JPS647300Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS647300Y2
JPS647300Y2 JP6633482U JP6633482U JPS647300Y2 JP S647300 Y2 JPS647300 Y2 JP S647300Y2 JP 6633482 U JP6633482 U JP 6633482U JP 6633482 U JP6633482 U JP 6633482U JP S647300 Y2 JPS647300 Y2 JP S647300Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
load
drum
plate
carriage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6633482U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58169545U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6633482U priority Critical patent/JPS58169545U/ja
Publication of JPS58169545U publication Critical patent/JPS58169545U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS647300Y2 publication Critical patent/JPS647300Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は航空機等のタイヤ試験機における押付
荷重較正装置に関する。
航空機、自動車等のタイヤ、ホイール、ブレー
キ等の特性を試験するため動的試験や静的トルク
試験を行つている。これらの試験は回転状態又は
静止状態のドラムにタイヤを所望の荷重で押付
け、タイヤ、ホイール、ブレーキ等の強度、摩耗
度を調べるものであるが、正確な測定データを得
るためには負荷した荷重を検出するロードセルな
どの検出器(センサー)が正確に作動している必
要がある。
ロードセルなどの検出器が正確に作動している
かどうかは、従来タイヤ試験機のキヤリツジの荷
重測定部を解体し、別の試験機を使つて、個々に
チエツク、較正していた。そのため、次のような
問題点があつた。
(i) ロードセルをキヤリツジからいちいち取外
し、又組付けるのに非常に時間がかかる。
(ii) テストは長時間連続して行なうため、ロード
セルが不良になつたかどうかを途中でチエツク
できない。
(iii) 実際に取付けた状態の真の荷重値が明確でな
い。
(iv) 荷重測定部を解体せずに較正するとしてもリ
ングゲージを付けたものを、タイヤを取外して
付けなければならない。
本考案は、斯かる従来のタイヤ試験機の問題点
を除去し、静的トルクテスト用のタイヤ押付板に
荷重センサーを組込むことにより、各種タイヤ試
験の途中で、ロードセルを試験機本体から取外す
ことなく、直接チエツクしたり、キヤリブレーシ
ヨンを行なうことのできるタイヤ試験機における
押付荷重較正装置の提供を目的としてなしたもの
である。
すなわち、本考案は、回転ドラムにタイヤを押
付けて試験するタイヤ試験機において、タイヤ当
接側にスリツプ防止用の凹凸を有する板とドラム
当接側にドラム外周面に一致する凹面を有する板
との間に前記凹凸を有する板を支持する荷重セン
サーを備えたタイヤ押付板を、タイヤとドラムと
の間にドラム軸方向に移動可能に取付けてなるこ
とを特徴とするタイヤ試験機における押付荷重較
正装置にかかるものである。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図及び第2図はタイヤ試験機の概略を示す
ものであり、1は駆動装置により回転駆動される
ドラム、2はホルダ3に片持ち支持された被験用
のタイヤ、4は荷重検出機を内蔵するキヤリツ
ジ、5はキヤリツジ4及びタイヤ2をドラム1に
対し進退移動するシリンダである。
ドラム1の軸心方向に二本のロツド6を平行と
なるよう軸受9にてフレーム7に取付け、該ロツ
ド5の間にスクリユウロツド8を回転自在となる
よう前記軸受9にて支持し、該スクリユウロツド
8にその基部で螺合し且つ前記二本のロツド6を
貫通してなる移動アーム10に、タイヤ2のドラ
ム1と当接する面よりも大きく且つタイヤ2と当
接する側の平面にスリツプ防止用の横溝板11を
有し、反対側の表面にドラム1外周面と密着嵌合
し得る湾曲凹面12を有する押付荷重較正用のタ
イヤ押付板13を、ストツパ付ヒンジ14を介し
て取付けてある。
該押付荷重較正用のタイヤ押付板13は第3図
乃至第5図に示すように、タイヤ2と当接する側
に矩型の凹部15を有し、該凹部15の中央にラ
ジアル方向Rの荷重を検出するロードセル16を
設けると共に前記凹部15の側面にサイド方向S
の荷重を検出するロードセル17を設け、該各ロ
ードセル16,17により横溝板11を支持せし
め、該横溝板11と前記凹部15側面との隙間に
スプリング18を設け、前記横溝板11を半固定
してある。
前記移動アーム10を螺合せしめたスクリユウ
ロツド8は図示していない減速機付モータにより
回転され、移動アーム10と共にタイヤ押付板1
3がドラム1とタイヤ2との間をドラム1に沿つ
