods, and graphical user interfaces for manipulating user interface objects with visual and/or haptic feedback |
US10540039B1 (en) | 2011-08-05 | 2020-01-21 | P4tents1, LLC | Devices and methods for navigating between user interface |
US10649571B1 (en) | 2011-08-05 | 2020-05-12 | P4tents1, LLC | Devices, methods, and graphical user interfaces for manipulating user interface objects with visual and/or haptic feedback |
US10656752B1 (en) | 2011-08-05 | 2020-05-19 | P4tents1, LLC | Gesture-equipped touch screen system, method, and computer program product |
US10664097B1 (en) | 2011-08-05 | 2020-05-26 | P4tents1, LLC | Devices, methods, and graphical user interfaces for manipulating user interface objects with visual and/or haptic feedback |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6346573A (ja) | 1988-02-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |