JPH0710272Y2 - 車両複合試験装置 - Google Patents

車両複合試験装置

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JPH0710272Y2
JPH0710272Y2 JP5131090U JP5131090U JPH0710272Y2 JP H0710272 Y2 JPH0710272 Y2 JP H0710272Y2 JP 5131090 U JP5131090 U JP 5131090U JP 5131090 U JP5131090 U JP 5131090U JP H0710272 Y2 JPH0710272 Y2 JP H0710272Y2
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JP
Japan
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roller
brake
tire
rollers
pair
Prior art date
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Application number
JP5131090U
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English (en)
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JPH0411453U (ja
Inventor
博 田上
俊昭 鈴木
安弘 川口
Original Assignee
安全自動車株式会社
丸善工業株式会社
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Publication date
Application filed by 安全自動車株式会社, 丸善工業株式会社 filed Critical 安全自動車株式会社
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は少なくともタイヤの駆動力を受動して回転する
スピードメータの試験を行うローラ対を有する車両複合
試験装置に係り、特に車両をスピードローラ対の外側に
夫々タイヤ飛出し防止ローラとして機能するアイドルロ
ーラを配した車両複合試験装置に関する。
「従来の技術」 従来より、タイヤを被検知手段として組込んだローラ対
上にタイヤを搭載し、スピードメータやブレーキテスト
を行なう車両複合試験装置は公知であり、この種の装置
においては特にスピードメータテストを行なうローラ対
はタイヤの駆動回転力をそのまま受動しその回転速度を
精度よく検知するものである為に、無拘束ローラとして
使用される。
この為、車両侵入時若しくは退出時に前記無拘束状態に
あるローラ対を一旦拘束しなければタイヤが空廻りして
円滑な車両侵入や退出が不可能になる。
「考案が解決しようとする技術的課題」 しかしながらこのようなロック/解除手段を設けること
はそれだけ部品点数の増大につながり装置構成が煩雑化
するのみならず、前記ロック操作を忘れて車両侵入や退
出動作をしてしまう場合も多々あり、その分誤作動の原
因ともなる。
而も前記スピードメータローラ対の外方斜め上方にはタ
イヤの飛出し防止用ローラ等が配置されているために、
例え該タイヤの飛出し防止ローラの下降動作と前記ロー
ラのロック操作の両者を夫々個別に操作しなければなら
ず、結果として車両侵入若しくは退出動作が煩雑化す
る。
本考案はかかる従来技術の欠点に鑑み、タイヤの飛出し
防止ローラの下降/上昇動作と前記ローラ対のロック/
解除操作を一動作で行い得る車両複合試験装置を提供す
る事を目的とする。
本考案の他の目的とする所は前記ローラ対のロック/解
除操作手段を独立して設けることなく、既存の部材を利
用して前記操作が行えるよう構成し、これにより省部品
点数化と省設置容積化を達成し得る車両複合試験装置を
提供する事にある。
「課題を解決する為の技術手段」 本考案はかかる技術的課題を達成するために、スピード
メータテストを行なう前記各検知ローラ4,5に対面させ
てブレーキシュー53,63を該ローラ4,5から離間する方向
に弾性力を付勢して取り付けると共に、該ブレーキシュ
ー53,63をタイヤ飛出し防止ローラ2,6として機能するア
イドルローラ2,6の下降動作により検知ローラ4,5側に圧
接可能に構成した点にある。
「作用」 かかる技術手段によれば第1図に示すようにアイドルロ
ーラ2a,6aを下降させ検知ローラ対4,5をブレーキシュー
53,63によりロックした状態で車両を侵入させて該ロー
ラ対4,5上にタイヤ3Aを載置し、そして載置終了後アイ
ドルローラ2b,6bを上昇させることにより、前記ロック
が解除されると共に、該アイドルローラ2b,5bが所定位
置に位置保持される。
この状態でスピードメータテストを行うことによりタイ
ヤ飛出しが生じることなく円滑にテストを行うことが出
来る。
そして前記テスト終了後再度アイドルローラ2a,6aを下
