JPH0697446B2 - メールシステム - Google Patents
メールシステムInfo
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- JPH0697446B2 JPH0697446B2 JP60219653A JP21965385A JPH0697446B2 JP H0697446 B2 JPH0697446 B2 JP H0697446B2 JP 60219653 A JP60219653 A JP 60219653A JP 21965385 A JP21965385 A JP 21965385A JP H0697446 B2 JPH0697446 B2 JP H0697446B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workstation
- mail data
- data
- network
- Prior art date
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- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、ネットワーク上に複数のワークステーション
を接続し、各ワークステーション間でメールデータの送
受信を行なうメールシステムに関する。
を接続し、各ワークステーション間でメールデータの送
受信を行なうメールシステムに関する。
集積化技術の発展に伴い,人間とシステムの接点となる
マイクロコンピュータあるいはパーソナルコンピュータ
を複数台接続して計算機ネットワークを構成できるよう
になって来た。そしてディスプレイやキーボード等を含
み文書編集,グラフィック機能に加えて電子メール機能
を有したワークステーションを複数用意し,一般には同
一敷地内,或いは本社と各支店を結合するデータ通信回
線であるローカルネットワーク上にそれらを接続し,各
ワークステーション間でメールの転送を行うメールシス
テムの重要性も高まってきた。このようなメールシステ
ムにおいて,1つのワークステーションが電源オフ状態,
ログアウト状態,或いは故障状態であった場合,他のワ
ークステーションから転送されてきたメールをどのよう
に対処するかという問題がある。この問題を解決する従
来方式は大きくわけて次の2つのタイプがある。
マイクロコンピュータあるいはパーソナルコンピュータ
を複数台接続して計算機ネットワークを構成できるよう
になって来た。そしてディスプレイやキーボード等を含
み文書編集,グラフィック機能に加えて電子メール機能
を有したワークステーションを複数用意し,一般には同
一敷地内,或いは本社と各支店を結合するデータ通信回
線であるローカルネットワーク上にそれらを接続し,各
ワークステーション間でメールの転送を行うメールシス
テムの重要性も高まってきた。このようなメールシステ
ムにおいて,1つのワークステーションが電源オフ状態,
ログアウト状態,或いは故障状態であった場合,他のワ
ークステーションから転送されてきたメールをどのよう
に対処するかという問題がある。この問題を解決する従
来方式は大きくわけて次の2つのタイプがある。
その1つはメールサーバ,即ちメールを一時格納してお
く装置を持つメールシステムである。この構成図を第2
図(a)に示す。ローカルエリアネットワーク21にワー
クステーション23のA,B,及びCが接続され,更にメール
サーバ22が接続されている。このようなシステムにおい
ては,システムがアクティブな状態であるときには,メ
ールサーバは常に電源が投入され,アクティブ状態にな
っている。このシステムにおいては,例えば,ワークス
テーションAからワークステーションBにメールを転送
しようとした時,もしワークステーションBが電源オフ
状態,ログアウト状態,或いは故障状態であった場合
に,ワークステーションAは,ワークステーションBに
メールを転送することができない。そのために,一時ワ
ークステーションAはメールサーバ22にメールデータを
送信し,一時メールをメールサーバ22に保持しておく。
そしてワークステーションBに電源が投入されたり,ロ
グオンされたり,或いは故障から復帰した場合に,メー
ルサーバ22からワークステーションBに,例えば,「Yo
u have a mail」という文書をワークステーションBのC
RTに表示させ,ワークステーションBがこれを検出す
る。そして,ワークステーションBは,メールサーバ22
に働きかけ,メールサーバ22に格納されていたメールデ
ータを受信するようにしている。このようなシステムは
計算機機能と等価な機能を有するメールサーバ22が必要
となり,高価になるという欠点を有し,更にメールサー
バ22そのものが故障した場合に,システム全体にこの故
障が及ぶという欠点を有していた。
く装置を持つメールシステムである。この構成図を第2
図(a)に示す。ローカルエリアネットワーク21にワー
