JPH07104195B2 - 熱式空気流量計 - Google Patents
熱式空気流量計Info
- Publication number
- JPH07104195B2 JPH07104195B2 JP2053692A JP5369290A JPH07104195B2 JP H07104195 B2 JPH07104195 B2 JP H07104195B2 JP 2053692 A JP2053692 A JP 2053692A JP 5369290 A JP5369290 A JP 5369290A JP H07104195 B2 JPH07104195 B2 JP H07104195B2
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- air passage
- air flow
- flow meter
- sub
- module housing
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Description
の吸気系を構成して、その吸入空気流量を検出し、燃料
噴射量を制御するのに適する内燃機関用の熱線式空気流
量計に関する。
記載のように、回路モジュールとは別体で、主空気通路
と副空気通路を構成する専用ボディを有するものとなつ
ていた。
び感温抵抗体をプラスチツクモールドによつて固定され
た導電性の支持体に取り付け、専用空気通路中へ挿入す
るものとなつていた。
なるボデイが必要であり、内燃機関の吸入空気系に専用
空気通路のためのスペースが必要となるとともに、熱線
式空気流量計のボデイの接続固定のための構造が必要と
なる問題があつた。
とし、小型化,省スペース化することを目的としてお
り、さらに、低価格の熱式空気流量計を提供することを
目的とする。
気通路へ挿入型としたものである。
気通路を一体構成し、コネクタ部のみが主空気通路の外
部に位置するように挿入したものである。
での作動に対しては、ひとつの金属部材により、主空気
通路への取付固定部と回路基板の装着ベースを形成し、
装着ベースとなる部分が主空気通路の空気流に接する構
造としている。
記金属部材が衝撃流の当る面をカバーする構造としてい
る。
ユールハウジングやコネクタハウジングを形成するとと
もに、コネクタターミナルやリードフレーム等の金属部
品を固定結合する技術は、従来より用いられており、本
発明の形成・組立上の問題はない。
の金属部材は主空気通路を流れる空気にさらされている
ため、回路基板の発熱を空気流へ放熱するように動作す
る。また、熱線式空気流量計の周囲温度が高くなつて
も、上記金属部材を介して主空気通路の空気流へ放熱す
るため熱線式空気流量計の温度は吸入空気と同じ程度に
維持されるため、熱線式空気流量計が破損することや回
路が誤動作することがない。
ることにより、バツクファイヤ等の高温衝撃流によつて
熱線式空気流量計を破損することがない。
る。
取り付けた時の断面図である。熱線5及び感温抵抗体6
を配した副空気通路13は、金属ベース1に装着された電
子回路4を保護・維持するモジユールハウジング2、及
びコネクタハウジング3とともにプラスチツクモールド
にて一体形成され、主空気通路となるエンジンの吸入空
気通路14に挿入されて固定ネジ15により吸入空気通路14
と金属ベース1を締めつけ固定される。これにより、吸
入空気通路14を流れエンジンへ吸入される空気16の一部
が副空気通路13へ分流し、その分流した空気から全流量
を検出する。
面を表したもので、本図に従い発明品の構成部品,組立
方の一実施例を説明する。金属ベース1は図に示すよう
にL字またはT字形になつており、電子回路の装着ベー
スと主空気通路への取付固定部をかねるものである。こ
の金属ベースを基準として、モジユールハウジング2及
びコネクタハウジング3をプラスチツクモールドにより
一定構成する。この時、コネクタターミナル7及びリー
ドフレーム8もそのプラスチツクモールドによつて固定
される。コネクタ部はこれで完成となるがモジユール部
は電子回路4の装着部分の周囲をかこう壁と副空気通路
13の半分を形成した状態となつている。次に電子回路4
を金属ベース1に装置し、コネクタターミナル7の回路
側端部に形成したウエルデイングパツド11と電子回路4
を導電線12により導通する。熱線5及び感温抵抗体6を
リードフレーム8へ副空気通路13中に配置するようにス
ポツトウエルデイングにより固定した後、コネクタター
ミナルと同様にリードフレーム回路側端部に形成したウ
エルデイングパツド11と電子回路4を導電線12でつなぎ
導通する。電子回路4の組立接続作業終了後、バイパス
モールド9をモジユールハウジング2に接着し副空気通
路13を完全に形成する。この状態で電子回路4の調整作
業を行ない、副空気通路へ実際に空気を流して流量対出
力特製を調整し、ゲル入れ等の作業が終了してからカバ
ー10を接着給合し本発明品が完成する。
クモールドにて形成されるため、ベンド管や角形断面通
路、または通路内に障害物を設ける等複雑な副空気通路
形状が可能となる。
付方法の一実施例について説明する。第3図はモジユー
ルハウジング2形成時の半分だけ形成された副空気通路
13の熱線5または感温抵抗体6の装着部分を示したもの
で、第4図は第3図に垂直な断面を示したものである。
本実施例では副空気通路の断面形状が角形となるものと
して表している。上記のように、リードフレーム8はモ
ジユールハウジング2を形成するプラスチツクモールド
によつて結合固定され、熱線及び感温抵抗体の装着部及
びウエルデイングパツド部以外はプラスチツクモールド
中にかくされている。熱線及び感温抵抗体装着部は副空
気通路13の壁上に位置し、熱線5及び感温抵抗体6は副
空気通路13にブリツジ状に装着される。本実施例では熱
線5及び感温抵抗体6とリードフレーム8の接合をスポ
ツトウエルデイングとした場合のものを示す。
4のパターンにより熱線5及び感温抵抗体6の取付位置
は各々について自由で有り、例えば熱線5を副空気通13
の入口近く、感温抵抗体6を反対に出口近くに配置する
ということも可能となる。
る。第5図に示す実施例では、副空気通路13の入口形状
をだ円形の凹形状としている。本実施例によれば副空気
通路に流入する空気を主空気通路の中心付近からも取れ
るため、上流空気通路の形状の違いによる副空気通路へ
の分流比の変化が小さくなりより高精度となる。
またはメツシユ等の整流格子17を取り付けてある。本実
施例では副空気通路へ流入する空気の流れが整流される
ため、熱線式空気流量計の出力ノイズを低減する効果が
有る。
副空気通路の全長を長くしている。本実施例ではエンジ
ンによる流れの脈動が熱線式空気流量計の出力に与える
影響を低減できるのでより高精度化が図れる。
通路に垂直な面とし、下流側に開口面を設けない形状と
している。本実施例ではバツクフアイヤ等のエンジン側
からの噴き出しが副空気通路中へ侵入しにくくなるの
で、熱線式空気流量計の高精度化及び信頼性の向上が可
能となる。
の流れ方向に垂直な面のプラスチツクモールドをカバー
するように形成している。本実施例によれば、バツクフ
アイヤ等の高温の衝撃流を直接受ける面が金属面となる
ので、熱線式空気流量計の信頼性を向上できる。
路面積の限られた空気通路へ装着するために小形化及び
挿入部分の低背化を図つた一実施例を示すものである。
本実施例では、金属ベース1にプラスチツクモールドに
て形成されるモジユールハウジング2は副空気通路13の
入口から熱線5及び感温抵抗体6の装着部までの上流部
分のみ副空気通路の半断面を形成し、電子回路4の装着
及び接続等の作業スペースを確保し、電子回路4の装着
接合及び熱線5と感温抵抗体6を装着後、上流部分の半
断面及び出口までの下流全体の副空気通路を有するバイ
パスモールド9を接合し副空気通路を完成する。バイパ
スモールド9の副空気通路13はモジユールハウジング2
の内壁とバイパスモールド9の溝によつて形成され、バ
イパスモールド9の中心部は空間となつており、副空気
通路完成後に電子回路がのぞける形状となつている。従
つて、本実施例によれば電子回路の上部に副空気通路が
形成されるものであつても、副空気通路完成後実際に空
気を流して流量対出力特性を調整することが可能とな
る。また、副空気通路13の上流部をだ円断面形状とし、
熱線5と感温抵抗体6が平行に配置できるようにし、電
子回路4の設置スペースを確保しながら全長を短くする
ことを可能としている。電子回路の調整終了後ゲル入れ
等行いカバー10を接合し完成する。また、本実施例では
金属ベース1が上流側の主空気通路の空気流に垂直な面
を半分カバーする形状となつており、金属ベースと空気
流間の熱伝達をより向上し、熱線式空気流量計の放熱性
を増加し信頼性を向上している。
で熱線式空気流量計の小型化及び低価格化に効果があ
る。
がある。
きるので気筒別燃料制御が可能となる。
着した場合の断面図、第2図は第1図に示した本発明の
一実施例の第1図の断面と垂直な断面図、第3図は本発
明品の熱線及び感温抵抗体の取付部分の一実施例を示す
図、第4図は第3図の断面図、第5図は本発明品の他の
実施例で発明品の各部各種の実施例を総合的に示す図、
第6図は本発明品の他の実施例で特に小型化に目を向け
た場合の実施例を示す図である。 1……金属ベース、2……モジユールハウジング、3…
…コネクタハウジング、4……電子回路、5……熱線、
6……感温抵抗体、7……コネクタターミナル、8……
リードフレーム、9……バイパスモールド、10……カバ
ー、13……副空気通路、14……吸入空気通路。
Claims (6)
- 【請求項1】吸入空気通路の一部を主空気通路とし、空
気流量を検出する発熱抵抗体を配した副空気通路を有す
る熱式空気流量計において、主空気通路への取付固定部
と回路基板の装着ベースが一体の金属部材によりL字形
またはT字形に形成され、その金属部材の回路基板装着
部分へ回路基板を保護するモジュールハウジングと上記
副空気通路を一体構成し、また、上記金属部材の取次固
定部上へコネクタを形成して、モジュールハウジング部
を主空気通路中へ挿入してコネクタが主空気通路外に配
