JPH07103988B2 - バーナの火炎検出装置 - Google Patents

バーナの火炎検出装置

Info

Publication number
JPH07103988B2
JPH07103988B2 JP3135832A JP13583291A JPH07103988B2 JP H07103988 B2 JPH07103988 B2 JP H07103988B2 JP 3135832 A JP3135832 A JP 3135832A JP 13583291 A JP13583291 A JP 13583291A JP H07103988 B2 JPH07103988 B2 JP H07103988B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burner
combustion
signal
flame
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3135832A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04335915A (ja
Inventor
一成 細目
修司 飯田
和也 戸松
敏治 橘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP3135832A priority Critical patent/JPH07103988B2/ja
Priority to US07/880,639 priority patent/US5263851A/en
Publication of JPH04335915A publication Critical patent/JPH04335915A/ja
Publication of JPH07103988B2 publication Critical patent/JPH07103988B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/02Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium
    • F23N5/08Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium using light-sensitive elements
    • F23N5/082Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium using light-sensitive elements using electronic means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N1/00Regulating fuel supply
    • F23N1/02Regulating fuel supply conjointly with air supply
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N2225/00Measuring
    • F23N2225/08Measuring temperature
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N2231/00Fail safe
    • F23N2231/20Warning devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N2235/00Valves, nozzles or pumps
    • F23N2235/02Air or combustion gas valves or dampers
    • F23N2235/06Air or combustion gas valves or dampers at the air intake
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N2235/00Valves, nozzles or pumps
    • F23N2235/02Air or combustion gas valves or dampers
    • F23N2235/10Air or combustion gas valves or dampers power assisted, e.g. using electric motors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N2235/00Valves, nozzles or pumps
    • F23N2235/12Fuel valves
    • F23N2235/16Fuel valves variable flow or proportional valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/18Systems for controlling combustion using detectors sensitive to rate of flow of air or fuel

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重管構造を有するラ
ジアントチューブバーナ等に適用して好結果を得ること
