JPH07101078B2 - 液化高圧ガス容器のキャップの脱着方法及び脱着装置 - Google Patents

液化高圧ガス容器のキャップの脱着方法及び脱着装置

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JPH07101078B2
JPH07101078B2 JP31188092A JP31188092A JPH07101078B2 JP H07101078 B2 JPH07101078 B2 JP H07101078B2 JP 31188092 A JP31188092 A JP 31188092A JP 31188092 A JP31188092 A JP 31188092A JP H07101078 B2 JPH07101078 B2 JP H07101078B2
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cap
container
path
clamp mechanism
roller type
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政光 西納
尚弟 佐藤
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明光産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LPガス等の液化高圧
ガス容器にガスを定量充填する際に前もってキャップを
外し且つガスの定量充填後に再びキャップを被嵌するキ
ャップの脱着方法及び脱着装置に関するものである。
【0002】
【従来背景】LPガス等のガスボンベの中には、ガス注
入口を開閉する手動開閉弁が露出している比較的小型な
タイプのものとガス注入口を開閉する手動開閉弁の回り
を螺着式のキャップでカバーする比較的大型なタイプの
ものがある。回収されたガスボンベは、液化高圧ガス充
填機(回転式充填機)に連絡する搬入路(コンベア)に
個々載置され、定量充填後同液化高圧ガス充填機(回転
式充填機)に連絡する搬出路(コンベア)から搬出され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、定量充填時
に、前記ガス注入口を露呈させたり、定量充填後にガス
注入口及び手動開閉弁を再度カバーするキャップの脱着
が作業者の手に委ねられており、非能率的なものであっ
た。
【0004】本発明は、従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、ガス充填時にキャップの脱着
を人手を要せずに行うことができる液化高圧ガス容器の
キャップの脱着方法及び脱着装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた技術的手段は、請求項1の方法では、回転式充
填機に搬入する搬入路における液化高圧ガス容器の一時
停止位置に設けた昇降動可能な往路用クランプ機構を下
降させ、上記容器を回転不能にクランプする第1工程、
クランプ面を駆動ローラ、従動ローラとで構成した正回
転ローラ式クランプ機構を往路用クランプ機構の昇降動
に連動して降下させて上記容器上端部の螺着式のキャッ
プをクランプし且つ駆動ローラを正回転させて上記キャ
ップを容器から外す第2工程、上記正回転ローラ式クラ
ンプ機構の上昇時におけるキャップ直下に突出する前後
動可能なキャップ載せ部上に同クランプ機構のクランプ
解除でキャップを載置する第3工程、該キャップ載せ部
上のキャップを、送入手段を介して搬入路上から搬出路
上に亘って配置したキャップ用移送路へ移送させる第4
工程、回転式充填機下流の搬出路における容器の一時停
止位置上に位置する前後動可能なキャップ受け部上に送
出手段を介してキャップ用移送路からキャップを移送す
る第5工程、クランプ面を駆動ローラ、従動ローラとで
構成し且つ上記キャップ受け部の鉛直線上に昇降動可能
に設けられた逆回転ローラ式クランプ機構でキャップ受
け部上のキャップをクランプする第6工程、上記逆回転
ローラ式クランプ機構と昇降動を連動する復路用クラン
プ機構を、逆回転ローラ式クランプ機構でクランプされ
ているキャップの下端縁がガス定量充填後の容器におけ
る被螺子部上縁に係合するまで下降させた後同容器を回
転不能にクランプする第7工程、上記逆回転ローラ式ク
ランプ機構における駆動ローラを逆回転させて容器の被
螺子部上縁からキャップを螺嵌させた後クランプを解除
する第8工程とを逐次実施することを要旨とする。
【0006】請求項2の装置では、螺着式のキャップを
上端に有する液化高圧ガス容器を回転式充填機に搬入す
る搬入路における上記容器の一時停止位置に、該容器を
クランプする往路用クランプ機構と、駆動ローラ、従動
ローラとで前記キャップのクランプ面を構成する正回転
ローラ式クランプ機構とを連設したキャップ外し装置を
昇降動可能に設けると共に、前記回転式充填機から前記
液化高圧ガス容器を搬出する搬出路における容器の一時
停止位置に、該容器をクランプする復路用クランプ機構
と、駆動ローラ、従動ローラとでキャップのクランプ面
を構成する逆回転ローラ式クランプ機構とを連設したキ
ャップ取付装置を昇降動可能に設け、上記上昇位置のキ
ャップ外し装置とキャップ取付装置各々との間をキャッ
プ用移送装置で連絡し、該キャップ移送装置を、キャッ
プ用移送路と、前記正回転ローラ式クランプ機構のクラ
ンプ解除でキャップを載置する前後動可能なキャップ載
せ部と、そのキャップ載せ部からキャップ用移送路へキ
ャップを移送させる送入手段と、回転式充填機下流の搬
出路における容器の一時停止位置上に位置する前後動可
能なキャップ受け部と、そのキャップ受け部にキャップ
用移送路からキャップを移送する送出手段とで構成して
あることを要旨とする。
【0007】
【作用】上記技術的手段によれば、回転式充填機に連絡
する搬入路途中の容器(ガスボンベ)を往路用クランプ
機構でクランプして回転不能に保持し、更にその往路用
クランプ機構の下降に連動して下降する駆動ローラと従
動ローラとを有する正回転ローラ式クランプ機構でキャ
ップをクランプし且つ駆動ローラの駆動でキャップを容
器から外し、再び正回転ローラ式クランプ機構を上昇さ
せ、クランプを解除した後、キャップ載せ部に載置され
たキャップを送出手段で上位に配置してあるキャップ用
移送路に運び入れる。そのキャップ用移送路上のキャッ
プは前後動可能なキャップ受け部上に送出手段を介して
移送され、キャップ受け部上のキャップは駆動ローラと
従動ローラとを有する逆回転ローラ式クランプ機構でク
ランプされる。この逆回転ローラ式クランプ機構は、回
転式充填機に連絡する搬出路中の前記容器(ガス定量充
填後の容器)をクランプして同容器を回転不能に保持す
るように下降する復路用クランプ機構と共に下降して、
復路用クランプ機構による前記容器を回転不能にするク
ランプ時にキャップ下端縁を容器(ガス定量充填後)の
被螺子部上縁に係合させ、逆回転する駆動ローラでキャ
ップをその被螺子部に螺嵌させる。また、正回転ローラ
式クランプ機構が、容器からキャップを外す手段とキャ
ップ載せ部までキャップを送る手段とを兼務し、また逆
回転ローラ式クランプ機構が、キャップ受け部上のキャ
ップをクランプして所定高さ位置まで下降させる手段と
キャップを容器に螺嵌する手段とを兼務する。
【0008】
【発明の効果】本発明に以上のように構成したので、ガ
ス充填前のキャップの外しと、ガスの定量充填後のキャ
ップの取付を人手を要せずに回転式充填機に連絡する搬
入路、搬出路上で行える脱着方法及び脱着装置を提供で
きる。しかも、往路、復路用クランプ機構ともに正回転
ローラ式クランプ機構、逆回転ローラ式クランプ機構で
のキャップの外し前、取付前に対象とする容器を回転不
能にクランプすることからキャップの外し、取付が確実
に行える。更に、正回転ローラ式クランプ機構が、容器
からキャップを外す手段とキャップ載せ部までキャップ
を送る手段とを兼務し、また逆回転ローラ式クランプ機
構が、キャップ受け部上のキャップをクランプして所定
高さ位置まで下降させる手段とキャップを容器に螺嵌す
る手段とを兼務することから、設備コスト的にも低廉な
脱着装置を提供できる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図21は本実施例液化高圧ガス容器のキャ
ップの脱着方法及び脱着装置を示している。本実施例で
は請求項1の実施例を請求項2の実施例の説明と共に説
明する。
【0010】本実施例では、液化高圧ガス容器200 を回
転式充填機Bに搬入する搬入路Aにキャップ外し装置
1、バーコード読取装置2、計量器3を順次配設し、同
回転式充填機Bから搬出する搬出路Cに計量器3、ガス
漏れ検知兼封印機4、キャップ取付装置5を順次配設
し、上記キャップ外し装置1とキャップ取付装置5とを
キャップ用移送装置6で連絡したガス充填用の搬送装置
を示している。
【0011】回転式充填機Bは、従来周知の通り、搬入
路Aから搬入される容器200 を円盤状のターンテーブル
b上で所定量までガスを充填する周知の装置類を装設し
た構造になっている。
【0012】液化高圧ガス容器200 は、詳細には説明し
ないが、図8で拡大して示すように、容器本体200 ’の
上端に側方を向いてガス注入口201 を突出すると共にそ
のガス注入口201 に背向して安全弁口202 を突出状に設
け、上端にそのガス注入口201 を開閉する手動開閉弁20
3 を進退可能に螺着してなり、該手動開閉弁203 とガス
注入口201 と安全弁口202 とを螺着式のキャップ204 で
カバーした比較的大型なタイプのものや上記螺着式のキ
ャップ204 でカバーしない比較的小型なタイプのもので
ある。
【0013】上記液化高圧ガス容器(後述では単に容器
と称する)200 への搬入路Aと搬出路Cは、図19乃至図
21に示すように、搬送路面100 を構成する並設した搬送
用線条100 ’下であって、前記キャップ外し装置1、バ
ーコード読取装置2、計量器3、ガス漏れ検知兼封印機
