JPH07103627A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH07103627A
JPH07103627A JP26814093A JP26814093A JPH07103627A JP H07103627 A JPH07103627 A JP H07103627A JP 26814093 A JP26814093 A JP 26814093A JP 26814093 A JP26814093 A JP 26814093A JP H07103627 A JPH07103627 A JP H07103627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outdoor unit
microcomputer
expansion valve
heat exchanger
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26814093A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Tani
達也 谷
Koichi Matsumoto
公一 松本
Tokihiko Takayama
時彦 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP26814093A priority Critical patent/JPH07103627A/ja
Publication of JPH07103627A publication Critical patent/JPH07103627A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動膨張弁のような可動部品の耐久性の低下
を防止することができる空気調和機を提供する。 【構成】 室外ユニット2内に可動部品6を備え、室外
ユニット2に異常が生じた時に可動部品6に可動操作を
指示する制御手段100を備える空気調和機である。可
動部品6に指示する可動操作の回数が、所定の回数に達
したときには、動作を停止する構成としたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室外ユニットと室内ユ
ニットを備える空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機には、1台の室外ユニット
(室外機ともいう)に対して1台の室内ユニット(室内
機ともいう)が接続されているタイプと、1台の室外ユ
ニットに対して複数の室内ユニットが接続されているタ
イプのものとがある。
【0003】たとえば、1台の室外ユニットに対して複
数の室内ユニットが接続されているタイプの空気調和機
を例にとると、次のような場合には、室外ユニット側か
ら室内ユニットにあるマイクロコンピュータに対して、
室外ユニット単独のエラーが発生したとして、エラー信
号が与えられるようになっている。
【0004】たとえば、室外ユニットの圧縮機の温度セ
ンサやコイル温度センサ等に異常が生じた場合や、各室
内ユニットに対してアドレスの指定をする際に同じアド
レスを異なる室内ユニットに対して重複して指定してし
まった場合等では、室外ユニットから室内ユニットのマ
イクロコンピュータに対して、室外ユニット単独のエラ
ーが発生したとして、エラー信号が与えられる。
【0005】そして、このエラー信号により、室内ユニ
ットおよび室外ユニットそれぞれのマイクロコンピュー
タにリセットがかかり自己復帰を行う。
【0006】従来の空気調和機では、このようにマイク
ロコンピュータが自己復帰してしまうと、室外ユニット
の圧縮機を停止し、冷媒回路中の電動膨張弁に対して初
期位置決め動作を指示するので、冷媒回路中を循環する
冷媒の循環を停止してしまう。
【0007】また、この初期位置決め動作は、室外ユニ
ットにはじめて電源が投入された場合にも行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この初期位
置決め動作では、室外ユニットに単独エラーが生じる毎
に、その時の電動膨張弁の開度に関係なく、マイクロコ
ンピュータは、電動膨張弁のステップモータに対して膨
張弁の初期位置決め動作を指令して膨張弁を最大ステッ
プ分閉じる動作をするために、初期位置決め動作の度に
ステップモータと膨張弁には機械的な負荷がかかってし
まう。
【0009】したがって、室外ユニットの単独エラーが
回避されない限り、この不要な初期位置決め動作が継続
してしまい、電動膨張弁の耐久性が低下してしまう。
【0010】そこで、本発明は、上記問題を解消するた
めになされたものであって、電動膨張弁のような耐久性
が評価される可動部品の耐久性の低下を防止することが
できる空気調和機を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、室外ユニット
内に可動部品を備え、室外ユニットに異常が生じた時に
可動部品に可動操作を指示する制御手段を備える空気調
和機において、可動部品に指示する可動操作の回数が、
所定の回数に達したときには、動作を停止する構成とし
たことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】耐久性が評価される可動部品に指示する上記可
動操作の回数が、所定の回数に達したときには、空気調
和機のシステム全体の動作を停止する。可動部品が電動
膨張弁であるとき、例えば室外ユニットに単独エラーが
生じたとすると、その毎に、電動膨張弁の開度に関係な
く、マイクロコンピュータは、電動膨張弁のステップモ
ータに対して膨張弁の初期位置決め動作を指令して膨張
弁を最大ステップ分閉じる動作を行う。この場合に、室
