JPH0710202U - 床 板 - Google Patents

床 板

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JPH0710202U
JPH0710202U JP4488493U JP4488493U JPH0710202U JP H0710202 U JPH0710202 U JP H0710202U JP 4488493 U JP4488493 U JP 4488493U JP 4488493 U JP4488493 U JP 4488493U JP H0710202 U JPH0710202 U JP H0710202U
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JP
Japan
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size
plywood
floorboard
substrate
shaku
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Pending
Application number
JP4488493U
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English (en)
Inventor
富泰 本多
Original Assignee
富泰 本多
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に木造軸組建築構法において従来用いられ
てきた木質系床板は、尺貫法に準拠したモジュールに基
づいて1尺×6尺(303mm×1818〜1820m
m)のサイズで提供されているが、合板等の基板の四周
縁には実加工が施されるために表面の有効面積が減少す
るため、上記サイズの床板とするためには特別サイズの
合板を製造しなければならない。これに伴う製造手間お
よびコスト上の問題を解決し、同時に天然資源の有効利
用をも図ることを目的とする。 【構成】 3尺×6尺(90cm×180cm)サイズ
の合板の表面に化粧層2を形成した後、切断装置により
長さ方向に三ツ割りして298mm×1800mmのサ
イズの基板1とし、この四周縁に実加工3a、3bを施
すことにより、表面の有効面積が288mm×1780
mmのサイズの木質系床板を得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は木造住宅に用いられる床板、特にその根太組上に施工される床板に関 する。
【0002】
【従来の技術】
日本家屋の建築は、在来工法とも呼ばれる木造軸組建築の構法によるのが一般 的である。この建築構法は、わが国古来の度量衡法である尺貫法に準拠しており 、畳寸法の3尺×6尺(91cm×181.8〜182.0cm)を基準とする 単位寸法(モジュール)で平面および立面が作られる。
【0003】 したがって、近年多く使われるようになった木質系床板においても、上記モジ ュールを基準として1尺×6尺(303mm×1818〜1820mm)のサイ ズで提供され使用されている。
【0004】 一般に木質系床板は、合板を基材としてその表面に化粧シート状物(化粧単板 、化粧紙、化粧樹脂含浸紙、化粧合成樹脂シート等)貼りや柄模様の印刷等によ る化粧層を形成し、更に表面保護層を設け、またその四周縁には実加工を施して なる。
【0005】 そして、木造軸組構法において用いられる木質系床板は1尺×6尺(303m m×1818〜1820mm)のサイズに提供されるため、その基材台板とされ る合板は、一般に、3尺×6尺(91cm×181.8〜182.0cm)より も大きい945mm×1840mmのサイズの合板をまず作り、これを長さ方向 に三つ割りして313mm×1840mmとした後、実加工を施して表面の有効 面積を303mm×1818〜1820mmとすることによって作られる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 上記のように、木質系床板を提供するには特別なサイズの基材台板となる合板 を作らなければならず、手間とコストがかかるものであった。
【0007】 また、合板は周知のように天然木材を薄く剥ぎ取った単板を積層接着して製造 するものであるため、天然資源の枯渇が問題化されてきている今日においてはそ の有効的利用を考慮すべきであり、特別なサイズの合板を製造することはこの見 地からも好ましくない。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来技術の問題点を解消することを目的とし、基板の表面に任意 化粧が施され、その四周縁に実加工が施された床板において、床板サイズが30 3mmモジュールより小さく形成されてなることを特徴とする床板を提供するも のである。
【0009】 基板には合板が好適に用いられる。合板としては3尺×6尺(90cm×18 0cm)サイズのものが多量に生産され市場への供給量が多いものであるから、 この供給量の多い上記サイズの合板を床板の基板とすることで、床板製造に際し ての手間およびコストの軽減が図られる。用いられる合板の厚さについては特に 限定されないが、例えば家具用に供給される12mm厚のものが用いられる。
【0010】 また、木質繊維板(中質繊維板、硬質繊維板等)や木削片板(パーティクルボ ード、ストランドボード、ウエハーボード、OSB等)を基板に用いても良い。 更に、これら複数種の板材を任意複合して基板に用いても良い。たとえば、合板 の表面に薄い(3〜5mm)程度の中質繊維板を貼着して基板とすることができ る。
【0011】 基板の表面には、化粧単板(スライス単板、ソード単板、ロータリー単板、リ ーフランド単板、人工突板等)や、該化粧単板の裏面に薄葉紙、和紙、不織布、 クラフト紙等を裏打ちしたもの、化粧紙、化粧樹脂含浸紙、化粧合成樹脂シート 等の化粧シート状物を接着剤を介して積層貼着し、あるいは、合板表面に必要に 応じて目止め処理、シーラー処理、サンディング処理、下塗り処理等の下地処理 を施した後、印刷装置を用いて柄模様を印刷することによって、任意化粧が施さ れる。
【0012】 任意化粧層形成後、透明塗料による表面保護層を形成しても良い。
【0013】 次いでこの基板を切断装置を用いて長さ方向に三つ割りしてたとえば298m m×1800mmのサイズの基板とする。前記した任意化粧層(および表面保護 層)は、この三つ割りされた後の基板表面に施しても良い。
【0014】 得られた基板に対して、実加工装置を用いてその四周縁に任意実加工(本実加 工、相決まり加工等)を施し、表面の有効面積がたとえば288mm×1780 mmのサイズの木質系床板とする。前記した任意化粧層(および表面保護層)は 、実加工された後の基板表面に施しても良い。また、更に着色塗装等を施しても 良いことは言うまでもない。
【0015】
【作用】
床板サイズが303mmモジュールより小さく形成されるので、供給量の多い 合板を基板として用いることが可能である。
【0016】
【実施例】
3尺×6尺(90cm×180cm)サイズの合板の表面に化粧層を形成した 後、切断装置により長さ方向に三ツ割りして298mm×1800mmのサイズ の基板とし、この四周縁に本実加工を施すことにより、表面の有効面積が288 mm×1780mmのサイズの木質系床板が得られる。
【0017】 この木質系床板が図1に示されており、表面の有効面積が288mm×178 0mmとされた合板よりなる基板1の表面に化粧層2が形成されてなる。基板1 の四周縁には本実加工による雄実3aおよび雌実3bが形成される。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば、従来の木造軸組建築構法に汎用されている303mmモジュ ールのものよりも小さなサイズの床板が提供される。このようなサイズとするこ とにより、供給量の多い3尺×6尺(90cm×180cm)サイズの合板を基 板として用いることが可能となり、製造手間およびコストを軽減することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による木質系床板の構成を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 化粧層 3a 雄実 3b 雌実

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の表面に任意化粧が施され、その
    四周縁に実加工が施された床板において、床板サイズが
    303mmモジュールより小さく形成されてなることを
    特徴とする床板。
  2. 【請求項2】 前記基板が合板よりなることを特徴と
    する請求項1の床板。
JP4488493U 1993-07-27 1993-07-27 床 板 Pending JPH0710202U (ja)

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JP4488493U JPH0710202U (ja) 1993-07-27 1993-07-27 床 板

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JP4488493U JPH0710202U (ja) 1993-07-27 1993-07-27 床 板

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