降させることにより検知ローラ対4,5をブレーキシュー5
3,63によりロックすることが出来、容易に車両を退出さ
せることが出来る。
この場合において、前記検知ローラ対4,5の間にタイヤ3
Bに駆動力を伝達するブレーキローラ1を昇降可能に配
し、前記スピードローラ対4,5より車両乗り入れ側に位
置する前記一のアイドルローラ2をブレーキローラ1の
補助ローラ2として使用し、ブレーキローラ2上昇時に
該ブレーキローラ1と共に二点支持しながらブレーキテ
ストを行うように構成することにより一層の省スペース
化が達成される。
「実施例」 以下、図面に基づいて本考案の実施例を例示的に詳しく
説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の
寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記
載がない限りは、この考案の範囲をそれのみに限定する
趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
以下図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図乃至第4図は検知ローラ対4,5とブレーキローラ
対1,2の各ローラ、及び飛出し防止ローラ6を交互に並
置させて組込んだタイヤテスタで、第4図に示すように
左右各一対のタイヤテスタ10A,10B,20A,20Bを組込んだ
ユニット体10/20を車両が侵入可能に構成した検査台30
上に前後に配置すると共に、1のユニット体はネジ軸を
利用して前後に移動可能に構成し、被検査車両の対応す
るタイヤ3の所定位置に前記ユニット体10/20が位置す
るように構成する。
そして前記テスタ10A,10B,20A,20Bは、第2図乃至第4
図に示すように、スピードメータ検知時はシリンダ12を
利用して前記ブレーキローラ1を下降させると共に、そ
の間に位置する検知ローラ5を上昇させて検知ローラ4,
5が同一平面上に並置されるよう構成し、一方、ブレー
キテスト時は前記ブレーキローラ1を上昇させると共
に、その間に位置する検知ローラ5を下降させるよう構
成する。
次に前記各ローラの組み付け構成について説明するに、
検知ローラ4は軸受け44を介して枠体41に支持された軸
43により所定位置に軸支されるとともに、該軸43の車両
出口側にリンク板61を介して飛出し防止ローラ6を、又
後側にはリンク板11を介してブレーキローラ1が、更に
その後方にはリンク体51を介して他の検知ローラ5が、
夫々揺動自在に取り付けられており、何れも前記リンク
板(体)11,51,61とベース42間に取り付けられたシリン
ダ12,52,62の上下動により昇降し、前記した所定位置に
位置決め固定させることが出来る。
又前記検知ローラ5の後方には、補助ローラ2が軸2aに
より回転可能に軸支されている。
そして前記補助ローラ2には横シリンダ24の進退運動に
より支軸21aを中心に回転する第1のリンク21の一端が
軸支されており、該リンクの他端21bにはアーム23に基
端側が軸支された第2のリンク22が軸支されている。
又前記アーム22は横シリンダ24の固定部24aを中心とし
て揺動自在に軸支されていると共に、その自由端側に基
端側がベース42に固設された縦シリンダ25を取り付け
る。
そして前記両シリンダ24,25にはその進退量を検知する
エンコーダ26,27が内蔵されており、該エンコーダ26,27
の信号に基づいて前記両シリンダ25を進退制御すること
により、偏位角θを維持しながらタイヤ3外径に対応さ
せて仮想傾斜線TLに沿って移動させることが出来る。
一方前記リンク体51の各検知ローラ4,5と対面する位置
にバネ54,64により離間方向に付勢されたブレーキシュ
ー53,63が取り付けられ、前記防止ローラ6と補助ロー
ラ2の下降動作ににより前記バネ力に抗してブレーキシ
ュー53,63を押圧し、検知ローラ4,5をロック可能に構成
されている。
次にかかる実施例の動作を第1図に基づいて説明する。
先ず防止ローラ6と補助ローラ2の下降動作により前記
バネ54,64力に抗してブレーキシュー53,63を押圧し、検
知ローラ4,5をロックすると共に、ブレーキローラ1と
検知ローラ5を上昇させ、固定検知ローラ4と同一平面
上に載置する。
これにより前記検知ローラ4,5が空廻りすることなく而
も各ローラ6a,1,4,5,2がほぼ同一平面上に位置している
ために、円滑に車両の侵入が可能となる。
次に前記防止ローラ6bと補助ローラ2bを上昇させて検知
ローラ4,5のロックを解除した後、ブレーキローラ1を1
bの位置まで下降させてタイヤ3Aを検知ローラ4,5対上に
載置した後、車両自身の原動力によって駆動軸(タイヤ
3)を回転させると検知ローラ4,5は無拘束状態にある
為に、該駆動輪に追従して回転し、該回転を不図示の回
転検出器により検出し、スピードメータのチェックを行
う。
次にブレーキテスト時はシリンダ12の昇動によりブレー
キローラ1が固定検知ローラ4より僅かに上方に位置す
るように上昇させると共に、シリンダ2を伸縮させて揺