4、キャップ取付装置5と対応する位置各々に2対の第
1エアーシリンダa1 …で扛上される受け脚7…を、各
搬送用線条100 ’間から上方に突出するように配置し、
キャップ外し装置1、バーコード読取装置2、計量器
3、ガス漏れ検知兼封印機4、キャップ取付装置5各々
に到達した容器200 を検出センサが検出すると、上記第
1エアーシリンダa1 …が作動して受け脚7を搬送用線
条100 ’上から突出させて容器200 を扛上させ、それに
より該容器200 を搬送路面100 の動向とは無関係に一時
的に停止させることができるようにしてある。
【0014】キャップ外し装置1は、図2及び図3に示
すように、上記容器200 をクランプして回転不能とする
往路用クランプ機構11と、上記キャップ204 を外す正回
転ローラ式クランプ機構21とから構成されている。
【0015】往路用クランプ機構11は図3に示すよう
に、垂直基板11aの前面に第2エアーシリンダa2 を固
定し、該第2エアーシリンダa2 を挟むように一対のク
ランプ爪11b、11bを対向して配設させると共に一方の
クランプ爪11bの基端部にロッドa2 ’を連結し、他方
のクランプ爪11bを固定式として一対のクランプ爪11
b、11bを接近・離間するように構成してなり、搬入路
Aと搬出路Cとの間を利用して立設する支持柱11cに並
設した一対の案内ガイド棒11d、11dに外嵌挿する被ガ
イド短筒部11e、11eを上記垂直基板11aの背面に備
え、該被ガイド短筒部11e、11eが案内ガイド棒11e、
11eに遊嵌されることで支持柱11cに沿って昇降動可能
にしてある。
【0016】正回転ローラ式クランプ機構21は、同じく
図3に示すように、上記往路用クランプ機構11の上側に
おける上記垂直基板11aに取付板21aの後端を片持状に
固着し、該取付板21aに第3エアーシリンダa3 を水平
状に固定すると共に、該第3エアーシリンダa3 を挟む
ようにクランプ爪部21b、21bを一対対向して位置さ
せ、且つ一方のクランプ爪部21bの基端部にロッドa3
’を連結し、他方のクランプ爪21bを固定式として一
対のクランク爪部21b、21bが接近・離間するように構
成し、更に取付板21a上に第1電動モータc1 を配設す
ると共に、その第1電動モータcを駆動源とする駆動ロ
ーラ8を一方のクランク爪部21b先端に、また他方のク
ランプ爪21b先端に従動ローラ9を各々配設してクラン
プ面を構成している。
【0017】上記駆動ローラ8と従動ローラ9は、平面
視円状物の側周面をクランプできるように各々のクラン
プ爪部21b、21b先端の対向部に円周の一部を対向する
方向に突出させて一対、間隔をおいて鉛直状に軸支し、
平面視円状物をクランプした際に第1電動モータc1 の
駆動を受けて上記駆動ローラ8、8が正回転するとその
クランプ状態で同平面視円状物を正回転させることがで
きるようにしてある。
【0018】往路用クランプ機構11と正回転ローラ式ク
ランプ機構21とは、正回転ローラ式クランプ機構21の所
望箇所に一端を連結した線条材10’の他端を前記支持柱
11c上端の頂板11fを経由して同支持柱11cに沿って垂
設し且つ端部にウエイト10”を連結してなり、同頂板11
fに装設した第2電動モータc2 を駆動源とするスプロ
ケットに卷装したチェーン10を前記取付板21a後端に連
結して、そのチェーン10の繰り出し・巻取で前記案内ガ
イド棒11d、11dに沿って昇降動するようにしてあり、
この時、ウエイト10”によって第2電動モータc2 の負
荷が軽減される。
【0019】前記支持柱11cの下位側の所定位置には前
記第1検出センサb1 が、前記取付板21aの裏面側端部
には第2検出センサb2 が、更には支持柱11cにおいて
上端近傍域には第3検出センサーb3 が各々配置されて
いる。この第1検出センサb1 は、前記支持柱11cの前
方に搬入されてくる比較的大型な容器200 (螺着式のキ
ャップ204 を上端に有するタイプ)を検出するもので、
容器200 を検出すると前記第1エアーシリンダa1 …で
前記受け脚7を扛上させて同容器200 を搬送路面100 ’
よりも高く持ち上げて同容器200 を一時停止させる。第
2検出センサb2 は、容器200 のトールに対応して前記
キャップ204 と同じ高さまで前記正回転ローラ式クラン
プ機構21を下降させることができるように容器200 の逆
椀面200 ”所定高さ位置(詳細には上記逆椀面200 ”の
所定高さ部位の円弧縁部)を検出させるもので、容器20
0 の逆椀面200 ”所定高さ位置を検出すると、前記第2
電動モータc2 の駆動を停止しキャップ外し装置1の下
降をストップさせる。
【0020】次にこのキャップ外し装置1の作用を説明
すると、前記第1検出センサb1 が搬入されてくる容器
200 を検出すると、第1エアーシリンダa1 …が受け脚
7を扛上させてその容器200 を搬送路面100 ’から浮上
させる。ついで第2検出センサb2 が容器200 の前記逆
椀面200 ”所定高さ位置を検出するまでキャップ外し装
置1全体が下降し、その検出高さ位置で停止する。そし
て往路用クランプ機構11が作動して容器200 の胴部をク
ランプして回転不能に保持する。この状態で第3エアー
シリンダa3 が作動して駆動ローラ8、8、従動ローラ
9、9とでキャップ204 をクランプし、第1電動モータ
c1 が駆動して駆動ローラ8、8を正回転させ、キャッ
プ204 の、容器200 上端の被螺子部205 との螺着を解除
する。そして往路用クランプ機構11の容器200 の胴部の
クランプは解除され、正回転ローラ式クランプ機構21が
キャップ204 をクランプしたまま第2電動モータc2が
逆転してキャップ外し装置1自体を第3検出センサb3
で検出されるまで上昇させる。第3検出センサb3 がキ
ャップ204 を検出すると、正回転ローラ式クランプ機構
21のクランプが解除され、キャップ載せ部16にキャップ
204 を載置(移し替える)する。尚、キャップ載せ部16
にキャップ204 を移し替えた後、キャップ外し装置1は
若干上昇して最上昇位置まで達し、また第1エアーシリ
ンダa1 が縮小して受け脚7を搬送路面100 の下位まで
落とし込み、容器200 を次のバーコード読取装置2へと
送り出す。
【0021】キャップ載せ部16は、前記第3検出センサ
b3 の検出後であってキャップ204のクランプが解除さ
れる直前にキャップ204 の下面直下に近接するように水
平状に前進させる載せ板16aと、その載せ板16aを前後
方向に水平動させる第4エアーシリンダa4 とで構成さ
れ、載せ板16aの後退途中に配設され後退途中の載せ板
16aからキャップ204 を落下させる円弧状の邪魔板部26
aと、その邪魔板部26a直下に設けた送入用シュウター
26bとからなる送入手段26と、後述するキャップ用移送
路36と、送出手段46と、キャップ受け部56とでキャップ
用移送装置6を構成している。
【0022】キャップ用移送路36は、上記送入シュウタ
ー26bの下端下を始端として図1に示すように搬出路C
に配設したガス漏れ検知兼封印機4の更に下流域部分ま
で搬送路面を延設したコンベアであり、その終端に送出
手段46である送出用シュウターの上端が開放されてい
る。
【0023】キャップ受け部56は、常時は上記送出用シ
ュウター46の下端開放口を閉口している受け板56aと、
その受け板56aを前後方向に水平動させる第5エアーシ
リンダa5 とからなっている(図6)。
【0024】キャップ取付装置5を構成する復路用クラ
ンプ機構15と逆回転ローラ式クランプ機構25は、逆回転
ローラ式クランプ機構25の駆動ローラ8、8が逆転する
こと以外は機構的には前記するキャップ外し装置1と同
一構造であるため、同一符号を付け説明は省略するが検
出センサーの取付位置及び復路用クランプ機構15、逆回
転ローラ式クランプ機構25の動向が異なっている(図
5)。
【0025】即ち、前記受け板56aと第5エアーシリン
ダa5 との連結部分に第4検出センサb4 が、支持柱11
cの下位側の所定高さ位置には前記第1検出センサb1
が、前記取付板21aの裏面側端部には前記第2検出セン
サb2 が各々配置されている。
【0026】上記第4検出センサb4 は、キャップ用移
送路36から送出用シュウター46を介して送られてきた受
け板56a上のキャップ204 を検出する。第2検出センサ
b2 は、前記キャップ外し装置1と同様に容器200 のト
ールに適応して被螺子部205 と同じ高さまで逆回転ロー
ラ式クランプ機構25を下降させることができるように容
器200 の逆椀面200 ”所定高さ位置(詳細には上記逆椀
面200 ”の所定高さ部位の円弧縁部)を検出するもの
で、容器200 の逆椀面200”所定側方位置を検出する
と、前記第2電動モータc2 の駆動を停止しキャップ取
付装置5に下降をストップさせる。第1検出センサb1
は、前記キャップ外し装置1と同様に前記支持柱11cの
前方に搬入されてくる比較的大型な容器(螺着式のキャ
ップ204 を上端に有するタイプ)200 を検出するもの
で、容器200 を検出すると前記第1エアーシリンダa1
で前記受け脚7を扛上させて同容器200 を一時停止させ
る。
【0027】また、キャップ用移送路36は、キャップ20
4 を外された容器200 が回転式充填機Bでガスを定量充
填されてキャップ取付装置5直下まで搬送される所定時
間経過時に対象とするキャップ204 を受け板56aまで移
送させるように低速度で動かしている。
【0028】次にこのキャップ取付装置5の作用を説明
すると、前記第4検出センサb4 で受け板56a上のキャ
ップ204 を検知し且つ第1検出センサb1 がガスを定量
充填して搬出されてくる容器(螺着式のキャップ204 を
上端に本来有している比較的大型なタイプの容器)200
を検出すると、第1エアーシリンダa1 が受け脚7を扛
上させてその容器200 を搬送路面100 から浮上させる。
ついで第3エアーシリンダa3 が作動して逆回転ローラ
式クランプ機構25で受け板56a上のキャップ204 をクラ
