JP3663026B2 - リフトの制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、スキーリフト等の制御装置に関し、その試運転調整や定期点検調整における調整時間の短縮、省力化及び信頼性の向上を行うものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は一般的なスキーリフトの線路及び停留場を示す概念構成図である。図において、複数台の搬器1は環状につながれたロープ2に係合され、停留場A,Bの間を輸送される。そして、このロープ2は滑車3により駆動される。停留場A,B内では、各搬器1はロープ2から外され、レール4に乗せられて押送タイヤ5により押送される。レールの折返しカーブの部分では、搬器1は爪6aのついた押送チェーン6に引っかけられて押送される。
【0003】
図8はスキーリフトの停留場内を示す平面図である。図において、滑車3又はその近傍に設置されたロープ移動量パルス発生スイッチ7は、搬器1の移動量を検出するためのスイッチであり、滑車3が回転することによりパルスを発生する。押送タイヤ5又はその近傍に設置された押送タイヤパルス発生スイッチ8は、押送タイヤ5の回転数を検出するもので、押送タイヤ5が回転することによりパルスを発生する。押送チェーン6又はその近傍に設置されたチェーンパルス発生スイッチ9は、押送チェーン6の移動量を検出するもので、押送チェーン6が駆動することによりパルスを発生する。また、リミットスイッチ10〜17は停留場内に設けられた各区間を搬器1が通過したことを検出する検出手段である。
【0004】
図9は従来のスキーリフトの制御装置の構成図である。図において、上述のロープ移動量パルス発生スイッチ7、押送タイヤパルス発生スイッチ8、チェーンパルス発生スイッチ9、搬器1が通過したことを検出するためのリミットスイッチ10〜17はそれぞれプログラムコントローラ18に接続され、このプログラムコントローラ18はこれらのスイッチを入力してオン、オフを検出しスキーリフトを制御する役割を果す。また、19は上記パルスのデータを表示する7セグLED表示器、20は設定データをプログラムコントローラ18に書き込む入力スイッチである。
【0005】
図10はスキーリフトの搬器間隔制御装置の構成図である。図において、搬器間隔制御装置21は、搬器1が通過するときこのエリアに設けられたタイヤ群の回転数を制御することにより前の搬器1との間隔を調整するものである。
【0006】
次に、上記のように構成された従来のスキーリフトの制御装置の動作について説明する。まず、試運転調整や定期点検調整においてリフトの運転を行なう際、調整員は搬器1が停留場内を通過していく様子を観察し、搬器1が上記リミットスイッチ10〜17を通過した時、プログラムコントローラ18に入力された信号が正常に動作しているか目視で確認する。
【0007】
次に、停留場内に設けられた区間、例えばリミットスイッチ10とリミットスイッチ11の間の区間において、搬器1がリミットスイッチ10を通過してからリミットスイッチ11を通過するまでにロープ移動量パルス発生スイッチ7が何回動作したか、つまりロープ移動量パルスがいくら発生したかを、7セグLED表示器19を見て約10回程度測定する。そして、1台の搬器が停留場に設定された区間をロープ移動量パルス発生量(区間搬器間隔)が設定値以内で通過することを検出する区間搬器通過異常検出回路において、調整員はこの測定したデータを基に測定した区間のロープ移動量パルス発生量の設定値をプログラムコントローラ18内の回路に書き込む。
【0008】
次に搬器1が上記リミットスイッチ14を通過してから、次の搬器が再びリミットスイッチ14を通過までにロープ移動量パルスがいくら発生したかを7セグLED表示器19を見て約10回程度測定し、出発搬器間隔のデータを採取する。出発側のリミットスイッチ14を搬器が通過してから次の搬器がリミットスイッチを通過するまでのロープ移動量パルス発生量(出発搬器間隔)が設定値以上または設定値以内で通過することを検出する搬器間隔小異常検出回路及び搬器間隔大異常検出回路において、調整員はこの採取したデータを基にロープ移動量パルス発生量(出発搬器間隔)の設定値をプログラムコントローラ18内の回路に書き込む。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来のリフトの制御装置は以上のように構成されているので、1台の搬器が停留場に設定された区間をロープ移動量パルス発生量(区間搬器間隔)が設定値以内で通過することを検出する区間搬器通過異常検出回路において、調整員はこの測定したデータを基に測定した区間のロープ移動量パルス発生量の設定値をプログラムコントローラ内の回路に手作業で書き込む手間が発生し、時間がかかる上、システムを熟知した調整員しか作業ができないという問題があった。
