JPH0710393Y2 - 電子楽器用スタンド - Google Patents

電子楽器用スタンド

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JPH0710393Y2
JPH0710393Y2 JP7878192U JP7878192U JPH0710393Y2 JP H0710393 Y2 JPH0710393 Y2 JP H0710393Y2 JP 7878192 U JP7878192 U JP 7878192U JP 7878192 U JP7878192 U JP 7878192U JP H0710393 Y2 JPH0710393 Y2 JP H0710393Y2
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JP
Japan
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pipe frame
stand
electronic musical
flat plate
plate surface
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JP7878192U
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JPH0636095U (ja
Inventor
博 橋本
照芳 山下
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Sekisui Seikei Ltd
Original Assignee
Sekisui Seikei Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、プラスチック中空パネルにより構成された電
子楽器用のスタンドに関する。
(従来の技術) 従来、使用されている電子楽器用スタンドは木工品、或
いは鉄パイプ等が広く用いられており、これらでは重い
という問題点があり、これらの代替品として、ブロー成
形や射出成形等によるプラスチック化は容易に考え得る
ところであるが、プラスチック単体で用いる場合には、
荷重強度の不足や、中空体による楽器音との共振、共鳴
など従来品に劣る欠点を有しており、これを解決する手
段は容易でないのが実状である。一般的に平板中空パネ
ルの補強方法は、リブの施設や補強材のインサート、ア
ウトサート方法などが知られているが、成形方法や設備
が複雑になり、外観を損なう場合も多く、限定的に使用
されるのが通例であった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、上記問題点を解決するためになされたもので
あり、その目的とするところは、パイプフレームと成形
品の特性を利用した構造との組合せによって、より剛性
の高い、かつ共振、共鳴を起さない電子楽器用スタンド
を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の電子楽器用スタン
ドにおいては、プラスチックのブロー成形により構成さ
れた中空スタンドで、それぞれの平板面に2条の帯状リ
ブを施し、一方の平板面帯状リブの中間部に分散、独立
した少なくとも1つの凹突起を設け、該凹突起と相対向
する平板面とによって画成された中空部にパイプフレー
ムを挿入すると共に、該凹突起先端の形状を該パイプフ
レーム平断面形状と相似形とにすることにより、該パイ
プフレームを所定の位置に確実に装着したものである。
(作 用) 上記のような構成により、パイプフレームの有する剛性
をプラスチックの中空体に付与してスタンドの横揺れに
対する減衰効果を生じさせるので中空体としての性質で
ある共振、共鳴の発生を減少させることができる。
(実施例) 以下、図面によって本考案の一実施例を説明する。第1
図乃至第3図中、1は全体をプラスチックにてブロー成
形された中空構造の電子楽器用スタンドであり、このス
タンド1の両側平板面1a、1bに2条の帯状のリブ2
を設け、帯状リブ2は平板面1a、1bを分割してそれ
ぞれの平板面1a、1bの弾性強度の向上を計ってい
る。帯状リブ2の間で形成された平板面4aの中央部に
分散、独立した複数個の凹突起3を設け、凹突起3の先
端部3aにはパイプフレーム5の半径弧の同心円弧を形
成し、パイプフレーム5はスタンド1の上面部1cに設
けた開口部7より挿入され、開口部7はキャップ6によ
り密閉されている。パイプフレーム5は平板面4bと凹
突起3の先端部3aとで画成されている中空部に挿入さ
れ、かつブロー成形により圧入嵌合される。即ち、凹突
起3が板面外側に変形し、嵌合状態が緊密になる。凹突
起3の先端部3aの作用は挿入されたパイプフレーム5
の位置を保持し、揺動などを防止し、更に凹突起3を複
数個(図では5個)に分散することにより、凹突起3間
の平板面4aにより、それぞれの凹突起3は外側への変
形量が自由となり、成形品肉厚3tがバラついてもパイ
プフレーム5との嵌合の密着性を維持することができ
る。
(考案の効果) 本考案は前述のように全体をプラスチックの中空体で成
形して、帯状リブとその中間部に複数個の凹突起を形成
してなる電子楽器用スタンドで、中空部をパイプフレー
ムを挿入する空間とし、スタンド内面の平面部と対面側
に設けた凹突起内面との間で生じる弾性効果を利用し、
パイプフレームと中空成形体との緊密な密着性を得るこ
とができる。即ち、パイプフレームの有する剛性をプラ
スチックの中空体に付与してスタンドの横揺れに対する
減衰効果を生じさせるので中空体としての性質である共
振、共鳴の発生を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電子楽器用スタンドを示す外観斜
視図、第2図はパイプフレームを挿入した状態を示す要
部の側断面図、第3図はパイプフレームを挿入した状態
を示す要部の平断面図である。 (符号の説明) 1……電子楽器用スタンド、2………帯状リブ、3……
凹突起、3a……凹突起3の先端部、5……パイプフレ
ーム、7……開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチックのブロー成形により構成された中空スタン
    ドで、それぞれの平板面に2条の帯状リブを施し、一方
    の平板面帯状リブの中間部に分散、独立した少なくとも
    1つの凹突起を設け、該凹突起と相対向する平板面とに
    よって画成された中空部にパイプフレームを挿入すると
    共に、該凹突起先端の形状を該パイプフレーム平断面形
    状と相似形とすることにより、該パイプフレームを所定
    の位置に確実に装着したことを特徴とする電子楽器用ス
    タンド。
JP7878192U 1992-10-06 1992-10-06 電子楽器用スタンド Expired - Lifetime JPH0710393Y2 (ja)

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JPH0636095U JPH0636095U (ja) 1994-05-13
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