JPH05290133A - カラー画像処理装置 - Google Patents
カラー画像処理装置Info
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- JPH05290133A JPH05290133A JP4085841A JP8584192A JPH05290133A JP H05290133 A JPH05290133 A JP H05290133A JP 4085841 A JP4085841 A JP 4085841A JP 8584192 A JP8584192 A JP 8584192A JP H05290133 A JPH05290133 A JP H05290133A
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- color data
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、カラー表示に係わるカラー画像処
理に関し、カラー原画像を人間の視感覚の特性に合った
自然な感じでカラー表示できるようにすることを目的と
する。 【構成】 グルーピング手段60は、グルーピング変数
指定手段70からの指定内容に基づき、サンプル点指定
手段50により指定されたカラー原画像の一画素の(色
相値、彩度値、明度値)を求め、(色相値、彩度値、明
度値)の範囲を特定する。そしてカラー原画像の各画素
の色データから得たその範囲内の(色相値、彩度値、明
度値)のセットデータを登録手段80に出力する。登録
手段80は、入力される上記セットデータの中からサン
プリング色彩数指定手段90の指定内容に基づいて指定
数の上記セットデータを選択し、それらの(色相値、彩
度値、明度値)セットデータを(R値,G値,B値)に
変換しパレット100に登録する。
理に関し、カラー原画像を人間の視感覚の特性に合った
自然な感じでカラー表示できるようにすることを目的と
する。 【構成】 グルーピング手段60は、グルーピング変数
指定手段70からの指定内容に基づき、サンプル点指定
手段50により指定されたカラー原画像の一画素の(色
相値、彩度値、明度値)を求め、(色相値、彩度値、明
度値)の範囲を特定する。そしてカラー原画像の各画素
の色データから得たその範囲内の(色相値、彩度値、明
度値)のセットデータを登録手段80に出力する。登録
手段80は、入力される上記セットデータの中からサン
プリング色彩数指定手段90の指定内容に基づいて指定
数の上記セットデータを選択し、それらの(色相値、彩
度値、明度値)セットデータを(R値,G値,B値)に
変換しパレット100に登録する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置等の出力装
置として用いられるカラー画像表示装置に表示されるカ
ラー画像の画質を改善させるカラー画像処理装置に関す
る。
置として用いられるカラー画像表示装置に表示されるカ
ラー画像の画質を改善させるカラー画像処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ワークステーションやパーソナルコンピ
ュータ等の情報処理装置において使用される表示装置
は、白黒画像からカラー画像へとその需要が急速に変化
しつつある。
ュータ等の情報処理装置において使用される表示装置
は、白黒画像からカラー画像へとその需要が急速に変化
しつつある。
【0003】現在のカラー画像表示装置においては、表
示可能な色数が26万2144色のものも現れているが、同時
に表示可能な色数は8,16,256, または4096色等に限定さ
れている。
示可能な色数が26万2144色のものも現れているが、同時
に表示可能な色数は8,16,256, または4096色等に限定さ
れている。
【0004】このため、カラー写真のような自然画像を
表示する場合、特別な工夫が必要となってくる。そし
て、そのための一方法として、「カラーパレット」を用
いた方法がある。
表示する場合、特別な工夫が必要となってくる。そし
て、そのための一方法として、「カラーパレット」を用
いた方法がある。
【0005】この方法は、同時に表示可能な色数分のパ
レット(パレット・レジスタ)を用意し、これらの各パ
レットにある特定の色(色データ)を示す番号を登録す
るものである。尚、各色には予め固有の番号が割り当て
られる。
レット(パレット・レジスタ)を用意し、これらの各パ
レットにある特定の色(色データ)を示す番号を登録す
るものである。尚、各色には予め固有の番号が割り当て
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
「カラーパレット」の方法においては、カラー写真のよ
うな自然画像を表示する場合、以下に説明するような問
題があった。
「カラーパレット」の方法においては、カラー写真のよ
うな自然画像を表示する場合、以下に説明するような問
題があった。
【0007】上述したように、同時表示可能な色の数は
パレットの数によって制限されるため、パレットに色番
号を登録する際には、表示すべき原画像を構成している
無数の色の中から何らかの方法で各パレットに登録する
色を選ばなければならない。
パレットの数によって制限されるため、パレットに色番
号を登録する際には、表示すべき原画像を構成している
無数の色の中から何らかの方法で各パレットに登録する
色を選ばなければならない。
【0008】このパレットに登録する色を選択する方法
として、従来は、例えば、原画像の各要素で使用されて
いる各色毎に画素数のヒストグラムを作成し、使用頻度
の高い色から順にパレットに登録する色を選択する方法
が採用されていた。
として、従来は、例えば、原画像の各要素で使用されて
いる各色毎に画素数のヒストグラムを作成し、使用頻度
の高い色から順にパレットに登録する色を選択する方法
が採用されていた。
【0009】しかし、この方法には、次のような不都合
が生じるという問題があった。すなわち、例えば、青空
をバックにした人物の画像の場合には、背景を構成して
いる青の画素の出現頻度が高いため、人物を構成してい
る色がパレットに登録される可能性は少なくなり、この
結果、より高精細なカラー表示が必要な人物のカラー表
示が不自然になるという問題があった。
が生じるという問題があった。すなわち、例えば、青空
をバックにした人物の画像の場合には、背景を構成して
いる青の画素の出現頻度が高いため、人物を構成してい
る色がパレットに登録される可能性は少なくなり、この
結果、より高精細なカラー表示が必要な人物のカラー表
示が不自然になるという問題があった。
【0010】上記のような不自然な表示が発生するの
は、自然画像においてその面積がその自然画像全体の面
積に対しある所定比率以上となっている部分であること
が多い。すなわち、例えば「顔」であったり、「着てい
る服」「花壇の花々」といったような画素集合体であり
自然画像内の一点(一画素)であることはない。
は、自然画像においてその面積がその自然画像全体の面
積に対しある所定比率以上となっている部分であること
が多い。すなわち、例えば「顔」であったり、「着てい
る服」「花壇の花々」といったような画素集合体であり
自然画像内の一点(一画素)であることはない。
【0011】また、一方ではパレットに登録された色と
自然画像の実際の色について、以下に述べるような問題
があった。上述したように、パレットに登録できる色の
数(これは、同時表示可能な色の数に等しい)は、用意
されているパレット(パレット・レジスタ)の個数によ
り、例えば4096色というように限定されるため、パレッ
トに登録された色(色データ)は、表示すべき原画像を
構成している無数の色の中から何らかの方法で選ばれた
色になっている。換言すれば、自然画像をカラー表示す
る際には、表示すべき原画像の各画素の色データを、パ
レットに登録されている限定された個数の色から選択す
る処理が必要となってくる。
自然画像の実際の色について、以下に述べるような問題
があった。上述したように、パレットに登録できる色の
数(これは、同時表示可能な色の数に等しい)は、用意
されているパレット(パレット・レジスタ)の個数によ
り、例えば4096色というように限定されるため、パレッ
トに登録された色(色データ)は、表示すべき原画像を
構成している無数の色の中から何らかの方法で選ばれた
色になっている。換言すれば、自然画像をカラー表示す
る際には、表示すべき原画像の各画素の色データを、パ
レットに登録されている限定された個数の色から選択す
る処理が必要となってくる。
【0012】この色選択の方法として、従来は、原画像
の各画素について、パレットに登録されている色データ
の中から各画素の色データのRGB値(R:赤,G:
緑,B:青の三原色)と最も距離(RGB3次元空間的
な距離)が短い色データを割り当ててカラー表示を行っ
ていた。
の各画素について、パレットに登録されている色データ
の中から各画素の色データのRGB値(R:赤,G:
緑,B:青の三原色)と最も距離(RGB3次元空間的
な距離)が短い色データを割り当ててカラー表示を行っ
ていた。
【0013】しかしながら、このような方法だと、カラ
ー画像の色を決定するRGBというデータが、人間の本
来の視感覚の特性と線型に対応していないため、表示さ
れるカラー画像が元のカラー画像と感覚的に異質なもの
になってしまい、カラー画像表示の忠実度が劣る(低
い)という欠点があった。
ー画像の色を決定するRGBというデータが、人間の本
来の視感覚の特性と線型に対応していないため、表示さ
れるカラー画像が元のカラー画像と感覚的に異質なもの
になってしまい、カラー画像表示の忠実度が劣る(低
い)という欠点があった。
【0014】本発明の第1の目的は、人間の視感覚の特
性をより忠実に反映させたカラー画像表示を可能にする
適切なパレットへの色(色データの登録)を実現するこ
とである。
性をより忠実に反映させたカラー画像表示を可能にする
適切なパレットへの色(色データの登録)を実現するこ
とである。
【0015】また、本発明の第2の目的は、パレットに
登録可能な色(色データ)数に制限されることなく元の
カラー画像をより忠実にカラー表示できるようにするこ
とである。
登録可能な色(色データ)数に制限されることなく元の
カラー画像をより忠実にカラー表示できるようにするこ
とである。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1、図2、及び図3
は、それぞれ第1、第2、及び第3の発明の原理ブロッ
ク図である。
は、それぞれ第1、第2、及び第3の発明の原理ブロッ
ク図である。
【0017】これらの発明は、カラー表示装置が表示可
能な複数種類の色データを格納する色彩データ登録メモ
リに、カラー原画像を構成する画素が有する色データを
登録するカラー画像処理装置を前提にする。
能な複数種類の色データを格納する色彩データ登録メモ
リに、カラー原画像を構成する画素が有する色データを
登録するカラー画像処理装置を前提にする。
【0018】まず、図1にそのブロック構成を示す、第
1の発明が備える各手段を説明する。サンプル点指定手
段1は、カラー原画像の任意の一画素を指定する。
1の発明が備える各手段を説明する。サンプル点指定手
段1は、カラー原画像の任意の一画素を指定する。
【0019】グルーピング情報指定手段2は、前記カラ
ー原画像をグループ分けするための情報として、色相、
彩度、または明度の内の少なくとも1つの属性を指定す
ると共に、その指定した属性の値の範囲に係わる情報も
指定する。
ー原画像をグループ分けするための情報として、色相、
彩度、または明度の内の少なくとも1つの属性を指定す
ると共に、その指定した属性の値の範囲に係わる情報も
指定する。
【0020】範囲特定手段3は、サンプル点指定手段1
により指定された一画素の(色相値、彩度値、明度値)
を求め、グルーピング情報指定手段2により指定された
内容に基づき、前記色彩登録メモリに登録すべき色デー
タの色相、彩度、及び明度の各属性値の範囲を特定す
る。
により指定された一画素の(色相値、彩度値、明度値)
を求め、グルーピング情報指定手段2により指定された
内容に基づき、前記色彩登録メモリに登録すべき色デー
タの色相、彩度、及び明度の各属性値の範囲を特定す
る。
【0021】サンプリング色彩数指定手段4は、色相
