JPH0697943A - Csma/ca方式の連続送信方法およびその装置 - Google Patents
Csma/ca方式の連続送信方法およびその装置Info
- Publication number
- JPH0697943A JPH0697943A JP4241614A JP24161492A JPH0697943A JP H0697943 A JPH0697943 A JP H0697943A JP 4241614 A JP4241614 A JP 4241614A JP 24161492 A JP24161492 A JP 24161492A JP H0697943 A JPH0697943 A JP H0697943A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 CSMA/CA方式において緊急を要するデ
ータ送信を行う時、チャネルを獲得した後データパケッ
トを連続送信中に何らかの原因により次のパケットを一
定時間内に送信できない場合に、ダミーのパケットを送
信することによってチャネルを他の送信端末に奪われる
ことなく最後までチャネルを占有し続けて緊急のデータ
を迅速に送信することを可能とする連続送信方法と連続
送信装置を提供する。 【構成】 CSMA/CA方式の連続送信装置は、デー
タ送信時において、通信制御部1がデータパケットの送
信間隔を測定し、連続送信処理部2はその間隔が一定時
間を越えた場合にのみ連続送信制御用パケットを送信す
る。また、データ受信時において、連続送信処理部2は
連続送信制御用パケットを受信した場合、それを破棄す
る。
ータ送信を行う時、チャネルを獲得した後データパケッ
トを連続送信中に何らかの原因により次のパケットを一
定時間内に送信できない場合に、ダミーのパケットを送
信することによってチャネルを他の送信端末に奪われる
ことなく最後までチャネルを占有し続けて緊急のデータ
を迅速に送信することを可能とする連続送信方法と連続
送信装置を提供する。 【構成】 CSMA/CA方式の連続送信装置は、デー
タ送信時において、通信制御部1がデータパケットの送
信間隔を測定し、連続送信処理部2はその間隔が一定時
間を越えた場合にのみ連続送信制御用パケットを送信す
る。また、データ受信時において、連続送信処理部2は
連続送信制御用パケットを受信した場合、それを破棄す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は緊急を要するデータ送信
において、何らかの原因によりデータパケットの送信が
途切れた場合でも他の通信端末に通信チャンネルを途中
で奪われることなくデータパケットを最後まで連続送信
できるCSMA/CA方式の連続送信方法およびその装
置に関する。
において、何らかの原因によりデータパケットの送信が
途切れた場合でも他の通信端末に通信チャンネルを途中
で奪われることなくデータパケットを最後まで連続送信
できるCSMA/CA方式の連続送信方法およびその装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータネットワークにおけ
る通信制御手段として様々な方式があり、その中の一方
式としてCSMA/CA方式が利用されている。第5図
は従来のCSMA/CA方式の通信装置の構成図であ
り、通信制御部1でデータの送受信の制御やキャリア検
出の制御などを行なうものである。受信キャリア検出回
路2で、他の通信端末によりデータ送信が行なわれてい
るかどうかを調べ、前記通信制御部1に報告するもので
ある。前記通信制御部1の中のチャネル占有処理部6は
通信チャネルを獲得するためチャネル占有要求パケット
を送信したり、他の通信端末からのチャネル占有要求パ
ケットを受信した場合、チャネル占有応答パケットを送
信するものである。3はデータ受信回路である。4はデ
ータ送信回路である。5は変復調回路である。
る通信制御手段として様々な方式があり、その中の一方
式としてCSMA/CA方式が利用されている。第5図
は従来のCSMA/CA方式の通信装置の構成図であ
り、通信制御部1でデータの送受信の制御やキャリア検
出の制御などを行なうものである。受信キャリア検出回
路2で、他の通信端末によりデータ送信が行なわれてい
るかどうかを調べ、前記通信制御部1に報告するもので
ある。前記通信制御部1の中のチャネル占有処理部6は
通信チャネルを獲得するためチャネル占有要求パケット
を送信したり、他の通信端末からのチャネル占有要求パ
ケットを受信した場合、チャネル占有応答パケットを送
信するものである。3はデータ受信回路である。4はデ
ータ送信回路である。5は変復調回路である。
【0003】前述のように構成された従来のCSMA/
CA方式の通信装置の動作を以下に説明する。まず、デ
ータを送信する側の動作を第6図のフローチャートと対
応させて説明する。(1)通信制御部1にデータ送信が
要求されると通信制御部1は、キャリアが何も検出され
ない時間(キャリアoffタイム)がある一定時間n1
以上であるかどうかを判定する(第6図のI)。(2)
前記キャリアoffタイム≧n1であれば、チャネル占
有処理部6はチャネル占有要求パケットを送信し、送信
先端末からの応答が来るまでの時間(チャネル占有応答
パケット到着タイム)を計測する(第6図のII)。
(3)前記キャリアoffタイム<n1であれば、通信
制御部1は他の端末により通信チャネルが占有されてい
るとみなし、再びキャリア検出を行なう(第6図のII
I)。(4)チャネル占有処理部6はある一定時間n2
(n2<n1)以内にチャネル占有応答パケットが返っ
てくるかどうかを判定する(第6図のIV)。(5)チャ
ネル占有応答パケット到着タイム<n2であれば、通信
制御部1はチャネルを占有できたとみなし、データパケ
ットを全て送信し終わるまで毎回n2以内の時間でデー
タパケットを送信する(第6図のV)。(6)チャネル
占有応答パケット到着タイム≧n2であれば、通信制御
部1はチャネルを占有できなかったとみなし、再び
(1)のキャリア検出からやり直す(第6図のVI)。次
に、データを受信する側の動作を第7図のフローチャー
トと対応させて説明する。(7)通信制御部1は受信し
たパケットがチャネル占有要求パケットであれば、チャ
ネル占有処理部にそれを伝え、チャネル占有処理部はチ
ャネル占有応答パケットを送信する(第7図のI)。
(8)通信制御部1は受信したパケットがチャネル占有
要求パケットでなければ、上位プロトコルへ転送する
(第7図のII)。
CA方式の通信装置の動作を以下に説明する。まず、デ
ータを送信する側の動作を第6図のフローチャートと対
応させて説明する。(1)通信制御部1にデータ送信が
要求されると通信制御部1は、キャリアが何も検出され
ない時間(キャリアoffタイム)がある一定時間n1
以上であるかどうかを判定する(第6図のI)。(2)
前記キャリアoffタイム≧n1であれば、チャネル占
有処理部6はチャネル占有要求パケットを送信し、送信
先端末からの応答が来るまでの時間(チャネル占有応答
パケット到着タイム)を計測する(第6図のII)。
(3)前記キャリアoffタイム<n1であれば、通信
制御部1は他の端末により通信チャネルが占有されてい
るとみなし、再びキャリア検出を行なう(第6図のII
I)。(4)チャネル占有処理部6はある一定時間n2
(n2<n1)以内にチャネル占有応答パケットが返っ
てくるかどうかを判定する(第6図のIV)。(5)チャ
ネル占有応答パケット到着タイム<n2であれば、通信
制御部1はチャネルを占有できたとみなし、データパケ
ットを全て送信し終わるまで毎回n2以内の時間でデー
タパケットを送信する(第6図のV)。(6)チャネル
占有応答パケット到着タイム≧n2であれば、通信制御
部1はチャネルを占有できなかったとみなし、再び
(1)のキャリア検出からやり直す(第6図のVI)。次
に、データを受信する側の動作を第7図のフローチャー
トと対応させて説明する。(7)通信制御部1は受信し
たパケットがチャネル占有要求パケットであれば、チャ
ネル占有処理部にそれを伝え、チャネル占有処理部はチ
ャネル占有応答パケットを送信する(第7図のI)。
(8)通信制御部1は受信したパケットがチャネル占有
要求パケットでなければ、上位プロトコルへ転送する
(第7図のII)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のCSMA/CA
方式およびその装置においては前述の(5)の過程で何
らかの原因により次のデータパケットの送信を行なえ
ず、その間隔がn1を越えた場合、通信に関係していな
い他の通信端末がデータ送信をするためにキャリア検出
を行なっていれば、その通信端末は通信チャネルが解放
されたとみなし、チャネル占有要求パケットを送信し、
通信チャネルを占有してしまう。そのため、緊急のデー
タ送信の場合でも後続するデータパケットを送信するに
は、キャリア検出を行ない他の通信端末からのキャリア
がなくなるのを待って、再び通信チャネルを占有しなけ
ればならなかった。
方式およびその装置においては前述の(5)の過程で何
らかの原因により次のデータパケットの送信を行なえ
ず、その間隔がn1を越えた場合、通信に関係していな
い他の通信端末がデータ送信をするためにキャリア検出
を行なっていれば、その通信端末は通信チャネルが解放
されたとみなし、チャネル占有要求パケットを送信し、
通信チャネルを占有してしまう。そのため、緊急のデー
タ送信の場合でも後続するデータパケットを送信するに
は、キャリア検出を行ない他の通信端末からのキャリア
がなくなるのを待って、再び通信チャネルを占有しなけ
ればならなかった。
【0005】本発明は、従来のCSMA/CA方式およ
びその装置が有していた前記の問題点を鑑み、データの
送信が終了するまでチャネルを占有したまま連続してデ
ータパケットを送信することが可能なCSMA/CA方
式の連続送信方法およびその装置を提供することを目的
とするものである。
びその装置が有していた前記の問題点を鑑み、データの
送信が終了するまでチャネルを占有したまま連続してデ
ータパケットを送信することが可能なCSMA/CA方
式の連続送信方法およびその装置を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の目的を達
成するために、CSMA/CA方式においてデータパケ
ットを連続送信中にパケットの送信間隔を測定し、次の
パケット送信までの間隔がある一定時間を越えた場合は
連続送信制御用パケットの送信を行ない、連続送信制御
用パケットを受信した場合それを破棄する連続送信処理
部を備えたことを特徴とするCSMA/CA方式の連続
送信装置を構成する。
成するために、CSMA/CA方式においてデータパケ
ットを連続送信中にパケットの送信間隔を測定し、次の
パケット送信までの間隔がある一定時間を越えた場合は
連続送信制御用パケットの送信を行ない、連続送信制御
用パケットを受信した場合それを破棄する連続送信処理
部を備えたことを特徴とするCSMA/CA方式の連続
送信装置を構成する。
【0007】
【作用】本発明のCSMA/CA方式の連続送信装置は
前記した構成により、データ送信時においては連続送信
処理部がパケットの送信間隔を測定し、その間隔が一定
時間以上の場合は連続送信制御用パケットの送信を行な
い、またデータ受信時においては連続送信処理部は受信
パケットが通常のデータパケットか連続送信制御用パケ
ットか判定し、連続送信制御用パケットのみを破棄し
て、チャネルを占有し続けることを可能とするものであ
る。
前記した構成により、データ送信時においては連続送信
処理部がパケットの送信間隔を測定し、その間隔が一定
時間以上の場合は連続送信制御用パケットの送信を行な
い、またデータ受信時においては連続送信処理部は受信
パケットが通常のデータパケットか連続送信制御用パケ
ットか判定し、連続送信制御用パケットのみを破棄し
て、チャネルを占有し続けることを可能とするものであ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明のCSMA/CA方式の連続送
信装置の実施例を図面を用いて説明する。
信装置の実施例を図面を用いて説明する。
【0009】第1図は本発明の一実施例におけるCSM
A/CA方式の連続送信装置の構成図である。1は通信
制御部でデータの送受信の制御やキャリア検出の制御な
どを行なうものである。受信キャリア検出回路2は常に
キャリア検出を行ないキャリアの有無を前記通信制御部
1に報告するものである。データ受信回路3は変復調回
路5からのデータを受け取って、それを前記通信制御部
1に渡すものである。データ送信回路4はデータを送信
するものである。前記通信制御部1の一部であるチャネ
ル占有処理部6はキャリア検出の結果ある一定時間以上
キャリアが検出されなかった時のみチャネル占有要求パ
ケットの送信を行ない、また他の通信端末からチャネル
占有要求パケットを受信した時はチャネル占有応答パケ
ットの送信を行なうものである。前記通信制御部1の一
部である連続送信処理部7は緊急を要するデータ送信時
に連続送信モードが選択された時のみ動作し、データパ
ケットの送信間隔を測定し、その間隔がある一定時間を
越えた場合は連続送信制御用パケットの送信を行ない、
また他の通信端末から連続送信制御用パケットを受信し
た場合はそれの破棄を行なうものである。
A/CA方式の連続送信装置の構成図である。1は通信
制御部でデータの送受信の制御やキャリア検出の制御な
どを行なうものである。受信キャリア検出回路2は常に
キャリア検出を行ないキャリアの有無を前記通信制御部
1に報告するものである。データ受信回路3は変復調回
路5からのデータを受け取って、それを前記通信制御部
1に渡すものである。データ送信回路4はデータを送信
するものである。前記通信制御部1の一部であるチャネ
ル占有処理部6はキャリア検出の結果ある一定時間以上
キャリアが検出されなかった時のみチャネル占有要求パ
ケットの送信を行ない、また他の通信端末からチャネル
占有要求パケットを受信した時はチャネル占有応答パケ
ットの送信を行なうものである。前記通信制御部1の一
部である連続送信処理部7は緊急を要するデータ送信時
に連続送信モードが選択された時のみ動作し、データパ
ケットの送信間隔を測定し、その間隔がある一定時間を
越えた場合は連続送信制御用パケットの送信を行ない、
また他の通信端末から連続送信制御用パケットを受信し
た場合はそれの破棄を行なうものである。
【0010】前述のように構成された本実施例のCSM
A/CA方式の連続送信装置の動作を以下に説明する。
まず、データを送信する側の動作を第2図のフローチャ
ートと対応させて説明する。(1)通信制御部1にデー
タ送信が要求されると通信制御部1はキャリアが何も検
出されない時間(キャリアoffタイム)がある一定時
間n1以上であるかどうかを判定する(第2図のI)。
(2)前記キャリアoffタイム≧n1であれば、チャ
ネル占有処理部6はチャネル占有要求パケットを送信
し、送信先端末からの応答が来るまでの時間(チャネル
占有応答パケット到着タイム)を計測する(第2図のI
I)。(3)前記キャリアoffタイム<n1であれ
ば、通信制御部1は他の端末により通信チャネルが占有
されているとみなし、再びキャリア検出を行なう(第2
図のIII)。(4)チャネル占有処理部6はある一定時
間n2(n2<n1)以内にチャネル占有応答パケット
が返ってくるかどうかを判定する(第2図のIV)。
(5)チャネル占有応答パケット到着タイム≧n2であ
れば、通信制御部1はチャネルを占有できなかったとみ
なし、再び(1)のキャリア検出からやり直す(第2図
のV)。(6)チャネル占有応答パケット到着タイム<
n2であれば、通信制御部1は連続送信モードのon/
offを判定する(第2図のVI)。(7)前記連続送信
モードがoffであれば、通信制御部1は従来と同じよ
うにデータパケットを全て送信し終わるまで毎回n2以
内の時間でデータパケットを送信する(第2図のVI
I)。(8)前記連続送信モードがonであれば、連続
送信処理部7はデータパケットの送信間隔を測定し、一
定時間n2以内であるかどうかを判定する(第2図のVI
II)。(9)送信間隔がn2以内であればタイマをリセ
ットし、次の送信間隔を測定する(第2図のIX)。(1
0)n2以内に次のデータを送信できなかった時、連続
送信処理部7は連続送信制御用パケット(ダミーのパケ
ット)を送信する(第2図のX)。(11)最後のパケ
ットを送信したところで、このループを抜ける。次に、
データを受信する側の動作を第3図のフローチャートと
対応させて説明する。(12)連続送信処理部7は受信
したパケットが連続送信制御用パケットかどうかを判定
し、連続送信制御用パケットであればそれを破棄する
(第3図のI)。(13)通信制御部1は受信したパケ
ットがチャネル占有要求パケットであれば、チャネル占
有処理部にそれを伝え、チャネル占有処理部はチャネル
占有応答パケットを送信する(第3図のII)。(14)
通信制御部1は受信したパケットが通常のデータパケッ
トであれば、上位プロトコルへ転送する(第3図のII
I)。
A/CA方式の連続送信装置の動作を以下に説明する。
まず、データを送信する側の動作を第2図のフローチャ
ートと対応させて説明する。(1)通信制御部1にデー
タ送信が要求されると通信制御部1はキャリアが何も検
出されない時間(キャリアoffタイム)がある一定時
間n1以上であるかどうかを判定する(第2図のI)。
(2)前記キャリアoffタイム≧n1であれば、チャ
ネル占有処理部6はチャネル占有要求パケットを送信
し、送信先端末からの応答が来るまでの時間(チャネル
占有応答パケット到着タイム)を計測する(第2図のI
I)。(3)前記キャリアoffタイム<n1であれ
ば、通信制御部1は他の端末により通信チャネルが占有
されているとみなし、再びキャリア検出を行なう(第2
図のIII)。(4)チャネル占有処理部6はある一定時
間n2(n2<n1)以内にチャネル占有応答パケット
が返ってくるかどうかを判定する(第2図のIV)。
(5)チャネル占有応答パケット到着タイム≧n2であ
れば、通信制御部1はチャネルを占有できなかったとみ
なし、再び(1)のキャリア検出からやり直す(第2図
のV)。(6)チャネル占有応答パケット到着タイム<
n2であれば、通信制御部1は連続送信モードのon/
offを判定する(第2図のVI)。(7)前記連続送信
モードがoffであれば、通信制御部1は従来と同じよ
うにデータパケットを全て送信し終わるまで毎回n2以
内の時間でデータパケットを送信する(第2図のVI
I)。(8)前記連続送信モードがonであれば、連続
送信処理部7はデータパケットの送信間隔を測定し、一
定時間n2以内であるかどうかを判定する(第2図のVI
II)。(9)送信間隔がn2以内であればタイマをリセ
ットし、次の送信間隔を測定する(第2図のIX)。(1
0)n2以内に次のデータを送信できなかった時、連続
送信処理部7は連続送信制御用パケット(ダミーのパケ
ット)を送信する(第2図のX)。(11)最後のパケ
ットを送信したところで、このループを抜ける。次に、
データを受信する側の動作を第3図のフローチャートと
対応させて説明する。(12)連続送信処理部7は受信
したパケットが連続送信制御用パケットかどうかを判定
し、連続送信制御用パケットであればそれを破棄する
(第3図のI)。(13)通信制御部1は受信したパケ
ットがチャネル占有要求パケットであれば、チャネル占
有処理部にそれを伝え、チャネル占有処理部はチャネル
占有応答パケットを送信する(第3図のII)。(14)
通信制御部1は受信したパケットが通常のデータパケッ
トであれば、上位プロトコルへ転送する(第3図のII
I)。
【0011】以上のように動作する本実施例のCSMA
/CA方式の連続送信装置における具体的な動作を次に
説明する。第4図は本実施例のCSMA/CA方式の連
続送信装置によりチャネルを占有したままで連続送信を
行なう過程の一例を示す摸式図である。通信端末が3台
あり、現在通信端末Aが通信端末Bにデータ送信を行な
っており、通信端末Cはチャネルを獲得するためにキャ
リア検出を行なっていると仮定する。(15)第4図の
Data2を送信した後、何らかの原因により次のデー
タパケット(第4図のData3)の送信がn2以内に
行なえなかった場合、即座に通信端末Aは連続送信制御
用パケット(第4図のdummy)を通信端末Bに送信
する。(16)データ端末Cはキャリア検出を行なって
いるが、この連続送信制御用パケットによってキャリア
を検出したことになり、チャネルが解放されたと誤認す
ることなくキャリア検出を続ける。(17)通信端末B
は連続送信制御用パケットを受信したら通信端末Bの連
続送信処理部がそれを破棄し、引続き通信端末Aからの
データパケットを待つ。
/CA方式の連続送信装置における具体的な動作を次に
説明する。第4図は本実施例のCSMA/CA方式の連
続送信装置によりチャネルを占有したままで連続送信を
行なう過程の一例を示す摸式図である。通信端末が3台
あり、現在通信端末Aが通信端末Bにデータ送信を行な
っており、通信端末Cはチャネルを獲得するためにキャ
リア検出を行なっていると仮定する。(15)第4図の
Data2を送信した後、何らかの原因により次のデー
タパケット(第4図のData3)の送信がn2以内に
行なえなかった場合、即座に通信端末Aは連続送信制御
用パケット(第4図のdummy)を通信端末Bに送信
する。(16)データ端末Cはキャリア検出を行なって
いるが、この連続送信制御用パケットによってキャリア
を検出したことになり、チャネルが解放されたと誤認す
ることなくキャリア検出を続ける。(17)通信端末B
は連続送信制御用パケットを受信したら通信端末Bの連
続送信処理部がそれを破棄し、引続き通信端末Aからの
データパケットを待つ。
【0012】上述のように本実施例のCSMA/CA方
式の連続送信装置においては、一度通信チャネルを占有
して、データパケットの送信を開始したら、途中で他の
通信端末からチャネルを奪われることなく、最後までデ
ータパケットを送信することが可能となる。
式の連続送信装置においては、一度通信チャネルを占有
して、データパケットの送信を開始したら、途中で他の
通信端末からチャネルを奪われることなく、最後までデ
ータパケットを送信することが可能となる。
【0013】なお、本実施例においては通信端末は3台
と仮定したが、もっと多くの通信端末があるネットワー
クにも適用可能であることが明らかである。
と仮定したが、もっと多くの通信端末があるネットワー
クにも適用可能であることが明らかである。
【0014】
【発明の効果】本発明のCSMA/CA方式の連続送信
方法およびその装置においては、緊急を要するデータ送
信時に何らかの原因により次のデータパケットを送信で
きない場合でもダミーのパケットを送信することによ
り、他の通信端末にチャネルを奪われることなく緊急を
要するデータを通信チャネルを占有し続けたままで最後
までデータパケットを送信可能であるのでその実用的効
果は大きい。
方法およびその装置においては、緊急を要するデータ送
信時に何らかの原因により次のデータパケットを送信で
きない場合でもダミーのパケットを送信することによ
り、他の通信端末にチャネルを奪われることなく緊急を
要するデータを通信チャネルを占有し続けたままで最後
までデータパケットを送信可能であるのでその実用的効
果は大きい。
【図1】本発明の一実施例のCSMA/CA方式の連続
送信装置の構成図
送信装置の構成図
【図2】CSMA/CA方式の連続送信方法の送信側の
フローチャート
フローチャート
【図3】CSMA/CA方式の連続送信方法の受信側の
フローチャート
フローチャート
【図4】本発明ののCSMA/CA方式の連続送信装置
により常にチャネルを占有し続けてデータを最後まで送
信する過程の一例を示す摸式図
により常にチャネルを占有し続けてデータを最後まで送
信する過程の一例を示す摸式図
【図5】従来のCSMA/CA方式の装置の構成図
【図6】従来のCSMA/CA方式の送信側のフローチ
ャート
ャート
【図7】従来のCSMA/CA方式の受信側のフローチ
ャート
ャート
1 通信制御部 2 受信キャリア検出回路 3 データ受信回路 4 データ送信回路 5 変復調回路 6 チャネル占有処理部 7 連続送信処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8220−5K H04L 13/00 307 Z
Claims (2)
- 【請求項1】CSMA/CA方式においてデータ送信す
る際に、あるデータパケットを送信してから次のデータ
パケットを送信するまでの時間を測定する送信間隔測定
ステップと、前記送信間隔測定ステップの時間が一定時
間以上経過した場合にのみ連続送信制御用パケットを送
信する連続送信制御用パケット送信ステップと、受信パ
ケットの中で前記連続送信制御用パケットのみを破棄す
る連続送信制御用パケット破棄ステップとを実行するこ
とを特徴とするCSMA/CA方式の連続送信方法。 - 【請求項2】CSMA/CA方式においてデータパケッ
トを連続送信中にパケットの送信間隔を測定し、次のパ
ケット送信までの間隔がある一定時間を越えた場合は連
続送信制御用パケットの送信を行ない、またデータパケ
ットを受信中に連続送信制御用パケットを受信した場合
それを破棄する連続送信処理部を備えたことを特徴とす
るCSMA/CA方式の連続送信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4241614A JPH0697943A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | Csma/ca方式の連続送信方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4241614A JPH0697943A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | Csma/ca方式の連続送信方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0697943A true JPH0697943A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17076949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4241614A Pending JPH0697943A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | Csma/ca方式の連続送信方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0697943A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0787104A (ja) * | 1993-08-04 | 1995-03-31 | Sharp Corp | パケット送信装置 |
JP2002185473A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-06-28 | Intellon Corp | 優先権及び無競合間隔を有するメディアアクセス制御プロトコル |
WO2006048969A1 (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 送信装置 |
US7085579B2 (en) | 2000-04-17 | 2006-08-01 | Hitachi, Ltd. | Mobile communication systems, mobile stations, base station controllers and packet data service nodes |
-
1992
- 1992-09-10 JP JP4241614A patent/JPH0697943A/ja active Pending
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