JPH071028Y2 - カーテン吊持装置を備えた窓付扉 - Google Patents

カーテン吊持装置を備えた窓付扉

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JPH071028Y2
JPH071028Y2 JP1988053353U JP5335388U JPH071028Y2 JP H071028 Y2 JPH071028 Y2 JP H071028Y2 JP 1988053353 U JP1988053353 U JP 1988053353U JP 5335388 U JP5335388 U JP 5335388U JP H071028 Y2 JPH071028 Y2 JP H071028Y2
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JP
Japan
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window
door
curtain rail
glass
curtain
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JP1988053353U
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English (en)
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JPH01155887U (ja
Inventor
稔 清田
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Sanwa Shutter Corp
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Sanwa Shutter Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は窓付扉の構造に係り、詳しくは、シート状のカ
ーテン材を開閉自在に吊持するカーテンレールを、窓枠
の掛り縁に支持されるガラス板の押縁材として兼用させ
たカーテン吊持装置を備えた窓付扉に関するものであ
る。
[従来の技術] 扉または窓に嵌め込んだガラスの内面に、遮光または目
かくし等の目的で、カーテンを装着することはよく行わ
れており、カーテンに限らないときには、広告その他の
シート材を内面に吊るしたり、貼付たりすることも多
い。窓には開閉しないショウウィンドウも含まれる。
一般に、窓付扉に設けた窓枠にガラスを嵌め込むときの
窓上部の構造を、第4図によって説明すると、窓1に
は、上枠2の内側にガラス3を支持する掛り縁4を形成
してあり、ガラス3の外面には上枠2に押縁5を取付け
て、保持材6を使用してガラス3を固定している。ま
た、第5図は窓1の見込幅が上述の例よりも大きい場合
を示し、押縁5Aは上枠2に対して、係止縁7によって取
付けられている。
しかしながら、上述のような従来の窓付扉の構造は、窓
枠に嵌め込んだガラスを固定するのみの構成に止まるも
のであって、ガラス面における採光、遮蔽等の機能の変
更を行うためには、ポスター、イラスト等任意の広告を
表現するシート材Sを直接ガラス3の表面に貼付けた
り、また、シート材Sがカーテンである場合には、第5
図に示すように扉の外表面に別途カーテンレール8を取
付けてガラス面の透過機能を変更する必要があるが、基
本的に付加構造物を組付けることを考慮していない窓構
造であるため、シート材Sをガラス3に直接貼付した場
合は窓本来の採光や透視の機能が失われ、またカーテン
レール8を扉の外表面に別途取り付けた際には、扉の見
込幅以上にカーテンレール8が突出してしまい、何れに
しても扉全体の美観を著しく損ねる、という欠点を有す
るものであった。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、上記の如き実状に鑑み従来の欠点を解消すべ
く創案されたものであって、その目的とするところは、
窓付扉本来の美観を損なうことなく、当該窓における採
光、遮蔽等の調節を容易に行うことができるカーテン吊
持装置を備えた窓付扉を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 課題を解決するため本考案が採用した技術的手段は、扉
体の表裏面を貫通して区画形成される窓の内周面に、ガ
ラス板の縁部を支持する掛り縁を一体に形成し、かつ窓
を形成する上枠の内側に沿ってカーテンレールを扉体の
見込幅内に装脱自在に設け、前記掛り縁に支持されるガ
ラス板を、上記カーテンレールの一側面で押圧保持する
ように構成したことを特徴とするものである。
[作用] したがって、本考案によれば、ガラス面における採光、
遮蔽等の調節を容易に行うことができ、室内から窓とし
て外部を見たいとき、あるいは外光を遮光したいとき等
には自由に窓面を開閉することができると共に、扉の限
られた見込幅内にカーテンを効率良く収納し得て、窓付
扉としての美観を保持することができる。
[実施例] 本考案の構成を、図面に示した一実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図および第2図において、1は扉Dの上半部に形成
した窓であり、当該窓1はその上枠2の内側にガラス3
の縁部を支持する掛り縁4を一体に形成するとと共に、
上記上枠2の内側に沿って扉Dの見込幅内にカーテンレ
ール10が装脱自在に設けられており、掛り縁4とカーテ
ンレール10との間に保持材6を介してガラス3を押圧保
持する構成となっている。
上記カーテンレール10は、上枠2と同材料の成形材であ
って、全体としては下向きに略コ字形に形成されてお
り、前後のフランジ11、12と上底のウェブ13から構成さ
れ、固定ねじ14によって上枠2にカーテンレール10を固
定すると共に、上記両フランジ11、12の高さ方向の中間
部には、長手方向にリブ15が対向して水平に形成されて
おり、この上面を摺動面として複数の吊り子16が移動自