クステーション23のA,B,及びCが接続され,更にメール
サーバ22が接続されている。このようなシステムにおい
ては,システムがアクティブな状態であるときには,メ
ールサーバは常に電源が投入され,アクティブ状態にな
っている。このシステムにおいては,例えば,ワークス
テーションAからワークステーションBにメールを転送
しようとした時,もしワークステーションBが電源オフ
状態,ログアウト状態,或いは故障状態であった場合
に,ワークステーションAは,ワークステーションBに
メールを転送することができない。そのために,一時ワ
ークステーションAはメールサーバ22にメールデータを
送信し,一時メールをメールサーバ22に保持しておく。
そしてワークステーションBに電源が投入されたり,ロ
グオンされたり,或いは故障から復帰した場合に,メー
ルサーバ22からワークステーションBに,例えば,「Yo
u have a mail」という文書をワークステーションBのC
RTに表示させ,ワークステーションBがこれを検出す
る。そして,ワークステーションBは,メールサーバ22
に働きかけ,メールサーバ22に格納されていたメールデ
ータを受信するようにしている。このようなシステムは
計算機機能と等価な機能を有するメールサーバ22が必要
となり,高価になるという欠点を有し,更にメールサー
バ22そのものが故障した場合に,システム全体にこの故
障が及ぶという欠点を有していた。
第2の従来方式として,メールサーバは持たないが各ワ
ークステーションがメールデータのスプレー機能を有
し,更に再送機能を有するシステムがある。第2図
(b)においてローカルネットワーク21に接続されたワ
ークステーション23において,各ワークステーションは
外部記憶装置24を有している。このようなシステムにお
いてメールデータ送信相手のワークステーションが電源
オフ状態,ログアウト状態,或いは故障状態で送信する
ことができない場合に,送信側ステーションは送信メー
ルデータを一旦自分の外部記憶装置24内にスプールアウ
トする。そしてある一定時間毎に相手ワークステーショ
ンに対してメールデータの再送を試みめる。しかしこの
ような従来のシステムは,送信相手のワークステーショ
ンの復帰状態がわからずに送信ステーションがメールデ
ータの再送を試みてしまうため,オーバーヘッドが大き
くなるという欠点を有していた。さらに,メールデータ
送信相手のワークステーションがすでに復帰した状態で
自分のプログラムを実行している間に,スプールアウト
していた送信ワークステーションからのメールデータを
受信する機能すなわち,マルチタスク機能になっている
ことが必要で,従って,マルチタスクシステムの複雑な
制御を必要とする欠点を有していた。
ークステーションがメールデータのスプレー機能を有
し,更に再送機能を有するシステムがある。第2図
(b)においてローカルネットワーク21に接続されたワ
ークステーション23において,各ワークステーションは
外部記憶装置24を有している。このようなシステムにお
いてメールデータ送信相手のワークステーションが電源
オフ状態,ログアウト状態,或いは故障状態で送信する
ことができない場合に,送信側ステーションは送信メー
ルデータを一旦自分の外部記憶装置24内にスプールアウ
トする。そしてある一定時間毎に相手ワークステーショ
ンに対してメールデータの再送を試みめる。しかしこの
ような従来のシステムは,送信相手のワークステーショ
ンの復帰状態がわからずに送信ステーションがメールデ
ータの再送を試みてしまうため,オーバーヘッドが大き
くなるという欠点を有していた。さらに,メールデータ
送信相手のワークステーションがすでに復帰した状態で
自分のプログラムを実行している間に,スプールアウト
していた送信ワークステーションからのメールデータを
受信する機能すなわち,マルチタスク機能になっている
ことが必要で,従って,マルチタスクシステムの複雑な
制御を必要とする欠点を有していた。
[発明の目的] 本発明は、メールサーバが必要なく、また一定時間毎に
メールデータの再送信を試みるというポーリング動作を
行なう不要もなく、メールデータの転送を効率よく行な
うことができるメールシテムを提供することを目的とす
る。
メールデータの再送信を試みるというポーリング動作を
行なう不要もなく、メールデータの転送を効率よく行な
うことができるメールシテムを提供することを目的とす
る。
[発明の要点] 本発明は、複数のワークステーションをネットワーク上
に接続し、各ワークステーション間でメールデータの転
送を行なうメールシステムにおいて、 各ワークステーションは、 記憶手段と、 送信対象の相手側ワークステーションがメールデータを
受信できる状態でない場合に上記記憶手段にメールデー
タを記憶させる制御手段と、 自ワークステーションの状態がメールデータを受信でき
る状態になった時、他の複数のワークステーションに対
して自ワークステーションに対するメールデータの有無
を問い合せる問い合せ信号を夫々送信する問い合せ手段
と、 他のワークステーションから上記問い合せ信号を受信し
た際に、当該ワークステーションに対応するメールデー
タが上記記憶手段に記憶されている場合は、そのメール
データを上記記憶手段から読み出して当該ワークステー
ションに送信する応答手段と を具備したことを特徴とする。
に接続し、各ワークステーション間でメールデータの転
送を行なうメールシステムにおいて、 各ワークステーションは、 記憶手段と、 送信対象の相手側ワークステーションがメールデータを
受信できる状態でない場合に上記記憶手段にメールデー
タを記憶させる制御手段と、 自ワークステーションの状態がメールデータを受信でき
る状態になった時、他の複数のワークステーションに対
して自ワークステーションに対するメールデータの有無
を問い合せる問い合せ信号を夫々送信する問い合せ手段
と、 他のワークステーションから上記問い合せ信号を受信し
た際に、当該ワークステーションに対応するメールデー
タが上記記憶手段に記憶されている場合は、そのメール
データを上記記憶手段から読み出して当該ワークステー
ションに送信する応答手段と を具備したことを特徴とする。
次に、本発明のメールシステムについて図面を参照して
説明する。
説明する。
第1図に本発明のメールシステムの構成ブロック図を示
す。ローカルエリアネットワーク7は,一般的には同一
敷地内或いは本社と各支店を結合するデータ通信回線で
あって各ワークステーション,例えば,AとBは,いわゆ
るOAシステムであって人間とシステムの接点となるマイ
クロコンピュータ,或いはパーソナルコンピュータであ
る。このワークステーションはディスプレイやキーボー
ドを含み,文書編集やグラフィック機能に加えて電子メ
ール機能を有している一般的なコンピュータシステムで
ある。すなわち,入力部としてキーボード1,出力部とし
てCRT2,及び外部記憶装置3がI/O制御装置4により制御
されている。更に主記憶装置5を有し,前期主記憶装置
5にはメールデータ,及びメールデータを作成するため
のプログラム,或いはメールデータを送信したり,受信
したりするための制御プログラムが格納される。通信制
御装置6は通信技術と計算技術との接点にあたり,ネッ
トワーク7を介して入出力されるメールデータの伝送,
誤り制御,或いは送受信文字のバッファリング等を行う
制御装置である。更に,ROM9は,電源投入時に,各ワー
クステーションを動作可能な状態にするイニシャルプロ
グラムロード(IPL)を働かせるための初期化用のプロ
グラムを有し,オペレーションシステム(OS)を外部記
憶装置3から主記憶装置5にロードするためのプログラ
ムや,ネットワーク7上のアドレス等を管理するデータ
をも格納している。これらI/O制御装置4,主記憶装置5,
通信制御装置6及びROM9の制御は,中央処理装置(CP
U)8によって行われる。このような構成からなる各ワ
ークステーションはローカルエリアネットワーク7に複
数接続されている。例えば,ワークステーションBは第
1図に示すように,ワークステーションAの構成と等価
なものとなっている。
す。ローカルエリアネットワーク7は,一般的には同一
敷地内或いは本社と各支店を結合するデータ通信回線で
あって各ワークステーション,例えば,AとBは,いわゆ
るOAシステムであって人間とシステムの接点となるマイ
クロコンピュータ,或いはパーソナルコンピュータであ
る。このワークステーションはディスプレイやキーボー
ドを含み,文書編集やグラフィック機能に加えて電子メ
ール機能を有している一般的なコンピュータシステムで
ある。すなわち,入力部としてキーボード1,出力部とし
てCRT2,及び外部記憶装置3がI/O制御装置4により制御
されている。更に主記憶装置5を有し,前期主記憶装置
5にはメールデータ,及びメールデータを作成するため
のプログラム,或いはメールデータを送信したり,受信
したりするための制御プログラムが格納される。通信制
御装置6は通信技術と計算技術との接点にあたり,ネッ
トワーク7を介して入出力されるメールデータの伝送,
誤り制御,或いは送受信文字のバッファリング等を行う
制御装置である。更に,ROM9は,電源投入時に,各ワー
クステーションを動作可能な状態にするイニシャルプロ
グラムロード(IPL)を働かせるための初期化用のプロ
グラムを有し,オペレーションシステム(OS)を外部記
憶装置3から主記憶装置5にロードするためのプログラ
ムや,ネットワーク7上のアドレス等を管理するデータ
をも格納している。これらI/O制御装置4,主記憶装置5,
通信制御装置6及びROM9の制御は,中央処理装置(CP
U)8によって行われる。このような構成からなる各ワ
ークステーションはローカルエリアネットワーク7に複
数接続されている。例えば,ワークステーションBは第
1図に示すように,ワークステーションAの構成と等価
なものとなっている。
次に各ワークステーションの動作を詳細に説明する。各