ができる、バーナの火炎検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液体または気体の燃料を燃焼させるバー
ナにおいては、燃焼中その燃焼状態を最適に維持するこ
とが望ましい。このための従来技術としては、バーナの
火炎が発生する光強度信号をフォトトランジスタ、フォ
トダイオードあるいは太陽電池等の半導体を使用して電
気信号として捉え、あるいは光センサに代えて火炎中に
挿入した電極を用いてイオン電流として捉え、これらの
出力電流から火炎中の振動波形の周波数解析の結果得た
パワースペクトルの積分値を利用して、燃焼制御を行な
うものがある。
【0003】上記従来技術のうちの前者のもの、すなわ
ち火炎から発生する光を電気信号として捉え、これを電
気回路によって処理する方法では、火炎が発生する光信
号をフォトトランジスタ、フォトダイオード等の半導体
による光センサで捉えることになるが、この光センサを
設ける位置に問題があり、その位置が適当でないと良好
な制御が行ない得ないことになる。
【0004】そこで本発明者によってこれを解決するた
めの技術が開発され提案されている(特願平1-312132
号)。この技術では、光センサにより、燃焼火炎の振動
光を検出するが、ターンダウンにより火炎長が変化した
場合でも火炎の乱流燃焼部分全体を検出する必要がある
ため、バーナの反対面すなわち炉の後方部に光センサを
設けてある。しかしながら炉の構造によってはバーナの
反対面に光センサを取付けることが不可能な場合があっ
て所期の効果を期待できない場合があった。
【0005】この問題を有しない技術として提案された
ものに、特願平1-312133号の出願に関わるものがある。
この技術においては、バーナのノズル側から火炎中に電
極を挿入し、火炎イオン振動電流を検出することによ
り、炉の構造による制約を受けないものとした。しかし
ながらこのように電極によりイオン電流を検出しようと
した場合でも、たとえばラジアントチューブバーナのよ
うに二重管内で火炎を形成し、その外筒からの輻射を利
用しているようなバーナでは、連続燃焼させるために排
気口から燃焼ガスをエジェクタ等で吸引するものである
ため、フレームポイントがターンダウンによって変化
し、火炎の特定部分を電極でも検出し得ない場合があっ
た。
【0006】そこでこの問題を解決し、ラジアントチュ
ーブバーナのように二重管内で火炎を形成し、その外筒
からの輻射を利用しているようなバーナであり、かつ、
連続燃焼させるために排気口から燃焼ガスをエジェクタ
等で吸引する形式のものであっても、燃焼制御に好結果
を得ることができるバーナの燃焼制御装置として、図7
に示すものが提案されている(特願平2-177816号)。
【0007】これを説明すると、このバーナは外筒1と
内筒2の二重管構造を成し、内筒2の内部にガスノズル
3が設けられており、このガスノズル3に、途中に燃料
遮断弁4を介装した燃料供給管5を接続して燃料6を供
給する構成となっている。内筒2の基部には点検口7が
設けられており、ここにレンズ8が装着されて、内筒2
内の火炎9を監視するようになっている。
【0008】このレンズ8の焦点位置10に一端を臨ませ
て光ファイバ11が取付けられ、光ファイバ11の他端には
光センサ12が取付けられている。この光センサ12に入っ
た信号は、増幅器13で増幅された後、整流器14で整流さ
れ、積分器15で積分処理されて下限用比較器16と上限用
比較器17に入力する。下限用比較器16と上限用比較器17
とは、それぞれ積分器15からの信号を下限電圧18と上限
電圧19と比較し、下限用比較器16にあっては下限電圧18
を下回ったときに、また上限用比較器17にあっては上限
電圧19を越えたときにオンとして積分器15の出力信号を
次段の論理演算器20に導くようになっている。なお、図
中、21は排ガス噴出部で22は燃焼ガス、23は空気供給管
で24は燃焼用の空気である。また25はガスノズル3の先
端部26に取付けられたスワラーである。
【0009】この系統図において光振動パワー電圧の検
出回路27を構成するのは、光センサ12の検出出力を増幅
する増幅器13と、増幅された信号を直流成分にする整流
器14と、整流された信号から振動パワー信号を得る積分
器15と、この積分器15により得た振動パワー信号を上限
と下限のそれぞれについてあらかじめ設定された値と比
較する下限用比較器16ならびに上限用比較器17である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような構成とした
ことにより、内筒2の内部をレンズ8と光ファイバ11と
を介して光センサ12で監視することができることにな
る。そしてこの光センサ12の出力は光振動パワー電圧の
検出回路を介して論理演算器26に入力され、その出力信
号で燃料遮断弁4が開閉制御されることになる。これに
より前掲の問題は解決されたことになるが、ここにさら
に一つの問題が考えられる。
【0008】それは、上記技術では、光振動信号の整流
積分電圧(積分器15からの出力値)を、下限用比較器16
および上限用比較器17で、それぞれ基準用の下限電圧1
8、上限電圧19により比較しているが、この基準電圧が
ハード上1点しか設定できないため、たとえばターンダ
ウンを有するバーナでは、燃焼量によって積分電圧は変
化し、不完全燃焼を検出するための基準電圧も燃焼量に
よって異なるため、ターンダウンのあるバーナには利用
できないということである。
【0009】また、上記技術では、装置を適用するバー
ナに合わせて積分器15の時定数や基準となる下限電圧1
