JP3407817B2 - エレベーターのドアオペレーター - Google Patents

エレベーターのドアオペレーター

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JP3407817B2
JP3407817B2 JP01803894A JP1803894A JP3407817B2 JP 3407817 B2 JP3407817 B2 JP 3407817B2 JP 01803894 A JP01803894 A JP 01803894A JP 1803894 A JP1803894 A JP 1803894A JP 3407817 B2 JP3407817 B2 JP 3407817B2
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door
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二郎 加島
稔 佐々木
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Otis Elevator Co
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、エレベーターのかごに
設けられるドアをベルトドライブ式によって開閉させる
ようにしたエレベーターのドアオペレーターに関する。 【0002】 【従来の技術】従来のエレベーターのドアオペレーター
として、例えば図6に示すようなものがある。同図にお
いて、符号101,102はエレベーターのかごの出入
口に開閉自在に配設された片開き式のドアであり、この
ドア101,102はファスト側とスロー側とからなっ
ている。出入口103の上方側にはヘッダー104が設
けられ、このヘッダー104に設けられたドアレール1
05にはファスト側ドア101、スロー側ドア102が
それぞれハンガー106,107を介して摺動自在に支
持されている。 【0003】また、出入口103の上方における左右両
端には、一対の駆動プーリ108,従動プーリ109が
配設され、このプーリ108,109の間には主ベルト
110が掛けられ、この主ベルト110はファスト側ド
ア用ハンガー106に止着されている。駆動プーリ10
8はベルト111を介してモータ112によって回転さ
せられる。 【0004】スロー側ドア102には、図7に示すよう
に一対のプーリ113,114が取り付けられ、このプ
ーリ113,114に掛けられた従ベルト115はブラ
ケット116を介してかご側に止着され、また連結具1
17を介してファスト側ドア101に止着されている。 【0005】モータ112によって駆動プーリ108を
回転させると、主ベルト110を介してファスト側ドア
101は開閉させられるが、このファスト側ドア101
は従ベルト115にも止着されているので、この従ベル
ト115はファスト側ドア101に引っ張られることに
なる。従ベルト115はブラケット116を介してかご
側に止着されているので、プーリ113,114は全体
ごと移動させられる。すなわち、スロー側ドア102は
ファスト側ドア101の約1/2の速さで開閉させられ
る。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のドアオペレーターにあっては、一対のプーリ
113,114はこの軸線が駆動プーリ108、従動プ
ーリ109の軸線に対して直交するように配置させられ
ていたので、このドアオペレーター全体としては前記プ
ーリ113,114の径の分だけ厚くなってしまい、ひ
いていは昇降路が大きくなってしまうという問題点があ
った。 【0007】本発明は、ドアオペレーター全体として薄
くすることができるエレベーターのドアオペレーターを
提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、ファスト側ドアを支持し
ドア開閉方向へ移動可能なファスト側ドア用ハンガー
と、スロー側ドアを支持しドア開閉方向へ移動可能なス
ロー側ドア用ハンガーと、かごの出入口の一端側に設け
られる駆動プーリと、前記出入口の他端側に設けられる
従動プーリと、前記スロー側ドア用ハンガーに取り付け
られる一対のプーリと、この一対のプーリ、前記駆動プ
ーリおよび前記従動プーリに掛けられた1本のベルトと
を備え、前記駆動プーリ、従動プーリおよび一対のプー
リのそれぞれの軸線を相互に略平行にするとともにこれ
らを同一面上に配設し、前記出入口の一端側に前記ベル
トの一端を止着し、次に前記一対のプーリの一方に掛
け、次に前記駆動プーリに掛け、次に前記従動プーリに
掛け、次に前記一対のプーリの他方に掛け、次にこのベ
ルトの他端を前記出入口の他端側に止着するようにし、
前記駆動プーリと前記一対のプーリの一方との間に位置
するベルトに前記ファスト側ドア用ハンガーを止着した
構成とする。 【0009】 【作用】駆動プーリ、従動プーリおよび一対のプーリの
それぞれの軸線を相互に略平行にするとともにこれらを
同一面上に配設したので、このドアオペレーターの厚さ
方向において、一対のプーリの占める割合は小さくな
る。 【0010】 【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1ないし図5は本発明に係るエレベーターのドアオペレ
ーターの一実施例を示す図である。 【0011】図1において、符号1,2はかごの出入口
3に開閉自在に配設された片開き式のドアであり、この
ドア1,2はファスト側とスロー側とからなっている。
ファスト側ドア1、スロー側ドア2の上方部にはそれぞ
れファスト側ドア用ハンガー4、スロー側ドア用ハンガ
ー5がボルト等によって設けられている。ファスト側ド
ア用ハンガー4、スロー側ドア用ハンガー5にはそれぞ
れ一対のローラ6,7および8,9が回転自在に取り付
けられている。 【0012】出入口3の上方にはヘッダー10が設けら
れており、このヘッダー10は図2に示すようにドアレ
ール11,12を有しており、このドアレール11,1
2にはそれぞれローラ6,7および8,9を介してファ
スト側ドア用ハンガー4、スロー側ドア用ハンガー5が
ドア開閉方向に摺動自在に係合されている。すなわち、
ファスト側ドア1、スロー側ドア2はヘッダー4,5に
摺動自在に支持されている。また、ハンガー4,5には
ローラ6,7および8,9がドアレール11,12から
外れてしまうのを防止するためのピン部材13,14が
植設されている。 【0013】ヘッダー10の図1中左右両端には、駆動
プーリ15、従動プーリ16がブラケット17,18を
