JPH0698653B2 - 射出成形機におけるシリンダ基部冷却装置 - Google Patents
射出成形機におけるシリンダ基部冷却装置Info
- Publication number
- JPH0698653B2 JPH0698653B2 JP14966686A JP14966686A JPH0698653B2 JP H0698653 B2 JPH0698653 B2 JP H0698653B2 JP 14966686 A JP14966686 A JP 14966686A JP 14966686 A JP14966686 A JP 14966686A JP H0698653 B2 JPH0698653 B2 JP H0698653B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder base
- air
- injection molding
- molding machine
- cooling device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/72—Heating or cooling
- B29C45/74—Heating or cooling of the injection unit
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、射出成形機の射出機構部に設ける冷却装置
に関する。
に関する。
従来の技術 射出成形機においては従来からホッパー根本のケースに
ウォータージャケットを構成して、機械の稼動中ここを
冷却し、高温となるシリンダからの熱がホッパーに伝わ
るのを防止している。
ウォータージャケットを構成して、機械の稼動中ここを
冷却し、高温となるシリンダからの熱がホッパーに伝わ
るのを防止している。
しかし、冷却に水を用いることは、機械が設置されてい
る場所までの配管を必要としたり、水漏れを生じたりで
扱いにくく、特に、最近の傾向であるサーボモータを多
く用いたNC制御系の機械では水や油など液体を嫌う傾向
がある。
る場所までの配管を必要としたり、水漏れを生じたりで
扱いにくく、特に、最近の傾向であるサーボモータを多
く用いたNC制御系の機械では水や油など液体を嫌う傾向
がある。
一方、小型機などでは放熱させるべき個所に空冷用のフ
ィンを設けることも考えられるが、これは製作に手間が
かかって高価となってしまう。
ィンを設けることも考えられるが、これは製作に手間が
かかって高価となってしまう。
発明が解決しようとする問題点 高価な空冷フィンの冷却構造によらず、しかもより効果
的な、空冷によるシリンダ基部の冷却装置を提供するこ
とを目的とする。
的な、空冷によるシリンダ基部の冷却装置を提供するこ
とを目的とする。
問題を解決するための手段 射出成形機のシリンダ基部にフランジを密着して取り付
け、このフランジに空気通路を形成しておいて、この通
路の一端に、圧縮空気をノズルの先端から吹き込む。
け、このフランジに空気通路を形成しておいて、この通
路の一端に、圧縮空気をノズルの先端から吹き込む。
作用 フランジの空気通路に吹き込まれた圧縮空気はノズルの
先端から出ると断熱膨張して低温となり、その空気が通
路を一端から他端へ通り抜けるとき熱交換が行なわれ
る。
先端から出ると断熱膨張して低温となり、その空気が通
路を一端から他端へ通り抜けるとき熱交換が行なわれ
る。
実施例 第1図は射出成形機の射出機構部を前方から見たもので
あるが、ホッパー1の根本にあるケース2は機枠3に固
定されている。符号4はシリンダであって、周囲にバン
ドヒーター5を有し、基部にはフランジ6が密着嵌合さ
れている。フランジ6は四隅のボルト7でケース2に固
着されている。ケース2とシリンダ4には図示してない
が射出用のスクリューが貫通している。フランジ6の側
面には、圧縮空気送り込み用のパイプ8と排出用のパイ
プ9が連結されている。なお、この実施例では排出用の
パイプ8の先端にサイレンサー10が装着されている。
あるが、ホッパー1の根本にあるケース2は機枠3に固
定されている。符号4はシリンダであって、周囲にバン
ドヒーター5を有し、基部にはフランジ6が密着嵌合さ
れている。フランジ6は四隅のボルト7でケース2に固
着されている。ケース2とシリンダ4には図示してない
が射出用のスクリューが貫通している。フランジ6の側
面には、圧縮空気送り込み用のパイプ8と排出用のパイ
プ9が連結されている。なお、この実施例では排出用の
パイプ8の先端にサイレンサー10が装着されている。
フランジ6には第2図に示すように、中央に貫通したシ
リンダ4の周囲をとりまいて空気通路11が形成されてい
る。空気通路11は両端が開放された通路で一端にはエア
ノズル12が固着され、他端は空気の排出口13とされてい
る。エアノズル12に接続されたパイプ8は空気圧源に、