【0010】
また、搬器があるリミットスイッチを通過してから、次の搬器が再びそのリミットスイッチを通過までにロープ移動量パルスが設定値以上または設定値以内で通過することを検出する搬器間隔小異常検出回路及び搬器間隔大異常検出回路において、調整員は搬器がリミットスイッチを通過してから、次の搬器が再びそのリミットスイッチを通過までのロープ移動量パルスがいくら発生したかを7セグLED表示器を見て約10回程度測定し、出発搬器間隔のデータを採取する。この採取したデータを基にロープ移動量パルス発生量(出発搬器間隔)の設定値をプログラムコントローラ内の回路に手作業で書き込む手間が発生し、時間がかかる上、システムを熟知した調整員しか作業ができないという問題があった。
【0011】
また、停留場に設置された搬器を押送するための駆動タイヤの回転数を検出するタイヤ回転パルスとロープ移動量パルス(ディスクパルス)を比較し、タイヤのパルスが設定値以上であることを検出するタイヤ回転異常検出回路において、試運転調整時に調整員は、タイヤ回転パルスとロープ移動量パルスの発生量を測定し、この測定したデータを基にタイヤ回転異常設定値をプログラムコントローラ内の回路に手作業で書き込む手間が発生し、時間がかかる上、システムを熟知した調整員しか作業ができないという問題があった。
【0012】
また、ロープ移動量パルスと停留場に設置された搬器を押送するための駆動タイヤの回転数を検出するタイヤ回転パルスを比較し、タイヤパルス発生量に対して、ロープ移動量パルスが設定値以上であることを検出するロープ移動量パルス異常検出回路において、試運転調整時に調整員は、ロープ移動量パルスとタイヤ回転パルスの発生量を測定し、この測定したデータを基にロープ移動量パルス異常設定値をプログラムコントローラ内の回路に手作業で書き込む手間が発生し、時間がかかる上、システムを熟知した調整員しか作業ができないという問題があった。
【0013】
また、停留場の折返しカーブに設置された搬器を爪に引っかけて押送する駆動チェーンの移動パルスとロープ移動量パルス(ディスクパルス)を比較し、チェーンパルスが設定値以上であることを検出するチェーン異常検出回路において、試運転調整時に調整員は、チェーンパルスとロープ移動量パルスの発生量を測定しこの測定したデータを基にチェーンパルス異常設定値をプログラムコントローラ内の回路に手作業で書き込む手間が発生し、時間がかかる上、システムを熟知した調整員しか作業ができないという問題があった。
【0014】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、試運転調整や定期点検調整において調整時間の短縮、省力化及び信頼性の向上を行うリフトの制御装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る請求項1におけるリフトの制御装置は、1台の搬器が停留場に設定された所定区間を、輸送手段の移動量、例えばロープ移動量パルス(ディスクパルス)発生量が設定値以内で通過することを検出する区間搬器通過異常検出回路を備え、リフト調整運転時に、上記検出回路における異常検出設定値を最適な値に設定するオートチューニングモードを搭載したことを特徴とする。
【0016】
具体的には、1台の搬器が停留場に設定された区間を移動するときのロープ移動量パルスを計測する手段と、この計測値の妥当性を判定する手段と、この計測を複数回繰り返して平均値を求める手段と、この平均値から異常検出設定値を算出する手段とを備え、当該算出された値を区間搬器通過異常検出回路の異常検出設定値として設定するものである。
【0017】
また、この発明に係る請求項2におけるリフトの制御装置は、停留場に設定された出発側のある地点を搬器が通過してから次の搬器がその地点を通過するまでの輸送手段の移動量、例えばロープ移動量(ディスクパルス量)から搬器間隔を検出し、その搬器間隔が設定された範囲以内であることを検出する搬器間隔異常検出回路を備え、リフト調整運転時に、上記検出回路における異常検出設定値を最適な値に設定するオートチューニングモードを搭載したことを特徴とする。
【0018】
具体的には、リフト調整運転時に1台の搬器が停留場に設定された出発側のある地点を搬器が通過してから次の搬器がその地点を通過するまでのロープ移動量(ディスクパルス量)を計測する手段と、この計測値の妥当性を判定する手段と、この計測を複数回繰り返して平均値をもとめる手段と、この平均値から異常検出設定値を算出する手段とを備え、当該算出された値を搬器間隔異常検出回路の異常検出設定値として設定するものである。
【0019】
また、この発明に係る請求項3におけるリフトの制御装置は、停留場に設置された搬器を押送するため押送手段の速度(駆動タイヤの回転数を検出するパルス、駆動チェーンの移動パルス)と、輸送手段の速度(ロープ移動量パルス(ディスクパルス))を比較し、輸送手段の速度(ロープ移動量パルス)に対して押送手段の速度(タイヤパルス発生量、チェーンパルス発生量)が設定値以上であることを検出する押送手段異常検出回路を備え、リフト調整運転時に、上記検出回路における異常検出設定値を最適な値に設定するオートチューニングモードを搭載したことを特徴とする。
【0020】
具体的には、輸送手段の速度(ロープ移動量パルス発生量)に対する押送手段の速度(タイヤ回転パルス発生量、チェーンパルス発生量)をプログラムコントローラ18により自動で計測する手段と、この計測値の妥当性を判定する手段と、この計測を複数回繰り返して平均値をもとめる手段と、この平均値から異常検出設定値を算出する手段とを備え、当該算出された値を押送手段異常検出回路の異常検出設定値として設定するものである。
【0021】
また、この発明に係る請求項4におけるリフトの制御装置は、輸送手段の速度(ロープ移動量パルス(ディスクパルス))と停留場に設置された搬器を押送するための押送手段の速度(駆動タイヤの回転数を検出するパルス、駆動チェーンの移動パルス)を比較し、押送手段の速度(タイヤパルス発生量、チェーンパルス発生量)に対して、輸送手段の速度(ロープ移動量パルス)が設定値以上であることを検出する輸送手段異常検出回路において、リフト調整運転時に、上記検出回路における異常検出設定値を最適な値に設定するオートチューニングモードを搭載したことを特徴とする。
【0022】
具体的には、押送手段の速度(タイヤ回転パルス発生量、チェーンパルス発生量)に対する輸送手段の速度(ロープ移動量パルス発生量)をプログラムコントローラにより自動で計測する手段と、この計測値の妥当性を判定する手段と、この計測を複数回繰り返して平均値をもとめる手段と、この平均値から異常検出設定値を算出する手段とを備え、当該算出された値を輸送手段異常検出回路の異常検出設定値として設定するものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
この発明の実施の形態1は、1台の搬器が停留場に設定された区間をロープ移動量パルス発生量(区間搬器間隔)が設定値以内の間に通過することを検出する区間搬器通過異常検出回路を備えたものにおいて、試運転調整時や定期点検調整時に上記検出回路における異常検出設定値を最適な値にオートチューニングすることにより、調整時間の短縮、省力化及び信頼性を向上させるものである。
【0024】
以下、この発明の実施の形態1を図について説明する。図1はこの発明の実施の形態1のスキーリフトの制御装置の構成図であり、上記区間搬器通過異常検出回路を構成するプログラムコントローラの入出力態様を示す。図において、プログラムコントローラ18には、ロープ移動量パルス発生スイッチ7、押送タイヤパルス発生スイッチ8、チェーンパルス発生スイッチ9、搬器1が通過したことを検出するためのリミットスイッチ10〜17、設定データを書き込むための入力スイッチ20がそれぞれ入力され、プログラムコントローラ18からはパルスデータを表示する7セグLED表示器19が出力されている。この実施の形態では、更に、プログラムコントローラ18に対して、オートチューニングモードスイッチ22、オートチューニングスタートスイッチ23、オートチューニングランプ24が接続されている。
【0025】
なお、実施の形態1が適用されるスキーリフトの線路及び停留場の概念構成は、図7及び図8に示すものと同様の構成であり、その詳細な説明は前述の通りである。
【0026】
次に、実施の形態1のスキーリフトの制御装置の動作を、図2のフローチャートに基づいて説明する。
【0027】
図7及び図8において、リフトの運転を行なった際、搬器1が停留場内に到着すると搬器1はロープから外れてレール4の上に乗り、押送タイヤ5によってレール4の上を移動していく。この場合、実施の形態1では、上記区間搬器通過異常検出回路を構成するプログラムコントローラにおいて、調整者がS101によりオートチューニングモードスイッチ22をオンにし、S102でオートチューニングスタートスイッチ23を押すと、S103でオートチューニングランプ24が点灯しオートチューニングがスタートする。
【0028】
次に、レール4上に設けられた、例えばリミットスイッチ10とリミットスイッチ11区間を通過する間にロープ移動量パルス発生スイッチ7が何回動作したか、つまり当該区間でロープ移動量パルスがいくら発生したかを、S104〜S107のステップによりプログラムコントローラ18により自動的にカウントする。そして、S108により上記カウントした値が決められた範囲に入っているか妥当性のチェックを行う。そして、S109〜S111の手順により上記操作を10回繰り返す。次に、S112で上記ロープ移動パルスの平均値を求め、S113で上記平均値を1.2倍した数値D3をこの区間の異常検出設定値とし、S114において自動的にプログラムコントローラ18に書き込む。
【0029】
そして、上記と同様にして各リミットスイッチ11〜12、12〜13、14〜15、15〜16、16〜17の区間におけるロープ移動量パルス発生量の平均値をもとめ、各区間の異常検出設定値をプログラムコントローラ18に書き込む。最後に、それぞれのデータを書き込み終わるとオートチューニングランプ24が消灯し、チューニング完了を知らせる(S115)。
【0030】
このように、実施の形態1によれば、区間搬器通過異常検出回路における異常検出設定値を自動的に誰でも簡単にチューニングできるので、試運転調整や定期点検調整において、調整時間の短縮、省力化及び信頼性を向上させることができる。
【0031】
実施の形態2.
この発明の実施の形態2は、停留場に設定された出発側のある地点を1台の搬器が通過してから次の搬器がその地点を通過するまでのロープ移動量(ディスクパルス量)から搬器間隔を検出し、その搬器間隔が設定された範囲内であることを検出する区間搬器間隔異常検出回路を備えたものにおいて、リフト調整運転時に自動的に上記検出回路の異常検出設定値を最適な値に設定することにより、調整時間の短縮、省力化及び信頼性を向上させるものである。
【0032】
以下、この発明の実施の形態2を図について説明する。図1は実施の形態2のスキーリフトの制御装置を示す構成図であり、上記の区間搬器間隔異常検出回路を構成するプログラムコントローラを表わす。また、実施の形態2が適用されるスキーリフトの線路及び停留場の構成は、図7及び図8に示す概念構成と同様であり、その詳細な説明は前述の通りである。
【0033】
次に、実施の形態2のスキーリフトの制御装置の動作について、図3のフローチャートに基づいて説明する。
【0034】
図7及び図8において、リフトの運転を行なった際、搬器1が停留場内に到着すると搬器1はロープから外れてレール4の上に乗り、押送タイヤ5によってレール4の上を移動していく。
【0035】
この場合、出発側に設けられたリミットスイッチ14を1台の搬器が通過してから次の搬器が通過するまでのロープ移動量パルス発生量つまり搬器と搬器の間隔をカウントし、その値が設定値以上かつ設定値以内であることを検出する出発搬器間隔異常検出回路を構成するプログラムコントローラ18において、下記のステップを実行する。
【0036】
すなわち、調整者がS201にてオートチューニングモードスイッチ22をオンにし、S202でオートチューニングスタートスイッチ23を押すと、S203でオートチューニングランプ24が点灯し、オートチューニングがスタートする。次に、リミットスイッチ14を1台の搬器が通過してから次の搬器が通過するまでの間に、押送チェーンパルス発生スイッチ9とロープ移動量パルス発生スイッチ7が何回動作したか、つまり当該時間内の押送チェーン6の爪の数とロープ移動量パルスの発生数をプログラムコントローラ18により自動的にカウントする(S204〜S209)。次に、S210にて上記カウントした値が決められた範囲に入っているか妥当性のチェックを行う。そして、S211からS214のステップにより上記操作を10回繰り返し、S215及びS216によりロープ移動量パルス及び押送チェーンパルスの平均値を計算する。
【0037】
次に、S217により、上記の様にして求めた押送チェーン8の爪の数の平均値から3を引いた値に対応するロープ移動量パルス数を最小搬器間隔値、つまり下記の(1)式のようにする。
【0038】
最小搬器間隔値=(ロープ移動量パルス)×(押送チェーンパルス−3)/(押送チェーンパルス) …(1)
【0039】
また、S218により、上記で求めた押送チェーン8の爪の数の平均値に3を加えた値に対応するロープ移動量パルス数を最大搬器間隔値、つまり下記の(2)式のようにする。
【0040】
最大搬器間隔値=(ロープ移動量パルス)×(押送チェーンパルス+3)/(押送チェーンパルス) …(1)
【0041】
そして、S219で上記のように計算した最小搬器間隔値及び最大搬器間隔値を異常検出データとしてプログラムコントローラ18に書き込み、書き込み終わるとS220にてオートチューニングランプ24を消灯させ、チューニング完了を知らせる。
【0042】
このように、実施の形態2によれば、区間搬器間隔異常検出回路における異常検出設定値を自動的に誰でも簡単にチューニングできるので、試運転調整や定期点検調整において、調整時間の短縮、省力化及び信頼性を向上させることができる。
【0043】
実施の形態3.
この発明の実施の形態3は、停留場に設置された搬器を押送するための駆動タイヤの回転数を検出するパルスとロープ移動量パルス(ディスクパルス)を比較し、ロープ移動量パルスに対してタイヤのパルスが設定値以上であることを検出するタイヤ回転異常検出回路を備えたものにおいて、リフト調整運転時に自動的に上記検出回路の異常検出設定値を最適な値に設定することにより、調整時間の短縮、省力化及び信頼性を向上させるものである。
【0044】
以下、この発明の実施の形態3を図について説明する。図1は実施の形態2のスキーリフトの制御装置を示す構成図であり、上記のタイヤ回転異常検出回路を構成するプログラムコントローラを表わす。また、実施の形態3が適用されるスキーリフトの線路及び停留場の構成は、図7及び図8に示す概念構成と同様であり、その詳細な説明は前述の通りである。
【0045】
次に、実施の形態3のスキーリフトの制御装置の動作について、図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0046】
図7及び図8において、リフトの運転を行うと、ロープ移動量パルス発生スイッチ7からロープが移動した距離を検出するためのロープ移動量パルス7aと、押送タイヤパルス発生スイッチ8から押送タイヤの回転数を検出するための押送タイヤパルス8aが発生する。そして、この場合、ロープ移動量パルス7aと押送タイヤパルス8aを比較し、押送タイヤパルス8aが設定値より少ないとき異常を検出する押送タイヤ異常検出回路を構成するプログラムコントローラ18において、下記のステップを実行する。
【0047】
すなわち、まず調整者がS301にてオートチューニングモードスイッチ22をオンにし、S302でオートチューニングスタートスイッチ23を押すと、S302aでオートチューニングランプ24が点灯し、オートチューニングがスタートする。
【0048】
次に、S303で運転速度をトップ速度にし、S304によりロープ移動量パルス7aが1秒間に何パルス発生しているか、またS305により押送タイヤパルス8aが1秒間に何パルス発生しているかをプログラムコントローラ18により自動的にカウントする。次に、S306によりこのカウントした値が決められた範囲に入っているか妥当性のチェックを行う。そして、S307〜S310のステップにより上記操作を10回繰り返す。次に、S311〜S312により単位時間当たりのロープ移動量パルス7a及び押送タイヤパルス8aの平均値を計算する。そして、S313により1秒間の押送タイヤパルス数の平均値yから2を引いた値を異常設定値、つまり下記の(2)式を計算する。
【0049】
(押送タイヤパルス異常設定値)=y−2 …(2)
【0050】
そして、S314により、1秒間のロープ移動量パルスと共に押送タイヤパルス異常設定値をプログラムコントローラ18に書き込み、書き込み終わるとS315にてオートチューニングランプ24が消灯し、チューニング完了を知らせる。
【0051】
このように、実施の形態3によれば、タイヤ回転異常検出回路における異常検出設定値を自動的に誰でも簡単にチューニングできるので、試運転調整や定期点検調整において調整時間の短縮、省力化及び信頼性を向上させることができる。
【0052】
なお、ロープ移動量パルス(ディスクパルス)と停留場に設置された搬器を押送するための駆動タイヤの回転数を検出するパルスを比較し、タイヤパルス発生量に対してロープ移動量パルスが設定値以上であることを検出するロープ移動量パルス異常検出回路を備えたものにおいて、リフト調整運転時に上記検出回路の異常検出設定値を設定する場合も、同様に適用することができる。
【0053】
実施の形態4.
この発明の実施の形態4は、押送チェーンパルス9aとロープ移動量パルス7aを比較し、ロープ移動量パルス7aが設定値より少ないとき異常を検出するロープ移動量パルス異常検出回路を備えたものにおいて、リフト調整運転時に自動的に上記検出回路の異常検出設定値を最適な値に設定することにより、調整時間の短縮、省力化及び信頼性を向上させるものである。
【0054】
以下、この発明の実施の形態4を図について説明する。図1は実施の形態4のスキーリフトの制御装置を示す構成図であり、上記ロープ移動量パルス異常検出回路を構成するプログラムコントローラを表わす。また、実施の形態4が適用されるスキーリフトの線路及び停留場の構成は、図7及び図8に示す概念構成と同様であり、その詳細な説明は前述の通りである。
【0055】
次に、実施の形態4のスキーリフトの制御装置の動作について、図5のフローチャートに基づいて説明する。
【0056】
図7及び図8において、リフトの運転を行うと、ロープ移動量パルス発生スイッチ7よりロープが移動した距離を検出するためのロープ移動量パルス7aが発生し、押送チェーンパルス発生スイッチ9から押送チェーンの爪の数をカウントするための押送チェーンパルス9aが発生する。そして、この場合、押送チェーンパルス9aとロープ移動量パルス7aを比較し、ロープ移動量パルス7aが設定値より少ないとき異常を検出するロープ移動量パルス異常検出回路を構成するプログラムコントローラ18において、下記のステップを実行する。
【0057】
すなわち、まず調整者がS401にてオートチューニングモードスイッチ22をオンにし、S402でオートチューニングスタートスイッチ23を押すと、S402aによりオートチューニングランプ24が点灯し、オートチューニングがスタートする。
【0058】
次に、S403で運転速度をトップ速度にし、S404によりロープ移動量パルス7aが1秒間に何パルス発生しているか、またS405により押送チェーンパルス9aが1秒間に何パルス発生しているかをプログラムコントローラ18により自動的にカウントする。次に、S406により上記カウントした値が決められた範囲に入っているか妥当性のチェックを行う。そして、S407〜S410のステップにより上記操作を10回繰り返す。次に、S411及びS412により単位時間当たりのロープ移動量パルス7a及び押送チェーンパルス9aの平均値を計算する。そして、S413により上記で求めた1秒間のロープ移動量パルスの平均値zから2引いた値を異常設定値、つまり下記の(3)式を計算する。
【0059】
(ロープ移動量パルス異常設定値)=z−2
【0060】
そして、S414により、1秒間の押送チェンパルスと共にロープ移動量パルス異常設定値をプログラムコントローラ18に書き込み、書き込み終わるとS415によりオートチューニングランプ24が消灯し、チューニング完了を知らせる。
【0061】
このように、実施の形態4によれば、ロープ移動量パルス異常検出回路における異常検出設定値を自動的に誰でも簡単にチューニングできるので、試運転調整や定期点検調整において調整時間の短縮、省力化及び信頼性を向上させることができる。
【0062】
実施の形態5.
この発明の実施の形態5は、ロープ移動量パルス7aと押送チェーンパルス9aを比較し、押送チェーンパルス9aが設定値より少ないとき異常を検出する押送チェーン異常検出回路を備えたものにおいて、リフト調整運転時に自動的に上記検出回路の異常検出設定値を最適な値に設定することにより、調整時間の短縮、省力化及び信頼性を向上させるものである。
【0063】
以下、この発明の実施の形態5を図について説明する。図1は実施の形態5のスキーリフトの制御装置を示す構成図であり、上記押送チェーン異常検出回路を構成するプログラムコントローラを表わす。また、実施の形態5が適用されるスキーリフトの線路及び停留場の構成は、図7及び図8に示す概念構成と同様であり、その詳細な説明は前述の通りである。
【0064】
次に、実施の形態5のスキーリフトの制御装置の動作について、図6のフローチャートに基づいて説明する。
【0065】
図7及び図8において、リフトの運転を行うと、ロープ移動量パルス発生スイッチ7よりロープが移動した距離を検出するためのロープ移動量パルス7aが発生し、押送チェーンパルス発生スイッチ9から押送チェーンの爪の数をカウントするための押送チェーンパルス9aが発生する。そして、この場合、ロープ移動量パルス7aと押送チェーンパルス9aを比較し、押送チェーンパルス9aが設定値より少ないとき異常を検出する押送チェーン異常検出回路を構成するプログラムコントローラ18において、下記のステップを実行する。
【0066】
すなわち、まず調整者がS501にてオートチューニングモードスイッチ22をオンにし、S502でオートチューニングスタートスイッチ23を押すと、S502aによりオートチューニングランプ24が点灯し、オートチューニングがスタートする。
【0067】
次に、S503で運転速度をトップ速度にし、S504でロープ移動量パルス7aが1秒間に何パルス発生しているか、またS505で押送チェーンパルス9aが1秒間に何パルス発生しているかをプログラムコントローラ18により自動的にカウントする。次に、S506により上記カウントした値が決められた範囲に入っているか妥当性のチェックを行う。そしてS507〜S510のステップにより上記操作を10回繰り返す。次に、S511及びS512により単位時間当たりのロープ移動量パルス7a及び押送チェーンパルス9aの発生数の平均値を計算する。そして、S513により上記で求めた1秒間の押送チェーンパルス数の平均値wから2を引いた値を異常設定値、つまり下記の(4)式を計算する。
【0068】
押送チェーンパルス異常設定値=w−2 …(4)
【0069】
そして、S514により1秒間のロープ移動量パルスと共に押送チェーンパルス異常設定値をプログラムコントローラ18に書き込み、書き込み終わるとS515によりオートチューニングランプ24が消灯し、チューニング完了を知らせる。
【0070】
このように、実施の形態5によれば、押送チェーン異常検出回路における異常検出設定値を自動的に誰でも簡単にチューニングできるので、試運転調整や定期点検調整において調整時間の短縮、省力化及び信頼性を向上させることができる。
【0071】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明によれば、区間搬器通過異常検出回路において異常を判定するための設定値をオートチューニング操作により自動的に設定できるようにしたので、試運転調整や定期点検調整において、誰でも正確に設定することができ、さらに調整時間を短縮することができるリフトの制御装置を提供することが可能という効果がある。
【0072】
また、請求項2の発明によれば、搬器間隔異常検出回路において異常を判定するための設定値をオートチューニング操作により自動的に設定できるようにしたので、試運転調整や定期点検調整において、誰でも正確に設定することができ、さらに調整時間を短縮することができるスキーリフトの制御装置を提供することが可能という効果がある。
【0073】
また、請求項3の発明によれば、押送手段異常検出回路において異常を判定するための設定値をオートチューニング操作により自動的に設定できるようにしたので、試運転調整や定期点検調整において、誰でも正確に設定することができ、さらに調整時間を短縮することができるリフトの制御装置を提供することが可能という効果がある。
【0074】
また、請求項4の発明によれば、輸送手段異常検出回路において異常を判定するための設定値をオートチューニング操作により自動的に設定できるようにしたので、試運転調整や定期点検調整において、誰でも正確に設定することができ、さらに調整時間を短縮することができるリフトの制御装置を提供することが可能という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるリフトの制御装置の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1におけるリフト制御装置のフローチャートを示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2におけるリフト制御装置のフローチャートを示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態3におけるリフト制御装置のフローチャートを示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態4におけるリフト制御装置のフローチャートを示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態5におけるリフト制御装置のフローチャートを示す図である。
【図7】 スキーリフトの線路及び停留場を示す図である。
【図8】 スキーリフトの停留場内を示す図である。
【図9】 従来のスキーリフトの制御装置の構成を示す図である。
【図10】 従来のスキーリフトの搬器間隔制御装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 搬器、2 ロープ、3 滑車、4 レール、5 押送タイヤ、6 押送チェーン、7 ロープ移動量パルス発生スイッチ、8 押送タイヤパルス発生スイッチ、9 チェーンパルス発生スイッチ、10〜17 搬器検出リミットスイッチ、18 プログラマブルコントローラ、19 7セグLED表示器、20 入力スイッチ、21 搬器間隔制御装置、22 オートチューニングモードスイッチ、23 オートチューニングスタートスイッチ、24 オートチューニングランプ。
Claims (4)
- 複数台の搬器を、停留場の間では輸送手段により輸送すると共に、停留場内では押送手段により押送するリフトの制御装置において、1台の搬器が停留場に設定された所定区間を上記輸送手段の移動量が設定値以内の間に通過するか否かを検出する区間搬器通過異常検出回路を備え、リフト調整運転時に、1台の搬器が停留場に設定された所定区間を移動する時の輸送手段の移動量を計測する手段と、上記計測値の妥当性を判定する手段と、上記妥当と判定された計測を複数回繰り返してその計測値の平均値を求める手段と、この平均値から異常検出設定値を算出する手段とにより、異常検出設定値を算出し、上記算出された異常検出設定値を上記区間搬器通過異常検出回路の異常検出設定値として設定することを特徴とするリフトの制御装置。
- 複数台の搬器を、停留場の間では輸送手段により輸送すると共に、停留場内では押送手段により押送するリフトの制御装置において、停留場に設定された出発側のある地点を1台の搬器が通過してから次の搬器がその地点を通過するまでの上記輸送手段の移動量から搬器間隔を検出し、その搬器間隔が設定された範囲内であることを検出する搬器間隔異常検出回路を備え、リフト調整運転時に、停留場に設定された出発側のある地点を1台の搬器が通過してから次の搬器がその地点を通過するまでの輸送手段及び押送手段の移動量を計測する手段と、上記計測値の妥当性を判定する手段と、上記妥当と判定された計測を複数回繰り返してその計測値の平均値を求める手段と、この平均値から異常検出設定値を算出する手段とにより、異常検出設定値を算出し、上記算出された異常検出設定値を上記搬器間隔異常検出回路の異常検出設定値として設定することを特徴とするリフトの制御装置。
- 複数台の搬器を、停留場の間では輸送手段により輸送すると共に、停留場内では押送手段により押送するリフトの制御装置において、押送手段の速度と輸送手段の速度を比較し、輸送手段の速度に対して押送手段の速度が設定値以上であることを検出する押送手段異常検出回路を備え、リフト調整運転時に、輸送手段の速度及び押送手段の速度を計測する手段と、上記計測値の妥当性を判定する手段と、上記妥当と判定された計測を複数回繰り返してその計測値の平均値を求める手段と、この平均値から異常検出設定値を算出する手段とにより、異常検出設定値を算出し、上記算出された異常検出設定値を上記押送手段異常検出回路における異常検出設定値として設定することを特徴とするリフトの制御装置。
- 複数台の搬器を、停留場の間では輸送手段により輸送すると共に、停留場内では押送手段により押送するリフトの制御装置において、押送手段の速度と輸送手段の速度を比較し、押送手段の速度に対して輸送手段の速度が設定値以上であることを検出する輸送手段異常検出回路を備え、リフト調整運転時に、輸送手段の速度及び押送手段の速度を計測する手段と、上記計測値の妥当性を判定する手段と、上記妥当と判定された計測を複数回繰り返してその計測値の平均値を求める手段と、この平均値から異常検出設定値を算出する手段とにより、異常検出設定値を算出し、上記算出された異常検出設定値を上記輸送手段異常検出回路における異常検出設定値として設定することを特徴とするリフトの制御装置。
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