JPH0698486B2 - 角柱のエレスラデポ部の開先切断方法及び装置 - Google Patents

角柱のエレスラデポ部の開先切断方法及び装置

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JPH0698486B2
JPH0698486B2 JP3503089A JP3503089A JPH0698486B2 JP H0698486 B2 JPH0698486 B2 JP H0698486B2 JP 3503089 A JP3503089 A JP 3503089A JP 3503089 A JP3503089 A JP 3503089A JP H0698486 B2 JPH0698486 B2 JP H0698486B2
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JP
Japan
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groove
depot
prism
erasla
cutting
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JP3503089A
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義雄 山本
由利男 金子
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Koike Sanso Kogyo KK
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Koike Sanso Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は角柱鋼の溶接の為の開先切断に関するもので
ある。
〈従来の技術〉 近年、鉄骨構造物の柱として耐震強度の優れた角柱鋼が
多く使用されている。しかし、角柱鋼は所定の強度を発
揮させるため、各部財の熔着箇所に基準通りの加工技術
を施すことが必要とされるので、これを粗略にすると従
来のＨ鋼よりも却って、弱い面を露出することになる。
そのため、角柱の接合部材の切断縁はあらかじめ開先加
工を施したのち、更に裏金を取り付け溶接を行うのであ
る。角柱１は第１図に見る如く各階層に梁を入れるた
め、仕口３部分には接合ブロック２を取り付けるので、
角柱１の仕口３部は強度を必要とするためダイヤフラム
４を挿入四方完全溶接を行い、強度を増していた。尚、
詳細には第２図の如く平板時に基準通りに開先加工され
た平板５に、図示されてないが裏金及びダイヤフラム４
が取り付けられた物が角型に組付けられるが、ダイヤフ
ラム４の上部の平板縁６には、開先加工が施されずダイ
ヤフラム４の溶接のためのエレクトロスラグ溶接孔７が
切り込まれている。該溶接孔７より、エレクトロスラグ
溶接装置によりダイヤフラム４と平板５は完全溶接さ
れ、第３図の如く角柱１にはエレスラデポ８が出来る。
前記の如く組立、エレクトロスラグ溶接後はエレスラデ
ポ８及び開先未了の平板縁６の部分９を前後の開先済み
のＶ溝10に倣いエアーガウジング又はグラインダーにて
削除したのち、完全溶け込み溶接を行い、強靱な角柱を
作り出すのである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 前述の様な工程により角柱を製作するが、エレクトロス
ラグ溶接後のエレスラデポ及び周辺部の未開先部分を前
後の既開先部と同形状にするためエアーガウジング又は
グラインダーにて削除を行っているが、エアーガウジン
グにより溶削される大量のスラグ飛散による火傷及び火
災危険や、環境の悪化又グラインダーよるスラグ、粉塵
による弊害も生じ、本作業は体力的にも劣労度が激しく
改善を必要としていた。
〈問題を解決するための手段〉 エレスラデポ８前後の未開先部分９の溶接のための開先
に当たっては、前後の既開先Ｖ溝10の一方向よりガス切
断火口にて開先に倣いＶ型に切断することにより、三角
柱Ｖブロックとして取り出し、そのあとをグラインダー
仕上げとした。
〈作用〉 ガス切断火口にて一方向より水平方向に鋼材を切断する
ことは、極めて容易且つ美麗に切断出来る。その理由は
スカーフ現象と同様、溶融熱及び酸化燃焼時による発生
熱は垂直切断の如く飛散、脱落による損傷も大幅にすく
ないため、良質な切断が可能となるのである。また、Ｖ
切断後はわづかの厚みの鋼材をグラインダーにて削除す
ることにより、開先を前後の開先と同一形状に容易に短
時間で形成することができる。
〈実施例〉 本発明の一実施例を第４図及び第５図により、説明をす
るエレスラデポ切断機11は角柱１上に載荷したレール12
の狭持金具13により所定位置に固定される、吹管横行パ
ー14には吹管上下モーター15及びマイクロスイッチ16を
持った吹管ホルダー17が取り付けられている。該吹管ホ
ルダー17には上下限界ドック18を持ったラック付吹管19
が挿入されている。尚、該吹管装置は対称位置にもう１
セット装備されＶ切断を可能にしている。エレスラデポ
８及び未開先部９の削除は、Ｌ型切断火口20を持ったラ
ック付き吹管19を前後一方のＶ溝10に倣わせ、水平切断
を前記２本の切断吹管を斜め上下に動かすことにより、
簡単に切断でき、三角柱Ｖブロックとして除外したの
ち、僅かの取り代をグラインダーにて前後Ｖ溝10まで削
除するのである。
〈効果〉 従来のエアーガウジング及びグラインダーにて、エレス
ラデポ部を削除することは大量排出飛散する溶削スラグ
による火傷等の危険、又グラインダー等の粉塵による作
業環境の悪化の中の長時間労働であったが、本方法の切
断により三角柱Ｖブロックで除外後グラインダー仕上げ
を行えば、極めて短時間作業にて出来、環境の悪化も無
いので作業効率は大幅に上昇した。
【図面の簡単な説明】
第１図 角柱と梁の接合斜視図 第２図 角柱仕口部分の組付け斜視図 第３図 角柱のエレクトロスラグ溶接済みの斜視図 第４図 エレスラデポ切断機正面図 第５図 エレスラデポ切断説明図 １……角柱、３……仕口 ４……ダイヤフラム、５……平板 ６……平板縁、７……エレストグラス溶接孔 ８……エレスラデポ、９……未開先部 10……Ｖ溝、17……吹管ホルダー 19……ラック付吹管、20……Ｌ型切断火口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】角柱仕口部のダイヤフラム溶接後のエレス
    ラデポ部の開先切断に於いて、該エレスラデポ部前後の
    既開先の一方向より開先形状に倣い、水平方向にガス切
    断トーチにて、開先形状に切断する角柱のエレスラデポ
    部の開先切断方法。
  2. 【請求項２】角柱仕口部のダイヤフラム溶接後のエレス
    ラデポ部の開先切断に於いて、該エレスラデポ部前後の
    既開先の一方向より開先形状に倣い、水平方向に２本の
    Ｌ型火口のガス切断トーチにて、Ｖ溝の左右を交互に開
    先形状に切断する角柱のエレスラデポ部の開先切断装
    置。
JP3503089A 1989-02-16 1989-02-16 角柱のエレスラデポ部の開先切断方法及び装置 Expired - Lifetime JPH0698486B2 (ja)

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