JP2666648B2 - 無人車のマークプレート検出方法 - Google Patents

無人車のマークプレート検出方法

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JP2666648B2
JP2666648B2 JP4041694A JP4169492A JP2666648B2 JP 2666648 B2 JP2666648 B2 JP 2666648B2 JP 4041694 A JP4041694 A JP 4041694A JP 4169492 A JP4169492 A JP 4169492A JP 2666648 B2 JP2666648 B2 JP 2666648B2
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mark plate
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detection sensors
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unmanned vehicle
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昌克 細川
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Toyota Industries Corp
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無人車のマークプレート
検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように、無人車1の走
行路には誘導線2が敷設され、無人車1は図示しないピ
ックアップコイルによって誘導線2からの誘導信号を公
知の方法で検出し、誘導線2に沿って走行するようにな
っている。無人車1には車体の中央位置に左右一対の駆
動輪3が設けられ、前端及び後両端には車体の中心線上
にキャスタ(従動輪)4が設けられている。駆動輪3は
それぞれ駆動モータ5にて回転駆動されるようになって
いる。そして、無人車1の底部には6個の検出センサP
X1〜PX6が左右一対ずつ、前後3列に所定間隔で設
けられている。
【0003】走行路上には複数の運行指示ポイントP
(図4に1箇所のみ図示)が設けられ、運行指示ポイン
トPにはマークプレート配置箇所6が誘導線2を挟んだ
状態で一対ずつ、前後3列に設けられている。そして、
マークプレート配置箇所6には鉄製のマークプレート7
が少なくとも前列及び後列にそれぞれ1個存在する状態
で、検出センサPX1〜PX6の配設ピッチと対応する
ように配設されて所定のマークプレートパターンが構成
されている。
【0004】そして、無人車1に搭載された制御装置
(図示せず)は、無人車1の走行時に前列の検出センサ
PX1,PX2のいずれか一方と、後列の検出センサP
X5,PX6のいずれか一方とからON信号が出力され
た時点で正規の運行指示ポイントPに到達したと判断
し、無人車1の移動に伴って各検出センサPX1〜PX
6からのON信号の有無に基づいてマークプレート7の
有無を記憶装置に記憶する。そして、全部の検出センサ
PX1〜PX6からOFF信号が出力された時に、制御
装置は前記記憶装置に記憶された各列のマークプレート
7の有無データに基づいてマークプレートパターンを判
別していた(例えば、特開昭61−45309号公
報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
検出方法では、マークプレート7の配設位置に検出セン
サPX1〜PX6が感知するビスや鉄板等が落ちていた
り、誤って置かれていたりすると、マークプレート7が
無いにも拘らず検出センサからON信号が出力され、制
御装置がマークプレートパターンを誤認する虞がある。
【0006】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は運行指示ポイントのマークプレ
ート配設箇所にビスや鉄板等が存在しても、マークプレ
ートの誤検出を確実に防止することができる無人車のマ
ークプレート検出方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本発明では、車両に少なくとも前後2列の検出センサ
を装備し、車両の走行経路上に前記検出センサにて検出
される複数のマークプレートを前記検出センサの配置間
隔と対応する状態で配置して構成されたマークプレート
パターンを設け、車両の走行時に前記各検出センサから
出力される検出信号に基づいてマークプレートパターン
を認識するようにした無人車のマークプレート検出方法
において、前列に配設された検出センサの少なくとも1
個と、後列に配設された検出センサの少なくとも1個と
からマークプレート検出信号が出力された時点から、全
検出センサからマークプレート検出信号が出力されなく
なるまでの間、無人車の運行プログラムが1回スキャン
