JPH07101251A - 車両のルーフシール構造 - Google Patents

車両のルーフシール構造

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Publication number
JPH07101251A
JPH07101251A JP5247252A JP24725293A JPH07101251A JP H07101251 A JPH07101251 A JP H07101251A JP 5247252 A JP5247252 A JP 5247252A JP 24725293 A JP24725293 A JP 24725293A JP H07101251 A JPH07101251 A JP H07101251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
hatch
outer panel
molding
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5247252A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohide Saji
友英 佐治
Yuji Kuroda
祐司 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP5247252A priority Critical patent/JPH07101251A/ja
Publication of JPH07101251A publication Critical patent/JPH07101251A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハッチルーフの着脱に際してルーフアウター
パネルを傷付けることを防止でき、しかも、車両の製造
コスト上昇させることなく、ハッチルーフとルーフアウ
ターパネルとの間のシール性の向上を図ることができる
車両のルーフシール構造を提供することを目的とする。 【構成】 Tバールーフ11の左右両側に開口2,2を
設け、これらの開口2,2に着脱自在なハッチルーフ1
2,12を配設した車両のルーフシール構造において、
開口2,2を画成するルーフアウターパネル13の雨樋
部13,13内に、該ルーフアウターパネルと一体に上
方へ突出する突起15,15を形成し、もって、突起1
5,15でハッチルーフ12,12に取付けたモール1
6を受け止めるようにした構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のルーフシール構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、Tバールーフの左右両側に着
脱自在なハッチルーフを配設した車両のルーフシール構
造が種々提案されている。図4および図5は、このよう
な従来の車両のルーフシール構造の例をそれぞれ示すも
のである。
【0003】図4および図5に示した例では、Tバール
ーフの左右両側に位置させて、該Tバールーフの一部を
成すルーフアウターパネル1に開口2,2を設け、これ
らの開口2,2に着脱自在なハッチルーフ3,3を配設
するようにしている。
【0004】図4に示したハッチルーフ3は、ハッチル
ーフガラス4と、その周囲に予め固定されているハッチ
ルーフモール5等とから構成されている。この例では、
ハッチルーフモール5は、ゴムまたはPVCによって形
成され、その中には芯金5aが入れられており、それに
よって、ある程度の剛性を有するように形成されてい
る。
【0005】このような構成により、図4に示した例の
場合、ハッチルーフ3のハッチルーフモール5は、いわ
ゆるモールとしての機能と、それ自身の剛性による該ハ
ッチルーフの位置決めストッパとしての機能を合わせ持
っていた。
【0006】また、図5に示した例では、ルーフアウタ
ーパネル1に形成されている雨樋部6内に、ウェザース
トリップ部7とストッパ部8とを一体に形成したモール
9を配設し、該モールのモール部7によってハッチルー
フ3の周縁部をシールするとともに、ストッパ部8によ
ってハッチルーフ3の周縁部を受け止めるようにしてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4に示し
た例では、モール5の構造が複雑になり、これによって
車両製造コストがアップする不具合があった。さらに、
この例の場合、モール5がハッチルーフ3のハッチルー
フガラス4の下面より下方へ大きく突出しているので、
該ハッチルーフの着脱に際して該モールで車体を傷付け
てしまう恐れがあった。
【0008】また、図5に示した例では、モール9を成
すゴムが劣化すると、そのストッパ部8の高さが取付け
当初と変わる恐れがあり、この場合には、ハッチルーフ
3による開口2のシール性が低下する不具合が生じた。
【0009】さらにまた、この例の場合、モール9を、
ウェザーストリップ部7とストッパ部8とを一体に形成
した構造としていることから、ゴム材を多く必要とし、
このため、モール9のが高価になり、車両の製造コスト
の上昇を招く恐れがあった。
【0010】しかも、図5に示した場合には、そのモー
ル9のウェザーストリップ部7がルーフアウターパネル
1とハッチルーフ3との間の両方のシール性を考慮しな
ければならず、特にハッチルーフ4との間のシール性を
考えれば、ウェザーストリップ部7とルーフアウターパ
ネル1との間のシール性を低下させてしまうというよう
に、ウェザーストリップ部7とルーフアウターパネル1
との合わせ具合いの調整が難しかった。
【0011】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、ハッチルーフの着脱に際してルーフアウターパネル
を傷付けることを防止でき、しかも、車両の製造コスト
上昇させることなく、ハッチルーフとルーフアウターパ
ネルとの間のシール性の向上を図ることができる車両の
ルーフシール構造を提供することを目的とする。
【0012】本発明では、上記目的を達成するために、
Tバールーフの左右両側に開口を設け、これらの開口に
着脱自在なハッチルーフを配設した車両のルーフシール
構造において、上記開口を画成するルーフアウターパネ
ルの雨樋部内に、該ルーフアウターパネルと一体に上方
へ突出する突起を形成し、もって、上記突起で上記ハッ
チルーフに取付けたモールを受け止めるようにした構成
としている。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る車両のルーフシール構造
の一実施例を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明に係る車両のルーフシール構造の
一実施例を示すものである。なお、図1〜図3において
図4および図5に示したものと同一機能を有する要素に
ついては同一の符号を附し、その要素の詳細な説明を省
略する。
【0014】本実施例の車両10は、Tバールーフ11