8、上限電圧19を調整することになるが、この調整は、
たとえば積分器15の時定数は、検出時間や積分電圧のば
らつきを調整するためにコンデンサを交換して調整する
ことになる。しかしながらコンデンサの容量は規格化さ
れていることから、必ずしも最適な容量が得られず、ア
ナログ回路であるために微調整が困難となることであ
る。
【0010】本発明は、この点に鑑みて成されたもので
あり、ターンダウンのあるバーナにも適用することがで
き、しかもバーナに合わせた調整ができるバーナの火炎
検出装置を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、バーナの燃焼火炎を検出する
光センサと、該光センサの検出出力を増幅する増幅器
と、該増幅された信号を直流成分にする整流器と、該整
流された信号を平滑化し振動パワー信号を得る積分器と
からなるアナログ回路部と、前記バーナの燃料流量調整
弁の開度に応じた出力電圧を発生するポテンショメータ
とを設け、該ポテンショメータの出力信号と前記積分器
の出力信号とが入力されてこれらを複数の設定基準値と
比較判断し、その結果を表示出力するディジタル回路部
を備えた構成としたものである。
【0012】
【作用】上記のように構成すれば、ディジタル回路部が
ポテンショメータの出力信号と積分器の出力信号を受
け、これらを複数の設定基準値と比較判断することにな
るから、前掲の先行技術では不可能であったターンダウ
ンを有するバーナへの適用が可能となる上に、時定数、
管理値、失火レベルの設定がソフトウエア上で行なえる
ことになるので、これらの設定を、容易に、かつ、大き
な分解能で行なえることになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1について説明
する。この装置は、本発明を、炉内を直接燃焼ガスで加
熱する乾燥炉に適用した例であって、28はバーナであ
り、ノズルの部分でガスと燃焼空気とを混合する一般的
なノズルミックスタイプのガス焚きバーナである。本発
明に係る火炎検出装置は、本来、火炎の連続乱流燃焼部
を光センサにより検出することにより図2に示した特性
が得られるものであり、燃焼火炎の後方より火炎全体を
検出するのが、もっとも好ましいものである。しかしな
がら今回実施した乾燥炉は、炉の構造上火炎を後方より
検出することは不可能であったため、従来一般的な火炎
検出装置(たとえばウルトラビジョン等)が取付けられ
ているところを火炎検出口48として、火炎の検出を行な
うようにしたものである。
【0014】バーナ28には燃料供給管29と空気供給管30
とが接続されており、燃料31と燃焼用の空気(一次空
気)32とを供給するようになっている。またノズルの周
囲からは二次空気も供給される。33は燃料流量調整弁で
あり、燃料流量調整アーム34を軸35を中心にして回動さ
せることにより、燃料の流量を調整できるものである。
【0015】図1に示すように空気供給管29には空気量
調整弁36が設けられており、空気量調整アーム37を軸38
を中心にして回動させることにより、空気量の調整がで
きるようになっている。燃料流量調整アーム34と空気量
調整アーム37とはロッド39で連結されており、燃料流量
調整アーム34はロッド40でコントロールモータ41のアー
ム42に連結されている。空気量調整アーム37はロッド43
により、ポテンショメータ44のアーム45に連結されてい
る。
【0016】この構造により、コントロールモータ41が
作動して回転すると、燃料流量調整弁33と空気量調整弁
36とが連動して開き、その開度がポテンショメータ44か
ら出力されることになる。コントロールモータ41は、温
度センサ46からの信号が入力される温度調節計47からの
信号で動くものであり、燃料流量調整弁33と空気量調整
弁36とを連動させて、バーナ28の炉内温度を一定にする
ものである。
【0017】バーナ28には、火炎検出口48が設けられて
いる。そしてこの火炎検出口48には光ファイバ49の一端
が固定されている。この光ファイバ49の他端は直流電圧
変換器50内の図示しない光センサに臨ませてある。光フ
ァイバ49を使用する理由は、ゲルマニウムダイオード等
の半導体素子からなる光センサが熱に弱いことから、断
熱をしてこれを保護するためである。
【0018】直流電圧変換器50の出力側は、直流電圧変
換器50の出力信号中から直流成分をカットするカップリ
ングコンデンサ51を介して増幅器52の入力側に接続され
ている。増幅器52の出力側は整流器53、積分器54の順に
接続され、増幅された信号の整流、平滑化と積分処理と
が行なわれるようになっている。ここまではアナログ回
路である。
【0019】55はディジタル回路部であり、積分器54か
らの出力信号(積分電圧信号)とポテンショメータ44の
出力信号とが入力されて、これらを複数の設定値と比較
し、その結果から燃焼状態を判断し、表示出力するもの
である。燃焼状態の判断出力は、正常燃焼出力D01、
不完全燃焼出力D02および失火出力D03の3種であ
る。
【0020】ここで燃焼火炎光振動信号の整流積分電圧
と空気比の特性を、図2を用いて説明する。整流積分電
圧は空気比に対して山形の特性となる。整流積分電圧は
火炎の揺らぎの強度を表わすパラメータであり、空気比
に対して同様の傾向を示すパラメータとして乱流燃焼速
度がある。この乱流燃焼速度は、アレニウスの反応速度
則に従い、空気比に対して山形の特性となることが知ら
れており、また乱れのパラメータとして乱流レイノルズ
