JPH0697916B2 - 生葉管理装置 - Google Patents
生葉管理装置Info
- Publication number
- JPH0697916B2 JPH0697916B2 JP1046080A JP4608089A JPH0697916B2 JP H0697916 B2 JPH0697916 B2 JP H0697916B2 JP 1046080 A JP1046080 A JP 1046080A JP 4608089 A JP4608089 A JP 4608089A JP H0697916 B2 JPH0697916 B2 JP H0697916B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fresh leaves
- fresh
- container
- leaves
- transportation zone
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Storage Of Harvested Produce (AREA)
- Tea And Coffee (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、摘採された茶生葉の品質を保ちつつ貯留し必
要に応じて供給するための生葉管理装置に関する。
要に応じて供給するための生葉管理装置に関する。
近年、生葉管理装置として実公昭61−34号公報、実公昭
61−6747号公報に見られるようなコンテナタイプのもの
が広く普及しつつある。
61−6747号公報に見られるようなコンテナタイプのもの
が広く普及しつつある。
上記装置は、第3図に示すように、通気性の輸送帯aの
上方に両側壁bと後壁cを設け下方に送風機d1〜d4を接
続した風導e1〜e4を配したものであり、各送風機d1〜d4
は連続運転と断続運転(送風と休止を一定時間毎に繰り
返す)の切り替えが可能である。輸送帯aを移動して生
葉を送出していけば、装置に満載されていた生葉がしだ
いに前進して、装置の後部に生葉が積載されていない部
分fが生じて輸送帯aの移動とともに広がって行く。こ
の無載部分fに対し送風を行うのは電力の無駄であるた
め、各送風機d1〜d4毎に駆動スイッチが設けられてお
り、無載部分fに対応する風導e1〜e4に接続された送風
機d1〜d4の駆動スイッチを切ることができるように構成
されていた。
上方に両側壁bと後壁cを設け下方に送風機d1〜d4を接
続した風導e1〜e4を配したものであり、各送風機d1〜d4
は連続運転と断続運転(送風と休止を一定時間毎に繰り
返す)の切り替えが可能である。輸送帯aを移動して生
葉を送出していけば、装置に満載されていた生葉がしだ
いに前進して、装置の後部に生葉が積載されていない部
分fが生じて輸送帯aの移動とともに広がって行く。こ
の無載部分fに対し送風を行うのは電力の無駄であるた
め、各送風機d1〜d4毎に駆動スイッチが設けられてお
り、無載部分fに対応する風導e1〜e4に接続された送風
機d1〜d4の駆動スイッチを切ることができるように構成
されていた。
しかし、上記の駆動スイッチは作業者が生葉の積載状況
を見て操作するものであったため、作業者の負担とな
り、また操作を忘れることも多かった。一部には、生葉
の積載状況をセンサでとらえるものもあったが、非常に
高価であり誤動作が多いものであった。
を見て操作するものであったため、作業者の負担とな
り、また操作を忘れることも多かった。一部には、生葉
の積載状況をセンサでとらえるものもあったが、非常に
高価であり誤動作が多いものであった。
上記以外にも次のような問題点がある。同時に異なった
生葉を受け入れたときに、輸送帯aの前半と後半とで品
質の異なる生葉を区別して貯留することがあるが、この
場合、前半の生葉と後半の生葉とで後工程の処理条件を
変更する必要が生じるため、その境目を把握し、装置か
ら送出される生葉が前半から後半に移ったとき(あるい
はその直前)を知る必要がある。よって、従来は、前半
の生葉と後半の生葉の境目に無載部分を設けたり境目を
極端に凹ませて境目が容易にわかるようにしておいて、
作業者が随時境目を監視していたが、やはり作業者の負
担となっていた。
生葉を受け入れたときに、輸送帯aの前半と後半とで品
質の異なる生葉を区別して貯留することがあるが、この
場合、前半の生葉と後半の生葉とで後工程の処理条件を
変更する必要が生じるため、その境目を把握し、装置か
ら送出される生葉が前半から後半に移ったとき(あるい
はその直前)を知る必要がある。よって、従来は、前半
の生葉と後半の生葉の境目に無載部分を設けたり境目を
極端に凹ませて境目が容易にわかるようにしておいて、
作業者が随時境目を監視していたが、やはり作業者の負
担となっていた。
本発明の生葉管理装置は、通気性の輸送帯の上方に両側
壁と後壁を設け下方に送風機を接続した風導を配してな
るコンテナに輸送帯の移動量の検出手段を具え、検出さ
れた移動量から生葉の終端をとらえ、終端の位置に応じ
て送風機の運転を停止する生葉管理を行うものとする。
壁と後壁を設け下方に送風機を接続した風導を配してな
るコンテナに輸送帯の移動量の検出手段を具え、検出さ
れた移動量から生葉の終端をとらえ、終端の位置に応じ
て送風機の運転を停止する生葉管理を行うものとする。
また通気性の輸送帯の上方に両側壁と後壁を設け下方に
送風機を接続した風導を配してなるコンテナに輸送帯の
移動量の検出手段を具え、検出された移動量から生葉の
終端をとらえ、終端の位置がコンテナの送出端に近づい
たときにこれを警告する生葉管理を行うものとする。
送風機を接続した風導を配してなるコンテナに輸送帯の
移動量の検出手段を具え、検出された移動量から生葉の
終端をとらえ、終端の位置がコンテナの送出端に近づい
たときにこれを警告する生葉管理を行うものとする。
輸送帯上に積載された生葉に対しては風導を介して送風
機により通風を行う。輸送帯を移動すれば生葉は徐々に
送出端から取り出される。輸送帯上の生葉の積載状態
は、生葉の終端の位置をとらえることによって把握す
る。生葉の終端の位置は、検出手段が検出した輸送帯の
移動量から、簡単かつ正確にとらえられる。その結果特
許請求の範囲1記載の装置においては、生葉の冷却が不
要となったことを検知して、その送風を停止する。また
特許請求の範囲2記載の装置においては、生葉が無くな
ったときには無くなった旨を警告する、あるいは次の生
葉が来ることを警告する。
機により通風を行う。輸送帯を移動すれば生葉は徐々に
送出端から取り出される。輸送帯上の生葉の積載状態
は、生葉の終端の位置をとらえることによって把握す
る。生葉の終端の位置は、検出手段が検出した輸送帯の
移動量から、簡単かつ正確にとらえられる。その結果特
許請求の範囲1記載の装置においては、生葉の冷却が不
要となったことを検知して、その送風を停止する。また
特許請求の範囲2記載の装置においては、生葉が無くな
ったときには無くなった旨を警告する、あるいは次の生
葉が来ることを警告する。
第1図は本発明の実施例装置を示す。1はコンテナであ
る。従来と同様の構造が適用可能なので、以下簡単に説
明する。2は通気性の輸送帯で、駆動軸3、従動軸3′
の両端に取り付けられたスプロケット4、4′間にチェ
ン5を架け渡し、チェン5間にに多数の通気性のコンベ
ヤスラット(図示略)を連設したものである。輸送帯2
の上方両側には両側壁6、後側には後壁7が立設され
る。8は上下の輸送帯2の間に配設された風導であり、
風導8は互いに区画されている。各区画の輸送帯2移動
方向の長さは、コンベヤスラット5枚分に相当する。風
導8の各区画毎に専用の送風機aが接続される。本実施
例では、送風機aは5機設けられているが、これら送風
機aを便宜上、コンテナの送出端1′に遠い順にa1〜a5
とする。9は移動量の検出手段たる接触型のセンサであ
り、輸送帯2が移動するとチェン5のコロ(図示略)と
接触し、その度に接触信号を制御部10に送る。制御部10
では、この接触信号の数をカウントし、移動量kとして
記憶する。制御部10にはいわゆるマイコン等が用いられ
る。なお、コロの間隔とコンベヤスラットの間隔は等し
く、したがって、生葉がコンテナ1内に満載された状態
から輸送帯2を移動し、それと同時にセンサ9によりカ
ウントを開始すれば、移動量kは生葉の終端の位置と後
壁7との間隔をコンベヤスラットの枚数で表したものと
同等である。11は側板6の上端に設けられた目盛であ
り、一目盛は、コンベヤスラット一枚に対応している。
12は掻落装置でコンテナ1内の生葉の取り出しが開始さ
れると作動する。
る。従来と同様の構造が適用可能なので、以下簡単に説
明する。2は通気性の輸送帯で、駆動軸3、従動軸3′
の両端に取り付けられたスプロケット4、4′間にチェ
ン5を架け渡し、チェン5間にに多数の通気性のコンベ
ヤスラット(図示略)を連設したものである。輸送帯2
の上方両側には両側壁6、後側には後壁7が立設され
る。8は上下の輸送帯2の間に配設された風導であり、
風導8は互いに区画されている。各区画の輸送帯2移動
方向の長さは、コンベヤスラット5枚分に相当する。風
導8の各区画毎に専用の送風機aが接続される。本実施
例では、送風機aは5機設けられているが、これら送風
機aを便宜上、コンテナの送出端1′に遠い順にa1〜a5
とする。9は移動量の検出手段たる接触型のセンサであ
り、輸送帯2が移動するとチェン5のコロ(図示略)と
接触し、その度に接触信号を制御部10に送る。制御部10
では、この接触信号の数をカウントし、移動量kとして
記憶する。制御部10にはいわゆるマイコン等が用いられ
る。なお、コロの間隔とコンベヤスラットの間隔は等し
く、したがって、生葉がコンテナ1内に満載された状態
から輸送帯2を移動し、それと同時にセンサ9によりカ
ウントを開始すれば、移動量kは生葉の終端の位置と後
壁7との間隔をコンベヤスラットの枚数で表したものと
同等である。11は側板6の上端に設けられた目盛であ
り、一目盛は、コンベヤスラット一枚に対応している。
12は掻落装置でコンテナ1内の生葉の取り出しが開始さ
れると作動する。
次に、本実施例装置による生葉の管理について説明す
る。
る。
生葉の積載が始まると生葉に対して送風を行う。本実施
例では送風機aは送風開始から2時間連続運転、その後
断続運転を自動的に行う。
例では送風機aは送風開始から2時間連続運転、その後
断続運転を自動的に行う。
次工程で生葉が必要となれば、掻落装置12を作動しつつ
輸送帯2を移動して順次生葉を取り出していくのである
が、その前に制御部10に、送風機自動停止モード、終了
警告モード、自動終了モードの各々について採否を入力
する(各モードについては後述)。また、終端を変更し
たければ、その補正値mを制御部10に入力する。
輸送帯2を移動して順次生葉を取り出していくのである
が、その前に制御部10に、送風機自動停止モード、終了
警告モード、自動終了モードの各々について採否を入力
する(各モードについては後述)。また、終端を変更し
たければ、その補正値mを制御部10に入力する。
ここで、終端の変更について説明する。生葉の送出が開
始されたときに生葉がコンテナ1に満載されていれば、
その時点での終端は後壁7の位置と一致する。しかし、
生葉の量が足りなくてコンテナ全体に満載されないこと
がある。この場合、生葉はコンテナの送出端から積載さ
れるため、無載部分は後壁側に生じる。よって、積載さ
れている生葉の終端と後壁7との距離を、補正値mとし
て制御部に入力する。補正値mは、積載されている生葉
の終端の位置を目盛11から求めるか、あるいは無載部分
のコンベヤスラットの枚数を数えて求めればよい。ま
た、生葉がコンテナ1に満載されているとき輸送帯2を
移動して生葉の終端が後壁7から離れると一部が後方に
崩れるため、この分を終端の変更により調整してもよ
い。この場合、補正値mはマイナスの値をとる。本実施
例は崩れる分を考慮しているので、そのための補正は必
要ない。さらに、終端の変更は、前半と後半で品質が異
なる生葉を積載し、この境目を自動的に監視するときに
も利用されるが、これは後述する。
始されたときに生葉がコンテナ1に満載されていれば、
その時点での終端は後壁7の位置と一致する。しかし、
生葉の量が足りなくてコンテナ全体に満載されないこと
がある。この場合、生葉はコンテナの送出端から積載さ
れるため、無載部分は後壁側に生じる。よって、積載さ
れている生葉の終端と後壁7との距離を、補正値mとし
て制御部に入力する。補正値mは、積載されている生葉
の終端の位置を目盛11から求めるか、あるいは無載部分
のコンベヤスラットの枚数を数えて求めればよい。ま
た、生葉がコンテナ1に満載されているとき輸送帯2を
移動して生葉の終端が後壁7から離れると一部が後方に
崩れるため、この分を終端の変更により調整してもよ
い。この場合、補正値mはマイナスの値をとる。本実施
例は崩れる分を考慮しているので、そのための補正は必
要ない。さらに、終端の変更は、前半と後半で品質が異
なる生葉を積載し、この境目を自動的に監視するときに
も利用されるが、これは後述する。
生葉の取り出しが始まると、制御部10では第2図フロー
チャートに示す処理が実行される。
チャートに示す処理が実行される。
処理が開始されると、S1で終端の変更があったか判断さ
れる。YESであればS2に進みMに補正値mを代入し、NO
であればS3に進みMに0を代入する。
れる。YESであればS2に進みMに補正値mを代入し、NO
であればS3に進みMに0を代入する。
続いてS4では、送風機自動停止モードが採用されている
か判断される。NOであれば直接S16に進む。YESであれ
ば、Lに移動量kとMを加えた値を代入する。移動量k
はセンサ9の接触信号のカウント数であり本フローチャ
ートとは無関係に増加していく。すなわち、Lは、生葉
の終端の位置を後壁7からのコンベヤスラットの枚数で
示した値である。続くS5ではL≧4であるか判断され
る。本実施例では後壁7と風導8の終端の位置が一致
し、かつ風導8の一区画はコンベヤスラット5枚分に相
当するため、L≧4は、生葉の無載部分が最後部の風導
の4/5を占めたか判断するものである。NOであれば再度S
5に戻り、S6でYESと判断されるまでS5、S6を繰り返す。
S6でYESと判断されれば、S7に移り送風機a1の駆動スイ
ッチを切って運転を停止する。続くS8〜S15の処理は、
同様に生葉の無載部分が4/5を占めた風導の区画につい
て、順次送風機a2〜a5の運転を停止するものである。
か判断される。NOであれば直接S16に進む。YESであれ
ば、Lに移動量kとMを加えた値を代入する。移動量k
はセンサ9の接触信号のカウント数であり本フローチャ
ートとは無関係に増加していく。すなわち、Lは、生葉
の終端の位置を後壁7からのコンベヤスラットの枚数で
示した値である。続くS5ではL≧4であるか判断され
る。本実施例では後壁7と風導8の終端の位置が一致
し、かつ風導8の一区画はコンベヤスラット5枚分に相
当するため、L≧4は、生葉の無載部分が最後部の風導
の4/5を占めたか判断するものである。NOであれば再度S
5に戻り、S6でYESと判断されるまでS5、S6を繰り返す。
S6でYESと判断されれば、S7に移り送風機a1の駆動スイ
ッチを切って運転を停止する。続くS8〜S15の処理は、
同様に生葉の無載部分が4/5を占めた風導の区画につい
て、順次送風機a2〜a5の運転を停止するものである。
送風機自動停止モードに関する処理が終了すると、続く
S16で終了警告モードが採用されているか判断される。N
Oであれば直接S20に進み、YESであればS17に進みLに移
動量kとMを加えた値を代入する。続くS18では、L≧2
5であるか判断される。L≧25は、生葉の終端の位置が
コンテナの送出端1′に近づいたかどうか判断するもの
である。NOであれば再度S17に戻り、S18でYESと判断さ
れるまでS17、S18を繰り返す。S18でYESと判断されれ
ば、S19に移り、警報を鳴らして作業者に生葉の取り出
しが終了することを警告する。この警告を聞いた作業者
は、取出終了に備えて準備をする。
S16で終了警告モードが採用されているか判断される。N
Oであれば直接S20に進み、YESであればS17に進みLに移
動量kとMを加えた値を代入する。続くS18では、L≧2
5であるか判断される。L≧25は、生葉の終端の位置が
コンテナの送出端1′に近づいたかどうか判断するもの
である。NOであれば再度S17に戻り、S18でYESと判断さ
れるまでS17、S18を繰り返す。S18でYESと判断されれ
ば、S19に移り、警報を鳴らして作業者に生葉の取り出
しが終了することを警告する。この警告を聞いた作業者
は、取出終了に備えて準備をする。
終了警告モードに関する処理が終了すると、続くS20で
自動終了モードが採用されえているか判断される。NOで
あれば本フローチャートの処理は終了する。YESであれ
ば、S21に進みLに移動量kとMを加えた値を代入す
る。続くS22では、L≧28であるか判断される。L≧28
は、生葉の終端の位置がコンテナの送出端1′を越えた
か、すなわち生葉が全て取り出されたかを判断するもの
である。NOであれば再度S21に戻り、S22でYESと判断さ
れるまでS21、S22を繰り返す。S22でYESと判断されれ
ば、S23に移り、掻落装置の運転停止、コンベヤの運転
停止を行い、送風機自動停止モードが採用されていなく
ても全ての送風機a1〜a5の運転を停止する。なお、この
とき、コンテナが空になったという信号を他の制御手段
に送信して、これに応じた処理を行わせることもでき
る。S23の処理を終えると本フローチャートは終了す
る。
自動終了モードが採用されえているか判断される。NOで
あれば本フローチャートの処理は終了する。YESであれ
ば、S21に進みLに移動量kとMを加えた値を代入す
る。続くS22では、L≧28であるか判断される。L≧28
は、生葉の終端の位置がコンテナの送出端1′を越えた
か、すなわち生葉が全て取り出されたかを判断するもの
である。NOであれば再度S21に戻り、S22でYESと判断さ
れるまでS21、S22を繰り返す。S22でYESと判断されれ
ば、S23に移り、掻落装置の運転停止、コンベヤの運転
停止を行い、送風機自動停止モードが採用されていなく
ても全ての送風機a1〜a5の運転を停止する。なお、この
とき、コンテナが空になったという信号を他の制御手段
に送信して、これに応じた処理を行わせることもでき
る。S23の処理を終えると本フローチャートは終了す
る。
次に、本実施例装置によって、前半と後半とで品質が異
なる生葉が積載されたときに、この境目を自動的に監視
し、コンテナから取り出される生葉が前半から後半に移
る直前に警報を鳴らす方法について簡単に説明する。ま
ず、制御部10に対し、送風機自動停止モード、自動終了
モードを不採用とし、終了警告モードのみを採用する。
また、前半と後半の生葉の境目の位置を求め、これを補
正値mとして入力する。そして、上記と同様に処理を行
えば、第2図フローチャートでは、前半と後半の生葉の
境目が終端としてとらえられ、上記と同様に処理され
る。そして、境目がコンテナの送出端1′に近づいたと
きに、S18の判断がYESとなりS19に進んで警報が鳴らさ
れる。作業者はこの警報により、生葉が前半から後半に
移ることを知り、それに応じた処理を行う。なお、この
場合、送風機自動停止モード、自動終了モードは採用で
きないが、前半の生葉の終端の位置を示す変数L以外
に、後半の生葉の終端の位置を示すL′を用意して同様
に処理すれば、送風機自動停止モード、自動終了モード
を採用できる。
なる生葉が積載されたときに、この境目を自動的に監視
し、コンテナから取り出される生葉が前半から後半に移
る直前に警報を鳴らす方法について簡単に説明する。ま
ず、制御部10に対し、送風機自動停止モード、自動終了
モードを不採用とし、終了警告モードのみを採用する。
また、前半と後半の生葉の境目の位置を求め、これを補
正値mとして入力する。そして、上記と同様に処理を行
えば、第2図フローチャートでは、前半と後半の生葉の
境目が終端としてとらえられ、上記と同様に処理され
る。そして、境目がコンテナの送出端1′に近づいたと
きに、S18の判断がYESとなりS19に進んで警報が鳴らさ
れる。作業者はこの警報により、生葉が前半から後半に
移ることを知り、それに応じた処理を行う。なお、この
場合、送風機自動停止モード、自動終了モードは採用で
きないが、前半の生葉の終端の位置を示す変数L以外
に、後半の生葉の終端の位置を示すL′を用意して同様
に処理すれば、送風機自動停止モード、自動終了モード
を採用できる。
なお、上記実施例では、輸送帯2の移動量の検出手段と
して接触型のセンサ9を用いてチェン5のコロとの接触
信号をカウントしたが、前記検出手段は他にも様々なも
のが採用可能であり、例えば、駆動軸3又は従動軸3′
あるいは駆動軸3の駆動用モータ(図示略)の回転数を
測定してこれを輸送帯2の移動量に変換してもよい。ま
た、移動量は、コンベヤスラットの枚数以外の単位で把
握してもよい。
して接触型のセンサ9を用いてチェン5のコロとの接触
信号をカウントしたが、前記検出手段は他にも様々なも
のが採用可能であり、例えば、駆動軸3又は従動軸3′
あるいは駆動軸3の駆動用モータ(図示略)の回転数を
測定してこれを輸送帯2の移動量に変換してもよい。ま
た、移動量は、コンベヤスラットの枚数以外の単位で把
握してもよい。
本発明によれば、通気性の輸送帯の上方に両側壁と後壁
を設け下方に送風機を接続した風導を配してなるコンテ
ナにおいて、生葉管理上、必要最低限把握すべき状態と
して生葉の終端の位置をとらえ、しかも生葉の終端の位
置は輸送帯の移動量を検出手段によって求めるから。そ
の結果特許請求の範囲1記載の装置においては、生葉の
冷却が不要となったことを検知して、その送風を停止す
る。また特許請求の範囲2記載の装置においては、生葉
が無くなったときには無くなった旨を警告する、あるい
は次の生葉が来ることを警告する。したがって非常に簡
単な構造によって正確に輸送帯上の生葉の状態に適した
生葉管理が可能となる。作業者はコンテナ内の生葉の状
態を監視する作業から解放される。
を設け下方に送風機を接続した風導を配してなるコンテ
ナにおいて、生葉管理上、必要最低限把握すべき状態と
して生葉の終端の位置をとらえ、しかも生葉の終端の位
置は輸送帯の移動量を検出手段によって求めるから。そ
の結果特許請求の範囲1記載の装置においては、生葉の
冷却が不要となったことを検知して、その送風を停止す
る。また特許請求の範囲2記載の装置においては、生葉
が無くなったときには無くなった旨を警告する、あるい
は次の生葉が来ることを警告する。したがって非常に簡
単な構造によって正確に輸送帯上の生葉の状態に適した
生葉管理が可能となる。作業者はコンテナ内の生葉の状
態を監視する作業から解放される。
第1図は本発明の実施例装置の正面図であり、第2図は
本発明の実施例装置による生葉管理を示すフロー図であ
る。第3図は従来装置を示す平面図である。 1;コンテナ 2;輸送帯 6;側板 7;後壁 8;風導 9;センサ(輸送帯の移動量の検出手段)
本発明の実施例装置による生葉管理を示すフロー図であ
る。第3図は従来装置を示す平面図である。 1;コンテナ 2;輸送帯 6;側板 7;後壁 8;風導 9;センサ(輸送帯の移動量の検出手段)
Claims (2)
- 【請求項1】通気性の輸送帯の上方に両側壁と後壁を設
け下方に送風機を接続した風導を配してなるコンテナに
輸送帯の移動量の検出手段を具え、検出された移動量か
ら生葉の終端をとらえ、終端の位置に応じて送風機の運
転を停止する生葉管理を行うことを特徴とする生葉管理
装置。 - 【請求項2】通気性の輸送帯の上方に両側壁と後壁を設
け下方に送風機を接続した風導を配してなるコンテナに
輸送帯の移動量の検出手段を具え、検出された移動量か
ら生葉の終端をとらえ、終端の位置がコンテナの送出端
に近づいたときにこれを警告する生葉管理を行うことを
特徴とする生葉管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1046080A JPH0697916B2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 生葉管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1046080A JPH0697916B2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 生葉管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02222618A JPH02222618A (ja) | 1990-09-05 |
JPH0697916B2 true JPH0697916B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=12737011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1046080A Expired - Lifetime JPH0697916B2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 生葉管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0697916B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134U (ja) * | 1984-06-06 | 1986-01-06 | シャープ株式会社 | 電子式体温計 |
JPH0336914Y2 (ja) * | 1985-05-17 | 1991-08-05 | ||
JP2648713B2 (ja) * | 1988-01-25 | 1997-09-03 | 株式会社寺田製作所 | 茶生葉の自動管理装置 |
-
1989
- 1989-02-27 JP JP1046080A patent/JPH0697916B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH02222618A (ja) | 1990-09-05 |
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