ンプする。クランプ後に第5エアーシリンダa5が作動
して受け板56aを後退させる。そして、第2検出センサ
b2が容器200 の前記逆椀面200 ”所定側方位置を検出す
るまで第2電動モータc2 を駆動させてキャップ取付装
置5を下降させ、その適正な検出高さ位置で同キャップ
取付装置5を停止させる。そして復路用クランプ機構15
が作動して容器200 の胴部をクランプする。その際、逆
回転ローラ式クランプ機構25でクランプされたキャップ
204の下端縁と容器200 上端の被螺子部205 の上端縁と
は係合状態になる。次に、第1電動モータc1 が駆動し
て駆動ローラ8、8を逆回転させ、キャップ204 を螺嵌
させる。第1電動モータc1 の駆動時間はタイマー制御
してあり、締めすぎないようになっている。その後、復
路用クランプ機構15、逆回転ローラ式クランプ機構25は
クランプを解除し、初期状態まで上昇して待機状態に入
り、一方、また第1エアーシリンダa1 が縮小して受け
脚7を搬送路面100 の下位まで落とし込み、容器200 を
更に下流へと搬出する。尚、受け板56aは、キャップ取
付装置5の下降後に、第5エアーシリンダa5 が作動し
て送出用シュウター46aの出口を閉口して送られてくる
キャップ204 を逐次受け取るようになっている。
【0029】バーコード読取装置2は、図7乃至図9に
示すように、前記キャップ外し装置1と、回転式充填機
B直前の計量器3との間の搬入路A部分に配設されてい
る。
【0030】このバーコード読取装置2は、搬入路Aと
搬出路Cとの間を利用して立設する支持柱42aに並設し
た一対の案内ガイド棒42b、42bに外嵌挿する被ガイド
短筒部42c、42cを比較的長尺な垂直基板42dの背面上
下端部に備え、該垂直基板42dの前面下端部に前記する
往路用や復路用クランプ機構と同様機構のクランプ機構
12を設け、垂直基板42dの前面上端部に、直角な平面視
関係をもって4機装備されるバーコード読取器22の支持
機構32を装備してなり、前記被ガイド短筒部42c、42c
が案内ガイド棒42b、42bに遊嵌されることで支持柱42
aに沿って昇降動可能になっている。
【0031】支持機構32は、垂直基板42dの前面上端に
片持ち状に固着された比較的長尺な水平取付板32aにお
いて搬入路Aで搬入される容器200 の中心位置真上部分
に支軸32bを回転可能で且つ鉛直状に貫挿し、該支軸32
bの下端に、ドーナツ板32c’とそのドーナツ板32c’
内を区割りするように連設した十字状枠32c”とで形成
された支持板32cのその十字状枠32c”中心位置を固着
し、且つ各十字状枠32c”の中途域から各バーコード読
取機22先端を回転可能に軸支する第1垂直腕32dを垂設
し、該支持板32cの所望箇所に載置固定した第6エアー
シリンダa6 で、支軸32bを遊挿する円盤体32eを上下
動可能に支持し、該円盤体32eから垂設する第2垂直腕
32fの下端を支持板32cの前記ドーナツ板32c’を遊嵌
挿して上記バーコード読取機22の後端に固着している。
【0032】また、この支持機構32は、上記支持板32c
における十字状枠32c”の中心位置裏面に第7エアーシ
リンダa7 を鉛直方向にロッドa7 ’を所定量突出させ
た状態で備えてなり、図8がその第7エアーシリンダa
7 及びその支持枠32gであり、第2電動モータc2 に連
係して、同電動モータc2 によるチェーン10の繰り出し
・巻き取りで前記キャップ外し装置1やキャップ取付装
置5と同様に案内ガイド棒42b、42bに沿って昇降動す
るようにすると共に、前記水平取付板32a上に第8エア
ーシリンダa8 を固定し、前記第7エアーシリンダa7
のロッドa7 ’先端が容器200 の手動開閉弁203 の操作
摘み203 ’上面に当接してショックを受けることで前記
第2電動モータc2 の駆動を停止するようになってお
り、また該第8エアーシリンダa8 のロッド先端をラッ
ク部13’で構成すると共に、そのラック部13’に噛み合
うピニオン部13”を支軸32b先端に一体化してある。
【0033】また、このバーコード読取装置2の支持柱
42aには、大型、小型を問わずトールが異なる各種の容
器200 を確実に検出する為に第5、第6、第7、第8の
各検出センサb5 、b6 、b7 、b8 が所定間隔おいて
配置されている。この第5、第6、第7、第8の各検出
センサb5 、b6 、b7 、b8 は、検出される容器200
のトール高さに応じてチェーン10の繰り出し量を可変す
る為の検出手段であり、下位から一個(第5検出セン
サ)、下位から二個(第5、第6検出センサ)、下位か
ら三個(第5、第6、第7検出センサ)、四個とも検出
する場合とで第2電動モータc2 の回転量を可変するこ
とができるようにその第2電動モータc2 の制御部(図
示せず)に電気的に連係されている。
【0034】次にこのバーコード読取装置2の作用につ
いて説明すると、第5、第6、第7、第8の検出センサ
b5 、b6 、b7 、b8 がガスを定量充填して搬出され
てくる容器200 を検出すると、第1エアーシリンダa1