て左右に移動し得るよう構成してある。
キヤリツジ4に内蔵されたロードセルの機能を
試験する場合は、スクリユウロツド8を回転駆動
せしめて、該スクリユウロツド8に螺合する移動
アーム10と共に荷重較正用のタイヤ押付板13
をドラム1幅中央部に移動させる。
次にシリンダ5によりタイヤ2をドラム1方向
に移動し、第6図に示すようにタイヤ2が変形す
るまでタイヤ押付板13の横溝板11に押し当て
る。タイヤ押付板13は移動アーム10にストツ
パ付ヒンジ14により揺動し得るよう取付けられ
ているので、タイヤ押付板13の湾曲凹面12が
ドラム1表面に均一に当接し、シリンダ5により
負荷される荷重はドラム1により支持される。
この場合、キヤリツジ4に内蔵されたロードセ
ルにかかる荷重をタイヤ押付板13内の横溝板1
1を支持するロードセル16,17にかかる荷重
とは等しくなるので、それぞれの検出値を比較す
ることにより容易にキヤリツジ4に内蔵された荷
重検出機の検出機能の異常の有無を判断すること
ができる。
タイヤ押付板11内のロードセル16,17の
取外しは容易であるので、ロードセル16,17
のチエツクを簡単に行なえ、又ロードセルの交換
も容易である。従つて、タイヤ押付板13側のロ
ードセル16,17の検出機能を常に正確なもの
とし得るので、キヤリツジ4に内蔵されたロード
セルの較正を容易に行うことができる。
又、キヤリツジ4の荷重測定部を解体すること
なくロードセルの較正を行なえるので、各種車
輪、ブレーキの試験の途中で直接荷重測定部をチ
エツクしたり較正を行なうことができる。
較正操作が終了した後は、タイヤ押付板13を
退避位置に移動することにより、直ちに他の試験
を行うことができる。
第7図は本考案の他の実施例に用いるタイヤ押
付板13′の説明図であり、前記実施例と同様の
構成において、タイヤ押付板13′のタイヤ側の
凹部15′を長方形と等脚台形とをその長辺と下
底とで合わせた形状又は三角形となし、該凹部1
5′と略相似形状の横溝板11′をラジアル方向R
の荷重を検出するロードセル16及びサイド方向
Sの荷重を検出するロードセル17により支持せ
しめたものである。
本実施例によつても、前記実施例と同様にキヤ
リツジ4の荷重検出部を解体することなくその荷
重検出機能を、タイヤ押付板側のロードセル1
6,17の荷重検出値と比較することにより、キ
ヤリツジ4に内蔵されたロードセルの較正を、試
験中、試験後を問わず容易に行なうことができ
る。
なお、本考案のタイヤ試験機における押付荷重
較正装置は上述の実施例に限定されるものではな
く、横溝板の溝形状を横溝とする代わりに凹凸を
設けること、横溝板の形状はどのような形状でも
よいこと、ロードセルの数はいくつでもよいこ
と、更に移動アームの駆動手段はスクリユウロツ
ドを使用する電動ネジ機構ばかりでなくシリンダ
にて行なう機構であつてもよいこと等、本考案の
要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ることは勿論である。
以上述べたように本考案のタイヤ試験機におけ
る押付荷重較正装置によれば、 () 較正用基準センサーを有するタイヤ押付
板をタイヤとドラムとの間に移動可能に設け、
タイヤをタイヤ押付板を介してドラムに押付け
ることにより、キヤリツジに内蔵する荷重検出
機の荷重検出値とタイヤ押付板の較正用基準セ
ンサーの荷重検出値とを比較することができ
る。従つて、キヤリツジの荷重検出部を解体す
ることなく、キヤリツジに内蔵されたロードセ
ルなどの検出器(センサー)の押付荷重を較正
することができる。
() キヤリツジの荷重検出部を解体すること
なく押付荷重を較正することができるので、従
来行つていたキヤリツジ荷重検出部の解体、組
付等のめんどうな作業を省略することができ、
能率的となる。
() 同様にキヤリツジ荷重検出部を解体する
必要がないので、タイヤの各種試験が終了した
後ばかりでなく、静的トルク試験の場合には試
験中においても、キヤリツジに内蔵されたロー
ドセルなどの検出部の較正を容易に行なうこと
ができる。
() キヤリツジに内蔵した状態で、ロードセ
ルの検出能を較正することができるので、実際
に取付けた状態における真の荷重値が明確に測
定できる。
等の種々の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置を取付けたタイヤ試験機
の平面図、第2図は本考案の装置を取付けたタイ
ヤ試験機の側面図、第3図は本考案の装置のタイ
ヤ押付板部の説明図、第4図は本考案の装置のタ
イヤ押付板部の断面図、第5図は本考案の装置の
タイヤ押付板部にかかる荷重の方向を示す図、第
6図は本考案の装置のタイヤ押付板部へのタイヤ
押付時の説明図、第7図は本考案の装置の他の実
施例に使用するタイヤ押付板の説明図である。 図中、1はドラム、2はタイヤ、4はキヤリツ
ジ、6はロツド、7はフレーム、8はスクリユウ
ロツド、10は移動アーム、11,11′は横溝
板、12は湾曲凹面、13,13′はタイヤ押付
板、15,15′は凹部、16,17はロードセ
ルを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転ドラムにタイヤを押付けて試験するタイヤ
    試験機において、タイヤ当接側にスリツプ防止用
    の凹凸を有する板とドラム当接側にドラム外周面
    に一致する凹面を有する板との間に前記凹凸を有
    する板を支持する荷重センサーを備えたタイヤ押
    付板を、タイヤとドラムとの間にドラム軸方向に