値、彩度値、かつ明度値が属性値範囲特定手段3により
特定された色相値、彩度値、かつ明度値の範囲内にある
前記カラー原画像を構成する画素の色データの中から何
個を前記色彩登録メモリに登録すべきかを指定する。
値、彩度値、かつ明度値が属性値範囲特定手段3により
特定された色相値、彩度値、かつ明度値の範囲内にある
前記カラー原画像を構成する画素の色データの中から何
個を前記色彩登録メモリに登録すべきかを指定する。
【0022】表示用データ登録手段5は、前記カラー原
画像の全ての画素について(色相値、彩度値、明度値)
を求め、それらの(色相値、彩度値、明度値)の中から
サンプリング色彩数指定手段4によって指定された色数
分の(色相値、彩度値、明度値)を選択して、それらの
(色相値、彩度値、明度値)を有する色データを前記色
彩登録メモリに登録し、前記色彩データ登録メモリに登
録可能な残りの色データについては、前記カラー原画像
の画素が有する色データの中から選択して前記色彩デー
タ登録メモリに登録する。
画像の全ての画素について(色相値、彩度値、明度値)
を求め、それらの(色相値、彩度値、明度値)の中から
サンプリング色彩数指定手段4によって指定された色数
分の(色相値、彩度値、明度値)を選択して、それらの
(色相値、彩度値、明度値)を有する色データを前記色
彩登録メモリに登録し、前記色彩データ登録メモリに登
録可能な残りの色データについては、前記カラー原画像
の画素が有する色データの中から選択して前記色彩デー
タ登録メモリに登録する。
【0023】次に、図2にそのブロック構成を示す、第
2の発明が備える各手段を説明する。領域指定手段11
は、カラー原画像の任意の部分領域(複数であってもよ
い)を指定する。
2の発明が備える各手段を説明する。領域指定手段11
は、カラー原画像の任意の部分領域(複数であってもよ
い)を指定する。
【0024】グルーピング情報指定手段12は、前記カ
ラー原画像をクループ分けするための情報として、色
相、彩度、または明度の内の少なくとも1つの属性を指
定すると共に、その指定した属性の値の範囲に係わる情
報も指定する。
ラー原画像をクループ分けするための情報として、色
相、彩度、または明度の内の少なくとも1つの属性を指
定すると共に、その指定した属性の値の範囲に係わる情
報も指定する。
【0025】属性値範囲特定手段13は、領域指定手段
11により指定された部分領域内に属する複数の画素の
(色相値、彩度値、明度値)を求め、グルーピング情報
指定手段12により指定された内容に基づき、前記色彩
登録メモリに登録すべき色データの色相、彩度、及び明
度の各属性値の範囲を特定する。
11により指定された部分領域内に属する複数の画素の
(色相値、彩度値、明度値)を求め、グルーピング情報
指定手段12により指定された内容に基づき、前記色彩
登録メモリに登録すべき色データの色相、彩度、及び明
度の各属性値の範囲を特定する。
【0026】サンプリング色彩数指定手段14は、色相
値、彩度値、かつ明度値が属性値範囲特定手段13によ
り特定された色相値、彩度値、かつ明度値の範囲内にあ
る前記カラー原画像を構成する画素の色データの中から
何個を前記色彩登録メモリに登録すべきかを指定する。
値、彩度値、かつ明度値が属性値範囲特定手段13によ
り特定された色相値、彩度値、かつ明度値の範囲内にあ
る前記カラー原画像を構成する画素の色データの中から
何個を前記色彩登録メモリに登録すべきかを指定する。
【0027】表示用色データ登録手段15は、前記カラ
ー原画像のすべての画素について(色相値、彩度値、明
度値)を求め、それらの(色相値、彩度値、明度値)の
中から前記サンプリング色彩数指定手段14によって指
定された色数分の(色相値、彩度値、明度値)を選択し
て、それらの(色相値、彩度値、明度値)を有する色デ
ータを前記色彩データ登録メモリに登録し、前記色彩デ
ータ登録メモリに登録可能な残りの色データについて
は、前記カラー原画像の画素が有する色データの中から
選択して前記色彩データ登録メモリに登録する。
ー原画像のすべての画素について(色相値、彩度値、明
度値)を求め、それらの(色相値、彩度値、明度値)の
中から前記サンプリング色彩数指定手段14によって指
定された色数分の(色相値、彩度値、明度値)を選択し
て、それらの(色相値、彩度値、明度値)を有する色デ
ータを前記色彩データ登録メモリに登録し、前記色彩デ
ータ登録メモリに登録可能な残りの色データについて
は、前記カラー原画像の画素が有する色データの中から
選択して前記色彩データ登録メモリに登録する。
【0028】そして、最後に、図3にそのブロック構成
を示す、第3の発明が備える各手段を説明する。色デー
タ登録手段31は、前記カラー原画像の画素が有する色
データを基に、前記色彩データ格納メモリに複数種類の
色データを登録する。
を示す、第3の発明が備える各手段を説明する。色デー
タ登録手段31は、前記カラー原画像の画素が有する色
データを基に、前記色彩データ格納メモリに複数種類の
色データを登録する。
【0029】均等色空間変換手段32は、色データ登録
手段31によって前記色彩データ格納メモリに格納され
た各色データを例えばL* u* v* 空間またはL* a*
b*空間等の均等色空間のデータに変換する。
手段31によって前記色彩データ格納メモリに格納され
た各色データを例えばL* u* v* 空間またはL* a*
b*空間等の均等色空間のデータに変換する。
【0030】色データ対応表記憶手段33は、均等色空
間変換手段32によって得られた均等色空間のデータを
前記色彩データ格納メモリに格納されている対応する色
データと対応付けて記憶する。
間変換手段32によって得られた均等色空間のデータを
前記色彩データ格納メモリに格納されている対応する色
データと対応付けて記憶する。
【0031】表示用色データ情報出力手段34は、カラ
ー原画像の各画素の色データを前記均等色空間のデータ
に変換し、色データ対応表記憶手段33から、上記変換
により得られた均等色空間のデータに最も色差が小さい
均等色空間のデータを有する色データを見つけ出し、そ
の色データ、またはその色データを前記色彩データ格納
メモリから取り出すために必要な情報を、出力する。
ー原画像の各画素の色データを前記均等色空間のデータ
に変換し、色データ対応表記憶手段33から、上記変換
により得られた均等色空間のデータに最も色差が小さい
均等色空間のデータを有する色データを見つけ出し、そ
の色データ、またはその色データを前記色彩データ格納
メモリから取り出すために必要な情報を、出力する。
【0032】
【作用】第1の発明においては、属性値範囲特定手段3
がカラー原画像の全画素の中からサンプル点指定手段1
により指定された画素の色データ(R値,G値,B値)
を入力し、その色データの「色相」,「彩度」,「明
度」の各属性値を算出する。
がカラー原画像の全画素の中からサンプル点指定手段1
により指定された画素の色データ(R値,G値,B値)
を入力し、その色データの「色相」,「彩度」,「明
度」の各属性値を算出する。
【0033】次に、属性値範囲特定手段3は、グルーピ
ング情報指定手段2により指定された内容に基づき、
「色相」,「彩度」,「明度」の各属性値の範囲を特定
し、その特定情報を表示用色データ登録手段5に出力す
る。
ング情報指定手段2により指定された内容に基づき、
「色相」,「彩度」,「明度」の各属性値の範囲を特定
し、その特定情報を表示用色データ登録手段5に出力す
る。
【0034】表示用色データ登録手段5は、カラー原画
像の全画素の色データ(R値,G値,B値)を順次読み
出し、その色データが有する(色相値、彩度値、明度
値)を求め、上記特定された範囲内にある(色相値、彩
度値、明度値)のセットデータを抽出する。そして、そ
の抽出した(色相値、彩度値、明度値)のセットデータ
の中から、サンプリング色彩数指定手段4により指定さ
れた個数のセットデータをそのサンプリング色彩数指定
手段4により指定された方法等により選択し、それらの
選択した(色相値、彩度値、明度値)のセットデータを
表示用の色データ(R値,G値,B値)に変換して色彩
登録メモリに登録する。また、表示用色データ登録手段
5は、色彩登録メモリに登録する残りの色データについ
ては、例えば、カラー原画像の各画素の色データの中
で、最も出現頻度の高い色データ(R値,G値,B値)
から順に選択して登録する。
像の全画素の色データ(R値,G値,B値)を順次読み
出し、その色データが有する(色相値、彩度値、明度
値)を求め、上記特定された範囲内にある(色相値、彩
度値、明度値)のセットデータを抽出する。そして、そ
の抽出した(色相値、彩度値、明度値)のセットデータ
の中から、サンプリング色彩数指定手段4により指定さ
れた個数のセットデータをそのサンプリング色彩数指定
手段4により指定された方法等により選択し、それらの
選択した(色相値、彩度値、明度値)のセットデータを
表示用の色データ(R値,G値,B値)に変換して色彩
登録メモリに登録する。また、表示用色データ登録手段
5は、色彩登録メモリに登録する残りの色データについ
ては、例えば、カラー原画像の各画素の色データの中
で、最も出現頻度の高い色データ(R値,G値,B値)
から順に選択して登録する。
【0035】このように、カラー原画像の全画素の中か
ら所望の画素を指定できる。サンプル点指定手段1によ
り指定した画素の(色相値、彩度値、明度値)の近傍に
ある色データが優先的に色彩登録メモリに登録される。
ら所望の画素を指定できる。サンプル点指定手段1によ
り指定した画素の(色相値、彩度値、明度値)の近傍に
ある色データが優先的に色彩登録メモリに登録される。
【0036】したがって、カラー原画像の色彩分布に応
じて、サンプル点指定手段1より適切な画素を選択する
ことにより、カラー原画像を人間の視感覚の特性に応じ
た自然な色で表示することが可能となるような色彩登録
メモリへの色データの登録が可能になる。
じて、サンプル点指定手段1より適切な画素を選択する
ことにより、カラー原画像を人間の視感覚の特性に応じ
た自然な色で表示することが可能となるような色彩登録
メモリへの色データの登録が可能になる。
【0037】また、第2の発明によれば、領域指定手段
11によりカラー原画像の1または複数の領域を指定
し、属性範囲特定手段13がその領域内にある全ての画
素の色データ(R値,G値,B値)を(色相値、彩度
値、明度値)のセットデータに変換し、それらのセット
データの平均値を求めるあるいは上記指定領域内の特定
部分を重点的に加重平均する等の方法により、基準とな
る(色相値、彩度値、明度値)のセットデータを求め、
以後、上記第1実施例と同様な動作を行って、色彩登録
メモリに複数の色データを登録する。
11によりカラー原画像の1または複数の領域を指定
し、属性範囲特定手段13がその領域内にある全ての画
素の色データ(R値,G値,B値)を(色相値、彩度
値、明度値)のセットデータに変換し、それらのセット
データの平均値を求めるあるいは上記指定領域内の特定
部分を重点的に加重平均する等の方法により、基準とな
る(色相値、彩度値、明度値)のセットデータを求め、
以後、上記第1実施例と同様な動作を行って、色彩登録
メモリに複数の色データを登録する。
【0038】すなわち、第2の発明が上記第1の発明と
異なる点は、サンプル指定手段12により任意の一画素
ではなく、複数の画素から成る任意の領域を指定できる
点と、それらの領域内にある色データを基に、色彩登録
メモリに登録する色データが備えるべき(色相値、彩度
値、明度値)の範囲を特定できる点である。
異なる点は、サンプル指定手段12により任意の一画素
ではなく、複数の画素から成る任意の領域を指定できる
点と、それらの領域内にある色データを基に、色彩登録
メモリに登録する色データが備えるべき(色相値、彩度
値、明度値)の範囲を特定できる点である。
【0039】したがって、上記第1の発明と同様に、カ
ラー原画像の色彩分布に応じて適切な領域を指定するこ
とにより、カラー原画像を人間の視感覚特性に応じた自
然な感覚でカラー表示できるような色彩登録メモリへの
色登録が可能になる。
ラー原画像の色彩分布に応じて適切な領域を指定するこ
とにより、カラー原画像を人間の視感覚特性に応じた自
然な感覚でカラー表示できるような色彩登録メモリへの
色登録が可能になる。
【0040】そして次に第3の発明においては、まず色
データ登録手段31がカラー原画像の全画素の色データ
(R値,G値,B値)のヒストグラム等を基に、色彩登
録メモリ及び色データ対応表記憶手段33に色データ
(R値,G値,B値)を登録する。
データ登録手段31がカラー原画像の全画素の色データ
(R値,G値,B値)のヒストグラム等を基に、色彩登
録メモリ及び色データ対応表記憶手段33に色データ
(R値,G値,B値)を登録する。
【0041】また上記動作と並行して、均等色空間変換
手段32が上記色データ対応表記憶手段33に登録され
る色データを均等色空間のデータに変換して、その均等
色空間のデータを対応する色データと対応付けて、色デ
ータ対応表記憶手段33に格納する。
手段32が上記色データ対応表記憶手段33に登録され
る色データを均等色空間のデータに変換して、その均等
色空間のデータを対応する色データと対応付けて、色デ
ータ対応表記憶手段33に格納する。
【0042】上記のような動作が終了した後、表示用色
データ情報出力手段34が、カラー原画像の全画素を所
定の順序(例えば、ラスタ走査順)に順次読み出し、各
画素について、その色データを均等色空間のデータに変
換し、色データ対応表記憶手段33からその変換により
得た均等色空間のデータに最も色差が小さい均等色空間
のデータを有する色データを選択する処理を行う。そし
て、表示用色データ情報出力手段34が、その選択され
た色データ、またはその選択された色データを前記色彩
登録メモリから取り出すために必要な情報(例えば、パ
レット番号)を、出力する。
データ情報出力手段34が、カラー原画像の全画素を所
定の順序(例えば、ラスタ走査順)に順次読み出し、各
画素について、その色データを均等色空間のデータに変
換し、色データ対応表記憶手段33からその変換により
得た均等色空間のデータに最も色差が小さい均等色空間
のデータを有する色データを選択する処理を行う。そし
て、表示用色データ情報出力手段34が、その選択され
た色データ、またはその選択された色データを前記色彩
登録メモリから取り出すために必要な情報(例えば、パ
レット番号)を、出力する。
【0043】そして、外部のカラー表示装置は、表示用
色データ情報出力手段34が出力する色データまたは上
記情報を入力し、それらに基づいてカラー原画像を色彩
登録メモリに格納されている全ての色データが有する色
でカラー表示する。
色データ情報出力手段34が出力する色データまたは上
記情報を入力し、それらに基づいてカラー原画像を色彩
登録メモリに格納されている全ての色データが有する色
でカラー表示する。
【0044】このように、第3の発明においては、カラ
ー原画像の各画素の表示用データとして、各画素の元の
色データに人間の視感覚と良く対応している均等色空間
における色差が最も近い色データをパレットから選択し
て、カラー表示を行う。
ー原画像の各画素の表示用データとして、各画素の元の
色データに人間の視感覚と良く対応している均等色空間
における色差が最も近い色データをパレットから選択し
て、カラー表示を行う。
【0045】したがって、カラー原画像を人間の視感覚
に対応する自然な感じでカラー表示することが可能にな
る。
に対応する自然な感じでカラー表示することが可能にな
る。
【0046】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。カラー画像はR(赤),G(緑),B(青)
の3原色以外に、「明度」,「彩度」,「色相」の3種
類の属性(変数)に分解することができる。
説明する。カラー画像はR(赤),G(緑),B(青)
の3原色以外に、「明度」,「彩度」,「色相」の3種
類の属性(変数)に分解することができる。
【0047】「明度」は、カラー画像の各画素の明るさ
を示す尺度である。「彩度」は、カラー画像の各画素の
色の彩かさを示す尺度である。「色相」は、カラー画像
の各画素の色の種類を示すものである。
を示す尺度である。「彩度」は、カラー画像の各画素の
色の彩かさを示す尺度である。「色相」は、カラー画像
の各画素の色の種類を示すものである。
【0048】これらの3種類の属性は、いずれも各R,
G,B値をパラメータとする所定の変換式を用いて算出
可能である。そして、カラー画像の色表現をする空間
を、RGB画像空間から「明度」,「彩度」,及び「色
相」の3変数から成る空間に置き換えると、前述したよ
うな「顔」,「着ている服」,「花壇の花々」というよ
うな画素集合体における色分布は、次に示すような規則
性を有するようになる。
G,B値をパラメータとする所定の変換式を用いて算出
可能である。そして、カラー画像の色表現をする空間
を、RGB画像空間から「明度」,「彩度」,及び「色
相」の3変数から成る空間に置き換えると、前述したよ
うな「顔」,「着ている服」,「花壇の花々」というよ
うな画素集合体における色分布は、次に示すような規則
性を有するようになる。
【0049】 画素集合体内部の色相分布図は、図1
7に示すような、幾つかの色相を中心とした、比較的狭
い幅の領域にグループ分けされる。 画素集合体内部の明度と彩度の分布は、図17に示
すように、各グループ内で比較的幅広い領域に分散して
いる。
7に示すような、幾つかの色相を中心とした、比較的狭
い幅の領域にグループ分けされる。 画素集合体内部の明度と彩度の分布は、図17に示
すように、各グループ内で比較的幅広い領域に分散して
いる。
【0050】尚、同図において、縦軸は「色相」、横軸
は「明度」もしくは「彩度」に対応している。すなわ
ち、画素集合体は、ある色み(色相)の色を中心にし
て、明るさ(明度)と鮮やかさ(彩度)がなだらかに変
化している領域である。
は「明度」もしくは「彩度」に対応している。すなわ
ち、画素集合体は、ある色み(色相)の色を中心にし
て、明るさ(明度)と鮮やかさ(彩度)がなだらかに変
化している領域である。
【0051】本実施例では、このような「明度」,「彩
度」,「色相」の3属性に分解した場合の画素集合体の
特性を利用するものである。すなわち、例えば、元のカ
ラー画像において、より高精細に表示したい領域内の一
点(一画素)を指定することにより、その点の「色
相」,「明度」,または「彩度」の近傍の色を優先的に
パレットに登録し、人間の視感覚に適したカラー画像表
示を実現する。
度」,「色相」の3属性に分解した場合の画素集合体の
特性を利用するものである。すなわち、例えば、元のカ
ラー画像において、より高精細に表示したい領域内の一
点(一画素)を指定することにより、その点の「色
相」,「明度」,または「彩度」の近傍の色を優先的に
パレットに登録し、人間の視感覚に適したカラー画像表
示を実現する。
【0052】図4は、本発明の第1実施例のシステム構
成を示すブロック図である。カラー画像メモリ40は、
カラー・テレビ・カメラ等により入力される2次元のカ
ラー原画像を格納するデータであり、各画素の{R
(x,y)値,G(x,y)値,B(x,y)値}を格
納する。尚、(x,y)は2次元カラー画像に設定され
る直交x−y座標で示される各画素の位置座標である。
このカラー画像メモリ40は、例えば、カラー画像の各
画素の(R値,G値,B値)を個別に格納する3個のプ
レーンから構成される。
成を示すブロック図である。カラー画像メモリ40は、
カラー・テレビ・カメラ等により入力される2次元のカ
ラー原画像を格納するデータであり、各画素の{R
(x,y)値,G(x,y)値,B(x,y)値}を格
納する。尚、(x,y)は2次元カラー画像に設定され
る直交x−y座標で示される各画素の位置座標である。
このカラー画像メモリ40は、例えば、カラー画像の各
画素の(R値,G値,B値)を個別に格納する3個のプ
レーンから構成される。
【0053】サンプル点指定手段50は、上記カラー原
画像データの中の一点(以下サンプル点と表現する)を
指定する手段である。グルーピング手段60は、カラー
画像40を構成する各画素について、その{R(x,
y)値,G(x,y)値,B(x,y)値}を(色相値
H、明度値L、彩度値C)に変換する。そして予め設定
されているグルーピング変数70の指定内容に基づい
て、パレット100に登録される候補となる(色相値
H,明度値L,彩度値C)から成る組情報(セットデー
タ)を登録手段80に出力する。また、上記グルーピン
グ変数指定手段70の指定内容を満足しない(色相値
H,明度値L,彩度値C)の組情報については、元の
{R(x,y)値,G(x,y)値,B(x,y)値}
の組情報を登録手段80に出力する。
画像データの中の一点(以下サンプル点と表現する)を
指定する手段である。グルーピング手段60は、カラー
画像40を構成する各画素について、その{R(x,
y)値,G(x,y)値,B(x,y)値}を(色相値
H、明度値L、彩度値C)に変換する。そして予め設定
されているグルーピング変数70の指定内容に基づい
て、パレット100に登録される候補となる(色相値
H,明度値L,彩度値C)から成る組情報(セットデー
タ)を登録手段80に出力する。また、上記グルーピン
グ変数指定手段70の指定内容を満足しない(色相値
H,明度値L,彩度値C)の組情報については、元の
{R(x,y)値,G(x,y)値,B(x,y)値}
の組情報を登録手段80に出力する。
【0054】グルーピング変数指定手段70は、グルー
ピング処理を行うための対象属性を指定するものであ
り、対象属性として「色相」,「明度」,または「彩
度」のいずれか1つ、またはそれらの3種類の属性の内
の任意の2種類の属性の組み合わせ、またはそれらの3
種類の属性全てを指定できる。グルーピング変数指定手
段70は、さらに、グルーピングを行うグルーピング変
数、すなわち色相値、明度値、または彩度値の範囲も指
定できる。
ピング処理を行うための対象属性を指定するものであ
り、対象属性として「色相」,「明度」,または「彩
度」のいずれか1つ、またはそれらの3種類の属性の内
の任意の2種類の属性の組み合わせ、またはそれらの3
種類の属性全てを指定できる。グルーピング変数指定手
段70は、さらに、グルーピングを行うグルーピング変
数、すなわち色相値、明度値、または彩度値の範囲も指
定できる。
【0055】この指定範囲は、グルーピング変数として
指定された属性のグルーピング対象となる値の範囲を特
定するものであり、グルーピング変数指定手段70は、
例えばグルーピング変数として「明度」を指定し、その
「明度」の指定範囲として上記サンプル点の明度値LS
を中心とする前後±3の値(例えば、マンセルモデルで
の明度を用いた場合)を指定できる。また、グルーピン
グ変数指定手段70は、グルーピング変数として「色
相」,「明度」,及び「彩度」の全ての属性を指定し、
例えば「色相」の指定範囲としてサンプル点の色相値H
S を中心とする前後±1の範囲を、「明度」の指定範囲
としてサンプル点の明度値LS を中心とする前後±5の
範囲を、「彩度」の指定範囲としてサンプル点の彩度値
CS を中心とする前後±5の範囲を特定できる。
指定された属性のグルーピング対象となる値の範囲を特
定するものであり、グルーピング変数指定手段70は、
例えばグルーピング変数として「明度」を指定し、その
「明度」の指定範囲として上記サンプル点の明度値LS
を中心とする前後±3の値(例えば、マンセルモデルで
の明度を用いた場合)を指定できる。また、グルーピン
グ変数指定手段70は、グルーピング変数として「色
相」,「明度」,及び「彩度」の全ての属性を指定し、
例えば「色相」の指定範囲としてサンプル点の色相値H
S を中心とする前後±1の範囲を、「明度」の指定範囲
としてサンプル点の明度値LS を中心とする前後±5の
範囲を、「彩度」の指定範囲としてサンプル点の彩度値
CS を中心とする前後±5の範囲を特定できる。
【0056】登録手段80は、グルーピング手段60か
ら入力する多値のグルーピング変数からサンプリング色
彩数指定手段90により指定される個数を抽出し、それ
らの抽出されたグルーピング変数の値から(R値,G
値,B値)を復元し、それらのディジタル(R値,G
値,B値)をパレット100に登録する。また、登録手
段80は、グルーピング手段60から入力するグルーピ
ング変数として指定されていない(R値,G値,B値)
については、ヒストグラムを作成し、出現頻度の高い
(R値,G値,B値)データから順にパレット100に
登録する。
ら入力する多値のグルーピング変数からサンプリング色
彩数指定手段90により指定される個数を抽出し、それ