される毎に各検出センサからの検出信号の有無に基づい
て検出信号有の回数を各検出センサ毎にカウントし、前
記カウント値が予め設定された基準値以上のときに当該
検出センサには正規のマークプレートの検出信号があっ
たと判断するようにした。
【0008】
【作用】前列に配設された検出センサの少なくとも1個
と、後列に配設された検出センサの少なくとも1個とか
らマークプレート検出信号が出力された時点から、無人
車の運行プログラムが1回スキャンされる毎に各検出セ
ンサからの検出信号の有無に基づいて検出信号有の回数
が各検出センサ毎にカウントされる。全検出センサから
マークプレート検出信号が出力されなくなるまでの間、
前記動作が繰り返される。そして、カウント値が予め設
定された基準値以上のときに当該検出センサには正規の
マークプレートの検出信号があったと判断される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
従って説明する。なお、無人車1の駆動機構の構成、検
出センサPX1〜PX6の配置あるいは走行路上の運行
指示ポイントPの構成等は従来と同様な構成であるた
め、同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0010】無人車1に搭載された運行制御装置の電気
的構成を説明すると、図2に示すように、運行制御装置
としてのマイクロコンピュータ8は中央処理装置(CP
U)9と、入出力インタフェース10と、各種制御プロ
グラムを記憶した読み出し専用のメモリ(ROM)より
なるプログラムメモリ11と、各種データ及びCPU9
の演算処理結果を一時記憶する読み出し及び書換え可能
なメモリ(RAM)よりなる作業用メモリ12とを備え
ている。いる。そして、CPU9はプログラムメモリ1
1に記憶された制御プログラムに基づいて作動するよう
になっている。プログラムメモリ11には前記マークプ
レートパターンに対する運行指示内容のデータが予め記
憶されている。又、作業用メモリ12には各検出センサ
にPX1〜PX6に対応した数の記憶領域が設けられて
いる。
【0011】CPU9には検出センサPX1〜PX6か
らの検知信号が入出力インタフェース10を介して入力
されるようになっている。CPU9は前列に配設された
検出センサPX1,PX2の少なくとも一方と、後列に
配設された検出センサPX5,PX6の少なくとも一方
とからのマークプレート検出信号(ON信号)が入力さ
れたとき、正規の運行指示ポイントPに到達したと判断
する。そして、その時点から全検出センサPX1〜PX
6からのマークプレート検出信号が入力されなくなる時
点までの間、無人車1の運行プログラムが1回スキャン
される毎に各検出センサからの検出信号の有無に基づい
て検出信号有の回数をカウンタ回路(図示せず)で各検
出センサ毎にカウントし、作業用メモリ12に設けられ
た前記各記憶領域に記憶するようになっている。
【0012】CPU9は全検出センサPX1〜PX6か
らマークプレート検出信号が入力されなくなると、前記
各記憶領域に記憶されたカウント値を予め設定された基
準値と比較し、カウント値が基準値以上の検出センサに
は正規のマークプレートの検出信号(ON信号)が入力
されたと判断する。そして、当該検出センサと対応する
箇所にマークプレート7が存在すると判断し、その結果
に基づいてマークプレートパターンを認識し、プログラ
ムメモリ11に記憶されたマークプレートパターンに従
って運行内容を判断するようになっている。なお、無人
車1の運行プログラムが1回スキャンされるのに要する
時間は一定であるのに対して、無人車1の走行中にマー
クプレート7と対応する位置を検出センサが通過するの
に要する時間は無人車1の速度により異なる。従って、
無人車1の速度により検出センサからのON信号出力時
間が異なるので、前記基準値は無人車1の速度によって
異なる値が設定される。
【0013】次に前記のように構成された装置によるマ
ークプレート検出動作を図1のフローチャートに従って
説明する。無人車1の走行が開始されると、CPU9は
各検出センサPX1〜PX6からの出力信号を入力し、
ステップS1で前列の検出センサPX1,PX2の少な
くとも一方と、後列の検出センサPX5,PX6の少な
くとも一方とからON信号(マークプレート検出信号)
が入力されるか否かの判断を行う。無人車1が運行指示
ポイントPに到達すると、前列及び後列のそれぞれ少な
くとも一方の検出センサがマークプレート7を検出し、
少なくとも当該検出センサからマークプレート検出信号
(ON信号)が出力される。そして、CPU9は前列及
び後列の検出センサからのON信号が入力されたと判断
してステップS2に進む。CPU9はステップS2で無
人車の運行プログラムの1回のスキャンが完了されたか
否かを判断し、運行プログラムの1回のスキャンが完了
される毎にステップS3に進む。
【0014】ステップS3ではON信号が出力されてい
る検出センサと対応するカウント回路で1が加算され、
そのカウント値が作業用メモリ12の各検出センサ毎に
設けられた各記憶領域に記憶される。次にステップS4
に進み、全検出センサPX1〜PX6からの出力信号が
OFF信号か否かの判断が行われる。そして、少なくと
も1個の検出センサの出力信号がON信号であればステ
ップS2に戻り、ステップS2,S3の動作が繰り返さ
れる。
【0015】全検出センサPX1〜PX6からの出力信
号がOFF信号となると、ステップS5に進み、前記各
記憶領域に記憶されたカウント値を基準値と比較し、前
記カウント値が基準値以上のときに当該検出センサには
正規のマークプレートの検出信号(ON信号)が入力さ
れたと判断する。そして、当該検出センサと対応する箇
所にマークプレート7が存在すると判断し、その結果に
基づいてマークプレートパターンを認識する(ステップ
S6)。次にそのマークプレートパターンの意味する運
行指令信号をプログラムメモリ11に記憶されたデータ
に基づいて出力し(ステップS7)、その後、各記憶領
域に記憶されたカウント数を消去する(ステップS
8)。
【0016】例えば、検出センサPX1,PX5と対応
する箇所にのみマークプレート7が配設された運行指示
ポイントPを通過する場合、検出センサPX6と対応す
るマークプレート配置箇所6に検出センサに感知される
ビス等があると、各検出センサPX1〜PX6からの出
力信号は図3のようになる。すなわち、正規のマークプ
レート7を検出した検出センサPX1,PX5からON
信号が出力されるとともに、マークプレート7を検出し
ない検出センサPX6からもビス等を検出したON信号
が出力される。しかし、検出センサPX6からのON信
号の出力時間はマークプレート7を検出した場合に比較
して短いため、作業用メモリ12の記憶領域に記憶され
るカウント値は基準値より小さくなる。従って、ビス等
が誤ってマークプレート7と判断されることが確実に防
止できる。
【0017】又、運行指示ポイントP以外の走行路上に
ビス等が存在すると、無人車1の走行中にそれを検出し
た検出センサからON信号が出力される。しかし、ビス
等が前列及び後列の検出センサにより同時に検出される
状態で落ちている場合はまれであり、ビス等により前記
カウント動作が開始されることはほとんどない。又、仮
にあったとしてもカウント値は基準値より小さいので、
ビス等が誤ってマークプレート7と判断されることはな
い。
【0018】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、検出センサの配置は各列2個に限
らず、1列の数を3個以上としたり、列数を2列あるい
は4列以上にしてもよい。この場合マークプレート7も
検出センサの配置に対応して設けられる。又、駆動輪を
車体の前部あるいは後部の左右両側に設けるとともに従
動輪を車体の後部あるいは前部の左右両側に設けたり、
無人車1を3輪としてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、運
行指示ポイントのマークプレート配設箇所にビスや鉄板
等が存在しても、マークプレートの誤検出を確実に防止
することができ、無人車運行の信頼性をより向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マークプレート検出動作を説明するフローチャ
ートである。
【図2】制御装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図3】運行指示ポイント通過時の各検出センサの出力
信号を示すタイムチャートである。
【図4】無人車とマークプレートパターンの関係を示す
概略平面図である。
【符号の説明】
1…無人車、2…誘導線、6…マークプレート配置箇
所、7…マークプレート、P…運行指示ポイント、PX
1〜PX6…検出センサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に少なくとも前後2列の検出センサ
    を装備し、車両の走行経路上に前記検出センサにて検出
    される複数のマークプレートを前記検出センサの配置間
    隔と対応する状態で配置して構成されたマークプレート
    パターンを設け、車両の走行時に前記各検出センサから
    出力される検出信号に基づいてマークプレートパターン
    を認識するようにした無人車のマークプレート検出方法
    において、 前列に配設された検出センサの少なくとも1個と、後列
    に配設された検出センサの少なくとも1個とからマーク
    プレート検出信号が出力された時点から、全検出センサ
    からマークプレート検出信号が出力されなくなる時点ま
    での間、無人車の運行プログラムが1回スキャンされる
    毎に各検出センサからの検出信号の有無に基づいて検出
    信号有の回数を各検出センサ毎にカウントし、前記カウ
    ント値が予め設定された基準値以上のときに当該検出セ
    ンサには正規のマークプレートの検出信号があったと判
    断する無人車のマークプレート検出方法。
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