置されることを特徴とする熱式空気流量計。 - 【請求項2】請求項第1項において、上記金属部材と、
コネクタターミナル、発熱抵抗体及び感温抵抗体を取り
付け部となり回路基板への導電体となるリードフレーム
の金属部品を、モジュールハウジング、副空気通路及び
コネクタハウジングを形成するプラスチックモールドに
より固定結合することを特徴とする熱式空気流量計。 - 【請求項3】請求項第2項において、金属部品を固定結
合するプラスチックモールドは、回路基板取付の及び組
立調整用の開口部と発熱抵抗体及び感温抵抗体の取付け
のため開口部とを有し、上記回路基板,抵抗体の取付・
組立・調整終了後にその開口部を別部品によってカバー
することによって、モジュールハウジング及び副空気通
路を形成することを特徴とする熱式空気流量計。 - 【請求項4】請求項第1項において、金属部材がモジュ
ールハウジング、または副空気通路の外壁の一部となる
ことを特徴とする熱式空気流量計。 - 【請求項5】吸入空気通路となる主空気通路と、吸入空
気の一部を流入し、空気流量を検出する検出素子を配し
た副空気通路とを有する熱式空気流量計において、前記
副空気通路は回路基板を保護するモジュールハウジング
部と一体に構成され、前記モジュールハウジング部は前
記主空気通路中に配置されていることを特徴とする熱式
空気流量計。 - 【請求項6】請求項5において、前記回路のコネクタ部
を前記主空気流路を外に配置したことを特徴とする熱式
空気流量計。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2053692A JPH07104195B2 (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 熱式空気流量計 |
DE69104511T DE69104511T3 (de) | 1990-02-07 | 1991-01-30 | Luftströmungsmengenmesser für Brennkraftmaschine. |
EP91300705A EP0441523B2 (en) | 1990-02-07 | 1991-01-30 | Air flow rate measuring device for an internal combustion engine |
US07/649,859 US5186044A (en) | 1990-02-07 | 1991-02-01 | Air flow rate measuring device for an internal combustion engine |
KR1019910001959A KR0166087B1 (ko) | 1990-02-07 | 1991-02-05 | 내연기관용 공기유량 측정장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2053692A JPH07104195B2 (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 熱式空気流量計 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8344931A Division JP2786434B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 熱式空気流量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03255917A JPH03255917A (ja) | 1991-11-14 |
JPH07104195B2 true JPH07104195B2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=12949865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2053692A Expired - Lifetime JPH07104195B2 (ja) | 1990-02-07 | 1990-03-07 | 熱式空気流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07104195B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3323745B2 (ja) | 1996-07-25 | 2002-09-09 | 株式会社日立製作所 | 物理量検出装置の特性調整手段および発熱抵抗式空気流量装置 |
-
1990
- 1990-03-07 JP JP2053692A patent/JPH07104195B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03255917A (ja) | 1991-11-14 |
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