らの抽出されたグルーピング変数の値から(R値,G
値,B値)を復元し、それらのディジタル(R値,G
値,B値)をパレット100に登録する。また、登録手
段80は、グルーピング手段60から入力するグルーピ
ング変数として指定されていない(R値,G値,B値)
については、ヒストグラムを作成し、出現頻度の高い
(R値,G値,B値)データから順にパレット100に
登録する。
【0057】サンプリング色彩数指定手段90は、グル
ーピング手段60から入力するグルーピング変数指定手
段70によって指定された条件を満足する(色相値H,
明度値L,彩度値C)を有する複数の(R値,G値,B
値)内、何個をパレットに登録するかを指定する。すな
わち、例えば、サンプリング色彩数指定手段90は、パ
レット100に登録可能なパレットの個数が256個で
あった場合、例えば、その半分(128個)を、グルー
ピング変数指定手段70によって指定された条件を満足
する(色相値H,明度値L,彩度値C)を有する(R
値,G値,B値)(以下、グルーピング対象色データと
表現する)に割り当てる。そして、この場合、残りの1
28個がグルーピングの対象となっていない(R値,G
値,B値)に割り当てられることになる。
ーピング手段60から入力するグルーピング変数指定手
段70によって指定された条件を満足する(色相値H,
明度値L,彩度値C)を有する複数の(R値,G値,B
値)内、何個をパレットに登録するかを指定する。すな
わち、例えば、サンプリング色彩数指定手段90は、パ
レット100に登録可能なパレットの個数が256個で
あった場合、例えば、その半分(128個)を、グルー
ピング変数指定手段70によって指定された条件を満足
する(色相値H,明度値L,彩度値C)を有する(R
値,G値,B値)(以下、グルーピング対象色データと
表現する)に割り当てる。そして、この場合、残りの1
28個がグルーピングの対象となっていない(R値,G
値,B値)に割り当てられることになる。
【0058】また、サンプリング色彩数指定手段90
は、上記グルーピング対象色データの選択方法も登録手
段80に指定する。この指定としては、例えば、上記指
定範囲から均等に選択する、またはサンプル点の(色相
値HS ,明度値LS ,彩度値C S )に近い距離にある
(色相値H,明度値L,彩度値C)を有するディジタル
(R,G,B)データから優先的に選択する等の指定を
行う。
は、上記グルーピング対象色データの選択方法も登録手
段80に指定する。この指定としては、例えば、上記指
定範囲から均等に選択する、またはサンプル点の(色相
値HS ,明度値LS ,彩度値C S )に近い距離にある
(色相値H,明度値L,彩度値C)を有するディジタル
(R,G,B)データから優先的に選択する等の指定を
行う。
【0059】パレット100は、図5に示すような構成
のメモリまたはレジスタ群から成り、「0」〜「25
5」のパレット番号が割り当てられた(R値,G値,B
値)から成るパレットデータを256個格納する。
のメモリまたはレジスタ群から成り、「0」〜「25
5」のパレット番号が割り当てられた(R値,G値,B
値)から成るパレットデータを256個格納する。
【0060】R値,G値,B値は、nビット(例えば、
n=6)の2進データから成り、B(青)、G(緑)、
R(赤)の各色を、0レベルから(2n −1)レベルま
での2n 段階に設定できる。
n=6)の2進データから成り、B(青)、G(緑)、
R(赤)の各色を、0レベルから(2n −1)レベルま
での2n 段階に設定できる。
【0061】画像データ変数手段110は、カラー画像
メモリ40からカラー原画像データの各画素の(R値,
G値,B値)をラスタ走査順に読み出し、パレット10
0を参照して各画素の(R値,G値,B値)に一致する
またはRGB3次元空間において最も距離の近い(R
値,G値,B値)が設定されているパレットデータの番
号(パレット番号)を見つけ出し、そのパレット番号を
画像表示用メモリ120の当該アドレスに書き込む。
メモリ40からカラー原画像データの各画素の(R値,
G値,B値)をラスタ走査順に読み出し、パレット10
0を参照して各画素の(R値,G値,B値)に一致する
またはRGB3次元空間において最も距離の近い(R
値,G値,B値)が設定されているパレットデータの番
号(パレット番号)を見つけ出し、そのパレット番号を
画像表示用メモリ120の当該アドレスに書き込む。
【0062】画像表示用メモリ120は、カラー画像メ
モリ40に格納されているカラー原画像と同一解像度の
カラー表示用画像データを格納するメモリであり、表示
用カラー画像の各画素の表示色を指定するパレット番号
を格納する。
モリ40に格納されているカラー原画像と同一解像度の
カラー表示用画像データを格納するメモリであり、表示
用カラー画像の各画素の表示色を指定するパレット番号
を格納する。
【0063】表示手段130は、画像表示用メモリ12
0から表示用カラー画像の各画素のパレット番号をラス
タ走査表示順に順次読み出し、パレット100からその
パレット番号に対応するパレットデータ(R値,G値,
B値)を読み出して、各R,G,B値を内蔵するD/A
変換器(ディジタル/アナログ変換器)により、それぞ
れアナログR,G,B信号に変換して、例えばNTSC
方式のCRT等から成るカラー画像モニタにカラー画像
を表示する。
0から表示用カラー画像の各画素のパレット番号をラス
タ走査表示順に順次読み出し、パレット100からその
パレット番号に対応するパレットデータ(R値,G値,
B値)を読み出して、各R,G,B値を内蔵するD/A
変換器(ディジタル/アナログ変換器)により、それぞ
れアナログR,G,B信号に変換して、例えばNTSC
方式のCRT等から成るカラー画像モニタにカラー画像
を表示する。
【0064】次に、上記構成の第1実施例の動作を説明
する まず、サンプル点指定手段50により、カラー画像メモ
リ40に格納されているカラー・テレビ・カメラ等から
入力されたカラー画像における所望の一点(一画素)を
指定する。
する まず、サンプル点指定手段50により、カラー画像メモ
リ40に格納されているカラー・テレビ・カメラ等から
入力されたカラー画像における所望の一点(一画素)を
指定する。
【0065】また、グルーピング変数指定手段70によ
り、グルーピングを行う属性(「明度」,「彩度」,
「色相」)すなわちグルーピング変数及びそのグルーピ
ング変数の値(色相値HS ,明度値LS ,彩度値CS )
の範囲をグルーピング手段60に対し指定する。
り、グルーピングを行う属性(「明度」,「彩度」,
「色相」)すなわちグルーピング変数及びそのグルーピ
ング変数の値(色相値HS ,明度値LS ,彩度値CS )
の範囲をグルーピング手段60に対し指定する。
【0066】さらに、サンプリング色彩数指定手段90
により、グルーピング変数指定手段70により指定され
た条件を満足する属性値を有する(R値,G値,B値)
の内、何個をパレット100に登録するかを、登録手段
80に対し指定する。
により、グルーピング変数指定手段70により指定され
た条件を満足する属性値を有する(R値,G値,B値)
の内、何個をパレット100に登録するかを、登録手段
80に対し指定する。
【0067】以上のような指定がすべて終了した後、グ
ルーピング手段60は、カラー画像メモリ40からその
メモリ内に格納されているサンプル点指定手段50によ
り指定されたサンプル点(サンプル画素)の(R値,G
値,B値)データを読み出し、その(R値,G値,B
値)からグルーピング変数指定手段70により指定され
たグルーピング変数の領域範囲を特定する処理を行う。
ルーピング手段60は、カラー画像メモリ40からその
メモリ内に格納されているサンプル点指定手段50によ
り指定されたサンプル点(サンプル画素)の(R値,G
値,B値)データを読み出し、その(R値,G値,B
値)からグルーピング変数指定手段70により指定され
たグルーピング変数の領域範囲を特定する処理を行う。
【0068】このグルーピング手段60により行われる
グルーピング変数の領域範囲特定処理の一例を、図6の
フローチャートに示す。同図のフローチャートに示す例
は、グルーピング変数指定手段70によりグルーピング
変数として「色相」,「明度」,及び「彩度」の全ての
属性が指定され、かつサンプル点の色相値HS 明度値L
S ,及び彩度値CS からの領域幅として、それぞれ±
1,±5,及び±5の指定がなされた場合に対応する処
理である。
グルーピング変数の領域範囲特定処理の一例を、図6の
フローチャートに示す。同図のフローチャートに示す例
は、グルーピング変数指定手段70によりグルーピング
変数として「色相」,「明度」,及び「彩度」の全ての
属性が指定され、かつサンプル点の色相値HS 明度値L
S ,及び彩度値CS からの領域幅として、それぞれ±
1,±5,及び±5の指定がなされた場合に対応する処
理である。
【0069】グルーピング手段60は、カラー画像メモ
リ40から、上記サンプル点の色データ(R値,G値,
B値)を読み出し、まずそのR値,G値,B値を用いて
JIS Z8701に規定されているX,Y,Z空間へ
の変換をNTSCの規約に基づく数値演算の実行により
行う。続いて、グルーピング手段60は、JIS Z8
721の規定に基づき、上記X,Y,Z空間への変換に
より得られたX値,Y値,Z値を用いた数値演算を行
い、上記サンプル点の(色相値HS ,明度値LS,彩度
値CS )を算出する(S1)。
リ40から、上記サンプル点の色データ(R値,G値,
B値)を読み出し、まずそのR値,G値,B値を用いて
JIS Z8701に規定されているX,Y,Z空間へ
の変換をNTSCの規約に基づく数値演算の実行により
行う。続いて、グルーピング手段60は、JIS Z8
721の規定に基づき、上記X,Y,Z空間への変換に
より得られたX値,Y値,Z値を用いた数値演算を行
い、上記サンプル点の(色相値HS ,明度値LS,彩度
値CS )を算出する(S1)。
【0070】次にグルーピング手段60は、上述のよう
にして得たサンプル点の色相値HS,明度値LS ,彩度
値CS それぞれについて、グルーピング変数指定手段7
0により指定された範囲情報に従ってHS ±1,LS ±
5,CS ±5(各値は、JIS Z8721の規定に準
拠した値)という領域範囲を特定する(S2)。
にして得たサンプル点の色相値HS,明度値LS ,彩度
値CS それぞれについて、グルーピング変数指定手段7
0により指定された範囲情報に従ってHS ±1,LS ±
5,CS ±5(各値は、JIS Z8721の規定に準
拠した値)という領域範囲を特定する(S2)。
【0071】グルーピング手段60は、上述のようにし
てグルーピングを行う領域の範囲を特定すると、カラー
画像メモリ40から格納されているカラー原画像の各画
素のR値,G値,B値をラスタ走査順に順次読み出し、
それらのR値,G値,B値を用いた上記のような数値演
算を行い、各画素の(色相値H,明度値L,彩度値C)
を得る。
てグルーピングを行う領域の範囲を特定すると、カラー
画像メモリ40から格納されているカラー原画像の各画
素のR値,G値,B値をラスタ走査順に順次読み出し、
それらのR値,G値,B値を用いた上記のような数値演
算を行い、各画素の(色相値H,明度値L,彩度値C)
を得る。
【0072】そして、グルーピング手段60は、上述し
たようにして得られた色相値H,明度値L,または彩度
値Cが上記グルーピングを行う領域範囲内にあれば、そ
れらの色相値H,明度値L,及び彩度値Cを登録手段8
0に出力する。一方、グルーピング手段60は、上記得
られた色相値H,明度値L,または彩度値Cが上記グル
ーピングを行う領域範囲外であれば、元の画素の(R
値,G値,B値)を登録手段80に出力する。
たようにして得られた色相値H,明度値L,または彩度
値Cが上記グルーピングを行う領域範囲内にあれば、そ
れらの色相値H,明度値L,及び彩度値Cを登録手段8
0に出力する。一方、グルーピング手段60は、上記得
られた色相値H,明度値L,または彩度値Cが上記グル
ーピングを行う領域範囲外であれば、元の画素の(R
値,G値,B値)を登録手段80に出力する。
【0073】登録手段80は、(色相値H,明度値L,
彩度値C)が入力された場合には、異なる(色相値H,
明度値L,彩度値C)のみを、順次格納していく。また
(R値,G値,B値)が入力された場合には各(R値,