数があり、乱流燃焼速度と乱流レイノルズ数はほぼ比例
関係にあることから、整流積分電圧すなわち振動パワー
と乱流燃焼速度は燃焼状態の変化に対して同様の傾向を
示すパラメータであり、振動パワーが空気比に対して山
形の特性となるのは一般的な傾向である。
【0021】図2に示すように、整流積分電圧は、ある
空気比の時に最大となり、空気量がそれより少なくなる
と酸化剤の減少に伴なう燃料との混合不良により酸化反
応が緩慢となり、また空気量が多すぎると、その空気に
より火炎が冷却され、同様に酸化反応が緩慢となって未
燃ガスが発生し、積分電圧は減少する。以上により不完
全燃焼となる空気比時の整流積分電圧をあらかじめ測定
し、燃焼中の積分電圧と比較すれば、正常燃焼であるか
不完全燃焼であるかを判断することができる。また失火
すると光振動信号がなくなり、整流積分電圧が0となる
ので、同様に失火検出も可能となる。
【0022】この装置における空気比と整流積分電圧と
の関係は、図3および図4に示すようになっている。す
なわち、図3は30万キロカロリー/時のバーナにおける
9.4万キロカロリー/時を示し、図4は同バーナで17.4
万キロカロリー/時を示している。これらの図において
白丸で示すのは燃焼量一定時、バーナに供給する燃焼用
空気圧力を変化させた場合である。
【0023】図3および図4において白四角で示すもの
はバーナに供給する空気圧力を一定に保ち、空気調節弁
の開度を変化させた場合である。さらに黒丸で示すもの
は初期燃焼調整後の空気比ポイントであり、黒四角は空
気調節弁を全閉にし、ガスリッチ燃焼時の積分電圧値を
示している。火炎後方より全体を検出した場合のような
特性(図2)とはならないが、図3、図4に示すように
現状空燃比時の整流積分電圧(図中に黒丸で示すもの)
に対し、斜線で示した範囲内で管理することにより、何
らかの異常でバーナに供給される燃焼用空気圧力が変化
した場合あるいはエアーリッチ、ガスリッチによる不完
全燃焼が発生した場合でも、検出することが可能とな
る。ただしこの場合には、図5に示すフローチャート中
のステップ63の管理値設定テーブルは図6に示す上限、
下限設定テーブルとし、ステップ65においてPVを、上
限値よりは小さく、かつ下限値よりは大きい値に設定す
る必要がある。
【0024】次に、ディジタル回路部55の演算使用につ
いて説明する。アナログ回路の積分器54およびポテンシ
ョメータ44から入力されるアナログ信号はディジタル回
路部55内部のA/D変換器でディジタル信号に変換され
た後、CPUにて図5に示すようなフローの処理が行な
われる。これを説明する。A/D変換された整流積分電
圧信号は、まずあらかじめ移動平均回数テーブルに読み
込まれ(ステップ60、61)、移動平均回数テーブルにあ
らかじめ設定された平均回数で移動平均化されることに
より時定数が持たされ、データのばらつきが平滑化され
る。
【0025】この平均回数は任意の値に設定可能で、本
装置を適用する燃焼設備に合わせて設定する。移動平均
(ステップ62)化された電圧信号(プロセスバリュー、
以下、PVという)は管理値設定テーブルにA/D変換
されたポテンショメータ信号(燃料流量)を入力してこ
れを読み込み(ステップ63、64)、各燃焼量に応じてあ
らかじめ設定された図6に示すような基準値(セットポ
イント、以下、SPという)テーブルの値と比較され、
SPよりもPVが大きければ図2の完全燃焼領域であり
(ステップ65、66)、接点出力(ディジタルアウトプッ
ト、以下、DOという)DO1(正常燃焼)をオンと
し、PVがSPよりも小さく、かつ失火レベルよりも大
きければ図2の不完全燃焼の領域であり、DO2がオン
となる(ステップ67、68)。ここで失火レベルは任意の
値に設定可能である。PVがSPよりも小さく、かつ失
火レベルよりも小さければ図2の失火の領域であり、D
O3がオンとなる(ステップ69)。
【0026】図1に示す回路において、バーナ28には燃
料供給管29と空気供給管30から燃料油と燃焼用空気とが
供給される。バーナ28が着火すると温度センサ46からの
信号が入力される温度調節計47は、炉内温度を一定に保
つように燃料流量調整弁33を調整する。これは、燃料流
量調整アーム34をロッド40を介してコントロールモータ
41により制御して行なう。バーナ1の空気量調整弁36の
空気量調整アーム37は、燃料流量調整アーム34とロッド
39で連結しているので、供給空気量は、常に供給燃料に
対して一定の割合に調節されることになる。
【0027】ここで、コントロールモータ41と燃料流量
調整弁33とを連結するロッド40が何らかの原因で外れた
場合、安全上は特に問題はないが、燃料流量調整アーム
34と空気量調整アーム37とを連結するロッド39が外れる
とガスリッチになる可能性があり、安全上問題となる。
そこで燃料流量調整弁33の開度を得るためのポテンショ
メータ44のアーム45を、ロッド43により空気量調整アー
ム37に連結してある。これにより、燃料流量調整アーム
34と空気量調整アーム37とを連結するロッド39が何らか
の原因で外れ、空気量調整アーム37がその自重で空気量
調整弁36を全閉にするようなことがあったとしても、こ
れにアーム45で連結されているポテンショメータ44が連
動し、管理値が変化することによってPV値が上下限テ
ーブルの管理範囲外になり、異常を検出することができ
る。
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、バーナ
の燃焼火炎を検出する光センサと、該光センサの検出出
