JPH0710441Y2 - 自動販売機の商品取出口 - Google Patents

自動販売機の商品取出口

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JPH0710441Y2
JPH0710441Y2 JP13190787U JP13190787U JPH0710441Y2 JP H0710441 Y2 JPH0710441 Y2 JP H0710441Y2 JP 13190787 U JP13190787 U JP 13190787U JP 13190787 U JP13190787 U JP 13190787U JP H0710441 Y2 JPH0710441 Y2 JP H0710441Y2
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JP
Japan
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lever
door
product
outlet
support shaft
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JP13190787U
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JPS6439572U (ja
Inventor
一夫 ▲高▼倉
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松下冷機株式会社
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動販売機の商品取出口に関するものであ
る。
従来の技術 近年自動販売機においては商品展示部のスペースを最大
限にとり、展示品のPR効果を発揮させることが強く要望
され、そのためには商品取出口の受け箱の上部に構造体
を設けず、出来る限り商品展示室と前記受け箱とのスペ
ースを少なくすることが最も望まれる。従来の商品取出
口を見てみると、前記スペースの少ないものにあっては
商品取出口扉において商品を取出す際扉が充分に開かな
いものであり、商品の取出しについての使い勝手が悪い
問題があり、その為、商品取出口扉が充分(180°開
く)開くものが提案されている。このような自動販売機
を第3図から第8図を参考に説明する。
1は断熱箱からなる自動販売機の本体で、上部に商品貯
蔵室2を有する。そして、商品貯蔵庫2には、蒸発器3
及びその冷気を循環させ商品を冷却するファン4と商品
収容して放出するコラムCを設けている。5は下部コラ
ムCより放出された商品により開成される小扉6を有す
るとともに、前記本体1の前面を開閉する断熱扉であ
る。7は前記コラムCより放出された商品を本体1の前
面に設けた扉口の下方に形成した取出口8へ案内するシ
ュートである。
前記取出口8は常時閉塞する開閉自在な取出口扉9が上
端を軸支して取付けている。10は上記放出された商品11
を受ける受け箱で、前記取出口8の下部に設けられてい
る。12は取出口の枠体で上方の片側面に切欠き部12aを
設け、下方の面12bに上記取出扉9の下面が通常当接
し、扉口の下部パネル13にネジにて取付られている。ま
た取出口扉9は扉本体の透明扉9aとヒンジ9b,ヒンジ9c,
支軸9d,リベット9e,スプリング9f,作動レバー9gよりな
り、ヒンジ9bとヒンジ9cはそれぞれの一端が凹凸にかみ
合い枠体12の間に延在している。またかみ合い部はカー
ル形状をなし、カール内に支軸9dが挿入され回転自在に
取付けられている。
またヒンジ9bの他端はリベット9eで、透明扉9aと固定さ
れている。ヒンジ9cの他端は扉口の下部パネル13の裏面
にネジにて固定されている。スプリング9fはヒンジ9b、
ヒンジ9cのかみ合わせの間に取付けられ、通常、透明扉
9aの下面が取出口の枠体12の下面に当接する方向に付勢
されている。
また作動レバー9gは一端は支軸9dに固定され、他端の先
端がL字状をなし斜上方に延びている。なお、ヒンジ9b
も支軸9dに固定され、透明扉9aの動きと作動レバー9gが
同調して動く。14は取出口8の左側面に固定した取付板
である。15は前記取付板14にネジにて固定された検知ス
イッチ取付板で、立設面15aの下部に、取出口扉9の開
閉を検知する検知スイッチ16が取付けられている。また
上部はコ字状をなしコ字状の対向する面にシャフト17を
挿入する穴が設けられている。また立設面15aにはスプ