G値,B値)の組についてヒストグラムを作成してい
く。そして、登録手段80は、元のカラー画像の全画素
について、(色相値H,明度値L,彩度値C)または
(R値,G値,B値)を入力すると、(色相値H,明度
値L,彩度値C)については、サンプリング色彩数指定
手段90により指定された個数を抽出し、それらの(色
相値H,明度値L,彩度値C)を(R値,G値,B値)
に変換して、パレット100に登録する。また、パレッ
ト100に登録する残りのパレットデータについては、
ヒストグラム値の高い(R値,G値,B値)から順に選
択して、パレット100に登録する。
彩度値C)が入力された場合には、異なる(色相値H,
明度値L,彩度値C)のみを、順次格納していく。また
(R値,G値,B値)が入力された場合には各(R値,
G値,B値)の組についてヒストグラムを作成してい
く。そして、登録手段80は、元のカラー画像の全画素
について、(色相値H,明度値L,彩度値C)または
(R値,G値,B値)を入力すると、(色相値H,明度
値L,彩度値C)については、サンプリング色彩数指定
手段90により指定された個数を抽出し、それらの(色
相値H,明度値L,彩度値C)を(R値,G値,B値)
に変換して、パレット100に登録する。また、パレッ
ト100に登録する残りのパレットデータについては、
ヒストグラム値の高い(R値,G値,B値)から順に選
択して、パレット100に登録する。
【0074】このようにして、パレット100には、サ
ンプル点として指定された画素の(色相値HS ,明度値
LS ,彩度値CS )に近い範囲の(色相値H,明度値
L,彩度値C)を有する(R値,G値,B値)、及び元
のカラー画像において出現頻度の高い(R値,G値,B
値)が登録される。
ンプル点として指定された画素の(色相値HS ,明度値
LS ,彩度値CS )に近い範囲の(色相値H,明度値
L,彩度値C)を有する(R値,G値,B値)、及び元
のカラー画像において出現頻度の高い(R値,G値,B
値)が登録される。
【0075】以上のようにして、パレット100に(R
値,G値,B値)から成る色データの登録が終了する
と、画像データ変換手段100の動作が開始され、画像
データ変換手段100は、カラー画像メモリ40から元
のカラー画像(カラー原画像)の各画素の(R値,G
値,B値)をスキャン走査順に順次読み出し、パレット
100を参照してその(R値,G値,B値)に最も近い
距離にある(R値,G値,B値)を有するパレットの番
号(パレット番号)を読み出し、そのパレット番号を画
像データメモリ120の該当するアドレスに書き込む。
値,G値,B値)から成る色データの登録が終了する
と、画像データ変換手段100の動作が開始され、画像
データ変換手段100は、カラー画像メモリ40から元
のカラー画像(カラー原画像)の各画素の(R値,G
値,B値)をスキャン走査順に順次読み出し、パレット
100を参照してその(R値,G値,B値)に最も近い
距離にある(R値,G値,B値)を有するパレットの番
号(パレット番号)を読み出し、そのパレット番号を画
像データメモリ120の該当するアドレスに書き込む。
【0076】表示手段130は、画像表示用メモリ12
0に格納されている各画素のパレット番号を走査順に読
み出し、そのパレット番号に対応する色データ(R値,
G値,B値)を表示手段130に出力する。
0に格納されている各画素のパレット番号を走査順に読
み出し、そのパレット番号に対応する色データ(R値,
G値,B値)を表示手段130に出力する。
【0077】表示手段130は、その順次入力される色
データ(R値,G値,B値)をアナログの(R信号,G
信号,B信号)に変換して順次カラー画像モニタに出力
し、そのカラー画像モニタに元のカラー原画像に対応す
るカラー画像を表示する。
データ(R値,G値,B値)をアナログの(R信号,G
信号,B信号)に変換して順次カラー画像モニタに出力
し、そのカラー画像モニタに元のカラー原画像に対応す
るカラー画像を表示する。
【0078】このように、元のカラー画像の任意の一点
(一画素)を指定して、その一点の(色相値HS ,明度
値LS ,彩度値CS )に近い距離(HLC空間におい
て)にある(色相値H,明度値L,彩度値C)を有する
色データ(R値,G値,B値)を優先的に選択してパレ
ット100に登録できるので、青空をバックにした人物
のポートレートのように、1または数色(上記例の場
合、青色)がカラー画像の大部分を占める場合において
も、自然なカラー画像表示を行うことが可能になる。
(一画素)を指定して、その一点の(色相値HS ,明度
値LS ,彩度値CS )に近い距離(HLC空間におい
て)にある(色相値H,明度値L,彩度値C)を有する
色データ(R値,G値,B値)を優先的に選択してパレ
ット100に登録できるので、青空をバックにした人物
のポートレートのように、1または数色(上記例の場
合、青色)がカラー画像の大部分を占める場合において
も、自然なカラー画像表示を行うことが可能になる。
【0079】図7は、本発明の第2実施例の全体構成を
示すブロック図である。同図において前記第1の実施例
と同一のブロックには、同一符号を付与している。
示すブロック図である。同図において前記第1の実施例
と同一のブロックには、同一符号を付与している。
【0080】この第2実施例においては、領域指定手段
150により、前記第1実施例のように元のカラー画像
の一点ではなく、所定数の画素からなる連続領域を指定
する。
150により、前記第1実施例のように元のカラー画像
の一点ではなく、所定数の画素からなる連続領域を指定
する。
【0081】そしてグルーピング手段160は、カラー
画像メモリ40から元のカラー画像の上記連続領域に属
する全ての画素gi の(Ri 値,Gi 値,Bi 値)を読
み出し、前記図6のフローチャートの処理S1と同様の
処理を行い、それらの画素の(色相値Hi ,明度値
Li ,彩度値Ci )を求める。そして次にグルーピング
変数指定手段170により指定された内容に基づき、基
準となる(色相値HB ,明度値LB ,彩度値CB )を算
出する。
画像メモリ40から元のカラー画像の上記連続領域に属
する全ての画素gi の(Ri 値,Gi 値,Bi 値)を読
み出し、前記図6のフローチャートの処理S1と同様の
処理を行い、それらの画素の(色相値Hi ,明度値
Li ,彩度値Ci )を求める。そして次にグルーピング
変数指定手段170により指定された内容に基づき、基
準となる(色相値HB ,明度値LB ,彩度値CB )を算
出する。
【0082】グルーピング変数指定手段170は、グル
ーピングを行う対象となるグルーピング変数を指定する
と共に、そのグルーピング変数値の範囲(分布幅)も指
定する。すなわち、グルーピング変数として、色相値
H,明度値L,彩度値Cのいずれか1つ、それらの属性
値の任意の2つの組み合わせ、または(色相値H,明度
値L,彩度値C)の全てを指定可能である。
ーピングを行う対象となるグルーピング変数を指定する
と共に、そのグルーピング変数値の範囲(分布幅)も指
定する。すなわち、グルーピング変数として、色相値
H,明度値L,彩度値Cのいずれか1つ、それらの属性
値の任意の2つの組み合わせ、または(色相値H,明度
値L,彩度値C)の全てを指定可能である。
【0083】グルーピング変数は、グルーピング手段1
60に対し指定されたグルーピング変数の基準値(色相
値HB ,明度値LB ,彩度値CB )の算出方法として、
上記指定領域に属する全ての画素gi (i=1,2,・
・・)の指定グルーピング変数の平均をとる、または特
定部分(例えば、中心部)を重点的に加重平均する等の
方法を指定する。
60に対し指定されたグルーピング変数の基準値(色相
値HB ,明度値LB ,彩度値CB )の算出方法として、
上記指定領域に属する全ての画素gi (i=1,2,・
・・)の指定グルーピング変数の平均をとる、または特
定部分(例えば、中心部)を重点的に加重平均する等の
方法を指定する。
【0084】グルーピング手段160は、上記のような
グルーピング変数指定手段170による指定に応じて、
グルーピングのための指定グルーピング変数の基準値
(色相値HB ,明度値LB ,彩度値CB )を求める。
グルーピング変数指定手段170による指定に応じて、
グルーピングのための指定グルーピング変数の基準値
(色相値HB ,明度値LB ,彩度値CB )を求める。
【0085】そして、このようにして求めた指定グルー
ピング変数の基準値(色相値HB ,明度値LB ,または
彩度値CB )に基づき、上記第一実施例と同様な動作を
行い、カラー画像メモリ40に格納されている元のカラ
ー画像に対応するカラー画像表示を行う。
ピング変数の基準値(色相値HB ,明度値LB ,または
彩度値CB )に基づき、上記第一実施例と同様な動作を
行い、カラー画像メモリ40に格納されている元のカラ
ー画像に対応するカラー画像表示を行う。
【0086】このことにより、第2実施例において、前
述した第1実施例と同様な効果が得られる。尚、グルー
ピング変数指定手段70,170によるグルーピング変
数の範囲の限定方法としては、上述した以外に、「全色
相範囲」,「全明度範囲」,または「全彩度範囲」とい
うような指定を行ってもよい。またグルーピング変数指
定手段170による元のカラー画像の対象領域の指定も
「予め定められた特定領域」、「複数の固定領域」とい
うような様々の指定が可能である。
述した第1実施例と同様な効果が得られる。尚、グルー
ピング変数指定手段70,170によるグルーピング変
数の範囲の限定方法としては、上述した以外に、「全色
相範囲」,「全明度範囲」,または「全彩度範囲」とい
うような指定を行ってもよい。またグルーピング変数指
定手段170による元のカラー画像の対象領域の指定も
「予め定められた特定領域」、「複数の固定領域」とい
うような様々の指定が可能である。
【0087】図8は、上記第1実施例及び上記第2実施
例の具体的なシステム構成の一例を示す図である。同図
において、画像メモリ240が上記第1及び第2実施例
のカラー画像メモリ40に対応し、マイクロプロセッサ
260が、上記第1実施例のグルーピング手段60と登
録手段80、上記第2実施例のグルーピング手段160
と登録手段80の機能を備える。
例の具体的なシステム構成の一例を示す図である。同図
において、画像メモリ240が上記第1及び第2実施例
のカラー画像メモリ40に対応し、マイクロプロセッサ
260が、上記第1実施例のグルーピング手段60と登
録手段80、上記第2実施例のグルーピング手段160
と登録手段80の機能を備える。
【0088】また、画像表示用メモリ220が上記第1
及び第2実施例の画像表示用メモリ120に対応し、パ
レットメモリ200が上記第1及び第2実施例のパレッ
ト100に対応する。
及び第2実施例の画像表示用メモリ120に対応し、パ
レットメモリ200が上記第1及び第2実施例のパレッ
ト100に対応する。
【0089】そして、画像表示制御部210が上記第1
及び第2実施例の表示手段130におけるパレットに登
録された色データ(R値、G値,B値)からアナログ
R,G,B信号を生成するためのD/A変換器(ディジ
タル/アナログ変換器)を内蔵したカラー表示制御部に
該当する。この画像表示制御部210から出力されるア
ナログR,G,B信号は、上記表示手段130における
カラー画像モニタに該当する特に図示していないカラー
CRT装置に出力される。
及び第2実施例の表示手段130におけるパレットに登
録された色データ(R値、G値,B値)からアナログ
R,G,B信号を生成するためのD/A変換器(ディジ
タル/アナログ変換器)を内蔵したカラー表示制御部に
該当する。この画像表示制御部210から出力されるア
ナログR,G,B信号は、上記表示手段130における
カラー画像モニタに該当する特に図示していないカラー
CRT装置に出力される。
【0090】次に、本発明の第3実施例を説明する。こ
の第3実施例は、RGBデータが表示装置がカラー画像
表示する際には都合が良いが、カラー画像に対する人間
の視感覚的特性には適していないという観点から、人間
の視感覚に良く対応している色表現空間、すなわち「色
差」が均等な空間であるCIELUV空間(JIS規格
ではL* u* v* 空間と表現される)またはCIELA
B空間(JIS規格ではL* a* b* 空間)を利用して
カラー画像表示を行うものである。すなわち、RGB空