力を増幅する増幅器と、該増幅された信号を直流成分に
する整流器と、該整流された信号を平滑化し振動パワー
信号を得る積分器とからなるアナログ回路部と、前記バ
ーナの燃料流量調節弁の開度に応じた出力電圧を発生す
るポテンショメータとを設け、該ポテンショメータの出
力信号と前記積分器の出力信号とが入力されてこれらを
複数の設定基準値と比較判断し、その結果を表示出力す
るディジタル回路部を備えた構成としたものであるか
ら、本発明の先行技術では不可能であったターンダウン
を有するバーナへの適用が可能となる上に、時定数、管
理値、失火レベルの設定がソフトウエア上で行なえるこ
とになるので、これらの設定を、容易に、かつ、大きな
分解能で行なえることになり、燃焼量可変のバーナに対
しても、適切な燃焼状態の判断ができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】燃焼状態と空気比との関係を示すグラフであ
る。
【図3】積分電圧と空気比との関係を示すグラフであ
る。
【図4】積分電圧と空気比との関係を示すグラフであ
る。
【図5】図1中のディジタル回路部の作動を示すフロー
チャート図である。
【図6】管理値の設定範囲を示すグラフである。
【図7】先行技術の回路図である。
【符号の説明】
28 バーナ 29 燃料供給管 30 空気供給管 33 燃料流量調整弁 36 空気量調整弁 41 コントロールモータ 44 ポテンショメータ 46 温度センサ 47 温度調節計 48 火炎検出口 49 光ファイバ 50 直流電圧変換器 52 増幅器 53 整流器 54 積分器 55 ディジタル回路部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナの燃焼火炎を検出する光センサ
    と、該光センサの検出出力を増幅する増幅器と、該増幅
    された信号を直流成分にする整流器と、該整流された信
    号を平滑化し振動パワー信号を得る積分器とからなるア
    ナログ回路部と、前記バーナの燃料流量調整弁の開度に
    応じた出力電圧を発生するポテンショメータとを設け、
    該ポテンショメータの出力信号と前記積分器の出力信号
    とが入力されてこれらを複数の設定基準値と比較判断
    し、その結果を表示出力するディジタル回路部を備えた
    ことを特徴とするバーナの火炎検出装置。
JP3135832A 1991-05-10 1991-05-10 バーナの火炎検出装置 Expired - Fee Related JPH07103988B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3135832A JPH07103988B2 (ja) 1991-05-10 1991-05-10 バーナの火炎検出装置
US07/880,639 US5263851A (en) 1991-05-10 1992-05-08 Combustion control system for burner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3135832A JPH07103988B2 (ja) 1991-05-10 1991-05-10 バーナの火炎検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04335915A JPH04335915A (ja) 1992-11-24
JPH07103988B2 true JPH07103988B2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=15160824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3135832A Expired - Fee Related JPH07103988B2 (ja) 1991-05-10 1991-05-10 バーナの火炎検出装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5263851A (ja)
JP (1) JPH07103988B2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5961314A (en) * 1997-05-06 1999-10-05 Rosemount Aerospace Inc. Apparatus for detecting flame conditions in combustion systems
FR2771798B1 (fr) * 1997-12-02 1999-12-31 Air Liquide Bruleur oxy-combustible
US7096722B2 (en) * 2002-12-26 2006-08-29 Woodward Governor Company Method and apparatus for detecting combustion instability in continuous combustion systems
US6993960B2 (en) * 2002-12-26 2006-02-07 Woodward Governor Company Method and apparatus for detecting combustion instability in continuous combustion systems
WO2004076928A2 (en) * 2003-02-21 2004-09-10 Middleby Corporation Self-cleaning oven
US7908847B2 (en) * 2004-01-13 2011-03-22 Emcon Technologies Llc Method and apparatus for starting up a fuel-fired burner of an emission abatement assembly
US9585400B2 (en) 2004-03-23 2017-03-07 The Middleby Corporation Conveyor oven apparatus and method
US8087407B2 (en) 2004-03-23 2012-01-03 Middleby Corporation Conveyor oven apparatus and method
US7536274B2 (en) * 2004-05-28 2009-05-19 Fisher-Rosemount Systems, Inc. System and method for detecting an abnormal situation associated with a heater
JP4590963B2 (ja) * 2004-07-21 2010-12-01 横河電機株式会社 多チャネル式測定装置およびその電源供給方法
US8469700B2 (en) 2005-09-29 2013-06-25 Rosemount Inc. Fouling and corrosion detector for burner tips in fired equipment
US8046988B2 (en) * 2006-02-28 2011-11-01 Caterpillar Inc. System having multiple valves operated by common controller
US7878795B2 (en) * 2007-05-22 2011-02-01 R.W. Beckett Corporation Burner ignition controller
US8070482B2 (en) * 2007-06-14 2011-12-06 Universidad de Concepción Combustion control system of detection and analysis of gas or fuel oil flames using optical devices
US20090214993A1 (en) * 2008-02-25 2009-08-27 Fuller Timothy A System using over fire zone sensors and data analysis
US8839714B2 (en) 2009-08-28 2014-09-23 The Middleby Corporation Apparatus and method for controlling a conveyor oven
JP6172249B2 (ja) * 2014-12-03 2017-08-02 Jfeスチール株式会社 熱処理設備の燃焼管理システム
CN106287805B (zh) * 2016-10-18 2018-08-14 国网浙江省电力有限公司电力科学研究院 一种光纤探测头及锅炉燃烧优化控制系统

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4410266A (en) * 1980-08-25 1983-10-18 Bsc Industries Corp. Method and apparatus for combustion control and improved optical pyrometer related thereto
US4477245A (en) * 1982-09-03 1984-10-16 The Babcock & Wilcox Company Flame monitoring safety, energy and fuel conservation system
JPH0796924B2 (ja) * 1986-10-22 1995-10-18 トヨタ自動車株式会社 燃焼制御方法及びその方法を使用する燃焼制御装置
JPH0784921B2 (ja) * 1986-10-22 1995-09-13 トヨタ自動車株式会社 燃焼制御方法
JPS63105315A (ja) * 1986-10-22 1988-05-10 Toyota Motor Corp 燃焼制御方法
JPS63105323A (ja) * 1986-10-23 1988-05-10 Toyota Motor Corp 燃焼制御方法
JPH07107443B2 (ja) * 1986-10-23 1995-11-15 トヨタ自動車株式会社 燃焼制御方法
JPS63105321A (ja) * 1986-10-23 1988-05-10 Toyota Motor Corp 燃焼制御方法
JPS63105322A (ja) * 1986-10-23 1988-05-10 Toyota Motor Corp 燃焼制御方法
JPH07107445B2 (ja) * 1986-10-24 1995-11-15 トヨタ自動車株式会社 燃焼制御方法
JPS63169423A (ja) * 1986-12-27 1988-07-13 Toyota Motor Corp 燃焼監視方法及び装置