が受け脚7を扛上させてその容器200 を搬送路面100 か
ら浮上させる。ついで第2電動モータc2 が駆動してチ
ェーン10を検出された容器200 の高さに相応する適量だ
け繰り出しバーコード読取装置2を第7エアーシリンダ
a7 のロッドa7 ’先端が操作摘み203 ’上面に当接し
てショックを受けるまで下降させる。そして、クランプ
機構12が容器200 の胴部をクランプする。更に、第6エ
アーシリンダa6 のロッドが伸縮して円盤体32eを支持
板32cに接近・離間させて第2垂直腕32fの支持板32c
からの下位への突出量を可変してバーコード読取機22の
読取角度(起伏角度)の調整すると共に、第8エアーシ
リンダa8 のロッドの伸縮によるピニオン部13”の回転
でバーコード読取機22を支軸32bを中心とする所定角度
(90度未満)旋回させて容器200 の逆椀面200 ”所定箇
所に付設されているバーコードを確実に読取る。このバ
ーコードは、商店名、充填量等が示され、下流の計量器
3での計量との照合で回転式充填機Bによるガス充填量
が設定される。次に、クランプ機構12が容器200 の胴部
のクランプを解除し、第1エアーシリンダa1 が縮小し
て受け脚7を搬送路面100 の下位まで落とし込み、容器
200 を更に下流へと搬出する。クランプ機構12解除後、
バーコード読取装置2は、第2電動モータc2 の巻き取
りで初期の上昇位置に復帰する。
【0035】ガス漏れ検知兼封印機4は、搬入路Aと搬
出路Cとの間を利用して立設する支持柱14に並設した一
対の案内ガイド棒14aに外嵌挿する被ガイド短筒部24a
を比較的長尺な垂直基板24の背面上下端部に備え、該垂
直基板24の前面下端部に前記する往路用や復路用クラン
プ機構と同様機構のクランプ機構34を設け、垂直基板24
の前面上端部に水平取付板24bを片持ち状に固着し、該
水平取付板24bにおける容器200 の中心位置真上部分に
第3電動モータc3 の電動軸c3 ’を介してガス漏れ検
知兼封印部44を吊持することで構成されている。
【0036】このガス漏れ検知封印部44は、回転式充填
機Bで充填されたガスがガス注入口201 から漏洩してい
ないかどうかを検知した後、そのガス注入口201 に合成
樹脂製の封印キャップ206 を被蓋するものであり、ガス
注入口201 の横方向の真上の丁度良い高さ位置までリー
クセンサ44”’を下降させる位置決め機構44’と、ガス
注入口201 に封印キャップ206 を封印させる封印機構4
4”からなる。
【0037】位置決め機構44’は、上記第3電動モータ
c3 の電動軸c3 ’に中心部位を支持された水平基板44
aの片側下面に鉛直下方向に伸長するように支持した第
9エアーシリンダa9 と、該第9エアーシリンダa9 の
ロッドa9 ’に一端側を固着した水平板44bの他端側か
ら容器200 上端の手動開閉弁203 の操作摘み203 ’上域
に向けて突出する位置決め板44cと、上記水平板44bの
中間部位に固着され鉛直上方向に伸長する第10エアーシ
リンダa10と、該第10エアーシリンダa10のロッドa1
0’に固着され手動開閉弁203 真上におけ上記位置決め
板44c上で昇降動する吊持用板44eと、その吊持用板44
eで吊持固定された第11エアーシリンダa11と、その第
11エアーシリンダa11で支持されて接近・離間する左右
分割体44f、44fとからなっている。
【0038】左右分割体44f、44fは、図18に示すよう
に接近時において丁度手動開閉弁203 直下において相互
に背中向き状となるガス注入口201 と安全弁口202 との
連続する外観形状207 に沿う一半部各々を下端面先端に
形成してなり、第9エアーシリンダa9 のロッドにa9
’に固着した前記位置決め板44cが手動開閉弁203 の
操作摘み203 ’上面に当接した後に第11エアーシリンダ
a11の作用で互いに接近して上記外観形状207 に沿うよ
うになっている。
【0039】第10エアーシリンダa10は、上記第11エア
ーシリンダa11で接近される左右分割体44f、44fが丁
度上記外観形状207 に沿うものかどうか確認する為に所
定量だけ左右分割体44f、44fを下降させるものであ
る。
【0040】リークセンサ44”’は、前記ガス注入口20
1 、安全弁口202 を挟んで第9、第10エアーシリンダa
9 、a10と丁度正対するように前記水平基板44aの反対
側に吊持されている。
【0041】封印機構44”は、そのリークセンサー4
4”’の背後の水平基板44a部分上に設けられた封印キ
ャップ206 のマガジン部44gと、そのマガジン部44gに
連通して封印キャップ206 を1個づつ前記ガス注入口20
1 の延長線に直交する水平線上まで落下させて案内する
案内路44hと、その案内路44hから封印キャップ206 を
吸着する弾性吸着盤44iと、その弾性吸着盤44iをガス
注入口201 の延長線上まで180 度回転させる揺動部44j
と、その弾性吸着盤44iで吸着された封印キャップ206