間から均等色空間(CIELUV空間またはCIELA
B空間)への変換を行うことにより人間の視感覚に対応
するという基準に沿って、パレットから各画素の色デー
タを選択してカラー画像表示を行うことにより、人間の
視感覚的特性に適した自然なカラー画像を表示しようと
するものである。
の第3実施例は、RGBデータが表示装置がカラー画像
表示する際には都合が良いが、カラー画像に対する人間
の視感覚的特性には適していないという観点から、人間
の視感覚に良く対応している色表現空間、すなわち「色
差」が均等な空間であるCIELUV空間(JIS規格
ではL* u* v* 空間と表現される)またはCIELA
B空間(JIS規格ではL* a* b* 空間)を利用して
カラー画像表示を行うものである。すなわち、RGB空
間から均等色空間(CIELUV空間またはCIELA
B空間)への変換を行うことにより人間の視感覚に対応
するという基準に沿って、パレットから各画素の色デー
タを選択してカラー画像表示を行うことにより、人間の
視感覚的特性に適した自然なカラー画像を表示しようと
するものである。
【0091】図9は、第3実施例のシステム構成を示す
ブロック図である。尚、同図において、それぞれ図4、
図7に示す上記第1及び第2実施例のシステムで用いら
れているブロックと同一のブロックには同一の番号を付
与している。
ブロック図である。尚、同図において、それぞれ図4、
図7に示す上記第1及び第2実施例のシステムで用いら
れているブロックと同一のブロックには同一の番号を付
与している。
【0092】登録手段380には、カラー画像メモリ4
0から元のカラー画像の全ての画素の(R値,G値,B
値)を読み出し、各(R値,G値,B値)の組について
数値統計を取り、統計値(ヒストグラム)の高い順から
256色の(R値,G値,B値)を選択し、それらをパ
レット100及び画像データ変換手段300内のパレッ
トデータ格納表320の該当領域に格納する。
0から元のカラー画像の全ての画素の(R値,G値,B
値)を読み出し、各(R値,G値,B値)の組について
数値統計を取り、統計値(ヒストグラム)の高い順から
256色の(R値,G値,B値)を選択し、それらをパ
レット100及び画像データ変換手段300内のパレッ
トデータ格納表320の該当領域に格納する。
【0093】画像データ変換手段310は、図10に示
すように、空間変換手段311、パレットデータ格納表
312、及び色差値計算手段313から成る。空間変換
手段311は、パレット100から256色の(R
j 値,Gj 値,B j 値;j=0,1,2,・・・25
5)をCIELUV空間(L* u* v* 空間)の(Lj
値,uj 値,vj 値;j=0,1,2,・・・255)
に変換し、パレットデータ格納表312の該当領域に格
納する。また空間変換手段311は、カラー画像メモリ
40から全ての画素gi (i=1,2,・・・)の(R
i 値,Gi 値,Bi 値)を読み出し、その(Ri 値,G
i 値,Bi 値)をCIELUV空間(L* u* v* 空
間)の(Li 値,ui 値,vi 値;i=1,2,・・
・)に変換して、色差値計算手段313に出力する。
すように、空間変換手段311、パレットデータ格納表
312、及び色差値計算手段313から成る。空間変換
手段311は、パレット100から256色の(R
j 値,Gj 値,B j 値;j=0,1,2,・・・25
5)をCIELUV空間(L* u* v* 空間)の(Lj
値,uj 値,vj 値;j=0,1,2,・・・255)
に変換し、パレットデータ格納表312の該当領域に格
納する。また空間変換手段311は、カラー画像メモリ
40から全ての画素gi (i=1,2,・・・)の(R
i 値,Gi 値,Bi 値)を読み出し、その(Ri 値,G
i 値,Bi 値)をCIELUV空間(L* u* v* 空
間)の(Li 値,ui 値,vi 値;i=1,2,・・
・)に変換して、色差値計算手段313に出力する。
【0094】パレットデータ格納表312は、図11に
示すような構成となっており、パレット100に格納さ
れているパレット番号が「0」〜「255」の256個
の色データ(R0 値,G0 値,B0 値),(R1 値,G
1 値,B1 値),・・・(R 255 値,G255 値,B255
値)をパレット番号順に格納すると共に、上記各色デー
タ(R0 値,G0 値,B0 値),(R1 値,G1 値,B
1 値),・・・(R25 5 値,G255 値,B255 値)に対
応する(L0 値,u0 値,v0 値),(L1 値,u
1 値,v1 値),・・・・(L255 値,u255 値,v
255 値)を対応付けて格納する。
示すような構成となっており、パレット100に格納さ
れているパレット番号が「0」〜「255」の256個
の色データ(R0 値,G0 値,B0 値),(R1 値,G
1 値,B1 値),・・・(R 255 値,G255 値,B255
値)をパレット番号順に格納すると共に、上記各色デー
タ(R0 値,G0 値,B0 値),(R1 値,G1 値,B
1 値),・・・(R25 5 値,G255 値,B255 値)に対
応する(L0 値,u0 値,v0 値),(L1 値,u
1 値,v1 値),・・・・(L255 値,u255 値,v
255 値)を対応付けて格納する。
【0095】色差値計算手段313は、空間変換手段3
11から入力される元のカラー画像の各画素gi (i=
1,2,・・・)の (Li 値,ui 値,vi 値)に最
も近い距離にあるパレット100に登録された色データ
(Rj 値,Gj 値,Bj 値;j=0,1,2,・・・2
55)をパレットデータ格納表312に格納されている
データを参照して見つけ出し、その色データ(Rj 値,
Gj 値,Bj 値)のパレット番号を画像表示用メモリ1
20の該当領域に書き込む。
11から入力される元のカラー画像の各画素gi (i=
1,2,・・・)の (Li 値,ui 値,vi 値)に最
も近い距離にあるパレット100に登録された色データ
(Rj 値,Gj 値,Bj 値;j=0,1,2,・・・2
55)をパレットデータ格納表312に格納されている
データを参照して見つけ出し、その色データ(Rj 値,
Gj 値,Bj 値)のパレット番号を画像表示用メモリ1
20の該当領域に書き込む。
【0096】またパレット100は、図11に示すよう
に「0」〜「255」のパレット番号が付与された25
6個の色データ(R0 値,G0 値,B0 値),(R
1 値,G 1 値,B1 値),・・・ (R255 値,G255
値,B255 値)を格納する。
に「0」〜「255」のパレット番号が付与された25
6個の色データ(R0 値,G0 値,B0 値),(R
1 値,G 1 値,B1 値),・・・ (R255 値,G255
値,B255 値)を格納する。
【0097】次に、上記構成の第3実施例の動作を説明
する。カラー画像メモリ40にカラー・テレビ・カメラ
等から1フレーム(1画面)のRGBカラー画像データ
が入力されると、登録手段380は図12のフローチャ
ートに示す処理を行う。
する。カラー画像メモリ40にカラー・テレビ・カメラ
等から1フレーム(1画面)のRGBカラー画像データ
が入力されると、登録手段380は図12のフローチャ
ートに示す処理を行う。
【0098】すなわち、登録手段380は、カラー画像
メモリ40から上記RGBカラー画像データ(元のカラ
ー画像データ)の全画素の(R値,G値,B値)を読み
出し、各(R値,G値,B値)の組(異なるR値,G
値,B値の組み合わせ)について数値統計をとり(ヒス
トグラムを作成し)、数値(ヒストグラム値)の高い順
から256色の色データ(R0 値,G0 値,B0 値),
(R1 値,G1 値,B1値),・・・(R255 値,G
255 値,B255 値)を選択する(S31)。
メモリ40から上記RGBカラー画像データ(元のカラ
ー画像データ)の全画素の(R値,G値,B値)を読み
出し、各(R値,G値,B値)の組(異なるR値,G
値,B値の組み合わせ)について数値統計をとり(ヒス
トグラムを作成し)、数値(ヒストグラム値)の高い順
から256色の色データ(R0 値,G0 値,B0 値),
(R1 値,G1 値,B1値),・・・(R255 値,G
255 値,B255 値)を選択する(S31)。
【0099】次に、登録手段380は、それらの256
色の色データ(R0 値,G0 値,B 0 値),(R1 値,
G1 値,B1 値),・・・(R255 値,G255 値,B
255 値)を、パレット100及び画像データ変換手段3
10内のパレットデータ格納表312の該当領域に格納
する(S32)。
色の色データ(R0 値,G0 値,B 0 値),(R1 値,
G1 値,B1 値),・・・(R255 値,G255 値,B
255 値)を、パレット100及び画像データ変換手段3
10内のパレットデータ格納表312の該当領域に格納
する(S32)。
【0100】上記動作により、パレット100に256
色の色データ(Rj 値,Gj 値,B j 値,j=0,1,
・・・255)が格納されると共に、それらの256色
の色データ(Rj 値,Gj 値,Bj 値)が画像データ変
換手段310内のパレットデータ格納表312にも、パ
レット100と同様な配列で格納される。したがって、
色差値計算手段313は、パレットデータ格納表312
を参照することによりパレット100の参照と同等な動
作を行える。
色の色データ(Rj 値,Gj 値,B j 値,j=0,1,
・・・255)が格納されると共に、それらの256色
の色データ(Rj 値,Gj 値,Bj 値)が画像データ変
換手段310内のパレットデータ格納表312にも、パ
レット100と同様な配列で格納される。したがって、
色差値計算手段313は、パレットデータ格納表312
を参照することによりパレット100の参照と同等な動
作を行える。
【0101】また、登録手段380は、上記パレット1
00に登録した256色の色データ(Rj 値,Gj 値,
Bj 値;j=0,1,・・・255)を画像データ変換
手段310内の空間変換手段311にも出力する。
00に登録した256色の色データ(Rj 値,Gj 値,
Bj 値;j=0,1,・・・255)を画像データ変換
手段310内の空間変換手段311にも出力する。
【0102】これを受けて、空間変換手段311は、図
13のフローチャートに示す処理を実行する。すなわ
ち、空間変換手段311は、上記パレット100に登録
された256色の色データ(Rj 値,Gj 値,Bj 値)
をパレット番号順(j=0から順に)に、対応する(L
j 値,uj 値,vj 値;j=0,1,・・・255)に
変換する(S131)。
13のフローチャートに示す処理を実行する。すなわ
ち、空間変換手段311は、上記パレット100に登録
された256色の色データ(Rj 値,Gj 値,Bj 値)
をパレット番号順(j=0から順に)に、対応する(L
j 値,uj 値,vj 値;j=0,1,・・・255)に
変換する(S131)。
【0103】空間変換手段311は、この変換を表示手
段130のカラー表示モニタがNTSC方式であった場
合、以下の手順で行う。すなわち、空間変換手段311
は、まず、(Rj 値,Gj 値,Bj 値;j=0,1,・
・・255)を、JIS Z8701の規定に基づく数
値演算を行うことにより、XYZ空間の(Xj 値,Yj
値,Zj 値;j=0,1,・・・255)に変換する。
段130のカラー表示モニタがNTSC方式であった場
合、以下の手順で行う。すなわち、空間変換手段311
は、まず、(Rj 値,Gj 値,Bj 値;j=0,1,・
・・255)を、JIS Z8701の規定に基づく数
値演算を行うことにより、XYZ空間の(Xj 値,Yj
値,Zj 値;j=0,1,・・・255)に変換する。
【0104】続いて、空間変換手段311は、その(X
j 値,Yj 値,Zj 値;j=0,1,・・・255)を
JIS Z8729の規定に基づく数値演算を行って、
CIELUV空間(L* u* v* )空間の(Lj 値,u
j 値,vj 値;j=0,1,・・・255)に変換す
る。
j 値,Yj 値,Zj 値;j=0,1,・・・255)を
JIS Z8729の規定に基づく数値演算を行って、
CIELUV空間(L* u* v* )空間の(Lj 値,u