外ユニットの単独エラーが回避されない限り、この初期
位置決め動作が継続して、電動膨張弁の耐久性が低下す
る。これによれば、不要な電動膨張弁の初期位置決め動
作を継続させないため、空気調和機のシステム全体の動
作を停止して、耐久性を維持する。
【0013】室外ユニットのエラー回避後、システムを
再び運転する場合は、電源を一旦切ることでエラー回数
を0に戻し、再度電源投入で運転可能な状態となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の空気調和機の好ましい実
施例を示している。
【0016】図1に例示する空気調和機では、1台の室
外ユニット2に対して、3台の室内ユニット1が接続さ
れている。
【0017】これらの室内ユニット1は、それぞれ異な
る部屋に設置されていて、互いに同じ能力か、もしくは
異なる能力を持っている。
【0018】図2は、図1の1台の室外ユニット2と1
台の室内ユニット1の接続状態を代表して示している。
【0019】図2において、各室内ユニット1には、室
内側熱交換器3が収納されている。この室内側熱交換器
3は、冷媒の流れる冷媒配管4が組み込まれた熱交換器
3aと、温水の流れる温水配管5が組み込まれた熱交換
器3bと、により構成されている。この熱交換器3a
は、矢印Xで示すように、熱交換器3bよりも風上に配
置されている。
【0020】冷媒が冷媒配管4内を循環している時は、
電動膨張弁6により減圧することにより、冷媒が熱交換
器3aで蒸発して空気を冷やすので、被調和室(図示せ
ず)内が冷房される。
【0021】一方、温水が温水配管5内を循環している
時は、熱交換器3bで空気を加熱するので、被調和室内
は暖房される。
【0022】さらに、室内側熱交換器3に冷媒と温水と
を同時に循環させる時には、熱交換器3aで一度冷却さ
れた空気が、熱交換器3bで再び加熱される。したがっ
て、冷却能力と加熱能力を調整することにより、矢印X
方向にそって、室内側熱交換器3を通過した後の空気の
温度を制御することができる。この時の空気は、冷却時
に冷却能力に応じて除湿される。
【0023】図2において、2は室外ユニットともいう
室外ユニットを示す。室外ユニット2には、冷媒の圧縮
機7、室外側熱交換器8、アキュムレータ9などが収容
されている。これらの要素は、冷媒配管により室内側熱
交換器3や電動膨張弁6などにつながれていて、冷凍サ
イクル(冷媒が実線矢印の方向に循環)を構成してい
る。
【0024】室内側熱交換器3の冷却能力は、圧縮機7
の回転数を変更することにより変えることができる。圧
縮機7の駆動源としては、直流電動機や誘導電動機を用
いることができる。
【0025】電動膨張弁6のステップモータ6aを用い
て冷媒の絞り量を変えることができるものである。な
お、マフラー10は冷凍サイクル内を循環する冷媒の音
を減らすものである。
【0026】また、この電動膨張弁6のステップモータ
6aは、室外ユニット1内のマイクロコンピュータ10
0により所定ステップで駆動されて、その弁6bの開度
を調整できるようになっている。
【0027】しかし、後で述べる室外ユニット2の単独
エラーが発生して、単独エラーが発生したことをマイク
ロコンピュータ100が検知すると、マイクロコンピュ
ータ100は、圧縮機7を停止し、所定のステップ数だ
けの指令をステップモータ6aに与える。これにより、
電動膨張弁6の弁6bを閉めてこの弁6bの初期位置決
め動作を行うようになっている。
【0028】さらに、マイクロコンピュータ100は、
たとえば室外熱交換器8のコイル温度センサや、圧縮機
7の温度センサや、外気温度センサや、電流センサや、
冷媒回路のパイプの温度センサ等の監視を行っている。
【0029】さらに、マイクロコンピュータ100は、
図1の複数の室内ユニット1のアドレスに関するアドレ
スバッティングの監視も行っている。すなわち、図1の
3つの室内ユニット1に与えられるアドレスが重複した
ときの監視を行っている。
【0030】このような各センサによる異常や、アドレ
スバッティングの発生をトリップ原因という。
【0031】これらのトリップ原因が発生した際には、
マイクロコンピュータ100は、トリップ動作を室外ユ
ニット2の各要素に指示する。すなわち、圧縮機7の駆
動信号の周波数fを0にし、ファンはオフの状態とし、
四方弁や電磁弁はその時の状態を維持する。そして、室
内ユニット1のマイクロコンピュータ200に与えるシ
ルアル信号に対して、このトリップデータをセットす
る。これにより、マイクロコンピュータ200は、どの
ような原因のトリップ動作が生じたのかを認識できるよ
うになっている。
【0032】図2の室内ユニット2には、加熱器11、
熱交換器12、ポンプ13、プッシャータンク14など
が収容されていて、これらの要素は、室内側熱交換器3
と共に、温水配管5と流量可変弁15により温水循環回
路を構成している。
【0033】加熱器11における加熱量、および流量可
変弁15による温水循環量をかえることにより、熱交換
器3bでの放熱量を制御することができる。
【0034】リサーブタンク16は、温水循環回路中の
余剰温水を蓄え、タンク16からあふれた分をドレンと
して排水する。
【0035】加圧注水弁17と加圧注水装置18は、温
水循環回路に温水を注水するためのものである。冷媒用
のユニット間配管19,20と、温水用のユニット間配
管21,22は、室内側ユニット1と室外側ユニット2
との間をつないでいる。
【0036】加熱器11の加熱量は、熱交換器3bに流
れる温水の温度が所定値になるように自動制御できる。
【0037】次に、図3と図4を中心に参照して、マイ
クロコンピュータの自己復帰動作を停止する動作例を説
明する。
【0038】図3のステップSP1に示すように、図1
