JP2002310453A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JP2002310453A
JP2002310453A JP2001112849A JP2001112849A JP2002310453A JP 2002310453 A JP2002310453 A JP 2002310453A JP 2001112849 A JP2001112849 A JP 2001112849A JP 2001112849 A JP2001112849 A JP 2001112849A JP 2002310453 A JP2002310453 A JP 2002310453A
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Katsumi Sugiura
勝巳 杉浦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケース2内に複数の空気通路5,6が区画形
成される空調装置1において、フィルタの設定有無を問
わず、各空気通路5,6の独立性を維持する。 【構成】 フィルタ部材7の枠体12に仕切板15を設
け、フィルタ部材7が空調ケース2内に設定されたと
き、仕切板15が空調ケース2内で内気通路5と外気通
路6とを区画形成する2層仕切板4と対応した位置にな
るようにしている。また、仕切板4のフィルタ部材側端
部4bと、対応して設けた仕切板15からの突出部15
aとで迷路形状を形成した。これにより、空気通路5、
6間の空気の連通が防がれ、各空気通路5,6の独立性
が維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケース内が複数の
空気通路に区画形成される空調装置に関し、例えば、ケ
ース内が内気通路と外気通路とに区画形成される内外気
2層ユニットを備える車両用空調装置に適用すれば好適
なものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、上記内外気2層ユニットで
は、図6に示すように、ケース100内においてファン
101からエバポレータ102の間、更にエバポレータ
102の下流側へと2層仕切板103が形成され、ケー
ス100内に内気通路104および外気通路105が設
定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術において、エバポレータ102の上流側に空気清
浄用のフィルタを着脱可能に設定しようとした場合、以
下のような問題点が発生する。
【0004】すなわち、図7に示すように、グローブボ
ックス106からフィルタ107を2層仕切板103平
面に対して略垂直方向に挿入する場合には、2層仕切板
103のうち、フィルタ挿入部位の2層仕切板103a
が邪魔となり、フィルタ107が挿入不可能となってし
まうため、フィルタ挿入部位の2層仕切板103aは削
除しなければならない。
【0005】しかし、フィルタ挿入部位の2層仕切板1
03aがないと、今度はフィルタ107が無い時に、内
気通路104と外気通路105とが連通してしまうた
め、ユニット本来の機能としての2層構造が維持できな
いという問題が生じる。
【0006】また、フィルタ107を2層仕切板103
平面に対して略水平方向(図7の紙面表側から紙面裏側
への方向)に挿入する場合において、フィルタ挿入部位
の2層仕切板103aを削除しないでフィルタ107を
挿入することを考えると、フィルタ部材107を内気通
路104用と外気通路105用とに分割して1つづつ挿
入しなければならないので、非常に作業性が悪い。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑み、ケース内に
複数の空気通路が区画形成される空調装置において、フ
ィルタの設定有無を問わず、各空気通路の独立性を維持
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決する手段】本発明は、上記目的を達成する
ために以下の技術的手段を用いる。
【0009】すなわち、請求項1〜3記載の発明では、
空調ケース(2)内を複数の空気通路(5、6)に区画
形成するケース仕切部(4)と、空調ケース(2)内に
着脱可能な状態にて設けられ、通過する空気を清浄する
本体(10、11)と、本体(10、11)を着脱可能
な状態にて支持する枠体(12)とから構成されるフィ
ルタ部材(7)とを備える空調装置であって、枠体(1
2)は、本体(10、11)を空気通路(5、6)と対
応するように分割するフィルタ仕切部(15)を有し、
フィルタ仕切部(15)は、フィルタ部材(7)を空調
ケース(2)内に設定した時に、ケース仕切部(4)と
対応した位置になるように形成すると共に、ケース仕切
部(4)の端部に設けたフィルタ部材(7)側端部(4
b)と、この側端部(4b)と重なるように設けたフィ
ルタ仕切部(15)からの突出部(15a)とで空気通
路(5、6)間の空気の連通を防ぐ形状を形成したこと
を特徴とする。
【0010】上記技術的手段によると、枠体(12)の
フィルタ仕切部(15)からの突出部(15a)と、ケ
ース仕切部(4)のフィルタ部材(7)側端部(4b)
とが対応した位置になっているうえ迷路形状を形成して
いるので、これによってフィルタの有無にかかわらず、
フィルタ設定部位を各空気通路(5、6)に区画でき、
各空気通路(5、6)の独立性が維持される。
【0011】例えば、フィルタ設定無しの時には、フィ
ルタ部材(7)を、枠体(12)から本体(10、1
1)を取外した状態で空調ケース(2)内に挿入するこ
とにより、フィルタ仕切部(15)からの突出部(15
a)と、ケース仕切部(4)のフィルタ部材(7)側端
部(4b)とにて各空気通路(5、6)の独立性を維持
できる。
【0012】また、請求項2記載の発明では、フィルタ
部材(7)は、ケース仕切部(4)平面の略垂直方向か
ら空調ケース(2)内に挿入するように構成しており、
突出部(15a)の挿入側面にシール部材(16)を設
け、フィルタ部材(7)を空調ケース(2)内に挿入し
た時に、端部(4b)と突出部(15a)とでシール部
材(16)を挟持して空気通路(5、6)間の空気の連
通を防ぐシールが成されることを特徴とする。
【0013】ここで、フィルタ部材(7)がケース仕切
部(4)平面の略水平方向から空調ケース(2)内に挿
入される場合には、上述したように、フィルタ設定部位
の仕切を削除しなくてもフィルタ部材(7)を各空気通
路用に分割して1つずつ挿入すれば、作業性が悪いなが
らも各空気通路(5、6)の独立性は維持できる。しか
しながら、請求項2記載の発明のようにフィルタ部材
(7)がケース仕切部(4)平面の略垂直方向から空調
ケース(2)内に挿入される場合は、必ずフィルタ設定
部位の仕切を削除しないとフィルタ部材(7)を挿入で
きないので、各空気通路(5、6)の独立性を維持する
という点でより効果的である。
【0014】また、突出部(15a)の挿入側にシール
部材(16)を設けることで、フィルタ部材(7)を空
調ケース(2)内に挿入する作業によって、端部(4
b)と突出部(15a)とでシール部材(16)を挟持
するシール作業とが同時に成されるので、合理的な作業
となるうえ、内気通路5と外気通路6との間の空気の連
通を防ぐ効果がより確実なものとなる。フィルタ部材
(7)を空調ケース(2)内に挿入する作業によって、
端部(4b)と突出部(15a)とでシール部材(1
6)を挟持して空気通路(5、6)間のシール作業が同
時に成されるので、合理的な作業となるうえ、各空気通
路(5、6)間での空気の連通を防ぐ効果がより確実な
ものとなる。
【0015】請求項3記載の発明では、車室内の内気を
吸入する内気吸入口と車室外の外気を吸入する外気吸入
口とを備え、ケース仕切部(4)が空調ケース(2)内
を、内気が流れる内気通路(5)と外気が流れる外気通
路(6)とに区画形成する車両用空調装置であることを
特徴としている。
【0016】ここで、例えば、ディーゼル車やハイブリ
ッド車のように暖房能力が不足しがちな車両に用いられ
る空調装置においては、空調ケース(2)を内気通路
(5)と外気通路(6)とに区画形成し、内気通路
(5)を流れる内気により暖房能力を向上するものが知
られているが、このようなものにおいて、上述したよう
に、内気通路(5)と外気通路(6)とが連通して内気
に外気が混入してしまうと、所望の暖房能力が維持でき
ない。
【0017】従って、請求項3記載の発明のように、空
調ケース(2)を内気通路(5)と外気通路(6)とに
区画形成する車両用空調装置においては、暖房能力の維
持という効果も奏する。
【0018】
【発明の実施形態】以下、本発明を車両用空調装置の空
調ユニット1に適用した一実施形態について図1〜5を
用いて説明する。尚、図1は空調ユニット1の構成図、
図2はフィルタ部材7の着脱状態の説明図、図3はフィ
ルタ部材7の構成を示す分解斜視図、図4はフィルタ機
能有り時における図1のA方向矢視図、図5はフィルタ
機能無し時における図1のA方向矢視図である。
【0019】図1に示すように空調ユニット1は車室内
への空気通路をなす空調ケース2を備える。このケース
2内の上流側部位には、空気流を発生する送風手段とし
ての第1ファン3a、第2ファン3bが設けられてい
る。尚、第1ファン3a、第2ファン3bは共に同一の
モータ(図示しない)にて回転駆動される。また、両フ
ァン3a、3bの上流側には、それぞれ図示しないが、
車室内の内気を吸込む内気吸入口、車室外の外気を吸込
む外気吸入口、内気吸入口と外気吸入口とを開閉する内
外気切替ドアが設けられている。
【0020】ここで、空調ケース2は、2層仕切板4に
よって内気通路(空気通路)5と外気通路(空気通路)
6とに仕切られており、乗員によって内外気2層モード
が指示されたときには、第1ファン3aにより上記内気
吸入口から内気が吸込まれて内気通路5に流入し、第2
ファン3bにより上記外気吸入口から外気が吸込まれて
外気通路6に流入するようになっている。尚、本実施形
態では、請求項1におけるケース仕切部をこの2層仕切
板4により構成している。
【0021】空調ケース2内において、第1ファン3
a、第2ファン3bの下流側には、上記内気吸入口と上
記外気吸入口とから吸入された空気を清浄するフィルタ
部材7が、内気通路5と外気通路6とに跨って設けられ
ている。尚、図2に示すように、このフィルタ部材7を
空調ケース2内に設置可能とするため、2層仕切板4の
うち、フィルタ部材7と対応する位置が途切れており、
空間部4aを形成している。
【0022】また、空調ケース2におけるフィルタ部材
7の下方部位には、フィルタ部材7挿入用の開口部2a
(図2参照)が形成されており、この開口部2aには蓋
体としてのフィルタカバー8が空調ケース2に着脱可能
な状態にて設けられている。これにより、図2に示すよ
うにフィルタ部材7を空調ケース2から2層仕切板4平
面の略垂直方向に着脱可能としており、フィルタ部材7
が装着された状態では、フィルタカバー8によりフィル
タ部材7の脱落が防止されている。
【0023】また、フィルタ部材7下流側には、冷却用
熱交換器としてのエバポレータ9が、内気通路5と外気
通路6とに跨って設けられている。エバポレータ9は、
図示しないコンプレッサ、コンデンサ、レシーバ、膨張
弁とともに周知の冷凍サイクルを構成する冷却用熱交換
器である。そして、エバポレータ9の下流側には周知の
ヒータコア、エアミックスドア、吹出モード切替機構等
(それぞれ図示しない)が設けられている。
【0024】次に、フィルタ部材7の詳細な説明を図3
を用いて説明する。
【0025】図3に示すように、フィルタ部材7は、内
気通路5を通過する空気を清浄する第1フィルタ本体
(本体)10、外気通路6を通過する空気を清浄する第
2フィルタ本体(本体)11、および第1フィルタ本体
10と第2フィルタ本体11とを支持する枠体12から
構成されている。
【0026】各フィルタ本体10、11はそれぞれ不織
布を折りたたんで一片が20〜30cm程度の四角形状
となっており、空気通過時に埃や臭い等を除去するよう
になっている。また、各フィルタ本体10、11の外周
は樹脂製覆い10a、11aによって囲まれており、後
述するように各フィルタ本体10、11を枠体12から
取外した状態でもその形状が保たれるようになってい
る。
【0027】第1フィルタ本体10の覆い10aと第2
フィルタ本体11の覆い11aとには、それぞれ爪部1
3が一体的に突出形成されており、この爪部13が枠体
12に形成された孔部14に着脱可能な状態にて固定さ
れることにより、第1フィルタ本体10と第2フィルタ
本体11とが枠体12に支持されるようになっている。
そして、後述するようにフィルタを必要としない場合に
は、第1フィルタ本体10と第2フィルタ本体11とが
枠体12から取外される。
【0028】枠体12はケース2の空気流れ面に略沿っ
た形状をしており、この枠体12には、フィルタ本体を
第1フィルタ本体10と第2フィルタ本体11とに分割
する仕切板(フィルタ仕切部)15が形成されている。
そして、フィルタ部材7が空調ケース2内に挿入された
ときに、この仕切板15が空調ケース2内の2層仕切板
4と対応する位置になっている(図1参照)。従って、
本実施形態では、請求項1におけるフィルタ仕切部をこ
の仕切板15にて構成している。
【0029】次に、本発明の要部を説明する。
【0030】枠体12において、仕切板15部分を空気
流れ上流側に突出させた突出部15aを設けると共に、
この突出部15aと対応する位置の2層仕切板4のフィ
ルタ部材側端部4bとが、ケース2内に枠体12を設定
した時に面で当接させするようにしたうえ、2層仕切板
4から端部4bを突出部15aの厚み分だけずらしたこ
とで内気通路5と外気通路6との間で空気が連通しにく
くなるような迷路形状を形成している。
【0031】これにより、2層仕切板4と仕切板15と
が対応した位置になっているうえ、端部4bと突出部1
5aとで迷路形状を形成しているため、フィルタの有無
にかかわらず、内気通路5と外気通路6とに空気が独立
して流れる2層構造が維持される。
【0032】また、突出部15aの挿入側面にパッキン
(シール部材)16を設け、フィルタ部材7を空調ケー
ス2内に挿入した時に、端部4bと突出部15aとでパ
ッキン16が挟持されるようにしている。
【0033】これにより、フィルタ部材7を空調ケース
2内に挿入する作業によって、端部4bと突出部15a
とでパッキン16を挟持するシール作業が同時に成され
るので、合理的な作業となるうえ、内気通路5と外気通
路6との間の空気の連通を防ぐ効果がより確実なものと
なる。
【0034】ここで、ユーザによって、フィルタ機能を
必要とする場合と必要としない場合とがあるが、粉塵が
多い環境で空調装置を使用する場合や、車室内の埃や臭
い等を除去したい場合にはフィルタ機能を用いる。この
時(以下、フィルタ機能有り時という)には、図4に示
すように、フィルタ部材7は、枠体12にフィルタ本体
10、11が支持された状態で空調ケース2内に取付け
られる。
【0035】また、フィルタ部材7による流通抵抗を抑
えるためにフィルタ機能を用いない場合(以下、フィル
タ機能無し時という)には、図5に示すように、フィル
タ部材7が枠体12からフィルタ本体10、11が取外
された状態で空調ケース2内に取付けられる。いずれの
時も、仕切板15により、内気通路5と連通する下側空
間部12aと、外気通路6と連通する上側空間部12b
とが仕切られ、フィルタ取付部位の2層構造が維持され
ている。
【0036】次に、本実施形態の作動についてフィル
タ機能有り時、フィルタ機能無し時のそれぞれについ
て説明する。
【0037】フィルタ機能有り時 乗員により内外気2層モードが指示されると、第1ファ
ン3aにより前記内気吸入口から内気が内気通路5内に
流入し、第2ファン3bにより前記外気吸入口から外気
が外気通路6内に流入する。
【0038】内気通路5に流入した内気は、第1フィル
タ本体10を通過して清浄される。そして、この清浄さ
れた内気は、エバポレータ9にて冷却された後、前記ヒ
ータコア及び前記エアミックスドアにて所望温度に調節
され、所定の吹出口(乗員の足元に向かうフット吹出
口)から車室内に吹出される。
【0039】外気通路6に流入した外気は、第2フィル
タ本体11を通過して清浄される。そして、この清浄さ
れた外気は、エバポレータ9にて冷却された後、前記ヒ
ータコア及び前記エアミックスドアにて所望温度に調節
され、所定の吹出口(フロントガラスに向かうデフロス
タ吹出口及び乗員の上半身に向かうフェイス吹出口)か
ら車室内に吹出される。
【0040】フィルタ機能無し時 上記の状態に対し、フィルタによる埃や臭いの除去作
用が発揮されないのみで、他は同等に機能する。すなわ
ち、内気通路5に流入した内気は、下側空間部12aを
通過し、エバポレータ9にて冷却された後、前記ヒータ
コア及び前記エアミックスドアにて所望温度に調節さ
れ、所定の吹出口から車室内に吹出される。
【0041】外気通路6に流入した外気は、上側空間部
12bを通過し、エバポレータ9にて冷却された後、前
記ヒータコア及び前記エアミックスドアにて所望温度に
調節され、所定の吹出口から車室内に吹出される。
【0042】以上説明した本実施形態によると、フィル
タ機能有り時には、フィルタ部材7を、枠体12にフィ
ルタ本体10、11を取付けた状態で空調ケース2内に
挿入し、フィルタ機能無し時には、フィルタ部材7を、
枠体12からフィルタ本体10、11を取外した状態で
空調ケース2内に挿入する。
【0043】(他の実施形態)上述の実施形態では、内
外気2層ユニットを備える車両用空調装置に適用した場
合について説明したが、これに限らず、要は、空調ケー
ス内を複数の空気通路に区画形成し、フィルタ部材をケ
ース内外に着脱可能とする空調装置ならば、本発明の効
果を奏する。
【0044】また、上述の実施形態では、本発明を内外
気2層ユニット、すなわち空調ケース2内が2つの空気
通路5,6に区画されている場合に適用したため、枠体
12の仕切板15は1つであるが、これに限らず、例え
ば、空調ケース2内が3つの空気通路に区画されている
場合には、フィルタ本体を3つに仕切るように、枠体1
2に仕切板15が2つ設けられるのはもちろんのことで
ある。
【0045】また、上述の実施形態では、フィルタ部材
7が、空調ケース2から2層仕切板4平面の略垂直方向
に着脱するようになっているが、これに限らず、例え
ば、空調ケース2から2層仕切板4平面の略水平方向に
着脱するようにしても良い。
【0046】また、上述の実施形態では、シール部材と
してパッキン16を用いて圧縮してシールを成したが、
これに限らず、例えばシール部材無しで、2層仕切板4
の端部4bと仕切板15からの突出部15aに対応する
凹凸を設けてこれによってシールを成しても良い。ま
た、パッキン16を仕切板15からの突出部15a側に
設けているが、2層仕切板4の端部4b側に設けて挟持
させても同じ効果を奏することは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における空調ユニット1の
構成図である。
【図2】上記実施形態のフィルタ部材7の着脱状態の説
明図である。
【図3】上記実施形態のフィルタ部材7の構成を示す分
解斜視図である。
【図4】フィルタ機能有り時における図1のA方向矢視
図である。
【図5】フィルタ機能無し時における図1のA方向矢視
図である。
【図6】従来技術における内外気2層ユニットの構成図
である。
【図7】従来技術のフィルタ107の着脱状態の説明図
である。
【符号の説明】
2…空調ケース 4…2層仕切板(ケース仕切部) 4b…端部 5…内気通路(空気通路) 6…外気通路(空気通路) 7…フィルタ部材 10…第1フィルタ本体(本体) 11…第2フィルタ本体(本体) 12…枠体 15…仕切板(フィルタ仕切部) 15a…突出部 16…パッキン(シール部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内への空気通路をなす空調ケース
    (2)と、 前記空調ケース(2)内を複数の空気通路(5、6)に
    区画形成するケース仕切部(4)と、 前記空調ケース(2)内に着脱可能な状態にて設けら
    れ、通過する空気を清浄する本体(10、11)と、前
    記本体(10、11)を着脱可能な状態にて支持する枠
    体(12)とから構成されるフィルタ部材(7)とを備
    える空調装置であって、 前記枠体(12)は、前記本体(10、11)を前記空
    気通路(5、6)と対応するように分割するフィルタ仕
    切部(15)を有し、 前記フィルタ仕切部(15)は、前記フィルタ部材
    (7)を前記空調ケース(2)内に設定した時に、前記
    ケース仕切部(4)と対応した位置になるように形成す
    ると共に、前記ケース仕切部(4)の端部に設けた前記
    フィルタ部材(7)側端部(4b)と、この側端部(4
    b)と重なるように設けた前記フィルタ仕切部(15)
    からの突出部(15a)とで前記空気通路(5、6)間
    の空気の連通を防ぐ形状を形成したことを特徴とする空
    調装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルタ部材(7)は、前記ケース
    仕切部(4)平面の略垂直方向から前記空調ケース
    (2)内に挿入するように構成しており、前記突出部
    (15a)の挿入側面にシール部材(16)を設け、前
    記フィルタ部材(7)を前記空調ケース(2)内に挿入
    した時に、前記端部(4b)と前記突出部(15a)と
    で前記シール部材(16)を挟持して前記空気通路
    (5、6)間の空気の連通を防ぐシールが成されること
    を特徴とする請求項1に記載の空調装置。
  3. 【請求項3】 車両に用いられる請求項1または請求項
    2に記載の空調装置であって、 車室内の内気を吸入する内気吸入口と、 車室外の外気を吸入する外気吸入口とを備え、 前記ケース仕切部(4)は、前記空調ケース(2)内を
    内気が流れる内気通路(5)と外気が流れる外気通路
    (6)とに区画形成することを特徴とする空調装置。
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