リング引っかけ用の穴15bが設けられている。18は前記
検知スイッチ16を作動させる作動板で前記検知スイッチ
取付板15のコ字状の内部に設けられ上部がコ字状をな
し、コ字状の対向する面にシャフト17を挿入する穴が設
けられ、シャフト17に回転自在に軸支され、コ字状の一
端18aが前記作動レバー9gの先端に当接し、他端は下方
に延びその先端はL字状をなし、水平面18bを有してい
る。19はスプリングで一端は前記検知スイッチ取付板15
の穴15bに挿入され、巻き部19aはシャフト17に支持さ
れ、他端は前記作動板18のコ字状の内面に当接し、常に
作動板18が第6図中A方向に付勢するように取付けられ
ている。またスプリング19は取出口扉9のスプリング9f
よりも力が弱く設定されている。以上のように構成され
た商品取出口について、以下その動作について説明す
る。
まずコラムCより放出された商品11はシュート7を通り
小扉6を押し開き受け箱10に落下する。通常取出口扉は
閉じており、この時作動レバー9gと作動板18aとが当接
し、作動板18の水平面18bは検知スイッチ16の接点から
離れ、スイッチはOFFの状態となっている。次に客が商
品11を受け箱10から取出す際取出口扉9の透明扉9aを上
方へ開く、この時、作動レバー9gが透明扉9aと同調して
下方へ動き(第5図B方向へ回転する)、作動板18の水
平面18bはシャフト17を中心にして上方へ動き(第5図
中C方向へ回転する)、水平面18bが検知スイッチ16の
接点を押し、スイッチ16の本体に当接した時、動きもス
トップする。よってこの時スイッチONの状態となり、透
明扉9aが開かれ、(商品11が取出され)たことを検知す
る。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、作動板を動作させ
るためには作動レバーの長さが受け箱10内へ突出するま
で必要で、枠体12の内面の上部に垂直に設けることは出
来ず取出口扉の透明扉が最大に開く角度は作動レバーの
先端が受け箱の突出した状態から作動レバーが取出口の
枠体の内面に当接する位置までしか開かず(180°開か
ない)、客が商品を受け箱から取出す際、取出しにくい
という問題点を有していた。
本考案は上記問題点に鑑み、従来の欠点を除去するもの
であり、商品取出口扉が180°まで完全に開く、適切な
商品取出口を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案の商品取出口は商品
貯蔵室内のコラムにより、放出される商品を受ける受け
箱と、前記商品貯蔵室の前面に垂れ下がるように設けら
れ開閉自在に軸支された取出口扉と、前記受け箱の側面
に取り付けられ前記取出口扉の開閉を検知するスイッチ
と、このスイッチを作動させる作動板とを備え、前記取
出口扉の支軸に対して回転自在に取り付けられた回動レ
バーと、この回動レバーを常に上方へ付勢するスプリン
グと、前記取出口扉の支軸に固定した作動レバーと、こ
の作動レバーに設けられ前記取出口扉が閉じている時に
は前記回動レバーより上方に位置する突出片とを有し、
前記突出片は、前記取出口扉の支軸の回転にともない前
記回動レバーに圧接し前記回動レバーを回動させるもの
である。
作用 本考案は上記した構成によって、取出口扉を開くと取出
口扉の支軸が回転し、この支軸に固定された作動レバー
及びこの作動レバーに設けられた突出片も下方へ回転し
て、回動レバーに圧接されることとなる。そして、引き
続き取出口扉を開くと、突出片がスプリングの付勢力に
打ち勝って回動レバーを回転させ、回動レバーが取出口
の枠体の内面に当接するまで取出口扉の透明扉は開き
(回動し)、充分な角度(180°開)まで開くことが可
能となる。
実施例 以下本考案の一実施例を添付図面の第1図,第2図にも
とづいて説明するが、従来と同一構成については同一番
号を符してその照明な説明を省略する。
図において、20は作動レバーで一端は支軸9dの末端に固
定され、他端にヒンジ9d方向に向って延びた軸状の突出
片20aを有し、通常は透明扉9aと支軸9dを中心に正反対
方向に設けられ、透明扉9aの開閉に同調して下方に回転
する。21は回動レバーで、前記作動レバー20とヒンジ9d
の間に設けられ一端がカール状をなしカール内に支軸9d
(作動レバーと同軸に設けられ)が挿入され、回転自在
に取付けられている。ま他端は先端がL字状をなし、斜
上方に延びて、作動板18の一端18aと当接している。ま
た作動レバー20の突出片20aは回動レバー21よりも上方
に位置するよう配設されている。22はスプリングで前記