ワークステーションは,まずメールデータの作成を行
う。メールデータはキーボード1から入力され,オペレ
ータがCRT2を見ながら対話型形式で行われ,主記憶装置
5に作成される。作成されたメールデータが非常に小さ
い場合には,主記憶装置5内でのみ格納されるが,メー
ルデータが大きくなった場合には,メールデータの一部
を外部記憶装置3に退避して必要な時に主記憶装置5に
ロードして送信の準備を行う。このように作成されたメ
ールデータを送信する場合には,通信制御装置6を介し
てネットワーク7に与え,送信相手ワークステーション
に通信することになる。作成されたメールデータを相手
ワークステーションに送信する場合,相手ワークステー
ションが前記メールデータを受信できる状態にある場
合,すなわち,電源がオン状態で,ログインされてお
り,故障がない状態である場合には,第4図に示す送信
シーケンスに従ってメールデータの転送が行われる。例
えば,1次局のワークステーションAから2次局のワーク
ステーションBにメールデータを転送する場合を以下に
示す。
ワークステーションは,まずメールデータの作成を行
う。メールデータはキーボード1から入力され,オペレ
ータがCRT2を見ながら対話型形式で行われ,主記憶装置
5に作成される。作成されたメールデータが非常に小さ
い場合には,主記憶装置5内でのみ格納されるが,メー
ルデータが大きくなった場合には,メールデータの一部
を外部記憶装置3に退避して必要な時に主記憶装置5に
ロードして送信の準備を行う。このように作成されたメ
ールデータを送信する場合には,通信制御装置6を介し
てネットワーク7に与え,送信相手ワークステーション
に通信することになる。作成されたメールデータを相手
ワークステーションに送信する場合,相手ワークステー
ションが前記メールデータを受信できる状態にある場
合,すなわち,電源がオン状態で,ログインされてお
り,故障がない状態である場合には,第4図に示す送信
シーケンスに従ってメールデータの転送が行われる。例
えば,1次局のワークステーションAから2次局のワーク
ステーションBにメールデータを転送する場合を以下に
示す。
CPU8は作成用プログラムを動作して外部記憶装置3上に
記憶されているファイルをアクセスして,キーボード1
とCRT2を用いて対話形式でメールデータを作成する。こ
のメールデータは主記憶装置5内に存在するメールデー
タ送信制御プログラムにより通信制御装置6に与えら
れ,ネットワーク7を介して目的とするワークステーシ
ョンに送信される。この時メールデータを送信するため
の送信シーケンスがある。
記憶されているファイルをアクセスして,キーボード1
とCRT2を用いて対話形式でメールデータを作成する。こ
のメールデータは主記憶装置5内に存在するメールデー
タ送信制御プログラムにより通信制御装置6に与えら
れ,ネットワーク7を介して目的とするワークステーシ
ョンに送信される。この時メールデータを送信するため
の送信シーケンスがある。
第3図はメールデータが受信側で許可される場合の送受
信のシーケンスを示す。1次局のワークステーションA
から2次局のワークステーションBにメールデータを送
信する場合,まずワークステーションAは接続要求信号
30を目的とするワークステーションBに対して送信し,
相手ワークステーションBから接続応答信号31を受信す
る事により相手ワークステーションBとの接続が完了す
る。メールデータ送信ワークステーションAは,もし,
受信許可応答信号を受け取ると送信できることになり,
メールデータ34をワークステーションBに送信する。A
からBにメールデータのすべてを送信し,そのすべてを
ワークステーションBが受信すると,受信したことを示
すメールデータ受信応答信号35をBからAに送る。この
信号をAが受信すると,送信が終了するので,完了通知
信号36で相手ワークステーションBに送信完了を通知
し,ワークステーションAは完了応答信号37を受け取っ
て通信経路の結合状態から遮断する。
信のシーケンスを示す。1次局のワークステーションA
から2次局のワークステーションBにメールデータを送
信する場合,まずワークステーションAは接続要求信号
30を目的とするワークステーションBに対して送信し,
相手ワークステーションBから接続応答信号31を受信す
る事により相手ワークステーションBとの接続が完了す
る。メールデータ送信ワークステーションAは,もし,
受信許可応答信号を受け取ると送信できることになり,
メールデータ34をワークステーションBに送信する。A
からBにメールデータのすべてを送信し,そのすべてを
ワークステーションBが受信すると,受信したことを示
すメールデータ受信応答信号35をBからAに送る。この
信号をAが受信すると,送信が終了するので,完了通知
信号36で相手ワークステーションBに送信完了を通知
し,ワークステーションAは完了応答信号37を受け取っ
て通信経路の結合状態から遮断する。