をガス注入口201 に嵌着させるように伸長する第12エア
ーシリンダa12とで構成してある。
【0042】案内路44hは図16に示すように下端を水平
な腕状とし、その先部に上方及び背面を開放した、封印
キャップの最落下部を設けている。
【0043】揺動部44jは、図17に示すように、最落下
部の背面開放部から封印キャップ206 を吸着する弾性吸
着盤44iを一端に有する腕片44i’の他端部に固着され
た第12エアーシリンダa12のロッドa12’を180 度回転
させてガス注入口201 と対向する位置まで回転させるも
のであり、正回転可能なモータ等所望の手段で構成す
る。
【0044】第12エアーシリンダa12は案内路44hの最
落下部内の封印キャップ206 をロッドa12’の伸長で吸
着した弾性吸着盤を180 度回転させた後、ロッドa12’
を伸長させて該封印キャップ206 を前記ガス注入口201
に押圧して被嵌させる。
【0045】また、ガス漏れ検知兼封印機4の支持柱14
には、大型、小型を問わずトールが異なる各種の容器20
0 を確実に検出する為に第9、第10、第11、第12の各検
出センサb9 、b10、b11、b12が所定間隔おいて配置
されている。この第9、第10、第11、第12の各検出セン
サb9 、b10、b11、b12は、検出される容器200 のト
ール高さに応じてチェーン10の繰り出し量を可変する為
の検出手段であり、下位から一個(第9検出センサ)、
下位から二個(第9、第10検出センサ)、下位から三個
(第9、第10、第11検出センサ)、四個とも検出する場
合とで第2電動モータc2 の回転量を可変することがで
きるようにその第2電動モータc2 の制御部(図示せ
ず)に電気的に連係されている。
【0046】次にこのガス漏れ検知兼封印機4の作用を
説明すると、第9、第10、第11、第12の検出センサb9
、b10、b11、b12がガスを定量充填して搬出されて
くる容器200 を検出すると、第1エアーシリンダa1 が
受け脚7を扛上させてその容器200 を搬送路面100 から
浮上させる。ついで第2電動モータc2 が駆動してチェ
ーン10を検出させた容器200 の高さに相応する適量繰り
出してガス漏れ検知兼封印機4を第9エアーシリンダa
9 のロッドa9 ’に固着した位置決め板44cが操作摘み
203 ’上面に当接するまで下降させ、その位置でクラン
プ機構34が容器200 の胴部をクランプする。そして、第
10エアーシリンダa10のロッドa10’を縮小させて吊持
用板44eを降下させつつ、第11エアーシリンダa11を縮
小させて左右分割体44f、44fの下端同士を近接状にさ
せ且つ第3電動モータc3 を駆動させ水平基板44aを旋
回させて左右分割体44f、44f下端で構成される空間部
44kが前記する外観形状207 に丁度沿うようにしてガス
漏れ検知兼封印機4自体の向き正す。その後、リークセ
ンサ44”’でガス注入口201 からのガス漏洩検査が行わ
れ、最後に揺動部44jが案内路44hから封印キャップ20
6 を吸着している弾性吸着盤44iを180 度旋回させた状
態で第12エアーシリンダa12が伸長して封印キャップ20
6 をガス注入口201 に弾性的に被嵌させる。これらの工
程が終了した時点で第12エアーシリンダa12が縮小して
揺動部44jが正規の位置(案内路下端の封印キャップに
対向する位置)まで弾性吸着盤44iを逆回転させ、また
第11エアーシリンダa11、第10エアーシリンダa10、第
9エアーシリンダa9 が各々元の位置に復帰し、且つク
ランプ機構34が容器の胴部のクランプを解除し、第1エ
アーシリンダa1 が縮小して受け脚7を搬送路面100の
下位まで落とし込み、容器200 を更に下流へと搬出す
る。クランプ機構34解除後、ガス漏れ検知兼封印機4
は、第2電動モータc2 の巻き取りで初期の上昇位置に
復帰する。
【0047】本実施例搬送装置で開示した特長は、ガス
充填前のバーコード読取、ガス充填後のガス漏れ検知及
びガス注入口201 の封印が人手を要せずに行えることで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】液化高圧ガス容器のキャップ脱着装置の使用状
態を示す平面図。
【図2】キャップ外し装置の正面図。
【図3】同キャップ外し装置の平面図。
【図4】キャップ用移送装置部分の正面図。
【図5】キャップ取付装置の正面図。
【図6】同キャップ取付装置の平面図。
【図7】バーコード読取装置の正面図。
【図8】同バーコード読取装置の第7エアーシリンダ部
分の拡大正面図。
【図9】図7の(9)−(9)線断面図。
【図10】ガス漏れ検知兼封印機の正面図。
【図11】同ガス漏れ検知兼封印機の要部の正面図
【図12】第11エアーシリンダ部分の拡大正面図。
【図13】上記図10の(13)−(13)線断面図。
【図14】封印キャップの正面図。
【図15】図14の(15)−(15)線断面図で封印キャ
ップがガス注入口を被嵌した状態を2点鎖線で示す。
【図16】案内路の下端部分を拡大して示す背面図。