介して回転自在に設けられ、この駆動プーリ15はヘッ
ダー10に設置されたモータ(図3に示す)によって回
転される。また、スロー側ドア用ハンガー5の上端側は
突出した形状となっており、この突出部5aには一対の
プーリ20,21が回転自在に取り付けられている。 【0014】図3に示すように一対のプーリ20,2
1、駆動プーリ15および従動プーリ16の軸線は相互
に略平行となっており、またこの一対のプーリ20,2
1、駆動プーリ15および従動プーリ16は同一平面上
に位置している。このため、このドアオペレーターの厚
さ方向において、一対のプーリ20,21の占める割合
は小さくなっている。 【0015】駆動プーリ15、従動プーリ16および一
対のプーリ20,21には図1に示すように1本のベル
ト22が掛けられているが、このベルト22の掛け方
は、この一端が止着部材23等を介してヘッダー10
(かご側)に止着され、次にプーリ20に掛けられ、次
に駆動プーリ15、従動プーリ16と掛けられた後、プ
ーリ21に掛けられ、この他端が止着部材24によって
ブラケット18(かご側)に止着されている。プーリ2
0と駆動プーリ15との間のベルト22は、止着部材2
5によってファスト側ドア用ハンガー4に止着されてい
る。 【0016】ベルト22の一端をかご側に止着する止着
部材23は、図4に示すように、断面略L字型の固定部
31に断面略コの字型の支持部32が溶接されている。
支持部32内には断面略ハの字形状をした押え部33が
位置しており、この後端にはストッパー片33aが一体
形成されている。押え部33内にベルト22を位置さ
せ、ボルト34,35を支持部32の外からねじ込む
と、ベルト22の一端は固定部31に固定される。 【0017】止着部材23とヘッダー10との間には、
ベルト22のテンションを調節する機構36が設けられ
ている。すなわち、固定部31には、断面略L字型の調
節部37が一体形成されている。ヘッダー10の上端に
はボルト38等により断面略L字型の保持部39が固定
され、これにはスリット39aが形成され、このスリッ
ト39aに調節部37の先端が挿入されている。調節部
37と保持部39には、ボルト40が挿通され、このボ
ルト40をねじ込むことによってベルト22のテンショ
ンを調節することができる。なお、止着部材24,25
もこの止着部材23と略同様の構成となっている。 【0018】ファスト側ドア1とスロー側ドア2とは、
図5に示すように開放状態では、ともに二点鎖線で示す
位置にある。ここで、駆動プーリ15を反時計方向に回
転させると、ベルト22に止着されたファスト側ドア1
は閉方向(図5中右方向)へ引っ張られて移動する。こ
のとき、スロー側ドア2もベルト22によって閉止方向
へ引っ張られて移動するが、このスロー側ドア2はプー
リ20を介して引っ張られるので、この移動速度はファ
スト側ドア1の移動速度の1/2となっている。 【0019】ファスト側ドア1とスロー側ドア2は、閉
止状態では実線で示す位置にある。ここで、駆動プーリ
15を時計方向に回転させると、スロー側ドア2はプー
リ21を介して開方向(図5中左方向)へ引っ張られて
移動し、ファスト側ドア1はベルト22に直に引っ張ら
れて開方向へ移動する。このときも、前記同様にスロー
側ドア2の移動速度はファスト側ドア1の移動速度の1
/2である。 【0020】なお、ドア1,2の開閉は、図1に示すよ
うに光電センサ41,42で検知し、ドア1,2が完全
に閉止されているかはリミットスイッチ43で検知して
いる。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駆動プーリ、従動プーリおよび一対のプーリのそれぞれ
の軸線を相互に略平行にするとともにこれらを同一面上
に配設したので、ドアオペレーターは全体として薄くす
ることができ、ひいては昇降路を小さくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るエレベーターのドアオペレーター
の一実施例を示す正面図 【図2】このドアオペレーターの側面図 【図3】このドアオペレーターの平面図 【図4】止着部材の斜視図 【図5】このドアオペレーターの作動を示す概略正面図 【図6】従来のエレベーターのドアオペレーターの正面
図 【図7】図6中A矢視図 【符号の説明】 1…ファスト側ドア 2…スロー側ドア 3…出入口 4…ファスト側ドア用ハンガー 5…スロー側ドア用ハンガー 15…駆動プーリ 16…従動プーリ 20,21…一対のプーリ 22…ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 稔 神奈川県川崎市高津区坂戸3−2−1 日本オーチス・エレベータ株式会社 オ ーチス技術研究所内 (56)参考文献 特開 平7−137966(JP,A) 実開 昭59−188282(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 13/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ファスト側ドアを支持しドア開閉方向へ
    移動可能なファスト側ドア用ハンガーと、スロー側ドア
    を支持しドア開閉方向へ移動可能なスロー側ドア用ハン
    ガーと、かごの出入口の一端側に設けられる駆動プーリ
    と、前記出入口の他端側に設けられる従動プーリと、前
    記スロー側ドア用ハンガーに取り付けられる一対のプー
    リと、この一対のプーリ、前記駆動プーリおよび前記従
    動プーリに掛けられた1本のベルトとを備え、前記駆動
    プーリ、従動プーリおよび一対のプーリのそれぞれの軸
    線を相互に略平行にするとともにこれらを同一面上に配
    設し、前記出入口の一端側に前記ベルトの一端を止着
    し、次に前記一対のプーリの一方に掛け、次に前記駆動
    プーリに掛け、次に前記従動プーリに掛け、次に前記一
    対のプーリの他方に掛け、次にこのベルトの他端を前記
    出入口の他端側に止着するようにし、前記駆動プーリと
    前記一対のプーリの一方との間に位置するベルトに前記
    ファスト側ドア用ハンガーを止着したことを特徴とする
    エレベーターのドアオペレーター。
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JP2002187684A (ja) * 2000-12-08 2002-07-02 Otis Elevator Co エレベータかごのドア開閉装置
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