JPH0710172A - 用時混合容器および用時混合方法 - Google Patents
用時混合容器および用時混合方法Info
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- JPH0710172A JPH0710172A JP5170829A JP17082993A JPH0710172A JP H0710172 A JPH0710172 A JP H0710172A JP 5170829 A JP5170829 A JP 5170829A JP 17082993 A JP17082993 A JP 17082993A JP H0710172 A JPH0710172 A JP H0710172A
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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- B65D81/32—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
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- B65D81/3211—Separate rigid or semi-rigid containers joined to each other at their external surfaces coaxially and provided with means facilitating admixture
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Abstract
混合容器を提供する。 【構成】 溶液の入った容器本体1、容器本体口部に装
着し突設3を有する蓋体2、容器本体口部に嵌着し底面
に開口部8を有する中栓5および突設7を有した底面に
開口部9を設け中栓5に慴動可能に勘合した中栓6から
なる用時混合容器において、蓋体2を容器本体1から離
脱させる方向に回転することにより、蓋体2の突設3お
よび中栓6の突設7により中栓6が慴動され、中栓5と
中栓6の開口部8、9が重なり、容器本体1および中栓
5、中栓6が形成する空間が一体なることにより、中栓
5、中栓6に充填収納された内容物が落下もしくは流出
し、容器本体1内の溶液と混合する。
Description
混合する用時混合容器に関する。
1−31252の「容器」、実公昭52−31234の
「二液保存用容器」、実開平1−154167の「混合
容器」などが知られている。実公昭51−31252は
容器本体と該容器本体口部が係合していて、かつ、底板
中央に孔を有する薬品収納体と該薬品収納体に螺着する
ことができ、かつ、キャップ頂板の内側にキャップ側壁
と同心状に筒状体および弁体とを垂下せしめたキャップ
からなっていて該キャップの回転により該薬品収納時底
板の孔を閉鎖または開放するようにされている容器を開
示している。
の液体容器から成り、その外側容器のキャップ天板部に
内側容器の一端が前記キャップとは逆ネジで螺合し該端
部は封鎖されていて、かつ、同容器の他の一端開口部は
外側容器の底板により開閉自在に密封されている容器を
開示する。さらに、実開平1−154167は容器体、
小径筒部、大径筒部、除去筒部とから成り、該小径筒部
の上部内にカッターを垂下した板状ピストンを上下自在
に嵌合している。容器体内にある第1剤と混合するため
に該小径筒部の第2剤を収納している下端面を破断可能
なシール部材で閉塞させ、除去筒部を取除くことにより
該シール部材がカッターにより破断されるとともに該容
器体に第2剤が押入される容器を開示している。
内に隔離された2つの物品がその容器内で混合しうると
いう利点はあるがいずれも構造が複雑であるため製造コ
ストが高くなるという欠点を有する。
で製造が容易であり、かつ、経済性に優れた用時混合容
器を得ることを目的とするものである。すなわち、本発
明は容器本体1、容器本体口部に装着し突設3を有する
蓋体2、該容器本体口部に嵌着し底面に開口部8を有す
る中栓5および突設7を有し底面に開口部9を設け該中
栓5に慴動可能に嵌合した中栓6から成る用時混合容器
である。さらに本発明は、溶液の入った容器本体1、該
容器本体口部に装着し突設3を有する蓋体2、該容器本
体口部に嵌着し底面に開口部8を有する中栓5および突
設7を有した底面に開口部9を設け該中栓5に慴動可能
に嵌合した中栓6から成る用時混合容器において、該蓋
体2を該容器本体口部から離脱させる方向に回転するこ
とにより、該突設3および該突設7により該中栓6が慴
動され、該中栓5と該中栓6の開口部8、9が重なり、
該容器本体1および該中栓5、該中栓6が形成する空間
が一体となることにより、該中栓5および該中栓6に充
填収納された該内容物が落下もしくは流出し、該容器本
体1内の溶液と混合することを特徴とする用時混合方法
である。
する方法としては螺合することが好ましく、また、突設
3および突設7の位置は特に限定されず、両突設3、7
が結合し中栓6が慴動され、中栓5と中栓6の開口部
8、9が一致することができれば何れの場所でも良い。
本発明において中栓5および中栓6は医薬品等を収納す
る収納部4であり底面に開口部8、9を有し、さらに必
要に応じて中栓6内を区切る仕切り板10を設けること
ができる。中栓5および中栓6の収納部4に収納する医
薬品等の剤形は顆粒剤、散剤、錠剤、液剤等である。上
記仕切り板10はその位置および角度を変えることによ
り収納する医薬品等の充填量を調節することができ、ま
た、中栓6に仕切り板10を設けることにより中栓5と
中栓6の開口部8、9が一致し、収納した医薬品等が落
下する際に該仕切り板10によって内容物を開口部8、
9に誘導し、落下の手助けをすることができる。中栓5
および中栓6の開口部8、9の面積は、充填する製剤の
性状、充填量等に合わせて適宜変えることができる。
6の開口部9の面積の和が容器本体口部の面積以下であ
れば、該中栓5と該中栓6の各々に設けた開口部8、9
の面積は任意に選択できる。一般には中栓5および中栓
6の収納部4に充填した製剤が落下もしくは流出しやす
いように中栓5および中栓6の開口部8、9の面積を広
くすることが望ましいが、充填物が液剤であれば針穴程
度でも良い。
栓5と中栓6は回転が可能な程度の嵌合強度を有するの
で、蓋体2を容器本体1から離脱させる方向に回転する
開封操作の過程において、突設3および突設7により中
栓6が慴動され、中栓5と中栓6の開口部8、9が重な
り、該容器本体1、該中栓5および該中栓6が形成する
空間が一体となり、該中栓5および該中栓6内にある、
内容物が落下もしくは流出し、容器本体1内の溶液と混
合することができる。
複数物質を混合状態で保存すると、品質上不安定となる
物質に対し添加剤配合等による安定化ではなく、物理的
に分離、隔離した状態で保存することにより物質の安定
化を保つものである。また、容器の大きさおよび型状は
物質の必要に応じてどのようなものであっても可能であ
る。本発明に係る用時混合容器に医薬品等を充填するに
は、例えば、従来使われている製造、充填工程にそのま
まのせ、容器本体1に溶液を充填し、中栓5と中栓6を
一体化させた中栓の収納部4に顆粒剤、液剤等を充填
し、容器本体口部に嵌着し、着蓋して行うことができ
る。
1、図2および図5に示す。容器本体1、該容器本体口
部に螺合し突設3を有する蓋体2、該容器本体口部に嵌
着し底面に開口部8を有する中栓5および突設7を有し
底面に開口部9を設け該中栓5に慴動可能に嵌合した中
栓6から成る用時混合容器である。使用する時は、図6
に示すように、容器本体口部から蓋体2を離脱させる方
向に回転することにより突設3および突設7により中栓
6が摺動され、中栓5に設けた開口部8に中栓6に設け
た開口部9が重なり、収納部4が開口され、収納部内容
物が容器本体1内へ落下する。内容物が容器本体1内に
落下する際の状態を図3および図4に示した。各部の材
質は目的によって適切なものを選択できる。容器本体は
通常用いられるものとして、例えばオレフィン系のプラ
スチック等の合成樹脂またはガラス等を挙げることがで
き、蓋体および中栓は、パッキング効果を高め、また、
突設の成型の容易性、経済性から、例えばオレフィン系
のプラスチック等の合成樹脂等を挙げることができる。
保存することで、成分の分離、効力の低下等を防ぎ、医
薬品等を安定に保つことができる。さらに本発明による
と、蓋体を容器本体口部から離脱させる方向に回転する
開封操作の過程において、上部に収納した医薬品等の内
容物が落下もしくは流出し、容器本体内の溶液と混合す
ることができるので、混合ミスが起こることは全くな
い。構造が簡易であるから手軽に用いることができるの
で極めて便利である。またその構成も簡易であり、従来
の製造、充填工程にのせることもできるし、安価なコス
トで生産することが可能である。さらに、従来、2つ以
上の容器を必要とするものであっても1つの容器に収ま
るので、省資源の一助ともなるものである。
しく説明するが、本発明はこの実施例によってなんら限
定されるものではない。
明に係る用時混合容器は容器本体1、該容器本体口部に
螺合し突設3を有する蓋体2、該容器本体口部に嵌着し
底面に開口部8を有する中栓5および突設7を有し底面
に開口部9を設け中栓5に慴動可能に嵌合した中栓6か
ら成る。また、中栓5は容器本体口部に嵌着されている
ので回転不可能だが、中栓6は中栓5に回転可能な程度
の嵌合強度を有している。
は、容器本体口部から蓋体2を離脱させる方向に回転す
ることにより、図4および図6に示すように突設3およ
び突設7により中栓6が摺動されて、中栓5の開口部8
に中栓6の開口部9が重なり、中栓5および中栓6の収
納部4が開口され、収納部4にある内容物が容器本体1
内へ流出する。
本発明に係る用時混合容器は容器本体1、該容器本体口
部に螺合し突設3を有する蓋体2、該容器本体口部に嵌
着し底面に開口部8を有する中栓5および突設7を有し
底面に開口部9を設け中栓5に慴動可能に嵌合した中栓