j 値,vj 値;j=0,1,・・・255)に変換す
る。
【0105】空間手段311は、上記処理S131で算
出された(Lj 値,uj 値,vj 値;j=0,1,・・
・255)を、パレットデータ格納表312の該当領域
に格納する(S132)。
出された(Lj 値,uj 値,vj 値;j=0,1,・・
・255)を、パレットデータ格納表312の該当領域
に格納する(S132)。
【0106】上記動作により、パレットデータ格納テー
ブル312には、パレット100に登録されている25
6色の色データ(R0 値,G0 値,B0 値),(R
1 値,G 1 値,B1 値),・・・(R255 値,G
255 値,B255 値)が、パレット100と同様なパレッ
ト番号対応で格納されると共に、各(R0 値,G0 値,
B0 値),(R1 値,G1 値,B1 値),・・・(R
255 値,G255 値,B255 値)に対応する(L0 値,u
0 値,v0 値),(L1 値,u1 値,v1 値)・・・
(L25 5 値,u255 値,v255 値)も対応付けて格納さ
れる。
ブル312には、パレット100に登録されている25
6色の色データ(R0 値,G0 値,B0 値),(R
1 値,G 1 値,B1 値),・・・(R255 値,G
255 値,B255 値)が、パレット100と同様なパレッ
ト番号対応で格納されると共に、各(R0 値,G0 値,
B0 値),(R1 値,G1 値,B1 値),・・・(R
255 値,G255 値,B255 値)に対応する(L0 値,u
0 値,v0 値),(L1 値,u1 値,v1 値)・・・
(L25 5 値,u255 値,v255 値)も対応付けて格納さ
れる。
【0107】上述のようにして、パレット100への2
56色の色データ(Rj 値,Gj 値,Bj 値;j=0,
1,・・・255)の登録、及び画像データ変換手段3
10内のパレットデータ格納表312への256色の色
データ(Rj 値,Gj 値,B j 値;j=0,1,・・・
255)並びにそれらの色データに対応する256色の
CIELUV空間(L* u* v* 空間)の色データ(L
j 値,uj 値,vj 値;j=0,1,・・・255)の
格納が終了すると、画像データ変換手段310内の空間
変換手段311が図14のフローチャートに示す処理を
実行する。
56色の色データ(Rj 値,Gj 値,Bj 値;j=0,
1,・・・255)の登録、及び画像データ変換手段3
10内のパレットデータ格納表312への256色の色
データ(Rj 値,Gj 値,B j 値;j=0,1,・・・
255)並びにそれらの色データに対応する256色の
CIELUV空間(L* u* v* 空間)の色データ(L
j 値,uj 値,vj 値;j=0,1,・・・255)の
格納が終了すると、画像データ変換手段310内の空間
変換手段311が図14のフローチャートに示す処理を
実行する。
【0108】すなわち、空間変換手段311は、カラー
画像メモリ40からラスタ走査において表示手段130
のカラー画像モニタに最初に表示する元のカラー画像の
画素g1 の(R値,G値,B値)を読み出し、上述した
と同様な方法で、その(R値,G値,B値)を(L値,
u値,v値)に変換する(S135)。
画像メモリ40からラスタ走査において表示手段130
のカラー画像モニタに最初に表示する元のカラー画像の
画素g1 の(R値,G値,B値)を読み出し、上述した
と同様な方法で、その(R値,G値,B値)を(L値,
u値,v値)に変換する(S135)。
【0109】そして、空間変換手段311は、その得ら
れた(L値,u値,v値)を色差値計算手段313に出
力する(S136)。空間変換手段311は、上記処理
S135,S136をカラー画像メモリ40内の残りの
全ての画素g2 ,g3 ,・・・についても、ラスタ走査
順に行う。
れた(L値,u値,v値)を色差値計算手段313に出
力する(S136)。空間変換手段311は、上記処理
S135,S136をカラー画像メモリ40内の残りの
全ての画素g2 ,g3 ,・・・についても、ラスタ走査
順に行う。
【0110】このことにより、カラー画像メモリ40に
格納されている元のカラー画像の各画素gi (i=1,
2,・・・)の(Ri 値,Gi 値,Bi 値)は、ラスタ
走査順にCIELUV空間(L* u* v* 空間)の(L
i 値,ui 値,vi 値)に変換されて、色差値計算手段
313に出力される。
格納されている元のカラー画像の各画素gi (i=1,
2,・・・)の(Ri 値,Gi 値,Bi 値)は、ラスタ
走査順にCIELUV空間(L* u* v* 空間)の(L
i 値,ui 値,vi 値)に変換されて、色差値計算手段
313に出力される。
【0111】色差値計算手段313は、空間変換手段3
11から各画素gi (i=1,2,・・・)の(L
i 値,ui 値,vi 値)が入力されると、図15のフロ
ーチャートに示す処理を実行する。
11から各画素gi (i=1,2,・・・)の(L
i 値,ui 値,vi 値)が入力されると、図15のフロ
ーチャートに示す処理を実行する。
【0112】すなわち、色差値計算手段313は、パレ
ットデータ格納表312に格納されている(Lj 値,u
j 値,vj 値;j=0,1,・・・255)をパレット
番号順に全て読み出し、各(Lj 値,uj 値,vj 値;
j=0,1,・・・255)と入力される画素gi (i
=1,2,・・・)の(Li 値,ui 値,vi 値)との
色差ΔEを算出し、その色差ΔEが最小となる(L
j 値,uj 値,vj 値;j=0,1,・・・255)に
対応するパレット番号jを画素gi (i=1,2,・・
・)のカラー表示用の画像データとして画像表示用メモ
リ120の該当領域に書き込む(S139)。
ットデータ格納表312に格納されている(Lj 値,u
j 値,vj 値;j=0,1,・・・255)をパレット
番号順に全て読み出し、各(Lj 値,uj 値,vj 値;
j=0,1,・・・255)と入力される画素gi (i
=1,2,・・・)の(Li 値,ui 値,vi 値)との
色差ΔEを算出し、その色差ΔEが最小となる(L
j 値,uj 値,vj 値;j=0,1,・・・255)に
対応するパレット番号jを画素gi (i=1,2,・・
・)のカラー表示用の画像データとして画像表示用メモ
リ120の該当領域に書き込む(S139)。
【0113】色差値計算手段313は、この処理S13
9を空間変換手段311から入力される全ての画素gi
(i=1,2,・・・)の(Li 値,ui 値,vi 値)
について行い、それらの画素gi (i=1,2,・・
・)に対応するパレット番号を画像表示用メモリ130
の該当領域に書き込む。
9を空間変換手段311から入力される全ての画素gi
(i=1,2,・・・)の(Li 値,ui 値,vi 値)
について行い、それらの画素gi (i=1,2,・・
・)に対応するパレット番号を画像表示用メモリ130
の該当領域に書き込む。
【0114】ところで、色差値計算手段313は、上記
色差ΔEを、例えば下記の式(1) ΔE={(L i -Lj )2+(ui - uj )2 + (vi - vj )2 }1/2 ・・・(1) (j=0,1,・・・255) により算出する、この場合、ΔEは、3次元ユークリッ
ド距離に等しい。
色差ΔEを、例えば下記の式(1) ΔE={(L i -Lj )2+(ui - uj )2 + (vi - vj )2 }1/2 ・・・(1) (j=0,1,・・・255) により算出する、この場合、ΔEは、3次元ユークリッ
ド距離に等しい。
【0115】表示手段130は、画像メモリ120から
表示手段130のカラー表示モニタに出力する画素のパ
レット番号j(j=0,1,・・・255)をラスタ走
査順に順次読み出し、次にそのパレット番号j(j=
0,1,・・・255)に対応する(Rj 値,Gj 値,
Bj 値;j=0,1,・・・255)をパレット100
から読み出す。そして、表示手段130は、その(Rj
値,Gj 値,Bj 値;j=0,1,・・・255)を内
蔵しているD/A変換器によりアナログR,G,B信号
に変換してカラー表示モニタに出力し、カラー表示モニ
タにカラー画像を表示する。
表示手段130のカラー表示モニタに出力する画素のパ
レット番号j(j=0,1,・・・255)をラスタ走
査順に順次読み出し、次にそのパレット番号j(j=
0,1,・・・255)に対応する(Rj 値,Gj 値,
Bj 値;j=0,1,・・・255)をパレット100
から読み出す。そして、表示手段130は、その(Rj
値,Gj 値,Bj 値;j=0,1,・・・255)を内
蔵しているD/A変換器によりアナログR,G,B信号
に変換してカラー表示モニタに出力し、カラー表示モニ
タにカラー画像を表示する。
【0116】尚、上記の場合にはRGB空間から変換す
る均等空間としてCIELUV空間(L* u* v* 空
間)を採用しているが、CIELAB空間(L* a* b
* 空間)への変換を採用してもよい。この変換も、表示
手段130のカラー表示モニタがNTSC方式の場合、
JIS Z8601(X,Y,Z空間への変換)及びJ
IS Z8729の規定に基づいて行われる。
る均等空間としてCIELUV空間(L* u* v* 空
間)を採用しているが、CIELAB空間(L* a* b
* 空間)への変換を採用してもよい。この変換も、表示
手段130のカラー表示モニタがNTSC方式の場合、
JIS Z8601(X,Y,Z空間への変換)及びJ
IS Z8729の規定に基づいて行われる。
【0117】ところで、この第3実施例において、パレ
ット100に登録する色データの選択は、RGBヒスト
グラムの作成により行っているが、上記第1実施例また
は上記第2実施例のような方法を用いてパレット100
に登録する色データを選択するようにしてもよい。
ット100に登録する色データの選択は、RGBヒスト
グラムの作成により行っているが、上記第1実施例また
は上記第2実施例のような方法を用いてパレット100
に登録する色データを選択するようにしてもよい。
【0118】次に、図16に上記第3実施例の具体的な
システム構成例を示す。同図において、マイクロプロセ
ッサ300は、画像データ変換手段310及び登録手段
380の機能を備えている。また、画像表示制御部13
1は、表示手段130の一部であり、画像表示用メモリ
120から、表示すべきカラー画像の各画素の表示用画
像データ(パレット番号)を読み出す。
システム構成例を示す。同図において、マイクロプロセ
ッサ300は、画像データ変換手段310及び登録手段
380の機能を備えている。また、画像表示制御部13
1は、表示手段130の一部であり、画像表示用メモリ
120から、表示すべきカラー画像の各画素の表示用画
像データ(パレット番号)を読み出す。
【0119】続いて、画像表示制御部131は、そのパ
レット番号に対応する(R値,G値,B値)をパレット
メモリ100から読み出し、次にその(R値,G値,B
値)を内蔵しているD/A変換器によりアナログR,
G,B信号に変換してカラー表示モニタである特に図示
していないカラーCRT装置に出力する。
レット番号に対応する(R値,G値,B値)をパレット
メモリ100から読み出し、次にその(R値,G値,B
値)を内蔵しているD/A変換器によりアナログR,
G,B信号に変換してカラー表示モニタである特に図示
していないカラーCRT装置に出力する。
【0120】尚、上記第1、第2、及び第3実施例にお
いては、画像データ変換手段110、310は、表示用
画像データ(パレット番号)を表示手段130に対し直
接ではなく、画像表示用メモリ120を介して出力する
ようにしているが、画像データ変換手段110,310
が表示手段130に直接、表示用画像データ(パレット
番号を出力するようにしてもよい。
いては、画像データ変換手段110、310は、表示用
画像データ(パレット番号)を表示手段130に対し直
接ではなく、画像表示用メモリ120を介して出力する
ようにしているが、画像データ変換手段110,310
が表示手段130に直接、表示用画像データ(パレット
番号を出力するようにしてもよい。
【0121】また、上記第3実施例の変形例として、画
像データ変換手段310がRGBデータを直接、表示手
段130に出力し、表示手段130がそのRGBデータ
によりカラー表示を行うようにしてもよい。このように