一方,ワークステーションAからBにメールを転送しよ
うとした場合に,送信エラーとなる場合について説明す
る。メールデータを送信する相手側のワークステーショ
ンBがメールデータを受信できない状態とは,電源が投
入されていない状態,電源が投入されているが論理的に
ネットワーク7に接続されていない状態,ワークステー
ションBがただ1つの仕事しか実行できないシングルタ
スクシステムですでに自分のプログラムを実行している
状態,あるいは,ワークステーションBが故障して動作
不能状態である。このように相手ワークステーションB
が受信不可能な状態にある場合に,ワークステーション
Aからメールデータを送信しようとしても送信エラーと
なる。第4図に示すように,送信シーケンスにおいて1
次局のAから2次局のBに接続要求信号50を与えても2
次局のワークステーションBから応答がなく,1次局のワ
ークステーションAは内部のタイマの働きによりタイム
アイト信号を検出することになる。本発明では,このと
きまず,送信エラーを起したワークステーションAは,
メールデータを自分の外部記憶装置3にスプールアウト
する。そして,このような状態から相手ワークステーシ
ョンBが送受信可能なアクティブ状態となった場合Bは
他のワークステーションに対してメールデータの送信要
求を行う。
うとした場合に,送信エラーとなる場合について説明す
る。メールデータを送信する相手側のワークステーショ
ンBがメールデータを受信できない状態とは,電源が投
入されていない状態,電源が投入されているが論理的に
ネットワーク7に接続されていない状態,ワークステー
ションBがただ1つの仕事しか実行できないシングルタ
スクシステムですでに自分のプログラムを実行している
状態,あるいは,ワークステーションBが故障して動作
不能状態である。このように相手ワークステーションB
が受信不可能な状態にある場合に,ワークステーション
Aからメールデータを送信しようとしても送信エラーと
なる。第4図に示すように,送信シーケンスにおいて1
次局のAから2次局のBに接続要求信号50を与えても2
次局のワークステーションBから応答がなく,1次局のワ
ークステーションAは内部のタイマの働きによりタイム
アイト信号を検出することになる。本発明では,このと
きまず,送信エラーを起したワークステーションAは,
メールデータを自分の外部記憶装置3にスプールアウト
する。そして,このような状態から相手ワークステーシ
ョンBが送受信可能なアクティブ状態となった場合Bは
他のワークステーションに対してメールデータの送信要
求を行う。
今,ワークステーションBの電源が投入され,しかも,
論理的にネットワーク7に接続され,シングルタスクシ
ステムにおいては,実行中のプログラムが終了し,故障
していた場合には,故障から解除された状態になった場
合,すなわちワークステーションBがアクティブ状態に
なった場合を想定する。ワークステーションBがメール
データを受信できる状態に復帰した場合に,Bは論理的な
回線接続の状態になるタイミングを利用して外部記憶装
置3内にあるメールデータ受信制御プログラムを主記憶
装置5内にロードして実行する。そして,ワークステー
ションBは前記メールデータ受信制御プログラムによっ
てネットワーク7に接続されているすべてのワークステ
ーション,例えばワークステーションAに対し,自ワー
クステーションBに転送しようとしていた前記メールデ
ータが送信側ワークステーションAの外部記憶装置3内
にスプールアウトされているかどうかを問い合せる。問
い合せた結果,例えば,相手ワークステーションAにス
プールアウトしているメールデータが存在する場合に,
前記ワークステーションBは相手側ワークステーション
Aにメールデータの送信を要求する。すなわち,本発明
ではメールサーバを必要とせず,しかもメールデータの
再送を試みる制御を必要とせず,メールデータの受信側
ワークステーションBからネットワーク上に接続されて
いる全ワークステーションに対して,例えば,ワークス
テーションAに対してメールデータの送信要求を行うこ
とを特徴としている。
論理的にネットワーク7に接続され,シングルタスクシ
ステムにおいては,実行中のプログラムが終了し,故障
していた場合には,故障から解除された状態になった場
合,すなわちワークステーションBがアクティブ状態に
なった場合を想定する。ワークステーションBがメール
データを受信できる状態に復帰した場合に,Bは論理的な
回線接続の状態になるタイミングを利用して外部記憶装
置3内にあるメールデータ受信制御プログラムを主記憶
装置5内にロードして実行する。そして,ワークステー
ションBは前記メールデータ受信制御プログラムによっ
てネットワーク7に接続されているすべてのワークステ
ーション,例えばワークステーションAに対し,自ワー
クステーションBに転送しようとしていた前記メールデ
ータが送信側ワークステーションAの外部記憶装置3内
にスプールアウトされているかどうかを問い合せる。問
