JPH069988Y2 - チップ状電子部品収納テ−プ - Google Patents

チップ状電子部品収納テ−プ

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JPH069988Y2
JPH069988Y2 JP12144687U JP12144687U JPH069988Y2 JP H069988 Y2 JPH069988 Y2 JP H069988Y2 JP 12144687 U JP12144687 U JP 12144687U JP 12144687 U JP12144687 U JP 12144687U JP H069988 Y2 JPH069988 Y2 JP H069988Y2
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JP
Japan
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tape
chip
shaped
electronic component
component storage
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Application number
JP12144687U
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JPS6426272U (ja
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博 岡田
慎一 原田
憲一 大藪
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、チップ状電子部品収納テープに係り、特にプ
リント基板にチップ状電子部品を自動マウントするのに
適するようにチップ状電子部品を収納したテープに関す
る。
従来の技術 コンデンサ等のチップ状電子部品は、その外形が角形の
ものと丸形のものがあるが、いずれもその両端に電極を
形成したものであって、いわゆるリードレスの電気部品
として知られている。このようなチップ状電子部品はプ
リント基板の一面だけの回路にはんだ付けできるので、
いわゆる平面実装用として多く用いられている。
しかしながら、このようなチップ状電子部品を順次搬入
されてくるプリント基板に順次自動マウントする場合に
は、このチップ状電子部品をプリント基板の所定のマウ
ント位置に正しく配置しなければならず、その電極の方
向が搬送方向に対して常に一定でなければならない。
このために、チップ状電子部品は、その製造後その包装
も兼ねてその電極の向きを一定方向に定めることができ
るようにテープを加工して順次収納することが行われて
いる。この方法としては角形チップ状電気部品の場合に
は、第2図に示すようにテープaに打ち抜き穴を設け、
これを別のテープbで下から当てがい、電子部品cをこ
の穴に収納した後さらにその上から第3のテープdで被
覆することが主に行われている。また、丸形チップ状電
気部品の場合には、第3図に示すように第1のテープe
を熱プレスによりエンボス成型し、この凹部に電子部品
fを収納してから第2のテープgにより上側を被覆した
り、また、第4図に示すように第1のテープhを冷間プ
レスによりエンボス成型してその凹部に電子部品iを収
納し、第2のテープjを上側から被覆することが主に行
われている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の従来のチップ状電気部品の収納テ
ープは、エンボス工程が必要であったり、これらにより
形成される凹部が所定の寸法で形成されているかどうか
のチェックをする等の品質管理が必要となり、その製造
上、管理上のコストがかかるという問題点がある。特に
電子部品のコストダウンが叫ばれている中にあって、そ
製品の収納コストの全体に占める割合が20%以上にもな
る状況にあってはその引き下げが緊急の課題とされてい
る。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記問題点を解決するために、側縁に沿って
等間隔に設けられた送り穴とこの送り穴に対応して設け
た貫通孔とを有する第1のテープの上記貫通孔に第2の
テープをU字状に陥入して接着することにより電子部品
収納用凹部を形成し、該電子部品収納用凹部に電子部品
を収納した状態でその上部を第3のテープにより被覆し
かつこの第3のテープを上記第1のテープの表面に剥離
可能に接着したことを特徴とするチップ状電子部品収納
テープを提供するものである。
作用 第1のテープに貫通孔を形成し、これに第2のテープを
U字状に陥入して凹部を形成し、これに電子部品を収納
するようにしたので、エンボス工程を必要とすることな
く、また、凹部の寸法は第2のテープのU字状部が比較
的変形容易であることにより融通を持たせることができ
る。
実施例 次ぎに本考案の一実施例を第1図に基づいて説明する。
第1図(イ)中、1は第1のテープ(フラットテープ)
で、紙やポリエステルフィルム等のプラスチックフィル
ムなどからなりその側縁に送り穴2,2…が形成され、
これらの間に細長貫通孔3,3…が形成されている。こ
のような第1のテープ1に対してポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリスチレン等の弾性に富んだ材料からなる
第2のテープ(インナーテープ)4が上記貫通孔3,3
…に当てがわれて重ねられ、図示省略した機械により陥
入されて第1図(ロ)に示すようにそれぞれの貫通孔にU
字状の凹部5,5…が形成され、この状態で第2のテー
プが第1のテープに例えば熱バーの当接により接着され
る。この接着は予め第1のテープ、第2のテープに接着
剤を塗布しておいてこの接着剤によって行っても良く、
両方を行っても良い。なお、第2のテープはその幅寸法
を上記貫通孔3の同方向の対応する長さより0.05〜0.1m
m細く形成することが好ましい。
この後上記凹部5,5…を順次移動させ例えば丸形チッ
プ状電子部品をエアパイプ等により順次収納して行き、
第1図(ハ)に示すようにポリエチレン、ポリプロピレン
等からなる第3のテープ6をチップ状電子部品7に被覆
しかつ第1のテープに接着させて完成させる。この接着
は上記と同様に熱接着、接着剤による接着、これらの併
用のいずれでも良く、また接着剤はこれを付与してから
直ぐに張り合わせても良い。
なお、チップ状電気部品はその一部が貫通孔3の縁に掛
かるようにし、抜け落ちないようにすることが好まし
い。
上記は丸形チップ状電気部品について説明したが、角形
チップ状部品についても同様に収納することができる。
考案の効果 本考案によれば、第1のテープの貫通孔に第2のテープ
をU字状に陥入させ、これにチップ状電子部品を収納す
るようにしたので、エンボス加工のような特別の機械を
必要とすることなく従来の良く使用されている機械で簡
単に加工することができるとともに、U字状凹部はその
変形が容易で僅かな部品の大きさ、形状のバラツキに対
して容易に対応でき、その融通性があるのでその品質管
理の面倒も少なくできる。このようにして製造上、品質
管理上の両方からコストを大幅に削減することができ、
最近のコストダウンの要求に応えることができる。
また、U字状凹部の形状、大きさの変更も容易であるの
で多種少量生産に有効であるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)(ロ)(ハ)は本考案の一実施例のチップ状電気部
品収納テープの製造工程を示す図、第2図は従来の角形
チップ状電気部品収納テープの構造を示す図、第3図は
従来の丸形チップ状電気部品収納用テープの構造を示す
図、第4図は従来の他の丸形チップ状電気部品収納用テ
ープの構造を示す図である。 図中、1は第1のテープ、2,2…は送り穴、3,3…
は貫通孔、4は第2のテープ、5は電子部品収納用凹
部、6は第3のテープ、7はチップ状電子部品である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側縁に沿って等間隔に設けられた送り穴と
    この送り穴に対応して設けた貫通孔とを有する第1のテ
    ープの上記貫通孔に第2のテープをU字状に陥入して接
    着することにより電子部品収納用凹部を形成し、該電子
    部品収納用凹部に電子部品を収納した状態でその上部を
    第3のテープにより被覆しかつこの第3のテープを上記
    第1のテープの表面に剥離可能に接着したことを特徴と
    するチップ状電子部品収納テープ。
JP12144687U 1987-08-10 1987-08-10 チップ状電子部品収納テ−プ Expired - Lifetime JPH069988Y2 (ja)

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JPS6426272U JPS6426272U (ja) 1989-02-14
JPH069988Y2 true JPH069988Y2 (ja) 1994-03-16

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