JPH0788942B2 (ja) * 1987-05-06 1995-09-27 トヨタ自動車株式会社 燃焼監視方法および装置
JPH0826988B2 (ja) * 1987-06-03 1996-03-21 トヨタ自動車株式会社 燃焼制御方法及びその方法を使用する燃焼制御装置
JPH01167523A (ja) * 1987-12-22 1989-07-03 Toyota Motor Corp 燃焼制御装置
JPH0814370B2 (ja) * 1987-12-22 1996-02-14 トヨタ自動車株式会社 バーナ火炎吹き飛び防止装置
JPH01244214A (ja) * 1988-03-25 1989-09-28 Agency Of Ind Science & Technol バーナ運転空気比の監視制御方法および装置
JPH0820073B2 (ja) * 1988-06-23 1996-03-04 トヨタ自動車株式会社 バーナの燃焼制御装置
US5049063A (en) * 1988-12-29 1991-09-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Combustion control apparatus for burner
JPH0833196B2 (ja) * 1989-05-17 1996-03-29 トヨタ自動車株式会社 バーナの燃焼制御装置
JP2550688B2 (ja) * 1988-12-29 1996-11-06 トヨタ自動車株式会社 バーナの燃焼制御装置
JPH0833194B2 (ja) * 1989-03-27 1996-03-29 トヨタ自動車株式会社 燃焼制御装置
JPH0336420A (ja) * 1989-06-30 1991-02-18 Toyota Motor Corp 燃焼制御装置
JPH03137420A (ja) * 1989-10-23 1991-06-12 Toyota Motor Corp バーナの燃焼制御装置
JPH0833195B2 (ja) * 1989-11-22 1996-03-29 トヨタ自動車株式会社 バーナの燃焼制御装置
JPH03170718A (ja) * 1989-11-30 1991-07-24 Toyota Motor Corp バーナの燃焼制御装置
JPH03170717A (ja) * 1989-11-30 1991-07-24 Toyota Motor Corp バーナの燃焼制御装置
JPH0468213A (ja) * 1990-07-05 1992-03-04 Toyota Motor Corp バーナの燃焼制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04335915A (ja) 1992-11-24
US5263851A (en) 1993-11-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07103988B2 (ja) バーナの火炎検出装置
AU635478B2 (en) Method and apparatus for optimizing fuel-to-air ratio in the combustible gas supply of a radiant burner
Lu et al. Concurrent measurement of temperature and soot concentration of pulverized coal flames
CN107152695B (zh) 基于多参量检测的加热炉可视化燃烧控制系统及控制方法
CA1090442A (en) Combustion monitoring and control system
US20080266120A1 (en) Combustion instability detection
JPH0529810B2 (ja)
Matthes et al. A new camera-based method for measuring the flame stability of non-oscillating and oscillating combustions
JP3423124B2 (ja) 燃焼監視センサ及びこれを用いた燃焼装置の空気比制御方法
JPH0826988B2 (ja) 燃焼制御方法及びその方法を使用する燃焼制御装置
JP2540990B2 (ja) バ―ナの燃焼制御装置
JPH02302520A (ja) バーナの燃焼制御装置
JP2002317929A (ja) 燃焼装置
JP3127668B2 (ja) 燃焼制御方法
JPH07101091B2 (ja) バーナの火炎検出装置
US6050807A (en) Method and apparatus for controlling an amount of air of a gas boiler
JP2550688B2 (ja) バーナの燃焼制御装置
JPS63105321A (ja) 燃焼制御方法
JPS63105323A (ja) 燃焼制御方法
JPS63105322A (ja) 燃焼制御方法
JPS63105324A (ja) 燃焼制御方法
JP2622382B2 (ja) 火炎検出器
JPS63108116A (ja) 燃焼制御方法
JPH0468213A (ja) バーナの燃焼制御装置
JPS63105316A (ja) 燃焼制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees