JPH07101236A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH07101236A
JPH07101236A JP5249472A JP24947293A JPH07101236A JP H07101236 A JPH07101236 A JP H07101236A JP 5249472 A JP5249472 A JP 5249472A JP 24947293 A JP24947293 A JP 24947293A JP H07101236 A JPH07101236 A JP H07101236A
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JP
Japan
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air
duct
outside air
outside
auxiliary
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5249472A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nakamura
毅 中村
Taku Sugimoto
卓 杉本
Haruyuki Nishijima
春幸 西嶋
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP5249472A priority Critical patent/JPH07101236A/ja
Publication of JPH07101236A publication Critical patent/JPH07101236A/ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外気用フィルタを空調装置から取外さない
で、フィルタの目詰りを容易に除去できるようにする。 【構成】 室内機100の空調ケース1内に補助ダクト
6を設け、内外気切替ダンパ14が内気導入側に切替え
られた場合に、外気導入口12に取付けられた外気用フ
ィルタ16と補助ダクト6を連通させると共に、ブロワ
4によって室内機100に導入され空調された空気を補
助ダクト6側又は吹出しダクト30側に切替えるモード
切替ダンパ24を有するモード切替ダンパ20を設け
る。内外気切替ダンパ14を内気導入側に切替えると共
に、モード切替ダンパ24を補助ダクト6側に切替える
ことにより、空調された空気が補助ダクト6を介して外
気用フィルタ16の内側に吹付けられるので、外気用フ
ィルタ16の外側の付着物は脱離し除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用空調装置に用い
られる外気用フィルタの目詰りの除去に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用空調装置に用いられる外気用フィ
ルタの中、特に建機等の空調装置に用いられる外気用フ
ィルタは、粉塵による目詰りが頻繁に生じるため、目詰
りの都度、空調装置から外気用フィルタを取外し、空気
吹付けや水洗い等によって目詰りを除去していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】併しながら、建機等の
空調装置に用いられる外気用フィルタは、取外すことの
できない場所に取付けられているものもあるため、この
ような場合には、外気用フィルタの目詰りを十分に除去
することは困難であった。本発明は、上記の点に鑑みて
なされたもので、空調装置に取付けられた外気用フィル
タの内側から空気を吹付けることにより、外気用フィル
タを取外すことなく、目詰りを容易に除去できるように
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、内外気切替箱内に設けられた内外気切替
ダンパを切替え、吸入用のブロワによって内気又は外気
を空調装置の室内機に取入れ、この室内機で空調された
空気を車室内に吹出す吹出しダクトを有する車両用空調
装置に於いて、前記室内機の空調ケースと、前記内外気
切替箱の外気導入口に取付られた外気用フィルタと、前
記空調ケース内に設けられ、前記内外気切替ダンパが内
気導入側に切替えられた場合に、前記外気用フィルタに
連通する補助ダクトと、この補助ダクトと前記吹出しダ
クトと前記空調ケースの送風下流側にそれぞれ連通して
接続されるモード切替ダクトと、このモード切替ダクト
内に設けられ、前記空調された空気を前記吹出しダクト
側又は前記補助ダクト側へ切替えるモード切替ダンパ
と、を備えた構成の技術手段を用いるものである。
【0005】また。前記補助ダクトに連通して接続され
た送風ダクトと、この送風ダクト又は前記補助ダクト内
に設けられ、前記送風ダクト側又は前記補助ダクト側へ
切替える補助切替ダンパを備えた構成とすることによ
り、空調された空気を更に足元へ吹出すことができるた
め、より効果的である。
【0006】
【作用】上記の手段によれば、内外気切替ダンパを内気
導入側に切替えると共に、モード切替ダンパを補助ダク
ト側に切替えることにより、吸入用のブロワの作動によ
って室内機に取入れられた内気は、室内機で空調されて
からモード切替ダクト内に導入され、次いで補助ダクト
を通過して外気導入口に取付けられた外気用フィルタの
内側に吹付けられるため、外気用フィルタの外側に付着
した粉塵等の付着物は、この空調された空気の吹付けに
よって外気用フィルタから脱離し除去される。
【0007】
【実施例】以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。図1は、本発明の車両用空調装置の実施例を透視し
て示す斜視図である。図1に於いて、1は空調装置の室
内機100の空調ケースで、空調ケース1内には、冷媒
を蒸発して冷却作用を行うエバポレータ2,温水を流し
加熱作用を行うヒータコア3および吸入作用を行うブロ
ワ4が収容され、ブロア4の送風の下流側には開口部5
が設けられており、室内機100が構成されている。な
お、6は空調ケース1内に設けられた補助ダクトで、補
助ダクト6の両端には、開口部7と8が開設されてい
る。
【0008】10は内外気切替箱で、内外気切替箱10
には、内気導入口11,外気導入口12および空調ケー
ス1へ連通して接続される内外気導入口13が設けられ
ており、内気導入口11から内気を又は外気導入口12
から外気を切替えて導入する内外気切替ダンパ14が設
けられている。内気導入口11には、内気用フィルタ1
5(分離して示す)が取付けられ、外気導入口12に
は、外気用フィルタ16(分離して示す)が取付けら
れ、且つ内外気切替ダンパ14が内気導入側に切替えら
れた場合、補助ダクト6の開口部7と外気用フィルタ1
6を連通する連通口17が内外気切替箱10に開設され
ている。
【0009】20はモード切替ダクトで、両端に連結開
口部21と22および中間部に連結開口部23がそれぞ
れ設けられており、内部にはモード切替ダンパ24が設
けられて構成されている。なお、連結開口部21は補助
ダクト6の開口部8に、連結開口部22は吹出しダクト
30の開口部31に、連結開口部23は空調ケース1の
開口部5に、それぞれ連通して接続される。
【0010】ここで、モード切替ダンパ24は、空調ケ
ース1の開口部5より連結開口部23を介してモード切
替ダクト20内に導入される矢印Aで示す空調された空
気を、連結開口部22を介して矢印Bで示すようにベン
ト吹出しダクト(以下、吹出しダクトと呼ぶ)30へ、
又は連結部21を介して矢印Cで示すように補助ダクト
6へ流すものである。
【0011】次に、上記の実施例について、その作動を
説明する。 (空調モードの場合)通常の空調を行う場合は、図1に
於いて、ブロワ4を作動させ、内外気切替ダンパ14を
内気導入側又は外気導入側に切替えると共に、モード切
替ダンパ24を吹出しダクト30側に切替える。これに
より、内気又は外気が内外気切替ダクト10内に導入さ
れ、連通口13を介して空調ケース1の開口部(図示せ
ず)から空調ケース1内に内気又は外気が取入れられ
る。
【0012】空調ケース1内に取入れられた内気又は外
気は、エバポレータ2とヒータコア3により空調され、
ブロワ4を経て開口部5から矢印Aで示すようにモード
切替ダクト20に導入され、矢印Bで示すように吹出し
ダクト30側へ流れ、車室内に空調された空気が吹出さ
れる。 (掃除モードの場合)外気用フィルタ16の掃除を行う
場合は、図1に於いて、ブロワ4を作動させ、内外気切
替ダンパ14を内気導入側に切替えると共に、モード切
替ダンパ24を補助ダクト6側に切替える。これによ
り、図2に示すように矢印A1で示す内気が内外気切替
箱10内に導入され、上述の空調モードの場合と同じ経
過を辿って、空調された空気が矢印Aで示すようにモー
ド切替ダクト20に導入され、矢印Cで示すように補助
ダクト6側へ流れる。
【0013】補助ダクト6に導入される空調された空気
は、補助ダクト6の開口部7から内外気切替箱10の連
通口17を経て、外気導入口12に取付けられた外気用
フィルタ16の内側に吹付けられて外部へ吹出されるた
め、外気用フィルタ16の外気に付着した粉塵等の付着
物は、外気用フィルタ16から脱離し除去される。図3
は、本発明の車両用空調装置の他の実施例を透視して示
す斜視図である。図1の実施例と異なる点は、フット吹
出口(図示せず)に連結される開口部41を有するフッ
ト送風ダクト(以下、送風ダクトと呼ぶ)40を、補助
ダクト6に対して連通させて接続し、その連結部近傍の
補助ダクト6側又は送風ダクト40側に補助切替ダンパ
42を設けたものであり、その他の構成は図1の場合と
同じである。
【0014】上記の実施例の作動を図3に基づいて説明
する。 (空調モードの場合)図1の実施例に於ける掃除モード
の場合と同じく、内外気切替ダンパ14とモード切替ダ
ンパ24を切替えると共に、補助切替ダンパ42を送風
ダクト40側に切替える。これにより、矢印Cで示すよ
うに開口部8に導入される空調された空気は、送風ダク
ト40を介して矢印Dで示すように流れ、図示しないフ
ット吹出口より吹出される。なお、ベントより吹出した
い場合は、図1の実施例の空調モードと同じようにすれ
ば良い。
【0015】(掃除モードの場合)上記の空調モードの
場合の状態で、補助切替ダンパ42のみを補助ダクト6
側に切替える。これにより、矢印Cで示すように開口部
8に導入される空調された空気は、補助ダクト6を介し
て開口部7から内外気切替10の連通口17を経て、外
気導入口12に取付けられた外気用フィルタ16の内側
に吹付けられるため、外気用フィルタ16の外側に付着
した粉塵等の付着物は、外気用フィルタ16から脱離し
除去される。
【0016】
【発明の効果】本発明の車両用空調装置は、以上説明し
たように構成されているため、外気用フィルタを空調装
置の外気導入口に取付けた状態で空調された空気が外気
用フィルタの内側に吹付けられ、外気用フィルタの外側
に付着した粉塵等の付着物は脱離し除去されるので、空
調装置から外気用フィルタを取外すことなく、目詰りを
容易に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用空調装置の実施例を透視して示す斜視図
である。
【図2】図1に於ける掃除モードの場合を透視して示す
斜視図である。
【図3】車両用空調装置の他の実施例を透視して示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 空調ケース 4 ブロワ 6 補助ダクト 10 内外気切替箱 12 外気導入口 14 内外気切替ダンパ 16 外気用フィルタ 20 モード切替ダクト 24 モード切替ダンパ 30 吹出しダクト(ベント吹出しダクト) 40 送風ダクト(フット送風ダクト) 42 補助切替ダンパ 100 室内機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外気切替箱内に設けられた内外気切替
    ダンパを切替え、吸入用のブロワによって内気又は外気
    を空調装置の室内機に取入れ、この室内機で空調された
    空気を車室内に吹出す吹出しダクトを有する車両用空調
    装置に於いて、 前記室内機の空調ケースと、 前記内外気切替箱の外気導入口に取付られた外気用フィ
    ルタと、 前記空調ケース内に設けられ、前記内外気切替ダンパが
    内気導入側に切替えられた場合に、前記外気用フィルタ
    に連通する補助ダクトと、 この補助ダクトと前記吹出しダクトと前記空調ケースの
    送風下流側にそれぞれ連通して接続されるモード切替ダ
    クトと、 このモード切替ダクト内に設けられ、前記空調された空
    気を前記吹出しダクト側又は前記補助ダクト側へ切替え
    るモード切替ダンパと、 を備えたことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記補助ダクトに連通して接続された送
    風ダクトと、この送風ダクト又は前記補助ダクト内に設
    けられ、前記送風ダクト側又は前記補助ダクト側へ切替
    える補助切替ダンパを備えたことを特徴とする請求項1
    記載の車両用空調装置。
JP5249472A 1993-10-05 1993-10-05 車両用空調装置 Withdrawn JPH07101236A (ja)

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JPH07101236A true JPH07101236A (ja) 1995-04-18

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ID=17193473

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JP (1) JPH07101236A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008014540A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Mitsubishi Electric Corp 給気換気システム
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JP2018508416A (ja) * 2015-03-19 2018-03-29 デンソー サーマル システムズ エス.ピー.エーDenso Thermal Systems S.P.A. 濾過システム付き農業機械用キャビン加圧システム

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