を備え、該Tバールーフの左右両側に開口2,2を設
け、これらの開口2,2に着脱自在なハッチルーフ1
2,12を配設した構成としたものである。
【0015】さらに、本実施例では、開口2,2を画成
するルーフアウターパネル13の雨樋部14,14内
に、該ルーフアウターパネルと一体に上部へ突出する突
起15,15をそれぞれ形成している。
【0016】突起15,15は、雨樋部14,14内の
内側面方に形成されており、平面的にみて略三角形状に
形成されている。
【0017】また、本実施例のハッチルーフ12,12
は、それぞれハッチルーフガラス4と、その少なくとも
前方端に配設されるハッチルーフモール16等とから構
成されている。
【0018】ハッチルーフモール16は、断面略楕円状
に形成され、その前方部内に長手方向の孔16aが形成
され、その後方部にハッチルーフガラス4を挟み込む溝
16bが形成されている。
【0019】次に、本実施例の作用について説明する。
ハッチルーフモール16は、断面略楕円状に形成してい
るため、剛性が保持されているとともに、その前方部内
に孔16aを設けたことにより、柔軟性に優れ、ルーフ
アウターパネル13に当接して該ルーフアウターパネル
との間のシール性を良好に保つ。
【0020】また、ハッチルーフモール16は、その後
方部に溝16bを設けたことにより、ハッチルーフガラ
ス4へ確実に固定することができる。
【0021】本実施例では、ハッチルーフ12を閉じた
際、該ハッチルーフのハッチルーフモール16がルーフ
アウターパネル11に形成した突起15に乗せられるた
め、該突起がハッチルーフ12のストッパの役目をす
る。
【0022】これによって、ハッチルーフ12は、位置
が安定し、そのハッチルーフモール16とルーフアウタ
ーパネル13とのシール性を良好に保つことができる。
【0023】しかも、突起15によってハッチルーフ1
2の位置が安定するので、ハッチルーフモール16を形
成する上で、その剛性を増すために、ゴム材を増した
り、あるいは芯金を入れたりする必要がなくなる。
【0024】したがって、車両の製造コスト上昇させる
ことなく、ハッチルーフ12とルーフアウターパネル1
3との間のシール性の向上を図ることができる。
【0025】さらに、本実施例では、ハッチルーフ12
に取付けたハッチルーフモール16がそのハッチルーフ
ガラス4の面から大きく突出せず、しかも、芯金等が入
ってないので、該ハッチルーフの着脱に際して、該ハッ
チルーフモールによってルーフアウターパネルを傷付け
ることを防止することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
のルーフシール構造によれば、Tバールーフの左右両側
に開口を設け、これらの開口に着脱自在なハッチルーフ
を配設した車両のルーフシール構造において、上記開口
を画成するルーフアウターパネルの雨樋部内に、該ルー
フアウターパネルと一体に上方へ突出する突起を形成
し、もって、上記突起で上記ハッチルーフに取付けたモ
ールを受け止めるようにした構成としているので、次の
ような効果が得られる。
【0027】本発明では、上記ルーフアウターパネルの
雨樋部内に一体に形成した上記突起で上記ハッチルーフ
モールを受け止めるようにしているので、該ハッチルー
フモールによって上記ハッチルーフを位置決めする必要
は無くなる。
【0028】したがって、上記ハッチルーフモールを上
記ハッチルーフのガラス面から大きく突出させる形状と
することは無くなるとともに、その内部に芯金等の支え
を入れる必要が無くなり、上記ハッチルーフモールを安
価に製造できる。
【0029】しかも、上記ハッチルーフの着脱に際し
て、上記ハッチルーフモールによって、上記ルーフアウ
ターパネルを傷付けることを防止することができるとと
もに、車両の製造コスト上昇させること無く、上記ハッ
チルーフと上記ルーフアウターパネルとの間のシール性
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両のルーフシール構造の一実施
例が適用された車両の車体を示す斜視図である。
【図2】図1に矢印Aで示した円で囲む部分を拡大して
示す一部断面斜視図である。
【図3】図2におけるB−B線縦断面図である。
【図4】従来の車両のルーフシール構造の要部を示す図
3に対応する断面図である。
【図5】従来の車両のルーフシール構造の要部を示す図
3に対応する断面図である。
【符号の説明】
2 開口 10 車両 11 Tバールーフ 12 ハッチルーフ 13 ルーフアウターパネル 14 雨樋部 15 突起 16 ハッチルーフモール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Tバールーフの左右両側に開口を設け、
    これらの開口に着脱自在なハッチルーフを配設した車両
    のルーフシール構造において、上記開口を画成するルー
    フアウターパネルの雨樋部内に、該ルーフアウターパネ
    ルと一体に上方へ突出する突起を形成し、もって、上記
    突起で上記ハッチルーフに取付けたモールを受け止める
    ようにしたことを特徴とする車両のルーフシール構造。
JP5247252A 1993-10-04 1993-10-04 車両のルーフシール構造 Pending JPH07101251A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5247252A JPH07101251A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 車両のルーフシール構造

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JPH07101251A true JPH07101251A (ja) 1995-04-18

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JP5247252A Pending JPH07101251A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 車両のルーフシール構造

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JP (1) JPH07101251A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2913211A1 (en) 2014-02-28 2015-09-02 Nishikawa Rubber Co., Ltd. Seal structure for vehicle roof
JP2016074252A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 本田技研工業株式会社 着脱ルーフ付き車体構造

Cited By (5)

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