JPH07102182B2 - 電気おかゆ調理器 - Google Patents

電気おかゆ調理器

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JPH07102182B2
JPH07102182B2 JP14142292A JP14142292A JPH07102182B2 JP H07102182 B2 JPH07102182 B2 JP H07102182B2 JP 14142292 A JP14142292 A JP 14142292A JP 14142292 A JP14142292 A JP 14142292A JP H07102182 B2 JPH07102182 B2 JP H07102182B2
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porridge
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temperature
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気おかゆ調理器に関
し、特に、米からおかゆに炊き上げる場合とごはんから
炊き上げる場合とを選択して、同一の電気おかゆ調理器
で自動的に炊き上げることが可能なマイクロコンピュー
タ制御による電気おかゆ調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、市場に出回っている電気おかゆ調
理器は、内鍋の底部に加熱ヒータが設けられており、こ
の加熱ヒータに加熱電力を供給しておかゆ調理を行う。
【0003】また、おいしいおかゆを炊くことを目的に
して、温度センサとマイクロコンピュータを搭載したコ
ントローラにより、図19に示すように、おかゆ調理鍋
の温度を測定し、温度または温度上昇度のデータをマイ
クロコンピュータに入力し、おかゆ調理容量を判定し
て、調理容量に応じた適切な電力制御を行うようにした
マイクロコンピュータ制御の電気おかゆ調理器が開発さ
れている。マイクロコンピュータ制御により調理を行う
電気おかゆ調理器は、マイクロコンピュータのプログラ
ム制御により順次に、吸水工程,調理容量判定工
程,炊き上げ工程,沸騰維持工程等を含むおかゆ調
理工程の制御を順次行うようにして、最適な状態でおか
ゆ調理を行い、おかゆ調理を行った後は、保温制御状態
となる。このようにマイクロコンピュータ制御の電気お
かゆ調理器では、プログラム制御によりおかゆ調理手段
の制御を順次細かく制御できるので、おいしいおかゆを
炊くことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のマイクロコンピュータ制御の電気おかゆ調理器で
は、図20,図21に示すように、米からおかゆを炊き
上げる場合と、ごはんからおかゆを炊き上げる場合とを
選択して同一の電気おかゆ調理器で自動的に炊き上げる
構成を有していなかった。
【0005】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものであり、本発明の目的は、米からおかゆを炊
き上げる場合と、ごはんからおかゆを炊き上げる場合と
を選択して同一の電気おかゆ調理器で自動的に炊き上げ
ることが可能な電気おかゆ調理器を提供することにあ
る。
【0006】本発明の前記ならびにその他の目的及び新
規な特徴は、本明細書及び添付図面によって明らかにす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、米に水を吸水させる吸水工程、炊き上げ
工程及び沸騰維持工程を含むおかゆ調理工程の制御を順
次に行うマイクロコンピュータを有する電気おかゆ調理
器において、内鍋をヒータにより加熱する加熱手段と、
内鍋の温度を検出する内鍋温度検出手段と、前記調理工
程において前記加熱手段のヒータ加熱電力を制御するヒ
ータ加熱電力制御手段と、米からおかゆに炊き上げる
か、あるいはごはんからおかゆに炊き上げるかを選択す
る米・ごはん選択手段と、該米・ごはん選択手段の選択
結果に基づいて前記ヒータ加熱電力制御手段のヒータ加
熱条件を変化させるおかゆ調理条件設定手段とを有し
該おかゆ調理条件設定手段により設定されたおかゆ調理
条件に基づいてヒータ加熱電力制御手段のヒータ加熱条
件を変化させ、おかゆ調理を実行させることを特徴とす
る。
【0008】前記選択する米・ごはん選択手段は、キー
スイッチからなることを特徴とする。
【0009】
【作用】前述の手段によれば、米からおかゆに炊き上げ
るか、あるいはごはんからおかゆに炊き上げるかを選択
し、この選択結果に基づいて前記ヒータ加熱電力制御手
段のヒータ加熱電力を変化させるおかゆ調理条件を設定
し、この設定されたおかゆ調理条件に基づいてヒータ加
熱電力制御手段のヒータ加熱電力を調整した後、調理を
実行させるので、米からおかゆを炊き上げる場合と、ご
はんからおかゆを炊き上げる場合とを選択して同一の電
気おかゆ調理器で自動的においしいおかゆを炊き上げる
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例を
詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例の電気おかゆ調
理器の正面図、図2は、図1の蓋側(上部)から見た平
面図、図3は、図2に示すA−A線で切った断面図、図
4は、図2に示すB−B線で切った断面図、図5は、図
1を底面側から見た平面図である。
【0012】図1乃至図5において、1はおかゆ調理器
本体のケース上部、2はおかゆ調理器本体のケース下
部、3はおかゆ調理器本体の蓋部、4はおかゆ蓋部、5
は内鍋、6は保護枠、7は内鍋5の加熱手段としての
かゆ調理用のヒータ、8は米・ごはん選択手段としての
機能選択操作ユニット、9はコードカバー、10はコー
ドユニット、11は温度ヒューズ、12は内鍋5の温度
を検出する内鍋温度検出手段としての温度センサ(セン
ターセンサ)、13はマイクロコンピュータ等を組み込
んだ制御ユニット、14は制御ユニット13の基板を保
護する基板カバー、15はタイマツマミ、16はスペー
サ、17〜22はビスである。
【0013】米・ごはん選択手段としての、前記機能選
択操作ユニット8は、おかゆ調理器本体のケース下部2
の正面部に設けられており、“お米から”の操作キース
イッチ8Aと“ごはんから”の操作キースイッチ8Bが
設けられている。
【0014】図6は、おかゆ調理(工程の制御を順次行
う)のマイクロコンピュータを用いた制御ユニット13
の要部の構成を示すブロック図である。図6において、
31は電源、32は電源スイッチ、33はリレー、34
は電源回路、35はマイクロコンピュータ、36はタイ
ム設定用のボリウム(可変抵抗器)、37はセンサユニ
ット、38は内鍋検知用のスイッチ、39は炊き上がり
報知用のブザー、40はタイマ用発光素子(LED)、
41は調理用発光素子(LED)である。
【0015】図7は、前記温度センサ12の部分の構造
を示す断面図であり、51はセンサカバー、52は温度
センサ、53は絶縁チューブ、54はセンサ押え板、5
5はセンサ取り付け板、56はスプリング、57はマイ
クロスイッチ、58はリード線、59はコネクタであ
る。
【0016】次に、前記米を水に吸水させる吸水工程、
炊き上げ工程及び沸騰維持工程を含むマイクロコンピュ
ータ制御によるおかゆ調理工程の制御を順次行う概略動
作を説明する。
【0017】本実施例のおかゆ調理の動作は、電源スイ
ッチ32がオンとされると、調理制御の前処理を行う。
この調理制御の前処理ではマイクロコンピュータ35の
各種の内部レジスタ,タイマ等をリセットする初期化処
理を行い、おかゆ調理メニュー設定,調理予約時間設定
等の調理動作指示データの設定処理が行われ、続いて、
開始キースイッチがオンにされると(または予約調理の
場合には予約時間となると)、調理制御を行うために、
リレー33がオンになり、調理ヒータ回路がオンとな
る。
【0018】次に、内鍋5に所望量の米またはごはん
と、それに見合った水を入れ、開始キースイッチをオン
にすると、制御ユニット13のマイクロコンピュータ3
5は、その中のプログラムメモリROMに記憶されてい
るおかゆ調理プログラムの処理ステップにしたがって、
おかゆ調理工程の制御を順次に行う加熱のための電力制
御を開始する。このとき、マイクロコンピュータ35
は、温度センサ12からの電圧出力をアナログ/ディジ
タル変換機能の入力ポートA/Dからディジタル量に変
換して入力し、温度に変換する処理を行い、入力された
温度を判定して、温度の判定結果からヒータ加熱電力を
制御するヒータ加熱電力制御手段によるおかゆ調理工程
の制御を行うことになる。
【0019】図8乃至図15は、マイクロコンピュータ
の全体の制御の流れを示すフローチャートである。図8
乃至図15において、米・ごはん選択手段としてSWk
は米から炊くスイッチ、SWgはごはんから炊くスイッ
チ、VRはタイマ設定用ボリウム、Sは調理容量(合
数)判定定数(時間積算値:単位は秒である)、S1
例えば45秒、S2は例えば105秒である。mは温度
設定番号、Tmは温度設定番号mに対応する温度設定を
表わす記号であり、その一覧表を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】はLED点滅タクトであり、例えば、
0.5秒間隔で点滅するようになっている。〜はブ
ザータクトであり、例えば、周波数3.1KHzでブザ
ー音発生の間隔を変えて、種々組合せたものである。
【0022】マイクロコンピュータ35の全体の制御手
順を図8乃至図14に沿って説明する。
【0023】図8に示すように、まず、ステップ101
において、おかゆ調理制御の前処理を行う。次に、調理
ヒータをオンとし、米からおかゆに炊き上げるか、ある
いはごはんからおかゆに炊き上げるかを選択する米・ご
はん選択手段として、ステップ102で内鍋5の温度が
50℃以上(NO)であれば、米から炊くスイッチ(S
Wk)8Aがオンしているので、ステップ103に進
み、米メモリフラグをセットし、ステップ104で時間
積算値Sを50秒としてステップ128に進む。
【0024】前記ステップ102における内鍋5の温度
が50℃以下(YES)であれば、ステップ105でタ
イマ設定用ボリウムVR(36)の値が“0”であるか
否かをチェックし、“0”でなれば(NO)、ステップ
146(図13)に進み、“0”であれば(YES)、
米から炊くスイッチ(SWk)8Aがオンしているか否
かをチェックする。米から炊くスイッチ(SWk)8A
がオンしていれば(YES)、ステップ107に進み、
米から炊くスイッチ(SWk)8Aがオンしていること
をブザーで報知し、ステップ108で米メモリフラグを
セットしてステップ111に進む。
【0025】米から炊くスイッチ(SWk)8Aがオフ
していれば(NO)、ステップ109でごはんから炊く
スイッチ(SWg)8Bがオンしている否かをチェッ
クし、ごはんから炊くスイッチ(SWg)8Bがオフし
ていれば(NO)、異常処理に移る。
【0026】ごはんから炊くスイッチ(SWg)8Bが
オンしていれば(YES)、ステップ110でごはんか
ら炊くスイッチ(SWg)8Bがオンしていることをブ
ザーで報知し、次のステップ111で調理LED41を
点灯する。
【0027】次に、図9に示すように、米を水に吸水さ
せる吸水工程に入り、この吸水工程におけるヒータ加熱
電力制御手段として、ステップ112で内鍋5の温度が
20℃以下であるかをチェックし、20℃以下(YE
S)であれば、ステップ113でヒータ7の8/14を
オンしてステップ119に進む。20℃以上(NO)で
あれば、ステップ114で内鍋5の温度が30℃以下で
あるかをチェックし、30℃以下(YES)であれば、
ステップ115でヒータ7の3/14をオンしてステッ
プ119に進む。
【0028】30℃以上(NO)であれば、ステップ1
16で内鍋5の温度が40℃以下であるかをチェック
し、40℃以下(YES)であれば、ステップ115で
ヒータ7の1/14をオンしてステップ119に進む。
40℃以上(NO)であれば、ステップ118でヒータ
7をオフにし、ステップ119で500経過したか否
かをチェックし、500経過していなければ(N
O)、停止処理を行ってステップ112に戻す。
【0029】次に、図10に示すように、ステップ11
9で500経過してれば(YES)、ステップ12
0でヒータ7の14/14をオンしておかゆ炊き上げ工
程に入る。
【0030】この炊き上げ工程におけるヒータ加熱電力
制御手段として、ステップ121で内鍋5の温度がT0
℃以下か否かをチェックし、内鍋5の温度がT0℃以下
であれば(YES)、停止処理を行ってステップ120
に戻す。
【0031】内鍋5の温度がT0℃以上であれば(N
O)、ステップ122で内鍋5の温度がTm℃以下か否
かをチェックし、内鍋5の温度がTm℃以上であれば
(NO)、ステップ123でヒータ7をオフし、ステッ
プ124で時間を積算してステップ126に進む。
【0032】内鍋5の温度がTm℃以下であれば(YE
S)、ヒータ7の14/14をオンし、ステップ126
に移る。ステップ126で10秒(sec)経過したか否か
をチェックし、10秒(sec)経過していなければ(N
O)、停止処理を行ってステップ122に戻す。
【0033】10秒(sec)経過していれば(YES)、m
=nであるか否かをチェックし、m≠nの場合(NO)
は、mをm+1してステップ122に戻す。
【0034】m=nであれば、図11に示すように、
騰温度維持工程に入り、この沸騰維持工程におけるヒー
タ加熱電力制御手段として、ステップ128で0≦S<
1であるか否かをチェックし、そうでない場合(N
O)には、さらにS1≦S<S2であるか否かをチェック
し、そうでない場合(NO)には、ヒータ7の4/14
をオンしてステップ133に進む。
【0035】積算値Sが0≦S<S1である場合(YE
S)には、ステップ132でヒータ7の8/14をオン
してステップ133に移り、S1≦S<S2である場合
(YES)には、ステップ130でヒータ7の6/14
をオンしてステップ133に進む。
【0036】ステップ133で米メモリフラグがセット
されているか否かをチェックし、米メモリフラグがセッ
トされている場合(YES)には、ステップ134で2
000秒経過しているか否かをチェックし、2000秒
経過している場合(YES)には、ステップ136に移
り、130℃以下か否かをチェックし、130℃以下で
あれば(YES)、停止処理を行ってステップ128に
戻す。
【0037】130℃以上であれば(NO)、ステップ
138に進む。ステップ134で2000秒経過してい
なければ(NO)、ステップ137に進む。
【0038】前記ステップ133で米メモリフラグがセ
ットされていない場合(NO)には、ステップ135で
500秒経過しているか否かをチェックし、500
秒又は2000秒経過している場合(YES)には、ス
テップ137でごはんからおかゆを炊くモード又は米か
らおかゆを炊くモードに入ることを、ブザー39を鳴ら
して報知を行う。
【0039】500秒経過していない場合(NO)に
は、ステップ136で130℃以下か否かをチェック
し、130℃以下であれば(YES)、停止処理を行っ
てステップ128に戻す。130℃以上であれば(N
O)、ステップ138に進む。
【0040】このようにして、米・ごはん選択手段の選
択結果に基づいて、前記ヒータ加熱電力制御手段のヒー
タ加熱条件を変化させるおかゆ調理条件設定手段が設け
られ ている。
【0041】図12に示すように、ステップ138でヒ
ータ7をオフし、ステップ139で米メモリフラグをリ
セットし、ステップ140で調理LED41を点滅す
る。
【0042】ステップ141で、米から炊くスイッチ
(SWk)8Aがオンされ(YES)、ステップ142
で米から炊くスイッチ(SWk)8Aがオンされている
ことをブザー39を鳴らして報知し、ステップ143で
米メモリフラッグをセットして前記ステップ128に戻
す。
【0043】前記ステップ141で、米から炊くスイッ
チ(SWk)8Aがオフしていなければ(NO)、ステ
ップ144に進み、ステップ144は、ごはんから炊く
スイッチ(SWg)8Bがオンされれば(YES)、ご
はんから炊くスイッチ(SWg)8Bがオンしたことを
ブザー39を鳴らして報知し(ステップ145)、ステ
ップ128に戻す。
【0044】ごはんから炊くスイッチ(SWg)8Bが
オンされなければ(NO)、停電確認処理を行ってステ
138に戻す。
【0045】次に、前記図8に示すステップ105でタ
イマ設定用ボリウムVR(36)の値が“0”であるか
否かをチェックした際に、“0”でない場合以後の処理
手順について説明する。
【0046】図13に示すように、ステップ146で米
から炊くスイッチ(SWk)8Aがオンしているか否か
をチェックする。米から炊くスイッチ(SWk)8Aが
オンしていれば(YES)、ステップ147で米から炊
くスイッチ(SWk)8Aがオンされていることをブザ
ー39を鳴らして報知し、ステップ148で米メモリフ
ラグをセットして前記ステップ1151に進む。
【0047】前記ステップ146で、米から炊くスイッ
チ(SWk)8Aがオフしていれば(NO)、ステップ
149でごはんから炊くスイッチ(SWg)8Bがオン
しているか否かをチェックし、ごはんから炊くスイッチ
(SWg)8Bがオフしていれば(NO)、ステップ1
45で異常であることをタイマLED40の点滅で報知
し、停電確認処理を行う。
【0048】ごはんから炊くスイッチ(SWg)8Bが
オンしていれば(YES)、ステップ150でごはんか
ら炊くスイッチ(SWg)8Bがオンされていることを
ブザー39で報知し、ステップ151でタイマLED4
0を点灯し、ステップ152に移る。
【0049】図14に示すように、ステップ152でタ
イムメモリがセットされているか否かをチェックし、タ
イムメモリがセットされてれば(YES)、タイム設
定用のボリウムVR(36)の値が変更されているか否
かをチェックし、変更されていなければ(NO)、ステ
ップ157に進み、変更されていれば(YES)、ステ
ップ154に進む。
【0050】前記ステップ152でタイムメモリフラグ
がセットされていなければ(NO)、ステップ154で
タイム設定用のボリウムVR(36)の抵抗値を読み込
み、ステップ155でタイム演算を行い、ステップ15
6でタイムTを設定する。
【0051】ステップ157で米メモリフラグがセット
されているか否かをチェックし、セットされている場合
(YES)には、ステップ158でTk=T−3000
を演算し、ステップ159でその結果をタイムメモリに
セットする。
【0052】ステップ160でTk秒経過したかをチェ
ックし、経過していなければ(NO)、ステップ161で
停電確認処理を行ってステップ152に戻す。Tk秒経
過していれば(YES)、ステップ165に進む。
【0053】前記ステップ157で米メモリフラグがセ
ットされていない場合(NO)、ステップ162でTg
=T−1500を演算し、ステップ163でタイムメモ
リをセットし、ステップ164でTg秒経過したか否か
をチェックする。
【0054】Tg秒経過していなければ(NO)、停電
確認処理を行ってステップ152に戻す。Tg秒経過し
ていれば(YES)、ステップ165でタイムメモリに
それをリセットして、図8に示すステップ111に戻
す。
【0055】前記停電確認処理の手順を図15に示し、
その説明はここでは省略する。
【0056】また、本実施例において、ステップ112
〜ステップ119は、吸水工程であり、ステップ120
〜ステップ127は炊き上げ工程である。そして、一定
の吸水時間を設定するタイムをおかゆ調理の開始から始
動させると共に吸水工程を開始し、前記一定吸水時間を
経過すると吸水工程を終了し、前記設定された吸水時間
内は、内鍋の温度上昇に対応して第1のヒータ加熱電力
制御手段でヒータ加熱電力を順次下降させる。
【0057】また、炊き上げ工程では、沸騰するまでの
内鍋の温度上昇を決める基準調理曲線を設定し、内鍋の
温度を検出し、炊き上げ工程中、前記設定された基準調
理曲線の温度と検出された内鍋温度とを常時比較し、内
鍋の温度が基準調理曲線に沿って上昇するように第2の
ヒータ加熱電力制御手段でヒータの加熱電力の制御を行
い、前記第1のヒータ加熱電力制御手段及び第2のヒー
タ加熱電力制御手段を、米からおかゆに炊き上げるか、
あるいはごはんから炊き上げるかを選択し、この選択結
果によって前記第1のヒータ加熱電力制御手段及び第2
のヒータ加熱電力制御手段を変化させるおかゆ調理条件
を設定し、この設定されたおかゆ調理条件に基づき、前
記第2のヒータ加熱電力制御手段の実行の後、第3のヒ
ータ加熱電力制御手段により、おかゆを炊き上げる。
【0058】また、吸水工程時間を一定にし、その一定
時間中は内鍋の温度が一定になるようにヒータの加熱電
力を制御し、ヒータの加熱電力の制御を炊き上げ工程開
始時より基準調理曲線温度にのせて行い、沸騰までの調
理時間を一定にしつつ調理容量(合数)判定を行い、こ
の判定による調理容量(合数)に基づいたヒータ加熱電
力により内鍋を加熱し、一定時間沸騰させて、おかゆ調
理を終了する。
【0059】また、吸水時間を設定するタイマと、この
タイマにより一定時間が設定され、前記タイマをおかゆ
調理の開始から始動されると共に吸水工程を開始し、前
記一定時間を経過すると吸水工程を終了する手段と、前
記設定された吸水時間内は、内鍋の温度上昇に対応して
ヒータ加熱電力を順次下降させる加熱電力制御手段が設
けられていることにより、図17に示すように、吸水工
程時間を、初期水温、調理容量等に関係なく一定(例え
ば700秒)にし、その一定時間中は内鍋の温度が一定
(例えば40℃)になるようにヒータの加熱電力を制御
し、そして、沸騰までの調理時間を一定にしつつ調理容
量(合数)判定を行い、この判定による調理容量(合
数)に基づいたヒータ加熱電力により内鍋を加熱し、一
定時間沸騰させて、おかゆ調理を終了するので、炊き上
げ予約タイマを使用しても、炊き上がり予約時間におか
ゆの炊き上がりを合致させ、おいしいおかゆを炊き上げ
ることができる。
【0060】また、沸騰するまでの内鍋の温度上昇を決
める基準調理曲線を設定する基準調理曲線設定手段と、
内鍋の温度を検出する内鍋温度検出手段と、前記炊き上
げ工程に入ると同時に、前記設定された基準調理曲線の
温度と検出された内鍋温度とも常に比較し、内鍋の温度
が基準調理曲線に沿って上昇するようにヒータの加熱電
力の制御を行うヒータ加熱電力制御手段とが設けられて
いることにより、図18に示すように、ヒータの加熱電
力の制御を炊き上げ工程開始時より基準調理曲線温度に
のせて行い、沸騰までの調理時間を一定にしつつ調理容
量(合数)判定を行い、この判定による調理容量(合
数)に基づいたヒータ加熱電力により内鍋を加熱し、一
定時間沸騰させて、おかゆ調理を終了するので、炊き上
げ予約タイマを使用しても、炊き上がり予約時間におか
ゆの炊き上がりを合致させ、おいしいおかゆを炊き上げ
ることができる。
【0061】そして、前記2つの手段を組合わせること
により、吸水工程時間を一定にし、その一定時間中は内
鍋の温度が一定になるようにヒータの加熱電力を制御
し、ヒータの加熱電力の制御を炊き上げ工程開始時より
基準調理曲線温度にのせて行い、沸騰までの調理時間を
一定にしつつ調理容量(合数)判定を行い、この判定に
よる調理容量(合数)に基づいたヒータ加熱電力により
内鍋を加熱し、一定時間沸騰させて、おかゆ調理を終了
するので、炊き上げ予約タイマを使用しても、炊き上が
り予約時間におかゆの炊き上がりを合致させ、さらに、
確実で完全においしいおかゆを炊き上げることができ
る。
【0062】以上の説明からわかるように、本実施例に
おいては、内鍋をヒータにより加熱する加熱手段と、内
鍋の温度を検出する内鍋温度検出手段と、前記調理工程
において前記加熱手段のヒータ加熱電力を制御するヒー
タ加熱電力制御手段と、米からおかゆに炊き上げるか、
あるいはごはんからおかゆに炊き上げるかを選択する米
・ごはん選択手段と、該米・ごはん選択手段の選択結果
に基づいて前記ヒータ加熱電力制御手段のヒータ加熱条
件を変化させるおかゆ調理条件設定手段とを有し、該お
かゆ調理条件設定手段により設定されたおかゆ調理条件
に基づいてヒータ加熱電力制御手段のヒータ加熱条件を
変化させ、おかゆ調理を実行させることにより、米から
おかゆに炊き上げるか、あるいはごはんからおかゆに炊
き上げるかを選択し、この選択結果に基づいて前記ヒー
タ加熱電力制御手段のヒータ加熱条件を変化させるおか
ゆ調理条件を設定し、この設定されたおかゆ調理条件に
基づいてヒータ加熱電力制御手段のヒータ加熱条件を変
化させ、おかゆ調理を実行させるので、米からおかゆを
炊き上げる場合と、ごはんからおかゆを炊き上げる場合
とを、選択して同一の電気おかゆ調理器で自動的におい
しいおかゆを炊き上げることができる。
【0063】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更し得
ることはいうまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、米からおかゆに炊き上げるか、あるいはごはんから
おかゆに炊き上げるかを選択し、この選択結果に基づい
て前記ヒータ加熱電力制御手段のヒータ加熱条件を変化
させるおかゆ調理条件を設定し、この設定されたおかゆ
調理条件に基づいてヒータ加熱電力制御手段のヒータ加
熱条件を変化させ、おかゆ調理を実行させるので、米か
らおかゆを炊き上げる場合と、ごはんからおかゆを炊き
上げる場合とを、選択して同一の電気おかゆ調理器で自
動的においしいおかゆを炊き上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の電気おかゆ調理器の正面
図、
【図2】 図1の蓋側(上部)から見た平面図、
【図3】 図2に示すA−A線で切った断面図、
【図4】 図2に示すB−B線で切った断面図、
【図5】 図1を底面側から見た平面図、
【図6】 本実施例のおかゆ調理器のマイクロコンピュ
ータを用いた制御ユニットの要部の構成を示すブロック
図、
【図7】 本実施例の温度センサ部の構造を示す断面
図、
【図8】 本実施例のマイクロコンピュータの全体の制
御の流れを示すフローチャート、
【図9】 図8と同じ、
【図10】 図8と同じ、
【図11】 図8と同じ、
【図12】 図8と同じ、
【図13】 図8と同じ、
【図14】 図8と同じ、
【図15】 図8と同じ、
【図16】 本実施例の内鍋底の温度曲線を示す図、
【図17】 本実施例の吸水工程時の温度曲線を示す
図、
【図18】 本実施例の炊き上げ工程時の温度曲線を示
す図、
【図19】 従来のおかゆ炊き上げ時の内鍋温度曲線を
示す図、
【図20】 従来の吸水工程時の調理容量が異なる場合
の温度曲線を示す図、
【図21】 従来の給水工程時の初期水温が異なる場合
の温度曲線を示す図、
【図22】 従来の炊き上げ工程時の調理容量が異なる
場合の温度曲線を示す図。
【符号の説明】 1…おかゆ調理器本体のケース上部、2…おかゆ調理器
本体のケース下部、3…おかゆ調理器本体の蓋部、4…
おかゆ蓋部、5…内鍋、6…保護枠、7…おかゆ調理用
のヒータ、8…機能選択操作ユニット、9…コードカバ
ー、10…コードユニット、11…温度ヒューズ、12
…温度センサ(センターセンサ)、13…制御ユニッ
ト、14…基板カバー、15…タイマツマミ、16…ス
ペーサ、17〜22…ビス、8A…“お米から”操作キ
ースイッチ、8B…“ごはんから”操作キースイッチ、
31…電源、32…電源スイッチ、33…リレー、34
…電源回路、35…マイクロコンピュータ、36…タイ
ム設定用ボリウム(可変抵抗器)、37…センサユニッ
ト、38…内鍋検知用リードスイッチ、39…報知用ブ
ザー、40…タイマ用発光素子(LED)、41…調理
用発光素子(LED)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米に水を吸水させる吸水工程、炊き上げ
    工程及び沸騰維持工程を含むおかゆ調理工程の制御を順
    次に行うマイクロコンピュータを有する電気おかゆ調理
    器において、内鍋をヒータにより加熱する加熱手段と、 内鍋の温度を
    検出する内鍋温度検出手段と、前記調理工程において前
    記加熱手段のヒータ加熱電力を制御するヒータ加熱電力
    制御手段と、米からおかゆに炊き上げるか、あるいはご
    はんからおかゆに炊き上げるかを選択する米・ごはん選
    択手段と、該米・ごはん選択手段の選択結果に基づいて
    前記ヒータ加熱電力制御手段のヒータ加熱条件を変化さ
    せるおかゆ調理条件設定手段とを有し、該おかゆ調理条
    件設定手段により設定されたおかゆ調理条件に基づいて
    ヒータ加熱電力制御手段のヒータ加熱条件を変化させ、
    おかゆ調理を実行させることを特徴とする電気おかゆ調
    理器。
  2. 【請求項2】 前記選択する米・ごはん選択手段は、キ
    ースイッチからなることを特徴とする請求項1に記載の
    電気おかゆ調理器。
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