【図17】封印キャップでガス注入口を被嵌する状態の
平面図を示し、(イ)は案内路下端の封印キャップを弾
性吸着盤で吸着した状態を示す。(ロ)は弾性吸着盤を
揺動部で180 度回転させて封印キャップをガス注入口の
延長線上に位置させた状態を示す。(ハ)は第12エアー
シリンダを伸長させて封印キャップでガス注入口を被蓋
した状態を示す。
【図18】左右分割体の横断平面図。
【図19】搬入路、搬出路の部分拡大平面図。
【図20】図19の(20)−(20)線断面図。
【図21】同図19の(20)−(20)線断面図で受け脚
が搬送路面よりも浮上した状態を示す。
【符号の説明】
200 : 液化高圧ガス容器 B : 回転式充
填機11 : 往路用クランプ機構 21 : 正回転
ローラ式クランプ機構15 : 復路用クランプ機構
25 : 逆回転ローラ式クランプ機構16 : キャッ
プ載せ部 36 : キャップ用移送路26 :
送入手段 56 : キャップ受け部46
: 送出手段 A :搬入路C :搬
出路 204 :キャップ205 :被螺
子部 8、8 :駆動ローラ9、9 :従
動ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転式充填機に搬入する搬入路における
    液化高圧ガス容器の一時停止位置に設けた昇降動可能な
    往路用クランプ機構を下降させ、上記容器を回転不能に
    クランプする第1工程、クランプ面を駆動ローラ、従動
    ローラとで構成した正回転ローラ式クランプ機構を往路
    用クランプ機構の昇降動に連動して降下させて上記容器
    上端部の螺着式のキャップをクランプし且つ駆動ローラ
    を正回転させて上記キャップを容器から外す第2工程、
    上記正回転ローラ式クランプ機構の上昇時におけるキャ
    ップ直下に突出する前後動可能なキャップ載せ部上に同
    クランプ機構のクランプ解除でキャップを載置する第3
    工程、該キャップ載せ部上のキャップを、送入手段を介
    して搬入路上から搬出路上に亘って配置したキャップ用
    移送路へ移送させる第4工程、回転式充填機下流の搬出
    路における容器の一時停止位置上に位置する前後動可能
    なキャップ受け部上に送出手段を介してキャップ用移送
    路からキャップを移送する第5工程、クランプ面を駆動
    ローラ、従動ローラとで構成し且つ上記キャップ受け部
    の鉛直線上に昇降動可能に設けられた逆回転ローラ式ク
    ランプ機構でキャップ受け部上のキャップをクランプす
    る第6工程、上記逆回転ローラ式クランプ機構と昇降動
    を連動する復路用クランプ機構を、逆回転ローラ式クラ
    ンプ機構でクランプされているキャップの下端縁がガス
    定量充填後の容器における被螺子部上縁に係合するまで
    下降させた後同容器を回転不能にクランプする第7工
    程、上記逆回転ローラ式クランプ機構における駆動ロー
    ラを逆回転させて容器の被螺子部上縁からキャップを螺
    嵌させた後クランプを解除する第8工程とを逐次実施す
    ることを特徴とする液化高圧ガス容器のキャップの脱着
    方法。
  2. 【請求項2】 螺着式のキャップを上端に有する液化高
    圧ガス容器を回転式充填機に搬入する搬入路における上
    記容器の一時停止位置に、該容器をクランプする往路用
    クランプ機構と、駆動ローラ、従動ローラとで前記キャ
    ップのクランプ面を構成する正回転ローラ式クランプ機
    構とを連設したキャップ外し装置を昇降動可能に設ける
    と共に、前記回転式充填機から前記液化高圧ガス容器を
    搬出する搬出路における容器の一時停止位置に、該容器
    をクランプする復路用クランプ機構と、駆動ローラ、従
    動ローラとでキャップのクランプ面を構成する逆回転ロ
    ーラ式クランプ機構とを連設したキャップ取付装置を昇
    降動可能に設け、上記上昇位置のキャップ外し装置とキ
    ャップ取付装置各々との間をキャップ用移送装置で連絡
    し、該キャップ移送装置を、キャップ用移送路と、前記
    正回転ローラ式クランプ機構のクランプ解除でキャップ
    を載置する前後動可能なキャップ載せ部と、そのキャッ
    プ載せ部からキャップ用移送路へキャップを移送させる
    送入手段と、回転式充填機下流の搬出路における容器の
    一時停止位置上に位置する前後動可能なキャップ受け部
    と、そのキャップ受け部にキャップ用移送路からキャッ
    プを移送する送出手段とで構成してあることを特徴とす
    る二相体液化高圧ガス容器のキャップの脱着装置。
JP31188092A 1992-11-20 1992-11-20 液化高圧ガス容器のキャップの脱着方法及び脱着装置 Expired - Lifetime JPH07101078B2 (ja)

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