すると、表示手段130はパレット100からRGBデ
ータを読み出す処理を行う必要が無くなるので、カラー
画像表示を高速に行うことができる。
像データ変換手段310がRGBデータを直接、表示手
段130に出力し、表示手段130がそのRGBデータ
によりカラー表示を行うようにしてもよい。このように
すると、表示手段130はパレット100からRGBデ
ータを読み出す処理を行う必要が無くなるので、カラー
画像表示を高速に行うことができる。
【0122】
【発明の効果】請求項1,3記載の第1および第2の発
明によれば、カラー表示装置がカラー表示を行う際に用
いる色データが格納される色彩登録メモリに所望の色デ
ータを登録できるので、人間の視感覚に適応した自然な
カラー表示が可能となるような色データをカラー表示用
の色データとして選択し、色彩登録メモリに登録するこ
とができる。
明によれば、カラー表示装置がカラー表示を行う際に用
いる色データが格納される色彩登録メモリに所望の色デ
ータを登録できるので、人間の視感覚に適応した自然な
カラー表示が可能となるような色データをカラー表示用
の色データとして選択し、色彩登録メモリに登録するこ
とができる。
【0123】また、請求項5記載の第3の発明によれ
ば、色彩登録メモリに格納されている色データの中か
ら、元の画素の色データと均等色空間での色差が最も小
さい色データを選択して出力するので、人間の視感覚に
適応した自然なカラー表示が可能になる。
ば、色彩登録メモリに格納されている色データの中か
ら、元の画素の色データと均等色空間での色差が最も小
さい色データを選択して出力するので、人間の視感覚に
適応した自然なカラー表示が可能になる。
【図1】本発明の原理ブロック図(その1)である。
【図2】本発明の原理ブロック図(その2)である。
【図3】本発明の原理ブロック図(その3)である。
【図4】本発明の第1実施例のシステムブロック図であ
る。
る。
【図5】パレットの内部構成を示す図である。
【図6】登録手段により行われるグルーピング変数の領
域範囲を特定化する処理を説明するフローチャートであ
る。
域範囲を特定化する処理を説明するフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第2実施例のシステムブロック図であ
る。
る。
【図8】本発明の第1実施例及び第2実施例の具体的な
システム構成の一例を示す図である。
システム構成の一例を示す図である。
【図9】本発明の第3実施例のシステムブロック図であ
る。
る。
【図10】画像データ変換手段の内部ブロック図であ
る。
る。
【図11】パレットデータ格納表の内部構成を示す図で
ある。
ある。
【図12】第3実施例の登録手段の動作を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図13】空間変換手段により行われるパレットデータ
格納表へのLuv値の格納処理の動作を説明するフロー
チャートである。
格納表へのLuv値の格納処理の動作を説明するフロー
チャートである。
【図14】空間変換手段により行われる元のカラー画像
の各画素のRGB値からLuv値への変換出力処理を説
明するフローチャートである。
の各画素のRGB値からLuv値への変換出力処理を説
明するフローチャートである。
【図15】色差値計算手段の動作を説明するフローチャ
ートである。
ートである。
【図16】本発明の第3実施例の具体的なシステム構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図17】画素集合体を「色相」,「明度」,「彩度」
の空間で表したときに生じるグループ化を説明する図で
ある。
の空間で表したときに生じるグループ化を説明する図で
ある。
1 サンプル指定手段 2,12 グルーピング変数指定手段 3,13 属性値範囲特定手段 4,14 サンプリング色彩数指定手段 5,15 表示用色データ格納手段 11 領域指定手段 31 色データ登録表 32 均等色空間変換手段 33 色データ対応表記憶手段 34 表示用色データ情報出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/06 9175−5G 5/36 9177−5G
Claims (7)
- 【請求項1】 カラー表示装置が表示可能な複数種類の
色データを格納する色彩データ登録メモリに、カラー原
画像を構成する画素が有する色データを登録するカラー
画像処理装置であって、 カラー原画像の任意の一画素を指定するサンプル点指定
手段(1)と、 前記カラー原画像をグループ分けするための情報とし
て、色相、彩度、または明度の内の少なくとも1つの属
性を指定すると共に、その指定した属性の値の範囲に係
わる情報も指定するグルーピング情報指定手段(2)
と、 前記サンプル点指定手段(1)により指定された一画素
の(色相値、彩度値、明度値)を求め、前記グルーピン
グ情報指定手段(2)により指定された内容に基づき、
前記色彩登録メモリに登録すべき色データの色相、彩
度、及び明度の各属性値の範囲を指定する属性値範囲特
定手段(3)と、 色相値、彩度値、かつ明度値が該属性値範囲特定手段
(3)により特定された色相値、彩度値、かつ明度値の
範囲内にある前記カラー原画像を構成する画素の色デー
タの中から何個を前記色彩登録メモリに登録すべきかを
指定するサンプリング色彩数指定手段(4)と、 前記カラー原画像の全ての画素について(色相値、彩度
値、明度値)を求め、それらの(色相値、彩度値、明度
値)の中から前記サンプリング色彩数指定手段(4)に
よって指定された色数分の(色相値、彩度値、明度値)
を選択して、それらの(色相値、彩度値、明度値)を有
する色データを前記色彩登録メモリに登録し、前記色彩
データ登録メモリに登録可能な残りの表示用色データに
ついては、前記カラー原画像の画素が有する色データの
中から選択して前記色彩データ登録メモリに登録する表
示用色データ登録手段(5)と、 を備えたことを特徴とするカラー画像処理装置。 - 【請求項2】 前記サンプリング色彩数指定手段(4)
は、前記色彩登録メモリに登録する色データの選択方法
も指定することを特徴とする請求項1記載のカラー画像
データ処理装置。 - 【請求項3】 カラー表示装置が表示可能な複数種類の
色データを格納する色彩データ登録メモリに、カラー原
画像を構成する画素が有する色データを登録するカラー
画像処理装置であって、 カラー原画像の任意の部分領域を指定する領域指定手段
(11)と、 前記カラー原画像をグループ分けするための情報とし
て、色相、彩度、または明度の内の少なくとも1つの属
性を指定すると共に、その指定した属性の値の範囲に係
わる情報も指定するグルーピング情報指定手段(12)
と、 前記領域指定手段(11)により指定された部分領域内
に属する複数の画素の(色相値、彩度値、明度値)を求
め、前記グルーピング情報指定手段(12)により指定
された内容に基づき、前記色彩登録メモリに登録すべき
色データの色相、彩度、及び明度の各属性値の範囲を特
定する属性値範囲特定手段(13)と、 色相値、彩度値、かつ明度値が該属性値範囲特定手段
(3)により特定された色相値、彩度値、かつ明度値の
範囲内にある前記カラー原画像を構成する画素の色デー
タの中から何個を前記色彩データ登録メモリに登録すべ
きかを指定するサンプリング色彩数指定手段(14)
と、 前記カラー原画像の全ての画素について(色相値、彩度
値、明度値)を求め、それらの(色相値、彩度値、明度
値)の中から前記サンプリング色彩数指定手段(14)
によって指定された色数分の(色相値、彩度値、明度
値)を選択して、それらの(色相値、彩度値、明度値)
を有する色データを前記色彩データ登録メモリに登録
し、前記色彩データ登録メモリに登録可能な残りの表示
用色データについては、前記カラー原画像の画素が有す
る色データの中から選択して前記色彩データ登録メモリ
に登録する表示用色データ登録手段(15)と、 を備えたことを特徴とするカラー画像処理装置。 - 【請求項4】 前記サンプリング数指定手段(12)は
前記色彩登録メモリに登録する色データの選択方法も指
定することを特徴とする請求項3記載のカラー画像処理
装置。 - 【請求項5】 カラー表示装置が表示可能な複数種類の
色データを格納する色彩データ登録メモリに、カラー原
画像を構成する画素が有する色データを登録するカラー
画像処理装置であって、 前記カラー原画像の画素が有する色データを基に、前記
色彩データ格納メモリに複数種類の色データを登録する
色データ登録手段(31)と、 該色データ登録手段(31)によって前記色彩データ格
納メモリに格納された各色データを均等色空間のデータ
に変換する均等色空間変換手段(32)と、 該均等色空間変換手段(32)によって得られた均等色
空間のデータを前記色彩データ格納メモリに格納されて
いる対応する色データと対応付けて記憶する色データ対
応表記憶手段(33)と、 前記カラー原画像の各画素の色データを前記均等色空間
のデータに変換し、前記色データ対応表記憶手段(3
3)から、上記変換により得られた均等色空間のデータ
に最も色差が小さい均等色空間のデータを有する色デー
タを見つけ出し、その色データ、またはその色データを
前記色彩データ格納メモリから取り出すために必要な情
報を、出力する表示用色データ情報出力手段(34)
と、 を備えたことを特徴とするカラー画像処理装置。 - 【請求項6】 前記均等色空間は、L* u* v* 空間で
あることを特徴とする請求項5記載のカラー画像処理装
置。 - 【請求項7】 前記均等色空間は、L* a* b* 空間で
あることを特徴とする請求項5記載のカラー画像処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4085841A JPH05290133A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | カラー画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4085841A JPH05290133A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | カラー画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05290133A true JPH05290133A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=13870093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4085841A Withdrawn JPH05290133A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | カラー画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05290133A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011146940A (ja) * | 2010-01-14 | 2011-07-28 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置および画像処理プログラム |
JP2011211287A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置および画像処理プログラム |
-
1992
- 1992-04-08 JP JP4085841A patent/JPH05290133A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011146940A (ja) * | 2010-01-14 | 2011-07-28 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置および画像処理プログラム |
JP2011211287A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置および画像処理プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |