JPH07100591B2 - エレベータのドア装置 - Google Patents

エレベータのドア装置

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JPH07100591B2
JPH07100591B2 JP62320403A JP32040387A JPH07100591B2 JP H07100591 B2 JPH07100591 B2 JP H07100591B2 JP 62320403 A JP62320403 A JP 62320403A JP 32040387 A JP32040387 A JP 32040387A JP H07100591 B2 JPH07100591 B2 JP H07100591B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は相互に3:2:1の移動量比をもって開閉する高速
扉と中速扉と低速扉とを配列した3枚片開き式のエレベ
ータのドア装置に関する。
(従来の技術) 従来、エレベータのドア装置において、3枚片開き式の
ドア装置では、高速扉と中速扉と低速扉との3枚の扉が
配列され、それら3枚の扉が相互に3:2:1の移動量比で
開閉移動するように連動せしめられている。
この従来例を第3図乃至第5図により説明する。まず3
枚の扉として高速扉1A,中速扉1B,低速扉1Cが配列されて
いる。これら各扉1A乃至1Cは、それぞれの上端にドアハ
ンガー2a,2b,2cが突設され、これに取付けたハンガーロ
ーラ3をハンガーケース4に設けたハンガーレール5に
転接係合させることで吊持されていると共に、それぞれ
の下端にガイドシュー6が取付けられて敷居7に案内さ
れて水平移動するようになっている。
こうした3枚の扉1A,1B,1Cを相互に3:2:1の移動量比で
開閉するように連動せしめる手段として、先ず前記中速
扉1Bと低速扉1C相互に連結してロープ式の2:1連動機構
8が設けられている。これは第5図に示す如く、低速扉
1Cのドアハンガー2cの上端突部にボルト止めして水平に
固設されたアーム10と、このアーム10上面の両端にそれ
ぞれ回転自在に軸着された一対のロープシーブ11と、こ
の両ロープシーブ11に巻掛けて回動可能に張設された連
動ロープ12とから構成され、且つその連動ロープ12の一
部が前記ハンガーケース4に固設した固定ブラケット13
に固定端となるように連結されていると共に、同連動ロ
ープ12の反固定側の一部が前記中速扉1Bのドアハンガー
2bの上端突部に連結されている構成である。こうしたロ
ープ式の2:1連動機構8により中速扉1Bと低速扉1Cとが
相互に2:1の移動量比(速度比)をもって開閉するよう
に連動せしめられている。
また前記ハンガーケース4を支える左右一方の柱14の略
中間部にブラケット15が固設され、このブラケット15と
前記高速扉1A及び中速扉1Bとに枢支連結して3:2連動リ
ンク16が設けられている。つまりこの3:2連動リンク16
は長さが2:3:1の3本のリンク16a,16b,16cより構成され
たもので、その第1のリンク16aの一端部が軸17で前記
柱14のブラケット15に枢支連結され、この第1のリンク
16aの自由端部に第2のリンク16bの一端部が軸18で枢支
連結され、この第2のリンク16bの途中部が前記中速扉1
Bに固定したブラケット19に軸20で軸支され、更にこの
第2のリンク16bの他端部に第3のリンク16cの一端部が
軸21で枢支連結され、且つこの第3のリンク16cの他端
部が高速扉1Aに軸22で軸支されている。なお前記軸17,2
0,22は同一水平面上に配置され、かつリンク16a,16b,16
cの各軸間距離a,b,c,dは2:2:1:1の長さ比とされてい
る。こうした3:2連動リンク16により高速扉1Aと中速扉1
Bとが相互に3:2の移動量比(速度比)をもって開閉する
ように連動せしめられている。
以上の如くロープ式2:1連動機構8と3:2連動リンク16と
の2組みの連動手段により3枚の高・中・低速扉1A,1B,
1Cを3:2:1の移動量比にて連動開閉するようになってい
る。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、前述のような連動手段を用いた3枚片開き式
のエレベータのドア装置では、大形間口ドアの場合、3:
2連動リンク16のリンク長さ(特に第1及び第2のリン
ク16a,16bの長さ)が非常に長いものとなり、かつそれ
らリンクの剛性を確保するためリンク重量の増大を招い
て、製作・据付け・調整に支障をきたす問題があった。
本発明は前記事情に鑑みなされ、連動手段のリンクが小
型・軽量で済み、その製作・据付け並びに調整が容易と
なる3枚片開き式のエレベータのドア装置を提供するこ
とを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題を解決するための手段) 本発明の3枚片開き式のエレベータのドア装置は、前記
目的を達成すべく、中速扉と低速扉とに連結されて該中
速扉と低速扉とを2:1の移動量比をもって連動せしめる
2:1連動機構と、前記高・中・低速各扉に枢支連結され
て該低速扉に対する高速扉の相対変位と低速扉に対する
中速扉の相対変位とを2:1とする2:1相対連動リンクを設
けて構成したことを特徴とする。
(作用) 上記構成により、扉の開閉動作時において、低速扉の移
動量をlとすれば、2:1連動機構により中速扉の移動量
が2lとなる。またこの時の低速扉に対する中速扉の相対
変位が2l−l=lであることから、2:1相対連動リンク
により低速扉1Cに対する高速扉の相対変位が2lとなり、
高速扉の移動量は2l+l=3lとなる。以上により高,
中,低速扉が3:2:1の移動量比で連動開閉動作を行なう
ようになる。しかも従来の3:2連動リンク16に代えて設
けた2:1相対連動リンクは、リンク長さの短縮並びに軽
量化が図れて、容易に据付け・調整が行ない得るように
なる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図及び第2図により説明す
る。なお図中前述した第3図乃至第5図の構成と重複す
るものには同一符号を付して説明の簡略化を図ることに
する。
ここで3枚の高,中,低速扉1A,1B,1Cを相互に3:2:1の
移動量比で開閉するように連動せしめる手段として、先
ず中速扉1Bと低速扉1Cとの間には従来同様に上端側に連
結してロープ式の2:1連動機構8が設けられて、該中速
扉1Bと低速扉1Cとが相互に2:1の移動量比(速度比)を
もって開閉するように連動せしめられている。
一方、従来の3:2連動リンクに代えて、前記3枚の高,
中,低速扉1A,1B,1Cに枢支連結されて2:1相対連動リン
ク26が設けられている。この2:1相対連動リンク26は長
さが1:2:1の3本のリンク26a,26b,26cより構成されたも
ので、その第1のリンク26aの一端部が前記低速扉1Cに
固設されたブラケット25に軸27で軸支され、この第1の
リンク26aの自由端部に第2のリンク26bの一端部が軸28
で枢支連結され、この第2のリンク26bの中間部が前記
中速扉1Bに固定したブラケット29に軸30で軸支され、更
にこの第2のリンク26bの他端部に第3のリンク26cの一
端部が軸31で枢支連結され、且つこの第3のリンク26c
の他端部が高速扉1Aに軸32で軸支されている。なお前記
軸27,30,32は同一水平面上に配置され、かつリンク26a,
26b,26cの各軸間距離e,f,g,hは1:1:1:1の比の全て等し
い長さとされている。そしてこの2:1相対連動リンク26
により低速扉1Cに対する高速扉1Aの相対変位と低速扉1C
に対する中速扉1Bの相対変位とが2:1となるように各扉
が連動されている。
而して、上述した構成の作用を述べると、扉の開閉動作
において低速扉1Cが距離lだけ移動したとすると、前記
ロープ式の2:1連動機構8の作用により中速扉1Bは2lだ
け移動する。これにて2:1相対連動リンク26はこの軸27
と軸30との軸間距離がlだけ短くなるように回動する。
ここで軸27と軸30の軸間距離と軸30との軸32の軸間距離
は常に等しく保たれることから、軸27と軸32の軸間距離
は2lだけ短くなる。即ち、低速扉1Cと高速扉1Aの相対変
位は2lとなるから、高速扉1Aの移動量は相対変位2lと低
速扉1Cの移動量lを合せた3lとなる。従って高,中,低
速扉1A,1B,1Cは移動量比3:2:1をもって開閉動作するよ
うになる。
こうした2:1相対連動リンク26であれば、第1,第2,第3
のリンク26a,26b,26cが出入口幅より小さいスペース内
に納まる状態に配置されることになり、省スペースが図
れる。また従来に比し第1及び第2のリンク26a,26bが
短く、最大リンク長さは約3分の2で済む。この為にリ
ンクの長さの大幅な短縮が図れ、リンクの必要な剛性を
得るための重量増加を防げて軽量化が図れ、容易に据付
け・調整が行ない得るようになる。またリンクが短いこ
とによりねじれの発生も少なく、この為にリンクのねじ
れにより生じる扉の変形や走行抵抗の増加をおさえるこ
とができるようになる。さらには従来の如き柱14を必要
とせずに部品削減が図れる等の利点がある。
なお前記実施例においては、中速扉1Bと低速扉1Cとを2:
1の移動量比をもって連動せしめる連動手段として、ロ
ープ式の2:1連動機構8を用いたが、このロープ支持以
外に例えば図示しないが2:1連動リンクと言ったリンク
式等の2:1連動機構を用いても可である。
〔発明の効果〕
本発明は前述した如くなしたから、3枚片開き式のドア
の高,中,低速扉を3:2:1の移動量比でもって開閉連動
せしめることができると共に、その連動手段のリンクの
小型・軽量化が図れ、その製作・据付け並びに調整が容
易となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す背面図、第2図は第1
図のII−II線に沿う断面図、第3図は従来例を示す背面
図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う断面図、第5図は
第3図のロープ式の2:1連動機構の斜視図である。 1A……高速扉、1B……中速扉、1C……低速扉、8……2:
1連動機構、26……2:1相対連動リンク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に3:2:1の移動量比をもって開閉する
    高速扉と中速扉と低速扉とを配列した3枚片開き式のエ
    レベータのドア装置において、前記中速扉と低速扉とに
    連結されて該中速扉と低速扉とを2:1の移動量比をもっ
    て連動せしめる2:1連動機構と、前記高・中・低速各扉
    に枢支連結されて該低速扉に対する高速扉の相対変位と
    低速扉に対する中速扉の相対変位とを2:1とする2:1相対
    連動リンクを設けて構成したことを特徴とするエレベー
    タのドア装置。
JP62320403A 1987-12-18 1987-12-18 エレベータのドア装置 Expired - Fee Related JPH07100591B2 (ja)

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