排出口13に接続されたパイプ9はサイレンサー10にそれ
ぞれ接続している。
リンダ4の周囲をとりまいて空気通路11が形成されてい
る。空気通路11は両端が開放された通路で一端にはエア
ノズル12が固着され、他端は空気の排出口13とされてい
る。エアノズル12に接続されたパイプ8は空気圧源に、
排出口13に接続されたパイプ9はサイレンサー10にそれ
ぞれ接続している。
なお、この実施例において、エアノズル12はその先端を
フランジ6の空気通路内に突込んだ格好で取り付けられ
ているが、第3図のように離れていても良く、要するに
エアノズル12の先端がフランジ6の空気通路11の一端に
臨んでおれば良い。フランジ6は熱交換の能率からする
とアルミニウムダイキャスト製などが好しい。また、空
気通路11は複数本を設けることがある。
フランジ6の空気通路内に突込んだ格好で取り付けられ
ているが、第3図のように離れていても良く、要するに
エアノズル12の先端がフランジ6の空気通路11の一端に
臨んでおれば良い。フランジ6は熱交換の能率からする
とアルミニウムダイキャスト製などが好しい。また、空
気通路11は複数本を設けることがある。
エアノズル12に対する圧縮空気は第4図に示すように、
コンプレッサー等の空気圧源からレギュレータ、電磁弁
を経てエアノズル12に至る。そして、電磁弁は第1図に
符号14で示す温度センサーからの信号で開閉される。す
なわち、温度センサー14は、シリンダ4の基部であるフ
ランジ6のホッパー側に取り付けられていて、この個所
の温度が所定温度(成形材料によって異なる)以上とな
ったとき、電磁弁を開いて圧縮空気をエアノズルに送り
込む。したがって、フランジ6は所定温度以上にならな
い。
コンプレッサー等の空気圧源からレギュレータ、電磁弁
を経てエアノズル12に至る。そして、電磁弁は第1図に
符号14で示す温度センサーからの信号で開閉される。す
なわち、温度センサー14は、シリンダ4の基部であるフ
ランジ6のホッパー側に取り付けられていて、この個所
の温度が所定温度(成形材料によって異なる)以上とな
ったとき、電磁弁を開いて圧縮空気をエアノズルに送り
込む。したがって、フランジ6は所定温度以上にならな
い。
効果 シリンダから伝導してくる熱はその基部のフランジで
拡散あるいは内部を通過する空気に熱交換され、大部分
が遮断されてしまい、ホッパー根本が成形材料が溶融す
る程に高温となることはない。
拡散あるいは内部を通過する空気に熱交換され、大部分
が遮断されてしまい、ホッパー根本が成形材料が溶融す
る程に高温となることはない。
フランジの空気通路に吹き込まれる空気は、エアノズ
ル先端から出たところで断熱膨張により低温化するの
で、熱交換の効率が良くなる。
ル先端から出たところで断熱膨張により低温化するの
で、熱交換の効率が良くなる。
シリンダ固定用のフランジに空気通路を設けるので場
所をとらずウォータージャケットを作りにくい小形の射
出成形機に好適である。
所をとらずウォータージャケットを作りにくい小形の射
出成形機に好適である。
第1図実施例のように、エアノズル先端をフランジの
空気通路内に突込み、排出口側にサイレンサーを取り付
けると圧縮空気が噴出するときの騒音をかなり低減でき
る。
空気通路内に突込み、排出口側にサイレンサーを取り付
けると圧縮空気が噴出するときの騒音をかなり低減でき
る。
第1図は斜視図、第2図は要部の断面図、第3図は別の
実施例を示す断面図、第4図は作動を説明するための模
式図である。 1……ホッパー、2……ケース、3……機枠、4……シ
リンダ、5……バンドヒーター、6……フランジ、7…
…ボルト、8,9……パイプ、10……サイレンサー、11…
…空気通路、12……エアノズル、13……排出口、14……
温度センサー。
実施例を示す断面図、第4図は作動を説明するための模
式図である。 1……ホッパー、2……ケース、3……機枠、4……シ
リンダ、5……バンドヒーター、6……フランジ、7…
…ボルト、8,9……パイプ、10……サイレンサー、11…
…空気通路、12……エアノズル、13……排出口、14……
温度センサー。
Claims (2)
- 【請求項1】射出成形機のシリンダ基部に、ホッパー根
本のケースへ装着するためのフランジをシリンダに密着
させて固定し、このフランジの内部にシリンダをとりま
き、両端が開放された空気通路を形成し、通路の一端に
空気圧源につながったエアノズルを臨ませてなることを
特徴とした射出成形機におけるシリンダ基部冷却装置。 - 【請求項2】空気圧源とエアノズル間に電磁弁が設けら
れ、この電磁弁はシリンダ基部に配置された温度センサ
ーからの信号に基づき、シリンダ基部の温度が所定以上
となったとき、弁を開く方向にセットされていることを
特徴とした特許請求の範囲第1項に記載の射出成形機に