動検知ローラ5を5bの位置まで下降させ、更に補助ロー
ラ2をエンコーダ26/27の信号に基づいて前記両シリン
ダ22,24を進退制御しながら所定位置まで上昇させるこ
とにより前記タイヤ3Bはブレーキローラ1と補助ローラ
2c間の所定位置に載置され、そしてこの状態でブレーキ
ローラ1をモータ14を介して駆動させた後、フットブレ
ーキを踏むことにより、タイヤ3Bをブレーキローラ1間
のスリップ率をトルクゲージ等の測定器13を利用して把
握することが出来る。
そして前記測定終了後、防止ローラ6aと補助ローラ2aの
下降動作により前記バネ64,54力に抗して各ブレーキシ
ュー53,63を圧接し、該検知ローラ4,5をロックすると共
に、ブレーキローラ1と揺動検知ローラ5を上昇させた
後、前記車両を退出させる。
「効果」 以上記載した如く本考案によれば、タイヤの飛出し防止
ローラの下降/上昇動作と前記ローラ対のロック/解除
操作を一動作で行い得るとともに、前記ローラ対のロッ
ク/解除操作手段を独立して設けることなく、既存の部
材を利用して前記操作が行えるよう構成し、これにより
省部品点数化と省設置容積化を達成し得る。
等の種々の著効を有す。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は何れも本考案の実施例を示し、第4
図は全体平面図、第2図はそのタイヤテスタ部分を示す
正面図、第3図はその平面図、第3図はその平面図、第
1図はタイヤの載置状態を示す要部正面図である。 1:ブレーキローラ、3A,3B:タイヤ、4,5:検知ローラ、5
3,63:ブレーキシュー、2,6:アイドルローラ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤの駆動力を受動して回転する検知ロ
    ーラ対の外側に夫々タイヤ飛出し防止ローラとして機能
    するアイドルローラを配すると共に、少なくとも前記ア
    イドルローラを検知ローラ対より上方に位置させた状態
    でスピードメータテストを行なうようにした車両複合試
    験装置において、 前記検知ローラ4,5と対面する位置に該ローラから離間
    する方向に弾性力を付勢したブレーキシューを取り付け
    ると共に、前記アイドルローラを昇降自在に構成し、該
    アイドルローラ6、2の下降動作により弾性力に抗して
    前記ブレーキシューの背面側を押圧し、該ブレーキシュ
    ーをスピードローラに圧接可能に構成した車両複合試験
    装置
  2. 【請求項2】前記スピードローラ対の間にタイヤに駆動
    力を伝達するブレーキローラ1を昇降可能に配し、前記
    スピードローラ対4,5より車両乗り入れ側に位置する一
    のアイドルローラを、ブレーキローラ上昇時に該ブレー
    キローラと共に二点支持しながらブレーキテストを行う
    ように構成した請求項1)記載の車両複合試験装置
JP5131090U 1990-05-18 1990-05-18 車両複合試験装置 Expired - Lifetime JPH0710272Y2 (ja)

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JP5131090U JPH0710272Y2 (ja) 1990-05-18 1990-05-18 車両複合試験装置

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JP5131090U JPH0710272Y2 (ja) 1990-05-18 1990-05-18 車両複合試験装置

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Publication Number Publication Date
JPH0411453U JPH0411453U (ja) 1992-01-30
JPH0710272Y2 true JPH0710272Y2 (ja) 1995-03-08

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ID=31570637

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JP5131090U Expired - Lifetime JPH0710272Y2 (ja) 1990-05-18 1990-05-18 車両複合試験装置

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SE404618C (sv) * 1976-07-06 1982-10-14 Korstresk Mekaniska G Neslund Takplat

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JPH0411453U (ja) 1992-01-30

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