6から成り、中栓6は該中栓6内を区切る仕切り板10
を有する。また、中栓5は容器本体口部に嵌着されてい
るので回転不可能だが、中栓6は中栓5に回転可能な程
度の嵌合強度を有している。
は、容器本体口部から蓋体2を離脱させる方向に回転す
ることにより、図10および図12に示すように突設3
および突設7により中栓6が摺動され、中栓5および中
栓6の収納部4にある内容物は、仕切り板10に誘導さ
れながら収納部4の開口されつつある開口部8、9へと
移動され、容器本体1内へ落下する。
合容器は容器本体1、該容器本体口部に螺合し突設3を
有する蓋体2、該容器本体口部に嵌着し底面に開口部8
を有する中栓5および突設7を有し底面に開口部9を設
け中栓5に慴動可能に嵌合した中栓6から成り、中栓6
は該中栓6内を区切る仕切り板10を有する。また、中
栓5は容器本体口部に嵌着されているので回転不可能だ
が、中栓6は中栓5に回転可能な程度の嵌合強度を有し
ている。
は、容器本体口部から蓋体2を離脱させる方向に回転す
ることにより、図15に示すように突設3および突設7
により中栓6が摺動され、中栓5および中栓6の収納部
4にある内容物は、仕切り板10に誘導されながら収納
部4の開口されつつある開口部8、9へと移動され、容
器本体1内へ落下する。
る。
ある。
示す縦断面図である。
体内へ落下する状態を示す縦断面図である。
それぞれ(ロ)は本発明に係る容器の中栓6、(ハ)は
本発明に係る容器の中栓5の平面図である。
7の位置関係を表した横断面図で、(イ)は着蓋方向に
回転している状態であり、(ロ)は脱蓋方向に回転し、
突設3および突設7により中栓6が慴動されている状態
である。
る。
ある。
示す縦断面図である。
本体1内へ落下する状態を示す縦断面図である。
図、それぞれ(ロ)は本発明に係る容器の中栓6、
(ハ)は本発明に係る容器の中栓5の平面図である。
3、7の位置関係を表した横断面図で、(イ)は着蓋方
向に回転している状態であり、(ロ)は脱蓋方向に回転
し、突設3および突設7により中栓6が慴動されている
状態である。
である。
を示す縦断面図である。
本体1内へ落下する状態を示す縦断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】容器本体(1)、該容器本体口部に装着し
突設(3)を有する蓋体(2)、該容器本体口部に嵌着
し底面に開口部(8)を有する中栓(5)および突設
(7)を有し底面に開口部(9)を設け該中栓(5)に
慴動可能に嵌合した中栓(6)から成る用時混合容器。 - 【請求項2】蓋体(2)を容器本体口部から離脱させる
方向に回転することにより、突設(3)および突設
(7)により該中栓(6)が慴動され、中栓(5)と該
中栓(6)の開口部(8、9)が重なり、該容器本体
(1)および該中栓(5)、該中栓(6)が形成する空
間が一体となることを特徴とする請求項1記載の用時混
合容器。 - 【請求項3】蓋体(2)を容器本体口部から離脱させる
方向に回転する開封操作の過程において、突設(3)お
よび突設(7)により該中栓(6)が慴動され、内容物
が収納されている中栓(5)と該中栓(6)の開口部
(8、9)が重なり、該内容物が落下もしくは流出し、
容器本体(1)内の溶液と混合することを特徴とする請
求項1および2記載の用時混合容器。 - 【請求項4】中栓(6)は、該中栓(6)内を区切る仕
切り板(10)を有し、仕切られた部分の一方の底面に
開口部を有する請求項1から3いずれか1項記載の用時
混合容器。 - 【請求項5】溶液の入った容器本体(1)、該容器本体
口部に装着し突設(3)を有する蓋体(2)、該容器本
体口部に嵌着し底面に開口部(8)を有する中栓(8)
および突設(7)を有した底面に開口部(9)を設け該
中栓(5)に慴動可能に嵌合した中栓(6)から成る用
時混合容器において、該蓋体(2)を該容器本体口部か
ら離脱させる方向に回転することにより、該突設(3)
および該突設(7)により該中栓(6)が慴動され、該
中栓(5)と該中栓(6)の開口部(8、9)が重な
り、該容器本体(1)および該中栓(5)、該中栓
(6)が形成する空間が一体となることにより、該中栓
(5)、該中栓(6)に充填収納された該内容物が落下
もしくは流出し、該容器本体1内の溶液と混合すること
を特徴とする用時混合方法。
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JP17082993A JP3228376B2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 用時混合容器および用時混合方法 |
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- 1993-06-18 JP JP17082993A patent/JP3228376B2/ja not_active Expired - Fee Related
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