い合せた結果,例えば,相手ワークステーションAにス
プールアウトしているメールデータが存在する場合に,
前記ワークステーションBは相手側ワークステーション
Aにメールデータの送信を要求する。すなわち,本発明
ではメールサーバを必要とせず,しかもメールデータの
再送を試みる制御を必要とせず,メールデータの受信側
ワークステーションBからネットワーク上に接続されて
いる全ワークステーションに対して,例えば,ワークス
テーションAに対してメールデータの送信要求を行うこ
とを特徴としている。
この場合,第5図に示すフローチャートに従って,各ワ
ークステーションは動作することになる。第5図におい
て,まず送受信可能な状態になったワークステーション
Bはメールデータが存在するかどうかの問い合わせをネ
ットワーク7に接続させたすべてのワークステーション
に対して問い合せの送信要求信号を送出する。前記要求
信号に対する応答を受信した結果,もし,ネットワーク
が,例えば他のワークステーションAに,スプールアウ
トされているとするならば,メールデータをワークステ
ーションAから受信し,その後,ネットワーク7上の全
ワークステーションに対して前記問い合せを終了して良
いかを示す信号を検出する。そして,終了していれば,
動作終了とするが,終了していなければ,再びこの動作
フローを最初から実行することになる。また,ワークス
テーションBが他のワークステーションの外部記憶装置
にメールデータがスプールアウトされているかどうかを
要求したときに,各他のワークステーションからの応答
信号を受けてスプールアウトのメールデータがない場合
には,メールデータの受信は当然行われず,ネットワー
ク上の全ワークステーテーションに対して問い合せ終了
を実行する。ワークステーションBからの要求に対し
て,例えばワークステーションAがこれを受け,該ワー
ステーションBにスプールアウトしていたメールデータ
を送信した後は,スプールアウトしていた前記メールデ
ータを消去する。
ークステーションは動作することになる。第5図におい
て,まず送受信可能な状態になったワークステーション
Bはメールデータが存在するかどうかの問い合わせをネ
ットワーク7に接続させたすべてのワークステーション
に対して問い合せの送信要求信号を送出する。前記要求
信号に対する応答を受信した結果,もし,ネットワーク
が,例えば他のワークステーションAに,スプールアウ
トされているとするならば,メールデータをワークステ
ーションAから受信し,その後,ネットワーク7上の全
ワークステーションに対して前記問い合せを終了して良
いかを示す信号を検出する。そして,終了していれば,
動作終了とするが,終了していなければ,再びこの動作
フローを最初から実行することになる。また,ワークス
テーションBが他のワークステーションの外部記憶装置
にメールデータがスプールアウトされているかどうかを
要求したときに,各他のワークステーションからの応答
信号を受けてスプールアウトのメールデータがない場合
には,メールデータの受信は当然行われず,ネットワー
ク上の全ワークステーテーションに対して問い合せ終了
を実行する。ワークステーションBからの要求に対し
て,例えばワークステーションAがこれを受け,該ワー
ステーションBにスプールアウトしていたメールデータ
を送信した後は,スプールアウトしていた前記メールデ
ータを消去する。
このようにメールデータ受信側ワークステーションBか
らネットワーク上に接続されている全ワークステーショ
ンに対してメールデータ送信要求を出す方式では,各ワ
ークステーションは自分の仕事をしている間に送信要求
を受けることになり,その要求に従ってメールデータの
転送を実行しなくてはならない。そのため,全ワークス
テーションはマルチタスクシステムの機能を有する必要
がある。
らネットワーク上に接続されている全ワークステーショ
ンに対してメールデータ送信要求を出す方式では,各ワ
ークステーションは自分の仕事をしている間に送信要求
を受けることになり,その要求に従ってメールデータの
転送を実行しなくてはならない。そのため,全ワークス
テーションはマルチタスクシステムの機能を有する必要
がある。
そこで,次の実施例は,メールデータ受信ワークステー
ションがシングルタスクシステムである場合について説
明する。シングルタスクシステムでは電源が投入されて
おり,ログイン状態であり,故障もない状態であっても
自分のプログラムを実行している間は,メールデータに
対しては受信不可能な状態となる。このようなシングル
タスクシステムでは前記プログラムが終了しなければ,
メールデータの受信ができないことになる。そこで本シ
ステムではこのようなシングルタスクシステムにおいて
もプログラム実行の開始直前と終了直後においてのみ前
記メールデータの送信要求信号を出すようにしている。
また,シングルタスクシステムにおいては電源が投入さ
れてIPLを実行し,終った直後にメールデータの送信要