回動レバー21とヒンジ9dの間に設けられ支軸9dに支持さ
れ、回動レバー21を常に上方に付勢するように取付けら
れている。
以上のように構成された商品取出口についてその動作を
説明する。図においてコラムCより放出された商品11は
シュート7を通り小扉6を押し開き受け箱10に落下す
る。通常取出口扉は閉じており、この時作動レバー20は
透明扉9aと正反対方向に位置し、作動レバー20の下方に
設けられた回動レバー21の先端は作動板18の一端18aを
当接し、作動板18の水平面18bは検知スイッチ16の接点
から離れ、スイッチはOFFの状態となっている。次に客
が商品11を受け箱10から取出す際、取出口扉9の透明扉
9aを上方へ開く、この時、作動レバー20が透明扉9aと同
調して下方へ動き(第1図D方向へ回動する)、回動レ
バー21に作動レバーの突出片20aが当接し、さらに透明
扉9aを開くと、回動レバー21は作動レバー20の突出片20
aに押し込まれ、第1図E方向へ回動する。この時作動
板18の水平面18bはシャフト17を中心にして上方へ動き
(第1図F方向へ回動する)。水平面18bが検知スイッ
チ16の接点を押し、スイッチ16の本体に当接した時、動
きもストップする。よってこの時スイッチはONの状態と
なり、透明扉9aが開かれ、(商品11が取出され)たこと
を検知する。さらに透明扉9aを開くと回動レバー21はさ
らに回動し、取出口の枠体の内面に当接する。この時透
明扉は最大の開き角度となり、充分開く(180°開
く)。
以上のように本実施例によれば、作動レバーと回動レバ
ーを同一支軸に作動レバーは固定し、回動レバーは回転
自在に設けることにより、透明扉が充分開かない角度を
作動レバーが回動レバーに当接する構成により、透明扉
を充分開かせることができる。
考案の効果 以上のように本考案は、取出口扉の支軸に作動レバーを
固定し、取出口扉の透明扉と動きを同調させ、また回動
レバーを同一支軸に回転自在に設けることにより、作動
レバーが回動レバーに当接するまでの動きの間、透明扉
が開き、さらに回動レバーが取出口の枠体に当接するま
で開くことにより、取出口扉の透明扉を充分開くことが
出来、商品購入者が受け箱の商品を取出す際非常に取出
しやすい商品取出口を提供することができる。また従
来、作動レバーと作動板の当接において作動レバーの部
品の変形や、バラツキ等で作動板への当接位置が正規位
置からズレ、検知スイッチが誤動作を起こすこともある
が、作動レバー,回動レバーをそれぞれ設けることによ
り回動レバーが多少変形,バラツキ等が発生しても回動
レバーを上方へ付勢するスプリングの力を強く設定する
のみで検知スイッチの誤動作は起らず、信頼性の高い、
実益大なる商品取出口を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す自動販売機の取出口要
部断面図、第2図は本考案の要部分解斜視図、第3図は
従来の自動販売機の正面図、第4図は同第3図の一部切
欠側断面図、第5図は第4図の取出口の要部断面図、第
6図は同要部分解斜視図、第7図は同一部切欠平面図、
第8図は第7図の正面図である。 9……取出口扉、10……受け箱、16……検知スイッチ、
18……作動板、20……作動レバー、21……回動レバー、
22……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品貯蔵室内のコラムにより、放出される
    商品を受ける受け箱と、前記商品貯蔵室の前面に垂れ下
    がるように設けられ開閉自在に軸支された取出口扉と、
    前記受け箱の側面に取り付けられ前記取出口扉の開閉を
    検知するスイッチと、このスイッチを作動させる作動板
    とを備え、前記取出口扉の支軸に対して回転自在に取り
    付けられた回動レバーと、この回動レバーを常に上方へ
    付勢するスプリングと、前記取出口扉の支軸に固定した
    作動レバーと、この作動レバーに設けられ前記取出口扉
    が閉じている時には前記回動レバーより上方に位置する
    突出片とを有し、前記突出片は、前記取出口扉の支軸の
    回転にともない前記回動レバーに圧接し前記回動レバー
    を回動させる自動販売機の商品取出口。
JP13190787U 1987-08-28 1987-08-28 自動販売機の商品取出口 Expired - Lifetime JPH0710441Y2 (ja)

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