おけるシリンダ基部冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14966686A JPH0698653B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 射出成形機におけるシリンダ基部冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14966686A JPH0698653B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 射出成形機におけるシリンダ基部冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS635920A JPS635920A (ja) | 1988-01-11 |
JPH0698653B2 true JPH0698653B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=15480188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14966686A Expired - Lifetime JPH0698653B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 射出成形機におけるシリンダ基部冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0698653B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5087648B2 (ja) * | 2010-03-24 | 2012-12-05 | 株式会社日本製鋼所 | シリンダ冷却水用ヘッダ配管のサイレンサ構造 |
US8877254B2 (en) | 2010-12-29 | 2014-11-04 | Ecolab Usa Inc. | In situ generation of peroxycarboxylic acids at alkaline pH, and methods of use thereof |
US8889900B2 (en) | 2010-12-29 | 2014-11-18 | Ecolab Usa Inc. | Sugar ester peracid on site generator and formulator |
US20140256811A1 (en) | 2013-03-05 | 2014-09-11 | Ecolab Usa Inc. | Efficient stabilizer in controlling self accelerated decomposition temperature of peroxycarboxylic acid compositions with mineral acids |
US10165774B2 (en) | 2013-03-05 | 2019-01-01 | Ecolab Usa Inc. | Defoamer useful in a peracid composition with anionic surfactants |
EP3232781A4 (en) | 2014-12-18 | 2018-08-22 | Ecolab USA Inc. | Methods for forming peroxyformic acid and uses thereof |
KR20170096032A (ko) | 2014-12-18 | 2017-08-23 | 에코랍 유에스에이 인코퍼레이티드 | 다가 알콜 폼에이트를 통한 퍼옥시폼산의 생성 |
US11040902B2 (en) | 2014-12-18 | 2021-06-22 | Ecolab Usa Inc. | Use of percarboxylic acids for scale prevention in treatment systems |
CN106827393B (zh) * | 2017-01-10 | 2018-11-16 | 嘉兴市华阳电器有限公司 | 一种注塑机用冷却上料一体化设备 |
US11260040B2 (en) | 2018-06-15 | 2022-03-01 | Ecolab Usa Inc. | On site generated performic acid compositions for teat treatment |
-
1986
- 1986-06-27 JP JP14966686A patent/JPH0698653B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS635920A (ja) | 1988-01-11 |
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