JPH07101247A - 車両用サンルーフ装置のチエツク機構 - Google Patents

車両用サンルーフ装置のチエツク機構

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JPH07101247A
JPH07101247A JP5247127A JP24712793A JPH07101247A JP H07101247 A JPH07101247 A JP H07101247A JP 5247127 A JP5247127 A JP 5247127A JP 24712793 A JP24712793 A JP 24712793A JP H07101247 A JPH07101247 A JP H07101247A
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    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • B60J7/053Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels sliding with final closing motion having vertical component to attain closed and sealed condition, e.g. sliding under the roof

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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 はじき音等の異音の発生を解消したチエツク
機構を提供すること。 【構成】 常時摺接するカム面(82)によつてチエツ
ク部材(83)を駆動シユー(7)の摺動動作に合わせ
て移動させるようにして、チエツク部材(83)とガイ
ドレール(3)とを係脱させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも可動パネル
のチルトアツプ動作又はチルトダウン動作によつて開口
部が開閉される車両用サンルーフ装置に関するものであ
り、さらに詳しくは、少なくとも可動パネルのチルトア
ツプ・チルトダウン動作時に従動シユーを所定位置で摺
動動作不能に保持して可動パネルのスライド動作を規制
するためのチエツク機構に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のサンルーフ装置として
は、特公平1−55124号公報に示されるものが知ら
れている。これは、ルーフパネルに形成された開口部の
側縁にルーフパネルに固定されて配設されるガイドレー
ルと、ガイドレールに摺動自在に支持された駆動シユー
及び従動シユーと、従動シユーに回転自在に支持され且
つ駆動シユーにリンク機構を介して支持されリンク機構
の作動により開口部を開閉する可動パネルと、従動シユ
ーとガイドレールとの間に配設され従動シユーを所定位
置で摺動動作不能に規制するチエツク機構とを有するも
のあつて、駆動シユーの摺動動作によつてリンク機構が
作動し、これにより、可動パネルが開口部を開閉すべく
スライドダウン動作からスライド動作・スライド動作か
らスライドアツプ動作又はチルトアツプ・チルトダウン
動作するものであつた。又、この従来装置のチエツク機
構は、ガイドレール及び駆動シユーと係脱自在であつて
従動シユーに連係されたチエツク部材を有し、駆動シユ
ーとチエツク部材との係合が解除されチエツク部材とガ
イドレールとが係合されることによつて従動シユーを所
定位置で摺動動作不能に保持して可動パネルのスライド
動作を規制すると共に駆動シユーとチエツク部材とが係
合してチエツク部材とガイドレールとの係合が解除され
ることによつて従動シユーが摺動動作可能なものとして
可動パネルのスライド動作を許容するものであつた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置であると、駆動シユーとチエツク部材との係脱によ
つてチエツク部材とガイドレールとの係脱が行われるの
で、駆動シユーとチエツク部材との係合が解除されてチ
エツク部材とガイドレールとが係合する際、チエツク部
材は、チエツク部材をガイドレールとの係合方向に常時
付勢する付勢部材によつて移動させられて、ガイドレー
ルと係合することから、耳障りなはじき音等の異音が発
生することとなるものであつた。
【0005】故に、本発明は、はじき音等の異音の発生
を解消したチエツク機構を提供することを、その技術的
課題とするものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、従動シユ
ーに連係されガイドレールと係脱自在なチエツク部材
と、前記駆動シユー又は前記チエツク部材のいずれか一
方に形成され前記駆動シユー又は前記チエツク部材のい
ずれか他方と常時摺接するカム面を有したことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段によれば、駆動シユー又はチエ
ツク部材が常時摺接するカム面によつて駆動シユーの摺
動動作に合わせてチエツク部材とガイドレールとの係脱
が成される。よつて、チエツク機構の作動時、はじき音
等の異音は発生し得ない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0010】図1ないし図3に示されるように、車両の
ルーフパネル1には開口部2が形成されている。この開
口部の両側縁には対のガイドレール3(一方のみを図
示)がルーフパネル1に固定されて配設されている。ガ
イドレール3には支持リンク51及びリフトリンク52
より構成される周知のリンク機構5を介して可動パネル
6がリンク機構5の作動によつて開口部2を開閉するよ
うに支持されている。
【0011】ガイドレール3は、車両前後方向に延在し
ており、且つ側壁3a,3b及び底壁3cを有する車両
左右方向に巾のある断面略箱形状を呈するものであつ
て、側壁3a,3bにはレール長手方向に延在するガイ
ド溝31が夫々形成されている。
【0012】ガイドレール3のガイド溝31にはフロン
トシユー4及びリヤシユー7が摺動自在に支持されてい
る。このフロントシユー4にはリンク機構5の支持リン
ク51の前端が回動自在に支持されており、リヤシユー
7にはリンク機構5のリフトリンク52の一端が回動自
在に支持されている。尚、支持リンク51とリフトリン
ク52とは、支持リンク51の後端付近に形成された対
のカム溝51a内にリフトリンク52の他端に設けられ
た対のガイドピン52aが摺動自在に挿通されて作用的
に連係されている。又、リヤシユー4は、ケーブル(図
示せず)を介して駆動機構(図示せず)に連係されてい
る。
【0013】図1ないし図4に示されるように、ガイド
レール3の一方のガイド溝31内にはチエツク機構8が
配設されている。このチエツク機構8は、切欠部81,
カム面82,チエツク部材83とから構成されている。
【0014】切欠部81は、ガイドレール3の一方のガ
イド溝31上壁の所定部位にガイドレール3内方に開口
するように形成されている。カム面82はリヤシユー7
に一体に延在形成された延長部71の上面に形成されて
おり、第1平面部82a,第1平面部82aより低い第
2平面部82b及び第1平面部82aと第2平面部82
bとを連続的なものとする傾斜面部82cとから構成さ
れている。尚、延長部71はリヤシユー7と別部材とさ
れていてもよく、リヤリユー7に連結されていればよ
い。チエツク部材83は、ガイドレール3の切欠部81
と係脱自在に延長部71上に配置されており、連結板8
4を介してフロントシユー4に連結されている。連結板
84はレール上下方向において弾性を有し、チエツク部
材83の切欠部81との係脱に合わせて曲げ変形させら
れるものであつて、チエツク部材83をカム面82と常
時摺接するようにレール下方向に付勢している。
【0015】次に作動について説明する。
【0016】図1は、可動パネル6の閉姿勢を示し、開
口部2は可動パネル6により閉塞された閉状態となつて
いる。図3及び図4は、開口部2の閉状態時におけるチ
エツク機構8を示し、チエツク部材83はカム面82の
第1平面部82aと摺接して切欠部81と係合してお
り、フロントシユー4のガイド溝31に沿う摺動を不能
としている。
【0017】この状態において、駆動機構を作動させケ
ーブルを介してリヤシユー7をガイド溝31に沿つて車
両前方に摺動させると、リフトリンク52がカム溝51
aとガイドピン52aの作用を受けてガイドレール3に
対して起立するように回動していき、支持リンク51が
リフトリンク52の起立回動に合わせてチルトアツプ動
作する。これにより、可動パネル6が図5に示される如
くチルト姿勢となり、開口部2が可動パネル6のチルト
動作による開状態となる。又、可動パネル6のチルト姿
勢による開口部2の開状態において、前述とは逆にリヤ
シユー7をガイド溝31に沿つて車両後方に摺動させる
と、リフトリンク52がカム溝51aとガイドピン52
aの作用を受けてガイドレール3に対して倒れ込むよう
に回動していき、支持リンク51がリフトリンク52の
倒れ込み回動に合わせてチルトダウン動作する。これに
より、可動パネル6が図1に示される如く閉姿勢とな
り、開口部2が閉状態となる。この際、チエツク部材8
3と切欠部81との係合は、チエツク部材83とカム面
82の第1平面部82aとの摺接により維持されてお
り、フロントシユー4は摺動不能とされているので、可
動パネル6のチルトダウン動作時の不用意なスライド動
作が規制され、可動パネル6とルーフパネル1との接触
が防止される。
【0018】図1に示される状態において、駆動機構を
作動させケーブルを介してリヤシユー7をガイド溝31
に沿つて車両後方へ摺動させると、リフトリンク52が
カム溝51aとガイドピン52aの作用を受けてガイド
レール3に対して倒れ込むように回動していく。この
際、チエツク部材83と切欠部81との係合は、チエツ
ク部材83とカム面82の第1平面部82aとの摺接に
より維持されており、フロントシユー4は摺動不能とさ
れている。結果、支持リンク51がリフトリンク52の
倒れ込み回動に合わせてスライドダウン動作する。これ
により、可動パネル6が図6に示される如く最下降位置
までダウンしたスライド姿勢となる。
【0019】可動パネル6がスライド姿勢となつた時、
図7及び図8に示されるように、チエツク部材83は、
カム面82の第2平面部82bと摺接する。これによ
り、チエツク部材83が連結板84の付勢力を受けてレ
ール下方に移動し切欠部81とチエツク部材83との係
合が解除される。結果、フロントシユー4がガイド溝3
1に沿つて摺動可能となる。尚、チエツク部材83がカ
ム面82の第1平面部82aとの摺接から第2平面部8
2bとの摺接へと以降する際、チエツク部材83は傾斜
面82cと摺接していき、チエツク部材83のレール下
方への移動は連結板84の付勢力に抗してリヤシユー7
の摺動動作に合わせて除々に行われる。
【0020】この後、さらにリヤシユー7をガイド溝3
1に沿つて車両後方へ摺動させると、フロントシユー4
がチエツク機構8と共にガイド溝31に沿つて車両後方
へ摺動する。結果、支持リンク51がスライド姿勢を保
つたままスライド動作し、これにより、開口部2が可動
パネル6のスライド動作による開状態となる。この時、
フロントシユー4とリヤシユー7とが連動して摺動動作
することからチエツク部材83のカム面82の第2平面
部82bとの摺接は維持されたままとなつている。尚、
支持リンク51のスライドダウン動作及びスライド動作
により開口部2が開状態とされている開口部2を閉状態
とするには、前述とは逆にリヤシユー7をガイド溝31
に沿つて車両前方に摺動させればよい。この時、チエツ
ク部材83と切欠部81との係合は、カム面82によつ
てチエツク部材83が連結板84の付勢力に抗してレー
ル上方に移動させれることで行われる。
【0021】上記したように、チエツク機構8のチエツ
ク部材83は、カム面82によつて連結板84の付勢力
に抗してチエツク部材83がリヤシユー7の摺動動作に
合わせてレール下方向に移動させられることにより切欠
部81との係合が解除されカム面82によつて連結板8
4の付勢力に抗してチエツク部材83がリヤシユー7の
摺動動作に合わせてレール上方向に移動させられること
により切欠部81と係合する。これにより、チエツク部
材83はカム面82と常時摺接することとなり、チエツ
ク機構8の作動時におけるはじき音等の異音が解消され
る。又、チエツク部材83は、カム面82によつてその
移動動作が規制されることとなるので、振動等によりチ
エツク部材83の移動方向に力が作用してもチエツク部
材83と切欠部81との係合が不用意に外れたりするよ
うなことがなく、チエツク部材83と切欠部81との係
脱が確実に維持される。更に、チエツク部材83を移動
動作させるカム面82はリヤシユー7と一体とされてい
るので、リンク機構5の製造誤差等の影響を受けない。
よつて、リヤシユー7の相対位置に対してチエツク部材
83の係脱タイミングに狂いが生じない。
【0022】尚、本実施例においては、チエツク部材8
3のレール上下方向の移動動作で切欠部81と係脱する
ようにしたが、チエツク部材83のレール幅方向の移動
動作で切欠部81と係脱するようにしてもよい。又、本
実施例においては、カム面82はリヤシユー7と一体に
形成したが、チエツク部材83に形成してもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、駆動シユー又はチエツ
ク部材が常時摺接するカム面によつて駆動シユーの摺動
動作に合わせてチエツク部材とガイドレールとの係脱が
成される。これにより、チエツク機構の作動時における
はじき音等の異音を解消することができる。又、チエツ
ク部材は、カム面によつてその移動動作が規制されるこ
ととなるので、チエツク部材が振動等によつて不用意に
移動することがなく、チエツク部材と切欠部との係脱を
確実に維持することができる。更に、チエツク部材をガ
イドレールと係脱させるカム面は駆動シユーと一体とさ
れているので、駆動シユーの相対位置に対してチエツク
部材の係脱タイミングに狂いが生じず、チエツク機構の
確実な作動を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチエツク機構を採用した車両用サ
ンルーフ装置の閉状態を示す側面図である。
【図2】本発明に係るチエツク機構を示す平面図であ
る。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】本発明に係るチエツク機構を示す側面図であ
る。
【図5】本発明に係るチエツク機構を採用した車両用サ
ンルーフ装置のチルトアツプ状態を示す側面図である。
【図6】本発明に係るチエツク機構を採用した車両用サ
ンルーフ装置のスライドダウン状態を示す側面図であ
る。
【図7】本発明に係るチエツク機構の作動を示す図4に
相当する側面図である。
【図8】本発明に係るチエツク機構の作動を示す図3に
相当する断面図である。
【符号の説明】
1 ルーフパネル 2 開口部 3 ガイドレール 4 フロントシユー(従動シユー) 5 リンク機構 6 可動パネル 7 リヤシユー(駆動シユー) 82 カム面 83 チエツク部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフパネルに形成された開口部の側縁
    に前記ルーフパネルに固定されて配置されたガイドレー
    ルと、該ガイドレールに摺動自在に支持され前記開口部
    を開閉する可動パネルをリンク機構を介して支持する駆
    動シユーと、前記カイドレールに摺動自在に支持され前
    記可動パネルを支持する従動シユーとを有する車両用サ
    ンルーフ装置において、前記従動シユーに連係され前記
    ガイドレールと係脱自在なチエツク部材と、前記駆動シ
    ユー又は前記チエツク部材のいずれか一方に形成され前
    記駆動シユー又は前記チエツク部材のいずれか他方と常
    時摺接するカム面とを有する車両用サンルーフ装置のチ
    エツク機構。
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