の空気調和機の運転を開始する。
【0039】図2のマイクロコンピュータ100が、室
外ユニット単独エラーを検出(トリップ原因の発生を検
知)した場合には(ステップSP2)、マイクロコンピ
ュータ100は、この検出エラー回数(トリップ回数)
のカウントを行う(ステップSP3)。
【0040】たとえば、マイクロコンピュータ100が
室外熱交換器8のコイル温度センサの検出温度に異常が
あると検出した場合(ステップSP2)には、マイクロ
コンピュータ100は、この検出エラー回数(トリップ
回数)のカウントを行う(ステップSP3)。
【0041】このカウント数が所定値(たとえば20
回)までカウントアップされないうちは、マイクロコン
プータ100の自動復帰が行われ(ステップSP5)、
ステップSP2ないしステップSP4を繰り返す。
【0042】このマイクロコンピュータ100が室外ユ
ニット単独エラーを検出して自動復帰するまでのタイム
チャートは、図4(a)に示す。図4(a)では、マイ
クロコンピュータ100が室外ユニット単独エラーを検
出すると、トリップ出力がH(オフ状態)からL(オン
状態)に変わる。そして、このL(オン状態)は、一例
として60秒継続し、その後トリップ出力がL(オン状
態)からH(オフ状態)に変わって、マイクロコンピュ
ータ100は自己復帰する。これにより、図2の電動膨
張弁6の弁6bを閉めて、この弁6bの初期位置決め動
作を行う。
【0043】これにより、マイクロコンピュータ100
の自己復帰動作の停止を行い、マイクロコンピュータ1
00の初期設定動作を行う(ステップSP6)。
【0044】そして、マイクロコンピュータ100の自
己復帰動作の停止が行われると、マイクロコンピュータ
100は、各要素に指令を出して空気調和機のシステム
動作を停止して(ステップSP7)、終了する(ステッ
プSP8)。
【0045】ところで、本発明の要旨を変更しない範囲
で種々の変形を行うことができる。たとえば、室外ユニ
ット2から室内ユニット1のマイクロコンピュータ20
0に対して送られるシリアル通信信号エラーが生じた時
にも、エラー回数をマイクロコンピュータがカウントし
て、そのカウント値が所定値に達した時には異常と判断
して、マイクロコンピュータの自己復帰動作を停止する
ようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、電動
膨張弁のような耐久性が評価される可動部品の耐久性の
低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機の好適な実施例を示す構成
説明図。
【図2】空気調和機の1台の室外ユニットと1台の室内
ユニットの構成を示す配管系統図。
【図3】本発明の実施例におけるエラー回数のカウント
とマイクロコンピュータの自動復帰動作の停止を説明す
るフロー図。
【図4】マイクロコンピュータのトリップ出力の説明
図。
【符号の説明】
1 室内ユニット 2 室外ユニット 6 電動膨張弁(耐久性が評価される部品) 100 マイクロコンピュータ(制御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外ユニット内に可動部品を備え、上記
    室外ユニットに異常が生じた時に上記可動部品に可動操
    作を指示する制御手段を備える空気調和機において、 上記可動部品に指示する上記可動操作の回数が、所定の
    回数に達したときには、動作を停止する構成としたこと
    を特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 上記可動部品は、冷媒の循環量を調整す
    るための電動膨張弁であることを特徴とする請求項1記
    載の空気調和機。
JP26814093A 1993-09-30 1993-09-30 空気調和機 Pending JPH07103627A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26814093A JPH07103627A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26814093A JPH07103627A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07103627A true JPH07103627A (ja) 1995-04-18

Family

ID=17454454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26814093A Pending JPH07103627A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 空気調和機

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JP (1) JPH07103627A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014006020A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Fuji Koki Corp 電動弁制御装置及び電動弁装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014006020A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Fuji Koki Corp 電動弁制御装置及び電動弁装置

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