在に吊持されて、両フランジ11、12の間の空間17ととも
に吊り子16の摺動走行部8が形成されている。
20は吊り子16に吊持されるシート材であって、カーテン
または広告用ポスター等の目的に応じて選択され、吊り
環21によって摺動走行部8に沿ってシート材20を開閉自
在に吊持するようになっている。
本考案は叙上の如く構成されているから、上枠2の内側
にカーテンレール10を固定ねじ14を介して装着するのみ
で、簡単かつ確実にガラス3を掛り縁4に押圧保持する
ことができると共に、扉Dの限られた見込幅内にカーテ
ン、ポスター等のシート材20を扉Dの外表面と面一な窓
内に収納させることができて、ガラス3における採光、
遮蔽等の変更調節を容易に行えるものでありながら、扉
Dの美観を損なうことがなく、更に固定ねじ14を取り除
くのみで煩わしい作業を要せずしてガラス3の交換を効
率良く行うことができる。
第3図は本考案の他の実施例を示すものであって、この
例では、固定ねじ14によって上枠2に固定されるカーテ
ンレール10に代えて、上枠2側に対設した嵌合片2a、2a
に係着する係止縁7、7を、両フランジ11、12に一体形
成してカーテンレール30を構成したものである。
すなわち、この例のカーテンレール30は、固定ねじ14を
要することなく上枠2側の嵌合片2a、2aとカーテンレー
ル30の係止縁7、7との係合を解除するのみで、簡単に
カーテンレール30を窓1の上枠2から取り外すことがで
き、ガラス3の交換作業をより効率良く行うことができ
る。
[考案の効果] これを要するに本考案は、扉体の表裏面を貫通して区画
形成される窓の内周面に、ガラス板の縁部を支持する掛
り縁を一体に形成し、かつ窓を形成する上枠の内側に沿
ってカーテンレールを扉体の見込幅内に装脱自在に設
け、前記掛り縁に支持されるガラス板を、上記カーテン
レールの一側面で押圧保持するように構成したから、上
枠の内側にカーテンレールを装着する、という極めて簡
単な取付け作業のみで、確実にガラスを掛り縁に押圧保
持することができると共に、ガラスを押圧保持するため
の専用部材を要することがないので、扉の限られた見込
幅内にカーテン、ポスター等のシート材を扉の外表面と
面一な窓内に収納させることができ、ガラス面における
採光、遮蔽等の変更調節を容易に行えるものでありなが
ら、扉自体の美観を損なうことがないうえ、格別な技術
を要せずしてガラスの押圧保持とカーテンレールの取付
けを同時に行うことができるという極めて有用な実用的
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るカーテン吊持装置を備えた窓付扉の
一実施例を示すものであり、第1図は扉の立面図、第2
図はその上部の断面図、第3図は本考案の他の実施例の
おける上部の断面図、第4図は従来の窓上部の断面図、
第5図は見込幅が大きい場合の従来例を示す窓上部の断
面図である。 図中、 1……窓、2……上枠、3……ガラス、4……掛り縁、
5……押縁、6……保持材、7……係止縁、8……カー
テンレール、10……カーテンレール、11、12……フラン
ジ、13……ウェブ、14……固定ねじ、15……リブ、16…
…吊り子、17……空間、20……シート材、21……吊り
環、30……カーテンレール、D……扉、S……シート材
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉体の表裏面を貫通して区画形成される窓
    の内周面に、ガラス板の縁部を支持する掛り縁を一体に
    形成し、かつ窓を形成する上枠の内側に沿ってカーテン
    レールを扉体の見込幅内に装脱自在に設け、前記掛り縁
    に支持されるガラス板を、上記カーテンレールの一側面
    で押圧保持するように構成したことを特徴とするカーテ
    ン吊持装置を備えた窓付扉。
JP1988053353U 1988-04-19 1988-04-19 カーテン吊持装置を備えた窓付扉 Expired - Lifetime JPH071028Y2 (ja)

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JP1988053353U JPH071028Y2 (ja) 1988-04-19 1988-04-19 カーテン吊持装置を備えた窓付扉

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JP1988053353U JPH071028Y2 (ja) 1988-04-19 1988-04-19 カーテン吊持装置を備えた窓付扉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01155887U JPH01155887U (ja) 1989-10-26
JPH071028Y2 true JPH071028Y2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=31279336

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988053353U Expired - Lifetime JPH071028Y2 (ja) 1988-04-19 1988-04-19 カーテン吊持装置を備えた窓付扉

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JP (1) JPH071028Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS614615Y2 (ja) * 1980-06-03 1986-02-13
JPS5721179U (ja) * 1980-07-05 1982-02-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01155887U (ja) 1989-10-26

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