    移動可能に取付けてなることを特徴とするタイヤ
    試験機における押付荷重較正装置。
JP6633482U 1982-05-07 1982-05-07 タイヤ試験機における押付荷重較正装置 Granted JPS58169545U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6633482U JPS58169545U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 タイヤ試験機における押付荷重較正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6633482U JPS58169545U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 タイヤ試験機における押付荷重較正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58169545U JPS58169545U (ja) 1983-11-12
JPS647300Y2 true JPS647300Y2 (ja) 1989-02-27

Family

ID=30076213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6633482U Granted JPS58169545U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 タイヤ試験機における押付荷重較正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58169545U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7215744B2 (ja) * 2020-05-12 2023-01-31 株式会社シンクロン 摩耗試験装置の較正方法及び摩耗試験装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58169545U (ja) 1983-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8701479B2 (en) System for characterizing tire uniformity machines and methods of using the characterizations
US7934421B2 (en) Biaxial wheel test assembly
US6581448B2 (en) Snug fitting apparatus for tire assembly and manufacturing method of tire assembly
US4787150A (en) Fixture for checking the alignment of a loadwheel with the spindle of a tire uniformity machine
EP2827120B1 (en) System for characterizing tire uniformity machines and methods of using the characterizations
US8943881B2 (en) System for characterizing tire uniformity machines and methods of using the characterizations
US9140628B2 (en) System for characterizing tire uniformity machines and methods of using the characterizations
EP2827121B1 (en) System for characterizing tire uniformity machines and methods of using the characterizations
JP3881917B2 (ja) 割モールド内周面測定装置
JPS647300Y2 (ja)
JP3602805B2 (ja) タイヤ組立体の馴染み加工装置
CN110612438B (zh) 旋转体载荷测量装置
JPH0769128B2 (ja) ホイ−ルの振れ検査装置
US3602045A (en) Apparatus for testing the bonding strength of tire beads
WO1998008070A1 (en) Method of balance screening a pneumatic tire with a tire uniformity machine
JPS6133547Y2 (ja)
JP2011107163A (ja) タイヤ試験システム用の振動補正システム
CN211954676U (zh) 自行车刹车测试装置
CA1292867C (en) Loadwheel alignment fixture
TWI654414B (zh) 旋轉體荷重測定裝置
JPS6311614B2 (ja)
PL229616B1 (pl) Maszyna do dynamicznego badania przecięcia opony
JPH0419537A (ja) 車両制動力試験装置