求信号を出すようにしている。このシングルタスク方式
に従うフローチャートを第6図に示す。第6図におい
て,受信側シングルタスクシステムとしてのワークステ
ーションは,電源がオン状態になると,まずIPLを実行
する。IPL実行が終了した時点で,ネットワーク7に接
続されたすべての他のワークステーションに対してメー
ルデータの送信要求を行う。そして他のワークステーシ
ョンにおいてメールデータがあれば,このメールデータ
を受信する。次に前記シングルタスクシステムにおいて
は,IPL実行後は,コマンドモードになり,オペレータか
らのいろいろなコマンドを受け付けることができる。そ
して,オペレータあるいはユーザのプログラムを実行す
ることになるが,そのプログラムの実行を行う前に再度
ネットワーク7に接続された他のワークステーションに
対してメールデータの送信要求を行う。メールデータが
あれば,メールデータを受信する。そしてプログラムの
実行を行い,実行直後において再びネットワーク上の他
のワークステーションに対して再びメールデータの送信
要求を行い,メールデータがあればこれを受信し,コマ
ンドモードにもどってこのフローを繰り返すことにな
る。このようなフローに従えば,ネットワークの送受信
制御や転送に対する効率を低下することなく,シングル
タスクシステムのワークステーションをメールシステム
としてネットワークに結合させることができる。
ションがシングルタスクシステムである場合について説
明する。シングルタスクシステムでは電源が投入されて
おり,ログイン状態であり,故障もない状態であっても
自分のプログラムを実行している間は,メールデータに
対しては受信不可能な状態となる。このようなシングル
タスクシステムでは前記プログラムが終了しなければ,
メールデータの受信ができないことになる。そこで本シ
ステムではこのようなシングルタスクシステムにおいて
もプログラム実行の開始直前と終了直後においてのみ前
記メールデータの送信要求信号を出すようにしている。
また,シングルタスクシステムにおいては電源が投入さ
れてIPLを実行し,終った直後にメールデータの送信要
求信号を出すようにしている。このシングルタスク方式
に従うフローチャートを第6図に示す。第6図におい
て,受信側シングルタスクシステムとしてのワークステ
ーションは,電源がオン状態になると,まずIPLを実行
する。IPL実行が終了した時点で,ネットワーク7に接
続されたすべての他のワークステーションに対してメー
ルデータの送信要求を行う。そして他のワークステーシ
ョンにおいてメールデータがあれば,このメールデータ
を受信する。次に前記シングルタスクシステムにおいて
は,IPL実行後は,コマンドモードになり,オペレータか
らのいろいろなコマンドを受け付けることができる。そ
して,オペレータあるいはユーザのプログラムを実行す
ることになるが,そのプログラムの実行を行う前に再度
ネットワーク7に接続された他のワークステーションに
対してメールデータの送信要求を行う。メールデータが
あれば,メールデータを受信する。そしてプログラムの
実行を行い,実行直後において再びネットワーク上の他
のワークステーションに対して再びメールデータの送信
要求を行い,メールデータがあればこれを受信し,コマ
ンドモードにもどってこのフローを繰り返すことにな
る。このようなフローに従えば,ネットワークの送受信
制御や転送に対する効率を低下することなく,シングル
タスクシステムのワークステーションをメールシステム
としてネットワークに結合させることができる。
[発明の効果] 本発明は、メールサーバが必要なく、また一定時間毎に
メールデータの再送信を試みるというポーリング動作を
行なう不要もなく,メールデータの転送を効率よく行な
うことができるメールシステムを提供することができ
る。
メールデータの再送信を試みるというポーリング動作を
行なう不要もなく,メールデータの転送を効率よく行な
うことができるメールシステムを提供することができ
る。
第1図は本発明のメールシステムを説明するシステム構
成図, 第2図(a)は従来のメールサーバを持つメールシステ
ムの構成図, 第2図(b)はメールデータのスプール機能を有し,再
送制御を有する従来のメールシステムの構成図, 第3図は受信ワークステーションが正常な場合における
本発明の送信シーケンスを示す図, 第4図は本発明におけるメールデータ送信時のエラー発
生に対するシーケンスを示す図, 第5図は本発明のメールデータ送受信制御装置における
マルチタスク機能を有するワークステーションの送受信
制御装置のフローチャート, 第6図は本発明のメールデータ送受信制御装置における
受信ワークステーションがシングルタスク機能のみを有
している場合のメールデータ送受信制御のフローチャー
トである。 1……キーボード, 2……CRT, 3……スプールアウト可能な外部記憶装置, 4……I/O制御装置, 5……主記憶装置, 6……通信制御装置, 7……ローカルネットワーク, 8……中央制御装置(CPU), 9……ROM, 21……ローカルネットワーク, 22……メールサーバ, 23……ワークステーション, 24……メールデータをスプールアウトできる外部記憶装
置,
成図, 第2図(a)は従来のメールサーバを持つメールシステ
ムの構成図, 第2図(b)はメールデータのスプール機能を有し,再
送制御を有する従来のメールシステムの構成図, 第3図は受信ワークステーションが正常な場合における
本発明の送信シーケンスを示す図, 第4図は本発明におけるメールデータ送信時のエラー発
生に対するシーケンスを示す図, 第5図は本発明のメールデータ送受信制御装置における
マルチタスク機能を有するワークステーションの送受信
制御装置のフローチャート, 第6図は本発明のメールデータ送受信制御装置における
受信ワークステーションがシングルタスク機能のみを有
している場合のメールデータ送受信制御のフローチャー
トである。 1……キーボード, 2……CRT, 3……スプールアウト可能な外部記憶装置, 4……I/O制御装置, 5……主記憶装置, 6……通信制御装置, 7……ローカルネットワーク, 8……中央制御装置(CPU), 9……ROM, 21……ローカルネットワーク, 22……メールサーバ, 23……ワークステーション, 24……メールデータをスプールアウトできる外部記憶装
置,
Claims (1)
- 【請求項1】複数のワークステーションをネットワーク
上に接続し、各ワークステーション間でメールデータの
転送を行なうメールシステムにおいて、 各ワークステーションは、 記憶手段と、 送信対象の相手側ワークステーションがメールデータを
受信できる状態でない場合に上記記憶手段にメールデー
タを記憶させる制御手段と、 自ワークステーションの状態がメールデータを受信でき
る状態になった時、他の複数のワークステーションに対
して自ワークステーションに対するメールデータの有無
を問い合せる問い合せ信号を夫々送信する問い合せ手段
と、 他のワークステーションから上記問い合せ信号を受信し
た際に、当該ワークステーションに対応するメールデー
タが上記記憶手段に記憶されている場合は、そのメール
データを上記記憶手段から読み出して当該ワークステー
ションに送信する応答手段と を具備したことを特徴とするメールシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60219653A JPH0697446B2 (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | メールシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60219653A JPH0697446B2 (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | メールシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6278658A JPS6278658A (ja) | 1987-04-10 |
JPH0697446B2 true JPH0697446B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=16738876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60219653A Expired - Lifetime JPH0697446B2 (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | メールシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0697446B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54124902A (en) * | 1978-03-23 | 1979-09-28 | Fujitsu Ltd | Data transmission-reception system |
JPS58144943A (ja) * | 1982-02-24 | 1983-08-29 | Ricoh Co Ltd | 文書作成通信端末装置 |
JPS6039943A (ja) * | 1983-08-12 | 1985-03-02 | Fujitsu Ltd | デ−タ転送方式 |
-
1985
- 1985-10-02 JP JP60219653A patent/JPH0697446B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6278658A (ja) | 1987-04-10 |
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